2022-03-30
「風雲!たけし城」の新作が来年アマプラで配信されるそうですね。
…yukkun20は若い子なのでよく知らないんですけど、35年くらい前に放送された、視聴者参加型のアトラクションバラエティーですよね。ビートたけしとたけし軍団が守る城を、参加者がアトラクションをクリアして攻め落とすというコンセプトで、今でいうところのSASUKEとかに近い番組でした(もっとふざけてましたけど)。
yukkun20は水の飛び石を渡っていく「竜神池」(中にいくつか発泡スチロールで水面に浮かんでいるだけの石があり、それを踏むと当然水に落ちる)が好きでした。子供の頃住んでいた家にそっくりの飛び石があって、そこでよくごっこ遊びをしたものです。最終戦の水鉄砲の撃ち合いは、たけし軍団と視聴者側の水鉄砲の性能さに、子供心ながら理不尽さを覚えたりもしました。懐かしいなぁ…
言うてもこのご時世ですからコンプラでゴリゴリに削られてしまいそうですけど、どうにか当時を思い起こさせる番組にしてもらいたいものです。
2022-03-29
いやーまさかコメントでネタにした途端に来るとは…
「左門くんはサモナー」でおなじみの沼駿先生が、来週発売のジャンプで読み切りを掲載されるそうですね。これは久々にジャンプ購入してアンケートはがき出さないといけないやつか…!
沼駿先生はyukkun20一押しの漫画家で、「左門くんはサモナー」ですっかりファンになってしまったのですが、その後読み切りが単発であっただけで、ここ2年以上は音沙汰もなかったので本気で心配してたんですよねー。ご無事で何よりです。とりあえず現時点で最新の読み切り「金と愛と私」へのリンクを貼っておきます。この作品も沼駿ワールド全開なので、もしピンとくるものがあれば、「左門くんはサモナー」もよろしくお願いします。あれ打ち切ったジャンプ編集部はマジ許せん。
いつも言っていますが、yukkun20は主線の太い絵と、ひねった台詞回しが大好きなので、沼駿先生はどストライクなんですよ。あーまじ来週楽しみ。
2022-03-28
トラスト、1周目クリアしました。嫁(フレデリカ)ルートだったんですけど、最後は物悲しい感じでしたね…人々の幸せのために戦ったフレデリカ自身は幸せになれたのか…。あとベネディクトの有能さはさすが。2周目は嫁を裏切るロランルートに行こう。
さて、sasaさんもコメントでご紹介くださいましたが、閃の軌跡アニメの続報が来ましたね。
主人公・ラヴィ、かわいいですね。正統派美少女だと思います。軌跡シリーズで金髪碧眼は珍しい…と思いましたけど、そういえば最新作に登場したアニエスもそうか。考えてみると雰囲気もちょっと似ている気がしますけど、さすがに考えすぎですかね。
アニメの放送は、2023年初旬という事なので、2023年冬か春アニメになりそうですね。長くてもあと1年待てばいいのか…楽しみです。
2022-03-27
コトヤマ先生の「だがしかし」のアニメがdアニメに帰ってきたみたいです。
これは朗報ですね。
「だがしかし」は少年サンデーに掲載されていた漫画で、誰もが知っている駄菓子の豆知識などを学びながら、テンションの高い登場人物(おもに巨大お菓子メーカーのご令嬢・ほたる)の巻き起こすハチャメチャを楽しむ作品です。まあいつも言っているとおり、真のヒロインは主人公に好意を寄せる少女・サヤ師なのだが!
サヤ師のかわいさについては↑のエントリでどうぞ。
コトヤマ先生が現在連載中の「よふかしのうた」もシリアスで面白いんですけど、刺さるヒロインはいないんだ…。アニメ第3期まだ?
2022-03-26
アトリエシリーズ25周年を記念して、ポップアップショップが開催されるそうです。店舗は秋葉原ですが、事前通販も始まってますよ!
25周年か…。yukkun20は一応初代マリーのアトリエもプレイしている身ですけど、こういう異色の作品が四半世紀を超えて生き残ってくれたということは本当にありがたいですね。ガストは(会社としては)なくなってしまいましたけど、コエテクのなかで生き続けるのだ!永遠にな!
今回は25周年ということで、シリーズ作品すべてのグッズが出るみたいです。( ゚д゚)ハッ!もしかしてウィルベルさんのグッズも出るのでは!?
なかった…
わかるよ。ナンバリングタイトルが23もあるから、主人公だけグッズ化するのが精一杯ですよね…ウィルベルさんあんなにかわいいのに(まちがいなくyukkun20のRPG歴代ヒロインベスト10には入ってます)グッズめちゃくちゃ少ないんだ…。というかyukkun20は一つも持ってない。PCの壁紙を未だにウィルベルさんにしているくらいにはファンなのに。
とりあえずネルケのアクスタを買っておくか。ネルケも好きなんですよ。
まあうちのネルケさんはウィルベルさんコスを常時着せていましたけどね!
2022-03-25
トラスト面白いですねぇ。キャラの育成の幅は狭いのですが、おかげで全員一芸特化型になっていて、どのキャラでも輝けるというゲームバランスはなかなかのものだと思います。しかし1周目ハードノーデスしてる人はすごいですね…yukkun20はノーマルノーデス狙いですが、ハードノーデスはとても達成できる気がしません。
さて、そんなトライアングルストラテジーですが、近日中に関連書籍が2つ出ます。
1つは公式攻略本ですね。こちらは購入する予定です。ユニット解説とか世界設定解説が充実しているといいなぁ。攻略サイトが山ほどあるこのご時世、公式ならではの情報の充実に期待したいんですよ。
もう1つはアートブックですね。こちらもちょっと気になっています。ドット絵好きですからね。今作のドット絵もよく出来ていて感激しました。ただフルアーマーの敵モブとかはユニットがどっち向いているかわかりにくいことがあったかな。まあ向いている方向に矢印が出るのでほとんど支障はないのですが。味方は一目でキャラがわかるよう差別化がされていて、ちょこまか動いているのを見るだけで楽しいです。
発売日は4/1です。電子版出ますように。
2022-03-24
現在トラストは1周目の第19話(全20話)です。このゲーム、キャラコンプには最低4周必要なんですが、心の赴くままにプレイしていたら選択肢をミスって、5周コースになってしまった…まあ面白いからいいんですけど。
さて、エンスカイさんからワートリの新グッズが出ますね。
このシリーズは全32キャラとかなり充実していますね。女性キャラも(それなりに)多めですし。国近さんや加古さんがグッズ化されるのは結構レアなのではないでしょうか。しかし…
今回の千佳ちゃんはかわいすぎませんかね。最近ワートリのグッズは、いろんな服装をしたものも多いんですけど、結局千佳ちゃんは隊服が一番かわいいのだ。ということで即買い。
2022-03-23
ちょっとバタバタしていたので更新はお休みします。
そういえばDQ11Sは失われし時を求めたところです。…これ、タイムスリップしたわけじゃなく、世界を巻き戻したっていうことは、これまで幾多の苦難を乗り越えてきた仲間たちは消えてしまったっていうことでいいんでしょうか。そうだとしたらこの先世界が救われても素直には喜べないような…まあこの問題はこの手の物語にはつきものなのでしょうがない所もあるんですが。この先何らかのフォローがあるといいなぁ。
トラストもようやく最後のストーリー分岐を越えました。ベネディクトの中の人(上田燿司さん)の演技が良すぎる…。という過去の作品は声優さんの演技がみんな良くて、ストーリーはかなり長いんですけど、それを「聞かせる」力がありますね。
2022-03-22
予告通り、「両手いっぱいに芋の花を」の攻略パーティを紹介します。後述する攻略サイトの推奨パーティそのまんまなのですが、これは偶然です…ウィザード軸に火力と安定性を両立すると(※アーチェさんのファンとしてウィザードは外せません)、このパーティに行き着く気がするんですよね。あまりほかの職業は使っていないのですが。
ちなみに2022/4のアプデで酸の雨や氷柱が弱体化しています。このページはアプデ以前の情報基準なので、その点はご注意ください。
パーティ紹介
前衛:ナイト
外見
顔色が悪いのはダークエルフだからです。元ネタはご存じサモンナイト4です。
通常ポムニットさんをベースにすると種族はウッドエルフでもよかったのですが、ほかの2キャラはウッドエルフなので差別化のために半魔バージョンにしました(余談ですが、このゲームはキャラグラフィックがアイコンとしても使われるので,3人の容姿をなるべくばらした方がプレイしやすいと思います)。
装備
片手斧/片手槌+盾+重装。
基本的にタンク要員なので、守備力重視の構成です。武器は大体片手斧の方が片手槌より火力が高いのでそちら優先でいいのですが、打撃が効く骸骨などが多いフロアでは槌の方がいいかもしれません。
スキル
最終的なスキル構成は↑の通り。優先すべきスキルは、
- 重装修練・盾修練…序盤のガードはスタミナ不足になりがちなので、Lv1だけでもとっておきたい
- 挑発/口上…仲間に攻撃が飛ばないようにするための優秀なスキル。中盤までにはほしい
- 庇護…アタッカーが狙われているときでも、アタッカーが防御して瞬間火力が落ちるのを防止できる優秀なスキル
- 盾の突進…出が早く、敵をスタンさせられる。ボス戦で有効
必須なスキルが少なめなので、技能ポイントが余ったら各スキルのレベル上げに使えばいいと思います。ほかのスキルはなくてもなんとかなりますね。大防御はスタミナの代わりに精神を消費するので、スタミナ不足だけどどうしてもガードしたいときにあると便利かも(ナイトの精神力は余りがちなので)。
中衛:シャーマン
外見
元ネタはシュタゲ。当然ヒューマンにすべき…なのだが、本作のヒューマンはかわいさが足りないので、かわいさ優先でウッドエルフ。
科学大好きっ子をシャーマンという職に就けたことは猛省。
装備
両手槍+中装。
後述するとおりこのゲームは刺突属性が群を抜いて強いので、装備は槍で。シャーマンは本来サポート的な役割が期待されていますが、精神力が少なめでスキルを乱発するとすぐ息切れするので、ザコ戦では通常攻撃もそれなりに大事です。このパーティだと大体最初に精神力切れになることが多い。スキルの関係で両手槍+中装は必須。
スキル
- 中装修練…とりあえずLv1はほしい。
- 酸の霧…シャーマンの存在意義。刺突属性のダメージを2倍にするデバフを付与できます。ボス含め効かない敵がないのが強い。自身の槍と組み合わせてもそれなりですが、ウィザードの氷柱との相性が良すぎます。多少刺突属性に耐性がある敵でも強引に撃破できる火力を持たせられます。
- 足払い…出が早く、ボスでもスタンさせられる優秀な技。他の職のスタン技に比べて、修得までに必要な技能ポイントが少ないのもいいです。ただし両手槍装備が必要で、浮いている敵には無効なのは要注意。
- トランス…この中では優先度は低めですが、味方単体の火力を40%も上げられる壊れスキル。言うまでもなくウィザードに付与するのがベストです。タンクの庇護と同時期に取ると、防御力が死ぬというデメリットを気にせず使用できます。酸の霧とも効果が重複するので、ウィザードが隆起あたりを2ターン詠唱している間に両方とも付与すれば勝ったも同然。
- 活力の水薬…1人のスタミナを全回復できるスキル。タンクが忙しすぎて構えなおす暇がなくても安心。
回復スキルは基本的にほぼ役に立たない(このゲームでは体力の回復が必要になった時点で完全に押されている)のでほぼいらない気がします。召喚されたミニオンを消滅させる帰還はピンポイントで役に立つことがあるかも。
後衛:ウィザード
外見
元ネタは言うまでもなくTOP。魔女っ子なので帽子をかぶせてみました(※アーチェさんが外伝以外で魔女帽をかぶったことはありません)。
洋服はデフォルトカラーのほかに、赤系、青系、黄系が選べるのですが、これは赤系。地味ですけど、この世界の染色技術レベルを考えると鮮やかな赤が難しいのは納得。
装備
杖+軽装。
スキルの都合上これ一択。防御力は一撃で死なない程度あればOK。基本的に攻撃を受けてはいけないですが、どうしても受けることはあるので、即死しない程度には…
スキル
- 氷柱…ウィザードの生命線。シャーマンの酸の霧との相性が良く、最序盤に手に入る「凍てつくワンド」で威力を上げられ、後述する「水の書」を修得すれば消費スタミナと消費精神が1になるので戦闘中に構え直さなくてもいいと至れり尽くせり。最優先だが当面Lv1でOK。
- 水の書…水属性のスキルの消費精神を-1するスキル。氷柱をとったらほしい。その他の○の書も他の属性術の修得に合わせて取得したいところ。
- 火球・石つぶて…氷柱には劣りますが、パーティに不足しがちな火炎属性と打撃属性をフォローできる優秀な術。多少の耐性差なら酸の霧+氷柱の方が強いですが、シャーマンの精神の低さからザコ戦で酸の霧を連発するわけにはいかないので出番はあります。燃費の悪さは最後までつきまとい、ボス戦で連発はできない感じ。ちなみに風の刃は斬撃属性ですが、経験上刺突・火炎・打撃が3つとも効かない強敵はいないので、優先順位は低いです。
- 魔法使いの詠唱術…杖を装備するだけで、魔力を最大で70%も上げられる随一のぶっ壊れスキル。yukkun20は最初スキルリストが4ページ目があるのに気づかず進めていたのでこのスキルも中盤でとったのですが、その火力に唖然としました。基本ステータスが上がってくるほど恩恵が大きいので、中盤頃にはほしいところ。
- 魔力温存…精神を最大で+18できる、これもこれでなかなかのぶっ壊れスキル。ザコ戦で氷柱を連発しても、精神が尽きることはなくなるでしょう。シャーマンの精神力が保つ長さと同じくらい保つように少しずつレベルを上げていくとムダがないです。
- 炎の壁…挑発で攻撃を集めているナイトに付与すると面白いように敵が倒れていくスキル。通常攻撃メインのザコ(蜂系とか)が大量に出現したときに有効。
その他メモ
役立つNPCの居場所
- 鍛冶職人…鉄と引き換えに装備を強化してくれます。広葉樹林の奥地地下1階広場。
- 皮職人…毛皮と引き換えに防具をくれます。2つ引き換えると攻略に必要なアイテムをくれます。場所は同上。
- 石細工職人…石と引き換えに装備をくれます。2つ引き換えると攻略に必要なアイテムをくれます。広葉樹林の奥地地下2階(地下1階南広場近くのエレベーターで降りた先)。
- 染色職人…特定のアイテムを持っていると、服装のカラーリングをデフォルトカラー、赤系、青系、黄系に変更できます。広葉樹林の奥地地下4階。
- 調髪職人…髪型、ヒゲ、毛の色を変更できます。渓流のほとり中層。
その他役に立ちそうな情報
- 拠点からダンジョンに入るとき、カーソルを動かさなくてもZRトリガーでダンジョン選択画面を呼び出せます
- 戦闘中、コマンド選択画面でXボタン(NSWはYボタン)を長押しすると、魔物の情報が見られます
- ウィザードのスキル「凍結」は、敵の行動より早く命中させるとそのターンの行動をキャンセルさせられ、さらに次のターンも行動不能にできます(敵の行動より遅いと、次のターンのみ行動不能)。敵が呪文を詠唱しているときなど、遅い行動をしているときに狙うとお得
- 体験版から製品版にデータを引き継ぐと、Steamのライブラリでのプレイ時間は製品版のみの時間が表示されますが、ゲームのセーブデータでは通算のプレイ時間が表示されます(クリア画面で表示されるのも通算の時間)
- 調査隊の名称は、セーブデータ選択画面で「管理」を選ぶと変更できます。もっとも、セーブデータ画面以外でこの名前が出てくることはありませんが。
おすすめ攻略サイト
2022-03-21
パーティ編成とダンジョン探索、どちらも面白いDRPGが名作でないわけない。
両手いっぱいに芋の花を
プラットフォーム |
Steam / Nintendo Switch |
|
ジャンル |
RPG |
価格 |
1.870円(税込) |
公式 |
なし |
プレイ時間 |
16時間(1周目+実績コンプ) |
タイトル画面?はこんな感じ(体験版の画面ですが、製品版も同じです)
続きを読む(ネタバレ注意) »
ストーリー
- 世界的な大災害により、土壌が汚染され、食糧危機が広がる時代。遺跡を探索し、遺物を発掘する調査隊の一員として、島の遺跡を探索し、その中にあると言われる植物の種を見つけましょう。汚染された土壌でも育つ芋なら、人類を救えるかも…
この世界は割と何度か人類絶滅の危機を乗り越えてます
- DRPGですし、物語も短編なので、ストーリーもフレーバー程度かな…と思っていたのですが、しっかりとしたバックボーンが用意されていて、遺跡に潜るモチベーションになっていたのはよかったと思います。遺跡を探っても、出てくるのは昔の取引書類とかばっかりなんですが(なので盗掘にもあわずに残ってたんでしょうね)、その書類を元に、種がありそうなあたりをつけてどんどん奥に潜っていくのはなかなかに楽しい体験でした。自分たちの知らない所で、この調査プロジェクトが潰されそうになったりもするんですが、それも意外な方法で解決したりして、小気味いい短編小説を読んでいるような感がありましたね。エンディングも爽やかでした。
システム
- 基本的には迷宮に潜って探索し、拠点に戻って回復する、の繰り返しです。
- 最初のチュートリアルを除いてパーティにユニークキャラはおらず、全員キャラメイクをしていくことになります。キャラは「名前」「ビジュアル」「種族」「職業」などを自由に設定することが出来ます。特にビジュアルや種族はかなりのパターンが用意されていて、髪型や髪色、目の色など細かい所まで自由にすることができます。種族ごとに男性っぽい種族や女性っぽい種族など偏りがあったのがちょっと残念だったかな。せっかくならどの種族にも男性型と女性型2つ用意してもらえるとうれしかったです。ただそれを差し引いてもキャラ作成の自由度はかなりものもだと思います。ちなみに職業以外、攻略には一切影響しません。
ゴブリンとかドワーフとか、ファンタジーではおなじみの種族満載です
- スキルは職業依存です。職業は8つあるのですが転職することはできません。どうしても違う職を使いたい場合は新しいキャラを作成することになります。ただこのゲームは取得経験値のレベル補正が大きいので、新規キャラでもレベリングはさくさくです。
- ダンジョンマップは、オートマッピングです。マップは明るい所(明かりの直下)でしか見られないのですが、手元のたいまつをともせばいつでも見られるので不便さを感じることはありませんでした。マップ自体もよく出来ていて、NPCやモンスターの配置、施錠扉の開閉状況などがすぐわかるようになっています。マップを呼び出すと最初は2Dで表示されるんですけど、これ実は3Dマップなんですよね。回転させれば段差もきちんと確認できてすごく見やすかったです。こういうDRPGは珍しい。
マップを呼び出すとこういう感じに表示されますが…
こんな風にぐりぐり動かすことができます
- 攻略には関係がないのですが、時折迷宮のなかで見つかるコレクションアイテムは拠点に自動的に飾られていきます。殺風景だった室内がどんどん賑やかになってくれるのもちょっとうれしいですね。
中盤ではこんな感じです。壁や棚に飾ってあるのがコレクション。
- 迷宮はオーソドックスな3Dダンジョンです。迷宮内にもあまり複雑な仕組みはなく、一方通行、鍵付扉、隠し扉のほかに、探索に役立つギミックが多少ある感じです。敵はシンボルエンカウントのみです。後述する仕様のため、あまり長く探索はできず、こまめに拠点に帰る必要があるのですが、数回バトルすれば、そこまで直行できるショートカットが解放される、の繰り返しなので、前回探索した所まで戻るのが面倒…ということはありませんでした。
- 迷宮内は全体的に薄暗いですが、持っているたいまつをともせば明るくなります。しかしたいまつには効果時間があり、それが切れると真っ暗になります。暗い所ではマップも読めません。迷宮には各所に灯台があり、そこに火をつけると永続的な明かりになってくれるので、見つけたらともかく火をつけましょう。たいまつも、こまめに付けたり消したりしていれば余裕で持つと思います。yukkun20自身、たいまつ切れで帰還したのは1回だけでした(それもつけっぱなしなのを忘れて歩き回ったのが原因)。そうやって迷宮の隅々を明るくしていくのも楽しい。
- ダンジョンの数もフロア数も少なめ(10を超えるくらい)ですけど、鍵やキーアイテムが手に入るたびに行動できる範囲が広がり、繰り返し同じフロアを探索することになるので、数字以上のボリュームがあるように感じました。
キャラクター
- 登場人物には、ダンジョンでいろんなお手伝いをしてくれるNPCが数人います。あまりセリフはないのですが、それぞれそれなりにいろんな思いがあって迷宮探索に来ていることがわかります。彼らは装備品を作ってくれたり、アイテムを売ってくれたりしてくれます。
- そして一番主人公がお世話になるNPC「チーフちゃん」のことを忘れてはいけないでしょう。彼女はこの調査隊のリーダーを務めるダークエルフの少女(年齢は知りませんけど、自分のことを「姉ちゃん」と一度呼んでいたので、見た目通りの年齢でない可能性もあるな…)です。彼女は主人公たちが迷宮に行くときはいつも入り口あたりまで来て見送ってくれますが、足手まといになるからと決して迷宮の奥には入りません。最初は、実働部隊でもない彼女が何でリーダー?と思ってました。しかし…
どんな敵だろうと、即座に遠距離通信で情報を教えてくれます。敵を知り己を知れば百戦あやうからず!
地元民との関係も大事にして、積極的に交流しています(中央がチーフちゃん)。そのおかげで地元民から支援を受けられることも。
- そのほか見つけた文献の解読や、潰されそうなプロジェクトの新スポンサー探しなど、切った張ったしかしない実働部隊よりよほどお仕事しているのである。なのに仲間たちへの気遣いを忘れず、プロジェクトが成功した後も、可能ならこれからも一緒に探索がしたいな…なんて言ってくれるめちゃいい子なんです!
エレベーターで地下に向かう仲間に手を振ってくれるのもポイント高い
戦闘
- モンスターはすべてシンボルエンカウントです。シンボルは迷宮の特定の位置に見える形で存在していて、こちらが接触する前に敵の名前とレベルを確認することができます。前述の通り暗闇の中を探索することもありますが、そのときもモンスターは確認できるので、不意打ちされる心配はありません。また迷宮の構造によりますが、敵の横や背後から接触すると先制攻撃が可能なので、あえて強敵を避けて迂回路を探すのも手です。一度倒したモンスターは、拠点に戻るまで復活しないので、道に迷ってもイライラ度は低めでした。
敵はどこかユーモラスな感じですが、適正レベルだとどの敵もなかなかの歯ごたえです
- 戦闘では、まず味方キャラの行動を決定します。このとき、敵がとろうとしている行動は事前に完全に開示されているため、それを見て、こちらの動きを決めることができます。
- 全員の行動を決定し終えると、味方前列→中列→後列→敵1列目→2列目…という順番で、0.3秒刻みで行動が始まります。しかしスキルの中には、予定時間より早く行動できるもの、遅くなるもの、行動から効果発動までに時間がかかるものなどがありますし、また敵の行動をキャンセルさせるスキルがあったり、大ダメージを与えると敵の行動を遅延させたりもできるので、それを計算に入れて行動する必要があります。敵が強力な攻撃を放とうとしているとき、先に殴って倒してしまうか、それとも守りを固めるかという選択を常に迫られることになります。
中盤以降は敵味方の行動順のタイムラインが表示されるようになるので、ちゃんと見ておきましょう。
- 敵にも味方にも、「体力」(赤いゲージ)、スタミナ(緑のゲージ)、精神(青のゲージ)が存在します。
- 「体力」はいわゆるHPで、これがなくなると0になります。このゲームは敵の火力が非常に高く、適正レベルだとタンクですら敵の攻撃を数回受けると死にます。全員体力が0になるとゲームオーバーです(といっても拠点に戻される以上のペナルティはないので、強そうな敵でもとりあえず戦ってみるの精神は大事)。
- そこで、狙われているキャラは防御をするのが重要です。このゲームの防御は非常に優秀で、ダメージをほとんどカットすることができます。じゃ狙われているキャラは防御、狙われていないキャラが攻撃すればいいのでは?と思うかもしれませんが、そうはいきません。キャラは行動するたびに「スタミナ」を消費します。スタミナが不足しているとガードしても割られてしまいます。スタミナを回復させるには、構えなおすというコマンドを使います。これでスタミナは全快しますが、構えなおし中は完全に無防備になるので大変危険です。調子に乗ってガードを連発したり、狙われてないからといって攻撃ばかりしていると、いざ攻撃が飛んできたときにガードできず命に関わります。なので敵の隙を見て構え直すことも必要です。パーティ3人で、攻撃、防御、構えなおしといろいろ忙しく、戦闘には緊張感がありました。
- また各キャラは職業に応じたスキルを修得しますが、それを使うには「精神」(いわゆるMP)を消費します。「体力」「スタミナ」は戦闘が終了すると全快しますが、「精神」は探索中にはほぼ回復する手段がないので、基本的にはMPが尽きたら帰還という事になるでしょう。このゲームはショートカットが豊富なので探索中は精神不足はあまり気にならないのですが、ボス戦では精神をどう節約するかが結構重要になります。
敵も全く同じルールで動いているので、敵が構えなおしているときはこちらのチャンス!
- 戦闘中でも、いわゆるモンスター図鑑は自由に見られる(Xボタン(NSWはYボタン)長押し)ので、弱点を忘れたときも安心。攻撃は、「斬撃・風」「打撃・地」「刺突・氷」「火炎」「薬毒」の5種類あるので、敵に合わせて弱点を狙っていきましょう。このゲームは弱点補正やバフデバフ補正が非常に大きいので、うまくかみ合えば格上の敵でも余裕で食えます。
総評
- 最初は雰囲気だけで体験版をDLして始めたのですが、1時間経つ頃にはすっかりこの世界にはまって抜け出せなくなっていました。
- ストーリーも結構面白く、戦闘も独特で楽しく、レトロ風でありながらもシステムは最新のものが搭載されています。ストレスに感じそうなところも意識的に排除されていて、これまでプレイしたコンシューマーのDRPGに勝るとも劣らない名作だったと思います。これが2000円を切る値段で遊べるのは破格だと思いますので、DRPG好きにはぜひプレイしてほしいですね。
- 製品版にデータを引き継ぐことのできる体験版も無料配信されていますので、気になる方はそちらを。体験版と言いつつも、がっつり5時間くらい、つまり全体の1/3くらいはプレイできるので、十分このゲームの楽しさは伝わると思います。実績コンプも容易なので、そちらのコレクターにも安心です。
体験版の範囲をクリアしたときの状態はこんな感じ。ちなみに本編クリア時のレベルは42でした
- 近いうちに、「ぼくのかんがえたさいきょうのぱーてぃ」の企画をやるつもりです。(まあ↑のとおりですけど)
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