2021-04-07

【Webコミック】星界の紋章 第39話 レビュー

コミックス最終巻の発売が迫っていますが、ここに来て更新来ましたねー。

星界の紋章 第39話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

スポール准提督に回収されたラフィールとジントは、ようやく当初の目的地である帝都に到着します。そしてそれは、ラフィールとの別れが近づいていることを意味していました。

初めて紋章Ⅲを読んだ時は、帝都がこの称号を失う日を目の当たりにするとは思いませんでした。今となってはこの短い文章も心に染みますね…

帝都に到着したのも束の間、ラフィールとジントは皇帝陛下の要請で帝宮に向かうことになります。

そういえばアーヴの赤ちゃんのビジュアルってあまり登場してませんね。断章「誕生」で見たことはありますけど、これは貴重なカットです。ところで、子供の世話をしているアーヴの服が軍衣っぽいけど、育児園って軍事施設なんですかね。それともスペースルックって大体みんなこんな感じになるんでしょうか。

謁見の広間では、ラフィールの祖母ラマージュ皇帝、父ドゥビュース、弟ドゥヒールが待っていました。そしてラフィールを無事に連れ帰ったことについて、ジントに深い感謝を言い表します。

あら弟殿下かわいい。アニメ版でも美少年でしたが、米村版はさらにかわいく感じますね。この子があんなひねた青年になるなんて…(ひねたわけではない

まあジントは仕方ない。なんせ目の前に居るのは人類宇宙の中でも最上位のVIPたちですからね。ぶっちゃけ貴族社会で育ったわけでもないのにジントは立派だったと思いますよ。

というわけで、今回は個人的に好きな場面の一つ、ジントの謁見シーンでした。原作で言うと、紋章Ⅲのpp.204~217ですね。原作の残りページはあと43ページ。話数的にはあと2回分ですけど、コミックス発売に間に合うのかな?もしかすると来週怒濤の更新があるかも知れませんね。期待しています。

今回の殿下

ジントに帝都を褒められてまんざらではない顔の殿下。もっとジントの心を読んであげて!

うっかり失言でジントを傷つけてしまったことをちょっぴり(多分)後悔している殿下。

※画像は第39話より引用


2021-01-12

コミックス「星界の紋章」最終巻が3/12発売予定

ガレ魔女ですが、今日はのっけからエレベーターが見つかり、30分くらいで一気に730階まで進めました。これで進捗率20%か…意外と順調そうです。

さて、現在好評連載中の「星界の紋章」ですけど、最終8巻は3/12発売予定だそうですね(※確認したらこれ去年の情報だったみたい…今さらですみません)。

7巻は36話までです。ページ数は164ページ、つまりこれまでと同じ厚みなので、おそらく5話収録ですね。現在公開済みで単行本未収録の話は2つなので、あと2ヶ月で3話公開されるってことか…。これは楽しみです。

しかしこれの連載が終わると、また一つ星界関係の話題が減ってしまうな…。戦旗のコミカライズも期待していいんですよね?というか期待しているのはノールさんの活躍なのだが。


2020-12-10

【Webコミック】星界の紋章 第38話 レビュー

本年2回目の更新来たぞー!

星界の紋章 第38話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

大分間が開きましたが、ようやくラフィールとジントが戦火飛び交うクラスビュールを脱出したところですね。水素を燃やして飛ぶ船(棺桶)で。

さてクラスビュールの軌道上を制圧したスポール准提督ですが、敵軍の大多数は地上に展開しているので、軌道上からちまちま敵をたたくことにします。ひゃっはー!敵軍がゴミのようだ!

とはならないのが星界軍のえらいところ(言うほどか?

それはそうとスポールさんさすがにスタイルがいいですね。でも軍服の肩が張り出ているせいで、バブリーな感じがするw

そんな暇を持て余しているスポール准提督の元に、面白い報告が飛び込んできます。

はいおもちゃ発見。帝国が成立する前から微妙な関係にあるスポール一族とアブリアル一族。からかいがいのあるアブリアルの若造を見つけたスポールはしぶしぶ…ではなく嬉々として彼女を旗艦に招きます。

まあ蹂躙戦が大好きな准提督がどの口でお淑やかって言ってるんだって感じですけど…

お互い様か。ジントはもう少し真剣に聞いてるふりをしろ(笑)

まあここからはスポール准提督の独擅場でした。この面白さを文章で要約するのは無理なのでぜひマンガか原作小説をご覧ください。ジントを褒めているふりをして間接的にラフィールを褒めているふりをしながら実はラフィールをディスっているという超高等テクを披露されては、そりゃ殿下もこの顔になるわ。

この撃沈したゴースロスの航行日誌に対してスポールたちが敬礼するシーン、原作でも好きなシーンだったんですけど(その直前までスポールがおふざけをしているのでギャップにぐっときます)、アニメではたしかカットされてたんですよね。米村先生がきちんと描いてくださってうれしかったです。

新たな任務に向かうスポールとはお別れ、次はいよいよ帝都ラクファカール、つまりジントの当初の目的地ですね。この長かった旅もいよいよ終焉です。…来年中には終わるかな?

今回の殿下

スポールから早速からかわれて、憤然と敬礼を解いた殿下。頭の形が丸いとちょっと子供っぽい感じがして可愛いですよね。

スポールに婉曲に罵倒されて、これまでないくらいの凄惨な表情を浮かべる殿下。このページ含めて3ページくらいずっと殿下が三白眼になってるのが笑えます。

かっこよくない台詞を言う時もポージングに余念のない殿下。

スポールの別れ際のボケに、思わず普段使わない擬音を使ってまでツッコんでしまった殿下。このマンガで「バッ」っていう書き文字が出てくるの珍しいですよね。そのシーンがここでいいのか(笑)

宇宙に戻っていつも通り、ちょっとツンケンした殿下。やっぱり殿下は不機嫌なお顔も麗しいですね。

※画像は第38話より引用


2020-12-07

「星界の紋章Ⅰ~Ⅲ」と「星界の戦旗」Ⅰ~Ⅳの英語翻訳版がKindleで発売中

yukkun20も全然気付いていなかったのですが、星界の紋章と星界の戦旗が英訳され、Kindleで発売されていますね。現在戦旗4までですが、5も来年2月には発売予定とのこと。

yukkun20は以前、英語のペーパーバック版を購入したことがあります。

…が、このときとは翻訳が異なっているようです。例えば紋章Ⅰの出だしですが(※日本語訳はyukkun20が適当に付けました)、

  • 日本語版:よく晴れた星空。見つめていると、満天の星に吸いこまれてしまいそうだ。
  • PB版:Wow.Jinto Linn marveled at the night sky.It’s incredible.(「うわぁ、すごいや」ジント・リンは夜空を見て驚いた。)
  • Kindle版:The night sky was nigh cloudless.Staring up at the heavens on a night like this evoked the sensation they might just suck up its hapless spectators.(雲がほとんどない空。こんな夜に空を見上げていると、まるで空が不運な観客を吸い込んでしまうような感じがした。)

と、比較的原文に近い訳になっている感じがします。

またPB版もKindle版も、アーヴ語をそのままアルファベットに翻字するのではなく、英語の発音に併せて直していますが、その際の表記には違いがあります。

  • 日本語版:ジント・リン/アーヴ語(アルファベット表記):Ghintec Linn
  • PB版:Jinto Linn
  • Kindle版:Jint Lynn

まだサンプル部分しか見てないんですけど、これ真面目に読んだら面白そうだなぁ…。年末年始に星界辞典に和英辞典機能を搭載するのも面白そうですけど、真面目にやると何年もかかりそうなのでとりあえず保留。ひとまずKindle版を買って一読してみますかね。

ところで戦旗3までのイラストレーターが「Toshihiro Ono」になってるんですがこれは一体…(「小野敏洋」氏は、星界の紋章が初コミカライズされた時の作者)戦旗4と5は「Takami Akai」表記になってるんですけど、赤井先生怒っていいと思いますよ!


2020-06-10

【Webコミック】星界の紋章 第37話 レビュー

米村先生の素敵な告知イラストが見られて二度美味しい。

星界の紋章 第37話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

今回も美麗な殿下イラストからスタートです。この角度のカットは珍しいですね。ところで以前から気になっていたのですが、殿下の耳の上に見える部品はなんなのでしょうか。ジントを見る限り頭環とは思えないけど…

さて、人類統合体軍から逃げるラフィールたちが、マルカたちに案内されたのは葬儀場でした。クラスビュールの葬儀は、遺体を宇宙に打ち上げる方法で行うので、その打ち上げ装置を使ってラフィールたちを宇宙にいる星界軍の元まで送り届けるという作戦ですね。

アーヴ語には軌道アルネーという単語はない…はず。おそらく軌道塔アルネージュの誤植だと思います。アルネージュの語源は「あららぎ」(古語で塔のこと)一語なので、アルネーで切るのはおかしい…んじゃないかなぁ。

ジントは作戦にドン引きですけど、殿下は予想通りといったご様子ですね。普通に考えると地獄への片道切符なのに、さすがアーヴは動じないッ!

そんな愁いに満ちた横顔で言ってもだめだお(笑)どうやら現状を認識していなかったのは殿下の方のようです。なおジントが怒られた。

現代に生きる我々からすると至極まともなロケットですが、アーヴの面々には受けが悪かったようです。

1つ前のコマといい、葬儀屋いい顔してるなぁ。やっぱり家主のイスを取られたのをまだ恨んでいるのでしょうかw

二人は覚悟を決めて、棺桶ロケットに乗り込みます。

この二人、めっちゃいい顔してますよね。アニメ版でも印象的なシーンでしたけど、コミック版はまた少し印象が違います。こっちの方がなんとなく殿下らしい気がする。

そして原作ではジントの台詞だけで流されたこのシーン、まさかぐりぐりシーンをマンガ版の演出として入れてくれるとは!神か。

追いついてきた人類統合体軍も、予想外の展開にただロケットを見送るしかありませんでした。

というわけで、長かったクラスビュール編もこれにて完結ですね。次回は久々にあのお方が登場ですよ!yukkun20的には原作3巻のクライマックスはむしろ次回だわw

今回の殿下

クラスビュール式の葬儀場に初めてやってきて興味津々の殿下。お嬢様っぽくていいですね。

棺桶が操縦できないことを知って、たっぷりのタメで驚きを表現する殿下。リアクションまで4コマ(この3コマ+もう1コマ)は使いすぎでしょ。

ジントがせっかくうまく言おうとしたのに、胸ぐらつかんで噛みつく殿下。デフォルメ顔も可愛いですね。その前のコマのむっつり顔もいいけど、これが今回のベストショットかな。

自分も結構驚いてるけど、ジントがそれ以上に驚いているのでリアクションを放棄した殿下。なんちゅー目をしてるんだ(笑)

そしてラストのグリグリ殿下ですね。ジントめ…うらやましい。いや、ジントはこのときのラフィールの表情は見えなかった(中は真っ暗という設定なので)はずだから、むしろ読者でよかったと言うべきか。

※画像は第37話より引用


2020-06-08

コミック「星界の紋章」が6/10更新予定!

昨年12/18に更新されて以来半年が経とうとしていましたが、コミックメテオ様で連載中の「星界の紋章」が6/10に更新予定ですー!ヤッフー!

米村先生のTwitterでも情報が流れてなかったから危うく見逃すところでした…。10日には感想更新する予定です。


2019-12-24

星界BD-BOX発売記念コラム公開中 いよいよ明日発売ですよ!

いよいよ明日発売の星界BD-BOXですが、なんと一日早く届いたー!どうしたAmazon!?やればできるじゃねーか。

…が、不在だったので受け取れず。おい○○○の宅急便!いつもは事前に時間帯指定の連絡くれるのになんで今回はいきなり来たんじゃい!せっかくフライングレビューしてやろうと思ってたのに…

それはさておき、星界Webに森岡先生、アニメの長岡監督、コミカライズの米村先生の鼎談が掲載されています。

米村先生がTwitterでおっしゃっていたとおり、結構新しい情報も多いですね。

長岡 ああいう世界観なので、画面にあるものすべてデザインが必要なので(笑)。資料写真を渡して、こんなのでお願いってわけにいかない。ワンシーンしかでてこないキャラとかメカもおざなりにできない。設定がないと描けないので。ざっくり描いて、あとで作監でディティールアップしてとかいろいろ試したんですけど。やっぱり最初っから設定を作らないと画面がもたない。

※上記リンク先より引用(以下同じ)

世界設定自体のフィクション性が高い作品はアニメ化までが大変だってよく言われますよね。星界はメカの外見に関する説明代わりとあっさり風味なので、監督も大変だったでしょうね。

米村 森岡さんは平面宇宙のビジュアルイメージってあったんですか?

森岡 ビジュアルイメージといわれると凄く困りますね。我々が知覚できるのは四次元時空までなので、平面宇宙そのものはこの宇宙の外側みたいなものって設定しましたけど、そこがどんなビジュアルなのかと言われると(笑)。平面宇宙という異質な世界の中に我々の四次元時空の粒が浮かんでいるということにした。

長岡 それを我々は画面に映しださないといけない(笑)。

丸投げだー!(笑)
yukkun20もアニメのおかげで、平面宇宙がどういうものなのか理解できるようになりました。

森岡 時空泡の大きさは質量によって決まるんです。時空泡の質量は外からの観察でわかるんですけど、その中がどんな内訳、突撃艦がたくさんいるのか、輸送艦とその護衛なのか、はたまた戦列艦なのかはわからない。

この「時空泡の大きさは質量によって決まる」という設定は初出のような気がする。時空泡は外からは素粒子にしか見えないので、この場合の「大きさ」というのは時空泡内にいる人間から見た見かけ上の大きさのことですね。

米村 自分の時空泡の中に敵の時空粒子が質量として残るのかどうかってことですよね。敵の質量を抱え込んでしまう。

森岡 そうですね。時空泡発生機関がなくなると時空泡を保てなくて、時空粒子になってしまう。

米村 敵を抱え込んだままだと残骸の時空粒子分の質量が増大して動きにくくなってしまうんで、相手が身動きとれなくなった時点で時空分離、ですよね。

森岡 そうですね。抱え込んだ時空粒子を吐き出す手段はないか。

森岡先生のお言葉に疑問を差し挟むのは恐縮なんですけど、戦旗Ⅳの40ページでフリーコヴが爆散した敵の質量を時空泡から発散するシーンがありますよね。

森岡 赤井さんもモブからなにから全部は無理なんで、自分のところのスタッフに脇役系は振ってて。例によってデザインには一切口を出さないと決めてたんですが、クファデスだけは最初のデザイン案が非常になさけない感じだったので「すみません、アーヴって全員美形という設定がありますんで、ちょっとこれだけはもう少しなんとかしていただけないかと」って口を出した覚えがあります(笑)。

クファディスは相変わらずおいしい役どころだなぁ。

長岡 『星界』はね、役者の力がめちゃくちゃ大きいんですよね。それももともとのセリフが面白いからですけど。つまんなかったらそもそもカットしますけど、ぜんぜん切れないくらい面白いんですよね、森岡さんの書くセリフって。

森岡 ありがとうございます。

米村 マンガでも、どこを切ってどことつないでマンガ用の長さに合わせようかと検討したんですけど、やっぱり切れないんですよ。セリフの組み立てを分解しちゃうとキャラが崩れちゃうんで。読者もセリフの組み立てが変わっちゃうとダイジェストに感じるんじゃないかと思うんですよね。

コミック版でも、原作の台詞がほとんど切られずに収録されてるんですよね。これはかなり珍しいことだと思います。でも森岡先生の台詞はどこも切れないというのはよく分かる。

長岡 Blu-ray BOXが沢山売れたら、ほんとに続編の話がリアリティをもってくるんでしょうか(笑)?

森岡 いやぁ、原作者としては沢山の人に見てもらいたい。そしてアニメが続くならこんなにうれしいことはないとしか言いようがありませんが(笑)。

長岡 せっかくコミカライズが続いてて、米村さんのかっこいメカがあるんだから米村メカで新作をやらせてくれないかな(笑)。

米村 うれしいですね(笑)。

長岡 リブートで『紋章』から作り直させてくれないかな。特に『紋章』は原作3冊分を1クールにしちゃってるんで、もっと絵にしたいところが沢山ある。『戦旗Ⅲ』でも演習のシーンを全部端折っちゃったんで、あれも作り直せるならやりたいし。ダイジェストにはしたくなかったんで苦肉の策としてあの構成だし。それに今の技術なら挑戦したい絵がいっぱいある。

新作でもいいしリブートでもいいので、ぜひお願いします!みんな、BD-BOX買いましょうね!!

森岡 うーん、そうですね。今回のボックス特典の『断章』はジントの修技館時代にラフィールがやってくるというエピソードだったから、同じ方法でなにか…

おお、そうなのか。てっきりジントがスポール一族にひどい目に遭う話かと思ってた。まあラフィールがスポール一族にひどい目に遭わされる予感もしますが。

いやはや、明日届くのが楽しみです。そうか、この年末年始は星界関係の更新と、「風とタンポポ」のレビューもしなければいけないのか…まじで忙しくなりそうです。


2019-12-21

【コミック】星界の紋章⑦ レビュー

このマンガが出ると今年も終わりという感じがしますね。BD-BOXも来週発売ですよ!

星界の紋章⑦

著者:米村孝一郎
レーベル:フレックスコミックス
価格:650円

あらすじ

ジントとラフィールは、逃げ込んだグゾーニュ幻想園で敵軍と大立ち回りを演じることになる。警察隊に逮捕される寸前、反帝国戦線の手引きで辛くも脱出するが、アーヴという種族に激しい憎しみを燃やす人類統合体のカイト憲兵大尉は全軍を上げた執拗な追跡を続行する。

一方、スファグノーフ侯国に帰還した星界軍は、圧倒的な戦力で敵軍を退け宇宙空間を制圧する。反帝国戦線の面々は、ラフィールたちを星界軍のもとへ戻そうと、一計を案じるのだが―

感想

今回は原作小説で言うと第3巻の3分の1から3分の2に当たる部分でした。このペースだと予定通り次巻で完結しそうですね。早くエンディングが見たいような、もっとじっくり楽しみたいような…複雑な気持ちです。

今回はやはり最初の1話しか登場しないのに強烈な存在感を放ったペネージュさんがポイント高いですね。結局口だけで敵軍を降伏させたのだから、ペネージュさんの思うとおりに戦局が動いたと言えなくもない…のに、なぜでしょう、単に彼女が自分の好きなように振る舞っているだけにしか思えない。

後半は久々の殿下大暴れでした。空識覚のおかげでノールックで一撃必殺のレーザーガンをばかすか撃ってくるって敵軍からしたら本当恐ろしいでしょうね…。他方で圧倒的な人員と火力で子供二人を追い回す人類統合体軍の恐ろしさも際立ちました。絵がついたおかげで原作以上に銃撃戦の激しさが伝わってきたと思います。既に宇宙空間を制圧されているのにこの士気の高さは特筆に値しますね。ジントもよくこの戦場を生き残ったよ…。右肩は犠牲になったのだ ジントの主人公補正…その犠牲にな…

表紙は軍服姿で銃を構える殿下、裏表紙はワンピースで斜に構える殿下、カバー裏は月夜にたたずむ軍服姿の殿下とジント、口絵イラストはホテルのソファーでごろごろする殿下とその世話を焼くジントです。特にカバー裏のイラストは格好いいなぁ。ジントの軍服姿は貴重ですが、それ以上に月光のほのかな明かりに照らされる殿下の表情が最高です。

あと森岡先生のコメントに誤字を紛れ込ませたスタッフは絶許(笑)公爵じゃなくて侯爵だっつの。


2019-12-18

【Webコミック】星界の紋章 第36話 レビュー

星界ファンとして、同じ失敗を3度繰り返すわけにはいかないっ…!

星界の紋章 第36話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

今回の表紙絵は米村先生Ver.ではなくアニメVer.の殿下ですね。首回りや頭環の意匠が違います。なんか懐かしいですね。BD-BOXは今月発売ですよ!【PR】

ようやく一息ついたラフィールたちに、マルカたちは本当の名前を尋ねます。ジントが神妙な顔してますけど、自分の名前をどのタイミングで明かそうか悩んでる顔だと思うとちょっとニヤニヤしちゃう。

マルカたちは、ラフィールたちがやんごとなき身分だと知って喜びますが(帝国との交渉材料にしようと思っているため)、ラフィールは帝国を脅迫すると不幸になるよと警告します。脅迫だけだとアーヴの地獄バール・ゲーフには送られないんですかね。

このジントの台詞、原作でも発言者ははっきり書かれてませんけど、多分ミンですよね。ジントでも意味は通りますが…

そうこうしているうちに、警察車両を徴発したカイトたちが追跡してきますが、ミンの隠し持っていた煙幕弾と感知地雷で難なく引き離します。なんだかんだでミンが一番ちゃんとしたテロリストだ。

しかし狂気にとりつかれたカイトはあきらめず、グゾーニュ市に展開する全軍をラフィール捜索に投入します。もうアーヴが地表の攻撃を始めているのに、まさに狂気の沙汰。その目的は、ラフィールとその仲間を処刑することだけです(※違法)

地の利を生かして軍の包囲網を脱出したマルカたちは、葬儀屋の職場―葬儀場にたどり着きました。彼女たちはラフィールに、無事帰国できた暁には、自分たちが自由に出来る宇宙船を用意してもらうという約束を取り付け、中に入ります。ここにはこの状況を打破する奥の手があるようですが―

今回の殿下

相当根に持つ性格の殿下。原作でも「目を輝かし」って書いてある(笑)

かっこいいアクションシーンですが、実はただ地面に素早く伏せているだけの殿下。

コミックス7巻は12月20日発売です。あと前回更新時にヘールビルシュのペーパークラフトも公開されてますよ!

※画像は第36話より引用


2019-12-16

【Webコミック】星界の紋章 第35話 レビュー

前回でもう今年の更新は終わったと思ってたから完全に油断した…Ivanさん、更新教えてくださってありがとうございます。

あ、「風とタンポポ」読み始めました。後書きで森岡先生が「改めて読み返してみると、すごく面白い。」と(自ら)太鼓判を押してくださっているのですが、確かに面白い。森岡先生の妙に現実味のある宇宙描写や、ちょっと洒落た台詞回しなども健在で、これは期待できそうです。

星界の紋章 第35話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

人類統合体の兵士に追われているラフィールたちは、激しい銃撃の中をなんとか走り抜けていきます。

しかしこうやって絵で描かれるとほんとよく生きて突破できたと思いますね。ちなみに乗っている馬のスピードは原作によると時速50キロメートルくらいなのですが、その速度で疾走する四本脚の動物に乗って射撃するとか並みの技量じゃないわ。

そしてようやく遊園地を脱出したラフィールたちですが、そこに待ちかまえていたのはエントリュア率いる警察隊でした。万事休す。

ちなみに日本の場合は取れます。逮捕状には被逮捕者の氏名を記入しますが、刑事訴訟規則142条2項で「被疑者氏名が明らかでないときは、相、体格その被疑者を特定するに足りるでこれを指定しなければならない。」とあり、氏名不詳者でも逮捕状請求書を作成できることになってるからです。

エントリュアの説得もあり、敵軍ではなく領民の警察に身柄を委ねた方がいいと判断したジントたちは投降します。しかし、突然カイトが激高し、ジントに向けて発砲します。このエロ大尉が!

ジントの肩が吹き飛んだー!

一触即発の空気に包まれますが、エントリュアが素早くカイトを拘束したことで、戦闘になることは避けられました。そこに逃げ延びたはずのマルカたちが救援に駆けつけます。

ここのミンの台詞ほんと好き。日常生活でも使いたいですね。

彼らは上空を帝国が再占領したことを知り、ラフィールたちを再び人質にして帝国との交渉材料にするため、危険を冒して戻ってきたんですね。宇宙では星界軍が勝利の舞いワドロス・サーソトを披露しています。ふむふむ(原作読書中)「むっつの光点が複雑な軌跡を描いて集まったり離れたり」するのか…

思った以上に複雑だったー(笑)しかしビジュアル的にはナイスチョイス。さすが米村先生。

しかし諦めきれない敵軍は、エントリュアたちの車両を徴発し、追跡を再開します。

今回の殿下

華麗に銃を撃ちまくる殿下。こうやって見るとドゥビュースさんに似てる気がする。

目の前でジントが撃たれた殿下。原作ではジントの名前を呼んでいましたが、漫画では呼びませんでした。

素手で武装した軍人と戦おうとする殿下と、それを必死に引き留めるジント。普通に考えて、このシチュエーションで素手で襲いかかるっていう選択肢はないですよね。でもジントはラフィールなら絶対そうするという事が分かってるわけです。絆ですねー。

無謀という言葉では表現しきれないくらい無謀な行動に出ようとする殿下。キレすぎ(笑)

この更新があったからか、発売が若干延期されたコミックス7巻は12月20日発売です。

※画像は第35話より引用