2023-09-04
「ライザのアトリエ3」、クリア&トロコンしました。あとはDLCのロスカ島を冒険して終わりかな。終わってみればストーリーはかなり良かったんですけど、やっぱりシステムにあれこれ詰め込みすぎという当初の印象は拭いきれませんでしたね。終盤は大分気にならなくはなったのですが。
さて、11月発売予定のP5Tの先行プレイレビューが来ていますね。
物語は真や春たち3年生の卒業式間近といったところで、ルブランの外は雪景色。ルブラン内にはジョーカーはもちろん、双葉や竜司といった怪盗団メンバーがそろい踏み。
※上記リンク先より引用(以下同じ)
ということはP5のエンディングとエピローグの間の時間軸って事ですかね。
プレミアム体験会のバトルで新たに判明したのは、ステージにさまざなギミックがあるということ。例えばあちこちに置かれた爆弾樽は、攻撃すると爆発して周囲にいるユニットにダメージを与えつつ吹き飛ばします。
味方ユニットが少ないとどうしても戦闘が単調になるので、こういうギミックで変化を付けるのは大事ですね。
合体作業は『ペルソナ5』に引き続き、ベルベットルームの住人であるラヴェンツァ殿(あえて殿をつけさせていただきます)が担当。
ラヴェンツァさんいいキャラだけど出番少なめなのでこれもうれしいところ。
発売がさらに楽しみになりましたね。ひさしぶりのペルソナはやっぱりワクワクします。
2023-06-13
ついに来ましたねー。っていうかP3Pのリマスター必要だったんですかね…
PQみたいなデフォルメキャラを使ったSRPGのようです。…SRPGだと!?ペルソナでSRPGとか俺得すぎない???
キャラのモデリングもかわいいし、アクションはキビキビだし、バトンタッチやら総攻撃やらP5らしいシステムもあるし、あとはストーリーが良ければ言うことなさそう。
2023.11.17にXboxとSteamで発売です。まあ多分PS5とNSWもあとで発表されるんだろうな。購入決定。
P3のリメイクですね。リロードなのは銃型の召喚器とかけてるんでしょうね。グラフィックも時代に合わせてリファインされましたね。
ただ最速インタビューによると、
『ペルソナ3 リロード』は、第一にオリジナルの『ペルソナ3』を現行機種向けにリメイクしようとスタートしたプロジェクトですので、『フェス』で追加された本編の後日談や、『ポータブル』の女性主人公は含まれていません。ただし、『フェス』で追加された本編内の要素が『リロード』にいっさい入っていないというわけではありません。
フェス入ってねーのかよ!?絶望した!ハム子がオミットされたのは若干しょうがないと思うんですけど、yukkun20はフェス未プレイなので期待してたんですよね…ということで様子見。追加要素が充実していれば買いますかね。キタローも続編で復活が示唆されてるし、そろそろいいんじゃないですか?
発売は2024初頭とのこと。
ゲームプレイ予定リスト
- 2022/10 スターオーシャン6 [PS5] 検討中
- 2023/01 魔界戦記ディスガイア7 [PS5] 購入予定
- 2023/05 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム [NSW] 購入予定
- 2023/05 戦場のフーガ2 [PS5] 検討中
- 2023/06 LOOP8 [NSW/PS4] 購入予定
- 2023/06 超探偵事件簿 レインコード [NSW] 購入予定
- 2023/06 ゴーストトリック[NSW] 検討中
- 2023/11 ペルソナ5 タクティカ [未定] 購入予定
- 2024/初 ペルソナ3 リロード [未定] 検討中
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定
2022-06-22
「つながる未来」、クリアしました。思ったより短いストーリーでしたが、本編後の余韻を深めるストーリーで良かったです。本編ではやや中途半端に終わってしまったタルコの物語もきちんと完結したので良かったですね。
さて、ペルソナ25周年を記念して、ペルソナ関連書籍(コミカライズ版、アンソロ、設定資料集、攻略本等)が50~70%OFFの大幅値下げをされて、各電子書籍サイトで販売中です。
期間は6/23、つまり明日までなので、お買い求め忘れの内容にご注意ください。yukkun20もebookjapanでまとめ買いしました。
2021-10-06
PCの調子がかなり悪いんだよな…
Windows11もリリースされるし、これを機に買い替えようかとも思ったのですが、現行機をアプデする時にクリーンインストールすればなんとかなるかな…不具合の原因がハード由来かソフト由来か、うまく切り分け出来てないのでほぼ博打になるんですが。
とりあえず今日Windows11の要件を満たしているかチェックしたら問題なかったので、どうするかもう少し考えよう。
それはさておき、ペルソナ25周年を記念して、ペルソナのアニメ・劇場版が一挙配信中です。
ラインナップは、
- P5A
- P4A
- P4GA
- トリニティソウル
- P3劇場版
のようです。個人的には、P4Aはyukkun20の心で選ぶ名作アニメでランクインさせているとおり大傑作だと思っていますし、P3劇場版もゲームの激情家としては非常に秀逸だと思っていますので、この2作だけでも見ていただきたいですね〈。どちらもゲーム本編をほぼ全て描いていますので、ゲームをプレイしてなくても楽しめると思いますよ。
2021-02-23
せっかくPCが返ってきたのに、今度はPC用のスピーカーが壊れた…メーカーに連絡したら、保証期間も切れてるし、寿命だと思うから買い替えてくださいって言われたorz まだ1年8ヶ月くらいなのに。まあ安いのであまり文句はないんですが。
ちなみに「壊れた」というのは、「突然一瞬だけスピーカーの音量がMAXになる」という迷惑極まりない症状が出るというものなので、心臓に悪いことこの上ないです。早くAmazonで注文しよう。
さて、「ペルソナ」シリーズの過去ライブが、ニコ生で配信されることが決まりました。全編視聴にはプレミアムアカウントが必要です。
yukkun20はあんまり音楽には興味ない人ですけど、2019の「Q番シアターへようこそ」(最下段)を以前視聴したらすごく面白かったので、今回も視聴予定です。ペルソナシリーズは楽曲もいい物が多いですし、ペルソナの音ゲーとか好きな人はぜひご視聴を。
2020-12-29
昨日の続きになります。本日のレビューは黒ウィズ、P5R、#FE、グランディア、P5Sの5本です。
総評は大体以下の通りです。あと☆は★半分の意味。
- ★★★★★★以上…神。人生でベスト10に入るくらいのゲーム。
- ★★★★★…傑作。ハードごと購入してでもプレイする価値のある作品。
- ★★★★…名作。ハードを持っているならぜひプレイすべき作品。または傑作だが人を選びそうな作品。
- ★★★…良作。何か波長が合うところがあれば十分プレイする選択肢に入る作品。
- ★★…凡作。特筆すべき事がない作品。もしくは全体的には良作レベルだが、致命的な問題点がある作品。
- ★…駄作。とても人には勧められない作品。
グランディア本当に良かった…。またグッズ展開してくれないかな。サントラだけじゃ物足りないよ!
2020-08-24
メルルのアトリエ始めました。あかん…これ時間を無限に吸われるやつや…(またか
個人的にはトトリの方がシステム的にはスッキリしていたと思いますが、トトリが世界を受動的に巡る話だったのに対し、こちらは町を発展させていき、能動的に世界と関わっていく話なので、ネルケにも通じる面白さがありますね。②周目限定のイベントもあるようですし、1周目はノーマルエンドでさっさと終わらせて、2周目をじっくりやりこむつもりです。
さて、ペルソナシリーズの音ゲー3作が大幅値引きになりました。
いずれも7000円前後した作品が2000円前後まで値下がりしてます。アトラス思い切ったな。
yukkun20は音ゲー初心者ですが、ペルソナの格好いい楽曲の魅力や、双子のかわいらしいダンス、PSVRでアイギスや風花をじっくり眺めたり、双葉の部屋を荒らしたりすることが出来る(※荒らせません。眺めるだけです)という魅力でかなり楽しませてもらいました。難易度もそれほど高くありませんし、トロコンも容易なので、音ゲーに興味がないというだけでスルーするのはもったいないですよ。
2020-08-01
P5の続編であってP5Rの続編ではないので要注意。

ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
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ストーリー
- あの事件から半年後。それぞれの道を歩み始めた怪盗団の面々は再びルブランに集まり、夏休みの計画を立てていた。そんな折、一同は見知らぬ異世界に入り込んでしまう。そこはかつてのパレスと似ているものの、キングと呼ばれる存在が、人々の願いを奪い取って洗脳するための世界―ジェイルだった。その事件の実行犯として警察から追われる身となった怪盗団は、自らの潔白を存在し、事件を解決するため、各地のジェイルを巡る旅に出かけるのだが
というストーリー。

懐かしのルブランに目頭が熱くなります
- 個人的には、今回の全体的なストーリーはちょっと気になる内容でした。前回はモルガナがパレスのことについて一通りの知識を持っていて、そこでの立ち振る舞いがどういう結果を引き起こすのか事前に予測が立てられていたのですが、今回のジェイルは一行にとって未知の世界なので、行動には慎重さが求められるはずです。それなのに、よく分からないまま手探りで他人の精神世界をいじったり、人々から熱狂的な支持を得ている作家や政治家をすぐ洗脳によるものだと断定してつるし上げにかかったりと、怪盗団の行動が雑というかなんというか。
- また表のラスボスの思想は(以下ネタバレなので反転)、改心のシステム化で、あくまで目に付いた人間を一人ずつしか改心できない怪盗団の活動の規模を拡大しようとしています。その場合の「改心」はあくまで表のラスボスの善悪基準に基づいているので、怪盗団は、それは洗脳であり独裁だと言うんですけど、ラスボスからはお前らのやってることと何が違うのかって当然言われるんですよね。それに対する答えを怪盗団側は出せていなかったと思います。てっきりここで「全会一致」という怪盗団の掟がスポットライトを浴びると思ったんですが。あとこのラスボス、やっていることがP5Rの追加ボスの焼き直しのような。
- それからそのあとに登場する黒幕なんですけど、(同前)その目的は人々の洗脳ではなく、あくまで人々の望みをAIというシステムを介してかなえることが目的になってます。まあその手段を明らかにせず人々を引き込んでいるので、それが正義だとは思えませんが、少なくとも「他人が望まないことを押しつけている」という理由でパレスの主やジェイルの王を断罪してきた怪盗団は、その正義のよりどころを失っているんですよね。そこに対するフォローがなかったのも気になりました。今回は全体的に、怪盗団の独善的…とは言いすぎですが、高校生という若者の人生経験の延長で行動しているところが目立っていたように思います。
- それに細かいところもちょっと気になります。怪盗団がどういう手段で改心行為を行っていたかは警察サイドには把握されているはずです(獅童が改心した状態で逮捕されてますからね)。それなのにその怪盗団のお目付役としてきた善吉が、認知世界について無知っていくら何でも人選ミスでしょ。
- ただ、じゃあストーリーはダメかと言われるとそんなことはないです。東京を離れ、各地をキャンピングカーで回りながら青春を謳歌する怪盗団の面々は見ていてとても楽しかったですし、後述しますが個々素晴らしい出来のエピソードもありました。P5では雨で流れた花火大会や、春がいなかった海遊びなどのイベントもあり、また風光明媚な観光地を眺められるアドベンチャーパートも悪くなかったです。コロナ騒ぎが収まったらぜひ聖地巡礼してみたいですね。

P5ではいなかった面々の浴衣も見られますよ!
システム
- 今回はストーリーは一本道です。ADVパートはフラグを立てながらストーリーを進めるオーソドックスなADV方式で、P5のように行動の選択肢が多いタイプのゲームではありません。本作はアクションゲーなのでこれでいいと思います。

時折入るムービーも出来が良くて見入ってしまいます
- またP5同様、ペルソナの合体・収集が出来るのもうれしいところ。今回はラヴェンツァが優しく手ほどきしてくれるのでありがたいですね(まあ双子も可愛いんですけど、今回は出番ありません)。合体システムはP5に比べると大分簡略化されていますが、そこも本筋とは関係がないので別に問題ないと思います。作中ではあまり説明がないんですが、力の継承を使えばALL99のペルソナを作るのもさほど難しくはないので、育成好きも安心ですね。ただALL99のペルソナを作っても、戦闘が劇的に楽になることはありませんけどね。
- 今回一番気になったのは、ロードの長さです。NSWだからかと思ったのですが、他のレビューを見てるとPS4でも似たようなものみたいですね…。まさか令和の時代になって、ロードの長さにやきもきするとは思いませんでした。特にゲーム起動時、ジェイル進入時、ベルベットルームからの帰還時はひどかったですよ。あとダンジョンを脱出するとアジトではなくアジトの前に飛ばされるのもなんとかしてほしかったです。

アジトにほとんどのシステムが集約されてるんだから、ここに出入りすればよくない?
- UIも、P5に寄せているのは分かるんですけど、残念ながらあの独特なセンスを再現できていません(これ同じUI担当の人が作ったんじゃないですよね?)。残念ながら劣化しているように見えます(yukkun20のようなセンスのない人間が何を言ってるのか)。そしてそれを再現するために、ロード時間が犠牲になっている気さえします。例えばアジトでセーブする場合、セーブ画面の呼び出しは一瞬なんですよね。でもメニューからセーブ画面を呼び出す場合、双葉とネクロノミコンの簡単なアニメーションが表示されるんですけど、そのアニメが中途半端に長いんだよな…。上記の通り一瞬で呼び出す事が技術的に可能なはずなのに、わざわざアニメを見せたいがためにテンポを損なっている感じがします。これも主観かも知れませんが。

タイトル画面からして若干微妙なものを感じる
キャラクター
- PCキャラは全部で10人。これまでの怪盗団の面々8人(ただしナビは操作できない)に加え、善吉とソフィアという新しい仲間が加入しました。各キャラもP5のときから学年が上がり、進学した人もいますが、基本的には高校生だった時のノリを引き継いでいるので、怪盗団のその後を見たい人には十分満足がいくと思います。

春は毒舌&暴走運転手属性が追加されましたw
- そして新キャラですが、このふたりのキャラクターも、その周りのストーリーも、どちらも素晴らしかったです。
- ソフィアは自身の存在意義について悩むという、お馴染みのポジションのキャラです。その展開上、最後は悲しい別れになると覚悟しながらプレイしていたのですが、素晴らしいエンディングで大満足です。あと個人的には、存在意義についてうだうだと悩むことなく、自分なりの答えを見出して前向きに歩むソフィアのキャラクターは結構刺さりましたね。こういうキャラに人生を導いてほしいものです(このゲームから何の教訓も得てない人のセリフ
- 善吉も人間くさくて良かったなぁ。ザ・三木眞一郎氏って感じのキャラで、大人のダメなところと頼れるところを一心に併せ持ったキャラでした。娘と組織と仲間と、いろんなしがらみに絡まれながら、自分なりの正義を模索していく彼の姿には一番感情移入できましたね。彼と怪盗団の絡みをもっと見ていたかったです。

茜ちゃんいい子でしたね。お父さんもがんばれ!
- P5のコミュキャラが惣次郎と冴以外登場しなかったのは泣ける。千早…べっきぃ…

いやそこは頼めよ!
戦闘
- 4人パーティで大量に出現する敵をバッタバッタと倒しながら進んでいくということで、無双系と思われているかも知れませんが、全然違いました。むしろ数の暴力に押し流される系です。難易度NORMALでプレイしているのに、めちゃくちゃ戦闘不能になります。TPを派手につかうとすぐガス欠になってアジトに戻らないと行けなくなります(幸い今作は一日に何度でも潜れるので問題ないですけど)。特にゲーム操作に慣れるまではかなり大変でした。そういう意味で、ペルソナのハラハラするターン制バトルをうまくアクションに落とし込んでいるな、と感心しました。
- 戦闘はこの手のアクションゲームの中ではかなり面白かったです(yukkun20はアクションをほとんどプレイしませんが、少なくともこれまでプレイしたどの無双系よりも面白かった)。中盤以降それなりに堅実に立ち回れるようになったり、ジョーカー以外のキャラの操作もできるようになると面白さがじんわりと分かってきました。ただボスはHPが非常に高いので、若干単調な感じは否めませんでしたけど。補助スキルをもっとガンガン使えば良かったのだろうか。ラスボス戦で初めてその有用性に気付いたあたりが、yukkun20のアクションゲームの苦手さを物語っている気がします。

総攻撃はもうちょっとダメージ倍率高くてもいいような気がした
- ジョーカーはこれまで通りたくさんのペルソナを切り替えながら戦うことになります。ただ戦闘での操作はあまり複雑すぎることはありませんし、ペルソナのスキルを発動する時やアイテムを使用する時は時間が止まるので、あまりせわしない感じはありませんでしたね。

ナビを守りながら戦う「ハッキングバトル」もあります
総評
- そんなわけで、yukkun20が苦手な分野のゲームではありましたが、十分楽しませてもらいました。ただ、ストーリー、システム、バトルのいずれも賛否両論な感じで、ペルソナ信者のyukkun20でも手放しで褒められる出来ではなかったです。
- 一方で、続編から加入したキャラと、前作からの続投キャラの両方がうまく扱えていたのは高く評価したいです。新加入キャラは続投キャラを食うほど目立つこともなく、それでいてしっかり存在感を示し、そしてそれまでのキャラとはまったく違った立ち位置を確立してくれました。かすみとの絡みが見られなかったのはとても残念ですね。

まさか30代?のおっさんのペルソナ覚醒を見ることになるとはw
- そんなわけで、ペルソナが好きでアクションも好きならおすすめできるゲームです。アクションが苦手でも、EASYでさくさく進めることも出来るので、P5のその後が気になる方はぜひプレイしてみてください。トロコンまで行けるか心配?NSW版をプレイすればいいんじゃないかな(放り投げ
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2020-04-29
3年ぶりのP5はやっぱり最高でしたね。P5が出た時から楽しみにしていましたが、期待を裏切らない内容でした。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル
プラットフォーム |
PlayStation®4 |
 |
ジャンル |
RPG |
価格 |
通常版:8,800円(税別)
限定版:13,800円(税別) |
公式 |
P5R – ペルソナ5 ザ・ロイヤル |
プレイ時間 |
1周目:111時間 |

スプラッシュ画面はこんな感じ
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ストーリー
- 冤罪の暴行事件で保護観察処分となり、東京の高校へ転入してきた主人公。彼は奇妙な夢の中で、間近に迫る破滅を回避するため、「更生」を遂げるようにと見知らぬ老人から促される。意味の分からないまま学校に向かう途中、迷い込んだ見覚えのない場所で「怪盗」として謎の力に目ざめた彼は、その力を使えば、歪んだ欲望を持つ大人達を改心させることが出来るという謎の猫・モルガナの言葉に従い、同じく世の中の理不尽に憤る仲間達と怪盗団を結成。世直しに身を投じていく―
というストーリー。
- P3やP4の場合、敵は明確な「悪」で(3の敵は人類を滅ぼそうとしているし、4は連続殺人犯)、主人公側はそれに対する正義に位置づけられていました。今作ではもちろん敵も「悪」なのですが、こちらのしているのも改心という名のある種の洗脳であり、果たしてそれが正義なのかということを常にプレイヤーに問いかける内容になっています。ただその問題については最終的に答えが出されるものの、そこに至るまではあまり深刻なテーマとして投げかけられることはなく、それより敵の理不尽さや残酷さとそれに立ち向かう主人公達の正義にスポットライトが当たっているので、カタルシスという面では問題ないと思います。
- また今回追加された新たなボスは、「悪」というよりは、もう一つの怪盗団のようなポジションになっており、人によっては敵の方に感情移入しやすいかも知れません(かくいうyukkun20もそうでした)。しかしこれも最後はきちんと納得のいく結論が出されています。3学期は蛇足だという感想も時折見かけましたが、P5のストーリーの完成度が高かったから蛇足的に見えるのは仕方ない。個人的には2学期までとはまた違う方向での敵を描いたことで、深みが増していると思います。
- ダークヒーローものなので、P4に比べると全体的に落ち着いたトーンになっています。個人的にはP4の方がストーリーラインは好みでしたが、P5も少し変わった立ち位置ながら少年活劇という基本は外さないものとなっており、非常に楽しめました。
- ストーリー全体も、今の世の中に対する風刺がちりばめられつつ、説教臭いものになっておらず、大人から子供まで十分楽しめる物になってました。P5を2周してアニメも見ましたけど、未だにこのストーリーは飽きが来ないですね。
システム
- 学園生活を送りながら、自由時間で能力を上げたり、仲間と絆を深めたり、ダンジョンに潜ったりといういつものペルソナらしさは健在。特に今回は東京という実在の場所がモデルで、自分も知っている場所が色々登場したので、町の中を走り回っているだけでも面白いです。今作で吉祥寺が追加されましたが、行ったことがほとんどない街だったので、いつか行ってみたくなりましたね。

ついに双子とのデートイベントキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
- とにかくなにもかもスタイリッシュでかっこいい。たとえばダンジョンを潜る時、このゲームは4人パーティなので、プレイヤーが操作する主人公に、3人のキャラがついて移動することになります。でもその3人はただ主人公のあとを付いてくるだけではありません。時には先行して物陰から先を確認したり、宝箱や敵をプレイヤーより先に発見して教えてくれたりします。主人公も移動時にただ走るだけでなく、走りながら手袋を直したり(このアクションがかっこいい)、ドアを開ける時も背中を扉に付けて滑り込むように部屋に入ったりと、いちいち動きが素敵。景色も細かいところまで精緻に書き込まれており、リアリティを生んでいます。
- ポイントはやはりペルソナ図鑑でしょうか。今回も約230体のペルソナを仲間にすることが出来ますけど、それぞれについて詳しい元ネタ解説が付いていて、読み物としても面白い。おなじみペルソナ合体(なぜかギロチンがモチーフ)をうまく使ってどんどん図鑑を埋めましょう。合体後のペルソナは合体前の技を引き継げるため、戦力増強にも役立ちます。しかも今作はペルソナのステ上げが簡単になったので、好きなペルソナで最後まで行くのも現実的になりましたね。
- ダンジョンは基本的に9つ。どれも変わった仕掛けが施されており、謎解きとしての楽しみもあります。ペルソナのダンジョンはとかく単調になりがちだったのですが、今作に限っては全くそんなことはありませんでした。やや冗長だったメメントスも、瞬殺(敵とのレベル差があると、徘徊するシンボルに体当たりするだけで敵を倒せる(経験値やドロップアイテムも取得できる)のおかげで非常に快適に潜れるようになりました。

今回もニャータリーエンジンが火を噴くぜ!
キャラクター
- PCキャラは全部で10人。今回も気のいい仲間達がそろっています(アイツはさておき)。春の出番が遅いのは相変わらず。イベントでの出番もほとんど増えなかったのですが、3学期が出来たことで出番は増えています。10人目の仲間は加入は3学期ですが、初期から結構主人公に絡んでいたので、出番が少ないとは感じませんでした。

追加シーンも自然で、後付けのキャラ感はないです
- PCはほぼ全員、大人達からの理不尽な攻撃にさらされ、それを主人公達に助けられて仲間に加わる、というパターンが多いんですけど、それだけで終わらず、コミュイベントではその後始末にどうやって向かい合っていくのかというところがしっかり描かれていて良かったです。内容も部活、進路、仕事など高校生なら考えなければいけないことばかり。それに悩みながら自分なりの答えを導き出していくというのはありがちなテーマではありますがやはりいいものです。
- PC以外のキャラともコミュがありますが、こちらはなかなかにダメな大人揃いで、そのピンチを毎回ペルソナ能力で解決してあげるという形になっています。でもそのダメさが感情移入しやすいんですよね…。悪徳商法、パワハラ、モンペ、ネット、汚職など、今風のテーマが上手く料理されて組み込まれていて内容も深いんですけど、ああそういうこともあるかも、しかたないなぁ助けてあげようと自然に思わせる内容になってました。

お金払ってるんで仕事してくださいw
- その結果が過去最高の10股である(P5から1股増えました)。ちなみに過去作では何股しようが主人公が痛い目に遭うことはありませんでしたが、今回はキレた女性陣にフルボッコにされるイベントもあるのでフェミニンなあなたも安心です(ちなみに3学期が出来たことでそれをフォローするイベントも追加されました。…フォローできるのは一人だけですけど)。P5同様千早と川上先生が相変わらず好きですが、今回追加されたかすみはyukkun20の好きな礼儀正しい後輩キャラなので、結構愛を注げましたね。ペルソナもかっこいいし。

中の人は松来さんではなくなりました。
戦闘
- シンボルエンカウント制です。ただし敵の索敵範囲が結構広く、また一度見つかると索敵から逃れるのが困難ですし、場合によっては不意打ちを食らいます。アトラスゲーということで当然のごとく敵も味方も高火力なので、先手を譲るとパーティが壊滅しかねません。というわけで基本的に敵に見つからないようこそこそと不意打ちし、先手を取って一気に全滅させるということになります。今回は遠くから不意打ちできるシェネワイヤーというスキルが追加されたので、こそこそ度はちょっと下がったかも。シェネワイヤーはアクションがかっこいいので、ついつい使いたくなりますし。また前述の通り瞬殺があるので、レベル上げや金稼ぎもかなり楽になりましたね。
- 戦闘はこれまで同様オーソドックスなコマンドタイプです。今作は敵の弱点を突くとダウンが奪えますが、ダウンした敵も自分のターンになればダウンから回復してそのまま攻撃を仕掛けてくるため、足止めの意味はありません。従ってダウンさせるメリットは、全員ダウンさせた時に敵と交渉が出来る(もしくは大ダメージを与えられる)ということになります。とはいえ、交渉に成功すると新しいペルソナやレアアイテム、お金などが余分に手に入りますし、また相手のHPがどんなに残っていても戦闘に勝利できるので、むしろダウンの価値は上がっています。敵の弱点を突くには、主人公のペルソナに幅広い属性の術技を持たせるのと、仲間をこまめに入れ替えることがポイントになりますので、キャラもまんべんなく使用できて良かったです。今作から弱点を持たない敵が増えましたが、状態異常になった敵に特定の属性の技を当てることでテクニカルダウンを取れるようになったので、P5より状態異常の価値も上がったのは良かったと思います。

敵の弱点を突いてダウンさせ、仲間にバトンタッチして追撃、が基本。
- ボスはむちゃくちゃ強いということはありませんでしたが(難易度NORMAL)、毎回変わったギミックが用意されているのでだれることなく楽しめました。とはいえペルソナ強化をきちんとしていないと苦戦することも(特に6つめのパレスのボスは詰んだ人も多いのでは)。
- P5ではSPがカツカツでしたが、そのあたりも少々改善されていて、長期戦もこなしやすくなりましたね。

双葉の総攻撃が追加されるなど、細かい修正も入ってます
総評
- ストーリー、キャラ、戦闘と全てが最高峰のすばらしいゲームです。P5RはP5の完全上位互換になっているので、これからプレイする人はこちらを強くおすすめ。プレイ時間さえ取れれば普通に2周目やってたと思います。
あと最後になりましたけど音楽も至高。僕はボーカル曲をBGMに使うのは嫌いなのですが、ペルソナだけは毎回認めざるを得ないです。そのシリーズの中でも今回の曲は最高すぎる。P5Rにあたって追加された曲も同じくらい素晴らしい。
- P5の時に気になる点をいくつか挙げましたが、それらもほぼ全て解消されていて、本当にJRPGの最高峰と言って差し支えないゲームです。PS4持ってるなら過去作をプレイしたことがなくてもお、このゲームは強くプレイをおすすめします。明智の扱いは賛否あるかも知れませんが、彼がした事を考えると仲間にするわけには行きませんし、かといってせっかく3学期を追加したのに明智を放置するわけにも行きませんから、いい落としどころだったと思います。
- ひとつだけ、かすみのエンディングでの扱いだけはちょっと残念でしたけど…
- おまけ要素の「マイパレス」も無限に遊べる出来になってましたね。P5のトロフィーに代わるコンプ要素「アワード」、本格的な遊びが楽しめる「大富豪」、ゲーム中のBGMやイベント、設定画などを見直せる「ギャラリー」、作中に登場したキャラや場所の3Dモデルをなめ回せる「模様替え」など何でもありでした。本編では全然絡みのないキャラが登場して会話したりと、より深くキャラを理解できるところもいいですね。

ついにテスト中モルガナと会話していることにツッコミが(汗
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2020-04-09
yukkun20に生まれて初めて音ゲーというものを体験させた「P3D」「P5D」のサントラ発売が決まりました。
上のサイトによると、
- ゲームのDLC楽曲を収めたCD2枚の通常版
- 通常版に、ゲーム内楽曲を収めたCD4枚+音楽イベント「Persona Show Case -史上最強の姉妹ゲンカ-」の映像BD1枚を追加した初回限定生産版
の2つがあるみたいです。
ちなみに「ゲーム内楽曲を収めたCD4枚」というのは、P3DとP5Dがセットになった限定版(またはP3D、P4D、PDがセットになった限定版)に付属してきたCD4枚と同じもののようです。よって限定版を購入したyukkun20のような人は、BDの内容に興味があれば初回限定生産版を、なければ通常版を買えばいいみたいですね。
ペルソナの楽曲は名曲揃いだし、DLC楽曲はあまりダウンロードしてないので、とりあえず通常版買います。アクリルキーホルダーが着いてくる楽天ブックスで買おう。