2017-07-05

【Webコミック】星界の紋章 第23話 レビュー

4ヶ月ぶりの更新きましたわー。

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

前回敵国の検問に引っかかってしまったジント。ラフィールが見つかると即命の危機ですが、すばらしい言い訳を展開して切り抜けようとします。

なんとラフィールを助手席用の人形扱い。自らのプライドを粉砕するわりにやや無謀な言い訳でしたが、どうやら兵士達には通じたようです。

ちょろい(血の涙を流しながら

まあもちろん殿下には怒られるんですが。だって恋人人形なのにあんなしかめっ面されたら、そりゃ美貌以外褒めるところないでしょうに。もっとにこやかに!

ジントは結構うまいこと言っちゃいましたけど(しかもこのドヤ顔である)、それをさらにうまいこと返す殿下はさすがです。ここのやり取り大好き。

一方その頃、敵軍はジント達が起こした浮揚車強奪事件にアーヴが絡んでいるのではないかと目星を付け始め、現地の警察を使って犯人を捜そうとします。

カイトはかなり嫌味っぽい造形になってましたね。アニメ版ではどちらかというと小心な人物っぽい顔つきになっていましたけど。エントリュアは全然変わってないですけどね。やはり現地警察の警部と言えばこれなのか。

一方ジント達は、グゾーニュにあるホテルに潜伏中。

可愛い女の子とホテルの部屋に2人きりとか、なんというラブコメ展…開…

ああ、うん、そんな状況じゃないよね。

ラフィールは、アーヴの出自について語り始めます。アーヴは元々深宇宙探査のために作られた人工生命体であり、それゆえに人類ではあり得ない青い髪を遺伝的に与えられたのだと。そしてその髪の色は、出自と、種族としての罪の烙印なのだと。

次回、いよいよアーヴの源罪が明かされます。

このカット、さらっとぶち込まれていますけど結構重要な情報だと思う、「火山性の弧状列島」が日本を指していることは原作を読めば明らかなんですけど、直接的に示されたことはなかったはずですので。でもここでは明らかに日本と特定されてますよね。

今回の殿下

悪そうな顔してるなぁ。

殿下のこのカット、なんとなく色気を感じませんか?


※画像は第23話より引用

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コメント & トラックバック

 エントリュアさんが微塵も変わってないのに安心しました。カイトは、それほどデザイン変化してないと思いますが、印象は異なりますね。
 ホテルで同じ部屋の展開、原作読んだ当時はラブコメ展開にならなかったことに驚きましたが、状況と、当時のジンラフィの関係性を考えれば、リアリティある描写。…今のジンラフィなら、少しは喜ぶ気がするw。
 アーヴの原罪、米村先生ならたっぷり描いてくれると信じてます。日本列島が出るのは確かに重要ですね。

> エントリュアさんが微塵も変わってないのに安心しました。
あの帽子かぶってるだけで安心しますね。
> 状況と、当時のジンラフィの関係性を考えれば、リアリティある描写。
まあホテルの一室でどうにかなるくらいだったら、もっと狭い連絡艇の中でそういう展開になってますよねw

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