2019-09-30
BotWとはまたひと味違う、本来のゼルダが楽しめます(ゼルダ出てこないけど

ゼルダの伝説 夢をみる島
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ストーリー
- 剣の修行を終え、船でハイラルに戻る途中、リンクは大嵐に巻き込まれ遭難してしまう。流れ着いたのは、コホリントと呼ばれる島だった。そこでゼルダ姫に似た少女・マリンに助けられたリンクは、島の探索をするうちに、島から出るには、この島に眠る「かぜのさかな」を目覚めさせなければならないことを知る。島の住人の助けを得ながら脱出する方法を探して冒険するリンクは、やがてこの島に眠る大きな秘密を知るのだった―
- 1993年にGBソフトとして発売された同名タイトルのリメイク版です。グラフィックは3Dとなりましたが、ストーリーはほぼ当時のまま(細部で修正されている部分もありますが、台詞回しなどもほぼ往時のままです)再現されています。当時プレイした方にとっても納得の出来ではないでしょうか(yukkun20は納得したという意味ですが)
- ゼルダシリーズらしく、ストーリーの味付けは薄めですが、個性的な島の住人たちの濃さにもまれるリンクの姿を存分に楽しむ事が出来ます。また終盤に向かうにつれて大きく事件が動き出し、最後は少し切ない幕切れを迎えるこの話を、改変するのは野暮というものでしょう。
- またオリジナル版と同様、コンティニュー0回でクリアすると、トゥルーエンディングを鑑賞できます。(トゥルーエンディングに関するネタバレあり)確かGB版では、最後に羽の生えたマリンが歌を歌いながら飛んでいく、という終わりでした。でも羽の生えた少女が飛んでいくというシーンは現実離れすぎて(ファンタジーで何を言っているのかと思われるかも知れませんが、少なくともこの島の人間で飛べる人はいませんからね)、逆にマリンの消滅というのを強く意識させられてしまいました。今回はマリンの顔が空に浮かんだあと、カモメが一羽海の彼方に消えていくという演出になっていて(※Ivanさんからご指摘いただきましたが、DXからこの演出のようです)、個人的にはマリンが転生したという印象を強く持つ事が出来ました。そういう意味で、yukkun20は今作のトゥルーエンドが好きです。
システム
- フィールドは斜め情報からの視点に固定されていて、切り替える事は出来ません。フィールド自体もGB版のマップを踏襲していて、あのGB用にデフォルメされた地形を3Dにするとこうなるのかーという感じでした。さすがに20年以上前のことなのでマップは部分的にしか記憶してませんでしたが、それでも十分懐かしい記憶に浸れましたね。

フィールドは単純ながらも十分美しい
- GB版では、AボタンとBボタンにそれぞれアイテムを割り当てる方式でした。ボタンが2つしかないのに割り当てられるアイテムは10以上あるので、度々切り替えるのが大変でした。今作はボタンも増え、剣、盾、パワーブレスレット、ペガサスの靴は常時装着状態になったので、切り替えの頻度も減って大分楽になれました。

右側にある12個のアイテムを持ち替えながら冒険する
- ただ、追加要素の「パネルダンジョン」はどうかな…。クリアしたダンジョンの通路を組み合わせて新しいダンジョンを作り、自ら攻略するというシステムなのですが、正直面倒くさいだけで特に面白くは無かったです。別に進行上必須ではないのでスルーしてもいいんですが…
キャラクター
- 主な登場人物はリンクとヒロインのマリン。そのほか島の住人たちが大勢いますが、基本的にはGB時代らしくあまりストーリーには絡んできません。またリンクは基本的にしゃべらないです(選択肢で若干しゃべる)。
- マリンもそれほど積極的にストーリーに絡んでくるわけではないのですが、中盤にあるマリンとのデートイベントでは彼女の思いも寄らない一面をいくつも見る事ができ、一気に彼女に対する親しみがわいてくるでしょう。その直後ストーリーが急転直下するのはもはや計画的犯行としか。だからこそエンディングが心に染みるのですが。

正統派ヒロインかと思いきや…(GB版とアングルも同じですね、ニクい!)

リンクのオカリナに「ヘタクソ」と思わずつぶやいてしまい慌ててごまかす場面も
- 個人的には「うるりらじいさん」が印象的ですね。彼は電話を掛けるとその時々に応じた進行上のヒントをくれるのですが(大雑把すぎて時に役に立たないのは相変わらず)、メーベの村では直接本人に会う事が出来、そのギャップにびっくりさせられます。
戦闘
- これもGB版と同じく、2D戦闘となっています。基本的には剣を振り、盾で敵の攻撃を防ぎながら戦いますが、剣の届かない敵や剣の効かない敵なども登場し、入手したアイテムをうまく使って立ち回る必要があります。ボスは頭を使うボス、反射神経が必要なボスなど色々で、よく工夫されてるなーと思いました。
総評
- ということで、思い出補正を差し引いてもいいリメイクだったと思います。任天堂らしく若干黒いネタもあるんですが、そのほぼ全てが再現されていたのは驚きでした。

ショップでは相変わらず泥棒も出来るが、その末路も相変わらず(結末を知りたい人はこちらとこちら)
- ただし気になった事もいくつかあります。
- 前述のパネルダンジョンの面倒くささ
- 秘密の貝殻(フィールド上に隠されたアイテム)の個数が増えていて単純に集めるのが面倒くさい(まあこれも集めなくてもクリアできますが)
- yukkun20はハートのかけらと秘密の貝殻とフィギュアを全部集めましたが、それでも16時間程度でクリアできましたので、価格に比べてボリュームは少なめ
- 謎解きの難易度もそれほど高くなく、アクションも複雑なものを要求されるわけではありません。ゼルダ入門としてもいい作品だと思いますので、原作をプレイした方も、そうでない方も、ちょっと切ない謎解きRPGをプレイしたいのならおすすめです。
- 次にこの方式でリメイクしてほしいのは「カエルの為に鐘は鳴る」だな!本作で唐突に出てきたリチャード王子の元ネタを回収してあげてください。
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2019-09-29
「ゼルダの伝説 夢をみる島」クリアしました。最後までオリジナル版通りでしたね。でもトゥルーエンドの最後の最後が微妙に違っていました。個人的にはこちらの方がちょっと希望があって好きです(まあ人によって感じ方は違うと思います)。リメイクとしては文句なしの出来でした。そのうちレビューします。
しばらくは新しいソフトはプレイせず、「ラングリッサー」「風花雪月」「シュバリエ」を回していく予定。少し時間が出来そうなので、そろそろTOF2018の元ネタ集をやろうと思います。早くしないとTOF2019のBDが出てしまう。
信長の忍び16
著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:600円(税別)
あらすじ
ついに軍神・上杉謙信と正面からぶつかることになった織田軍。軍を率いる柴田勝家と秀吉が作戦方針を巡って対立し、足並みの揃わない織田軍は手取川で上杉軍にたたきのめされる。その隙に、野心を三度燃え上がらせた松永久秀が謀反。信貴山城に立てこもる。千鳥は信長の命を受け、松永に投降を促すために信貴山城へ向かうのだが―
感想
今回は千鳥が活躍する暇も無いくらいいろいろな出来事がてんこ盛りでしたね。謙信は織田軍と戦ったという印象が薄いんですが、軍神を名乗るだけあって強い強い。前線に出てあれだけ軍を手足のように操れたらそりゃ敵からしたら恐ろしいでしょうね。しかしそんな敵も死神には勝てず、そして後継者は謙信の意思に反して戦い始めて勝手に弱体化してしまうのでした。
健康優良将軍
義昭「謙信が死んだあああああ?」
「ありえないのだ!!武田信玄といい…なんで信長の強敵すぐ死んでしまうん?」
「なぜもっと体を大事にしないのだ…」
「余みたいに睡眠を一日の四分の三とるべきなのだー」
※103ページより引用
そりゃ義昭(前将軍)も節子みたいになるわ。
そしてやはり一番の見所は松永久秀の最期の勇姿でしょうか。茶釜いっぱいの火薬とはいえ、当時の精製技術からしたらそんなたいした爆発じゃないんでしょ…と勝手に思ってましたが、天守閣がまるごと吹っ飛ぶ大爆発で(笑)
ワシが悲しい
信長「そうか…久秀が逝ったか…」
帰蝶「うう…」
信長「帰蝶?なぜお前が泣く!!」
帰蝶「爆死を上回るド派手な最期が思いつきません…」私はどう死ねば…
信長「考えんでいい!!」
※81ページより引用
そしてついに秀吉が中国制圧に乗り出し、「軍師 黒田官兵衛」に展開が追いつきました。そして中国討伐中に信長は…。いよいよこのマンガも終わりが見えてきたのかも知れません。本能寺の変まで、あと4年。
ゲームプレイ予定リスト
- 2018/09 英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ [PS4] 購入済み
- 2018/09 トトリのアトリエDX [PS4] 検討中
- 2018/09 メルルのアトリエDX [PS4] 検討中
- 2019/夏 狼と香辛料VR [OQ] 予約済み
- 2019/08 東京クロノス [PSVR] 検討中
- 2019/09 ドラゴンクエストXIS [NSW] 購入予定
- 2019/09 ライザのアトリエ [PS4] 購入済み
- 2019/10 ペルソナ5 ザ・ロイヤル [PS4] 予約済み
- 2019/11 十三機兵防衛圏 [PS4] 予約済み
- 2019/11 ポケットモンスター ソード/シールド [NSW] 検討中
- 2019/12 新サクラ大戦 [PS4] 検討中
- 2020/01 幻影異聞録#FE Encore [NSW] 購入予定
- 2020/春 ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 [PS4] 購入予定
- 2020/春 ブリガンダイン ルーナジア戦記 [NSW] 購入予定
- 2020 テイルズ オブ アライズ [PS4] 購入予定
- 2020 ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション [NSW] 検討中
- 未定 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 未定 ペルソナ5 スクランブル [PS4/NSW] 検討中
- 未定 GRANDIA HD Collection [NSW/PC] 検討中
2019-09-28
「ライザのアトリエ」プレミアムボックス届いたー!

二重に予約してたorz
とりあえず店舗特典がついている左側を手元に残し、Amazonで購入した方を返品する予定です…これまでにやらかした二重購入の中で一番被害額が大きいわ…
さて、秋アニメの季節ですね。今期は結構充実していましたがはてさて。
七つの大罪 神々の逆鱗
マガジンで現在も好評連載中の「七つの大罪」のアニメ第3期です。第1期、第2期とも突き抜けたところはありませんが、安定して原作を忠実にアニメ化してくれていました。今期から制作スタジオが変わるようなのですが、その流れを引き継いで欲しいですね。
放課後さいころ倶楽部
このサイトでもコミックスのレビューをしている、ボードゲームをテーマにしたマンガがようやくアニメ化です!連載初期から見守っている自分としてもうれしいですね。そしてこれでボードゲームがもっと世の中で流行ってくれれば言うことないです。またすごろく屋にいって、ボードゲームしたいな…。今期一番期待しているアニメです。
「真・中華一番」も第1期を見ていた者としては気になるところなので、余裕があれば見るかも。今期から引き続き「Dr.STONE」も視聴します。
2019-09-27
「蒼き翼のシュバリエ」、ついにエンディングに到達しました!DRPGらしくストーリーはそれほどひねったものではありませんでしたが、仲間との絆の素晴らしさをストレートに描いたもので、最後はうるっときてしまいました。まあエンディング後の話が結構ボリュームあるので、まだまだ楽しめそうです。
さて、いつの間にかあと3週間に迫ったテイオケ2019ですが、ここに来てビッグニュースが来ましたね!スペシャルゲストとして、桜庭統さんの出演が決定しました!ゲストってだけではなく、演奏もしてくださいますよね!?
また、HMV&BOOKS SHIBUYAではポップアップストアが開催されるそうです(なぜ中途半端に会場から遠いところでやるのだ…行くけど
2019-09-25
「ゼルダの伝説 夢をみる島」プレイ中。ついにマリンとのデートイベントが終わってしまった…このあたりから怪しげな空気が流れ始めるんですよね。子供の頃のトラウマが徐々に刺激されて…
それはさておきイタリア旅行記8日目を更新しました。
明日で更新も終わりになる予定です。
2019-09-24
「ゼルダの伝説 夢をみる島」を始めました。現在3つめのダンジョンをクリアしたところ。
思った以上にオリジナル版の忠実なリメイクになっていますね。yukkun20がオリジナル版をプレイしたのは20年以上も前のことなので、さすがにストーリーとか忘れてるわ…と思ってプレイ始めましたが、結構覚えてることがわかりました。うるりらじいさんとか完全に忘れてましたけど、(電話越しじゃなく)本人に会って話しかけた時の反応見て「おお、このキャラいたよな!」ってなりました。あとニワトリを虐めすぎて大群に襲われてゲームオーバーになり、うっかり上書きセーブしたせいでノーコンプレイを失敗し、最初からやり直す羽目になりました。…これも20年前にした記憶があるミスだ。
それはさておきイタリア旅行記7日目を更新しました。
今回持っていって良かったものその③:デジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」
旅行直前にまとめ買いしました。旅をしながら読むことでより作品の背景を知ることが出来ますし、原作と同じアングルの写真を撮影するのにも役立ちました。
2019-09-22
イタリア旅行記1~3日目を更新しました。今回からモバイル用の旅行記のデザインを変更したので、スマホなどでご覧いただいている方にも大分読みやすくなったと思います。
今回持っていって良かったものその①:モバイルWi-Fi
今回は思い切って、1日当たり1.1GBまで使い放題のプランにしたのですが、ちょうど良かったです。グーグルマップも使い放題ですし、ジョジョのコミックスを読み返したりするのもストリーミングで大丈夫でした(まあ国内でダウンロードしてから行けば良かったんですが)。おかげで聖地で写真を撮る作業もはかどりましたね。ホテルのネット環境は相変わらずですが、これだけ容量があれば多少ネットサーフィンしても大丈夫です。
これ他国から反対意見とかでなかったんですかね。それとも押し切ったのでしょうか。リ…