待ちに待ってたこの本が来ました。もちろんebtenの限定版を購入しています。今日はそのうちの1冊をレビューします。
十三機兵防衛圏 公式脚本集:Double Strand
価格:3,850円(税込)
編集:電撃ゲーム書籍編集部
レビュー
「十三機兵防衛圏」発売1周年を記念して発売された公式シナリオ集です。帯には「シナリオ完全公開!!」「『十三機兵防衛圏』の全セリフをあまさず収録。」とありますが、実際にはシナリオはもちろん、クラウドシンクや、テキストが表示されないアクションボイスなども完全に収録された、シナリオ集以上の何かに仕上がっています。
第1章 追想編

キャラクター別のシナリオが全文掲載されています。メインシナリオのみならず、任意で発生する会話、条件によって分岐する会話、クラウドシンクで表示されるテキストなどもきちんと収録されています。場合分けが多すぎて一読してもわかりにくいのが玉に瑕ですが、ゲームの性質上仕方がない気がします。
また台詞だけでなく、キャラクターの演技に関するト書きも要所要所で挟まれているのでわかりやすいですね。この章だけで240ページもあります。
第2章 崩壊編
崩壊編のシナリオが全文掲載されています。追想編はスクショが多少ありましたが、こちらはテキストのみ。また戦闘中に発生する汎用会話やアクションボイスもすべて収録されています。戦闘不能時のボイスなど、ゲーム中では聞きにくい台詞も掲載されています。またエンディングのテキストもこちらに掲載されています。全29ページ。
欲を言えば、崩壊編でのキャラは、機兵搭乗状態と非搭乗状態でグラフィックが違うので、そこを区別してほしかったところです。マニアックな要望ですみません。
第3章 エクストラ
主要人物相関図、特定のサブキャラクターの登場するシナリオだけを抽出したリスト、作中に登場するクラウドシンクを実行した時に表示されるメッセージをクラウドシンクの見出し順に並べた逆引きリスト、イベントアーカイブから第1章のシナリオを探すための索引、劇中歌「渚のバカンス」の歌詞など。
特に2188年の人物相関図では、ゲーム中では明かされなかった登場人物の年齢を知ることが出来ます。全部で16ページ。
>>至宝を壊すとどうなるのかについての検証が全くないのが気になります まあヴァ…