2013-09-04
エスカ&ロジーのアトリエ、無事にプラチナトロフィーを獲得しました。通算で14個目のプラチナトロフィーです。
最後に残ったのは戦闘レベルを99にする、という条件のトロフィーでした。クリア時点のレベルは60強だったのですが、必要なアイテムを揃えておけば1時間程度で99まで上げられました。
- 潜力「知恵ある者の札」を持つ運命のタロット1つ
前衛か後衛の誰か一人に装備させればOK
- 潜力「一撃必殺」「永久機関」を持つ爆弾1つ
基本的に何でも良いが、範囲の広さと演出の短さを考えると、ポリフォニー毒瓶辺りが妥当
- エスカが主人公なら「タウゼントブリッツ」、ロジーが主人公なら「四極天の知恵書」1つずつ(前の週で作って引き継ぐ必要がある)無ければなるべく強力なアイテムを相方に持たせる
ある程度強力な潜力が付いているとなお良い
あとは「持たざる者の宮殿」に行って、3つ目のエリアで「戦闘変異」を出して、1~2つ目のエリアにいる雑魚を倒す(先制して爆弾を投げる)だけの簡単なお仕事です。
大体1回の戦闘でEXP7000くらい稼げます。
どんどんゲージがたまるので、たまったら強敵遭遇も使いましょう。持っているアイテムの強さにも依りますが、ダブルドローでスムーズに倒しきれる強敵を狙ったほうが時間効率は良くなります(僕の四極天の知恵書はかなり強力な潜力を持たせていますが、それでもLv69~71辺りの強敵が限界でした)。
敵を全滅させたら一旦ワールドマップに戻り、再度「戦闘変異」を出すところからやり直しましょう。
2013-09-03
TOS:Uの公式サイトで、新しいPVが公開されています。折笠愛さんと言えばハウス名作劇場「ロミオと青い空」の印象が強いなぁ。
ジーニアスとロイドの友情物語は泣けるんだよな。まさに理想の弟。
ファンタジアではおなじみレアバード。
こうしてみると意外とメカメカしてるなぁ。ファンタジアでもそうでしたけど、各キャラに合わせたカラーリングをしているところに開発者の粋を感じる。
オリジナル版のジーニアスのカットインはちょっと微妙だったけど、これはカッコイイですね。
ところでラタトスクの騎士で、ジーニアスが上級術のインディグネイションと、秘奥義のインディグネイションの両方が修得出来る問題は修正されたのでしょうか。
※画像はいずれも上記ムービーから引用
2013-09-02
本日2週目が終わり、無事全てのエンディングを回収したのでレビュー。なおあと戦闘レベル99のトロフィーを残すのみです。
→【ゲーム】エスカ&ロジーのアトリエ ファーストインプレッション | Y.A.S.
エスカ&ロジーのアトリエ
開発:ガスト
プラットフォーム:PS3
価格:6800円(通常版・税別)、9800円(限定版)
レビュー
ストーリー
コルセイトという辺境都市の役人となったエスカとロジーが、役人として様々な任務をこなしながら、誰も行ったことのない空中に浮かぶ「未踏遺跡」を目指す、というストーリー。
前作は妹が行方不明という割とシリアスなストーリーでしたが、今回はお仕事のノルマも守らなきゃ!という思いはあるものの、ややゆるめな雰囲気です。ただ前作のように大きな目標が一つ提示されるのではなく、4ヶ月で達成すべき小さな目標が次々提示されていく形なので、これは好き嫌いがあるかも。僕は前作の方が好きでしたが。
あと前作で残した伏線が今作でほとんど回収されなかったのはちょっと気になる。
それからW主人公ということで、エスカ編とロジー編が用意されています。僕はエスカ編→ロジー編でプレイしましたが、ストーリーも微妙に違うし、イベントもそれぞれに用意されているので、ロジー編もだれる事はありませんでした。
キャラクター
PCは前作同様少ないですけど、イベントは豊富に用意されています。相変わらずいい人だらけなんですけど、今回は毒舌キャラがいたりちゃっかり者がいたり厳しい上司がいたりと、これまでにないタイプのNPCもいました。ロジー編には珍しくちょっと恋愛を匂わせるような描写もありましたね(特にエスカとルシル)。
前作のヒロイン(僕の中では)のウィルベルさんも登場。イベントがあまり多くなくて戦闘キャラでもないし…と拗ねていましたが、DLCで報われました。ありがとうガスト。ただ同じく続投のニオの影が薄かったのが気になる…
中の人については存じ上げない方が多かったですけど、みんな演技が素晴らしかったです。特にエスカ、ロジー、ルシル。
システム
調合についてはほぼ前作の仕様を引き継いでいますが、やや単純化されており、望みの潜力を持ったアイテムや装備品を作りやすくなりました。ホムンクルスシステムで貴重なアイテムの量産も可能になり、良かったのではないかと思います。
戦闘もほぼ前作と同じですね。前作ではアイテム係としてサポートするのが主人公の仕事でしたが、今回はアイテム係なのは変わりませんけど完全にメイン火力担当な上に、アイテムが無限に補充されるので、他のキャラたちの戦略的な必要性が下がってしまったのは残念でした。大体のボスはダブルドローⅡでなんとかなる。
前作はかなり広いフィールドが準備されていて、あちこちの街を回る楽しみがありました。移動に時間がかかるのでどうやって節約していくかが楽しかったんですけど、今回は街が一つになってしまいました。楽は楽なんだけど、なんか物足りない。
あとこれは前作からある問題点なんですが、既読スキップがイベントシーンごとに管理されている関係で、実際には未読が一部あるイベントなのに普通にスキップされる事が多くてイラッときた。次回はどうにかして欲しいです。
その他
音楽は今回は普通でした。でもエンディングはかなりいい曲で、何度でも聞きたくなる感じでした。
あと全体的な難易度が気になる。上述のように4ヶ月ごとに目標が提示されるんですけど、メイン目標は1ヶ月くらいで達成可能で、その他に24のサブ目標があるんだけどそれも1ヶ月半くらいで達成可能で、あと新しくレシピが手に入ったアイテムの調合とかやっても1ヶ月くらい余るんですよね…毎期そんな感じなのでちょっとダレた。開発者インタビューでは、慣れた人がやるとそうなる的なことを書いてましたけど、僕前作で久々にシリーズをプレイしただけだしそんなに慣れているわけではないんだけどなぁ。
総評
前作は文句なしの傑作でした。今作はそこまでではないものの、やはり良作です。
システムなどは改良され、目的がわかりやすくなった事でさらに間口が広がったと言えます。(とはいえ、ストーリー的な観点からも興味がある方にはまず前作プレイをオススメしますが)ラスボスも最大まで強化すればかなり歯ごたえのある敵ですし、DLCでも強敵が登場するようですので。やりこみ派のあなたも安心です。
次回作もプレミアムボックスを予約して買おうと思います。人の心が荒んだこの時代、あなたも黄昏の世界で、仲間たちとほっこりライフを送りませんか?
2013-09-01
アナザー・プリンセスもいよいよ最終巻です。長田先生お疲れさまでした。
既刊感想はこちらから。
→コミック | Y.A.S.

ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス 4
原作:芝村裕吏 作画:長田馨
レーベル:電撃コミックス
価格:570円(税別)
続きを読む(ネタバレ注意) »
あらすじ
芝村神楽は、5121小隊の強さを探るよう秋草をパイロットとして小隊に入隊させる。きな臭いものを感じながらも、表面上は秋草を歓迎する善行と、新しい仲間が増えた事を素直に喜ぶ小隊員たち。秋草は小隊の強さの秘密を暴こうと暗躍するが、全く緊張感のない小隊員たちに逆に振り回される。
秋草が神楽のスパイである事を見抜いた舞たちは、逆に回線を乗っ取り、来たる決戦の実質的な指揮を善行に執らせるよう求める。なんとしても戦いに勝とうとする舞に、神楽も折れて協力を約束する。しかし神楽の真の目的は、5121小隊を中心とする少数の部隊を囮に敵を熊本城に引き込み、大量破壊兵器で小隊もろとも全滅させる事にあった。それが結果的には戦死者を減らす事につながると神楽は説明し、兵器投下前に離脱するよう秋草に命じる。その時、敵の激しい圧力にさらされていた小山から最後の通信が―
感想
ラストシーンは予想どおり熊本城決戦でしたが、ものすごい中途半端な終わり方したなぁ…というよりラストがどうなったのかすら理解出来ていないのですが…戦闘には勝ったの?それともまだ途中?
最後は「続きはwebで」ならぬ「続きは小説で」なので残念です。色々世界観をかなり綿密に構築していただけに、最後これで終わり?という肩すかし感が否めませんでした。結局秋草の出自についての伏線は投げっぱなしになってるし。
とはいえ、マンガ単体としてみれば十分楽しめました。どろどろした人間関係もあるけど、琴戦闘においてはあくまで勝利を追求するため出来うる限りの現実的な策を構築する、というガンパレの理念はしっかり生きていました。なにより原作から13年経った今になって新たなメディアミックスが見られたのは、ガンパレサイトを運営している自分としても有り難い限りでした。
9/10発売予定の小説で、このマンガの生き死には決まると思いますので、芝村氏には予想を上回る作品を期待しています。
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2013-08-31
あれだけタブレットタブレット騒いでいましたが、結局携帯電話+ノーパソで大丈夫だろうということで、携帯電話を買い換える事にしました。
ぼくはもう13年くらいdocomoにお世話になっているので、今回もdocomoの2013年夏モデルを買うのは前提です。
いつもなら、「○○の機能が最優先!」という感じで選ぶんですけど、最近では機種ごとの差もあまりないし、これと言ってほしい機能もないので、まず本屋によってレビュー記事をいくつか立ち読みして、候補を絞りました。
- GALAXY 4S…ドコモの主力。首を振るだけでスクロール出来たり、ディスプレイの前で手を振るだけで操作出来たりと言った独自の機能が豊富。防水機能がないのが×。
- Xperia A…ドコモの主力その2。特筆すべき性能はないが、全体的に高水準
- Arrows NX…画面が大きく、唯一フルセグに対応。
あとは実機を見て選ぶしかないよな…とショップへ。待ち時間が一時間ほどあったのでサンプルをイジリ倒し、ついでにタブレットもチラ見しながら時間を潰しました。
GALAXYは若干レスポンスに引っかかりを感じましたし、ArrowsはXperiaに比べると値段が2.5万くらい違うので、Xperia Aに決めました。ほんとはミント色が良かったけど、入荷が9月中旬頃っていわれたし…それだと旅行に間に合わないから意味ないよ。黒にしました。
ひとまず3時間ほどいじっていますが、なかなかイイ感じです。動作もきびきびしているし、液晶も綺麗だし。レスポンスも引っかかりないし、使い勝手も随分良くなっています。これまで使っていたREGZA PHONEも出た当初は相当高画質だって言われていましたけど、やっぱり時代の進化はすごいなぁ…また2年間はこれを使っていこうと思います。
docomo Xperia(TM) A SO-04E | 製品 | NTTドコモ
※画像は上記リンク先より抜粋引用
タブレットとしてはAQUOS PADが多分いいんだと思うんですけど、ドコモのスマホ+タブレットの割引を使うと(いずれも1月あたり)、
- スマホ関係の費用
- 本体代
- 通信代
- 通話料 780円
- パケット通信 4935円(Xiパケホーダイ ライト。3GBまで)
- spモード 315円
- タブレット関係の費用
- 本体代
- 通信代
- パケット通信 2980円(Xiデータプラン フラット にねん。7GBまで)
- spモード 315円
- 合計(本体代除く)…9325円
他社のタブレットを買ってドコモの携帯のテザリングで繋ぐと
- スマホ関係
- 本体代
- 通信代
- 通話料 780円
- パケット通信 5985円(Xiパケホーダイ フラット。7GBまで)
- spモード 315円
- タブレット関係
- 合計(本体代除く)…7080円
だから多少いいタブレットを買っても元が取れるんだよなぁ…
もちろんドコモのタブレットなら、どこでも繋ぎやすいから使いやすいという利点は確かにあるんだけど…。まぁ今後もちょっと要検討ということで。とりあえずスマホが思った以上にイイ感じなので満足。
2013-08-30
最近この本を検索ワードにしてお越しの方が多いので。
サモンナイト5 コミックアンソロジー
レーベル:DNAメディアコミックス
価格:848円(税別)
レビュー
アンソロジーにレビューもなにもないんですが、とりあえず参加している作者様をご紹介しておきます。(敬称略)
イラスト
浦稀えんや
オンディ
とりまる
コミック
あきばるいき
板垣ハコ
桂イチホ
川嶋留美
神崎りゅう子
倖らる
さかざき鳴
櫻太助
白石琴似
武凪知
都波みなと
智
永緒ウカ
堀口レオ
渡空燕丸
個人的に一番面白かったのは、武凪先生の「でっかい相方」です。武凪先生は相変わらず独特なネタが面白いなぁ。ソウケンが召喚したカズラマル(デカい狼)を見て、「眠るわけにはいかないんだがソウケンが布団を召喚しやがった」は酷い。
渡空先生の「トルクくん依頼です!」もロギンズが主役というちょっとひねった話になっていて面白かったです。堀口先生の「口に出したら総力戦」もテンション高くて笑うしかなかった。しかし全体的にペリエ人気ですね。
というわけで思った以上にクオリティ高くて良かったです。第2巻も期待していいかな?
2013-08-29
本日発売の電プレにエスロジのコスチュームDLCがついてくるという話を先日しましたが、
→エスカ&ロジーのアトリエ エスカの新コスチューム配信決定
同じく本日発売のファミ通にもオリジナル衣装が付いてきます。
ファミ通読者がデザインしたエスカとロジーの衣装が手に入る!
エスカはセーラー服をベースにした女海賊風衣装、
ロジーは猫耳を付けた執事風衣装ですね。
さすがファミ通の訓練された読者は(いい意味で)突き抜けてるなぁ。
自分のプレイは現在2週目の4年目に入ったところです。DLCの追加ダンジョンに潜りましたけど、1週目でガチ強化したアイテムがあればダブルスローで楽勝でした。DLC第2弾のボスはシャレにならない強さらしいので、そちらに期待しています。今まで武器とアイテムは強化しているけど、防具は全くあまり重視してないからな…死ぬかも。
このゲームも終わりが見えてきたので、そろそろ次にプレイするゲームを決めないといけませんねぇ。10月はTOS:U(購入確定)とダンガンロンパ(未定)とポケモン(未定)、11月はメルル(未定)、12月ブレイブリーデフォルト フォー ザ シークウェル(未定)があるので、9月が最後の隙間ですし。今のところデモンゲイズが最有力ですけど、ダンジョンRPGは飽きやすいんですよね。
※画像は上記リンク先より引用
2013-08-28
TOS:Uの次にリリースされるテイルズオブシリーズの最新作、「テイルズ オブ リンク」の公式サイトが公開されましたよー。
テイルズ オブ リンク|バンダイナムコゲームス公式サイト
…ってもしもしゲーかよ…ほんとぬか喜びさせんなと言いたい。あれ?これもしかして、タブレット買ってプレイしろっていうことかしら。
それはさておき、公式サイトには情報がないのですが、テイルズ情報でおなじみのこちらがガッチリ情報を掴んでおられます。
テイルズ@日本語でおk 【追記】『テイルズ オブ リンク』の配信が決定
スマホ専用かなぁ。スマホ専用のアプリをタブレットで遊ぶとかなり切ないことになるらしいので、やっぱりプレイは棚上げにするしかなさそうです。いずれにせよ情報は今後も追ってみようと思います。
2013-08-27
近くの電気屋で「NEXUS 7(2013)」を見に行ったんですけど、さすがにまだ現物はありませんでした。明日発売で予約受付中でした。
Nexus – Google
日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた – 4Gamer.net

※画像は上記4Gamerさんのリンク先より引用。
見た目もスマートだし発色もいいし軽いし、OSも最新だし、いいですね。
いろいろなレビューサイトも当たってみましたけど、値段が高い(2012年版は2万切ってましたからね…)という点以外は概ね好評で、個人的にも買うんだったらこれかなと心を決めていたんですけど、電気屋でほかの7インチタブレットを見ていたら、なんだか物欲が急に萎えて…
よく考えると、「これを持って○○がしたい!」っていうのがないんだよな…
- 僕の生活にはあまり隙間時間がない(移動は車だから電車の待ち時間とかないし、仕事もどちらかというと空き時間が余り発生しないタイプなので)から、ちょっとした時間にウェブブラウジングとかあまり必要性を感じない(今のスマホで十分)
- ソーシャルゲームに否定的なのであまりプレイしたいゲームもないしプレイ時間もない
- 出張相談中にインターネットに繋げたり、事務所PCのリモートコントロールが出来たりしたら便利かなと思ったけど、スマホがテザリング機能を搭載していないので、スマホを換えるか、Wi-Fiルーターを別途買うか、LTEモデルを買うかしないといけないため余分なお金が掛かる
- 電子書籍にも基本的に興味がない
- 旅行先に持っていくとしても、ブログを書いたりするには不便なので、結局ノートPCを持参せざるを得ない。要するに荷物が増えるだけ
- デジカメの代わりにするにはカメラが貧弱
- ゴロゴロしながらYouTube見たりドラマ見たりする趣味はない。TwitterなどのSNSにもあまり興味ない
- 上着のポケットに入るから持ち運びやすいって言うけど、そもそも秋口まで上着を着る機会がない
- ぼっちなのでみんなで写真を見たり動画を見たりする事もない
などなど、もやもや考えて結局予約せずに帰りました。よく考えると、僕がタブレットに興味を持ちだしたのは、今使っているスマホがあまりにも旧式で、色々不具合が出てきたって言うところにあるんだよな…素直にスマホを買い換えたほうがいいような気がしてきた。なんか上手いタブレットの活用法をご存知の方がいたら、教えてください。
ポケモンの本体同梱版も予約受付中だったからどうしようか迷ったけど、これも予約するほどじゃないかと思いスルー。
2013-08-26
S-Fマガジン 2013年10月号に掲載された森岡浩之先生の最新作、星界の断章のレビューです。大いにネタバレあり。
星界の断章「海嘯」
著者:森岡浩之
価格:895円(税別。S-Fマガジン本体)
続きを読む(ネタバレ注意) »
あらすじ
皇族としての義務を負え、王としての役目も兄に押しつけたアブリアル・ネイ=ドゥブレスク・ゲムファーズ子爵・ラムリューヌは、貨客船に乗って子爵領を目指していた。ラムリューヌが手がける惑星改造は終盤にさしかかっていたが、ラムリューヌがその過程に興味を持ち、たまには領地を訪れて家臣達を激励するのも良い事だと気まぐれを起こしたことがそのきっかけだった。ところが、改造中の惑星スィルメーでは、「海の自殺」という摩訶不思議な状況が発生していて―
感想
星界シリーズのヒロイン、ラフィールの叔母に当たるラムリューヌが今回の主役です。これ予想出来た人いるのか。
今回は扱われている事件が割と小規模なので、おもにラムリューヌと家臣達の会話で話が進みます。家臣達が一癖ある人物ばかりですが、ラムリューヌは結構辛抱強いですね…ラフィールだったらキレてるし、ドゥビュースだったら嫌味の一つ二つ言ってそうです。まぁラムリューヌ自身も「自分の我慢強さに驚嘆していた」と言ってますけど。
その他、ラムリューヌの描かれたイラストが2枚あるのは見逃せないところですね。辞書編纂者としては、惑星改造についての新しい情報がいくつか出て来たのがポイントかな。
しかし気になる事が。この断章の時間軸は、ラムリューヌが惑星改造を始めてから17年後。そしてドゥサーニュが皇太子になる→ドゥビュースが王になる→惑星改造に着手、の順番である事は確定。ドゥサーニュが皇太子になった=ラマージュが皇帝になったのはラフィールが生まれた後と思われる(ラフィールはラマージュの即位式に出席しているから)し、惑星改造が成功してラムリューヌが伯爵になったのが952年だから、
帝国暦936年 ラフィール誕生
帝国暦???年 ラマージュが皇帝に即位
帝国暦???年 ドゥビュースが王に即位
↑17年以上前
帝国暦952年 ラムリューヌが伯爵に昇爵
…計算が合わぬ。ラマージュの皇帝即位と即位式の間に時間があるとしても、ドゥビュースが王になったのはラフィールが生まれた後なのは間違いなさそうだしなぁ(ラフィールが生まれた日に、プラキアが「あなたの方は王様になるんですって?」と聞いているから。断章「誕生」)…森岡先生なんとかしてください。
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> だいぶゲームとして面白くなってますね そうですね。当てもなく彷徨うのではなく…