2022-10-01

【アニメグッズ】ペーパークラフト:みにちゅあーときっと 千と千尋の神隠し ジオラマ レビュー

作成していた千と千尋のペーパークラフト完成です。

みにちゅあーときっと 千と千尋の神隠し ジオラマ

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:22,200円(税込)

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。さんけいさんから発売されている中では最大級の作品で、完成までの時間は100時間だそうです。多分これは大げさで、yukkun20でも47時間ほどで完成できました。制作難易度もそれほど高くはないです。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。

完成図はこんな感じです。油屋をメインに据え、それを奥に見ながら手前には名場面のシーンがいくつか再現されていますね。

これが油屋を正面から見たところです。この建物だけで単発のペーパークラフトとして販売しているくらいのボリュームがあります。ただ油屋にしてはきれいすぎるのがちょっと気になりますね。yukkun20にウェザリングの技術があれば…

後方から見るとこうなっています。裏側も一切手を抜くことなく作り込まれているのがうれしいですね。煙突とそれをつなぐパイプが一番の難所だった気がします。

建物の前にはたたずむ千尋がいます。手前の灯籠が巨大に見えますが、これが遠近法だ!(※実際にでかいです)

不思議の街を走って逃げるハクと千尋。ステンドグラスがきれいに表現されていていいと思います。

不思議の街の入り口。木をこんもりと盛るのに苦労しました。手前の石像に粉(苔)を付けすぎて表情が分からなくなってしまったw

カオナシと千尋。キャラクターの影はyukkun20がペンで着色しているんですけど、これ光源どこにあるつもりなんですかね…

ハク竜と千尋。こういう場面があったのはなんとなく記憶にあるんですけど、こんな場所でしたっけ。

おにぎりを食べるハクと千尋。この千尋の影はなかなかいい感じに着色できたと思ってます。ハクの服が黄ばんでいるように見えますけど、これは写真写りの問題で、本当はもうちょっとグレーっぽい感じなんだよ:…

これでこの「さんけい」の「スタジオジブリのジオラマ」シリーズ、魔女宅、トトロ、耳すま、千尋と完成し、残りはラピュタだけになりました。

年末年始あたりで作ろうかな。


2021-08-01

【アニメグッズ】ペーパークラフト:みにちゅあーときっと 耳をすませば ジオラマ レビュー

夏なのでなかなか作業が進まず時間かかりましたが、ようやく完成。

みにちゅあーときっと 耳をすませば ジオラマ ジオラマ

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:29,700円(税込)

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。既に「魔女の宅急便」「トトロ」は制作済みですが、それよりも完成までの時間は長めになっています(個人的には難易度も高いと思う)。標準組立時間は40時間ですが、yukkun20は33時間ほどで完成出来ました。

耳をすませばは懐かしいですねぇ。yukkun20が生まれて初めて少女漫画(原作漫画)を購入した思い出の作品でもあります。原作続編の「幸せな時間」も結構おすすめ。yukkun20も図書館少年だったので、いつかこんな素敵な出会いがあるんじゃないかと思って青春を過ごしましたが、やっぱりありませんでした。やっぱりバイオリンをちゃんと習っておくべきだったか。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。

正面側から見るとこんな感じです。完成直後に撮影したので、机の上が汚いのは許してください。しかし作中にこんな大きな木やラウンドアバウト出てきましたっけ?全然覚えがない。しかしこうやって写真にすると、緑色がきれいに発色していて実物より美しく見えますね。実物はもう少し濃いグリーンです。

これは反対から見たところですね。時計屋の崖に張り出す独特な構造もきちんと再現されています。地球屋の庭の部分が非常に狭く、きれいに芝生(色砂)を貼るのには非常に神経を使いました。

地球屋を正面から。こうやって手前のオブジェクトをなめて撮るとなかなかジオラマっぽくていいですね。自転車は白と黒のツートンですが、実は黒色部分はyukkun20がペンで塗っています。

ムーンを追いかける雫。ムーンがいる家の壁はすごくバースがついているのですが、この角度から見ると自然に見えますね。しかし手前がラウンドアバウトなら、一旦停止の道路標識がこちら向きなのはおかしいような気もする。ちなみにこの家の表札は「鈴木」。

地球屋の下の森に佇むバロンとルイーゼ。色砂を貼る時に、あとでバロンとルイーゼが埋まる穴が塞がないようにすごく気を遣いました。キャラを設置してから砂を撒く手もあるのですが、これだけうっそうとしていると先に砂を撒かざるを得ないので…。ちなみにキャラに影を付ける時は、影色のペンではなく、地の色と近い色のペンを使うときれいに仕上がります(例えば赤いドレスに影を付ける時は、赤暗色のペンではなく赤色のペンを使う)。

土台部分には、ジオラマに納まりきらなかった名場面がミニジオラマで描かれています。バロンと一緒にイバラードを飛ぶ雫ですね。この世界観はすごく衝撃的で、yukkun20も井上直久さんの画集を購入したのを覚えています。

こっちは序盤の名シーン、雫の歌ですね。カントリーロードも好きで、原曲も何度も聞いたなぁ。今でも日本語と英語両方で歌えます。
撮影の時にフラッシュをたいたら余計部屋の暗さが強調されてしまったw失敗。

そして聖司と雫の丘に向かうシーン。街灯の形状に時代を感じますね。こっちはフラッシュつけたのがいい感じになっていると思います。よく見ると地球屋の前に止めてある自転車と色が違う…?

今回も動画でぐるぐる回してみたので、購入を考えている方はご参考にしてみてください。

さて、次は100時間かかると言われる伝説のあれですかね。詳しくはこちら。


2021-06-01

【アニメグッズ】ふしぎの海のナディア ペーパーシアター レビュー

好きな作品のペーパークラフトは作っているだけで幸せになれます。

ふしぎの海のナディア ペーパーシアター

レーベル:ペーパーシアター(エンスカイ)
価格:1,650円(税込)

 

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて立体感のあるパーツを作り、それを重ね合わせてアニメの名場面を再現するペーパークラフトです。パーツはレーザーカットされていてかなり緻密に作られています。ジブリ作品のものが有名ですが、最近のはやりのアニメも続々と商品化されているので、ペーパークラフトに興味のある方はぜひラインナップを覗いてみてください。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。

ただ、個人的にはさんけいさんのジオラマシリーズ(yukkun20がいつも作っているジブリのペーパークラフトです)と比べると、劣っていると思います。理由は2つあります。

まず一つ目に、パーツの精度です。さんけいのパーツの精度はそれは見事なもので、きっちり組み合わせれば寸分の狂いもなく収まります。しかしこちらはパーツとパーツをかみ合わせる時に完全に密着させると制度に狂いが出ます。ツイートでも触れましたが、0.1mm程度の隙間を空けないときれいに収まりません。それならそれで、説明書にそういう注釈を付けてくださらないと…

左側のパーツを見ると、例えばエッフェル塔と背景のクリーム色の部分が、きちんと密着していないのが分かります

それから二つ目に、造形がやや手抜きっぽく感じられるところがあります。紙を重ねるタイプのペーパークラフトの場合、飛び出ている部分は紙を重ねて、引っ込んでいる部分は紙に穴を開けて表現するのが原則です。例えば顔を作る場合、顔面がベースだとすれば、眼球は顔面に開けた穴から覗いているべきですし、メガネはベースの上に重ねて貼ってあるべきです。しかしそのセオリーが無視されている箇所が何カ所かありました(例えばサンソンとハンソンのグラサンは、顔面に穴を開けて表現されている)。特にグランディスさんの表情はそのあおりを受けていて、細かい表情がきちんと表現出来ていません(yukkun20の技術の問題かと思ったのですが、公式サイトの完成図も失敗しているので多分仕様)。

この2点については今後改善してほしいですね。もっともさんけいさんとエンスカイさんでは商品のリリース間隔も違いますし、単純に比較するのはフェアではないでしょう。またエンスカイさんの方は、プラモで言うところのランナー部分が少ないので、少ない手間で台紙からパーツを切り離せるという利点もあります(反面パーツが切り離した時に飛んでいきやすいので注意です)し、用意する工具が少なくていいというのもメリットです。どちらもペーパークラフト界に大切な企業なので、これからも応援していくつもりです。

話がそれましたが、完成品はこんな感じです。

左上は消印だと思いますので、ポストカード的な演出になっていますね。手前からポストカード、ジャンの飛行機、ジャン・ナディア・キング・マリー、グラタンと3人組、エッフェル塔、セーヌ川(多分)の6層構造になっています。

パリの町並みやハンソン・サンソンなど、角度的に見づらいところもきちんと作られているのは素晴らしいですね。

斜め前方から覗くとこんな感じになっています。紙製とは言えかなりの枚数を貼り合わせているのでそれなりの強度はあります。完成品は幅80mm*高さ100mm*厚さ40mmなので、置いても安定しますし、かなり軽いので壁に貼り付けて飾るのもありだと思います。

裏は何の飾りっ気もありません。

難易度は★★★★☆とのことでしたが、2時間半ほどでサクッと組み立てられました。この手の商品で修行を積めば、いつかオリジナルのイラストからペーパークラフトを起こせるようにもなる気がする。やらんけど。


2020-11-21

【アニメグッズ】ペーパークラフト:ハウルの動く城 ペーパークラフトBOOK レビュー

yukkun20がこれまで作成したペーパークラフトの中でも抜群の難易度と面白さでした。

ハウルの動く城 ペーパークラフトBOOK

価格:3,800円(税込)

レビュー

2004年に公開されたジブリの映画「ハウルの動く城」から遅れること1ヶ月、作中に登場する「城」を忠実に再現したペーパークラフトブックとして発売されたキットです。完成品は全高43センチ、パーツ数346(初心者バージョンなら285)、稼動箇所22カ所という超大物です。

2004年当時、yukkun20はしばらくペーパークラフトづくりから離れていたのですが、本屋で見かけたこれがすごく気になりました。折しも当時司法試験に合格し、修習が始まるまで3ヶ月ほど暇をしていたので、その間に作り上げようと思い立ったわけです。安易な気持ちで…

結局修習が始まっても完成せず、そうこうしているうちに修習が忙しくなり、半分程度作成した段階で製作を止めてしまいました。こういうのは勢いなので、一度中断すると再開できないんですよね…。しかし既に製作から10ヶ月が経過していて、ここまで作った以上完成を諦めることも出来ず、さりとて続ける勇気も持てず、優柔不断なyukkun20は部屋の片隅で眠らせることにしました。

それ以来ずーっと視界の片隅にはあったのですが、見て見ぬ振りをして参りました。何度か捨てようと思ったこともあったのですが、yukkun20は物を捨てられない人間なので、結局踏ん切りが付かず、その上にホコリが積もっていくのを横目に放置してきたわけです。

そんなyukkun20ですが、ここ数年掃除の楽しさに目覚めました。そして今年はコロナのせいでステイホームも推奨されていましたし、思い切って断捨離を始めました。その一環で、これを捨てるか完成させるかの選択を迫られることになり、ついに再開を決めたわけです。15年ぶりに。

前置きが長くなりましたが、本作は、台紙からパーツを自分で切り抜き、貼り合わせていく昔ながらのペーパークラフトです。彩色はあらかじめされていますが、なんせパーツも多く、城のくせに曲線部分が半端ないため、単純に時間がかかります。製作者の方は80時間で完成できるとのことですが、yukkun20は127時間くらいはかかりました。

昔ながらのペーパークラフトとはいえ、設計はコンピューターで厳密に作られているため、きちんと一つ一つ丁寧に作っていけば、きっちりとパーツをかみ合わせることが出来るます。ですから自分の技術が完成度に反映されていくのが分かります。15年前に作ったパーツはやはり今作ったものと比べると我ながら作りが甘くて、つなぎ合わせるのに苦労した部分もありましたが(普段は使わない瞬間接着剤に頼ったり)、それもまた自分で組み上げている気がして楽しかったです。

ハウルの動く城の映画は2度ほどしか見ておらず、ジブリ作品の中でも特に思い入れがあるというわけではないのですが、これを作ったことで城に愛着が持てるようになりましたね。機会があれば、再度映画も視聴してみようと思います。

作成の経過についてはTwitterに上げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。

正面から右後方にかけてはこんな感じです。右目の右上についている丸っこいパーツは、どうしてもうまく城本体と接着することが出来ず、ボンドでは剥がれてしまったので、瞬間接着剤で無理矢理つなげました。ひれはこの接着方法で良かったのか今でもよく分かりません。正直ひれについては組み立て説明書の説明が足りていないような気がします。

こちらは後方から左前方にかけて。この角度だと細い足でしっかり立っているように見えますけど、城重量をこの細い足で支えることは出来ないので、城の底の死角に、支えるための太い柱が4本立っています。左後方から飛び出している細長いパーツはのりしろも狭いので、いつか剥がれ落ちてしまうのではないかと気が気じゃないです。

個人的に難所だった部分ですが、

  • 大きな煙突…パーツ自体は大きいのですが、細長すぎて接着場所まで手が届かず、上手に貼り合わせるのに苦労しました。作者様のサイトに製作のコツが掲載されているのですが、15年前はサイトの存在自体知らなかったので…
  • ひれ…曲線部が多い、のりしろが狭い、完成した時の状態が予想しづらいとかなりの難関でした。完成した今でも、本当にこの貼り合わせ方で良かったのだろうかと自信を持てずにいます。
  • 建物の屋根…1ミリ間隔で山折りと谷折りを繰り返すので単純に疲れました。
  • 底面の貼り合わせ…既に本体に他のパーツが山盛りになった状態で、城全体をひっくり返して作業するので、うっかりパーツを破損してしまわないかずっと気を遣ってました。

あたりでしょうか。しかしそんな苦労も、完成品を見ると十分報われた気がします。個人的にも仕上がりは満足のいくもので、127時間という製作時間にふさわしい出来映えになりました。

あとは保管方法をどうするかですね。ホコリもたまりやすそうですし、上からものでも落として泣きを見たくないので、いつものようにケースを購入しようと思います。しかしこの大きさだと特注品になって1万円超えるんだよなぁ…


2020-09-08

【アニメグッズ】ペーパークラフト:みにちゅあーときっと トトロがいっぱい ジオラマ レビュー

作成していたトトロのペーパークラフト完成です。

みにちゅあーときっと トトロがいっぱい ジオラマ

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:22,200円(税込)

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。さんけいさんから発売されている中ではかなりの大物で、完成までの時間は28時間だそうです。yukkun20は30時間かかりましたけど、制作難易度はそんなに高くはなかったです。

となりのトトロは多分宮崎作品の中で最も視聴した作品の一つでしょうね。先日作成した魔女の宅急便のジオラマが完成度が高かったので、姉妹品のこちらも作ってみたくなりました。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。

正面から見るとこんな感じです。中央に草壁邸が見えますね。和風建築と洋風建築が融合していることが見て取れます。和風建築の方にも玄関はあるのですが、門から直結しているのは洋風の方なんですね。その奥には縁側も見えます。手前には、「夢だけど、夢じゃなかった!」でお馴染みのドンドコ踊りをしているトトロたちが見えます。また屋根にはネコバスが、奥には大クスの上にトトロやサツキたちがオカリナを吹いています。

大クスの裏側には、トトロの巣?があります。メイが通った狭い通路も一応再現されています。この穴にきれいに草をはわせるのが結構な難関でした。トトロたちの後ろ姿もきちんと作り込まれているのが分かります。

家の裏側(おそらく炊事場)からは、マックロクロスケが出て行っているのが分かります。目玉をリアルに塗るためにわざわざ白いペンを購入しました。

そして印象深いバス停のシーンも再現されています。ふたりの傘が立体なのがいい味出してますね。その右には引っ越し中のトラックが走っています。制作中に部品を一つなくすという大ミスを犯してしまったのですが、作っているうちにひょんな所から出てきたので助かりました。

一応動画でぐるぐる回してみたので、購入を考えている方はご参考にしてみてください。

さて、これでしばらくさんけいのペーパークラフトはお休みして、次回からはいよいよ15年越しの精算をしようと思います。詳しくはこちら。


2020-07-19

【アニメグッズ】ペーパークラフト:みにちゅあーときっと 猫の恩返し 猫の事務所 レビュー

作成していた猫恩のペーパークラフト完成です。

みにちゅあーときっと 猫の恩返し 猫の事務所

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:4598円(税込)

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。前回作成した「地球屋」よりもさらに部品数が少なく、6時間ほどで組み立てられました。

猫の恩返しも好きな作品の一つです。というかジブリ作品の中で、宮崎駿監督作品ではないものの中では一番好きかも。主題歌がほんわかしていていいんですよね。耳をすませばの雫が作った(という設定の)ファンタジーだと言うことを知っていればもっと楽しめます。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。

一応これまでに作成したのと同じ1/150スケールです。ハルの高さが50mmなので、150倍すると7.5mかぁ。ファンタジーとは言え、この大きさで良かったのでしょうか。もっともリアルスケールだと、

こんな感じになって、バロンもムタもほとんど見えなくなっちゃいますからしょうがないですね。

今回一番苦戦したのは、キャラクターたちです。あらかじめレーザーカットされている建物などとは異なり、パーツを自分で紙から切り出さないといけないのですが、パーツが非常に小さく縁取りも繊細なので非常に苦労しました(特にハルの後ろに見えるカラス)。でもそのかいあって、満足のいく出来になったと思います。

今回は樹のボリュームもありますが、さすがにこれまで何度もやってきたので慣れてきました。でも枝先に葉っぱがちゃんと盛れていないところがありますね…。あとでちょっと修正しておこうと思います。正面から見れば気付かないレベルなので見落としてました。

後ろですがやや殺風景ですね。この作品は石畳に着色がされていないので、ちょっと安っぽい感じがあります。自分で石畳パーツでも買ってきてデコってもいいかもしれませんね。

さて、これで買いだめしていたペーパークラフトも全て終わりました。次はどうするかは思案中です。来週は4連休もありますし、また大物に挑戦してもいいかもしれませんね。


それからグランディアも終わりましたので、予定通り「東方の迷宮」を7年ぶりに始めました。さすがに大分プレイ感覚は忘れていますが、序盤のストーリーは意外と覚えていますね。現在2時間ほどプレイし、2階に上がったところです。そろそろパルスィ仲間になるかな…今回こそ一軍でかわいがってあげたいですね。

HD対応で画面も美しくなりました

ちなみにNSW版ですが、これはトロコンが面倒くさかったからです(汗
一応NSW版にも実績というオフラインのやり込み要素があるので、行けるところまでは頑張ってみます。


2020-07-05

【アニメグッズ】ペーパークラフト:みにちゅあーときっと 耳をすませば 地球屋 レビュー

植木鉢が途中でどこかに転がっていった時はもうダメだと思いました(部屋を掃除した結果無事に見つかりました)。

みにちゅあーときっと 耳をすませば 地球屋

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:5710円(税込)

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。これまで作った作品の中では一番完成所要時間が短い、やや小粒な作品です。

耳をすませばいいですよね。青春ド真ん中というか…まあ聖司みたいな男が実際いたら、ストーカー一歩手前って言われるような気もしますけど。地球屋でバロンを見つけるシーンは強く印象に残っています。いつか聖地である聖蹟桜ヶ丘にも行ってみたいです。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。完成までは15時間でした。

しかし最後にこの映画見たのが結構前だからこんな建物だったかどうか全然覚えてないなぁ。店舗部分が上から見るとT字型とか、裏に繋がる勝手口が左右に箇所あるとか、意外な発見がありますね。

入口の左右にあるタルや椅子は原作映画の通りに配置しています。ちなみに聖司・雫・ムーンは印刷で描かれているだけなのですが、あまりに小さいのできれいに切り取るのに苦労しました。

下の作品タイトルを刻んだプレートが高級感出してますが、これも実は紙です。

裏庭はこんな感じですね。作中でここ通ったことあったっけ…?植木の間に花をうまく配置するのは少し苦手です。

少し引くと、崖側に大きく張り出した工房(水色の屋根の部屋)の作りがよく分かりますね。

雫と聖司が工房に行くため、店の裏側に回り込んだ通路が、左側のゴミバケツが置いてある通路です。ん?工房の下を支える梁がずれてる???(撮影後に気付いたので直しました)

あとは指人形を買って飾り付けなければ。でも指人形はネットではばら売りしてないから、どんぐり共和国に買いに行かないといけないんですよね。そのうち行こう。

次の作品ですが、実はこれももう決まっていて購入済みです。またネコ関係ですよ。

2020-07-27追記:指人形購入してきたので追加しました。雫&聖司にしようかと思ったんですが、ジオラマの中に既にいるので、出番がなかったバロンとルイーゼにしました。


2020-06-30

「耳をすませば」25周年を記念したペーパークラフトジオラマが予約開始!

最近yukkun20が無心に作り続けているさんけいのペーパークラフトですが、「耳をすませば」25周年を記念した大型ジオラマが出るみたいです。

なにこれ…造形が良すぎる。有り体に言ってめっちゃ欲しい。めっちゃ欲しいんですけど、yukkun20が目指す最終的な目的地(今は秘密ですが一応構想だけはあるのです)までのロードマップからは寄り道なんだよな。しかも完成予想時間が40時間だから多分2ヶ月くらいかかる…って、十三機兵防衛圏の機兵(38時間で完成)より時間かかるってことじゃん!寄り道にしては長いか。

でも耳すばも好きな作品だから、結局なんだかんだ言っても長期休暇のタイミングで買うような気がする。

というかもう映画公開から25年もたつのね。原作が読みたくて、生まれて初めて少女マンガを購入したのもいい思い出。ごそごそ…あったあった。

なつかしい!


2020-06-16

魔女の宅急便ジオラマ 動画撮影してみました

ロロナのアトリエ、あと2つダンジョンクリアしたら終われそう。正直ロロナが微妙だったのであんまり期待していなかったんですけど、相当面白かった。アトリエは何でも自由に出来るより、不自由な中であるものをうまく使ってどうにかするこのスタイルの方が合ってる気がしてきた。

先日作成した「魔女の宅急便ジオラマ」ですが、予告したとおり回転台を購入しました。

それで回転台に乗せて撮影を始めたんですが、いまいち背景が美しくない…(部屋が汚いせいなのですが)ということが気になってしまい、ついでに小型撮影ボックスも買ってしまいました。

組み立てるだけで、いい感じにライトアップした写真が撮影できる優れものです。折りたたんで収納できるので邪魔にもならないですし。これできれいに撮影が出来る…と思ったんですが、動画だと手ぶれが発生してしまうので、三脚を購入(これは近所の100均で)。

そんで撮影。

うん、まあどうと言うことはない動画になりましたが(BGMを付ければ良かったんですかね)とりあえずこのジオラマがどういう作品なのかは伝わりましたかね。

ちなみにアクリルケースも購入しましたが届くのは来週末頃の予定。かなり遅いですけど、これもコロナの影響だって…


2020-06-14

【アニメグッズ】ペーパークラフト:みにちゅあーときっと 魔女の宅急便ジオラマ レビュー

これが完成する頃には自粛生活も終わってるかと思ってましたが甘かったですね。

みにちゅあーときっと 魔女の宅急便ジオラマ

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:29700円(税込)

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。この自粛期間を有意義に過ごすにはペーパークラフトをやるしかない!と、内なる自分がささやいたので、これを作ることにしました。yukkun20は魔女の宅急便が好きなので、その名場面を組み合わせたこの作品には興味津々だったのです。

パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。ただハウルの動く城に比べると小物が多いので、指先の器用さは必要かも。

作成の経過についてはTwitterに挙げているので、良ければそちらを追ってみてください。以下のツイートからスレッドにしてます。完成までは37時間、価格も3万円近くとなかなかの大物でした。

こちらが正面方向…でいいのかな。ロゴあるし。上はグーチョキパン店、下はコリコの街にやってきたばかりでバスに轢かれそうになったあの場面が描かれています。

こっちは裏面。海沿いを自転車で走るトンボとキキ、左側は(見えづらいですが)オキノ邸になっています。

グーチョキパン店をアップに。以前作った「グーチョキパン店」とほぼ同じ作りなので、比較的作りやすかったです。

コリコの街のキキ。遠近のデフォルメが効いているので、この角度で見ると奥行きを感じますね。キキは服に影が付いてなくてのっぺりしていたので、紺色のペンで服に影を付けました。

グーチョキパン店の中庭。以前作ったグーチョキパン店の単体作品(↓)に比べると、

  • 塀がある
  • 洗濯物がある
  • 中庭に芝生がある
  • 裏口の半地下がきちんと表現されている

など、はるかに見た目がいいですね。↓も芝生植えれば大分いい感じになりそうなので、暇があったらやってみよう。

海沿いを走るトンボ。このトンボとキキの自転車パーツが作るのに一番苦労しました。こっちのキキも影を付けています。トンボのズボンにも灰色の色鉛筆で影を付けたんですが、灰色の明度が高すぎて逆に明るくなってしまった(;´∀`)

これプロペラが回転している風にするともうちょっと勢いが出るような気がするなぁ。黄色いプラスチック板があればできるか?

オキノ邸に走って行くキキ(ちょっとピンボケですが)。こっちも影を付けたんですけど、微妙に影の形をミスった感がある。あと右足の影が濃すぎたのは反省点。

オキノ邸をアップで。屋根の地の色が見えないくらいジオラマパウダーを重ね塗りしたのは正解でしたね。手前の芝生は薄くしか塗っていないので、その対比がうまく出ていると思います。

こっちは時計台をバックにホウキで飛ぶキキ。このホウキにも先ほどの灰色鉛筆で影を付けたんですが同じミスをしているorz

というわけでこれで完成ですね。360度どこから見ても楽しいジオラマなので、このまま飾るのはもったいない!

回転台買ってしまった…これに乗っけて回した動画も明日あたりアップします。