2018-02-13
昨年発売された和風SRPG「GOD WARS ~時をこえて~」に、新シナリオ、新ユニット、多数のバトルステージ、プレイアビリティ改善を加えた完全版「GOD WARS 日本神話大戦」の発売が決まりました。Ivanさん、情報ありがとうございます。
っておい!今冬配信予定だった大型DLCはどうなったんですか???
この辺、ニュースサイトを良く見ても分かりません。電撃オンラインの説明によると、
カグヤたちの真の運命が明らかとなる新シナリオ“黄泉の迷宮”は、前作『GOD WARS ~時をこえて~』を購入したユーザーに向けて、DLCとして配信されます。
※電撃 – タクティクスRPG『ゴッドウォーズ 日本神話大戦』発表。『時をこえて』に新シナリオやキャラを追加より引用
らしいのですが、「日本神話大戦=GOD WARS+黄泉の迷宮」という意味なのか、そうでないのかが気になるところです。これまでの公式のやり方を見ている限り、初期からのファンを裏切るようなことはないと信じていますけど…
「GOD WARS」は、ひさしぶりに出た骨太のSRPGで、昨今のSRPG不足にあえいでいる皆様にはきっと楽しんで頂ける作品だと思います。(詳しくはレビューを見てね!)PS4をもってなくてプレイできなかった方はこの機会にぜひ!
特にスイッチでは初の本格的SRPGになるんじゃないでしょうか。ディスガイア5?あれもSRPGだけどあれは戦略じゃなくてステータスを上げて殴るゲームだから…
yukkun20も楽しみにしていますが、果たして100時間超とも言われるDLCのプレイ時間をとることができるのか、ちょっと心配です。
2018-02-12
ディスガイア5のプレイを再開すると共に、リディスルのアトリエ始めました。アトリエは良くも悪くもいつも通り。そろそろ街のフィールドマップが妙に寒々しいのを改善して欲しいところです。あと子安自重。
さて、今週配信予定のゼノブレイド2更新データVer.1.3.0の詳細が公開されています。Ivanさん情報ありがとうございました。
更新内容としては、以下の通りのようです。
- 二周目以降追加要素
- カムイ、ザンテツ、ラゴウ、オオツチといったイーラ側のブレイドの加入
- ヨシツネ、ベンケイ、サタヒコをブレイドとして仲間に
- すべてのブレイドの傭兵団への派遣が可能に
- ホムラ、ヒカリといった一周目ではエンゲージから外せなかったブレイドが外せるように
- ドライバーの「裏キズナリング」の解放とさらなる成長要素が追加
- ドライバーのレベルダウン機能追加(下げたレベルに応じたボーナスEXPを獲得)
- あるブレイドのLv4の必殺技が解放
- 一周目追加要素
- 同調させたブレイドを一覧からロックするシステムを実装
- ブレイド同調の演出をスキップ可能に
- ミニマップ拡大時にスキップトラベル画面で設定した各アイコンの表示ができるように
- ゲームの難易度に「イージーモード」が追加されます。
- アクセサリー、アシストコア、ブレイドリストなどのソート項目に新たなものが追加
まず、ついに二周目に関する情報が出てきましたね。敵方のブレイドやマンイーターたちを仲間に出来るようです。もちろんストーリーには影響ないので、クローンユニット的な扱いになるわけですが、
ストーリー的には破綻をきたしてしまう仕様ですが、それよりもゲームとしての楽しさを優先させていただきました。ぜひ彼らを同調させて遊んでください。
※上記リンク先より引用
という姿勢、嫌いじゃないです。いいんだよ二周目なんですから。ただ加入方法が、ガチャなのか、クエストなのかがよく分からない…。ヨシツネ、ベンケイ、サタヒコは設定上ガチャから出てくるのはおかしいのでクエストで、後はガチャかな…。このどさくさに紛れてコスモスも出てきて頂きたいところです。
それから固定ブレイドが外せるということで、パーティ選択の幅が広がりそうですね。しかし3体とも固定されていたトラの扱いが気になるところです。
あと必殺技が追加される「あるブレイド」って誰ですかね。Lv4必殺技がないのは覚醒ホムラだけだし、彼女かな?
それから1周目追加要素もすばらしい。特に「ブレイドのロック機能」「ブレイド同調の演出カット」「マップ改良」「ソート機能充実」はいずれもかなり気になっていた点なので素直にうれしいです。これで致命的な弱点はほぼ解消されたのではないでしょうか。…あ、あとガチャの排出率をどうにかしてください。
ところで、ニアエンド(またはハーレムエンド)はマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
それが来たら二周目やるわ。さすがにメインストーリーが変わらないのに二周目までは思い切れないので。
プレイ予定リスト
- 2018/冬 GOD WARS(DLC「黄泉の迷宮」) [PS4] 検討中
- 2018/3 英雄伝説 閃の軌跡 I:改 [PS4] 購入予定
- 2018/3 STEINS;GATE ELITE [PS4] 予約済み
- 2018/3 戦場のヴァルキュリア4 [PS4] 予約済み
- 2018/4 うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 [PS4] 予約済み
- 2018? ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 2018 Kingdom Hearts Ⅲ [PS4] 購入予定
- 2018 OCTOPATH TRAVELER [NS] 検討中
- 2018 十三機兵防衛圏 [PS4] 購入予定
2018-02-11
唐突にゲームレビュー。なんで急にプレイして急にレビュー記事を書いているのか、1つ目の理由は最後までこの記事読んでくれたらわかります。2つ目の理由はこのゲームをプレイすればわかる…と思う。

星の欠片の物語、ひとかけら版
プラットフォーム |
PlayStation VR |
 |
ジャンル |
VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム |
価格 |
2,800円(税込) |
公式 |
『星の欠片の物語、ひとかけら版』 |
プレイ時間 |
1周目:5時間 |
ストーリー
- 砕けた星の核に一人取り残されてしまった少女は、「他の世界を覗き見る事が出来る装置」を使うプレイヤーと運命の出逢いを果たす。二人は協力して、少女がこの星から脱出するための方法を模索し始める。―という感じです。

本作のヒロイン。(勝手な)通称「のじゃロリ娘」
- みなさんは「脱出ゲーム」というジャンルをご存じでしょうか。主にウェブブラウザでプレイする、昔からあるゲームの一つです。部屋の中にあるアイテムを手に入れたり組み合わせたり、暗号を解いたりしながら、密室からの脱出を目指す(それ以外の目標が設定されていることもありますけど)というゲームですね。yukkun20はこれが大好きです。
- 本作はPSVRを使った脱出ゲームになっています。「ひとかけら版」というサブタイトルの通り、ストーリーの序盤?を切り出したものとなっていますが、ストーリー的にはきちんと完結していますし、「ひとかけら版」であることを逆手に取ったエンディングも用意されているので、ぜひプレイしてください。
- プロローグはこちら。
システム
- PSVRの特性を上手にゲームに転化されたシステムが用意されています。
- ヒロインである少女は、星が砕けた際に知識や経験をすべて持って行かれてしまったので、基本的に謎解きの戦力にはなりません。プレイヤー頼みです。一方プレイヤーは、VRでこの世界をのぞき見ているだけで、実際に存在しているわけではないので、あちらに干渉することは出来ません(設定上、歩き回るのも無理)。よって、プレイヤーの仕事は、状況から次に取るべき行動を考え、それを少女に指示することです。

いかにもなんかありそうな星が頭上を旋回している
- 指示すると言っても、干渉力がない以上声も届きません。幸い少女は、プレイヤーがどこを見ているのかはわかるので、プレイヤーは干渉したいものを見て、それから少女を見ることで、少女に動いてもらうことが出来ます。と言っても少女は思考力がないので、動くと言っても、「持ち運べるものであればプレイヤーのもとに持ってくる」「スイッチがあれば押す」「動きそうなところを動かす」くらいのことしか出来ません。

レバーがあれば引く、ボタンがあれば押す、の精神
- そのためプレイヤーは時々もどかしく思うのですが、「このシステム××だな」ではなく、「少女のちょっとおつむが足りないところカワ(・∀・)イイ!!」の方向へうまく誘導されています。試行錯誤が多くなるゲームなのでもどかしさを感じないわけではありませんが、最近のアプデなどの対応もあり、イライラするようなレベルではありませんでした。
- そのほか、「ものを触れない」「会話できない」「動き回れない」というVRの弱点を演出に昇華しているところはすばらしいと思いました。勇なまVRでも思いましたが、VRゲーはやはり第四の壁を破ってなんぼですね。
- 謎解きも理不尽なものはなく、脱出ゲームとしても楽しめました(リリース時はかなり理不尽な謎もあったようですが、アプデで一部難易度緩和がされたみたいです)。
- ただし作中でいくつか文章を読むことがあるのですが、解像度の都合で極めて読みづらいです(相当努力してなんとか…というレベル)。これはオブジェクトの大きさを大きくすれば解決する問題だと思いますので、どうにかしてほしいですね。
- あと視点の問題でかなり難解な謎がありました(具体的に言うと、箱の裏の件)。ここは攻略サイトに頼ってしまった…。
キャラクター
- 登場するキャラは、スクショに登場している少女だけです(一応)。ツインテ、のじゃロリ(と言っても厳密に言うとのじゃ口調ではない。わしっ娘)、巨乳、チラリズム、エルフ耳と要素てんこ盛りですけど、あまりあざとくなりすぎているわけではなく、好感が持てました。

なんかラフィール殿下っぽさもある
- なにより、一緒に謎を解くことで、不思議と愛着や連帯感が生まれてくるようになっています。プレイヤーとのプライベートな会話があるわけでもないのに、この演出は素直にうまいなーと思いましたね。それだけにエンディングも結構インパクトありました。
- でも、向こうからこちらは見えていないという設定上、こっちがぶつかるくらい近づいても、何のリアクションもないんですよね。演出上仕方ないんですけど、それはちょっと寂しい気がしました。製品版ではキャッキャウフフできるんでしょうか。
戦闘
総評
- 勇なまVR以来PSVRをほとんど使っていなかったんですが、僕が好きなゲームサイト(で取り上げられていたのがきっかけで、プレイしてみることにしました。
- メーカーの「自転車創業」さんは、自分は存じ上げなかったのですが、その筋では結構有名なメーカーさんみたいですね。しかしこれほどのクオリティのVRゲームをいきなり繰り出してくるとは…末恐ろしい。
- とにかく、一度プレイすると、他の人にお勧めせざるを得ない出来になっていましたので(いろんな意味で)、うちのブログでも取り上げさせて頂きました。ゲームの値段はちょっとお高めですけど、VRの可能性を堪能できるいいゲームだと思いますので、脱出ゲーム好き、のじゃロリ好き、VR好きの方はプロローグだけでも見て、雰囲気を感じてみてください。
- トロフィーは4つあり(プラチナなし)、エンディングに到達すれば全部取得できます。
- ちなみに、2/12までに購入すると、アバター、テーマ、サントラ、台本、設定資料集などが特典としてついてきますので、急いで本日取り上げさせてもらいました。
2018-02-10
TOF2018の続報がようやくキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
出演者
※赤字が今回追加発表された方です。敬称略。
6/16公演
小野坂 昌也 (ゼロス役/シンフォニア 11回目) ※司会
鈴村 健一 (セネル役/レジェンディア 2年ぶり5回目) ※司会
小西 克幸 (ロイド役/シンフォニア 11回目)
鈴木 千尋 (ルーク役/アビス 11回目)
逢坂 良太 (ミクリオ役/ゼスティリア 4回目)
広橋 涼 (シャーリィ役/レジェンディア 2年ぶり2回目)
浅野 真澄 (クロエ役/レジェンディア 初)
白石 涼子 (ジェイ役/レジェンディア 7年ぶり2回目)
木村 良平 (スレイ役/ゼスティリア 4回目)
福圓 美里 (エドナ役/ゼスティリア 4回目)
6/17公演
小野坂 昌也 (ゼロス役/シンフォニア 10回目) ※司会
浅倉 杏美 (ライフィセット役/ベルセリア 2回目)※司会
小西 克幸 (ロイド役/シンフォニア 11回目)
鈴木 千尋 (ルーク役/アビス 11回目)
折笠 愛 (ジーニアス役/シンフォニア 初)
松本 保典 (ガイ役/アビス 6年ぶり2回目)
鳥海 浩輔 (ユーリ役/ヴェスペリア 11回目)
森永 理香 (リタ役/ヴェスペリア 6回目)
近藤 隆 (ルドガー役/エクシリア2 5回目)
木村 良平 (スレイ役/ゼスティリア 4回目)
佐藤 利奈 (ベルベット役/ベルセリア 4回目)
どどどどどうしたんですか。1日目レジェンディアチーム多くないですか?過去3人以上出たことはない…どころか一人もいない年も多いのに。もしかして鈴村氏の草の根活動(主に語尾に「~レジェンディア」と付ける活動)が実って、TOL2か、TOL-Rの発表でもあるんでしょうか。僕の中でレジェンディアは、ストーリーはシリーズの中でもかなり上位、戦闘システムは下から数えた方が早い代物なので、戦闘システムが改善されるのであれば十分人気でると思うんですよね。格ゲーっぽい仕様だからそれこそ久々の2Dテイルズとかもありじゃないでしょうか。もしくはTOX2ベースのサイドビューバトル。これは夢が広がるでぇ。
しかし今回は女性が多い!現在発表されている17人のキャストのうち、8人が女性ですよ?最近男性に偏り気味だったのでこれはうれしいですね。しかもベテラン枠が折笠愛さんとかなんという俺得。そのほかセネル&シャーリィ&クロエ、ロイド&ジーニアス、ルーク&ガイ、ベルベット&ライフィセットなど、気になる組み合わせが盛りだくさんですね。
が、鳥海さんが17日公演だけということは、もしや16日の方は…
それはさておき、23日から予約開始ですよー!今回も全力でプレミアムシート狙うわ。もしくはホテルプランでも。
2018-02-09
明朝早いので更新はお休みします。
リディスルの攻略本が月曜に届くみたいなので、そろそろプレイ始めます。ゼノブレ2も一応終わりましたしね。
2018-02-08
「キノの旅」のキノ&エルメスのねんどろいどが、8/31発売予定です。
[amazonjs asin=”B079M8S5D7″ locale=”JP” title=”ねんどろいど キノの旅 キノ&エルメス ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア”]
キノみたいなキャラはアクションフィギュアでこそ輝くと思いますので、デフォルメキャラとはいえこの出来はうれしいですね。さりげに「カノン」「森の人」「フルート」が3つとも付属しているのはすばらしい。
ねんどろいどは、オタク心とコレクター魂、両方をうまくくすぐってくるので昔からずっと気になっているのですが、「これはぜひ欲しい!」というキャラの商品が出ないため、今までスルーしてます。アーチェさんかパッフェルさんでも出しませんか?
ちなみにねんどろいどぷちはいくつか持ってます…主にこれの影響ですが。
[amazonjs asin=”B0052D1I0Q” locale=”JP” title=”月刊アニメスタイル第2号 (ねんどろいどぷちナディア付属)”]
2018-02-07
碧の奇跡、第2章に入りました。ティオはいつになったら加入するんだよぅ!ノエルが可愛いからなんとか我慢していますけど、そろそろ限界です。
Philonext 磁気ケーブルクリップ
発売元:bcase
価格:499円(税込)
レビュー
現在yukkun20のゲーム棚には、PS4、NS、VitaTV、PC用のコントローラーが置かれています。そのうちPS4用コントローラーはドックに充電機能がありますし、PC用は有線なのでいいのですが、NSとVitaTV用は無線なので、時折充電する必要があります。
そうすると、充電用ケーブルの先を手元に引っ張っておく必要があるのですが、今度は充電していない時にどうするのかという問題が。ちなみにVitaTV用の充電ケーブルの先は、磁石にひっつきやすい物質で出来ているので、強力なマグネットが一つあれば壁面に固定が可能ですが、NSのケーブルの先は磁石にひっつきにくいため、マグネットでも保持できません。
そこで最終的にこの商品を購入しました。ケーブルの途中にマグネット付のユニットを装着し、それを両面テープでどこにでも固定できる台座に磁石でひっつけることで、ケーブルの先を保持することができます。うちのゲーム棚はスチール製なので、台座は不要になりますが。
ユニットは1セットに3つ封入されており、細いケーブル用が2つ、太いケーブル用が1つです。Amazonには6mm径以下のケーブルならいける!とあったので信じてしまったのですが、実際には細い方が3mm、太い方が4mmくらいが限界です。ちなみにNSのケーブルの太さは5mm、VitaTVの方は4mmあるので、正直サイズは合っていません。…が、前者を太いケーブル用に、後者を細いケーブル用に無理矢理押し込めば何とかなりました。
ケーブル自体に良くない影響が出そうなのでそのうち買い換えようかと思いますが、暫定的な処理ということで。見た目もお洒落だし、磁力も結構強いので使用感は悪くないです。500円だから失敗しても痛くないですし。
こんな感じで完成。

2018-02-06
SG0アニメのカウントダウンが終わり、公式サイトが公開されました。Ivanさんありがとうございます。カウントダウンのことを取り上げておきながらサイトをチェックし忘れていたのは内緒です。
メインキャラクターのビジュアルが公開されています。
今回はラボメン8人+真帆、かがり、由季の11人が紹介されています。無印アニメ版のキャラデザをきちんと引き継いでいるようです。yukkun20はあまりこのキャラデザが好きではない(というかゲーム版のhuke氏のキャラデザが好きすぎる)のですが、だからといってここで大幅改変されても萎えるので、複雑な気持ち。

助手かわいいよ助手。しかしまともな出番あるのか。あとこの左下に書いてある数字ってアレですよね。これネタバレじゃないんですかねぇ…
それと、名前の左に書かれているdとかeとか矢印とかの意味も気になりますね。「dメール」の語源、つまり過去に送るeメールだから、eの一つ前でdメール、っていう設定を現しているのでしょうか。
あと、公式サイトに出てくるAの文字が軒並み∀になってるのはなぜなんだぜ?ガンダム?
と、いろいろ気になることが多い公式サイト、続編を待とうと思います。ニコ動で放送するよね…?
2018-02-05
これくらい事前の期待を裏切らないゲームも珍しい。
※11/27にDLCをクリアしたので追記しました(追記部分は赤文字)
ゼノブレイド2
ストーリー
- 雲海に覆われた滅び行く世界―アルスト。雲海に沈んだものを引き上げて生計を立てるサルベージャーの少年・レックスは、ある日破格の報酬の仕事を受ける。引き上げた船に乗せられていたのは、眠りに就く美少女ブレイド・ホムラだった。レックスと同調して覚醒したホムラの「楽園に行きたい」という願いを聞いたレックスは、彼女に力を貸すことを決める。それは、アルスト全体を巻き込む冒険の始まりだった―
- ということで、Wiiの傑作RPG「ゼノブレイド」の正統続編です。と言ってもストーリー上の繋がりはあまりないので、ここから入っても大丈夫でしょう。さらに言えば、ゼノシリーズに連なる作品なので、ファンタジーとSFが融合した世界観も楽しめます。
- 今回特筆すべきなのはストーリー面です。物語は全10話構成になっていますが、毎話どんでん返しがふんだんに織り込まれており、起伏のある物語を楽しめます。怒涛のように押し寄せるカタルシスで最後まで中だるみすることなく進めることが出来ました。
- ストーリーの主軸は、謎の少女との出逢いから始まるボーイ・ミーツ・ガールです。ホムラは後述するとおり魅力的なヒロインとして描かれており、彼女の目的はレックス自身の目的とも重なるところが多いので、一緒に「楽園」を目指すことにためらいはありません。最近だと男の方があまり乗り気でなかったり、女の方が腹に一物あるような描写に終始したりされていまいち感情移入できないことも多いのですが、今回はそういう事もなく、素直に主人公に感情移入できました。ムービーでの演出もよく練られていて、上質なアニメを見ているかのように物語に没頭できましたね。

タイトル画面が章ごとに変わるのも魅力
システム
- この前にプレイしたゼルダ同様、フィールド探索とシームレスバトルを主軸においたRPGです。とはいえ、ゼルダが探索をメインにおいて、探索をしながらバトルやストーリーを進めていくという感じだったのに対し、こちらはストーリーとバトルが中心で、探索の重要性はやや下がっています。

最もわかりにくいマップの一つ。これで巨神獣の右半身と言われても。
- フィールドはかなり広く、起伏にも富んでいて、探索の楽しみはあります。ただマップが以下のような問題があって非常に使いにくいのと、フィールドに点在する高レベルモンスターに問答無用で襲われることが多いのと、ストーリーの牽引力が強すぎるので、探索に没頭できないのもまた事実。これを探索の楽しみがあるととるか、探索が面倒くさいと取るかは人それぞれだと思います。モンスターはこちらのレベルを上げると襲ってこなくなりますが、それ以外にも、モンスターに見つかりにくくするスキルとかあれば良かったかも(※アプデで野良モンスターに見つからなくなる設定が追加され解決しました)。
- 二次元マップのため高低差が表現されていない
- マップごとの繋がりが表示されない
- ワープポイントが少ない
- パーティメンバーは、幾人かの固定メンバーに加え、「ブレイド」と呼ばれる、コアクリスタルを消費して仲間にするキャラクターを加入させることになります。クリスタル消費時はオートセーブされるので、ソシャゲのガチャよろしく、どのキャラが仲間になるかは運次第。特に最上位のレアブレイド達はいずれも個性的な外見と能力をしていますが、普通にプレイするとクリアまでに手に入るのは半分くらいだと思いますので、人によって攻略が変わってくることになります。クリアするだけなら固定メンバーと加入が確定しているメンバーだけでも大丈夫ですので、その辺りのバランスもいいですよね。

加入する固定ブレイド・レアブレイドは39体+DLC専用6体+2周目限定7体
- ただしレアブレイドの出現確率が低すぎる点には苦言を呈したいです。もうエピッククリスタル99こと引き替えとかでもいいので、欲しいレアブレイドを手に入れられるようにしてくれ…コスモスが…。そもそもガチャ演出もスキップできない上に長すぎるなど、この辺の仕様についてはいくつか言いたいことが(※アプデでガチャ演出はスキップ出来るようになりました)。
最終的にyukkun20はレアブレイドをコンプ出来たので良かったですけど、それまでの間は精神的に結構辛いものがありました。そもそも今日日家庭用ゲーム機で遊んでいる人は、ガチャシステムが嫌い(もしくは好きではない)人が多いような気がするのですが…
- レアブレイドはそれぞれ別の絵師さんがデザインされていますが、それを違和感なく一つの世界観に落とし込んでいるところは見事です。
- 攻略要素としては、そのほか住民からの依頼を解決する「クエスト」、手が空いているブレイドたちを派遣してステータスを上げたり報酬を集めたりする「傭兵団」などもあります。またレアブレイドからの依頼である「ブレイドクエスト」は、レアブレイドたちの背景を掘り下げるものになっており、仲間への愛着を増すことができます。これらの要素がうまく組み合わさっており、一度脇道に入るとなかなかメインストーリーに戻れなくなるほどでした。そうこうしているうちに260時間超である。

サブクエストも全部で100以上用意されている
- そのほか評価したいのは、やはりイベントシアターの実装でしょうか。RPGはストーリーも長いし、伏線も多いのでストーリーを見直したいことも多いので、すべてのメインストーリーとブレイドクエストを見直すことができるのはうれしい仕様。特に今作はイーラ編が1年後に配信されたため、イーラ編をプレイする前にメインストーリーを復習したかった層も多かったのではないかと思いますのでなおさらグッド。
しかもその時の天気や、特定のメンバーが加入しているか否かなどの差分まで収録しているとか嬉しすぎる。明るいシーンなのに背景が雷雨でがっかりした人は、ぜひシアターで天気を晴れにしてもう一度見ましょう。キャラの外見を変更するアクセサリを持っている場合、その状態でセーブするとイベントシアターにも反映されます。

イベントシアター(画像に特に意味はありません)
- その他、各所では音楽の評価が高いみたいですけど、個人的にはあまり評価できていません。もちろんいい曲もいくつもありましたが、全体としてものすごくいいというわけではなかったです。※個人の感想です。
- またボイスの量は圧倒的で、いろんな場面で膨大な数のキャラにセリフがいちいち用意されていて驚くほどでした…が、そのほとんどがスキップできないため、場合によっては同じセリフを何度も何度も聞き続けなければならなくて、それはかなりのストレスでしたね。傭兵団派遣とか、ポーチアイテム使用時の音声はアプデでスキップ出来るようになりましたが、意外と使用することが多いフィールドスキル使用時の音声は最後までスキップ出来ませんでしたね。
キャラクター
- PCは5人、そのパートナーとしてパーティに加入するブレイドのうち、メインストーリーに絡んでくるパートナーブレイドも6人(ヒカリとホムラを別にカウントして、ハナは全員で1体とした場合ですが)です。前述の通り、そのほかレアブレイドなどもいます。
- レックスは正統派の熱血型主人公ですが、自立して故郷にも仕送りをしているなど、ある程度大人として描かれています。作中でもパーティの牽引役ではありますが、周りのアドバイスもきちんと聞いて、自分の頭で考えられる子だったのでよかったですね。直情バカは苦手なので…

決めるべきところできちんと決める主人公の鑑。
- ヒロインのホムラはおっとりお姉さん、ヒカリはツンデレと分かりやすいキャラ付けがされています。ちょっとあざとい…と感じる人もいるかもしれませんが、個人的にはストライクでしたね(特にホムラ)。あざといのは見た目とキャラ付けだけで、セリフや挙動があざといというわけではないので、広く万人受けするキャラだと思います。

過度に自己犠牲的ではなく、それでいて使命を忘れることはないヒロインの鑑。
- トラとハナはマスコット役。主にストーリーではコメディリリーフでしたけど、本当のブレイドとドライバーではないことに悩んだり、逆に普通のドライバーとブレイドには出来ないような芸当をやってのけたりと、彼らがいないとこの物語は大分味気ない物になっていたと思います。個人的にはキクとサクラにもうちょっと見せ場をあげてほしかったけど。

明らかなオーバーテクノロジーなのに誰もツッコまないのはノポンの人徳ゆえか。
- メレフとジークは大人枠。メレフは厳格な軍人、ジークはイロモノという正反対な登場でしたけど、パーティに加入してからは頼れる大人としての風格を見せてくれます。でも、ジークはもうちょっとギャグ成分を残しても良かったんじゃないかな。

CV:津田健次郎(笑)
- まあなんだかんだ言って、一番のキャラは散々述べているとおりニアです。見た目もかわいい上に、人間形態とブレイド形態の2種類を持っていて、初対面のレックスを身を挺して守る度胸もあり、本当は孤独を恐れているのに、仲間の迷惑にならないよう身を引こうとしたり、ジークが現れる度に切れのいいツッコミを入れたり、落ち込むレックスに活を入れたり、かつての仲間との訣別に葛藤したり、敵であってもその身を案じたり、レックスと丁々発止の掛け合いをしたり、ホムラとレックスの仲にちょっと妬いたり、とにかくかわいい!言動もエキセントリックなところがなく、常識人大好きのyukkun20としては愛さない理由がないです(一応言っておきますけど、ホムラもヒカリもハナもメレフもサイカも常識人ですよ?)。早くホムラ/ヒカリフィギュアのクオリティでニアフィギュア出してください!まだ諦めてないよ!

天使か。
- それにしても皆キャラ造形もかわいい!3次元キャラをここまでかわいく描ける時代が来たんですね…
戦闘
- 戦闘は、ドライバー3人に、ブレイド3人を加えた6人で戦闘します。プレイヤーが操作できるのはドライバー一人だけです。各ドライバーにはブレイドが最高3人紐付けされていて、戦闘に参加出来るのはそのうち1人だけですが、他の2人とも自由に入れ替えることが出来ます。戦闘に参加しているブレイドによって、ドライバーが出来ることも変わってきます。
- バトルは完全シームレスで、敵に見つかる、もしくはこちらから戦闘を仕掛けることで戦闘が始まり、敵を倒すか、その場から大きく離れることで終了させることができます。バトル中はフィールド探索(宝箱を空けたり採取したり)ができないので、場合によっては敵の目を盗んで洞窟に侵入し、宝箱をこっそり開いて脱出する、という行動が必要になることも。

フィールド上にはこんな強敵がうろついていることも
- 戦闘に入ると、操作キャラは、全自動で通常攻撃を行います。プレイヤーが操作するのは、「戦闘中の移動」、通常攻撃で貯まるゲージを消費して放つ「アーツの発動」、アーツで貯まるゲージを消費して放つ「必殺技の発動」、これらの行動で貯まるパーティゲージを消費して放つ「チェインアタックの発動」あたりでしょうか。しかし意外とやることは多く、手持ち無沙汰な瞬間はありません。

そんな強敵もうまく戦えば、回転させながら空中に打ち上げてボコるのも余裕
- このように戦闘システムはそれぞれが別のシステムにがっつり絡んでいるので、きちんと理解すればスムーズに戦闘できます…が、作中での説明が不足気味の上に、その説明すら見直すことが出来ないという二重苦なので、その部分で大分損していると思います(攻略本見ても説明足りてないし…)。幸いネット上には戦闘についての解説が溢れているので、難しいと感じる時はそちらをご覧ください。特にストーリークリア後に強敵に挑む場合、システムをかなり深くまで理解していないとまともな戦いにならないレベルですので。
- メンバー編成は、ストーリー攻略中はアタッカー(レックス/ジーク)+ガーダー(トラ/メレフ)+ヒーラー(ニア)が鉄板ですが、そのほかにもアタッカー+ガーダー*2、回復可能のアタッカー*2+ガーダーなどの変則構成もできます。キャラの役割も、同調するブレイドによってある程度コントロールできるので、編成の自由度はかなり高いですね。ただしブレイドごとの戦力差がかなり大きいのと、やりこむほど回復役が不要になる(会心回復(クリティカルが出ると体力が回復する)装備を使った方が効率がいい)ため、ストーリークリア後のメンツはどうしても固定化されるのではないかと思います。そしてドライバーとしてもブレイドとしても回復特化のニアはだんだん出番がががが
総評
- このゲームには、いくつか非常に目立つ欠点があり、擁護不能なレベルのものもあります(致命的なものはアプデで解消されました)。特に前述したマップ関係、音声関係、ガチャ関係、チュートリアル関係はかなりひどい。またUIも実は使いにくく(アイテムソートが貧弱、クエストログが見づらいなど)、アトラスで3年修行して欲しいレベルです。そのほとんどはテストプレイしていれば気づくレベルの問題だと思うんですよね…(※アプデでアイテムソートの問題はだいぶ解消されました(まだ不便ですが頻繁にアイテムをいじるタイプのゲームではないので許容範囲))
- しかしながら、そういったユーザーからの批判を丹念に拾い上げ、システム的な問題をアプデで一つずつ解決していったモノリスソフトの姿勢は大いに評価出来ると思います。現時点ではシステムも他社のRPGと遜色ないレベルには仕上がっているため、もはやシステムを問題視する必要はなくなっています。
- しかしそのような非常に目立つ欠点がありながら、それを大きく上回る美点があり、全体としてみれば傑作と言って差し支えないレベルだと思います。yukkun20は2013年からゲームのプレイ時間をメモしているのですが、200時間を超えてプレイしたゲームはこれだけですし、これほど毎日集中してプレイしたのも初めての経験でした(ちなみに2番目にプレイ時間が長いのはP5(173時間)ですが、達成に半年かかっています)。トロフィーもないのにこれは明らかに異常で、このゲームがどれほど面白いのかが分かって頂けると思います。
- とにかく引き込まれるストーリーと、魅力的なキャラクター、そして奥深いバトルという、RPGに絶対必要な要素が極めて高いレベルでまとまっていて、モノリスソフトの底力を見せつけられました。なにが恐ろしいって、これもゼルダも、ハード1年目に出たと言うことです。これからのNSの進化から目が離せませんね。この2作品を乗り越えるほどの傑作が出ることを期待したいと思います。
- そしてこれまで中断挟んで約1年にわたり、プレイ日記という名の駄文にお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました!次は…今のところ未定です。可能性がありそうなのは「十三機兵防衛圏」かな。その前に「黄金の国イーラ」ももちろんプレイします!
2018-02-04
昨年開催された、「テイルズ オブ オーケストラ コンサート」のCDが出ました。そろそろ歴代楽曲が聴きたい!
テイルズ オブ オーケストラコンサート2017 feat. テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス コンサートアルバム
アーティスト:東京フィルハーモニー交響楽団
収録曲
- スレイのテーマ ~導師~
- 導師の伝承
- 天族の杜 イズチ
- 聖剣祭
- 災厄のはじまり
- Theme of Velvet
- illuminate(出演:Minami)
- calling (出演:fhána)
- 風ノ唄
- Rising Up
- 風が育んだ二人の絆
- Journey’s End
- 流浪のザビーダ
- White Light
- INNOSENSE
- 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」エンディング
レビュー
コンサート当日の生演奏を録音したCDです。なんと今回はすべての楽曲が収録されています。また演奏以外のパート(MCやインタビューなど)も未収録です。下屋さんの美声が聞けなかったのは残念ですけど、しょうがないですね。
今回はボーカル曲が7,8,10,12の4曲収録されていますが、生演奏なのでちょっと音がレコーディングに比べるとくぐもっています(Rising Upのみほぼ気にならないレベル)。これを聞いて興味を持った曲は、普通にアーティストが出しているCDを購入してみるのがいいかもしれません。
しかし皆さん本当に歌がうまいですね…よくあんなキーの高さ限界ギリギリの曲をあんな声量で歌えるなぁ。プロってやっぱりすごいです。
あと観客が一緒に歌った「風ノ唄」ですけど、思った以上に良い感じに収録されていました。コーラス隊の人が上手に引っ張ってくれていたので、気持ちよく聞けるレベルにまとまっていたと思います。
しかし2年連続でTOZ/TOBメインだったので、そろそろ歴代楽曲が聴きたいです。そもそもこのイベントに来る層って、ある程度年齢が上の世代だと思いますので、少し古い作品の曲の方がウケがいいんじゃないかと思うんですよ。つまりなにが言いたいかというと、バトルメドレーでもやってくれということです。
行けませんでした・・・チケットが既に期限の9/23まで完売状態で無理でした。 …