2020-11-06
ベルファインからナディアの可愛いフィギュアが再販されますよ!
https://twitter.com/nadia30_nep/status/1324594515521368065
ファンだから言うわけではないんですけど、ナディアの大型フィギュアはどれも造形が素晴らしいです。元気なイメージのあるナディアですが、このフィギュアは寝転んだ姿勢というかなり珍しいポーズになっているので、ファンならずとも買いですよね。そのポーズゆえ飾ると場所を取るのが最大の難点なのですが…どのくらい難点かというと

2016年に購入したyukkun20が、飾る場所に困って未だ封も切ってないくらいですorz
実はyukkun20の部屋には特注のフィギュア飾り棚があり、そこに40体ほどのフィギュアを陳列しているのですが、常に満席で、厳選したフィギュアしか置けていません。なので飾り棚の中ではキャラかぶりしないように気を遣っているのですが、ナディアフィギュアだけは5体もあるんだよな。これ以上ナディア率を増やすわけには…(ちなみにこれら以外にもう1体飾ってないナディアフィギュアがある)
そろそろナディアフィギュア専用ボックスでも買うべきですかね。海っぽいジオラマでも作って。通常フィギュアが7体にねんどろいどぷちが2体あるからそれなりに面白そうな気がする。
2020-11-01
2020年夏で完結したアニメの感想と、2020年秋に始まったアニメのファーストインプレッションをまとめて。コロナのさなか、作品を完成させてくださった皆様方に感謝。
完結したアニメにはおすすめ度を付けています。概ねこんな感じ。☆は★半分。
- ★★★★★…傑作。円盤や関連グッズを買うべきアニメ。
- ★★★★…名作。録画を永久保存すべきアニメ。
- ★★★…良作。普通におすすめ出来るアニメ。
- ★★…凡作。特筆すべき事がないアニメ。もしくはyukkun20の嗜好に合わないアニメ。
- ★…駄作。視聴した時間を後悔するアニメ。
2020年夏完結アニメ
宇崎ちゃんは遊びたい!
おすすめ度
★★★
レビュー
一人で時間を過ごすことを好む大学生・桜井をぼっち扱いしてうざかわいく絡んでいく後輩・宇崎の日常を描いたコメディ寄りのラブコメ。yukkun20はにぎやかな女性がタイプなんですけど、語尾が「ッス」の女性は愛せない業を背負っているので宇崎ちゃんとうまくやっていけるか心配でしたが無問題でしたね。宇崎ちゃん可愛い。周囲のキャラもいい味出してました。喫茶アジアのマスターを秋元氏がやっていたのは東方不敗ネタだったのか…wいつか聖地の仙台にも行ってみたいです。え?鳥取?あんな恋人の聖地扱いされてぼっちのyukkun20が行けるわけないだろ!
ちなみにラジオも短い間でしたが非常に楽しめました。大空さん相変わらずいいキャラしてましたね。しかし意外と苦労人でもあることが分かってさらに応援したくなりました。アニメ第2期も決まっているようですし、ラジオ第2期も含め楽しみにしています。
2020年秋開始アニメ
視聴前情報についてはこちらで。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
ファーストインプレッション
現在第2話まで視聴。第1話は結構地味だったのでちょっと心配になりましたが、第2話のダイVSキラーマシンはかなり作画がよくできていて、今後を期待させるのに十分でした。今見るとやっぱり設定とかに古さを感じなくもないのですが、やはりいいものはいつまで経ってもいいのです。新装版コミックスの電子版が出るのを待っていたのですがどうも出そうにないですね。久々に紙のコミックス買おう。
半妖の夜叉姫
ファーストインプレッション
現在第1話を視聴。なつかしぃ…いや懐かしいだけの作品ではないのですが、旧作のキャストも(鬼籍に入られた弥勒役の辻谷氏をのぞき)続投されていて、え?今令和だよな!?と思わずつぶやいてしまうほどでした。第1話は旧作ファンへのサービスという側面が強かったですが、ストーリーも犬夜叉らしさが出ていて、高橋先生が直接関与していないにもかかわらずこの出来は素晴らしいと思います。新キャラである三人娘もいい子で、第2話以降も楽しみになりました。ただし主題歌は世界観にまったく合ってなくてびっくりした。宇崎ちゃん見習え。
あまりに懐かしくなったので、旧作のコミックス大人買いしようかな…
魔王城でおやすみ
ファーストインプレッション
現在第3話まで視聴。うーん、スヤ姫の水瀬さんは文句なしなのですが、全体的に演出のテンポがちょっと悪いかんじがします。ナレーションとか。原作の面白さに救われている感じがある。あとアイキャッチにスヤリス姫のコスプレ集(コミックスの余白ページ用企画)を取り込んでないのはなんでなん(怒)
とはいえこの話もあくましゅうどうしが出てきてからが本番だと思うので(まあ既にちょい役で出てますけど)この先に期待。
2020-10-28
ブレデフォ2の発売日が来年の2/26に決まりましたね。やっぱ今年は無理だったか。でもとりあえず決まって安心しました。正直今年はもう時間的に余裕なかったし。
A3カッターマット/NERVモデル
レーベル:ワークブランドA.T.FIELD
価格:2,860円(税込み)
レビュー
ペーパークラフト制作に使っているカッターマットですが、もう20年以上も使ってさすがにボロボロです。ネットでメンテナンス方法を調べたりしたんですけど、まあこの手のものは消耗品と割り切って買い替えることにしました。今日日100均でも買えるアイテムですが、どうせなら趣味に走りたいですよね。でもカッターマットのコラボ商品なんてあるわけ…。

EVAコラボは何でもあるなぁ(笑)yukkun20がこれまで使用していたのはA4より一回り大きいサイズでしたが、これはA3より一回り大きいサイズ、つまり倍近い広さがありますので、かなり広々です。ただしその分作業台が広くないと取り回しが大変ですし、収納場所も選ぶので、購入する時はサイズをよくご確認ください。

裏面はこうなっていますが、表も裏も同じ素材で出来ていて、両面ともカッターマットとして使用できます。
マットの表面は少し柔らかい素材で出来ているので、カッターの刃をしっかり受け止めてくれますね。かといって切る紙が変形するほど柔らかくはないのでかなり使いやすく、さすがに値が張るだけのことはあります。エヴァコラボということを差し引いてもお勧めです。
細工カッター/NERVモデル
レーベル:ワークブランドA.T.FIELD
価格:1,210円(税込み)
レビュー
こっちは全然買い替えるつもりはなかったのですが、購入したサイトだと3980円以上購入で送料(800円)が無料になるので、ついでに購入しました。

こちらもエヴァコラボのカッターナイフです。普通のカッターナイフと違って、刃先が30°と非常に尖っているため、細かい細工に向いています。今使っているカッターナイフも決して安物ではないのですが(もちろん切れ味が悪くなったらちゃんと刃を折ってます)、それと比べても切れ味が段違いでしたね。むしろこれまでと同じように力を入れると刃が暴走するので注意が必要です。力を入れず、刃を上から押し当てるだけで切れるので、VVVVVVVVVこういう形で、しかもギザギザの間隔が非常に狭い部品を切り出しやすくなりました。切れ味が悪いカッターナイフだと、刃を引いた時の摩擦だけでギザギザ部分が歪むんですよ…
2020-10-17
最近「絶対可憐チルドレン」を1巻から読み直しているんですけど、やっぱりこのマンガ面白いですね。あと最初の5~6巻くらいは椎名先生の絵のタッチがその前の作品にかなり近いんですけど、それ以降、10年以上キャラデザが完全に安定しているのはすごいなと思います。しかし初期のチルドレンや管理官の性格はひでーなw
放課後さいころ倶楽部17
著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:630円(税別)
レビュー
アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第17巻です。
今巻も5話構成ですが、1話目は綾の恋、2~3話目はエミーと翠の友情、4話目はミキの恋、5話目はクリスマス話と、一気に人間関係が進展した感がありますね。帯も「青春ってずっとは続かない…?」と書いてあるし、綾たちはもう高3の12月を迎えているし、もしかするとエンディングが近づいているのかも知れませんね。yukkun20は綾ちゃん派なので、結局結論が出なかった彼女の恋の行方も気になるところです。
自分のことを思い出してみると、高校卒業する時って、あまり友人との分かれを意識した記憶がないですね。仲のいい友達の多くは、自分と同じく首都圏の大学に進学したので、会おうと思えばいつでも会えるし…というのが大きかった気がします。当時は既にメールもありましたしね。
話がそれましたが、今回登場するゲームの紹介です。
マヤ文明の部族指導者となり、ボードに配置された巨大な歯車を回すことで資材調達や建設などの工程を進め、部族を発展させていくヘビー級のボードゲーム、ツォルキン。1プレイ90分だそうで、「勉強の息抜き」に持ってくるゲームじゃないよ、エミー!
年輪状のマップとして描かれた宇宙ステーションの中心部にある宇宙船にたどり着くため、ステーションに侵入した蛇を排除しながらアイテムを集めるボードゲーム、スペースエスケープ。パンデミックと同じ作者の作品で、やはり協力型ゲームになっています。ルールは単純明快で、子供でも十分楽しめそうです。
場に出てくる数字の描かれたカード(獲得するとその数字分失点になる)を、引き取るか、手持ちのコイン(持っていると得点になる)を1枚支払って他人に押しつけるかを洗濯していくカードゲーム、ゲシェンク。こちらもルールは単純ですが、連続する数字のカードを持っていると、その中で最も小さい数字の失点しかカウントされないというルールがうまくジレンマを生んでますね。
しかしエミーと翠ってこんなに仲が良かったっけ。なんか百合百合した感じになっててちょっとびっくりしました。
公式サイトに試し読みもありますので、興味をお持ちの方はぜひ。
2020-10-13
雑誌の表紙にも「ナディア」の文字はないし、このツイートがなければ絶対気付かなかった。危ない。
https://twitter.com/nadia30_nep/status/1315852445524717569
月刊ニュータイプ 2020年11月号
価格:790円(税込)
発行:株式会社KADOKAWA
レビュー
30周年を記念して、「月刊ニュータイプ」の「ただいま!」というコーナーで、ナディアが取り上げられています。30周年だから300ページ特集くらい組んでくださっているのかと期待したんですが(※月刊ニュータイプは170ページの雑誌です)、残念ながら1ページだけです。
内容ですが、ナディアという作品の簡単な紹介、NHKエンタープライズの加藤丈智氏・ガイナックスの代表取締役神村靖宏氏の30周年に寄せたコメント、30周年記念展覧会についての情報がありました。ナディアが、ネット配信も衛星放送もない時代に、全国一斉に見られる数少ないアニメだった、というのはなるほどと思いましたね。
展覧会については、当時の資料が大量にATAC(アニメ特撮アーカイブ機構)に保管されているらしく、一般には初公開の資料も公開されるそうです。マジか…yukkun20はナディア関係の刊行物はほぼ全て目を通している自信があるので、見たことない資料というのは本当に楽しみです。
さらにページの下半分には、本田雄氏の新規(多分)イラストが掲載され、ジャン・ナディア・マリー・キングの新しい姿が見られますので、ナディアファンならこの1ページのために購入しよう!な!そして月刊ニュータイプさんありがとう。思えばニュータイプさんはナディアの画集を出してくれるなど、昔から仲良かったですもんね。展覧会も絶対行きます!グッズも全買いします!
2020-10-06
一年ぶりの新刊が出ましたね。重野先生の「政宗くんと景綱くん」も全4巻で完結しましたので、そちらも一気読みお勧め。
信長の忍び17
著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:600円(税別)
あらすじ
軍神上杉謙信の病没で危機を脱した織田軍だが、秀吉軍が侵攻中の中国地方方面の戦線は膠着していた。東からは本願寺と別所、西からは毛利、そして南の瀬戸内海では村上水軍が迫っていた。織田軍は制海権を撮るため、2年掛けて開発した「鉄甲船」を投入し、自らも中国地方に出陣することで事態の打開を図ろうとする。わずか六艘の鉄甲船は、数百艘に及ぶ村上水軍を敗れるのだろうか。そしてカナヅチなのに海戦に参加することになった千鳥の運命は!?
感想
今回は村上水軍との戦い、荒木村重の裏切り、そして千鳥の恋バナが見所でしたね。
村上水軍との戦いは、信長の伝記などではわりとさらっと流されていることが多いですが、敵の攻撃は一切受け付けず、大口径の砲をぶっ放してくるという夢の新兵器だったと言うことがよく分かりました。本願寺顕如のあんな焦った顔初めて見たわw
荒木の裏切りも、黒田官兵衛伝を読むまで全然知りませんでしたけど、このマンガでは「その衝撃は松永久秀謀反の比ではなかった」って書かれていて驚きましたね。あの何度も裏切って最後は派手に爆散した松永より衝撃的って…
それから千鳥が、初めて終戦後の生活について真面目に考えるようになったのも少し驚きました。
そこは譲れない
樋口兼続(※後の直江兼続。上杉家の家臣)「忍びだから一生独り身を貫くつもりとか?」
千鳥「それも仕方ないと思ってますけど 信長様が天下を統一して戦の無い世になったら嫁ぐのもありかな…と思ってます」
兼続「なるほど…来るといいですねそんな日が」
兼続(いやダメだ!!それ上杉滅んでるかもじゃん!!」
※6ページより引用
千鳥が結婚する相手として胸に秘めている人物の名前も明かされるので要チェックですよ。
ゲームプレイ予定リスト
- 2019/03 ルルアのアトリエ [PS4] 購入予定
- 2019/09 ドラゴンクエストXIS [NSW] 検討中
- 2019/11 ポケットモンスター ソード/シールド [NSW] 検討中
- 2020/09 創の軌跡[PS4] 購入済み
- 2020/11 ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 [PS4] 予約済み
- 2020/12 ライザのアトリエ2[PS4] 予約済み
- 2020 テイルズ オブ アライズ [PS4] 購入予定
- 2020 ブレイブリーデフォルトⅡ[NSW] 検討中
- 今冬 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 未定 星の欠片の物語。[PSVR] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 検討中
2020-09-27
新サクラ大戦始めました。アクションパートは体験版より大分操作性が上がってますね。さすがにうたわれ斬に比べると動きはゆっくりですが、ロボットアクションと言うことを踏まえればこれでOK。ADVパートはやっぱり細かいところは気になりますけどね。
さて、久々にナディアがらみのネタです。
グレートメカニックG 2020 AUTUMN
価格:1,200円(税別)
レビュー
双葉社から発行されている、メカうんちくムックの2020年秋号です。yukkun20はメカには全然興味がないんですけど、こんな話を聞いたら買うしかないですよね。
https://twitter.com/nadia30_nep/status/1309356259515088993
100ページの本ですが、そのうち巻末の10ページを割いて、「ザ・設定 ふしぎの海のナディアより ノーチラス号&メカニックファイル」というコーナーが掲載されています。扱われているメカは、
- ノーチラス号(5ページ)
- Ν―ノーチラス号(1ページ)
- グラタン+アイアンキング+ジャンのヘリコプター(2ページ)
- カルカロドン+ガーフィッシュ+カラッパ3号(1ページ)
- 空中戦艦(1ページ)
という感じでした。残念ながら、どの資料も既出のものでした。グラタンのダメージ状態の設定画(35話、36話で使用されたもの)だけは見たことない気がする…と思いましたが、設定資料集には掲載されてたな。
(多分オリジナルスタッフのコメントではないと思いますが)設定画にコメントが付いているので、絵を眺めているだけでは気付かなかった細かな点の発見もあり(ノーチラス号のコンソールが19世紀の技術で作られているとか)、その意味で購入したかいはありました。
わずか10ページとは思えないほど情報が凝縮されているので、ナディアの設定資料集やロマンアルバムなどを持っておらず、それでいてナディアメカに興味がある方にはお勧めです。まあこの倍出せばロマンアルバムの中古品がAmazonで買えるので、ナディアファンならそっちの方が断然資料的な価値は高いですけど…
2020-09-22
以前から気になっていた謎解きゲーだったので連休を使って一気にクリア。ネタバレが致命的なゲームなので、ほぼネタバレ無しレビューにしてます。

アンリアルライフ
| プラットフォーム |
Nintendo Switch™ |
 |
| ジャンル |
アドベンチャー/パズル |
| 価格 |
2,400円 |
| 公式 |
アンリアルライフ |
| プレイ時間 |
本編:6時間 |
ストーリー
- 過去の記憶を失った少女は、夜の街で目を覚ます。彼女を安全に送り届けることが自分の役割という、人工知能を持った信号機・195と出会った少女は、自分の過去を探して街をさまよい始める―

こいつ…直接脳内に…!
- ということで唐突にプレイした短編ADVです。記憶喪失の少女が、断片的に記憶を取り戻しながら、自分の過去に何があったのかを探っていくというまあよくあるタイプのゲームと言えばそれまでなんですが(あまりプレイしていませんけど、yukkun20は最後の謎解きが爽快なこういうゲームも好きです。古くはパレットとか)、設定が奇抜で面白いですね。
- ヨカゼというレーベルから発売されたインディーズゲームです。以前よそのゲームレビューサイトで見て以来気になっていたのですが、公式ウェブサイトに「影響を受けた作品一覧」というページがあり、その中にシュタゲの名前があったので、思い切ってプレイしてみることにしました。
- ストーリーは終始シリアスですし、最後に明らかになった主人公の過去はなかなかに考えさせるものでしたが、それでも納得のいく一つの答えがきちんと出されていて、プレイ後は爽やかな気持ちに包まれました。たまにはこういう真面目な話もいいものです。何を言ってもネタバレになるのでストーリーについてはこの辺で。とりあえず雰囲気を知りたい人はPVどうぞ。
システム
- ADVというくくりですが、ゲームとしてはパズルゲーム(脱出ゲーム)に近いです。主人公は、物体に宿る記憶を読み取るサイコメトラーで、その能力を使って過去を探り、そこから過去に起きた事件や、ギミックを解くヒントなどを得ていくことになります。

記憶を読み取れるアイテムは決まっていて、総当たりプレイにならないようになってます。
- ギミックの難易度はあまり高くはなく、謎解きで長時間詰まることはほぼないと思います。また主人公は、かつて読み取った過去の情報をいつでも見返したり、あるいは自分自身で謎解きのヒントを考えたりできますし、相棒の信号機もなかなか出来るヤツなので、気持ちよく話を進めていけます。主人公がこのような能力を持っていること自体も、うまく世界設定の中に落とし込まれているので、没入感は大きいですね、

「わたしの考え」は、推理・ヒント提示・ストーリー復習といろんな役割のある重要コマンド。
- 作中のグラフィックは全てドット絵で描かれています(スチル絵も何枚かありますが、いずれもドット絵です)。また夜の街をテーマにしており、全体的に青の雰囲気で統一されて、特徴のある幻想的な雰囲気を醸し出しています。雰囲気ゲーというヤツですね。

青く美しい世界は一見の価値ありです。
- フォントですらドット文字にすることが出来るというこだわりぶり。

視認性は下がりますが、雰囲気はバッチリです。
キャラクター
- 主人公の少女ハルは、心優しく、それでいてどこか影のある魅力的な女の子でした。進めていくうちに彼女は…と思ったんですけど、いい意味で予想を裏切られてよかったです。
- また相棒の信号機195も、相棒感バリバリです。初っぱないきなりボケをかまして、「これはポンコツ相棒枠か…」と思ったんですが(主人公もそう思ってたから仕方ないよな)、中盤以降の活躍はたまらないものがありましたね。信号機がどうやって活躍するのかはぜひプレイして確かめてみてください。
- そのほかにも、マリモのシェフ・マリーさんや、ペンギンの電車運転手・カセリさんなど、特徴的なキャラクターが多数登場します(なぜこんなキャラクターばかりなのかもきちんと理由が用意されています)。特にカセリさんが作中で一つの約束をするんですが、それを守るために身体を張るシーンはぐっときましたね。

作中で買い出しに行ったり料理を作ったりと大活躍のマリーさん。どうやってやってるのかは聞くな!
バトル
総評
- 硬派な謎解きはありませんが、しっとりとした雰囲気の中、不思議な世界をさまよいつつ過去を探すというシチュエーションが刺さる方には十分おすすめできます。あとドット絵好きの方にも。
- 迷っている方は、前述の「影響を受けた作品一覧」をぜひご覧ください。

プレイヤーのトラウマも容赦なく刺激してきますw
2020-09-20
広大なダンジョン、多数の仲間、強力なボスと、東方ファンじゃなくてもおすすめしたいDRPG。

東方の迷宮 幻想郷と天貫の大樹
ストーリー
- 幻想郷に突如出現した巨大な樹。心ある人々はその異形を恐れて家に閉じこもってしまった。事態を重く見た霊夢、魔理沙、霖之助、慧音の4人は、大樹出現の原因を探るため、また時を同じくして行方不明になった「天叢雲剣」を探すため、迷宮のように入り組む大樹内部の探索を始めるのだが―
- 東方の迷宮の二次創作であるDRPGです(yukkkn20は東方については無知なのでそのつもりで以下の話は読んでください)。原作に登場する50人以上のキャラを仲間にし、その中から12人のパーティを組んで、広大なダンジョンを攻略していくという好きな人にはたまらない作品になっています。

昨日の敵は今日の友。最強のデバフキャラ雛先生。
- もともとは2013年に「偽英国紳士」というサークルが発売した「東方の迷宮2」というPC用の同人ゲームです。移植にあたりグラフィックの精緻化やマップ機能の強化、ゲームバランスの調整などが行われています。yukkun20も当時購入してプレイしていたのですが、改めてプレイしたくなって購入しました(ちなみに今はPC板もアプデでPS4/NSW版と同等の仕様になっています)。
- ちなみに現時点で本編をクリアしクリア後ダンジョンを攻略中ですが、ひとまずレビューはこのタイミングで書いておこうと思います。NSW版はトロフィーないのでいつまでプレイするかは分かりませんし(ちなみにPS4版はトロフィーがあります)。
- DRPGなのでメインストーリーは薄めです。謎解きなどの要素もなく、キャラクターごとのエピソードも少なめで、純粋に探索と戦闘を楽しめます。DRPGでストーリーなんて飾りですよ!

メタ的なネタも豊富です
システム
- 探索画面は、クォータービューの2Dダンジョンです。幻想郷を拠点にダンジョンを潜り、どんどん大樹を上っていきましょう。謎解きはギミックもありますが、あまり複雑なものはありません(ただし1つだけかなりややこしいギミックあり)ので、探索ものとしての難易度は低目です。

ふよふよ浮いてる霊夢が可愛い。
- 難易度は「ノーマル」と「ハード」があります。敵の強さは同じですが、「ハード」の場合、ボス戦では設定されているブレイブレベル以下で挑戦しなければいけません。ブレイブレベルはもともとかなり厳しめに設定されていますので、戦略やパーティ構築をよく考える必要があります(個人的にはノーマルでも十分厳しいんですけど…)
- キャラは全員ユニークキャラで、それぞれ別個のスキルやスペル(いわゆる術技)を覚えるため、同じキャラは一人もいませんし、何でも出来るキャラもいません。ボス敵もザコ敵も耐性と弱点がはっきりしているため、弱点を突けるパーティに組み替えながら攻略していくことになります。幸い控えのキャラにも100%経験値が入るので、パーティを変更するのも容易です。
- しかし、キャラクターを強化する方法が非常に多く、育成の幅は非常に広いです。
- レベルアップによるパラメーターの上昇
- レベルアップ時に獲得できるレベルアップボーナスを各ステータスに割り振ることによるパラメーターの強化
- 所持金を使うことによる基礎ステータスの上昇
- サブクラス習得とサブクラスに付着しているスペル・スキルの習得
- 装備集め
- スキル・スペルのレベルアップによる強化

マネーイズパワー。
- 特に所持金をつぎ込むことによる強化幅が大なので、好きなキャラにお金を注げば大暴れさせることも可能です(それでも万能キャラにするのは難しいですが)。50人もキャラがいれば、一人や二人刺さるキャラがいるのではないでしょうか。また育成をリセットするのも簡単なので、あるボスには壁として当てたキャラを、別のボスには火力として当てることも余裕で出来ます。

yukkun20お気に入りの「水橋パルスィ」。壁役も火力もこなせる有能さん。ただし恐怖が効かない敵はかんべんな。
キャラクター
- yukkun20が全然興味のなかった東方の二次創作をプレイする気になった最大の理由がキャラデザなのですが、いつ見ても会帆さんの絵は素晴らしいですね。会帆さんの描く女性キャラが画面に並んでいるだけで幸せな気持ちになれます。
- 上述の通りパーティキャラは非常に多いですが、階層やボスごとにパーティを入れ替えていくので、ほとんどのキャラの特性は自然と覚えられます。東方の原作になぞらえたスキルやスペルが割り当てられているようなので、原作ファンならもっと覚えやすいのかも知れませんが、原作知識がなくても無問題でした。
- ただこれだけ人数がいるので、加入が任意のキャラは加入時くらいしかイベントに絡んできません。なので原作の知識がないと、各キャラがどういう性格で、他のキャラとどんな人間関係があるのかはよくわからないままです。プレイするにはまったく支障はないのですが、原作での立ち位置についての一口コラム的な物があるとちょっとうれしかったかも。
バトル
- ランダムエンカウント+固定シンボルエンカウント方式です。要所要所には動かないボスと、動き回るFOEがいて、接触すると戦闘になります。また迷宮内を歩いているときにもランダムで雑魚敵と戦闘になることがあります。しかし固定モンスターは一度倒せばしばらくは再出現しませんし、通常エンカウント率も低いので、イラつくことはありませんでした。またXボタン(△ボタン)で直ちにエンカウントすることも可能なので、レベル上げしたい時も安心です。
- 戦闘はリアルタイム+コマンドバトルになっています。パーティは12人で、戦闘に出る(「前衛」と呼ぶ)のはそのうち4人です。戦闘が始まると、敵も味方もキャラごとに、敏捷に応じた速度で行動値ゲージがたまっていき、10000に到達したキャラクターから行動していきます。

赤いゲージがHP、青いゲージがMP、白いゲージが行動値。
- 行動は、「通常攻撃」、MPを消費する各キャラ固有の「スペル」、キャラクターの入れ替え、MPを回復する「集中」、「逃走」といったコマンドを選択して決定します(選択中は時間が止まる)。行動を選択すると、行動に応じた値まで行動したキャラの行動値が減り、また時間が流れ始めます。
- またキャラにはHPとMPのほかに、TP(各キャラのやる気を表しているらしい)というパラメーターがあります。これは戦闘ごとに減っていき(HPが減ったり戦闘不能になったりすると大幅に減る)、0になるとパーティから離脱して幻想郷に帰ってしまいます。強力なキャラはTPが低いことが多く、雑魚戦で使っているとあっという間にTPが枯渇して帰ることになりかねません。しかしボス戦であればTPに気を使う必要はないので、雑魚戦とボス戦とでうまく役割分担するのも重要になります。

回復スペルは少なく、戦闘不能を回復するスペルは基本的にないので、ありがたい仕様。
- 前衛4人にも並び順があり、左側に位置するキャラの方が攻撃を受けやすく、ダメージも大きくなりやすくなっています。なので固いキャラを左に置いて攻撃を受け、右に置いた高火力紙防御キャラでなぎ払うというパーティ内での役割分担も大切ですね。
総評
- たくさんのキャラをちまちま強化するのが好きな人、DRPGは好きだけど、3Dダンジョンは自分のいる場所がすぐよく分からなくなっちゃうからなーという人、東方のファン、会帆さんの絵柄に惚れた人、ぜひプレイしてみてください。商業ゲームと何ら遜色なく、同人ゲーだからとか、東方知らないからという理由でスルーするのはもったいない名作ですよ。
おまけ:ラスボス戦
道中攻略については以前描きましたが、本編ラスボスについてだけ追記しておきます。

パーティメンバー。
- 天子、レミリア…壁役。
- 霖之助…壁兼高速回転役。
- 早苗、白蓮…バフ役
- フランドール、萃香、にとり…火力
- 雛、映姫…デバフ兼火力
- 鈴仙…デバフ
- ルーミア…回復役

メインアタッカーのフランドールたん。装備+図書室で攻撃を30000位まで上げ、博打師になってLv5スターボウブレイクを撃てばラスボスのHPを3分の1くらいは削れます。MPも強化しておけば2発は行ける。
戦略ですが、
- 攻撃せず、早苗の「ミラクルフルーツ」、白蓮の「複写詠唱」、天子+薬草使いの「偽薬効果」でアタッカーを強化。強化したアタッカーは後衛に下げます。下げる前に天子の「覚醒のハーブ」でブーストを付与しておくとなおよし。
- 強化が終わったら、雛の「バイオリズム」と鈴仙の「ディスガーダー」でデバフを入れつつ、雛の「ペインフロー」「大鐘婆の火」でHPを削り、第2形態に変身させます。味方のHPが減りすぎた時は、ルーミアを前衛に入れて「ディマーケイション」で回復。
- 敵HPを75%あたりまで削り(70%を切るとMPを0にされるため)、天子と霖之助を前衛に戻し、敵が大技を使って行動値が下がるのを待ちます。
- 敵の行動値が下がった隙に、霖之助でアタッカーを高速回転させつつ天子の「覚醒のハーブ」でブースターを付与し、敵のHPを一気に削りきります。
こうすれば、敵の「MP0攻撃」「回復+防御力超強化」「HP1攻撃」「形態変化+雑魚2匹召喚」という厄介行動を全てすっ飛ばして勝てます。平均レベルを127まで上げていますが、図書館でステ上げをほどほどにしていれば、ブレイブレベルでも一応実現可能な戦術…だと思います。いや、戦術と呼ぶのもおこがましいような脳筋パワープレイですけど。
おまけ:攻略サイト
例によって以下のサイトがとても参考になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
2020-09-19
アーランドシリーズがこんなに面白かったとは…プレイが遅れたのが悔やまれます。そしてプラチナ70個目達成!

メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX
| プラットフォーム |
PlayStation®4, Nintendo Switch™, Steam® |
 |
| ジャンル |
新約錬金術RPG |
| 価格 |
【PS4】【NSW版】【Steam版】
通常版・DL版:5,280円(税込) |
| 公式 |
アトリエ 〜アーランドの錬金術士1・2・3〜 DX 公式サイト |
| プレイ時間 |
1周目:25時間
2周目:52時間 |

スプラッシュ画面はこんな感じ。
ストーリー
- アーランド共和国から遠く離れたアールズ王国。5年後にアーランド共和国との合併が決まっているこの国の最後の王女―メルルは、国内開発のためアーランドから招聘されたトトリに錬金術の手ほどきを受け、錬金術士を目指すことになる。王女として開発の陣頭指揮を執るメルルに、父親は錬金術を使って3年の間に開発を成功させれば、メルルが錬金術士の道へ進むことを許そうと条件を出した。果たしてメルルは3年間でその目標を達成できるのか―
- というわけで、前々作ロロナのアトリエからは14年後(と言ってもロロナのアトリエは4年間の物語なので、実質的にはエンディングの10年後)、前作トトリのアトリエからは6年後(トトリのアトリエは5年間の物語なので、実質的にはエンディングの1年後)の世界が舞台です。今回も、3年後までに国内人口を30000人にするという大目標が与えられているだけというトトリのアトリエに近いスタイルですが、トトリと違ってメインストーリーが比較的濃厚で、農地の整備、軍事施設の建設、鉱山の再開発、かつて開発を阻害した要因の除去と、きちんと設定を生かしたストーリーが用意されていました。それでいてキャラクターエピソードが薄いと言うこともなく、まさにアーランドシリーズの集大成という感じでした。
- まあ国の合併とか開発とかってこんな単純な話ではないと思いますけど(特に国民が手放しで喜んでいるのは、いかにもアトリエっぽいという感じ)、このゲームはこれでいいと思います。ドロドロした政治劇とか国民の争いとか、このシリーズでは見たくないですし。
システム
- 調合について
- アトリエシリーズと言えば調合。今回もロロナ・トトリと大きく変わってはいません。最近の調合システムに比べると単純で、せいぜい特性と品質くらいしか気をつけることがありません。ただ今回はワールドマップが小さくなったので、採取にかかる時間はコンパクトになりましたが、反対に調合にかかる時間が増えた感じがあります。
- 今作は戦闘の難易度がかなり高く、今までは装備かアイテムのどちらかを作り込めば隠しボスまで楽勝でしたが、今作は両方作り込まないととてもトロコンできないレベルです。しかしアイテムを複製する手段が乏しいので強力なアイテムを作るのは結構大変です。他方で装備作りを究めるとすごいお金がかかります。隠しボスに勝てるまで頑張ると、素材集めと調合と金策で1年以上かかったりもするので(今作は全部で3年+延長2年)、素直に周回しましょう。どうせトロコンには2周必須ですし。まあ極めようとすると2周でも足りないんですけど。
- その他について
- 今作もキャラクターエピソードが非常に充実しています。中盤過ぎくらいでエピソードが完結してしまって、あとはあまりイベントが起きない…ということも多いですが、今作は終盤までずっとイベントが詰め込まれていて、本当に楽しかったです。フラグも緩めで、友好度も上げやすく、普通に進めているだけでガンガンイベントが起きる賑やかさは健在です。
- ワールドマップが狭く採取地も少なめですが、ストーリーを進めていくと開発に合わせて採取地の景色が変わっていったり、ワールドマップ上に建物が建ったりして、国が発展しているという感じを強く得ることが出来て面白かったです。
- 目立った欠点はなく、システム的にも良作だったと思います。これまでの作品と少し違うテイストを入れながらも正統進化したという感じでした。
- もちろんクリア後のおまけも充実しています。キャストコメントとBGMのライナーノートはこのシリーズには欠かせませんね。あとBGMの「錬金少女メルルのうた」がいろんな意味でヤバすぎるので(昭和のノリが)、作中で聞いていない方はぜひお聞きください。アマプラなら無料ですよ。
キャラクター
- PCキャラは全部で13人。今作もメルル+2人でパーティを組みます。どのキャラもそれなりに強く、本編をクリアするだけであれば自由に組み合わせを決めていいと思います。幸い控えにもEXPが入るようになりましたし。
- 今作の主人公のメルルは王女らしからぬ気さくな元気少女で、国民からも慕われています。王女でありながら尊大だったり物知らずだったりすることもなく、師であるトトリや尊敬すべき周囲の大人から素直に教えを請い、父親との関係もよく、安心してみていられる主人公でした。

まあとりあえずカワイイは正義
- 登場人物の多くがあまりにメルルにぞんざいなしゃべり方をする(きちんと敬意を払っているのは、メイドのケイナと宰相のルーフェスくらいでは…)のが少し気になりましたが、それも彼女の人徳と理解すればまあ。
- 前作はトトリの母ギゼラのキャラ立てがどうにもこうにもと言いましたが、今回はロロナの師匠アストリッドのキャラ立てが…。いや、この人はロロナのときからそういう性格なのは分かってるんですけど、今回はストーリーのもう一つの柱にがっつり絡んでいるので無視することも出来ず、結構辛かったです。この人が(ほぼ)不老不死というのは、アーランドの未来にすごく暗い影を落としていると思うのですが…「魔女のお茶会」エンドヤバすぎません?
- しかしロロナのアトリエから14年も経っているので、当時の大人はいい年に、当時の少年少女も既に20代になっている訳で、彼らの再登場はうれしい反面…なことも。特に敏腕騎士エスティさんは当時26歳で、結婚できないことをいじられていましたが、今作では40歳(もちろん未婚)になっていて、もう笑えないよ…。え?ロロナも30歳!?ウソだっ!

ステルクさんの厨二病は悪化してましたw
- 前作で気になったキャラクターモデリングも、今作では非常に可愛くなっていて、岸田先生の設定がきちんと生かされて。反映されるようになりましたね!ペーターは前作のモデルが流用されているから可愛変わらずアレでしたが、出番が少ないからOK。

OPもこの美しさ。ちなみにこういうシーンはゲーム中にありません。どゆこと?
- 個人的には、主人公のメルル、トトリに対するツンデレキャラとして大成したミミ、今作で「恋多き女」の属性が追加されたパメラあたりが好きでした。

相変わらずの美しさ&声のかわいさ
戦闘
- シンボルエンカウント制です。今回はメルルの移動やジャンプなどがかなり快適になり、敵シンボルをよけるのもずいぶん楽になりました。
- 戦闘難易度は高めと言いましたが、大変なのはボス戦だけで、ザコはあまり問題ないレベルです。今作はストーリー上必ず倒さないといけない強敵はいない(ラスボスすらいない)ので、エンディングにたどり着くのは問題ないでしょう。ただ全てのエンディングを見たり、トロコンを目指したりすると大変ですが…幸い装備は周回しても引き継げるので、1周目に強力な装備を作り込んでおく(できれば無限回廊を余裕で周回できる程度)と2周目余裕が出来ます。
- 戦闘はアトリエお馴染みのウェイトターン制のコマンドバトルです。キャラクターの取れる行動も、通常攻撃、スキル、防御(トトリとロロナはこれに加えてアイテム使用)くらいなので、戦術的にはあまり取れる幅はありません。そういう所もアトリエらしくて、個人的には高評価です。今作は各キャラの戦闘ユニットとしてのバランスも良く、好きなキャラでパーティを組めばいいと思います(ただ、一番強いのは多分ライアス+トトリですが)。

必殺技演出も相変わらず個性的w。「ビッグ・ちむ」ってなんだよw
総評
- 今作は自由度でいうと、トトリとロロナの中間くらいで、いいバランスだったと思います。ロロナ、トトリどちらのファンにもお勧めできます。話としてはロロナ→トトリ→メルル→ロロナ延長戦なのでどれからプレイしてもいいと思いますが、往年のアトリエファンにはぜひ全部プレイして欲しいですね(どの口で

前作までのあらすじムービーもあります。
- 今作は2周必須だったので、アトリエシリーズにしてはプレイ時間が長めでした(過去作は大体60時間程度)が、だれることなく一気にプレイできました。アーランドシリーズはどれも本当に面白くて、アトリエシリーズを再評価することが出来ました。ライザ2にも期待していますし、ルルアのアトリエも早めにプレイしたいですね。
おまけ
トロコン時の装備&アイテムの紹介。ちなみに以下のサイトが参考になりました(というかこのサイトまんまですが)。

- メルルはパーティの命綱。誰の攻撃を食らってもほぼダメージを受けない鉄壁。あとは一人でアイテムを投げていれば勝てますが、それでは時間がかかりすぎるので、仲間は火力重視で。

トトリの装備(ライアスも同じ)。毎ターンHPが激減するのですぐ死にますが、「命の言霊」でターンが回ってくる度に復活するので無問題。ライアスで火耐性を下げ、トトリのスキルで攻撃すれば1~2万ダメージくらい安定して入ります。アクセサリは品質101以上必須。

無限メテオールは、上は最初に投げるデバフ用、下はダメージ優先の攻撃用です。
神秘のアンクは使用した仲間の行動順を早められます。武器の「影の言霊」で全員2回行動になっているので、メルルやトトリは、1回目で攻撃し、2回目で自分にアンクを使えば、実質無限に行動できます。神秘のアンクは特性が主効果にあまり影響しないようなので、特性は適当でも行けます。品質も自動充填なので、101を超えたらパメラ屋に登録しておきましょう。
メルキシル剤はHPとMPの回復量がそこそこあり、特性を価格が下がるものにしておけば1個25コールで買えるので非常に経済的。上記装備ならメルルは死なないし仲間は生き返るので回復アイテムを持ち歩く必要がなく、戦闘の合間にMPを回復できるアイテムがあれば問題ないので。エリキシル剤は装備が完成するまでは多少使いどころがあるんですが、完成したら不要です。消えないフラムもマキナ3層までは出番があります。
そうなんだよな…どうなってるんだろ。うちのサイトのコンテンツにも影響ががが