2023-05-27

ポケモンSV仲間大会 #相棒お披露目会パルデア編 最終3位

ミニうさぎ様・こもれび様主催の仲間大会に参加させていただきました。仲間大会はそれぞれの主催者様がいろいろ趣向を凝らしたルールを準備してくださっているのですが、今回の大会は

  • 手持ちは相棒ポケモンを2匹
  • そのうち1匹を選出

というものです。1対1なので、「相手がテラスタルを切る可能性が非常に高い」「こだわりアイテムは使いにくい」「状態異常やひるみがきつい」など、ランクバトルとは違う対戦環境を考えないといけませんね。手持ちが2体で育成の手間もあまりかかりませんし、なにより先日紹介した”うんめいかんじる”サーナイトを披露したい(今のランクバトルでサーナイトを活躍させるのはyukkun20の腕では無理なんだよなぁ)ということで、挑戦してきました。

参加者は118人ですが…

3位獲れたんだよなぁ。最近ランクバトルは結構苦戦していたのもあって本当うれしかったです。

ということでうちのパーティを紹介します。

構築上のコンセプト

ランクバトルシーズン1からずっとうちのパーティのエースとして使い続けていて、手になじんでいるカイリューさんをエースに据えました。補助技はアンコールとりゅうのまいにしようかと思ったのですが、アンコールは読みが難しく、またカイリューがアンコールを持っているのは結構有名で、実際には持っていなくても圧をかけられるだろうと考えてりゅうのまいだけにしました。そして色違いサーナイトをパートナーにして、カイリューが倒せない相手を突破できるようにしました。

カイリュー

どんな相手でも対面勝てるというのをコンセプトに1週間悩み抜いて構成を決めた自慢の子。ようき最速ASぶっぱです。

マルチスケイル+オボンのみという構成にすることで、基本的に相手の初手はテラスタルを切らなくても確定2発に持ち込まれることは(ほぼ)ありません。カイリューの弱点は氷岩妖竜なので、これらが飛んできたときは、全て半減できる鋼テラスタルにすることで切り返せるようにします(さすがに一致氷技を撃ってくる相手には最初からテラス切りますが…)。こうすることで確定3発に持ち込みます。そうするとこちらが早ければ3回、遅くてもりゅうのまいを積んで2回殴れるので、大体勝てます。1対1だとテラスは後出しの方が強いのでこういう構成にしました。

技構成ですが、まずテラス一致わざとしてアイアンヘッド。アイアンヘッドにはひるみ効果があるので、先手を取れば理論上どんな相手でも勝ち筋を持てます。そこで最速にして、りゅうのまいを持たせました。これで1回舞うだけでマルマイン以外は抜けます。スカーフ持ちは抜けませんが、前述の通りスカーフ持ちは少ないだろうと考えました。

次に鋼と相性補完のよいじしんを入れました。これで水以外の弱点を突くことが出来ます。最後の1枠はかなり悩んだのですが、ミラーも意識してしんそくを入れました。ただ今回の大会では一度も撃たなかったのでこの枠は別の技でもいいかもです。

かなり汎用性が高い型に仕上がっており、ほとんどの相手に優勢に戦うことが出来ました。逆につらかったのは

  • 一撃必殺技持ち
  • 浮いている鋼タイプ(鋼テラスサザンドラとか)
  • 格闘/炎技を持っている氷タイプ(パオジアンとか)
  • 物理受け

あたりでしょうか。

サーナイト

以前紹介した、運命でつながっているサーナイトさん。相棒大会で満を持して登場です。ずぶといHBサーナイト。

こちらも構成は悩んだのですが、カイリューが倒せない相手を倒す必要があるので、鋼と氷に強い炎技は必要です。なのでマジカルフレイムは確定。あとはタイプ一致技で通りのよいムーンフォースも確定…と考えたところで、先のシーズンでほかの方が活躍させていたずぶといサーナイトがぴったり来ましたので、その型を拝借することにしました。(詳細は↓)

さすがに結果を残した型だけあって本当に強く、脅威の物理耐久を盾に、カイリューが勝てないパオジアンやヘイラッシャをきっちり倒してくれました(1回だけ急所+おにび外しで負けましたがあとは全勝)。パーモットのちくでんをトレースして、電気と格闘を封じて詰ませたりもしてました。

本当は状態異常技が怖いので、一度も撃たなかったサイコショックの枠はちょうはつとかでもいいのかもしれません(オボンのみもあまり有用ではなかったので,ラムのみも一考)。ただサーナイトもトリックを持っていることが知られているため、状態異常技を撃たれることはありませんでした。

ということで、17勝7敗で瞬間2位、最終3位でした。始める前はサーナイトの出番あるのだろうかと結構心配していたんですけど、かなり活躍してくれて勝率はカイリューより高いくらいでした。やはりサーナイトは偉大だ…!

ランクバトルみたいに順位で一喜一憂することもなく気軽に楽しめる仲間大会はまた違う楽しみがありますね。今後も積極的にいろいろな大会に参加してみようと思います。


2023-05-01

ポケモンSVランクバトルシーズン5 キラフロリュー構築 最終6618位

ポケモンSVのランクバトル、シーズン5完走しました。今期の目標はレート1800でしたがこれは達成ならず。しかし前期8995位だった順位は…

きっちり超えたのである。今回は迷走に迷走を重ね、最終日が始まった時点では14000位くらいだったので、今期はもうダメかな…と思っていたんですが、そこから8勝4敗でなんとか4桁に乗せられました。本当は5000位超えるところまで頑張りたかったのですが,体力が尽きたのでこのあたりで撤退。

シーズン 勝率 順位 レート
5(R5.4) 92勝 77敗 54.4% 6,618位/452,343人(上位1.5%) 1721.915
4(R5.3) 75勝 60敗 55.6% 8,995位/577,230人(上位1.6%) 1731.928
3(R5.2) 56勝 51敗 52.3% 63,481位/720,134人(上位8.8%) 1579.499
2(R5.1) 78勝 78敗 50.0% 114,810位/870,536人(上位13.2%) 1543.773
1(R4.12) 90勝 90敗 50.0% 153,165位/1,277,984人(上位12.0%) 1553.995

勝率とレートは微減していますが、今回はレギュレーションC(準伝説あり)のルールになった最初のシーズンだったので、パーティもかなり組み替えなければならず、大変だったということでしゃーなし(参加者全員同じ境遇ということは無視します)

ということでうちのパーティを紹介します。今回は過去一の長文です。

構築上のコンセプト

前期から引き続き、取り巻きでフォローし、飛行テラバカイリューで蹂躙する。テラスは基本カイリューにしか切らないため、そのほかのメンバーのためにテラピースを使う必要がほとんどなくてお財布に優しい。いかにカイリューで広い範囲に対応できるかが鍵。

第1パーティ

  • セグレイブ@こだわりハチマキ→セグレイブ@いのちのたま
  • ハバタクカミ@ブーストエナジー
  • ヘイラッシャ@とつげきチョッキ→マリルリ@とつげきチョッキ
  • カイリュー@ラムのみ
  • テツノブジン@いのちのたま→テツノブジン@こだわりメガネ
  • サケブシッポ@ひかりのねんど

今回からレギュレーションも変わり、せっかくなので新規参戦の準伝説(以下「四災」)をパーティに入れたいところです。しかし四災は各1体しか手持ちにおらず、一度失敗すると育成をやり直すのが面倒くさいので、ひとまずしばらくはシーズン4のパーティ(↓)を基本に戦い、四災の評価が固まったところで投入することに決めました(せこい

ただ、相手が準伝説を使ってくるのには備える必要があったので、まず準伝説全般に強いと言われている【マリルリ@とつげきチョッキ】をパーティに入れて物理アタッカー兼四災メタとし,それまで両受けとして使っていてタイプがかぶる【ヘイラッシャ@とつげきチョッキ】を外しました。また【セグレイブ@こだわりハチマキ】はきょけんとつげきの隙をフォローできず使い勝手が悪かったので持ち物をいのちのたまに換え、それまでいのちのたまを使っていた【テツノブジン】は、カイリューが倒せない相手にピンポイントで出すことから、火力を優先しようと持ち物をこだわりメガネに換えました。

第2パーティ

  • セグレイブ@いのちのたま→イダイナキバ@いのちのたま
  • ハバタクカミ@ブーストエナジー
  • マリルリ@とつげきチョッキ
  • カイリュー@ラムのみ
  • テツノブジン@こだわりメガネ→イーユイ@こだわりメガネ
  • サケブシッポ@ひかりのねんど→サケブシッポ@あついいわ→サケブシッポ@ひかりのねんど

4/7頃になって、四災を投入することにしました。うちのパーティはあの手この手でカイリューを通して勝つというのがコンセプトなのですが,それ以外の勝ち筋が乏しかったので、やはり二人目のエースを入れたいところです。そうすると候補はパオジアンかイーユイなのですが、構築を考えているうちに、イーユイ@こだわりメガネを晴れパで運用すれば超絶火力が出る(火炎放射で無振りイルカマン程度なら確定一発)上に、弱点となる水も半減できて強いのでは?と思い立ち、それを軸にしたパーティを組むことにしました。うちのパーティのサケブシッポとハバタクカミも晴れの恩恵を受けられるのでシナジーもばっちりです。イーユイは特殊アタッカーなので役割がかぶるテツノブジンと入れ替えました。

そうすると天候を晴れにする要員が必要ですが、これは起点作成要員であるサケブシッポにお願いします。ひかりのかべの代わりににほんばれを入れ、持ち物もひかりのねんどからあついいわに変更しました。

また選出率の下がっていたセグレイブの代わりに、これまた晴れの恩恵を受けられて、かつこうそくスピンでステルスロックを除去できるためカイリューのサポートにもなるイダイナキバ@いのちのたまを投入しました。

…が、結論から言うとこのパーティは失敗でした。ターン管理が難しすぎます。サケブシッポの動きとしては、

    1. にほんばれ
    2. ステルスロック
    3. リフレクター
    4. エースに交代

という流れになるのですが、この時点でエースには晴れは4ターン、リフレクターは3ターン分しか残されていません。しかもイーユイはすばやさ種族値10と中途半端で、上から3タテという訳にもなかなかいかず、おまけにサケブシッポがちょうはつされたり、1~2ターン目に倒されたり、逆にステロをまかれたり、ほろびのうたを挟まないといけなくなったりして負けることが多くなってきました。あわてて持ち物をひかりのねんどに戻し、リフレクターとにほんばれの順序を入れ替えたのですが結局ターン管理が難しすぎて最終的に6連敗してしまい、早々にイーユイエース構築は断念することになりました。

第3パーティ

  • イダイナキバ@いのちのたま→サーフゴー@おんみつマント
  • ハバタクカミ@ブーストエナジー
  • マリルリ@とつげきチョッキ→ヘイラッシャ@とつげきチョッキ
  • カイリュー@ラムのみ
  • イーユイ@こだわりメガネ→テツノブジン@こだわりメガネ
  • サケブシッポ@ひかりのねんど

何が悪かったのかな?そうです、うちのエースであるカイリューを信じる心が足りなかったのです!ということで4/10頃にイーユイをテツノブジンに戻しました。それからはサケブシッポ+カイリューを丁寧に選出することを心がけ、多少勝率は上向いてきたのですが、それでも5割を行ったり来たりくらいでこの時期が一番苦しかったです。なんとかこの状況を脱却しようとあがいていた時に、こちらの動画が刺さりました。

くろちゃんねるさんはメジャーからマイナーまでいろいろな型を紹介してくださるありがたいポケモン実況者で(ゆっくり実況なのに更新頻度も極めて高い)以前から参考にさせてもらっていました。うちのパーティと今回の動画のパーティは使っているメンバーは大分違うのですが、やはりきちんと特殊受けと物理受けを用意し、さらに対面に強い物理アタッカーと特殊アタッカーを2体というバランスの取れた構成が強いのだなと思った次第です(今更過ぎる

といってもうちのパーティは起点作り要員のサケブシッポがいるので、物理受けと特殊受けを両方入れるのは結構枠的にしんどいです。一時はサケブシッポとカイリューを除いて全員↑の構築に合わせようかと思ったのですがさすがにそれはないなと思い返し、両受けとして【ヘイラッシャ@とつげきチョッキ】を再び入れることにしました。この頃パオジアンやイーユイが重くなってきており、マリルリでは固さが足りないと思うことも増えてきていましたので。またイダイナキバもあまりうまく使えておらず、晴れパでなくなったことで存在意義がなくなってきていたのと、キョジオーンに荒らされることが増えてきていたので、こちらは↑の動画で紹介されていた【サーフゴー@おんみつマント】に入れ替えました。サーフゴーは育成が大変なので、完成したのは4/15頃です。

さらにこの頃、カイリューのてこ入れの必要性を感じ、これまで「飛行テラバースト」「じしん」「しんそく」「りゅうのまい」で使っていたのを、「しんそく」を「アンコール」に変更しました。個別論で後述しますが、これは大当たりでした。

第4パーティ

  • サーフゴー@おんみつマント
  • ハバタクカミ@ブーストエナジー
  • ヘイラッシャ@とつげきチョッキ
  • カイリュー@ラムのみ
  • テツノブジン@こだわりメガネ
  • サケブシッポ@ひかりのねんど→キラフロル@きあいのタスキ

第3パーティはかなり安定していたように思います。しかし順位が上がっていくと、今度はサケブシッポの扱いが難しくなってきました。サケブシッポはちょうはつに弱いのと、サーフゴーに何もできないという2つの致命的な問題があり、しかもうちには相手の先発サーフゴーに対する引き先がいないため、サーフゴーがいる相手には選出を控えざるを得ません。といってもサーフゴーの採用率めっちゃ高いんだよな…またサケブシッポは基本的に相手を倒す技を持たない(一応ほろびのうたはありますが)ため、残り2体で相手の3体を倒さなければならず、エースであるカイリューの負担が結構重くなっていました。特に相手にステルスロックをまかれるのがつらすぎます。そこで、アタッカーとして使えながら起点も作れて、相手のステルスロック戦術にも対抗できる、そんな先発要員を探し始めました。白羽の矢が立ったのがキラフロル@きあいのタスキです。

詳しくは後述しますが、キラフロルは型や持ち物を読まれやすいにもかかわらずそれでも役割を遂行できる力があり、かつ火力も高く、カイリューのアンコール戦術とも抜群の相性で、もう最高です。これを思いついたときはめっちゃテンションが上がり、キラフロルの色違いをわざわざ見つけて育成したくらいです。(余談ですが、キラフロルは色違いの方が美しいと思います)

既に4/17頃になっていましたが、このあたりからそこそこ勝てるようになってきました。

第5パーティ

  • サーフゴー@おんみつマント
  • ハバタクカミ@ブーストエナジー
  • ヘイラッシャ@とつげきチョッキ→ヘイラッシャ@オボンのみ
  • カイリュー@ラムのみ
  • テツノブジン@こだわりメガネ→ハッサム@ごつごつメット→ウインディ@ごつごつメット
  • キラフロル@きあいのタスキ

安定して勝てるようになったので敗因分析に力を入れ始めたのですが、この頃の負け試合を見てみると、パオジアンがやはり苦しいというのと、テツノブジンを出すと負けていることが多いということが分かりました。これはテツノブジンが悪いというわけではなく、テツノブジンはほかのメンツではどうにもならないところにピンポイントで出す関係上、敗戦処理になることが多いということですね。

カイリューがアンコールを覚えたことで、これまで倒せずテツノブジンに頼るしかなかったアーマーガア、ディンルー、ヘイラッシャなどがカイリューで処理できるようになり、またキョジオーンやドヒドイデなどもサーフゴーで見られるようになったので、テツノブジンの存在意義自体もかなり薄くなっていました。そこで、パオジアンに後出しからでも安定して勝てるポケモンを入れることにしました。といってもパオジアンにはつららおとしによるひるみ戦術があるので、氷を半減できる(もしくは等倍で先制技をたたき込める)で、悪・格闘も安定して受けられるという条件を満たす必要があります。

4/23頃投入したのが【ハッサム@ゴツゴツメット】です。これまでハッサムにはかなり苦渋を味わわされてきたので、その強さに期待することにしました。ハッサムは先制技もあるのでひるみにも強いですし、仮にパオジアンがテラスタルを切って居座っても、パオジアンの悪・格闘技は接触技なので、ごつごつメットでごりごり削っていけるというわけです。

ただハッサムは耐久が低すぎて、本当にパオジアンメタでしか使えないんですよね。あとこの構成だと浮いているはがねに対する打点がなく、何度かはがねテラスサザンドラにボコられました。あとハッサムは交換しないと手に入らないのでぼっちのyukkun20には入手難度が高い

そこで4/25頃、パオジアンメタをウインディ@ゴツゴツメットにしました。ウインディはいかくがあり、氷も半減で、物理耐久もかなりありますし、あさのひざしで回復もできるので、パオジアンにはめっぽう強いです。おかげでこれ以降、相手がパオジアンを選出することはなくなりました。パオジアンはカイリューの天敵でもあるので、カイリューも暴れやすくなりまさに一石二鳥。

ただウインディは物理受けとして見ると相手を選びます。この頃特殊アタッカーはハバタクカミ、キラフロル、カイリューあたりでどうにでも処理できていたので、両受けだったADヘイラッシャを、物理受けに特化させた【ABヘイラッシャ@オボンのみ】に変更してウインディと適宜選択肢ながら瀬移出することにし、構築が完成しました。これが4/27のことです。長かった…

キラフロル

この構築の軸。最強の起点造り要員(サケブシッポのときもそう言ってましたよね)。環境での最終使用率は22位。おくびょうCSで、上位5位のわざを4つ覚えさせているオーソドックスな子です。なぜこの子を先発じゃなくエースにしてたんだオモダカ氏…。選出率はほぼ9割。

使い方も簡単で、上を取られている相手にはマッドショットから、上を取っている相手にはステルスロックから入るのが基本です。相手の先発が物理アタッカーの場合はどくびしを2回撒けますし、特殊アタッカーの場合はパワージェムで撃ち合えます。特にどくびしを警戒する相手が特殊アタッカー(テツノツツミとかハバタクカミとか)を出してきたりするのですが、そういうときにパワージェムの高火力がめっちゃ刺さります(テツノツツミ相手ならワンパン、マルチスケイルカイリューでも確2だし)。起点を作っている隙を狙って積んできたりしますが,毒を入れるなり、素早さを下げるなりしておけば裏のカイリューでどうにでもなります。また相手が起点作り要員を出してきてもキラースピンでステルスロックを回収できるし、受けポケモンでもキラースピンで毒を入れられます。要するに何でもできる。

タスキ持ちなので仕事ができないことはほとんどありません。タスキは連続技が弱点ですが,タイプに恵まれたキラフロルを上から落とせるポケモンはほぼいないでしょう(最速セグレイブ@いのちのたまでつららばりを5回当ててようやく確1)。

また相手が物理アタッカーや起点作り要員(特にディンルー)の場合、効果抜群で命中安定のじしんで突破しようとしてくることが非常に多いです。その場合は裏からカイリューを投げ、上からアンコールしてカイリューの起点にするという動きが強力で、それだけで安定して勝てた試合も多かったです。またどくびしやキラースピンで毒を入れてハバタクカミのたたりめで削る、ステロをまいてヘイラッシャのあくびループにはめるなど、ほかのメンバーとの相性も非常にいいのもポイント高い。

苦手な相手はほとんどいません。裏から出てきてどくびしを回収していくテツノドクガが気になるくらいです。ステルスロックがあるからそれでもこちらが有利だと思います。あ、起点型のガブリアスとコノヨザルはちょっと苦手かも。

テラスタルは野生のままでどくですが、切ったことはないです。

カイリュー

うちのパーティ不動のエース。環境での最終使用率は最終日前日にハバタクカミを超え、堂々の1位です。あいかわらず前期に使ったいじっぱりHASそのままですが、途中でしんそくをアンコールに変えました。これまで通りマルチスケイルを盾にりゅうのまいを1~2回積み、あとはすべてを蹂躙する3タテ製造機です。選出率ほぼ100%。飛行テラバカイリューは下火になりましたが、まだまだ最強の一角だと思います。カイリューは型の豊富さが強みの一つなので、テラスは耐性を変化させるかテラバーストを撃つかするタイミングまで切らないように心がけています(しんそく警戒でゴーストやはがねテラスタルを切ってくれる相手も多い)。

このカイリューのえらいところは、素早さにかなり振っているので、ほとんどのカイリューに上を取れるところです。そのためアンコールをするか、りゅうのまいをするか、攻撃するかのイニシアチブを握ることができ、正直カイリューミラーで負けることはほとんどありませんでした(最速型には先手を取られますが、その分耐久か火力を削っているので勝てます)。使用率1位のカイリューの対策を別に用意しなくていいというのは、かなり有利だと思います。

ただこれまで使っていた技構成では物理受け(特にアーマーガア、ディンルー、チオンジェン、ヘイラッシャ)などが突破できず、これらポケモンを裏から出されると引っ込めざるを得ませんでした。そのままサイクルに持ち込まれて敗戦というのがよくある負け筋です。カイリューは居座っているから強いのであって、サイクルに入れるとその良さが死にますからね。しかしアンコールを入れたことで、アーマーガアのてっぺきやはねやすめ、ディンルーのじしんやステルスロック、チオンジェンのやどりぎなどを起点にして無理矢理突破できるようになり、あとは残った相手を3体目でスイープする(というか、3体目を出すまでもない試合が多い)という流れに乗せられるようになりました。

運用上気を付けないといけないのが、テツノツツミとパオジアンです。テツノツツミは最低でも2回、ブーストエナジーでSを上げてくる場合は3回舞わないと上を取れません。そのためこちらがりゅうのまい→相手がテツノツツミを投げてくる→上からアンコールされて詰む、という流れに持っていかれやすいです。幸いテツノツツミはH振りでもテラバーストで確定2発なので、裏にテツノツツミがいる場合はりゅうのまいではなくテラバーストを選択しておけば安定します。
次にパオジアンですが、こちらも2回舞わないと抜けない上に、マルチスケイルが剥がれていると、パオジアンが火力アイテムをもってなくてもつららおとしで確定1発です。2回舞いかつマルチスケイルが残っている状態で対面しても、相手がタスキ持ちならつららおとし+こおりのつぶてで死にます。従って対面した場合、カイリューを失いたくなければ必ず引く必要があります。引き先はウインディが最適ですがヘイラッシャでもどうにかなることが多い(ただ電気テラスに無力なのでウインディが安定)ので、最低どちらかは入れておきましょう。

その他の死因としては、「チオンジェンを突破しようとりゅうのまいを積んだらイカサマでやられる」「プレッシャーアーマーガアにアンコールのPPを枯らされて詰む」「不意の電気テラバースト(ディンルーやハバタクカミ)で落とされる」などがありました。確率的には低いのでとりあえず無視しておこう…

ちなみにつらい相手は、こちらの打点がなくすなあらしやステルスロックで削られやすく積んでも吹き飛ばされるカバルドン、こちらの攻撃技を半減以下にする上に固くおにびを撃ってくるHBロトムあたりでしょうか。どちらも先発のキラフロルか裏の3体目で先に削っておく必要がありますね。

ハバタクカミ

サケブシッポがいなくなったのでこのパーティのかわいい枠を一人で担ってくれてるいい子。最終使用率はカイリューに継ぐ2位。おくびょうHBCという最近ではメジャーになった型。最初は前期の反省を生かし、おきみやげをめいそうに変えて使っていたのですが、めいそうとマジカルフレイムが役割的にかぶっているのと、せっかくキラフロルで毒をまくのだからそれを生かせる構成にしようと思い、最後の3日くらいは新しく育てて(当然色違いです)、たたりめとでんじはを持たせていました。でんじははおにびでもよかったのですが、うちのハバタクカミは特殊受けも兼ねているので、特殊にも刺さるでんじはがいいですね。中速のカイリューの補助にもなりますし。

でんじは+たたりめは採用率が低いので少し珍しい型ですが、これが思った通りの活躍をしてくれました。ブーストエナジーでSが上がるので上から誰も半減で受けられないフェアリー/ゴーストでの火力を押しつけます。3タテは無理ですが1.5~2体くらい持って行けるパワーがありました。不利な相手でもまひでワンチャンあるし。

たたりめの威力を上げるため一応ゴーストテラスですが、うちのコンセプト上切る機会はほとんどなかったです(ただしカイリューがテラス切るまもなくやられた場合は切ることも)。選出率は4割くらい。

サーフゴー

今期初期にキョジオーンに荒らされたのが嫌になり投入した図鑑ナンバー1000。サーフゴーはコレクレーのコイン1000枚集めるのと、A0厳選が必要なことから育てるのが大変なんですが、しおづけ、やどりぎ、おにび、キノコのほうしなどカイリューがやられがちな搦め手を引き受けてもらうために加入してもらいました。HBずぶといで物理耐性に厚く、足りない火力をわるだくみで補う、くろちゃんねるさんおすすめの型です。最終使用率は5位。選出率は2割程度。

単体ですごく強いというわけではなく選出率も低いのですが、強い相手にはとことん強く、いるだけでキョジオーンとかにびびることがなくなったのでやっぱり必要な存在だと思います。第1シーズンでは別の型で使っていたものの手になじまなかったのですが、今回はいい感じに動いてくれました。やはり強い方の構築は参考になる…。

テラスタルはオーソドックスに飛行です。切ったのは1~2回だと思います。弱点の地面を透かせますが、読まれやすいし、はがねゴーストの優秀な耐性を失うのでよほどの理由がない限り切らない方がいいでしょう。HBに厚いので不一致じしんくらいなら耐えますし。

ヘイラッシャ

ABに振り、オボンのみを持たせることで物理耐久を厚くしたAB型。最終使用率15位。物理受けならゴツゴツメット、耐久ならたべのこしを持たせるのが鉄板だと思いますが、ゴツゴツメットは先約がいますし、yukkun20は試合時間が長いのが好きではないので、対面性能を上げるためにオボンのみにしています。ただ最終的に振り返ってみると食べ残しでいい気がする。選出率は2割程度。

以前はチョッキを持たせたフルアタで使っていたのですが、せっかくキラフロルでステルスロックや毒をまくのでそれを生かした方がいいだろうと思い、あくびを入れました。おかげで特殊耐久はぺらぺら(チーム内では最下位)ですが、物理アタッカーでは突破できない固さを手に入れました。Hに振ればもっと固くなりますけど、Aに振らないと身代わり戦術にはめられることがあるからな…。てんねんなので相手のエースが積んできそうなとき(特にトドロクツキとか)には出すようにしていました。選出率は2割程度かな。ゆきなだれが接触技なのは納得いかん。

テラスタルは電気対策の地面ですが、切ったことはありません。

ウインディ

伝説ポケモンでもないのにでんせつポケモンの肩書きを持つ非伝説ポケモン。初代ではほのおが不遇なこともあり完全にネタでしたが、いつの間にかこんなに強くなってたんですね…。四災にも強いので最終使用率は40位(初代ポケモンの中ではカイリューに次いで2位)と、今が一番輝いている気すらします。わんぱくのHBSで、火力は抑えめなので、あさのひざしで回復しつつおにびやゴツゴツメットで粘り強く削っていきます。

役割としては完全に物理受け、特にパオジアンメタになっているので、パオジアンがいるパーティにはほぼ必ず選出していました。選出率は2割程度。大切なのはパオジアンを見てからから投げても問題ないというところなので、先発はさせません。もっともウインディを入れてから,相手がパオジアンを選出したことは一度もありませんでしたが(ただカジュアルバトルでは狙い通りの活躍してました)。ハッサムよりも汎用性があるため、たとえパオジアンが出てこなくても腐ることはありませんでした。技は反動のあるフレアドライブと、耐久の下がるインファイトなので、HP管理は結構大事です。そういうわけで3匹目よりは2匹目として投げた方が生かせる気がします。カイリューが苦手なセグレイブにもあらがえるのもありがたい。

テラスタルは地面ですが、これはレイド産をそのまま使ったのでそうなっています。多分かくとうの方がいいと思いますが、どうせ切らないのでそのままにしてます。

選出

  • キラフロル+カイリュー+あと1体

基本選出で9割方これ。キョジオーンがいればサーフゴー、パオジアンがいればウインディ(かヘイラッシャ)、いずれもいなくて敵が物理ばかりならヘイラッシャ、特殊アタッカーが出てきそうならハバタクカミ。

  • カイリュー+カイリューが苦手な相手が出てきた場合の引き先+あと1体

どくもステロも刺さらない場合の選出。初手にカイリューを投げてテラスを切って暴れる型。

総評

今回はパーティが決まるまで本当に迷走を重ねましたが、最終的には満足のいく構成になりました。最終使用率ベスト10に四災が3体も入るこのご時世に、四災を入れないパーティを使うのはなんだか楽しかったです。飛行テラバカイリューはまだまだエースとしてやれることが分かったので、来期もカイリュー中心の構築で頑張りたいですね。

またパーティの穴もかなり小さい構成だったのではないかと思います。少なくとも以前のシーズン3のセグレイブや、シーズン4のハッサムのような、「こいつが出てくるとどうにもならない…」という相手はいなくなったような気がします。もちろん型やテラスなどによってピンポイントで対処に困る相手はいますが、選出やプレイングでなんとかカバーしていけるようになったのではないでしょうか。

その反面今期はしょうもないプレイングミスが目立ったのが反省点です。選出が時間切れになったり、なぜか選出したつもりのカイリューが選出されてなかったり、ふうせん持ちを見落としてじしん撃ったり、裏にエーフィがいるのにステルスロック撒こうとしてマジックミラーされたり、ドドゲザンにマッドショット撃ってまけんきくらったり、ダメージ計算するときに相手の特性を見過ごしたり…こういうのをなくしていかないとレート1800は遠そうです。なので最近はカジュアルバトルにも積極的に潜って、判断が速く正確になるよう修行中です(ランクバトルに潜り続けるのは心臓が持たないので)。

さて、来期の目標は引き続きレート1800です。しばらくは上級者の方々の構築記事などを見て学びつつ、さらにパーティの完成度を上げていこうと思います。

スペシャルサンクス

引きこもりプレイヤーなので一方的にお世話になっているだけなのですが、この場を借りて感謝を。
前シーズンで紹介していなかった方々のみです。

くろちゃんねる様

茶番の面白さもさることながら、プレイングの解説もわかりやすく、紹介してくださるポケモンもあまりとがったものはなくて初心者にも扱いやすいです。

ポケモンソルジャー様

一流のポケモントレーナーの方が4人でされているちゃんねる。4人ならではの企画が面白く最近は過去動画をエンドレスで流しています。
最近の動画シリーズ「新ポケモン対戦図鑑」が参考になります。

エルトライト様

ポケモン対戦のゆっくり実況の中では随一のおもしろさを誇る実況者様。

ぽへちゃんねる様

こちらもポケモン対戦のゆっくり実況者の方。内定していないポリゴン2とマッシブーンの圧が強すぎる…w

こぺるのゆっくり実況様

こちらもポケモン対戦のゆっくり実況者の方。ウインディをパオジアン対策で採用した直後くらいにパオジアン対策のウインディを紹介してくださったので、自分の選択は間違ってなかったと自信持てました。


2023-04-18

【ゲーム】OCTOPATH TRAVELER Ⅱ レビュー

名作の正統進化というべき名作。

OCTOPATH TRAVELER Ⅱ

プラットフォーム Nintendo Switch™ / Steam® /
PlayStation®5 / PlayStation®4
ジャンル RPG
価格
パッケージ版 7,800円(税込)
ダウンロード版 7,800円(税込)
e-STORE限定豪華版 19,800円(税込)
公式 オクトパストラベラーⅡ | SQUARE ENIX
プレイ時間 1周目:137時間

スプラッシュ画面はこんな感じ

続きを読む(ネタバレ注意) »


2023-04-10

【ゲーム】幻想少女大戦 -DREAM OF THE STRAY DREAMER - レビュー

未来に遺すべきドット絵SRPGの傑作。

幻想少女大戦 -DREAM OF THE STRAY DREAMER –

プラットフォーム Nintendo Switch
ジャンル シミュレーションRPG
価格 ダウンロード版 4,950円(税込)
公式 幻想少女大戦 – DREAM OF THE STRAY DREAMER – – 幻想少女大戦
プレイ時間 1周目:124時間(ハード~ノーマル+・ノーデス)
2周目:61時間(ルナティック~ノーマル+・ノーデス)

タイトル画面はこんな感じ

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2023-04-01

ポケモンSVランクバトルシーズン4 サケブカイリュー構築 最終8995位

ポケモンSVのランクバトル、シーズン4完走しました。今回の目標は50000位でしたが…

うれしー!まさか4桁まで来られるとは。今期は常に白星先行で来ていたのですが、10000位台まで上がったところで怒濤の9連敗で70000位台に下がり、そこからなんとか4桁まで上がったのですがずるずる下がり、最終日は20000位で迎えました。せめて10000位台まではなんとか…と思ったのですが、最終日にいろいろな奇跡が重なり8勝1敗でここまで上がれました。

まだ構築記事を書くような順位でないのは分かってます。でも自分のために記録を残しておこうと思うのです。過去を振り返るのも強くなるのに必要と信じてますので。

シーズン 勝率 順位 レート
4(R5.3) 75勝 60敗 55.6% 8,995位/577,230人(上位1.6%) 1731.928
3(R5.2) 56勝 51敗 52.3% 63,481位/720,134人(上位8.8%) 1579.499
2(R5.1) 78勝 78敗 50.0% 114,810位/870,536人(上位13.2%) 1543.773
1(R4.12) 90勝 90敗 50.0% 153,165位/1,277,984人(上位12.0%) 1553.995

ということでうちのパーティを紹介します。今期はちょこちょこパーティを途中でいじりました。

構築上のコンセプト

シーズン3で使っていてサケブシッポ+カイリューの組み合わせ(あまり一般的ではないようなので、ここで勝手にサケブカイリュー構築と命名します)に可能性を感じました。あとのメンバーはそれを支えるポケモンたちで構成していたのですが、いろいろ穴が見えたままシーズン3が終わってしまったので、今期はまずその穴を埋めることから始めました。

最初に気になったのはハバタクカミです。前期はタスキCSで使っていましたが、1体は倒せるのですが2体目の先制技やスカーフ持ちにやられてしまうことが多く、もっと物理耐久があれば…と思うことが多かったです。その時、シーズン3で3位だった方の構築記事を読んでHBハバタクカミの可能性に感動し、そのまま使わせていただくことにしました。ハバタクカミが耐久を得ることで先制技にも強くなり、さらに持ち物をブーストエナジー(Sアップ)に出来るので、スカーフポケモンにも勝てるわけです。

次にカイリューが勝てない物理受け(アーマーガア、キョジオーン、ヘイラッシャ、カバルドン)をどうにかする必要があります。必要なのは高火力特殊ポケモンですが、単に特殊をいれても交代で逃げられます。うちのカイリューは積みアタッカーなのでサイクル戦をするわけにはいけません。従って、相手からは物理型と見てもらえながら、実は高火力特殊型というポケモンが最適です。そんなポケモンいるわけが…と諦めていましたが、ポケ徹の投稿に素晴らしいポケモンが上がっていました。特殊型テツノブジンです。シーズン2でもくさむすびサーナイトを奇襲として使っていましたが、それと同じ匂いを感じ、早速採用しました。特殊アタッカーなのでサーフゴーと入れ替えです。

それから対策が必要な強敵を考えます。セグレイブです。シーズン3では散々苦汁をなめさせられました。最初は水テラスガブリアスにアクアブレイクを覚えさせるというかなり変な型を使っていました。ガブリアスと対面したセグレイブは、氷か地面テラスタルならテラスタルを切ることが多いですが、そのどちらにも有利に戦うことが出来ます(セグレイブには電気テラスも一定数いますが,ガブに電気テラスを切るわけはないので)。ただうちの構築はカイリューにテラスを切れないとそもそも勝てないため、残念ながら使い物になりませんでした。

そこで、ヘイラッシャを物理/特殊受けとして採用することにしました。その性質上チョッキを持たせるしかないのでフルアタです。セグレイブにもまあまあ強かったのもよかったですが、やはり重めなテツノツツミともそれなりに戦える(メガネ持ちかブーストでCが上がらなければ対面でも勝てる)のも偉い。

こんな感じで潜ってたんですが、ある時完全受けループ構築にぶつかり、受け対策がテツノブジンだけでは手も足も出ず負けてしまいました。これまで受けループ構築に当たることはまず無かったのですが、この先上位帯に行くなら避けては通れないと思い、テツノブジンとは違う角度からの受け崩し、つまり物理高火力の採用を考えました。前期までは地面テラスガブリアスが頑張っていましたが、やはり環境に多いセグレイブやテツノツツミに弱いのが気になり、その代わりとしてハチマキセグレイブを1週間前に投入しました。

ハチマキセグレイブの火力は異常で、最初はイージーウィンを連発したのもあってそれに頼った選出に傾いたのですが、そのせいで自分のプレイングが出来なくなり、カイリューの選出率低下とともに勝率もガクッと下がり怒濤の9連敗。これではいけないと、あくまでサケブカイリューを主軸に、セグレイブを補助に置くことで安定を取り戻し、最終日の勝利につながったんだと思います。

あと小さいことですが、パーティの上にいわゆるセグカミラッシャを並べることで相手の選出を歪ませ、カイリュー対策がおろそかになればいいなーと思ってます(せこい

サケブシッポ

この構築の軸。前期からそのまま続投。今期も環境ではあまり使われていない(最終使用率52位)ですが、それが不思議なくらい最強の起点作りポケモンだと思ってます。攻撃技をまったく持たないちょっと変な型。

使い方も簡単で、まず対面の攻撃に対応した壁を貼ります(両刀型が来たら択ですが)。2ターン目ですが、相手の攻撃でやられそうなら、裏のポケモンを考えて、ステロかもう一方の壁か有効そうな方を貼って退場します。相手の攻撃を耐えそうならならほろびのうたを歌います。サケブシッポは火力がないので、積みポケモンが遠慮なく積んでくるのですが、これで流せるので起点にならないのは偉すぎる。3ターン目と4ターン目はステロを撒いてもう一方の壁を貼ります。5ターン目(ほろびのうたのラストターン)は適当にほろびのうたでも歌ってそのまま倒れてカイリューにつないでもいいですし、敵の交代読みでこちらも交代しカイリューを出してもいいでしょう。HPが少ないサケブシッポも残しておけば、壁を貼りなおしたりクッションにしたり、相手がラス1になったところでほろびのうたを歌って絶望させたりいろいろ活躍できますよ。

ちなみにほとんどの相手には3回は仕事が出来ます。4回できることもざら。1回しか仕事が出来ないのはハバタクカミとドラパルトとメガネテツノツツミくらいでしょうか。いずれも上から高火力技を撃ってくるので要注意。またこの子には攻撃技がないので、ちょうはつ持ちにだけはご注意を。その場合も先手で壁を1枚貼れるので最低限の仕事は出来ますが(テツノツツミとオーロンゲはしらん)。なおちょうはつを撃たれると、「こうげき」を選んだ瞬間にわるあがきになるのでそこも注意。

テラスタルは野生のままでフェアリーですが切ったことはないです。

このポケモンの偉いところは、環境にそこそこいるクエスパトラに強いことです。ひかりのかべがあればルミナコリジョンで特防6段階下がっても全然耐えられるし、ほろびのうたでバトンタッチも阻害できるので、苦労したことはありませんでした。逆にサーフゴー(とくにわるだくみ型)はほろびのうたで流せず起点にされがちなので、相手にいる場合は選出しないこともありました。

カイリュー

うちのパーティ不動のエース。前期に使ったカイリューそのままで、ほのおのパンチをじしんに切り替えました。基本は飛行テラバ、通らない鋼と電気にはじしん、ミリ残ししたときのしんそく。いずれも環境では採用率の高い技ですが、3W+りゅうのまいで使っている人は少ないような気がしますのでちょっと変な型。ミラーだとほぼ負け知らずです。

最近は飛行テラバカイリュー自体が減少傾向ですが、個人的にその強さは圧倒的だと思います。サケブシッポでステロと両壁を張り、満を持して登場したカイリューは本当に頼りになります。マルスケを盾にりゅうのまいを1~2回積み、あとはすべてを蹂躙する3タテ製造機でした。ちなみにメジャーなポケモンのうち、ステロ+2舞で確定一発に出来ないのは以下のポケモンくらいなので、それがいないパーティには自信を持って出せます。

    • 超不利(相手が後出しでも負ける。相手パーティにいる場合はカイリュー選出自体を再考)
      • アーマーガア
      • キョジオーン
    • 不利(先に舞っていれば勝てるが、対面からだと勝てないことが多い)
      • カバルドン(こおりのキバ注意)
      • ドヒドイデ
      • ブラッキー
      • ロトム系列(おにび注意)
    • 苦手(勝てるがこちらの損害も大きく、後続との戦いに支障を来す)
      • テツノカイナ
      • ハッサム
      • ヘイラッシャ
    • 勝てる
      • バンバドロ
      • ラウドボーン(テラスによる)

テツノブジン

カイリューが勝てないアーマーガアやキョジオーン、カバルドン、ヘイラッシャ、ついでにブラッキーやバンバドロなどをまとめて面倒見てくれた救世主。くさむすびと10まんボルトでほとんどの仮想敵を確1から高乱1に持って行けます。相手が気づいたときにはもう遅い。テツノブジンは両刀種族値ですが、普通に使う分には物理型の方が強いので特殊型は全く警戒されず、このちょっと変な型による奇襲は初日から最終日まで無限に決まりました。最初はみちづれではなく、ラウドボーンに強く出られるシャドーボールでしたが、ラウドボーン自体が数を減らしていたので変更。そのおかげで最終日、ちいさくなるバトン+ビルドアップで限界まで積んだアーマーガアを切り返して勝てたので神。

ただ耐久があまりに低く、奇襲したあとはほとんど何も出来ないことが多いのがつらいところ。本当はブーストエナジーを持たせてCを上げ、持ち物はタスキにした方が粘り強く戦えるんですが、それだと出した瞬間に型がばれて奇襲にならないのでこんな感じ。ただ今になって冷静に考えると、ピンポイント起用なんだからメガネを持たせてCを削り、それを耐久に回せば良かったのではないかという気が。でもみちづれが使いにくくなるからやはり一長一短か。

ちなみにテラスが格闘ですが、これは野生のままだからこうなっているだけで、戦略上格闘テラスにする意味はまったくないです。1回もテラス切ったことないからこれで全然困らないというだけで。

ハバタクカミ

今作も続投のかわいい枠。前期とは違う個体ですがもちろん色違いを厳選してます。採用率5%以下のおきみやげを採用したちょっと変な型ですが、これもカイリューをサポートするためです。

前述の通りHBにがっつり努力値を振っていますが、非常にはまってくれました。しょっちゅう飛んでくるかげうちもがっつり耐えてくれます。正直ワンパンされたことはほぼないのではないでしょうか。ブーストエナジーでSが上がるのでほとんどのポケモンを上から飛ばしていけます。ミラー対決もマジカルフレイムから入ることで、速度対決に負けても安定して勝てました。

おきみやげは相変わらず便利なのですが、ハバタクカミが対面するのは物理アタッカーか特殊受けです。物理アタッカーだとおきみやげで能力を下げるよりそのまま殴ってカイリューのしんそく圏内に入れた方がいいし、特殊受けの攻撃性能を下げても意味は無いので、使う機会は少なめでした。採用率が低いのには理由があるってことだね…。正直この型だとめいそうをいれて積む方が動きとしていいと思います。これも最終日直前に気づいたのが悔やまれます。

テラスタルファフェアリーで、使えばかなりの火力が出るのは分かっていますが、正直切らなくても十分強いのとカイリューと一緒に出ることが多いので、一度も切りませんでした。

ヘイラッシャ

ABDに振ってチョッキを持たせることで、アタッカーとしての性能を維持しつつ物理/特殊両方を受けられるようにしたちょっと変な型。セグレイブがいるからか、チョッキ持ちだと思われないことが多く、ちょうはつをしてくる相手も多かったです。技は汎用的に強いウェーブタックル、4倍弱点をつきやすいゆきなだれ、電気を返り討ちにするためのじしん、テツノツツミを削るためのボディプレスにしました。両受けの弊害でどちらに対しても中途半端だなと思うこともあったのですが、大体のパラドックスに強く、先発としてもクッションとしても積みアタッカーのストッパーとしてもなかなか役に立ってくれました。

テラスタルは地面ですが、切ったのは2回だけです。1回は最後の1体同士になり、相手が電気だったので迷わず切りました。2回目はボタンの押し間違いで切ってしまってそれが原因で負けたのでもう二度と切らない(おい

正直もっといい技構成があるような気がしますが、yukkun20の頭では思いつきませんでした。

セグレイブ

受けループにトラウマを作ってしまったyukkun20を救うためにやってきた破壊の使徒。こだわりハチマキからのきょけんとつげきは、耐久に振ってないポケモンならほとんど確定一発、物理受けでもはがねかフェアリーでなければ受からないという驚異の火力。カイリューがいる以上、テラスタルを切らなくても強いという条件を満たす必要があったのですが、文句なしでした。自分がセグレイブに散々にやられていたので苦手意識を持っておりこれまでパーティに入れなかったのですが、もっと早くに採用すべきでした。

しかしそのあまりの火力故にyukkun20自身の選出が歪んでしまいました。きょけんとつげきは確かに強いのですが、次の攻撃時まで被ダメージ2倍という恐ろしいデメリットがあり、そこを突かれてあっさり沈むことも多かったです。なので多分いのちのたまを持たせた方が、隙をこおりのつぶてでフォローできるのでよかったのではないかと。でもそうするとテツノブジンにはメガネを持たせることになり、技構成を変更しなければならなくなるので結局踏み切れませんでした。

火力は十分なので、性格はようきで最速です。最速にしたおかげで意外な相手に先手を取れることも多く、そのおかげで勝ちを拾えることもあったのでこれが一つの正解では。

総評

今回のパーティはかなり手応えを感じています。最終4桁なのはプレイング…特に選出に問題があったからで、パーティ自体の完成度は満足のいくものに仕上がりました。特にこのパーティのいいところは、選出が安定しやすいところだと思います。サケブカイリューの通りが良ければ選出、通りが悪いポケモンが1体いるときは合わせて役割を持つポケモンを選出、2体以上いるときはセグレイブを中心に選出する、という感じです。

逆にどうにもならないと感じたのはハッサムです。相手方のパーティにハッサムがいる場合、ほぼ間違いなく先発で飛んできます。うちのパーティでハッサムに安定して勝てるのは、リフレクターを貼った状態のカイリューだけなので、サケブシッポを先発させます。…が、恐ろしいことにはがねテラス+テクニシャン+こだわりハチマキハッサムはH振りサケブシッポを確定一発に出来るので、完全な対策にはなっていません。どれかの要素が欠ければサケブシッポも耐えてリフレクターを貼れるのですが、カイリューを投げたところにアーマーガアなどカイリューが突破できないポケモンに交代されると終了です。

ヘイラッシャもバレパンは余裕で耐えられますが、ハッサムは間違いなくとんぼがえりをして逃げる上にこのダメージが痛く、結局対策にはなっていません。ハバタクカミもやテツノブジンはバレパン耐えられないし、セグレイブは耐えられるけどこちらも打点ないし…正直最後まで回答が見つかりませんでした。最終日に1敗したのもハッサム先発のパーティだからな。

それからステロ持ちですね。カイリューのマルスケが削られて、舞う暇が無くなってしまいます。あつぞこブーツを持たせる手もあるんですが、ラムの実は突然のおにびやでんじはに強く、あくびに至っては起点にすら出来るので、先を読む力の足りないyukkun20にはどうしても必要なんですよ。イダイナキバとか入れてこうそくスピンを持たせようかと一時期考えていたんですが、枠がとれませんでした。なのでステロを撒かれる前にカイリューを出すことで対策してます(なってるか?

まとめ

対戦を始めた頃は、時折当たる10000位台のプレイヤーは本当に強く、マッチングした場合は戦う前から負けを覚悟しているような状態でした。しかし自分もそんなプレイヤーの一人になれたというのは本当にうれしいです。始めてからまだ4ヶ月ですが、そろそろ中級者を名乗っても許されるのではないでしょうか。

次の目標は、レート1800です。今日からは新レギュレーションが始まり、準伝説が参戦してまた環境が大きく変わりそうです。正直新しいパーティをどうするかはまだ未定で、しばらくはほかのプレイヤーの構築とかを参考にしながら考えていこうと思います。

スペシャルサンクス

引きこもりプレイヤーなので一方的にお世話になっているだけなのですが、この場を借りて感謝を。

みや様

HBハバタクカミは本当に目からウロコで、努力値振りの奥深さを感じました。

アブラハム様

特殊型テツノブジンについての育成論は少なく、非常に参考になりました。カイリューをエースで使い続けられたのはこの記事のおかげです。

なおななお様

yukkun20がポケモン対戦実況にはまるきっかけになったゆっくり実況者の方。対戦実況と言いつつ動画の半分が茶番という素晴らしい構成。

バンビー様

トップランカーでありながら対戦動画の解説のクオリティも高く、上級者が対戦の時にどういうことを考えているかを垣間見せてくれる実況者の方。

ロンジャモ様

役割論理を使った対戦動画を上げておられる実況者の方。yukkun20のプレイングでは役割論理は扱いきれませんが、プレイングが非常に参考になります。

パモさん様

ポケモン対戦を管理するアプリを開発しておられる方。このアプリを使うことで、どういうポケモンに弱いのかとか、どういう選出をしていれば勝てたのかなどを見返してプレイングの質を上げることが出来ました。使ったのは最後の数日ほどですが、今や欠かせないアイテム。


2023-03-02

ポケモンSV ランクバトルシーズン3完走しました!

ポケモンSVのランクバトル、シーズン3が終わりましたね。今回の目標は5桁でしたが…

やったぜ。勝率も順位もレートも過去最高ですが、まだまだ満足はいきません。…まあ構築記事を書くような順位でないのは分かってますよ。せめて4桁は行かないと。ただ記録を残しておくのは大切だと思うのです。

シーズン 勝率 順位 レート
3(R5.2) 56勝 51敗 52.3% 63,481位/720,134人(上位8.8%) 1579.499
2(R5.1) 78勝 78敗 50.0% 114,810位/870,536人(上位13.2%) 1543.773
1(R4.12) 90勝 90敗 50.0% 153,165位/1,277,984人(上位12.0%) 1553.995

ということでうちのパーティを紹介します。今期からパラドックスポケモンが加入したので最初はいろいろいじりましたが、それ以降はほぼ固定でしたね。今回のパーティは結構自信あったんだけど、まだまだプレイヤーの読みが甘いんだよなぁ。

構築上のコンセプト

シーズン1と2でうちのエースを張っていたカイリューですが、使っているプレイヤーの数が半端なく、最近は対策もかなり進んでいるので、なかなか活躍させてあげられませんでした。だからほかのメンバーを強くしよう…ではなくて、だったらすべてのリソースをカイリューに突っ込んでカイリューを強化すればいいんじゃね?というネジが飛んだワールドトリガーで学んだ構成をすることにしました。

※ワールドトリガー17巻74ページより引用 ⓒ葦原大介

カイリューはマルチスケイルを盾にりゅうのまいを積むのですが、1回積んだだけだと火力も素早さも中途半端なので、2回積むのが肝です。マルスケで1回積むのは楽ですが、さすがに2回積むと隙が大きくなりすぎます。また2回でもまだ微妙に火力が足りないこともあるので、さらに火力補助がほしいところです。そこで、ステロで火力補助をしたり、両壁を張ってカイリューの耐久を上げたりできるポケモンはいないかなーとさがし、条件にぴったり合ったサケブシッポを投入しました。

さらにカイリューが苦手とするポケモン対策として、前シーズン同様電気と鋼に強く出られるガブリアスを入れました。さらに物理受け対策としてサーフゴーと特殊型ドラパルト、大はやりのハバタクカミ対策にドドゲザンを入れました。特殊型ドラパルトはすり抜けでみがわりに強く何かと重宝したのですが、カイリューとのシナジーがいまいちだったので、ハバタクカミを入れることにしました。サーナイトがお留守番になったことで不足していたかわいい成分も補充できたし。これで完成です。

ドドゲザン

主に猛威を振るった先発ハバタクカミにあと投げする要員。後述するサケブシッポが相手のハバタクカミと対面した場合、ハバタクカミは上からシャドーボールかマジカルシャインを撃ってきます。サケブシッポは1回は耐えますが、ひかりのかべを貼っても2ターン目に上から倒され、1回しか仕事が出来ません。そこで壁を貼ったらドドゲザンに引きます。ドドゲザンは壁+チョッキでシャドボやマジシャを余裕で耐えられます。相手がこだわりメガネの場合(サケブシッポのHPが80~90%削れてたら間違いなくこれ)、打点がなくなったハバタクカミは十中八九交代するので、こちらもサケブシッポに交代すれば、サケブシッポがまた仕事が出来ます。相手がブーストエナジーかタスキ(メガネでもブーストエナジーでもなければほぼこれ)の場合、相手は交代するか、もしくは居座ってマジフレを撃ってくるはずです。マジフレも余裕で耐えられる上に、まけんきで攻撃が上がるので美味しい。そんなわけでアイアンヘッドを撃っておけば、居座っていればそのまま突破できますし、交代されても交代先に負荷がかけられます。おかげでハバタクカミに困らされたことはありませんでした。ハサミギロチンも物理受け相手にワンチャン狙えるのでおいしい。

テラスタルは鋼ですが、一度も切ったことはないです。

ハバタクカミ

今シーズンのかわいい枠。もちろん色違いを厳選してきました。今シーズンではカイリューを抜いて使用率1位になってましたね。やっぱりかわいいは正義。ただこごえるかぜもおきみやげも、採用率は7%以下なので例によって変態型です。yukkun20はかわいい子を変態型で使わないといけない病気なのです。

とはいえネタではないです。おきみやげは敵の攻撃と特攻を2段階下げる自主退場技です。2段階下がると火力は半減なので、これはある意味両壁を貼ったも同然です。そこですかさずカイリューを出せば、カイリューが積む隙を作れるわけですね。そんなわけでサケブシッポが先発できないとき(主にステロが刺さってないとか、相手が受け構築とか)に先発してもらっていました。もちろん裏から投げても普通に強い。

ただおきみやげは先手を取らないとなかなか厳しいものがあります。ハバタクカミは一応最速なのですが、ブーストエナジーは持っていないので、スカーフ持ちやさらに素早いポケ(ドラパルトとテツノツツミ)にも2ターン目は先手を取れるよう、こごえるかぜを入れたわけです。あとはオーソドックスに一致技2つ。カイリューとのシナジーもよく、使いやすかったです。来シーズンも続投予定。

テラスタルはフェアリーですが、これも1回も切ってません。

ガブリアス

シーズン2で使ったガブがそのまま続投。カイリューが弱い電気や鋼が多い時はカイリューの代わりに選出していました。ハチマキ+じしん/げきりんは極めて高火力で何度も助けられましたが、どちらも無効の相手がおり、こだわっているが故に止められてしまうことも多かったです。

今回先発枠が非常に安定していたので、ステロをガブに撒いてもらうことは1回しかありませんでした。なので技構成を変更した方がいいような気がしてきています。

相手にセグレイブがいる時だけは先発させます。セグレイブは大抵先発で来る上、ガブには圧倒的に有利なのでまず突っこんでくる(じめんテラスタルの場合はテラスタルも切ってくる)のですが、こちらもテラスを切って地震を撃てば、無振りセグレイブなら高乱数で撃破できます。ただ先発読みを外すと温存するため引っ込めないといけないし、読みが当たってもセグレイブが耐久に振ってるとまず負けるし、仮に突破できてもカイリューはテラバが切れなくなり役に立たなくなるので割と致命傷。でもこれ以外にセグレイブの対処法がなかったんや…

カイリュー

うちのパーティ不動のエース。すべてのポケモンはカイリューのために。前期に使ったカイリューをそのまま使っていたのですが、はねやすめを押した回数がかなり少ないことに気づき(回復しているより壁がある間に殴った方が良い)、敵の先制技に強く出られるしんそくに切り替えました。基本は飛行テラバ、通らない鋼にはほのパン、ミリ残ししたときの神速とうまくかみ合ってました。

…が、冷静に考えると、鋼に通るほのパンより、鋼と地面に通るじしんの方がいいですよね。実際ほのパンの方がダメージが出るのはアーマーガアとロトムとハッサムくらいですね。アーマーガアとロトムはほのパンくらいでは対策になってないので意味ないです。急激に増えてきたハッサムに強いのはありがたいけど、じしんのメリットの方がでかいな…。ちなみにこのことに気づいたのはシーズン終わってからでした。次回はここをどうにかします。

それはさておき運用ですが、とりあえずりゅうのまいを2回積み、あとは攻撃技連打で3タテ量産しましょう。ほのパンをじしんに変えた場合、龍舞2回+ステロで確1に出来ない主なポケモンは以下の通りなので、あとは個別に対策しましょう。(型はメジャーなものを想定。テラスタルは検討外です)。なお中でもアーマーガアとロトム系列は対面だとほぼ勝てません(他は型次第ではワンチャン)。

  • アーマーガア
  • カバルドン
  • ガブリアス(HB型)
  • キョジオーン
  • サケブシッポ
  • テツノカイナ
  • ドヒドイデ
  • ハッサム
  • バンバドロ
  • ブラッキー
  • 天然ヘイラッシャ
  • 天然ラウドボーン
  • ロトム系列

サーフゴー

シーズン1でパーティに入っていたもののあまり活躍しなかったサーフゴーがここに復活。特殊火力が弱いパーティなので頑張ってくれました。スカーフ込みで素早さ実数値214は最速ドラパルトを抜いているので、スカーフ持ち以外は上から殴れて安定感がありました。トリックは苦手な受けポケモンを機能停止に追い込むために役立っています。きあいだまはドドゲザン対策に入れてるんですが、こだわっている状態で命中70%は怖すぎてなかなか押せませんでした。

あとこいつがいるとキョジオーンがでて来にくいのも地味に助けられていた気がします。キョジオーンマジ苦手。

テラスタルはゴーストですが、これもカイリューがテラスキル前に事故死した時くらいしか切ったことないな。

サケブシッポ

多分カイリューの次に選出率が高いポケモン。全体使用率でいうと55位と、このパーティの中では圧倒的に低い(あとは全員15位以内)のですが、yukkun20の中では極めて優秀な起点作成ポケモン扱いなので安定先発です。ステロが全然刺さらないときと、相手も起点ポケモンを出してきそうなときはお留守番。

使い方も簡単で、まず対面の攻撃に対応した壁を貼ります(両刀型が来たら択ですが)。2ターン目ですが、相手の攻撃でやられそうなら、裏のポケモンを考えて、ステロかもう一方の壁か有効そうな方を貼って退場します。相手の攻撃を耐えそうならならほろびのうたを歌います。サケブシッポは火力がないので、積みポケモンが遠慮なく積んでくるのですが、これで流せるので起点にならないのは偉すぎる。3ターン目と4ターン目はステロを撒いてもう一方の壁を貼ります。5ターン目(ほろびのうたのラストターン)は適当にほろびのうたでも歌ってそのまま倒れてカイリューにつないでもいいですし、敵の交代読みでこちらも交代しカイリューを出してもいいでしょう。HPが少ないサケブシッポも残しておけば、壁を貼りなおしたりクッションにしたり、相手がラス1になったところでほろびのうたを歌って絶望させたりいろいろ活躍できますよ。

ちなみにほとんどの相手には3回は仕事が出来ます。4回できることもざら。1回しか仕事が出来ないのはハバタクカミとドラパルトくらいでしょうか。両方とも上から高火力技を撃ってくるので要注意。ドドゲザンがいる場合は交代するといいですね。ただしこの子には攻撃技がないので、ちょうはつ持ちにだけはご注意を。その場合も先手で壁を1枚貼れるので最低限の仕事は出来ますが(オーロンゲはしらん)。

テラスタルはフェアリーですが、これも野生のままで、切ったことはないです。カイリューを中心にすると、ほかのポケモンでテラスを切る頻度が激減するので、テラピースの消費量が少なくてすむのは隠れたメリットですね。

苦手な相手

一番きつかったのはアーマーガアです。抜群で入る技がカイリューのほのパンくらいしかありませんが、出てくるまでに3回舞っていてどうにか勝負になる程度です。実際はカイリューを出すとすぐアーマーガアが飛んでくるので絶望的。

それからセグレイブもきつい。前シーズンまで苦戦した覚えないのになぜ…と思ったんですが、ブラッキーのイカサマが刺さっていたからですね。

無振りセグレイブはカイリューの龍舞1回+ステロで(電気/鋼テラスタル以外なら)確1なのですが、大体セグレイブは先発で来る上に、いかさまダイスつららばりで飛行テラマルスケカイリューが一撃死するのでこちらはカイリューを先発させられません。そのほか

  • ドドゲザン→打点がない上に地震が飛んでくる
  • ハバタクカミ→つららばりでタスキ貫通されてやられる
  • ガブリアス→じめんテラバでもつららばりでやられる
  • サーフゴー→地震でやられる
  • サケブシッポ→やられはしないがこちらも打点がない

あー詰んだわ。ていうか採用率3位のセグレイブの対策が不十分で勝てるわけないんだよなぁ。サケブシッポは耐久しやすいので、リフレクターを貼ってほろびのうたで流し、その隙にカイリューを降臨させて積むくらいか…?

あと地味ながらカバルドンも苦手です。カイリューのマルスケもハバタクカミのタスキも削られるし。カイリューがいる関係で、相手パーティにカバルドンが入っている場合はほぼ選出されるんですけど、その対策が不十分で(以下略

まとめ

今回は割と自信のある構築で、実際思い通りにカイリューを動かせた試合も多かったです。しかしアーマーガアとセグレイブへの明確な答えがないままだったのが問題でしたね。特にセグレイブは本当未だに対策が分かりません。つららばり、地面テラじしん、電気テラバを全部耐えて返り討ちに出来るポケモンいますかね…?ヒートロトム?

今回前半はサケブシッポ+カイリュー+あと1体、後半はハバタクカミ+カイリュー+もう1体という選出が安定していたと思います。既にシーズン4も始まっていますが、このままサケブシッポ、カイリュー(ほのパンをじしんに変更)、ハバタクカミは続投かな。カイリューで見られない鋼、電気、物理受け、セグレイブを全部まとめて面倒見てくれる方お待ちしています。

来期は5万位以内を目指して頑張ります!


2023-02-19

【ゲーム】モノクロームメビウス 刻ノ代贖 レビュー

システム的にはややこなれていない部分があるものの、ストーリーの良さがすべてをカバーしている名作。

モノクロームメビウス 刻ノ代贖

プラットフォーム PlayStation 5 / PlayStation 4 / Steam
ジャンル RPG
価格 各8,580円(税抜価格 7,800円)
公式 モノクロームメビウス 刻ノ代贖 公式サイト|アクアプラス
プレイ時間 1周目:55時間(トロコン)

スプラッシュ画面はこんな感じ

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2023-02-18

【ゲーム】星の欠片の物語。しかけ版 レビュー

5年越しに続編が発売された、名作VRゲーム。

星の欠片の物語。しかけ版

プラットフォーム PlayStation VR / Steam VR / Oculus Rift / HTC Vive  
ジャンル コミュニケーション謎解きアドベンチャー
価格 4,800円(税込)
公式 「星の欠片の物語」特設サイト / “Tale of the Fragmented Star” special site
プレイ時間 1周目:17時間(+4時間)
※+4時間は前作のプレイ時間。

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2023-02-05

ポケモンSV ランクバトルシーズン3 始めました 

ポケモンSVのランクバトル、ようやくパーティ構成と育成が終わったのでシーズン3を始めました。新シーズンはスーパーボール級から始まるので、さくさくマスターボール級に上がるぞ~!

…4勝3敗で未だハイパーボール級である。…ま、まだ新しいパーティになれてないんだよな。6人中4人が新メンバーだし。

それはさておき、ポケモンHOMEが更新されて、詳細なバトルデータが見られるようになりましたね。どれどれ、yukkun20の輝かしい(自称)成績は、と…

シーズン1は参戦人数が123万、順位が15万位、上位12.5%ですね。

順位が上がったシーズン2は、参戦人数が87万か…上位13.2%ですね。下がっとるやん!?

レートも微妙に下がってるし、喜んでる場合じゃなかったですね。今期は5桁目指して頑張ります!

でもシーズン2で優勝した人の勝率も6割をちょっと超えるくらいなんですよね。改めてよく出来ているゲームだと思います。どんなパーティにも高確率で勝てるパーティはなく、パーティの相性次第ではあっさり負けることもあるけど、運ゲーの一言で片付けられない魅力もあるってことですしね、対戦が人気のあるコンテンツだというのもよく分かる気がします。


2023-02-02

ポケモンSV ランクバトルシーズン2完走しました!

ポケモンSVのランクバトル、シーズン2が終わりましたね。一日5戦を目安に、5桁を目指して頑張りました。

ちょっぴりしょっぱい結果でしたが。勝率はまたもやちょうど5割(78勝78敗)でした。貯金をちょっとずつ殖やして、大負けして全部吐き出すことが2度。駄目な時は何やってもダメなんだよな。

うちのパーティ・チーム3を紹介します。今回は技構成を少しいじっただけで、最初から最後までこのパーティで戦い続けました。オリジナリティを出せたところもあり、もっと上まで行けると思うんだよね…トレーナーの読みの甘さが足を引っ張って申し訳ない。

構築上のコンセプト

いつも言っているとおりサーナイトを活躍させてあげたいんですが、彼女は特攻こそ十分高いものの一致技の威力が低く、素早さと耐久も低いため、持ち物に苦労させられます。火力を上げれば先制されてやられるし、耐久を上げると削りきれない。そこでサーナイトは外さないとして、今回は別のポケモンを中心に据えることにしました。

シーズン1と2で最も使われているポケモンはカイリューです。yukkun20もシーズン1で使っていましたが、いまいちその強さを発揮させられませんでした。そこで上手い人の構築記事を見るうちに、気になったのがこの記事です。

デカヌチャンでステロをまき、ブラッキーのあくびループで削り、飛行テラスタルカイリューで詰めるというわかりやすさと、基本構築の汎用性の高さに惹かれました。またyukkun20は既にカイリューとデカヌチャンを育てていましたし、また昔初めて育てた対戦用のポケモンがブラッキーだったので、いつかSVでも使ってあげたいと思っていました。そこでこの構築をお借りして、デカヌチャン、ブラッキー、カイリューを確定し、さらにカイリューが苦手とする鋼・電気に強いポケとして、同じ記事で紹介されていたガブリアスを入れました。空いている枠にはフルアタの特殊ドラパルトを入れてシーズンを始めました。

当初はかなり順調だったのですが、そのうち起点デカヌチャンや飛行カイリューの対策が進み、カイリューだけでは突破できないことが増えてきました。ブラッキーは非常に使いやすかったため今後も中心に据えるとして、どうしようかと迷っている時に、こちらの記事を目にしました。

うちのドラパルトは特殊型+こだわりメガネだったので、若干調整したところ、先発として使いやすくなりました。なので中盤は先発デカヌチャンかドラパルト、ブラッキー、エースとしてカイリューかガブリアス、という感じでプレイしていました。

…サーナイトの役割が全くなくなって、完全にいるだけになってしまいました。いるだけでも十分心の支えになっているのですが、やはり活躍させてあげたいです。そこで、残りの5体ではどうにもならない相手を一人で引き受けてもらうことにしました。鋼のサーフゴーや、物理受け・天然のヘイラッシャやラウドボーン、あとはコノヨザルやゲンガー、キノガッサ、マスカーニャとかですね。しかし対策を一人でする以上、敵から見ていかにも勝てそうなキャラを出すわけにはいきません。交代されてしまうからです。そこ行くとサーナイトはそもそもマイナーですし、素早さも低いので、相手からしても倒しやすいと思われてるのか、滅多に交代してきません。そこを突いて、意表を突く攻撃で倒しきるという訳です。そのためのサーナイトを新たにチームに加え、構築が完成しました。

デカヌチャン

シーズン2で起点作成として猛威を振るったタイプのデカヌチャン。デカヌチャンは耐久がそこそこあり、弱点が少なく、かたやぶり持ちなのでどんな相手でもステロやでんじはを安定して入れることが出来ます。アンコールで敵の起点作成を封じたり、積みを流したりも可能。はたきおとすで敵の持ち物を取り上げることも出来ます。しかしやることをやると手持ち無沙汰になってしまうのが残念でした。はたきおとすの代わりにデカハンマーを入れたりもしたんですけど、あれは使いにくさの方が勝りましたね。そんなわけで序盤はほぼ毎回選出していましたが、中盤以降は先発をドラパルトやガブリアスに譲ることが多くなりました。ただブラッキーを選出できない場合、デカヌチャンが代わりにクッションになります。

テラスタルは鋼ですが、一度も切ったことはないです。

ブラッキー

今シーズンのMVP。物理受けとしてはドオーやヘイラッシャ、キョジオーンなどが有名ですが、もっとかわいい物理受けを使いたい!というyukkun20にしっかり答えてくれました。H95B110D130から来る耐久は、ほぼすべての物理・特殊アタッカーを後出しで受けられます。受けたらあくび+まもるでステロ地獄にはめるなり、ねがいごと+まもるで回復したりと自由自在。ブラッキーを突破できるのは、①極めて高火力な特殊アタッカー(メガネサザンドラとか)、②高火力な格闘アタッカー(あまりいない)、③フェアリーアタッカー(ニンフィアやじゃれつく持ち)暗いでしょうか。フェアリーだけはほかのメンバー的にもどうにもならないので、相手のエースがフェアリーのときはお休みしていました。物理積みアタッカー?A2段階上昇くらいでは突破できないので、逆にイカサマの餌食ですよ。

状態異常が効かないキョジオーンとサーフゴーは苦手です。サーナイト任せた!あとみがわり持ちもどうにもならないことが多いです。すりぬけドラパルト任せた!

カイリュー

序盤に流行った飛行テラバのワンウェポン型。りゅうのまいで敵の上をとってアンコで縛り、あとはテラバで蹂躙してきます。ブラッキーの願い事と組み合わせることで、ステロで削られてもマルチスケイルを復活できるのが便利でした。

これも序盤はかなり強かったのですが、次第に対策が進み、鋼や電気がうようよ出てくるようになったのでなかなか苦しくなり、終盤の選出率は低かったです。サーフゴー、ドドゲザン、ロトム、ジバコイルあたりはかなり積まないとどうにもならない。アンコールを抜いてじしんかほのおのパンチを入れれば良かったかな。

ガブリアス

こだわりハチマキで高火力を押しつけていくエースとして採用。カイリューが弱い電気や鋼が多い時はカイリューの代わりに選出していました。やはりハチマキ+じしん/げきりんは極めて高火力ですが、どちらも無効の相手がおり、こだわっているが故に止められてしまうことも多かったです。

終盤はかわらわりをステルスロックに変えて、デカヌチャンの代わりに先発にしました。ハチマキなのでステロをまいたら一度引かないといけないのですが、幸いブラッキーがいるのであまり不自由さは感じませんでしたね。敵の数が減って一貫できたところに出すと動きやすかったです。

ドラパルト

特殊型ドラパルト。特殊型アタッカーではドラパルトとサザンドラが二強だと思いますが、サザンドラは顔がこわいのでこちらを採用。当初は10まんボルトもいれたフルアタで使っていましたが、相手の起点作成として出てくるデカヌチャンやキラフロルをどうにかしようと、先発することが増えてきました。ドラパルトが先発すると、相手が高速アタッカーでもない限り打ち合いになることは少なく、相手は変化技から入ってくれるので、みがわりを入れておくとめちゃくちゃ刺さりました。相手が不意にテラスタル切っても安心。高速アタッカーの場合はブラッキーに任せればOK。

またフルアタだとドドゲザンには絶対勝てないのですが、みがわりを入れたことで相手に択を迫れるようになりました(あいてのふいうちをみがわりですかす→みがわりを盾にかえんほうしゃとすると、相手はみがわりされると負けること覚悟でふいうちを出すか、普通に攻撃されると負けること覚悟でほかの攻撃技を出すかの二択になる)。勝率が0%から50%になったからいいよね?

サーナイト

ここまでのポケモンはすべて優秀なトレーナーさんの使っているポケモンを参考にさせていただきましたが、このサーナイトは何も参考にしていない、完全にyukkun20のオリジナルです。タイプ一致技は一切覚えさせておらず、ポケ徹によれば採用率5%いかのくさむすびとこごえるかぜ、採用率7%のみちづれを入れています。前述の通り完全な奇襲型で、パーティーにとって重いキャラを、交代されないように倒すという重要な役割があります。

まずこのサーナイトは準速なので、基本的に足が遅い相手にしか上を取れません。そこで役割対象相手に先発もしくは死に出しし、まずこごえるかぜを入れて相手の素早さを下げ、こちらが上を取ります。幸い準速でも、こごえるかぜが入れば最速ドラパルトかスカーフ持ちでなければ上は取れます。相手の攻撃はタスキで耐えます。こごかぜはダメージが低めなので、敵も油断して交代しないでしょう。次のターンは倒せるようならシャドーボール(火力不足ならテラスタルも切る)、倒せないならみちづれで葬ります。シャドボで倒せた場合、裏のポケモンが自分より鈍足ならみちづれすれば1対2交換になります。完璧や…

ちなみに勝てる相手はこんな感じです。これらのポケモンが2体以上選出されそうなら戦闘に出す感じ。

  • グレンアルマ…相手が準速なら上を取れる。H振りでもシャドボ確2
  • パルシェン…HD振りでもくさむすび確1
  • ドラパルト…最速でなければH振りでもこごかぜ+シャドボ
  • マスカーニャ/キノガッサ…H振りでもこごかぜ確2
  • ゲンガー…H振りでもこごかぜ+シャドボ
  • カイリュー/ガブリアス…HD振りでもこごかぜ確2
  • サーフゴー/コノヨザル…こごかぜ+テラスタルシャドボ(H振りだと乱数)
  • ラウドボーン…H振りでもこごかぜ+テラスタルシャドボ
  • ヘイラッシャ/キョジオーン…HDでもくさむすびで確2

もう少し火力があればさらに使いやすいのですが、タスキを外すと生存率が…

苦手な相手

基本ブラッキーでどうにか出来ない相手は苦手です。

  • サーフゴー…ドラパルトのかえんほうしゃとガブリアスのじしんでどうにかするしかない。サーナイトでも五分五分。
  • アーマーガア…ドラパルトのかえんほうしゃ以外勝ち筋がない。ブラッキーはちょうはつで機能停止し、ボディプレスで突破される。
  • ハッサム/ドドゲザン/イルカマン…高火力先制技に勝てない。
  • キョジオーン…サーナイトでないと突破できない可能性が高い。ちなみにゴーストテラスタルされるとサーナイトも詰む。

まとめ

ブラッキーを入れているせいで、サーフゴー、キョジオーンを死ぬほど呼ぶのですが、この2体に対抗できる明確な答えがなかったのが、勝率が伸びなかった原因だと思います。サーフゴー、序盤はあまり見かけなかったから安心していたのに、順位が上がるとめちゃくちゃ出てくるんだよ…

ただ前述の通り、サーナイトを自分の考えた型で活躍させてあげられたのは自信になりました。次はシーズン3ですね。全体的な火力も素早さも上がり、サーナイトにはますます向かい風なのですが、なんとかパーティに残してあげたいな…無理かな…

ポケモン得意な方、もしパーティの改善案があれば是非教えてください!一応レンタルパーティも出しておきます。