あらすじ
1.The Conference
(メタ的な意味で)久々に鳳凰院凶真降臨!暇つぶしに真帆を呼び出し第496回円卓会議の開催を宣言する。タイムマシンの燃料不足を理由に帰ってしまった鈴羽を除くラボメンが勢揃いしたところで、突如ビルの屋上から大きな音が響く。そこにあったのは、鈴羽のものとは異なるタイムマシンだった。そしてその中から出てきたのは、岡部のことをパパと呼ぶ謎の少女だった。
2.The girl
謎の少女は「岡部かがり」と名乗り、彼女の正体を巡って早速岡部のつるし上げが始まってしまう。…が、真帆の冷静な一言で一同は落ち着きを取り戻し、かがりから事情を聞き出すことになった。彼女によると、彼女は2036年からやってきたらしい。彼女の「鳳凰院凶真」のものまねのクオリティが高かったことから、一同は彼女を岡部の娘と断定する。
3.The problem
そこへ、かがりを連れ戻すため、再び未来から鈴羽が現れる。鈴羽によれば、かがりは母親にひどく叱られて、家出をしてきたらしい。「母親」というワードに反応した紅莉栖はそれが誰なのかを聞き出そうとするが、鈴羽はこれ以上未来のことは教えられないと言う。しかしかがりの外見は紅莉栖そっくりだった。紅莉栖はまんざらでもないようだが、かがりは岡部の養女で血縁関係はないと聞くと落ち込んでしまう。
4.The future
かがりが機嫌を直すまで、鈴羽達はラボにとどまることになった。かがりの「若い頃のママは優しかったと思う」という一言がきっかけで、全力で彼女を甘やかしにかかるラボメンたち。中でも岡部のデレデレぶりは周囲もあきれるほどだった。しかしかがりを甘やかすのに夢中で、ラボが散らかり放題になったことを心配したまゆりは、頼れる助っ人・お掃除軍曹を呼び出す。…が、お掃除軍曹は登校中のため、やってきたのは恐怖のお掃除曹長(※軍曹の父親です)だった。
ダルの精神が崩壊してしまったものの、掃除は無事完了。かがりはみんなが甘やかしているここを離れたくない、母親が自分を叱ってばかりなのは自分が本当の子供じゃないからだ!というが、そんなことを言っちゃだめだとみんなにたしなめられる。それを聞いたかがりは、素直に母親に謝る気持ちを持つことができた。
かがりと鈴羽は未来に帰って行った。最後に「ママたちみんな大好き!」という発言を残して。これはハーレムエンドフラグなのでは?と思い込んだ一同に岡部は再びつるし上げにあうのだった。
レビュー
久々に鳳凰院の演技がうれしいのは重々わかるんですが、宮野氏が序盤から飛ばしすぎの感があります(笑)比屋ジョセフィーヌ久々に聞いたわ。そして安っぽいラップはやめぃ。
そしてお約束の隠し子騒動からの一同の混乱ぶりがすごいです。
ダル『オカリンにこんな大きな娘がいたなんて…一緒に魔法使いになろうねって約束したのに!』
真帆『何その気持ち悪い約束…』
ダル『よくもだましたぁ!だましてくれたな!謝れ!僕の純潔に謝れ!』
先に裏切った お ま え が い う な よ
紅莉栖『べべ、別に岡部の奥さんが誰とか気になってるわけじゃないからな。ただ、ほら、一応知っておいた方が今後のために何かといいかと…思って…』
真帆『今後のためって何よ』
紅莉栖の嘘が下手すぎます。冷静な真帆の突っ込みが笑える。るか子がもしかしたら自分なのでは?と言いだして余計カオスに。だが男だ。
そしてお掃除曹長ことリアル軍曹登場とは。というかリアルすぎて台詞のほとんどが(ピー)になってるじゃねーか!山本彩乃さんのスケジュールは調整できなかったんですかー!?(涙)
なのに終盤のいい話展開はいつものシュタゲでした。フェイリスに「言ってしまった言葉は取り消せない、それで苦しむのは自分だ」と言わせたり、紅莉栖に「子供を愛してない親はいないって信じてる」と言わせたり、わかってるな、って感じでした。岡部泣いてるし。
しかしラボメン全員がそろっている、鈴羽がタイムトラベラーだとみんな知っているということから、これまでに登場していない世界線の話みたいですね。それに結局かがりの母親は明かされなかったんですけど、CDパッケージのキャスト一覧には「椎名かがり」って書いてあるんだよな…(意味深)
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こりゃまた、楽しそうな話ですねえ…w。
>かがりを連れ戻すため、再び未来から鈴羽が現れる
志倉、つまらん理由で鈴羽を未来から召喚するのやめいw。
>CDパッケージのキャスト一覧には「椎名かがり」って書いてあるんだよな…
まゆりがオカリンと結ばれる世界線はもっとあっていいと思う。ガンバレまゆり。でも紅莉栖も、オカリンのコト好き過ぎるのがこの記事だけで伝わるw。
2019.01.05 07:33 | by Ivan
>「子供を愛してない親はいないって信じてる」
もちろんそんなのは嘘なんですが、「本当の子供じゃない」のを気にしてるかがりに、これを言えるのが紅莉栖ちゃんの人徳、なんですよね。父の本当の子供でも、「愛されてないのかもしれない」苦しみに苛まれた紅莉栖ならではの。
2019.01.05 17:31 | by Ivan
> こりゃまた、楽しそうな話ですねえ…w。
これを聞きたいがためにBD買ってる感ある。
> まゆりがオカリンと結ばれる世界線はもっとあっていいと思う。
まあ作中では一貫して「岡部かがり」と呼ばれているので、単なる誤植のような気もする。
> 父の本当の子供でも、「愛されてないのかもしれない」苦しみに苛まれた紅莉栖ならではの。
そうですね。哀心迷図のバベルでは父親の愛の一端に触れた紅莉栖でしたが、それを踏まえた一言なのかもしれないなーとも思いました。
2019.01.06 01:40 | by yukkun20
ちょっと思ったのですが、この岡部かがりはきっと椎名かがりのシュタインズゲート世界での状態なのでは。β世界線でのまゆりとの思い出を守りたかったかがりのことを、シュタインズゲート世界線のオカリンが知って養子に迎え入れた、とか?
2020.02.14 19:22 | by こんの
こんのさんこんにちは。
なるほど…。かがりが岡部の養女になっている可能性があるというのは今まで考えてませんでしたがあり得る話ですね。ただSG世界線では岡部達がタイムマシンを作るとは思えないので、この世界線がSG世界線だというのはやっぱり違うような気がしてます。
2020.02.14 22:18 | by yukkun20
>ただSG世界線では岡部達がタイムマシンを作るとは思えないので、この世界線がSG世界線だというのはやっぱり違うような気がしてます。
劇場版において、SG世界線にタイムマシンが存在することは確定しているのであながちあり得ない話でもないのかなぁと思ったり。
2020.03.23 23:41 | by エス
もう大分劇場版の記憶が曖昧なのですが、劇場版で鈴羽が乗っていたタイムマシンは、SG世界線ではなくR世界線のじゃなかったでしたっけ…と思ったのですが、SG世界線とR世界線はほぼ差異のない世界線だから基本的に同じ経過をたどるのか。でもそれだと未来が確定していないSG世界線なのに未来が確定していることになって何かがおかしいような…
個人的な意見を言わせていただくと、R世界線でタイムマシンが生まれたのは、岡部が存在しないという要因が一番大きい(そういう意味でαやβの世界線とは意味が違う)ので、岡部が存在するSG世界線ではタイムマシンは作られない…と思ってます。いや、そうであってほしいだけかも知れません。
2020.03.24 00:10 | by yukkun20