2018-04-17

【アニメ】ペルソナ5 #02 Let’s take back what’s dear to you レビュー

今週から、毎週火曜はなるべくP5Aのレビューをします。

ペルソナ5 #02 Let’s take back what’s dear to you

サブタイトル

「取り戻そう、大事なものを」。作中の蓮の台詞ですね。

アバン

ペルソナシリーズの、ペルソナとその使い手の中の人が同じって演出いいですよね。

パレスからの脱出早いな。というかモルガナは出さなかったのか。確かにストーリー上ここで顔見せさせる必然性はないんですが、あの無駄なやり取りが面白かったので残念。

そして今回からOPがつきました。ただ未完成っぽい感じがするな。半分くらいは第1話のカットの使い回しだし。

Aパート

志帆ちゃん、ゲーム版よりちょっと大人びた感じになってますね。ゲーム版はもうちょっと幸薄そうなキャラデザでした。あのエピソード、アニメ化できるんですかね。メインストーリーだから避けては通れないと思うんですけど。

竜司の陸上部エピソードもあるということは、メインキャラのコープも描いてくれると期待していいのかな?

Bパート

モルガナ、登場が大物っぽくなってるー!つーかよく考えて、この生き物見て猫だと分かったのは大したもんだ。しかしモルガナはめっちゃ優秀な解説役だ。

しかしバトルシーンはちょっと雑だな…オチはまあゲーム通りだからいいんですけど、もうちょっと余韻というか盛り上げというかが足りない!

あと一応裁判シーンに突っ込み入れておきますけど、日本の裁判官はガベル(木槌)使わないし、少年審判では「被告人」っていう言葉も使いませんよ。つーか少年審判でうっかり被告人なんて言った日にはめっちゃ叩かれると思う。

感想

ということで今回は4/11午前から4/12までが描かれました。うーん、展開が速すぎてペルソナの持ち味である外連味が薄れてる感ある。バトルもあっさり風味過ぎたし、もうちょっと頑張ってほしいなぁ。次回のボス戦に期待するしか。


2018-04-11

【アニメ】ペルソナ5 #1 I am thou, thou art I レビュー

ようやく始まりましたねー。相変わらず作画綺麗。

ペルソナ5 #1 I am thou, thou art I

サブタイトル

“thou”は”you”の、”art”は”are”の古語ですから、日本語に訳すと「我は汝、汝は我」ですね。このシリーズではおなじみのフレーズです。

Aパート

ゲームと同じく、カジノのシーンからでしたね。でもゲームに比べるとちょっと伏線余分に張っている感じがありますね。しかしこんなにスタイリッシュに登場したのに、いきなりタコ殴りエンドになるとは予想もしてませんでした。

と思ったらいきなり拷問シーンか…展開速い。「威暴いぼう」は「威力業務妨害」のことね。

「探偵王子」とか、りせのPVとか、P4ファンにはうれしいカットもありましたね。P3、P4、P5はすべて同じ世界の話ですから、kの世界はP3やP4の主人公達が救った世界なんですよ。そう思うと感慨深い。

ルブラン、ゲームだと俯瞰でしか見られないのであまり感じませんでしたが、こうやって見ると本当に古き良き純喫茶の趣ありますね。しかし客商売なのに保護司やってるとか佐倉のおっちゃんマジいい人。

Bパート

ベルベットルームのテーマが流れると、ペルソナが始まった感ある。

川上先生かー。川上先生の魅力がわかるサブイベント描いてくれる尺あるのかな~とちょっと心配でしたけど、いきなりチラシ落としてて笑った。これは期待できそう。

この城を見て「中入って聞くしかねえだろ」っていう発想が出てくるのがすごい。

そして変態王登場。三ツ矢さんはほんとこういう小者の役が似合う。

感想

ということで今回は4/9~4/11午前までが描かれました。若干展開が速いような気がしますが、P5はボリュームがあるから仕方ないかも。作画も整っているし、声優陣の演技もすばらしいし、これからも期待できそうですね。

公式サイトではラジオ配信も始まってます。宮野氏のフリーダムっぷりは相変わらずなので、こっちもチェックするつもりです。


2018-01-27

今期ももちろんアニメを見てますよ:2018年冬版

ひとまずすべて第1話を見終えたのでざっくりした感想。

七つの大罪 戒めの復活

予備知識

原作コミックス買ってます。

感想

第1期の雰囲気をきっちり継承してきました。原作の面白さも含め安定。第1期はきりのいいところで話が終わりましたが、第2期は原作エピソードでも現在まで切れ目がないので、どこで終わらせるのかが気になる。

今期は最後の大罪メンバーも登場するので楽しみですね。こういう「七つの大罪」とか「十戒」とかいう設定は使い古しですけどわくわくしますね。

だがしかし2

予備知識

原作コミックス買ってます。

感想

スタッフが入れ替わったにもかかわらず、第1期とおなじテイストが維持されてますね。それにしてもOPとEDのサヤ師かわいすぎじゃね?ほたるさんが歌うOPソングも好み。

15分になっちゃったのはちょっと残念ですけど、作画も安定しているしこれからも楽しみ。このアニメが始まると、ついついコンビニの駄菓子コーナーに足を運んでしまう。


グランクレスト戦記

予備知識

全くなし。

感想

今期のライトファンタジー枠。いや、七つの大罪もファンタジーですけど。第1話のみ見ましたが、公式サイトすらチェックしてない行き当たりばったり視聴だったのでちょっと説明不足な感じがした。とはいえ、このまま撤退するのはいくら何でも情けないので、もう少し視聴は続けるつもり。


ダーリン・イン・ザ・フランキス

予備知識

全くなし。

感想

錦織敦史氏と林直孝氏がシリーズ構成というだけで見始めました。第1話は一言で言えば、テンションが高いシンジとレイが描くエヴァ第一話。まさか第一話からヒロインが…とは。

こちらも予備知識なく見てますが、グランクレストと比べて説明がうまく、すっと世界観に入り込めたので今後も視聴確定。錦織監督らしいすっとした線で描かれる人物と、派手なアクションシーンが見どころです。ヒロインも個性的。

ところで第1話に出てきたヒロの元パートナーの女の子、結構好みだったんですけど死んじゃったんですかね。いや、今後の展開を考えると死んでもらった方が都合がいいのは分かりますけど、いいキャラだったのでもったいない。


ダリフラが予想以上に面白くて、今後が楽しみです。ちなみに封神演義は結局切ってしまった…なんでAbema独占なんだよ。またいつかタイミングが合えば見ます。


2017-05-21

【アニメ】テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス レビュー

僕ゲーム業界のことよく分からないんですけど、このアニメってゲーム化したらすごく売れるんじゃないですかねぇ。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

原作:バンダイナムコエンターテインメント
監督:外崎春雄

続きを読む(ネタバレ注意) »


2017-03-30

【アニメ】Robotics;Notes レビュー

Ivanさんに見る見る詐欺を働いてもう4年ですけど、これでようやく肩の荷が下りた気がしますw

Robotics;Notes

原作:志倉千代丸/MAGES.
監督:野村和也

レビュー

ずいぶん時間がかかりましたが、ようやく全話視聴することが出来ました。

原作のストーリーも半分忘れている状態だったので、新たな気持ちで楽しめました。正直ゲームと同じくらい楽しめたと思います。ゲームも面白かったのですが、海翔のキャラをいまいち愛せなかったのがネックでした。でもアニメ版の海翔はきちんと主人公していましたし、そのおかげで終盤の告白シーンも、あまり唐突には感じませんでしたね。あき穂もゲーム版のアホの子成分がずいぶん薄くなりましたし、良かったと思います。

作画も安定していましたし音楽もよく、アクションシーンもスマートに描かれていたと思います。特に最終決戦はゲームだといまいちどういう状況なのか分からなかったですが、今回しっかりと描かれていたのは良かったです。終盤の展開は相変わらずご都合主義だったし、ラスボスあっさりやられすぎじゃね?と思いましたが、勢いで乗り切る熱量はあったように思います。

ただ原作で一番感動したシーン(淳和と昴が和解するシーン)が割と端折られていたのは残念でしたね…。あとフラウの気持ち悪さ成分がやや減っていたような。ただそこを差し引いても、アニメ化としては高く評価して良いと思います。

改めて見るとすごい構成のストーリーでしたね。前半がほぼ壮大な茶番(というと語弊があるか。捨て石)ですもんね。


2016-01-14

だがしかし 第1話 見ました

今日も寝落ちしてしまいました…。若い頃はあまりなかったと思うんですけど、やっぱり年取ってるのかなぁ。

それはそうと、昨日紹介した「だがしかし」の1話を見ました。レビューを書くほどのネタがないため、箇条書きで感想を。

  • アニメとしては面白いと思う。
  • 原作の絵柄をかなりうまく再現している。特にほたるとサヤのかわいさはなかなかのもの。
  • マンガの4話分をアニメ化しており、オリジナルエピソードを若干挟むものの、間延びする感じはない。テンポ良く進む。
  • OPに本編中の映像を使うのはやめてほしい。手抜きっぽく見える。
  • ココノツのツッコミが原作に比べかなり減っている。ツッコミどころ満載のほたるの言動にしっかりココノツが突っ込むところが魅力だと思っているので、これはがっかり。ツッコんであげないとほたるがただの痛い子になっちゃう。
  • ほたるの声優が微妙。決して下手ではないが、ほたるはお嬢様キャラでもあり、駄菓子フェチでもあり、ヒロインでもあるので、かなり高度な演技が要求されるが、役者の演技が追いついていない。
  • 豆の声優さんは悪くないのだが、全体的にヨウの藤原啓治さんとかぶってるような…

結局、監督に若干の問題があるような…ということで、アニメ化としてはやや微妙なところもありますが、アニメとしては面白いので、今後も見続けようと思います。


2015-04-08

【アニメ】 艦隊これくしょん -艦これ- レビュー

先日ようやく全話見終わったので、ざっくりとした感想。

艦隊これくしょん -艦これ-

原作:DMM.com/KADOKAWA GAMES
監督:草川啓造

レビュー

各所でいろいろと言われていますが、個人的には悪くなかったのではないかと思います。少なくとも毎週放送を楽しみにするくらいに楽しめました。じゃあDVD買うかと言われればNoですが…

良かったところは、やはりキャラクターが生き生きと描かれていたことだと思います。あいにく僕の好きな龍田さんは出番ないし、北上さんはなんか変な立ち位置にされているので( ´゚д゚`)エーと思いましたが(最終回で報われたよ)、他のキャラクターはキャラも立ってて、それでいて原作のイメージも崩していない(多少原作にない味付けをされていたキャラもいましたが、許容範囲だと思います)など、見ていて楽しかったです。日常パートも、この手のアニメにありがちな季節行事に安易に頼っている感じでもなかったですし…ただ日常パート全開の6話と8話を見逃してしまったので、それを見ると感想変わるのかも。

それから声優さんの演技も中々でした。ゲームでは一人で何役もされていましたが、それはセリフ(ボイス)が少ないから出来たことで、アニメ化したら別個に声優さんつくかもなーと思っていましたが、原作通りでしたね。皆さん上手に声をいくつも使い分けておられて、違和感なく楽しめました。プロの方はすごいですね。

逆に良くなかったところは、やはり提督の扱いでしょうか…。普通に見ると、ちょっと頭がおかしい人にしか見えないんですよね。「夢でウェディングドレスを着て迫る吹雪を見た」というだけで、吹雪を呼び寄せ、実戦経験のない状態なのに訓練もせず実戦に放り出し、「改になれ」という極めて抽象的な指示を出して雲隠れ。艦むすたちから絶大な信頼を寄せられているので、もう少し頼りになるところを見せて欲しかったです…

と思ったんですが、こちらの記事を読むと、あながちそういうワケでも無いのかな…と思えるようになりました。

アニメ艦これは本当にクソだったのか 如月轟沈から始まった定めの軛から検証 : さざなみ壊変

早くも第2期制作決定ですけど、第2期も見ようかなと思わせられた作品で、世間で言われているほど残念な感じではなかったように思います。最終回の戦闘シーンも楽しめたので、第2期ではその辺りもがんばってほしいですね。


2015-02-13

【アニメ】アニメで分かる心療内科 第1話 レビュー

本日出張中につき簡易更新です。何をしているかは明日のブログで(引っ張るほどの内容ではないですが)

さて、「アニメでわかる心療内科」の第1話が公開されましたね。

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原作のギャグのテイストを損なわない、勢いのある展開で個人的には高評価です。三木さんがこんなにしゃべるの初めて聞きましたよ。「心理士の仕事はツッコミではない!」

あすなもイメージ通りのボイスで好印象です。「心療内科ってこの世に必要あるんですか?バームクーヘンの穴くらい必要ないんじゃないですか?」

そして肝心のテーマですが、「心療内科」と銘打っているのに鬱病でもコンプレックスでもなくまさかの「ED」。最近は心因性のものが増えているそうです。

あと、普通に療先生が自己紹介していたのにちょっと驚愕。漫画では一コマ目で療先生が自己紹介しようとしたのを台無しにされるというのがつかみになってますからね。1話目は普通に自己紹介してたんでしたっけ。今手元に漫画ないからわからないや。

医学的に役立つかはともかく、ハイテンションなギャグアニメとしてみるだけでも一見の価値はあると思います。一話5分強と短いですし、ものの試しにご覧ください。なお僕は実際仕事で、ごく軽いカウンセリングの真似事が必要になることもあるんですが、そのときにこのマンガは多少なりとも役立ってますよ。


2014-12-14

【アニメ】ペルソナ4 ザ・ゴールデン #Another End Episode : Thank you Mr. Accomplice レビュー

P4GAのBD/DVD第4巻に収録された、映像特典のレビューです。テレビ未放送でネタバレ度が高いので、今回は折りたたみます。

なおaccompliceとは「共犯者」のこと。

続きを読む(ネタバレ注意) »


2014-09-28

【アニメ】ペルソナ4 ザ・ゴールデン #12 Welcome Home レビュー

これまで3か月にわたりつまらないレビューにお付き合いいただきありがとうございました。

次どうしようかなぁ。

ペルソナ4 ザ・ゴールデン #12 Welcome Home

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コメンタリー

ケーキ「鳴上悠よ永遠なれ」

これ書いたの絶対千恵だろ(千恵はジャッキー好き)

クマ「センセーイ♪これ書いて」

今回クマの声ちょっとつぶれてないですかね?勝平さん大丈夫かな。

鳴上「マヨナカテレビって何だったんだろう…」

結局アニメの中では解決されませんでしたね。P4Aによると、マヨナカテレビとは「人々が見たいと思うものを見せる窓」ということのようですが。

千恵「隠し味入れただけなのに!」

前回菜々子を巻き込んだことについても反省はしていない模様。

イザナミ「私の名はイザナミ」

これまで暗躍してきたのに、ここに至って人前にいきなり姿を現す理由がよくわからないんですよね。今シリーズ最大の超展開をここにもってくるなよ。

陽介「おっしゃーっ!」
完二「すっげーぜ、先輩!」
りせ「やっちゃえ!」

手 伝 っ て

イザナミ「お前がマリーと呼ぶもの、あれはもともと私の一部だったものだ」

イザナミノミコトがイザナミとクスミノオオカミに分かれて、クスミノオオカミがさらにクニノサギリとアメノサギリとマリーに分かれたってことです。

マリー「だめだよ…君はこんなところで倒れちゃダメ」

P4Gではマーガレットさんが叱咤しに来ましたけど、P4GAではマリーが助けに来てくれました。
あとこのシーン作画が単調すぎますよ!最後まで頑張って!

悠「ペルソナ!」

予想通りここでカグヤキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!カグヤデザインがいいんだよね。
※カグヤはマリーコミュMAXで使えるペルソナ

マリー「もう一度人の願いを…信じて」

ここでカグヤがイザナミを倒してしまうことに違和感。
イザナギがイザナミを倒して訣別するという(日本神話を踏まえた)構造に意味があるんだけどなぁ。

悠「おじさん、悠です」

ここからP4GAで追加されたエピローグです。

悠 「なんていうか…みんな変わったな」
完二「なんで俺のほう見て言うんすか!」

完二コミュが省略されたので説明がありませんが、完二は自分の好きな道を生かすため大学進学を目指しています。

菜々子「あのね、菜々子今ピアノ習ってるの!」

亡くなった菜々子の母親もピアノが上手だったので、その影を追っています。

堂島「あの時は心配したが、今日も元気そうだな」

あの時悠はどういう説明したんだろうな。

エンディング

やっぱりP4のエンディングはNever Moreですね。

短冊「いつまでもみんなと一緒」

悠のこの願いについては、P4Gを見るともっと深く理解できますよ。

感想

というわけで最終回でした。内容はちょっと駆け足過ぎて、完全に知ってる人向けになっていたのは残念でした。もうイザナミ戦は省略してもよかったんじゃないかな。1クールなのに13話じゃなくて12話だったのも悔やまれるところです。結局マヨナカテレビは何だったのか明らかになりませんでしたし、マーガレットさんたちもぞんざいだったし、仲間も完全にモブ化してたし。これまではマリーを中心にしながらも仲間との友情もきちんと描いていたので、これも残念でした。

とはいえ、シリーズ全体としてみれば大変満足できる作品でした。2週目というコンセプトを上手に生かし、思い切ってメインストーリーを捨てることで追加部分を描くことに集中できていたように思います。最終回もきっとDVDで新作パートを5分くらい追加したディレクターズカット版で補完してくれるんじゃないかと勝手に期待。もしくは劇場版で。

何度も言ってますが、今回のアニメを楽しめた方は、ぜひ前作P4Aもご覧ください。物語がより深く楽しめますし、仲間たちとの熱い友情に涙涙ですよ。レンタル版でもオーディオコメンタリーが収録されています。つーわけでアニメスタッフの皆さん、キャストの皆さん、お疲れ様でした!