2021-11-06

【周辺機器】OPTIX-MAG321CURVJP レビュー

しばらく様子を見よう…と言ってわずか4日でこの体たらく。

OPTIX-MAG321CURVJP

レビュー

32インチくらいの4K湾曲モニタがほしい!と思い立ち、色々検討し、さらに大幅セールも行われたので、思い切って購入。「色々」については、先日のエントリで言及していますのでご覧ください。

とりあえず、ネットでは情報が見つからなかった点についてまとめておきます。

  • 大きさ:幅710mm、高さ422mm
  • ベゼル幅:上左右2mm、下20mm
  • HDMI2.0対応(Amazonを初め各種通販サイトではHDMI1.4と記載されているところが多いので注意)
  • HDCP2.2/2.3対応
  • スタンバイ状態だとHDMI機器を通電すると自動的に電源ONになる
  • スタンバイ/電源ON状態だと、HDMI機器を通電すると自動的に入力端子が切り替わる(DPは試してないので不明)
  • スタンバイ状態と電源OFFを切り替えるのは物理スイッチによる(リモコンは付属しない)
  • スピーカーはない(ステレオミニプラグで出力は可能)
  • PS4の4K/60Hz対応
  • PSVR用のカメラスタンドは問題なく載る

セッティング

それではセッティングです。現在のyukkun20のデスクはこんな感じになっています。一写真6紅莉栖

真ん中がPCのメインモニタ、左がサブモニタで、右がゲーム機用のモニタです。今回は右のモニタを交換します。余談ですけど、yukkun20はケーブルの取り回しにはかなり気を遣っているので、yukkun20の座る場所からはゲーム機やPCのケーブルがほぼ見えないようになっています。なおモニターの下から見えているのはPSVRカメラのケーブルである。アイツ端子が特殊すぎて延長ケーブルが存在しないから、最短距離を通すしかなかったんだよ…マジ独自規格滅びろ。

こんな箱で、入金から僅か2日で届きました。購入時にお届け日を指定しようとしたら、10日後じゃないと無理と言われたのでそれくらいかかるものかと勝手に思い込んでいましたが、最短お届けだとこんなに早いとは。

総重量は10kgです。箱に持ち手がないので玄関から自室まで移動するのに苦労しました。たださほど重いというわけではないので、成人男性なら一人で抱えても問題ないでしょう。

段ボールを外すと中から段ボールが…。ちなみにこの箱も持ち手がないので、外の段ボールから取り出すのには苦労しました。最終的には外の段ボールを解体することに。

この箱の中には発泡スチロールに包まれたモニタ本体が入っているのですが、こちらも取り出しには苦労しました。ただこの箱は解体するわけにはいかない(初期不良があった場合、返送に使うため)ので、最終的には上部と下部をバラして、段ボールだけをすっぽり上から外す作戦を採りました。

これがモニタ本体です。湾曲しているのでスタンドがなくても自立しますが、かなり不安定なのでこの状態で使用しようなどとは考えない方が無難です。

続いて現在のモニタをモニターアームから外します。yukkun20が使っているモニターアームはこちら。

これ台座の部分にUSB3.0ポートが2つ付いているのが気が利いていていいんですよね。スピーカーなどの電源確保に役立ちます。

新しいモニタをアームにセットして、一度位置決めを行います(ケーブルを見えないように無駄なく張るには、先に位置を決めておかないとダメなのです)。それから電源とHDMIケーブルをつなげます。ケーブル見えない化の時にきちんとケーブルを整理していたので、作業自体はすぐ終わりました。

yukkun20は大体モニタから1mくらいの位置に座っているのですが、この位置だとモニタ全体が無理なく視界に入ります。多分これ以上大きいと逆に見づらくなるので、この大きさが最適解だと思います。

とりあえずこの状態でテストプレイ。この写真では余り伝わらないと思いますが、ゲームの迫力が全然違います。今まではアルフェンが遠くの方で戦っているなーガンバレーという感じでしたが、この大きさだとすぐ近くで戦っているような迫力がありますね。BD見ていても映画のような感じがあります。

モニタの湾曲は全然気にならないレベルですが、気にならなさすぎて思ったほど没入感が深まったわけではありませんでした(画面がでかいだけで十分没入感はあるのですが)。

画面比較(上が従来の、下が現在の)。こうやって見るとあまり変わらないですね。描画能力的には(yukkun20の目では)あまり違いを感じませんでした。どちらも4K/60HzのHDMI接続なので当然と言えば当然ですが。もちろん下のモニタの方がでかいので細部まで見えやすいです。反面、発色はやはりIPSパネルを使っている従来のモニタの方がいいですね。今のモニタはわずかに白っぽいです。明日もう少し色相を調整してみようと思います。

ということでPCモニタの位置も微調整して完成。

実験的に導入した湾曲モニタでしたが、価格もほどほどでしたし、yukkun20が求めていた機能はほぼ全部盛りなので、非常に満足しています。ドット抜けもありませんでしたし。ただ湾曲モニタにこだわらないのであれば、やはりIPSパネルなどを使ったモニタの方が発色が良さそうですね。あくまでyukkun20のように曲面モニタでゲームしたい人向けです。

今まで小さい画面だと見落としていたことに気づけたりして、やっぱり大画面は正義だなと思いました。これがゲーム開発者の人がプレイしてほしいと思っているゲーム画面なんですね…え?本当にプレイしてほしいと思ってるのはPS5を使ったプレイじゃないのかって?斬!


2021-08-17

私本管理Plus Ver8.0.1→8.0.3にバージョンアップ

TOARISEの体験版が配信されましたね。yukkun20は今週仕事が忙しいので、プレイは週末になると思います。

さて、yukkun20が蔵書管理に使用している「私本管理plus」の最新バージョンが公開されました。

Amazon関係のプラグインも更新されて、さらに情報取得が安定しました。バグフィックスもされているようなので、ご利用中の方は早めにバージョンアップしましょう。


2021-04-08

カスタマイズキーボード屋さんのVARMILOの公式サイトがリニューアルされました

yukkun20愛用のオシャレキーボードを販売しているVARMILOさんの公式サイトがリニューアルされています。

うちのキーボードについてはこちらでレビューしてます。

サイトのトップ画面がキャッチーなデザインになりましたね。3万円前後で好きなデザインのキーボードが買えるいい時代になったものです。yukkun20もキーボードを探していた時は色々なサイトを巡りましたが、ここ以上にカスタマイズの幅が広いサイトはないと思いますので、普段使いのアイテムでテンションを上げたい方は、ぜひ一度ご検討ください。yukkun20はそろそろ職場のPCもこっちにしようかなと悩んでいるところです。こっちは経費で落ちそうだし(笑)

先日購入したのは桜軸で、結構打鍵感がしっかりしているんですが、職場で使うのはもう少しタッチが軽くてもいいので、デイジー軸にしようかな…とか夢が広がりますね。職場であまりこだわったデザインを使うわけにはいかない…という方には、日本の代理店で既製デザインのものも販売されています。こちらは1万円台のものが多いので、メカニカルキーボードがどんな感じなのかを試すには丁度いいかもしれません。


2021-03-01

私本管理Plus Ver8.0.1が公開 めちゃ使いやすいです

ブレデフォⅡですが、現在第1章の中盤です。例によってミニゲーム「B&D」にハマり、全く話が前に進んでいません。「B&D」は、デッキを構築して戦う進化したオセロみたいなゲームなんですけど、対戦相手に勝利すると対戦相手の持ち札を1枚もらうことが出来ます。…そりゃ全員から全部のカード巻き上げることになるだろ。

さて、yukkun20が蔵書管理に使用している「私本管理plus」の最新バージョンが公開されました。

AmazonのAPIの仕様が変わってから使いにくくなっていましたが、先のプラグイン更新とあわせて、Amazonからの情報取得は前以上に正確になり、ありがたい限りです。自動取得したデータを手動で修正する必要すら、ほぼなくなった感じです。今後もしっかり使わせてもらおうと思います。


2021-02-03

【周辺機器】VARMILO 静電容量軸キーボード レビュー

注文していたキーボードが届きました。中国で生産されているのですが、一月末の時点でも出荷連絡がなく、もしかするとこれは春節明けになるかな…と危惧していました。でも昨日無事届きました。VARMILOさんありがとう。

VARMILO 静電容量軸キーボード

外見から中身まで自由にカスタマイズできるVARMILOのキーボードです。オシャレキーボードが欲しくてついに手を出してしまいました。本当はワイヤレスが欲しかったのですが、JIS配列のキーボードには有線の選択肢しかなかったのです…いつか無線が出ますように。

こんな感じのオシャレ外装で届きました。中にはキーボード本体と、USBケーブルが1本入っています。

本体はこんな感じ。これまで使っていた2000円程度のキーボードに比べると(従前のも使いやすくて不満はないのです)、ものすごく重く、安定感があります。ScrollLock、CapsLock、NumLockは、ロック中そのキーの小さなLEDが光るようになっているので、視認性に優れてますね。ちなみにyukkun20はローマ字入力派なので、かな表示はなしにしました。ちょっと格好いいし。

テンキーの上の4つのボタンは、押下することで、それぞれ音楽プレーヤー、メール、電卓、ブラウザを起動できるようになっています(起動するアプリはWindowsの設定>アプリ>規定のアプリ から変更出来ます。電卓は「プロトコルごとに規定のアプリを選ぶ」で選択可能)。yukkun20は電卓をよく使うので、これはありがたいです。(ところで皆さんは電卓どうやって起動してます?yukkun20はWindows+R→”calc”で起動してたんですけど、自分でも頭が悪いと思う)

そのほかのカスタマイズ状況はこんな感じです。

  • 吸音コットン:吸音コットン   
  • プレート:ブラック   
  • パッキング:110% スタンダード   
  • トップケース:ホワイト   
  • ボトムケース:ホワイト   
  • ネームプレート:英語   
  • 滑り止め:白いゴムワッシャ(110シリーズ)   
  • フット:ピンク   
  • フットカバー:ホワイト   
  • キーキャップのカラー
    •   2、クリスタルピンク    X  30
        18、アクア    X  7
        6、ローズレッド    X  37
        5、ライトパープル    X  4
        1、乳白色    X  18
        3、ミントグリーン    X  2
        9、イエロー    X  1
        8、オレンジ    X  14
  • キーキャップの色:8色
  • スイッチ: Varmilo 静電容量 桜軸(45g)    X  113
  • スタビライザー:ピンク     X  12
  • 印字:印字あり(昇華印刷)   
  • フォント選択:日本語(かな無し)+大きいフォント+ブラック   
  • ケースへの刻印:矢印キーの上   
  • 刻印の種類:Written words+Noto Sans
  • USBケーブル:ホワイト(USB Mini)     X1
  • キーキャップ プラー:なし
  • ダストカバー:108/109キーダストカバー   

yukkun20はメカニカルキーボードを使うのは初めてで、あまりこだわりがなかったので、平均的なキータッチとされる「桜軸」にしました。これまで使っていたメンブレン式と比べると、打鍵音が結構大きいですが、その分タイピングしている感がありますね。キータッチは軽くもなく重くもなく、いい感じです。心なしか入力ミスも減った気がします。ちなみにこの桜軸は、メカニカルキーと静電容量式のいいところを合わせ取りした、耐久性とタイピング感に優れたすごいキーらしいのですが、yukkun20はその辺のことはよく分からないのでごめんなさい。

裏面はこんな感じです。滑り止め(周囲5カ所のゴム)、フット(ピンク色の部品)、フットカバー(フットについているゴム)の色もカスタム可能です。フットもしっかりした出来です。yukkun20は力のかけ方が悪いのか、これまで何本もキーボードのフットを折っているので、これなら安心。

USBケーブルはこの位置(右上)に付きます。
こうやって並べると、先日購入したマウスといい感じにおそろいになってますね。

おまけで文字の刻印もしてもらいました。「Y.A.S」とか「Arche Klaine」とかも迷ったのですが、一ひねりしてGROOVYにしました。グルーヴィーアーチェさん。よくを言えばもっとポップな字体を選択出来ればよかったかな。

もちろん怪しく光る機能も搭載(yukkun20は暗所でPCを使うことはありませんが)。Fnと↑/↓で光量調整、Fn+Xで消灯します。

これだけ好き勝手改造して、価格は34161円(うち送料3000円)でした。キーボードとして決して安くはないのですが、普段使いのアイテムはこだわったものを使うと人生が豊かになる(気がしている)ので、すごく満足しています。世界に一つだけのキーボード、皆さんも作ってみませんか?え?あんまり文字入力しない?yukkun20もプライベートではブログを書くくらいしかキーボードの出番ないけど…


2021-01-19

【周辺機器】Pwnage ウルトラカスタム Ergo 無線タイプ レビュー

「ふもっふのおみせ」さんで注文していたマウス届きましたー。

Pwnage ウルトラカスタム Ergo 無線タイプ

価格:12,480円

レビュー

土曜日に注文していたマウスがもう届きました。週明けの月曜には出荷準備完了の連絡が来て即日出荷、そして今日には届くとは、ありがたいことです。

パッケージはこんな感じ(中央がマウス本体、両側はカスタムパーツです)。本体はかなりしっかりした厚紙の箱に収められています。カスタムパーツは普通の紙箱ですね。

マウス本体の同梱物はこんな感じです(これに英語のマニュアルが付く)。
マウスには黒と白の2種類があります。どちらを購入しても、他方の色のカスタムパーツが付いてきます。じゃあどっちでもいいじゃんと思われるかも知れませんが、マウス本体の横の部分は色を変えることが出来ないため、どっちを選ぶかはきちんと考えて決めましょう。マウスケーブルはUSB-AオスとUSB-Cオス(こちらがマウス側)になっていて、マウスに差し込むと充電出来ます(挿している間は有線モードになり、有線マウスと同じように使えるようです)。

カスタムできるのは3カ所です。まず右ボタンと左ボタンのパーツ(一つながりなので、右と左を異なる色にすることは出来ません)、次にマウスの上部(手のひらが当たる部分)、最後にホイールのすぐ手前の半円形のゴムパーツ(これはマウスのDPIを変更するためのボタン)です。また上部パーツは、普通のマウスのようなソリッドシェルと、軽量化のため六角形の穴が空いたハニカムシェルを選択できます。ハニカムシェルの方が4gほど軽いです。

パーツの組み替えはすごく簡単で、工具も不要です。しかしはめるときちんと収まり、ぐらついたりガタガタしたりはしません。全体としても堅牢で、強く握ってもパーツが歪んだりすることはありませんでした。

左はこれまで使っていた、エレコムのワイヤレスマウス「M-XGL10DBWH」(通称EX-G)です。これはLサイズで、ワイヤレスマウスの中ではかなり大きい方ですが、本製品もそれと遜色のない大きさがあります。マウスをがっちり持つタイプのyukkun20としては、この大きさがありがたいですね。

高さも大体同じ感じです。さすがに手に持った時に手にフィットするのはEX-Gの方ですが、Pwnageのフィット感にも不満はないです。何より軽さは全然違います。EX-Gも重いというわけではないですが、Pwnageの軽さは抜群で、これまで使っていたどの有線マウス/無線マウスより圧倒的に軽いです。yukkun20はPCゲーマーではないですが、これはうれしい。ハニカムシェルなら69gです。

こちらがカスタムパーツです。色は白黒を除くと9種類あります。どの色も1,380円で、その色の交換用パーツ全部が届きます。従って白黒以外に別の色を2色以上組み合わせたい場合は、必要な色のパーツをまるごと購入する必要があります。お財布にはちょっと痛い。

というわけで、ピンクとネオンピンクを組み合わせて、アーチェさんスタイル完成~。かわいいよね。これをデスクに置くだけで、ぐっと華やかになった気がします。

え?スケスケスタイルも見たい?しょうがないなー。yukkun20は手が汗ばむタイプなので、個人的にはこちらの方が涼しげで持ち心地がいいんですが、穴が多いとヨゴレが気になるところ。まあパーツが外れるので、外して洗えばいいんですけど。

ちなみにゲーミングマウスらしくLEDが仕込まれていて、光らせることが可能です。点灯モードにしていると、マウスが止まっている時は光り、動いている時は消灯します。常時消灯モードにすることもできます。

そんな感じでとってもいい買い物しましたね。ただスリープ機能がないという結構大きめの欠点があります。寝る時には電源を切るか、USBケーブルに繋いでおくようにしましょう。

あとはおそろいのキーボードを待つばかりですね。今日本体が完成して、キーキャップのアレンジに取りかかった旨の連絡がありましたし、結構早めに届くかな?


2021-01-01

2020年まとめ

2021年になりました。本年もよろしくお願いいたします。

今年はSNU:X完結するかなぁ。ナディア30周年にも期待したいところです。

今年も例年通り、昨年1年間の総括をしたいと思います。

[関連記事]年間まとめ | Y.A.S.

このサイトについて

※数字は左からビジット数(実人数)、セッション数(アクセス数)、ページビュー数(閲覧されたページ数)、クリック数(外部リンクのクリック数)。

いつもアクセスして下さっている皆様、ありがとうございます。ここ数年アクセス数は微減気味でしたが、昨年は上向きになりましたね。Twitterで情報発信をしているのが多少なりとも効果あったのでしょうか。特に5月の伸びがいいのですが、これはグランディアのプレイ日記のお陰だと思っています。みんなプレイしようぜ!

統計上アクセスが多いページですが、

    1. ナディアな人々 | Y.A.S.
    2. サモンナイトU:X 人物図鑑 | Y.A.S.
    3. 十三機兵防衛圏 プレイ日記 | Y.A.S.

でした。ナディアは30周年企画が始まり需要が高まったからかな。SNU:Xは原作者の方にうちのサイトの宣伝ツィートをリツィートしてもらえたのが大きかったでしょうか。十三機兵防衛圏のプレイ日記は個人的に思い入れも強い企画だったのでにんまり。

購入した書籍について

購入数は22冊でした。ここ5年で93冊→72冊→41冊→32冊→26冊と順調に減ってきてます。ただ今年はダイの大冒険新装版を紙で買い始めたので、すこし増えましたか。現在紙で購入しているコミックスは「ケロロ軍曹」「ダイの大冒険」「信長の忍び」「放課後さいころ倶楽部」「UQ HOLDER!」「絶対可憐チルドレン」「星界の紋章」「百姓貴族」の8つだけですかね。絶チルは今年で完結するようですが…

来年は「ワールドトリガー」のアニメ第2期、第3期が楽しみです。

今年の抱負

  • テイフェス情報まとめを、2010年分を更新したい(せめて10年経つ前に…)
  • 榊ガンパレは「北海道独立①」をせめて完成させたい
  • ナディア30周年を記念して、特設ページを多少改装したい

という感じでしょうか。


2020-10-10

本日付で当サイトは20周年を迎えました!

2000年10月10日から始めたこのサイトも、本日で無事20年を迎えることが出来ました!おめでとうありがとう。

パソコン黎明期からパソコンに触れ、インターネット黎明期からネットを使い、個人サイト黎明期にこのサイトを立ち上げてる訳ですからなかなか大概ですね。PCの奥底やインターネットアーカイブから古いデータがサルベージできたので、ここまでの流れをまとめておこうと思います。

2020-10-12追記:内容を修正しました。

第0期(大学サーバー時代)

  • 2000年5月頃

大学の「情報処理」の授業で、個人のウェブサイトを立ち上げ、そのサイト上にレポートをアップロードする、という課題が出たことを機に、ウェブサイトを立ち上げました(サイト名は存在せず、「My Home Page」という仮称が付いていました)。当初yukkun20が書いたレポートは、「ウェブサイトにおける背景色と文字色のバランスについて」みたいな感じで、どういう色の組み合わせが見ていて目に優しいのかみたいなことを書いてたような記憶があります。

またこのときにHTMLについての勉強を始め、ボタン一つで背景色と文字色を変更できるカラーエディタみたいなものを置いていました。

またサイトを課題提出に使うだけではもったいないので、何か世の中の役に立つものをつくろうと思い、「風の谷のナウシカ」の用語集を作りました。後述する事故でデータは無くしてしまったんですが、今の星界辞典と似たような感じです。yukkun20は英語版コミックスを持っていたので、後期にはそれも辞典に組み込み、和英辞典の要素も持たせていました。

第1期(OCNサーバー時代)

  • 2000年10月10日

サイト作りの面白さにはまってしまったyukkun20は、大学とは関係なくサイトを開設することにしました。今とは名前もデザインもコンテンツも全く異なりますが、この日を当サイトの設立日としました。当サイトのアクセス数は、この時からきちんと引き継いでいるはずです(第0期サイトにもカウンターはありましたが、そっちは引き継いでいません)。

この時は,実家のネット回線を提供していたOCNが、ウェブサイトのためのサーバースペースも無料で提供してくれていたので、それを利用することにしました。また生意気にも、トクトク(無料でウェブサイト用のサーバーを提供するサービス)にミラーサイトを置いていました。当時のミラーサイトは、バックアップと言うより、アクセスを分散させてサーバーが落ちないようにする意味が強かったので、どんだけ自己評価高かったんだよって感じです。しかしこれがわりと近年まで稼働していたおかげで、昔のサイトの情報もインターネットアーカイブで見つけ出せたので、人生何がいい結果になるかわからないものです。

当時から掲示板サービスを流用したようなサービスを使って日記をつけていましたが、今のように毎日更新ではなく、不定期更新でした。その他のメインコンテンツは、日常生活のトリビアと、缶紅茶のレビュー、それに第0期から引き継いだナウシカ用語集でした。

第2期(COOLサーバー時代・旧デザイン)

  • 2001年7月1日

理由はよく覚えていないのですが(おそらく,実家がOCNとの契約を切ったため)、サーバーを移転することにしました。当時は、無料でサーバーを提供する代わりに、ポップアップ広告(この用語も以下略)が出るサービスが一般的でしたが(第1期サイトもそうでした)、yukkun20はポップアップがいやだったので、コミュニケーションオンラインが提供していた「COOL ONLINE」というサービスを利用することにしました(※初期は無料版を利用しており、サイトの上下に広告が出る仕様でしたが、最終的には広告の出ない有料版に移行したような記憶があります)。COOL ONLINEは、当時ありがちだった「http://www.サーバー名.ne.jp/~ユーザー名」ではなく、「http://www.ユーザー名.cool.ne.jp」だったのもかっこよかった。yukkun20というHNを使い始めたのもこの頃だと思います。

このとき、少し真面目にウェブデザインの本を読み、サイトのテーマカラーを今も使用している黄色#ffcc00に決めて(今は水色#99ccffもテーマカラーにしていますが、当時は使ってませんでした)、デザインも大きく変更しました。またサイト名もほぼ今と同じになりました。サイトは左半分が真っ白背景にサイトロゴ、右半分がコンテンツと結構とがったデザインでした。

この移転を機に、今もしている「日記を毎日更新するスタイル」に移行しています。しかしなぜかナウシカ用語集は引き継ぎませんでした。

  • 2003年10月10日

サイト開設3周年という記念すべき日に、パソコンがクラッシュし、それまでのデータの大部分が失われてしまいました(バックアップ取ってなかったのかって?そういう時代じゃなかったんだよ!)。幸いサイトのデータはオンライン上にあったのですが、第0~1期サイトのデータの大半はオンラインに上げてなかったので、すべて失ってしまいました。大分サルベージ頑張ったんだけどね…(当時は日本語で名前の付けられたフォルダやファイルをサルベージするのが非常に難しかったのです。なのでそれから10年くらい、yukkun20はPCのファイルはすべて英語で名前を付けてました)

※ただしインターネットアーカイブには当時のデータが残されています。死ぬほど恥ずかしい内容なのでリンクは張りませんから!

yukkun20は(そして世間全体も)今ほどネットに依存していませんでしたし、ちょうど司法試験で忙しい時期でもあったので、ネット環境が無いまま3ヶ月過ごしました。なお試験には落ちたorz

第2.5期(COOLサーバー時代・新デザイン)

  • 2004年1月9日

年始に会った友人から、「最近サイト更新してないから死んだかと思った」と言われたのを機にサイトの更新を再開。このときサイトのデザインも大きく変更し、今のように右にサイドバーがあり、左にメインコンテンツがあるという構成にしました。今から考えると結構時代を先取りしている感がありますね。

缶紅茶評論はネタ切れ気味だったので、新しい試みとして、最近読んだおすすめの本を紹介することにしました。ちなみに第1回は森岡浩之先生の『月と闇の戦記三 神様はしらんぷり』でした。今思えば、これがレビューサイトとしての第一歩だったと思います。

  • 2004年4月8日

「ふしぎの海のナディア」の再放送をきっかけにその感想を書き始めました(後にまとめなおして、「ナディアな人々」として独立させました)。

  • 2004年8月2日

実家に帰るとネット回線の工事中でネットが使えなくなってしまったので(Wi-Fi?そんなものがこの時代にあるわけないのよ)、暇に飽かせて「星界」の用語辞典を作成し、ネット復旧後に「帝国星界軍案内所”銀河の星”」として公開しました。当時はナディアの用語集も並行して作っていたのですが、星界辞典の方が作っていて楽しかったので、以後ナディア用語集は更新を凍結してます(現在まで)。

当時はまだWikiも一般的では無かったので、HTMLで用語集を作成したのですが、そのせいで、サイトをブログ化してからも、今に至るまで抜本的な改装は出来ていません。多分今後もこのまま。

この時点で、現在のサイトに繋がる基本コンテンツ(日記+レビュー+星界+ナディア」が一応完成したと言えるでしょう。

  • 2004年8月12日

人に見せられるコンテンツが整ったので、サーチエンジン(サーパラと言えば分かる人には分かるはず)に初めて登録。同時にサイトバナーも作りました。9月28日にバナー・ナディアVer.、10月10日にバナー・サモナイVer.も追加。

  • 2008年4月26日

「サモンナイト」(DS版)をプレイし、初めてゲームのプレイ日記を公開しました。

  • 2008年12月22日

現在まで続けている「年間ゲームレビュー」を開始しました。当時から★5つで評価していたんですが、TOV(Xbox版)に★10個を付ける暴挙をかましてます。1年目にやるなよ。

第3期(ブログ時代)

  • 2011年5月3日

COOL ONLINEのサービス終了に伴い、ExpressWebに移転。同時にサイトをブログ化しました。yukkun20のサイト構築知識はHTMLで止まっているのに、ブログのテンプレを使わず、一からデザインするという無謀とも思えるチャレンジをしましたが、どうにか成功しました。現行のサイトデザインはこのときに出来たものです。

第2期サイトは「星界マスターガイドブック」に参考サイトとしてアドレスを載せていただいていたので、アドレスが変わったのは本当悲しかったです。このときの悲劇を教訓に、独自ドメインを取得し、サイトのアドレスがwww.yukkun20.comになりました。第2期サイトは2012年5月20日に消滅しています。

  • 2013年7月18日

ややサイトのコンテンツに閉塞感を感じていたので、新しい企画として、「榊ガンパレ」の年表を公開。これは自分が個人的に作っていたものだったんですが、どうせなら人の目に触れるところに置こうと思い立って始めたものです。まさか7年経っても半分くらいしか完成してないとは当時は思いもしませんでしたけど。

  • 2014年11月23日

Expresswebさんの転送量の上限(30GB/月)に引っかかるようになり、月末になるとサイトが閲覧できないことが増えてきたので、サーバーをファイアバード(現スターサーバー)に移転しました。転送量が10倍になり、それ以降安定しています(今でもこのサーバーを使っています)。

  • 2017年4月26日

PC以外の端末でサイトを訪問する方が多くなったため、サイト全体をレンスポンシブデザインに修正しました。と言ってもこのあたりになるともはや手探りではどうにもならなくなっているので、よそ様の作成したプラグインを使わせていただいてます。

  • 2019年11月

サイト管理用のツイッターアカウント(@yukkun20_yas)を開設し、サイトの更新情報などをつぶやくようにしました。と言っても毎日つぶやくのではなく、自分がそれなりにうまく書けた。あるいは他の人の役に立ちそうだ、と思った記事だけをつぶやくようにしています。

第4期(SSL時代)

  • 2020年1月11日

サイトをSSL化。これも全然知識が無い中手探りでスタートし、途中でサイトが吹っ飛ぶという憂き目に遭ったものの、なんとか回復できました。昔とは違ってバックアップが充実したいい時代になりましたね。

 

こうして見ると、起伏の少ないと思っていたうちのサイトにも、それなりの歴史があるものです。ともあれ始めた頃は、yukkun20は基本的に飽き性なので、まさか20年も続けられるとは夢にも思っていませんでした。この先いつまで続けられるかは分かりませんが、できる限り更新を続けていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。


2020-10-05

【周辺機器】trohestar 無線バーコードスキャナ レビュー

yukkun20は紙の本を管理するために「私本管理plus」というソフトを使っています。バーコードリーダーで購入した本のバーコードを読み込むことで、データ入力の手間を大幅に省くことが出来ます。

しかしこのバーコードリーダー有線なんですよね。最近は紙の本をあまり買わなくなり、使う頻度も下がってきたので、部屋のケーブル量を減らすという目的もあって、この機会に無線のスキャナに買い替えることにしました。

trohestar 無線バーコードスキャナ

価格:3999円

レビュー

※定規は大きさ比較のために出しているだけで商品には含まれません

全長13センチ程度、重さ80グラム弱の小型バーコードリーダーです。

赤外線は先からまっすぐ照射されるので、従前のもののように先が曲がっているものと比べると、腕を少しひねる必要があります。またバーコードと10センチ程度距離を取らないとうまく読み込めません。よって大量にスキャンする場合は、適当に当てても読み取りやすい従前の形状の方が優れていると思いますが、スキャン数が少ないなら全然問題ないでしょう。大きさは従来のものより一回り小さく、スマホよりも小さい上に外観もおしゃれなので、部屋の中でも置き場所に困らなくなりました。

この商品の優れているところは、設定をかなり細かくいじれるところです。

  • PC、POSマシン、タブレット、スマホなどに接続可能(以下これらを「ホスト」と総称します)
  • 有線、ワイヤレス、Bluetoothのいずれでホストと接続するか
  • スキャンしたデータをすぐにホストに送るか、スキャナーの内部ストレージに一旦保存するか(ホストから離れた場所でも使用可能)
  • スキャン時にビープ音/バイブレーションを出すか
  • ボタンを押した時のみスキャンするか、常時スキャンするか
  • 読み込んだバーコードの前やあとに特定の文字列を付けるか

これ以外にも設定できる項目は多岐に及びます。しかも設定方法が、取説に載っている該当バーコードを読むだけというお手軽仕様。読み込みも今のところかなり正確で、結構いい買い物でしたね。値段的にも有線のものと大差なく、ケースも付いていてちょっとお得な感じもします。これで1.6mくらいあった有線スキャナのUSBケーブルを1本部屋から駆逐できるなら安いものです。(名誉のために言っておきますが、有線スキャナの方も6年くらい使ってますが、使用感にはまったく不満ありません)

ちなみに充電はUSB-Cで出来るので、スマホやNSWコントローラーの充電ケーブルと共用できるのもありがたいところです。


2020-09-01

【周辺機器】HDMI切替器 SW-HDR31L レビュー

うちのゲーム機は、HDMI切替器を中継させてモニタに繋いでいるのですが、その切替機が4K/60Hzには対応していないため、PS4Proのみモニタへ直に繋いでいました。でもこれだと、PS4とそのほかのゲーム機を切り替える時、いちいちモニタの入力を物理ボタンで切り替えないといけないので面倒くさいんですよね(リモコンも、自動切り替え機能もモニタにはないため)。というわけで、切替器を買い替えることにしました。

HDMI切替器 SW-HDR31L

価格:4278円
メーカー:サンワサプライ

レビュー

この世には山ほどHDMI切替器があるのですが、どれを購入するかにあたって以下の点を検討しました。

4K/60Hzに対応しているか

一番大事なポイント。HDMI切替器でも、4K/60Hzに対応しているとは限りません。4K対応でも30Hzまでしか対応していないケースもあるのでよく調べましょう。もっともモニタと、HDMIケーブルも4K/60Hzに対応している必要があります。PS4Pro付属のケーブルはもちろん対応していますが、切替器を挟む場合もう一本追加で購入する必要があるので、きちんと対応しているケーブルを買いましょう。

入力口がいくつあるか

現在使用しているゲーム機はPS4ProとNSWだけですが、今後唐突に増える可能性があるので3つ入力口があるものにしました。HDMI出力の他の機器を使っている場合は、さらに入力口が多いものを選ぶ必要があります。

自動切り替えに対応しているか

HDMI機器を選択する方法は、「手動」「手動(リモコン対応)」「自動」の3種類があります。いちいち手で切り替えていられないので、「自動」で切り替えられるものにしました。ただし自動切り替えが邪魔になる場合もあるので、そのあたりは接続している機器の種類によると思います。

外部電源が必要か

PS4Proをつなぐ場合、電力消費が大きいようなので、外部電源に対応しているものの方がいいでしょう。コンセント対応のものと、USB対応のものがあるので、最初に切替器の設置場所を決めて、近い電源口がどちらに対応しているか決めましょう。

見た目

目に付くところに置くものなので、あまり安っぽい見た目なのはちょっと…国産メーカーの方が安心できます。

以上、全ての条件を満たしているのがこの機器だけだったので、これを購入しました。これで完璧だ…

…と思いきや、今度はNSWが映らなくなってしまったorz

うちのモニタで4K/60Hzで映像を映すには、「HDMI Ultra HD Deep Color」をONにしないとダメなんですが、これをONにすると、「HDMI Ultra HD Deep Color」に対応していない機器(NSW)の映像が出力できなくなってしまうみたいです。絶望した!

結局これだと、「HDMI Ultra HD Deep Color」のON/OFFを切り替えるために物理ボタンを触らないといけないので、全然問題が解決していない。これはモニタを買い替えるか、NSWProが出るのを待つしかないと言うことか…というわけで完全に失敗しました。いや、これはサンワサプライも任天堂もLG(モニタのメーカー)も悪くないのです。自分が悪いのです。

一応明日LGに改善策がないか確認してみよう…モニタのアプデでどうにかなる問題かも知れないし。