2018-08-15
【Webコミック】星界の紋章 第28話 レビュー
3ヶ月ぶりに星界の紋章が更新されました!
星界の紋章 第28話
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
出撃を命じられたトライフ艦隊は、スファグノーフ門(現在ラフィール達がいる惑星を含む星系に通じる門)のすぐ近くで終結しつつあります。これだけ示威しながら進撃すればどうせ敵も逃げるでしょ…と思いきや、敵軍は粘っている様子。
ここトライフの台詞が削られちゃってますけど、「だが、疑いながら戦うのは趣味ではないぞ」という台詞を入れないと、ちょっと変ですね。カヒュールは、トライフが戦闘を望んでいるかどうかを尋ねているわけではなく、戦闘を望んでいるのに敵が撤退しないことに怒りを感じているのはなぜか、ということを暗に尋ねているので、これだと答えになってないんですよね。余白もあるのでこの台詞は入れてほしかったところ。
参謀は、一応罠とかの可能性もありますけど、多分死守命令が出ているからじゃないかなと冷静に分析。目の前の艦隊は陽動部隊と思われますが、ここは圧倒的な兵力で蹂躙したいところです。
もう少し申し訳なさそうな顔しろよ(笑 ちなみに原作だとトライフは指揮杖まで抜いちゃってるので、余計恥ずかしかったでしょう。
とりあえずオーソドックスな陣形で正面からぶつかることにします。この配置図分かりやすいですね。平面宇宙での戦闘は基本的には二次元空間で行われるので、配置図も二次元的に作ればよく、コミカライズやアニメ化にも優しいですね。
なぜ原作にない「時空波」って言葉を造り出したし。というか時空が波打っているわけではないのに時空波は変では?
しかし相変わらず戦闘シーンが分かりづらいですね。今回平面宇宙図のアイコンが解説されたことで多少ましになりましたけど、このマンガの艦船は、「突撃艦」「戦列艦」「巡察艦」「機雷」と言われて、ぱっと思いつくような形状をしていないのが一番問題なんですよね。それ自体が米村先生の魅力でもあるので難しいところではあるのですが、アニメ版はその辺もう少し分かりやすかったのでよかったのです。とはいえ動きがないマンガで艦隊戦を描くのが難しいのは重々承知しています。
といっても今回は前座前座。次回、いよいよあの方の登場です!
今回の殿下
1カットも殿下の出番がない…だと…
仕方ない。今回は台詞のある女性キャラをピックアップして…
このコマしかない…だと…
いやちょっと待て。一人称が「わたくし」なので勝手に女性だと思い込んでいましたが、原作だとシュリール百翔長の性別については明言されていないような…
※画像は第28話より引用
ドールもうすぐですか あのロボットを動かせるシステム どうにか今後のゼノシリーズ…