2015-05-26

【ゲームグッズ】テイルズ オブ ゼスティリア パーフェクトガイド レビュー

TOZのファミ通攻略本です。公式攻略本のレビューもあわせてどうぞ。

[関連記事]【ゲームグッズ】テイルズ オブ ゼスティリア 公式コンプリートガイド レビュー | Y.A.S.

テイルズ オブ ゼスティリア 公式コンプリートガイド

レーベル:ファミ通の攻略本
価格:2268円(Kindle版は1800円)

レビュー

  1. システム
    基礎知識編と戦闘知識編の2部構成。
    基礎知識編についてはスキル融合の逆引きが掲載されているなどの細かい差違はあるものの、ほぼ公式版と同じ情報量。マスクデータ含めかなりシステムについて踏み込んだ情報が掲載されている。
    戦闘知識編については、具体的な戦術解説などは公式版に詳しい。こちらはほとんどその手の情報が無い。
  2. キャラクター
    プロフィールではなく、能力値、サポートタレント、術技などの説明。こちらも基本情報量は公式版とほぼ同じだが、戦術やコンボに関する情報がかなり少ない。術技発動時のセリフが掲載されているのはありがたい仕様で、個人的にはこちらの方が有用。
  3. ストーリー
    フローチャートとマップ。
    フローチャートについては、第1部~第4部という、ゲーム中には登場しないセクションに分類している公式版よりも、シナリオのあらすじに沿う形でまとめているこちらの方が読みやすい。またディスカバリーやロングチャットの発生時期の情報も進行チャート上に一元化されているのもよい。コンプリート癖のある人にはこちらの方をお勧め。
    マップも今回は力が入っており、公式にも負けない出来。ただ公式版はページインデックスが付いているので、検索性ではかなり勝っている。
  4. サブイベント
    サブエピソードについての解説。
    発生時期でまとめられていた公式本に比べ、こちらは繋がりのあるサブイベントを一括して掲載する方式。どちらが良いかは好みの問題だと思うが、これを見て初めて関連性に気づいたイベントもあったので、個人的にはこちらの方が好き。DLCのアラガミ連戦については公式本の方が充実。
    またトロフィーについては、公式本よりさらに詳しい獲得方法や具体的な手順が掲載されており、公式のお株を奪う出来。特に「アイテムアツマッター」の獲得条件がアイテムを513種以上入手することであること、ライブラリの閲覧回数が増えるタイミングなどについて明らかになったのは朗報。
  5. データ
    エネミー、アイテム、ディスカバリー、チャット、戦闘後会話、DLC衣装、についてのデータ集。
    公式版の特筆すべき点として挙げた、「ビジュアルアイテムについては全て写真が掲載されている」「エネミーデータにはエネミーブックに掲載されているパーティキャラのコメントも全文掲載されている(ので、簡易モンスター対策も兼ねている)」「ショートチャットと戦闘後会話は全文掲載」についてはこちらも同じ。しかし「同行者会話は全文掲載」「レコードデータについてはキャラクターコメントの全文と変化条件を掲載」などは公式版のみなので、こちらの方が劣っている。
  6. エクストラ
    世界設定、キャラクター紹介(設定画、ステータスイラスト、チャットイラスト、秘奥義カットイン)、イラストギャラリー、チャットカットイン、エンドロール挿入画、アニメ絵コンテ、イメージボード、人名・用語事典。
    イラストや設定画などはおおむね公式本よりも大きく掲載されている。また世界設定の考察の深さは相変わらずだし、これを読まないとわからない裏設定などもばしばし掲載されているので、今後発売されるであろう設定資料集を買うのでなければ、こちらをおすすめ。しかしスタッフ・キャストインタビューは公式本にしかなく、こちらもそこにしかない情報が含まれているので、善し悪し。

というわけで、こちらも非常に満足度の高い攻略本でした。特にファミ通おなじみの世界設定考察と用語集は相変わらずの出来で、それだけでも買う価値はあります。しかしスタッフは、設定資料集に多くを委ねなければいけないことは恥ずかしく思うべき。本来ゲームの中だけで完結すべきことなんですから。
公式本とは甲乙付けがたい出来ですので、何を重視するかによって購入する方を決めればよいと思います。個人的にはファミ通版の方が好みですが、ページ数は大差ないのに、使っている紙のせいでファミ通版の方がかなり分厚くなっているのは残念。


2015-05-25

【コミック】放課後さいころ倶楽部5 レビュー

珍しく発売直後にゲットォ!の第5巻。表紙があざといけど、中身も大体こんな感じ。

放課後さいころ倶楽部5

著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円

レビュー

アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第5巻です。全5話でゲームが5つ(ただし一つはアナログゲームという括りに入れるのはちょっと違う…)となっています。最近一話一話が濃いなぁ。

今回題材になっているゲームの半分は全く知らないものだったのですが、ルール説明が丁寧なので読んでいてわかりやすかったです。今回は珍しくゲストキャラ無しで話が進んでいくのもいいですね。前巻で登場したエミー(表紙左上の人物)も、翠(右上の人物)と同じくゲームデザイナーになりたいという夢を持っていることが明らかになり、これから二人はタッグを組んでいくのかなぁ…それともライバルとして高め合っていくのかなぁ…と今後が楽しみです。メイド女子高生がカードゲームの相手をしてくれる学園祭ってどこでやってるの。

今回題材になっているゲームは、

手札を自由にプレイヤー同士で交換して、自分の手札の絵柄をそろえたらテーブルの上のベルを鳴らす、という賑やかなカードゲーム「ピット」。

こういうちょっと気になるアイテムが付いているゲームは意外と多いですよね。

山札からカードを引いて夢の世界を探索しながら、脱出するための扉を8つ探すという、一人遊びが基本のカードゲーム「オニリム:最初の旅と七つの書」(2人プレイも可能)。

ソリティア同様ルールは比較的単純ながらも難易度は高いというバランスが面白そう。イラストも綺麗。

地図上に表示された街を色々な乗り物に乗りながら旅をして、沢山のマーカーを集めた人が勝ちになるボードゲーム「エルフェンランド」。

旅の計画を立てながら、さりげなく他人の思惑を呼んで邪魔をしていく駆け引きが楽しそう。このレベルのゲームでプレイ時間が60分というのはなかなか短いのではなかろうか。

もっとも有名な協力型ゲーム(プレイヤー同士が競うのではなく、協力して一つの目的を達成しようとするゲーム)で、次の次に僕が買おうと思っているボードゲーム。各プレイヤーは様々な能力を持つキャラになり、その能力を使って、爆発的に増殖し続けるウイルスを撲滅していくというゲームで、テーマとシステムの融合がすばらしい。

しかしAmazonでは売り切れなんですよね…ちなみに次にほしいのは「ダンジョンクエスト クラシック 完全日本語版」。

の4つでした。

年末年始は時間が無くて、結局キング・オブ・トーキョーで終わっちゃったからなぁ。今年のお盆こそはリベンジしたい。


2015-05-23

【ゲーム】ブレイブリーセカンド レビュー

とりあえず1周目クリアしました。プレイ時間は65時間くらい。隠しボスも倒したので、現在はモンスター図鑑を埋めています。アイテム図鑑は時限アイテムの入手をしていないのでスルーで。

ブレイブリーセカンド

ジャンル:RPG
プラットフォーム:Nintendo 3DS/3DS LL
価格:5980円(税別)
公式:ブレイブリーセカンド|SQUARE ENIX

以下ネタバレあります。

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2015-05-12

【コミック】いとしのムーコ⑦ レビュー

ついにテレビアニメ化です。2015年秋放送予定。

いとしのムーコ⑦

著者:みずしな孝之
レーベル:イブニングKC
価格:562円(税別)

感想

今回は季節ネタが多かったですね。作中で真夏からバレンタインまで扱ってて驚いたんですけど、半年分の連載が1冊になってるから当たり前なのか。

ムーコも可愛いけど、最近は玲奈(表紙の左上の少女)がだんだん強力になってきているのが気になる。みずしなマンガでこういう造形のキャラは大体バイオレンスキャラにシフトしていくことが多いからなぁ。今のところはいいコンビなのですが。

玲奈「ムーコちゃーん!」

ムーコ「わー!れなー!!(・∀・)」

玲奈「ムーコちゃん!!ムーコちゃーん!!」(ムーコに抱きついてゴロゴロ)

ムーコ「まってまって!れなとムーコこんなになかよくないって!」

※93ページより引用

それから高校時代は美少年だったうしこうさんが、スキンヘッドになってしまった悲しい物語も描かれています。ていうか食生活の乱れが全ての原因なのですが。

今回のカバー裏には、ブルーレイディスクVSムーコ、かめVSムーコの2戦が載っています。これまで全勝のムーコに、ついに苦戦する相手が!


2015-05-04

【小説】マージナル・オペレーション FⅡ レビュー

こういう本ってラノベの括りに入れていいんですかね。

マージナル・オペレーション FⅡ

著者:芝村裕吏
レーベル:星海社FICTIONS
価格:1200円

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2015-05-02

【コミック】となりの関くん 7 レビュー

帯に書いてある「男の人生は挑戦である」。いい言葉です。挑戦の方向にもよりますけどね。

となりの関くん 7

著者:森繁拓真
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格:590円

レビュー

これまでどおり、隣の席で独自の遊びを繰り広げる関くんと、それに翻弄される横井さんの掛け合いを眺める漫画です。

しかし、最近は横井さんもずいぶん強くなりましたね。「自分アピールも度が過ぎると笑われるって」「(関くんの作品を見て)これゴミか」「ナレーション『ビンの中の種は横井さんがこっそり捨てておきました』」「ギュム(手に持てないほど熱くなったカイロを関くんの顔面に押しつけた音)」などなど。もはや関くんが横井さんを翻弄しているのか、横井さんが関くんを翻弄しているのか分からなくなってきました。

大体いつも横井さんがちょっかい出そうが邪魔しようが、我が道突き進む関くんですが、今回は横井さんのあまりの剣幕に土下座するという珍しい一幕もあったり。

今回の関くんの一人遊びはこちら。

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2015-04-29

【小説】Steins;Gate 承認共鳴のパードン/承認共鳴のスーヴェニア レビュー

ブレセカ、1章が終わりました。どのジョブが有用なのか探り探りですが、とりあえず

  • ユウ…主に魔法攻撃役。すっぴん→ウィザード→赤魔道士
  • イデア…主に物理攻撃役。チャリオット
  • マグノリア…主に回復役。ビショップ→ねこ使い
  • ティズ…主に物理攻撃役。チャリオット→フェンサー

という感じで。

それはさておき、最近小説がたまりすぎているので、このGWに多少なりとも消化したいです。そんなわけでリハビリがてら短編小説を。

Steins;Gate 承認共鳴のパードン/承認共鳴のスーヴェニア

筆者:林直孝
レーベル:-
価格:-円(劇場版STEINS;GATEの付属ブックレット収録)

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2015-04-26

【ゲーム】ブレイブリーセカンド ファーストインプレッション

金曜に届いたブレセカ、昨日からプレイを始め、本日序章が終わったのでファーストインプレッションです。プレイ時間は5時間くらい。

ストーリー

  • 長年反目していた公国と正教の若い式典の日。突然現れた男オブリビオンは自らを皇帝と名乗り、正教の法王であるアニエスを強奪していった。正教騎士団三銃士の若きリーダー・ユウは、アニエスを助けるため同じ三銃士のジャン及びニコライと共に旅立つのだった…という感じ。
  • 超王道展開かと思いきや、序盤からちょっとびっくりするような展開が連発してます。こういうところはさすがブレイブリーシリーズ。先が気になります。あと序章でパーティメンバー全員(イデア、マグノリア、ティズ)がそろうとは思わなかった。もうちょっと引っ張るかと…

システム

  • 前作同様、使いやすいシステム群は健在。
  • 特に今回から、1ターンに同じ行動を連続する場合に必要なコマンド入力の負担が大幅に軽減されているのはありがたい。
  • 一方、マップ上の隠しアイテム(マップにもフィールド上にも表示されず、怪しそうな場所を調べて見つけるしかないアイテム)が多いため、フィールド探索が面倒くさい。攻略本買うまですっぴんの「だうじんぐ」でどうにかするしかないか。でも「だうじんぐ」は個数が表示されるだけで、どこにあるかはわからないからなぁ…
  • あとちょこちょこどころじゃない頻度で挟まれるパロディネタはなんなの?ああいうのはスパイスだからあまり多いのはちょっと…
  • それからナビゲーションシステムである「おしえてアニエス」も楽しい。話の切り替わるタイミングがかなり多く、うっかりするとすぐ聞き逃すんですが、聞き逃した話もいつでも聞き直すことができるのは非常にうれしい仕様。

キャラクター

  • 序盤の三銃士3人は、体験版での人間関係を引き継いでいることもあり、安心して見ていられます。それだけにその後の展開が引き立つので、製品版を購入した方には是非体験版を先にプレイしてもらいたいですね。
  • それからパーティメンバーが大きく入れ替わります。あまり面識のない者同士なんですが、マグノリア以外はアニエス救出という大きな目標に向かっているので打ち解けるのも早いです。マグノリアの目的は別にあるようなのですが、あのイデアでさえちょっと引いちゃうくらいガンガン人間関係の距離を詰めてくるので、こちらも安心。

戦闘

  • ランダムエンカウント制ですが、エンカウント率は高くなく、また自分で調節することもできるのでいらつくことは無いです。
  • 戦闘はサイドビューのコマンド入力方式。素早い順に行動できますが、ブレイブでターンを前借りしたり、デフォルトでターンをためたりすることが出来ます。ジョブやアビリティの組み合わせで戦略の幅も広く、単なるコマンドバトルに留まらないおもしろさがあるのは前作同様。ただし前作から大きな改善も無いです。完成したシステムだったということか。
  • 各キャラも好きに育成すればいいですが、若干初期ステータスに差があるようなので、今のところイデア=メイン火力、ティズ=サブ火力、ユウ=術士・サポート、マグノリア=回復、という感じで割り振っています。ジョブではとりあえずチャリオットが強いです。

というわけで、前作と同じ感じで楽しめますので、前作が面白かった方にはおすすめできると思います。あとはこれからのシナリオの転がし方次第かなぁ。
あとアナゼルは…ますよね?そうだといってよ!


2015-04-22

【映画】劇場版「ペルソナ3」 #3 Falling Down レビュー

つーわけで早速劇場に乗り込んできました!しかし最近のパンフレット、1000円もするのね…確かに内容は充実してるけど。

劇場版「ペルソナ3」 #3 Falling Down

ペルソナ3PV第3弾 05監督:元永慶太郎
公式:劇場版「ペルソナ3」 公式サイト

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2015-04-20

【映画】劇場版「ペルソナ3」 #2 Midsummer Knight’s Dream レビュー

既に第3弾が劇場公開中です。ようやくこれで劇場へ行けそうです!

劇場版「ペルソナ3」 #2 Midsummer Knight’s Dream

監督:田口智久
公式:劇場版「ペルソナ3」 公式サイト

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