2018-04-22
碧の軌跡、1周目クリアしました!今回もストーリー秀逸だったなぁ。敵は「世界平和のために多少の犠牲はやむなし」みたいな感じなんですが、主人公達の言い分が「誰かを犠牲にして得た平和なんて間違ってる!」みたいな説得力のないもの(だって平和にならなかったらそれ以上の犠牲が出るでしょうに)ではなく、人間の尊厳や政治のあり方などの正論だったのはとても良かった。2周目終わってプラチナ取ったらまた感想書きます。閃の軌跡いつになるかな…
ダンジョン飯 6
著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円
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あらすじ
ファリンを蘇らせるため黒魔術を使ったことをライオスから聞いたシュローは激昂するが、そうこうしている間にキメラ化したファリンが現れ、一行は甚大な被害を受ける。喧嘩もうやむやになり、シュローは(一応)ライオスと和解して迷宮を脱出した。
一方撤退を考えていたライオスたちは、迷宮の主である狂乱の魔術師を倒さなければファリンを救えないと結論し、さらに迷宮の深部へ向かうことに。
めちゃくちゃシリアスな展開なんですが、当事者間でかなりレベルの低い争いが繰り広げられるので、あまり悲壮感なく話が進んでいきますね。最近自分もライオスに毒されて魔物料理いけるやん!とか思ってましたけど、やっぱり一般人にはドン引きなのか。
レビュー
前半はライオスとシュローのケンカがメインですね。ダンジョンに一緒に潜るみたいだし、シュローはライオスの妹ファリンに惚れているので、さぞ信頼度が高いのかと思いきや、

ライオスのシュロー評。なんだ、やっぱりいい関係じゃーん。

シュローのライオス評。お、おう。というかyukkun20的にはライオスに同情します。僕も人にこう思われるのが嫌で人づきあいが苦手なところある。
後半はシェイプシフター戦。

仲間の姿に変身したシェイプシフターを見つけるため、ライオスの名推理が光ります。といっても、料理風景を観察することで偽物を見つけるというプラン。なんか最近、料理があればどんな問題も即解決!になってませんかね。「美味しんぼ」かよ!

この信頼感よ。

ファリンを救うためなら何でもするマルシルA対ファリンを救うためでもハーピーは食べたくないマルシルBの争い。賢明な読者ならどちらが本物かわかりますよね(笑)しかしオチがなかなか秀逸で、ライオスのこと改めて見直しました。
あとおまけ漫画では、スライムが人間そっくりに化けた場合に簡単に見分ける方法も書いてあるので、ダンジョンに潜る時に役立ちますよ。
※画像はコミックスより引用
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2018-04-20
ようやく始まりましたね。アニメ化発表があってから何年だ。
シュタインズゲート ゼロ 第1話 零化域のミッシングリンク
アバン
まゆ姉さんやっぱり顔出しはなしか。ゲームのスタッフ間でも2036年のまゆりの顔は描かないことになってましたもんね。
Aパート
てっきりSGのラストシーンから始まると思ってたんですけど、12月から始まるとは意外でした。しかもゲーム版では岡部が催眠療法を受けていたのは11/29だったのでちょっと修正されてますね。これが何を意味するのか。
しかしオカリンは厨二病発症していないとほんとイケメンボイスだな。
「ニャンというか、痛いというか痛々しいというか、それを通り越してキモイ!」ってひどすぎませんかフェイリスさん。ダルにはあんなにソフトな当たりなのに…
未来の嫁や娘の前でもフェイリスにうつつを抜かすダルはさすが。
Bパート
鈴羽って説得には向いてないキャラですよね。未来のまゆりやダルからの手紙を持って来ててもよかったような気がするけど、やっぱりタイムパラドックス的にダメだったんですかね。まあその時間がなかったとも言えるけど。
真帆ちっちゃいなー。ゲームだとバストアップしか基本的に映らないのであんまり感じませんでしたけど、これは子供に間違われても仕方ない。さりげなく靴がちぐはぐなのもポイント。
感想
第1話からさすがに引き込まれる展開でしたね。無印のストーリーを知っていること前提の作りなので、そちらを知らない方はぜひアニメだけでもご覧になってください。
個人的には、2036年の世界や、オカリンのトラウマなど、ゲームの演出ではよくわかりにくかった部分も視覚化されていたところが良かったと思います。分岐の多い原作をどのようにアニメ化していくのか、これから楽しみです。BD久々に買おう。
2018-04-17
今週から、毎週火曜はなるべくP5Aのレビューをします。
ペルソナ5 #02 Let’s take back what’s dear to you
サブタイトル
「取り戻そう、大事なものを」。作中の蓮の台詞ですね。
アバン
ペルソナシリーズの、ペルソナとその使い手の中の人が同じって演出いいですよね。
パレスからの脱出早いな。というかモルガナは出さなかったのか。確かにストーリー上ここで顔見せさせる必然性はないんですが、あの無駄なやり取りが面白かったので残念。
そして今回からOPがつきました。ただ未完成っぽい感じがするな。半分くらいは第1話のカットの使い回しだし。
Aパート
志帆ちゃん、ゲーム版よりちょっと大人びた感じになってますね。ゲーム版はもうちょっと幸薄そうなキャラデザでした。あのエピソード、アニメ化できるんですかね。メインストーリーだから避けては通れないと思うんですけど。
竜司の陸上部エピソードもあるということは、メインキャラのコープも描いてくれると期待していいのかな?
Bパート
モルガナ、登場が大物っぽくなってるー!つーかよく考えて、この生き物見て猫だと分かったのは大したもんだ。しかしモルガナはめっちゃ優秀な解説役だ。
しかしバトルシーンはちょっと雑だな…オチはまあゲーム通りだからいいんですけど、もうちょっと余韻というか盛り上げというかが足りない!
あと一応裁判シーンに突っ込み入れておきますけど、日本の裁判官はガベル(木槌)使わないし、少年審判では「被告人」っていう言葉も使いませんよ。つーか少年審判でうっかり被告人なんて言った日にはめっちゃ叩かれると思う。
感想
ということで今回は4/11午前から4/12までが描かれました。うーん、展開が速すぎてペルソナの持ち味である外連味が薄れてる感ある。バトルもあっさり風味過ぎたし、もうちょっと頑張ってほしいなぁ。次回のボス戦に期待するしか。
2018-04-11
ようやく始まりましたねー。相変わらず作画綺麗。
ペルソナ5 #1 I am thou, thou art I
サブタイトル
“thou”は”you”の、”art”は”are”の古語ですから、日本語に訳すと「我は汝、汝は我」ですね。このシリーズではおなじみのフレーズです。
Aパート
ゲームと同じく、カジノのシーンからでしたね。でもゲームに比べるとちょっと伏線余分に張っている感じがありますね。しかしこんなにスタイリッシュに登場したのに、いきなりタコ殴りエンドになるとは予想もしてませんでした。
と思ったらいきなり拷問シーンか…展開速い。「威暴」は「威力業務妨害」のことね。
「探偵王子」とか、りせのPVとか、P4ファンにはうれしいカットもありましたね。P3、P4、P5はすべて同じ世界の話ですから、kの世界はP3やP4の主人公達が救った世界なんですよ。そう思うと感慨深い。
ルブラン、ゲームだと俯瞰でしか見られないのであまり感じませんでしたが、こうやって見ると本当に古き良き純喫茶の趣ありますね。しかし客商売なのに保護司やってるとか佐倉のおっちゃんマジいい人。
Bパート
ベルベットルームのテーマが流れると、ペルソナが始まった感ある。
川上先生かー。川上先生の魅力がわかるサブイベント描いてくれる尺あるのかな~とちょっと心配でしたけど、いきなりチラシ落としてて笑った。これは期待できそう。
この城を見て「中入って聞くしかねえだろ」っていう発想が出てくるのがすごい。
そして変態王登場。三ツ矢さんはほんとこういう小者の役が似合う。
感想
ということで今回は4/9~4/11午前までが描かれました。若干展開が速いような気がしますが、P5はボリュームがあるから仕方ないかも。作画も整っているし、声優陣の演技もすばらしいし、これからも期待できそうですね。
公式サイトではラジオ配信も始まってます。宮野氏のフリーダムっぷりは相変わらずなので、こっちもチェックするつもりです。
2018-04-03
表紙を見て「新キャラ登場!?」と思ってしまったのは自分だけではないはず。
放課後さいころ倶楽部11
著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円
レビュー
アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第11巻です。大分長期連載になってきましたね。やっぱりボードゲーム好きが日本にはたくさんいるんだなぁとちょっと安心しました。yukkun20の周りにはいないけど。今回はカンナ(表紙の少女)の恋物語がメインで、あとは久々にミドリのプライベートにスポットが当たった話でした。カンナのショートカットもかわいいよ?可愛いけど、個人的にはこれまでの三つ編みお下げ眼鏡の方が…(おい
今回は6話構成と少し多めで、取り上げられているゲームは4つです。全体的にパーティ向きの、ライトに楽しめるゲームが多かったですね。ルールも比較的単純なので、読んでいても分かりやすかったです。ドデリドだけは知りませんでしたけど、これ頭使いそう。
今回題材になっているゲームは、
様々な色と形が描かれた木製タイルの手札を場に出していき、繋げた枚数で得点を競う「クゥワークル」。パネルは最高で6枚までしか繋げられないのですが、6枚目をつなげると多量のボーナスポイントが入るので、パネルを繋げることに夢中になりすぎるとそのボーナスを他人に奪われてしまいます。そのジレンマがいい味出してますね。見た目も綺麗ですしルールも分かりやすいので、子供とプレイするのにいいかも。子供いないけど。

六角形のタイルを敷き詰めたフィールド上で自分のペンギン駒を動かしながら魚を集め、崩れていく足場に封じ込められないように動き回る「それはオレの魚だ!」。これタイトルインパクトありますよねー。正直ダサい気もするけど、原題が「Hey.That’s my Fish!」だからしょうがない。
しかし好きな人が誰かを勘違いしているネタ、もう少し引っ張るかと思ったけどあっさり解決しちゃいましたね。ここからドロドロの三角関係が始まると思ったのに(最低

←の状態で設置した棒の束から、中央のリングを落とさないように、ダイスの目が出た色の棒を1本ずつ抜いていく「スティッキー」。
しかしなんでイメチェンしちゃったのかなぁ。この作品に出てくる女の子は皆かわいいので、少しくらい尖った特徴がある方が絶対いいと思います!おさげいいよね。

山札から引いたカードを場にある3つの山に重ねながら、より多数を占める「動物の種類」「動物の色」「該当無し」などに設定されたコードを間違えずに宣言するというカードゲーム「ドデリド」。
コードの種類が微妙に多くて、実際にプレイするとうっかりミスを誘発しそうな微妙なラインになっている感じがします。これプレイしてみたい。
の4つでした。公式サイトに試し読みもありますので、興味をお持ちの方はぜひ。
2018-04-01
久々にリディスルのアトリエ再開しました。DLCもルーシャ&イルメリア加入を購入しました。2人とも好きなキャラなので戦闘に参加できるのは朗報。というか主人公の師匠やライバルが戦闘に参加できないという元々の仕様に問題が…
さて、今年4月からアニメ第3期が始まるこのコミックスの最新巻です。
信長の忍び13
著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:617円(税別)
あらすじ
ついに織田家と武田家の存亡をかけた「長篠の戦い」が勃発。そんな中、千鳥は武田家の凄腕のくのいち・千代女に絡まれ苦戦するも、助蔵の愛の力?でどうにか勝利。織田軍も武田家をくだし、天下統一に大きく前進した。次の目的地は西日本。総大将に任命された光秀だったが、その先には暗雲が…?
感想
今回も濃いかったですね。長篠の戦いと言えば、鉄砲の3段撃ちがあまりにも有名ですけど、重野説ではそこには触れず、普通に鉄砲と弾薬の火力で武田軍を圧倒したように描かれていましたね。最近の研究では3段撃ちの存在も疑問視されていますし、それを反映させた内容だったのだと思います。
また鳶ヶ須山砦の攻防や、武田四名臣の死など、戦いの影に隠れがちなエピソードもしっかり拾ってあったのでとても勉強になりました。山県様ここで死んでたんですね。
疑惑が確信に
\ざわざわ/\そんな…山県様が…/
真田昌輝(兵に動揺が!!鎮めねば!!)
真田信綱「うろたえるなー!!山県殿は死んではおらん!!」
真田昌輝(さすが兄者!!)
真田正綱「みんなの心の中に生き続けるのだ!!」
\うわああ やっぱり死んだんだー/
※50ページより引用
しかし長篠の戦いは、重野先生の別のまんが「真田魂」でも結構尺を取って描いてるのに、内容がほとんどかぶってないんですよね…さすがです。しかしどちらの作品でも釣閑斎が奸臣として生き生きしすぎな件について。
2018-03-03
珍しく近くでも開催していたので、アーチェさんグッズ目当てに行ってきました。
アミューズメント一番カフェ『テイルズ オブ』シリーズ 2018春
と言っても普通のカフェで開催されていて、コラボメニューが何種類かあるという感じですね。今回はもちろんアーチェさんグッズ狙いです!

セットはこれです。ドリンク1個、缶バッジ(ランダム)、ペーパーコースターの3点セットでお値段750円。いくらなんでも高すぎぃ!yukkun20もけっこうなテイルズファンですけど、アーチェさんグッズじゃなかったらこの値段では手を出しませんからね!?
ちなみにドリンクはピーチサイダーです。yukkun20は炭酸は基本的に飲まないのですが、ピンクにあやかって…

まずは缶バッジを開封。…一瞬誰かと思ったのは秘密です。TOLの主人公・セネルですね。今年のTOFでリメイクの発表あるといいですね。
そしていよいよ運命のコースターを…

運命は運命でもそっちの運命家族かよ!(上手いこと言っちゃいましたかね?)
というわけで、野郎3人の散々な結果に終わりました。いや、カイルの後ろにルーティが小さく写ってるからギリギリセーフか?
というわけで残念な結果になりました。また機会があれば挑戦したいと思います。
2018-02-28
2ヶ月連続更新&コミックス発売の反動なのか、今回大分待たされましたね…4ヶ月ぶりですか。でも待てば待つほど、殿下にお会いした時の喜びもひとしおというものです。
星界の紋章
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー

ラフィールたちがしでかした浮揚車強奪事件を捜査中のエントリュア警部とカイト憲兵大尉。もっとも、どっちもイライラ状態です。

しかも強奪事件の犯人が、ラフィールたちかも知れないことがバレてしまいました。

今回はカイトの人間らしいところが見られますね。思った以上に表情豊かです。彼はアーヴと同じ、遺伝子改造された種族ですが、人類統合体では冷遇どころか差別されているんですよね。この後の展開がアレすぎてあまり同情する気がしないんですが、まあ歪んでしまった経緯には同情の余地があるか。

原作にはないオリジナルのセリフですね。若干森岡節の余韻が削られている&ニュアンスが変わっている気がしますが、わかりやすさはあっていいと思います。
今回はおっさん二人の会話で終わってしまいました。もしかしてこのシーンは端折ってさっさと開戦するのかと思いましたが、思った以上にじっくり描いてくださいました。ここをきちんと描いておくと、終盤のカイトの豹変に説得力が出てくるので良かったと思います。そのせいでセリフ量がすごいことになってますけど。
次回はついにペネージュさんの蹂躙戦かな?そこまで行くのは間違いなさそうですけど、終戦までいけるかどうかが微妙なところ。しかしあのシーンは作画が大変そうなので、もしかすると次回もちょっと先になるかもしれませんね。掲載期間が9/30までってぞんざいすぎるのも気になる。
今回の殿下
今回殿下の出番ないじゃん!

仕方ないので回想シーンの横顔だけでも…
※画像は第26話より引用
2018-02-11
唐突にゲームレビュー。なんで急にプレイして急にレビュー記事を書いているのか、1つ目の理由は最後までこの記事読んでくれたらわかります。2つ目の理由はこのゲームをプレイすればわかる…と思う。

星の欠片の物語、ひとかけら版
プラットフォーム |
PlayStation VR |
 |
ジャンル |
VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム |
価格 |
2,800円(税込) |
公式 |
『星の欠片の物語、ひとかけら版』 |
プレイ時間 |
1周目:5時間 |
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ストーリー
- 砕けた星の核に一人取り残されてしまった少女は、「他の世界を覗き見る事が出来る装置」を使うプレイヤーと運命の出逢いを果たす。二人は協力して、少女がこの星から脱出するための方法を模索し始める。―という感じです。

本作のヒロイン。(勝手な)通称「のじゃロリ娘」
- みなさんは「脱出ゲーム」というジャンルをご存じでしょうか。主にウェブブラウザでプレイする、昔からあるゲームの一つです。部屋の中にあるアイテムを手に入れたり組み合わせたり、暗号を解いたりしながら、密室からの脱出を目指す(それ以外の目標が設定されていることもありますけど)というゲームですね。yukkun20はこれが大好きです。
- 本作はPSVRを使った脱出ゲームになっています。「ひとかけら版」というサブタイトルの通り、ストーリーの序盤?を切り出したものとなっていますが、ストーリー的にはきちんと完結していますし、「ひとかけら版」であることを逆手に取ったエンディングも用意されているので、ぜひプレイしてください。
- プロローグはこちら。
システム
- PSVRの特性を上手にゲームに転化されたシステムが用意されています。
- ヒロインである少女は、星が砕けた際に知識や経験をすべて持って行かれてしまったので、基本的に謎解きの戦力にはなりません。プレイヤー頼みです。一方プレイヤーは、VRでこの世界をのぞき見ているだけで、実際に存在しているわけではないので、あちらに干渉することは出来ません(設定上、歩き回るのも無理)。よって、プレイヤーの仕事は、状況から次に取るべき行動を考え、それを少女に指示することです。

いかにもなんかありそうな星が頭上を旋回している
- 指示すると言っても、干渉力がない以上声も届きません。幸い少女は、プレイヤーがどこを見ているのかはわかるので、プレイヤーは干渉したいものを見て、それから少女を見ることで、少女に動いてもらうことが出来ます。と言っても少女は思考力がないので、動くと言っても、「持ち運べるものであればプレイヤーのもとに持ってくる」「スイッチがあれば押す」「動きそうなところを動かす」くらいのことしか出来ません。

レバーがあれば引く、ボタンがあれば押す、の精神
- そのためプレイヤーは時々もどかしく思うのですが、「このシステム××だな」ではなく、「少女のちょっとおつむが足りないところカワ(・∀・)イイ!!」の方向へうまく誘導されています。試行錯誤が多くなるゲームなのでもどかしさを感じないわけではありませんが、最近のアプデなどの対応もあり、イライラするようなレベルではありませんでした。
- そのほか、「ものを触れない」「会話できない」「動き回れない」というVRの弱点を演出に昇華しているところはすばらしいと思いました。勇なまVRでも思いましたが、VRゲーはやはり第四の壁を破ってなんぼですね。
- 謎解きも理不尽なものはなく、脱出ゲームとしても楽しめました(リリース時はかなり理不尽な謎もあったようですが、アプデで一部難易度緩和がされたみたいです)。
- ただし作中でいくつか文章を読むことがあるのですが、解像度の都合で極めて読みづらいです(相当努力してなんとか…というレベル)。これはオブジェクトの大きさを大きくすれば解決する問題だと思いますので、どうにかしてほしいですね。
- あと視点の問題でかなり難解な謎がありました(具体的に言うと、箱の裏の件)。ここは攻略サイトに頼ってしまった…。
キャラクター
- 登場するキャラは、スクショに登場している少女だけです(一応)。ツインテ、のじゃロリ(と言っても厳密に言うとのじゃ口調ではない。わしっ娘)、巨乳、チラリズム、エルフ耳と要素てんこ盛りですけど、あまりあざとくなりすぎているわけではなく、好感が持てました。

なんかラフィール殿下っぽさもある
- なにより、一緒に謎を解くことで、不思議と愛着や連帯感が生まれてくるようになっています。プレイヤーとのプライベートな会話があるわけでもないのに、この演出は素直にうまいなーと思いましたね。それだけにエンディングも結構インパクトありました。
- でも、向こうからこちらは見えていないという設定上、こっちがぶつかるくらい近づいても、何のリアクションもないんですよね。演出上仕方ないんですけど、それはちょっと寂しい気がしました。製品版ではキャッキャウフフできるんでしょうか。
戦闘
総評
- 勇なまVR以来PSVRをほとんど使っていなかったんですが、僕が好きなゲームサイト(で取り上げられていたのがきっかけで、プレイしてみることにしました。
- メーカーの「自転車創業」さんは、自分は存じ上げなかったのですが、その筋では結構有名なメーカーさんみたいですね。しかしこれほどのクオリティのVRゲームをいきなり繰り出してくるとは…末恐ろしい。
- とにかく、一度プレイすると、他の人にお勧めせざるを得ない出来になっていましたので(いろんな意味で)、うちのブログでも取り上げさせて頂きました。ゲームの値段はちょっとお高めですけど、VRの可能性を堪能できるいいゲームだと思いますので、脱出ゲーム好き、のじゃロリ好き、VR好きの方はプロローグだけでも見て、雰囲気を感じてみてください。
- トロフィーは4つあり(プラチナなし)、エンディングに到達すれば全部取得できます。
- ちなみに、2/12までに購入すると、アバター、テーマ、サントラ、台本、設定資料集などが特典としてついてきますので、急いで本日取り上げさせてもらいました。
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ドールもうすぐですか あのロボットを動かせるシステム どうにか今後のゼノシリーズ…