2012-12-28
というわけで毎年恒例の年間ゲームレビューです。僕がこの1年でプレイしたゲームの感想を総括します。今年の対象ゲームは10本です。今日は1~5本目。
去年までのゲームレビューはこちらからどうぞ→2011年/2010年/2009年/2008年


テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ


テイルズ オブ イノセンス R
- プラットフォーム:PSV
- メーカー:バンダイナムコゲームス
- ジャンル:RPG
- 公式:テイルズ オブ イノセンス R | バンダイナムコゲームス公式サイト
- プレイ期間:4月~10月
- 総評:★★★★☆
- コメント:10/18の日記に書いたとおり。なりダンXが微妙リメイクだったことからちょっと心配していましたが、思った以上の出来でした。ストーリーやキャラクターにも感情移入しやすく、やり込み要素も満載で、PSVでじっくりRPGをプレイしたい人にはいいと思います。TOH-Rにも期待。


ROBOTICS;NOTES


アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~
- プラットフォーム:PS3
- メーカー:ガスト
- ジャンル:旧約錬金術RPG
- 公式:アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~
- プレイ期間:7月~10月
- 総評:★★★★★
- コメント:7/24の日記をどうぞ。今年一番のほのぼのゲー。あとキャラ萌えから最近遠ざかっていた僕に昔の心を取り戻させてくれました。ウィルベルさんまじパヤパヤ。ライトファンタジーはこうあるべき。続編も楽しみだけどトトリも買おうかな。


サモンナイト
- プラットフォーム:PS(ゲームアーカイブス)
- メーカー:バンプレスト(現:バンダイナムコゲームス)
- ジャンル:ファンタジックシミュレーションRPG
- 公式:サモンナイト・サモンナイト2 | サモンナイト オフィシャル ウェブサイト
- プレイ期間:7月~8月
- 総評:★★★★☆
- コメント:プレイ日記を書くくらいの名作。DS版なんてなかったんや!12年前のゲームなのに、今でも十分プレイに耐えます。ライトファンタジーとSRPGが好きなら、このシリーズはプレイすべきです。PS版はちょっと…と思う方は、PSPで絶賛発売中の3からプレイすればいいんじゃないかな。
後編は大晦日の予定です。
2012-12-27


なんか随分長いことレビューを書いてなかったような気がするなぁ。というわけで「Steins;Gate 哀心迷図のバベル 1」の感想です。一応本編のネタバレがあるのでたたみます。
あらすじ
世界線変動率0.571046。2010年8月12日。タイムリープマシンはついに完成した。紅莉栖は人体実験を行うか岡部に尋ねるが、岡部は実験はせず、マシンは公表してしかるべき機関に託そうと言う。それが自分の父親との関係を配慮していってくれた言葉であることに気づき、ちょっと嬉しい紅莉栖。しかし、岡部は掛かってきた携帯電話を受けた途端様子が一変、それがタイムリープによるものであることに気づいた紅莉栖と橋田は岡部と協力し、その原因となった最初のDメールを抹消する直前までこぎ着ける。
しかし、岡部はまゆりを救うことが紅莉栖を見殺しにすることに気づいてしまう。そのことを聞かされ、放心状態で街をさまよう紅莉栖。そこで出会ったフェイリスという少女は、若き日の自分の父親と、紅莉栖の父親が会話しているテープを聞かせてくれた。タイムマシンに並々ならぬ情熱を持って取り組んでいた父を否定したことが、父を怒らせた原因だったことを知った紅莉栖はとにかく謝罪しようと父の携帯電話にかけるが、父親からは罵られただけだった。
感想
同名のドラマCDαのコミカライズですね。わりと忠実にコミカライズされています。絵もかわいく、シリアスな場面での繊細なタッチと、コミカルな場面でのデフォルメキャラがうまく使い分けられていて個人的には好みでした。この人コマ割とか絵の構図とか上手だし、これからどんどん評価されるといいなぁ。どんな絵柄なのか気になった人は、ウルジャンを立ち読みするか、作者様のブログを見たらいいんじゃないかな。
ただある程度ゲームを知らないと、ストーリーはチンプンカンプンだと思います。というより本編ゲームのネタバレが満載すぎるので、本編プレイする予定のある人は決して読まないように。
てっきり2巻くらいで完結するのかと思ってましたが、どうも3巻辺りまで続く長編のようです。これからも楽しみにしています。
ちなみに、萌郁とルカ子は巻末おまけ漫画にしか出て来ないのであしからず。鈴羽?出ていると言えば出ている、出てないと言えば出てない。
2012-12-22
ナディアな人々を更新しました。ただの説明回なのにこのクオリティ。
ナディアな人々:第35回 ブルーウォーターの秘密
結局エレクトラさんはアトランティス人の末裔じゃないって事でいいんですよね。
※ゲーム一言日記
2012-12-15
ナディアな人々を更新しました。久々にナディアのキャラソン聞いたら時代を感じた。
ナディアな人々:第34回 いとしのナディア♥
手抜きっぽいけど、意外と編集に手間が掛かっている…ような気がする。
※ゲーム一言日記
- サモンナイト3…ユニット感想を一部追加。そろそろ記憶が薄れてきたから急がないと。
- サモンナイト4…第4話/第5話更新。今回SP稼ぎが難しいなぁ。
- エクシリア2…Chapter13更新。ヒロインが離脱してしまいました。いつ戻ってくるの-!
2012-12-12


TOX2の公式攻略本を購入しました。既におなじみになったシリーズですね。862ページで1995円です。内容を簡単に紹介。
- システム(60ページ)
借金返済、クエスト、親密度、ネコ派遣、特注、オーブ、戦闘、リンク、骸殻などの紹介。細かい計算式なども載っていてボリュームがありますが、デザインも洗練されていて読みやすかったです。
個人的に気になったのは、エル、ユリウス、ビズリーにも親密度が設定されていて、それに応じてアイテムが手に入るという点です。攻略サイトでこれに触れていたところはなかったはずなので、さすが公式と思いました。
- キャラクター(178ページ)
各キャラのステータス、サポート、特性、術技データなど。
術技は1~2枚のスクリーンショットと共に、威力や依存ステータス、カウントによる変化など細かいデータも充実。1キャラ15ページ程度。その他共鳴術技やスキルデータもある。
- メインチャプター(222ページ)
メインチャプターのフローチャートと関連のマップ。発生するロングチャット、選択肢と選択時の効果、クエスト、出現モンスターなど必要な情報が一元化されているので読みやすい。マップも十分見やすい。
- キャラクターエピソード(60ページ)
キャラクターエピソードがキャラクターごとにまとめられています。個人的にはメインチャプターと一本化してくれていた方がありがたかったんですけど、キャラクターエピソードは発生タイミングをずらせるのでやむを得ないのか。
- クエスト(84ページ)
イベントクエスト、ギガントモンスター攻略、ネコ派遣、闘技場・隠しダンジョン攻略など。
ギガントモンスターが1体につき1ページ割かれて攻略法が丁寧に説明されていたり、全ネコの画像が載っていたりとこれまたイイ感じ。
- データ(178ページ)
アイテム、ショップ、特注、モンスター、チャット、戦闘後会話、称号・トロフィーのデータ。
衣装はDLCも含め全て画像付で掲載されている。 モンスターの使用する術技のデータがないのだけが残念。
- エクストラ(82ページ)
用語集(ファミ通攻略本と違って至って真面目なもの)、イラストギャラリー(設定画、ラフイラスト、秘奥義カットインなどを含む)、ロングインタビュー(馬場P&穴吹D、バトルチーム、シナリオチーム、近藤隆氏&伊勢茉莉也氏)、声優メッセージ、索引
というわけで、公式らしく非常に濃度の高い1冊になっていますのでオススメできます。紙も薄く丈夫なものを使っているので読みやすい点もグッド。
ただし、戦闘時のボイスの書き起こしが収録されていないという大問題が…個人的にはかなり重要視しているところだったので、これは残念でした。
2012-12-11
COMICメテオさんで大好評連載中のウェブコミック「星界の紋章」の最新話が公開されています。
星界の紋章
ほらぁラフィールの耳をでかく描いちゃったから、ラフィールの「これは<アブリアルの耳>、我が一族の家徴だぞ」「私はアブリアルにしては耳が小さいんだ」っていうセリフが省略されちゃったじゃないですか。
今回もジントの鈍さに呆れたり、ジントから皇女殿下と言われて拗ねたり、悪戯っぽく笑ったりと表情がクルクル変わって楽しいですね。また平面宇宙への突入シーンも白黒のマンガらしく演出を凝らしていて良かったと思います(ただ平面宇宙航法というこの世界の基幹技術についての説明が薄いのが気になる。紙幅の都合もあるかとは思うのですが初見の人には分かりにくいんじゃないのかなぁ)
それはさておき次回はいよいよゴースロスの戦いですね。次も3ヶ月先なのか。そして今年も新刊が出ないまま1年が終わろうとしている…絶望した!
※画像は上記リンク先の第4話20ページより引用
2012-12-08
ナディアな人々を更新しました。3週間ぶりに本放送を見られてよかった。
ナディアな人々:第33回 キング救助作戦
せめて最後にナディアが崖を滑り落ちるシーンで呼んだ名前がジャンだったら、多少マシな展開だったと思う。
※ゲーム一言日記
- サモンナイト3…2回目の番外編をクリアしました。番外編は何度見ても泣けるでぇ。というわけで明日から4をプレイします。ユニット感想はそのうち書けたら書きます。
2012-12-02


最近連続して作品を出している芝村裕吏氏の小説「ガン・ブラッド・デイズ」を読みました。これ発行部数が少ないのか一般の本屋ではまず見かけないんですよね…電撃ゲーム文庫なのに。ただ理由は分かる。
※ゲーム一言日記
あらすじ
時に西暦2025年。アメリカ地方新聞の記者イーヴァは、オルトロスという企業による独裁政権が築かれた日本に民主主義秩序を回復させるために派遣された米軍「セイバー」に同行していた。軍の話によれば、既に日本は制空権を失っており、上陸にはなんの問題も無い…ということだったが、突如飛来した大量のミサイルにより部隊は壊滅、イーヴァは生き残りとともに、オルトロスと戦う反政府組織「日本解放戦線」に拘束された。
日本解放戦線はイーヴァがジャーナリストと知ると身柄を解放し、取材の許可を与える。日本解放戦線によれば、オルトロスは選挙により選ばれたものの暴走し、圧政を敷いているのだという。少年兵のナミや郁男、名目的なリーダーの立場にある桜子と友好を深めていくイーヴァ。
しかし、ある時再び乗機が撃墜され、重傷を負った上に今度はオルトロスに拘束される。手当をしてくれたのは、オルトロスを支配する速長家の次男裕次郎だった。彼によれば、現在の政府は正当な政府であり、日本解放戦線は選挙に負けて暴徒化したテロリストに過ぎないらしい。どちらが真実なのかイーヴァには分からなかったが、なぜか裕次郎には惹かれるものがあった。しかしそれを危惧した裕次郎の妹いすずにより、半ば強制的に米軍の元に送り届けられることになる。
無事基地へ戻ったイーヴァだったが、テロリストに協力した容疑で逮捕されてしまう。厳しい取り調べを受け、アメリカ軍が日本解放戦線の真実を情報封鎖していることを知る。日本解放戦線が基地を襲撃した際に、それに乗じて再び日本解放戦線に身を寄せるが、そこに正体不明の通称「ゾンビ」と言われる謎の生命体が現れた。
感想
まずこの作品についてですが、ブラウザゲー「ガン・ブラッド・デイズ」を元にしたものです。といっても僕はゲームの方は詳しく知らないのでスルーします。
この小説は舞台設定の紹介というところですかね。上のあらすじを見てもらえば分かるとおり、セイバー、オルトロス、日本解放戦線それぞれの主義主張や、メインキャラクター達の人となりを軽く説明している作品です。これを読めばゲームがより楽しいかもねという感じ。
芝村氏の地の文でぐいぐい読ませる作風は健在なので、単発で読んでもそれなりに楽しめます。氏の作品にしては珍しく、世界観がわりと普通です。いわゆる近代戦争物。ですがあくまでゲームのおまけなのでそう割り切った方がよいでしょう。
主人公のイーヴァがめんどくさい女だというのが印象に残る作品でした。
2012-12-01
ナディアな人々を更新しました。いよいよナディアの真骨頂とも言うべきアフリカ編突入。
ナディアな人々:第32回 ナディアの初恋…?
今週も本放送が見られなかったでござる…
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter10更新。いよいよ物語も佳境に入り、移動制限もなくなりました。
- サモンナイト3…いつになったら4始めるんだと言われそうですが、ようやく無限界廊があと1面になりました。これがすんだらあとはイスラエンドとキュウマエンドを見て、2回目の番外編をやったら3は終了し、4に入る予定。来週末くらいかな…
2012-11-29


閉時曲線のエピグラフ限定版に同梱されているドラマCD「射影曲面のエピキタシー」を聞きました。
こちらはコメディー調なのであらすじを紹介します。小説版と同じく比屋定真帆が登場しますが、完全に別の世界線の話です。真帆がいる比翼恋理だと思ってもらえば。今回は変態成分少なめ、厨二病成分多めでお送りしています。
あらすじ
今日も賑やかな未来ガジェット研究所。岡部達が外出から戻ってくると、そこには見知らぬ女性がいた。彼女の名前は比屋定真帆。紅莉栖の研究室での先輩で、一緒に新型A.I.「Amadeus」の研究をしているという。しかしいつまで経っても帰国しない紅莉栖を心配し、迎えに来たのだ。濃いメンツのラボメンに押されて紅莉栖の説得は失敗したが、紅莉栖がラボの仲間達の前では研究所で見せないような表情を見せることに驚く真帆。
その晩、紅莉栖のホテルに泊まった真帆は、改めて紅莉栖に帰国するよう告げる。しかし「あれで悪い人たちじゃないんだ」と紅莉栖はやんわりとそれを拒絶した。
翌日、真帆は岡部の人となりを知ろうと、ラボメン達に岡部がどういう人間かを聞いて回る。聞けば聞くほど正体が掴めなくなってくるが、不思議なことに傲岸不遜でおかしな事ばかり言っている岡部を悪く言う者はいなかった。
その夜、真帆は未来ガジェット研究所に忍び込み、Dメールで紅莉栖に日本に来ることを思いとどまらせようとする。偶然居合わせた岡部に、「紅莉栖が日本に来ないことが本人のためだ」と言う真帆。岡部はそれに対し、「本当にそれが紅莉栖のためなら止めはしない。だが、Dメールを見てどうするか決めるのは紅莉栖だ」と告げて去ってしまう。結局真帆はDメールを送ることが出来なかった。
翌朝、真帆は紅莉栖に「ごめんね。先に帰る」というメッセージを残して消えてしまった。紅莉栖はあわててラボに向かい、不自然な岡部を問い詰める。その時、ラボの中から「面白そうだからもう少し日本に滞在することにした」と真帆が出てくる。泊まるところがないからしばらく研究所に身を寄せるという真帆に対し、岡部は「今日からお前はラボメンナンバー009だ!」と高らかに宣言するのだった。
感想
こちらもいい出来でしたね。ドラマCDはやっぱり軽いノリの方が好きです。
今回はラボメンの結束が見どころでしたね。なんだかんだでみんながオカリンを信用している姿に胸熱。特にダルとオカリンの友情には泣けました。「いざって時には任せてもいいかなって思うんだよね」とか言われてみたい。
あと比屋定真帆のキャラが小説を読んだ印象とだいぶ違ったのに驚きました。小説版だともっと陰気なキャラでぼそぼそ喋るのかと思っていたら、ものすごいはきはき系だった件について。
オチで、オカリンの行動の理由がギャグで〆られているわけですけど、本当にギャグだったのか、あれがオカリンの素だったのかは結局分からないままにしてました。そういう演出もよかった。
るかのバイトの話や、るかの性別が出てこなかったのは次回への伏線かな。次も楽しみです。
来年のテイフェスに行くときにカバンとかにバッジ付けるとか。フェイスチャットのステ…