2012-06-02

テイルズオブフェスティバル2012 2日公演 レビュー

今年も無事出席できましたTOF。今年は2日2回公演ですが、1回が約5時間とパワーアップしてます。会場も4000人のパシフィコ横浜から11000人の横浜アリーナへ。人大杉。

開演前

カゲナレはルーク&ジェイド(ルークが会場内で飲食しようとしているのを、ジェイドが量産型トクナガで脅す内容)とキール&エミル(キールがラタトスクの力を研究するためエミルを実験台にしようとする内容)の2本。

テイルズオブライヴ「BONNIE PINK」

例年と異なりいきなりライヴでスタート。BONNIE PINKさんの「鐘を鳴らして」と「A Perfect Sky」(こちらはテイルズとは関係ない)。
なぜか恒例のライヴ後のトークはなし。

オープニング

会場中央から小野坂氏(ゼロス)と小西氏(ロイド)登場。なんと二人ともキャラコスプレ中。コスプレ自体はいつものなんですけど、生ではじめて見た。そして中原氏(エステル)ももしかして…と期待したが、こちらはノーマルな衣装。

スペシャルスキット「炎の料理対決!テイルズの鉄人」

アンジュ司会、エリーゼ&ティポが審査員の料理対決開催。商品はローエンのコンダクター指導一年分(ちょっとウザい)…では士気が上がらないので、アンジュに脅された上に断髪されたルークがスポンサーになり華々しく開幕。
最初の組はキール&エミルで、お題は「ピリッと辛い料理」。エミルの暴走(「死ぬほど辛くなれ!ていうか死ね!」)で激辛カレーになってしまい、審査員が食べられそうにないので急遽リオンを投入。リオンは惜しげもなく甘い食材を追加し、得体の知れないマーボーカレーが完成。エリーゼも引き気味なので、試食は後回しに。
次の組はアホ神子の鉄人ことゼロスと、白くて長い布の鉄人ことロイド。お題は「トマトソーススパゲティ」で、トマトの嫌いなロイドは完全にやる気がない。ゼロスも賞金じゃやる気が出ないと、無断でエステル(とお付きのフレン)を引っ張り込み、エステルとの1日デート券を賞品にしてしまう。やる気を出すゼロスだったが、そんなやり取りをしているうちにロイドがトマト抜きトマトパスタをこっそり完成して提出。
すると外から大きな音が。カイルとリアラが時空を超えてやってきたのだ。なんでも例のアイツが、今度はまずい目玉焼きを食べたことが理由で暴れているというのだ。おいしい料理を食べさせて、そのうちに後ろから叩きのめそうという英雄らしからぬ作戦を立てたカイルは、優勝料理の提供を依頼。
そこへ、TOAの映画化のため資金集めをしているジェイド登場。ファラのオムライス、ポプラおばさんのピーチパイなどテイルズの名だたる料理を持参して勝負に乱入する。関係者を脅して作らせていたというジェイドにドン引きの一同。審査員はエリーゼには荷が重いとエステルがすることになっていたのだが,エステルにそんなことはさせられないと急遽フレンが審査役に。フレンはどの料理もおいしいと言って食べていくが,料理はエリーゼが味見をした途端レイズデッドが必要になるほどの代物。ジェイドの料理も実はナタリアの作ったものだったのだ。結局フレンの胃袋が優勝か…と一同があきらめ始めたとき、真打のユーリ登場。クレープはおいしかったものの勝負はぐだぐだになってしまい、賞金は結局主催者のアンジュが独り占めするのだった。

とにかくティポ無双とだったとだけ。どの人気キャラにも等しく辛らつに突っ込めるのはティポだけだ。

トークコーナー&ミニランキングコーナー

声優の自己紹介&トーク。ちなみに鳥海氏(ユーリ)はシークレットゲストです。
それから人気キャラクター投票以外のミニランキングの発表。
「理想の弟妹部門」はエリーゼが、「マスコット部門」は2年連続でラピードが制しました。どう考えてもティポが優勝する前ふりだったんだけど(ティポは3位)…

テイルズ最新情報

というわけで発表された最新作はTOX2でした。

    • TOXの1年後が舞台。エレンピオスからスタートか。
    • 主人公とヒロインのキャラデザ紹介
    • ストーリー中の選択肢によってその後の展開が変化する(サクラ大戦みたいに選択せずに時間切れもありそうな感じ)
    • 戦闘はXDR-LLMBS(クロスダブルレイド―リニアモーションバトルシステム)。戦闘中に次々と武器を変更するウェポンシフトが使える(主人公だと双剣、双銃、槌が使える)。
    • TOX同梱版のPS3のデザインを引き継いだコントローラーの同梱版が出る。その他ララビット、エビテンの限定版も。
    • プラットフォームについては明言なし
    • テイルズオブカフェ、マルイワン、ナンジャタウンとのコラボあり

休憩

カゲナレはカイル&リアラ。相変わらずのバカップル。

テイルズオブライヴ「FUNKIST」&トーク

ツインブレイヴのOP「SHINE」、挿入歌「brave」,ED曲「NEW DAYS」。
FUNKISTは南アフリカのW杯のとき、スタジアム前でゲリラライブやってたらいつのまにかスタジアムで演奏することになったらしい。ゲームか。

テイルズオブゴールデンビクトリー

今回の出場者の中で最も芸暦が長い子安氏・小野坂氏の二人で、若い声優をいじめ倒すコーナー。いちおうサイコロでお題を決めて、それに沿った演技を声優たちにさせるという企画だが、サイコロの目は小野坂氏が勝手に決める。
下野氏&堀中氏、緑川氏&宮野氏、福山氏&名塚氏に「もっと情熱的に」「もっとお腹が痛そうに」「もっとやわらかく」「もっと本気で」「もっと上から目線で」と好き勝手に注文をつけるGVの二人。最後には逆襲を受け、口説き文句を本気ボイスで言うという辱めを受けてしまうのだった。これ絶対DVDに収録しろよな!

テイルズオブライヴ「misono」

「VS」「そして僕にできるコト」「Starry Heavens」「二人三脚」「Tales…」の5曲をフルで歌ってくれました。
今回はなんかよかったなぁ。いつも聞いている曲ですけど、なんか心に来るものがあった。

エンディング

休憩を挟んで前5時間の長丁場でした。ですけど本当にあっという間だった。
エンディングではGVの続きで各キャラが口説き台詞を言うという流れに。

    • 緑川氏…相変わらずかっこいい。場の盛り上げ方もうまい。席順の都合上最初に話を振られるので、その後の流れを決めてしまうことが多い。
    • 保志氏…最初の方はキールのキャラが不安定だったけど、最後はいい感じに。なんとなく石田彰氏と似たようなものを感じる。ただキールはメルディがいないとキャラが薄めなんですよね…
    • 福山氏…今回はひどい目にあってましたけど,あいかわらずパワーがあるよね。服装は相変わらず…ですけど。
    • 柚木氏…福山氏といいコンビでした。地声がまんまリアラで素敵。
    • 鈴木氏…今回は一人三役がなくて残念。TOFには欠かせない「俺は悪くねぇー」も健在。
    • 子安氏…テラ子安。鬼畜過ぎる。ところで今回スキットにも出てましたけど、これちゃんとDVDになるんでしょうね。なんか1日目はDVDにならないみたいな話がちょっと出てたんですけど…子安氏は好きな声優だけど,それが原因でカットされたらさすがに切れるよ。
    • 名塚氏…すごい美人だった。ファンサービスも旺盛。出産おめでとうございます。
    • 下野氏…TOFでは福山氏に並ぶ汚れ。今回も存分に汚れ役を楽しめました。
    • 鳥海氏…この人だけ登場シーンの歓声の大きさが違うんですけど。キャラの性格をしっかりつかんでいて、アドリブ台詞もうまい。
    • 宮野氏…相変わらずトークが面白すぎる。ただし今回の汚れ役その3。
    • 堀中氏…まんまエリーゼなキャラでした。この方はあんまり知らなかったけど、これから人気出そう。
    • 池澤氏…まさかティポボイスのほうが桃華(ケロロ軍曹)より地声に近かったとは…うかつだった。今回高感度が最も上がった声優さん。あと思ったよりずっと若く見えた。
    • 小西氏…小野坂氏と一緒になっての暴走役。しっかり会場を盛り上げてくれました。
    • 中原氏…司会の心を折る冷静なツッコミは今回も健在。暴走機関車2両を絶妙な手綱さばきでコントロールしてくれました。ホントこの人アシスタント向き。
    • 小野坂氏…あれだけ叫んでよく声枯れないなぁ。明日もテンション高くがんばってください。やっぱりこの人がいないと始まらないですしね。

ということで大満足の一日でした。

明日は物販に並ばなくてもいいので、午前中はテイルズショップにでも行こうかな…会場内では開演45分前くらいから、歴代マザーシップタイトルのOPムービーを流しているので、時間のある方は少し早めにいかれては?


新作はTOXの1年後を描くTOX2でした。主人公も一新。


ようやく購入。
多分後ろの方の人は間に合わないと思われ。


1時間経つけど動きなし。
物販3時間しかないのに処理できるのかよ。


予定通り10時に開場したものの動く気配なし。暑くなってきた。


横浜アリーナなう。2時間前に来たのにもう1000人くらいは並んでるなう。


2012-05-30

ツインブレイヴ 感想


3月にプレイし始めたツインブレイヴですけど、ようやくシナリオの半分を消化しました。2ヶ月で半分とかどんなスローペースだ。

シナリオは各テイルズ作品のコンビを中心としたもので、『原作のいいところだけを抽出しました』がコンセプトの「シリアスシナリオ」と、『キャラの性格をデフォルメして笑えるシナリオにしました』がコンセプトの「コミカルシナリオ」の2種類があります。例えばTOPの場合、「惨殺された村人を生き返らせるために、時空を越えるエターナルソードを求めて旅立つ」というシリアスシナリオ(クレス編)と、「ダジャレグミを食べてダジャレが止まらなくなったクレスのために解毒剤を探す」というコミカルシナリオ(チェスター編)がある、という具合です。

各キャラのシナリオは全て5章に別れています。基本的に各章で登場するのは、基本的に主人公2人と、そのマップのボスキャラ(1~2人)だけなので、状況説明は全てナレーションで、肝心要の会話部分だけスキット形式で展開させることで物語が進んでいきます。

そんなわけで最初の方はシナリオをバカにしていたんですけど、しばらくプレイしていると、抽出の仕方が上手いなぁと思うようになりました。例えばTOVのユーリ編の場合、フレンとの共闘→法で裁けない悪の断罪→フレンとの戦い→「正義」とはなにか、みたいにTOVの本編シナリオのいいところを切り出したようなシナリオが用意されていて、本編を懐かしみにつつ、テンポ良く各キャラの見せ場を堪能できました。概ねオチも原作通りですが、ユーリ編はちょっと違った結末が準備されているのでぜひプレイしてみてください。

またキャラの性格がかなり原作に近くなっているのもいいところです。TOWシリーズだと各キャラが尖った性格付けになっているので、原作ファンからすると「え?」と思うこともたまにあるんですけど、今作は比較的それが少ないです、

とはいうもののいくつか難点も。

  • 3Dキャラがやや荒い作り。特にシナリオごとに1回ずつ、ポリゴンキャラによるアクションムービーがはさまれているのだが、表情パターンや挙動パターンが乏しいので、見ていてちょっと痛々しい
  • まったくのけぞらないゴーレム系が鬱陶しい
  • パートナーキャラは2種類しか術技が使えない
  • 操作キャラの秘奥義が敵を吹き飛ばすものの場合、パートナーキャラの秘奥義に連携しても当たらない。せめてパートナーを呼び寄せて発動するか、その場で動かず発動するかを選択できれば良かった
  • 秘奥義カットインにまったく躍動感がない
  • ボスはもうちょっと強くてもいい

あとルビア編だけは耐えられなかった。ルビアがウザすぎる。マルタの比じゃないですよこのウザさは。


2012-05-28

ビバ★テイルズオブ+ 第15回 レビュー

今週のビバ★テイルズオブ+が更新されています。第15回はこんな内容でした。

第15回 新テイルズオブ発表!?アンドCF解禁スペシャル

  • オープニング
    収録中はケータイ切っとけ。それはそうとアシスタントの北山さん、クビになったんじゃなくて一安心。
    サブタイのCFはコマーシャルフィルム(動画広告)のことです。
  • NEXT TALES OF…
    TOFで発表される新作テイルズが、「完全新作」の「マザーシップタイトル」と言うことが公表されました。つまりTOX2でもなければ、TOH-Rでもないということですね!
  • TOF2012
    ゴールデンビクトリーが再びコーナー化します(1日目のみ)!
    物販は入場チケットなくても買えます!
    前回の失敗を踏まえてビバ★くんグッズはありません!
    それから何回か前に話題になったTOZですけど、英語のスペルがTAILES OF ZOOなんですよね…ネタなのか誤字なのか、はたまた動物のシッポ(TAIL)とかけているのか判断しづらい。

今週末に迫りましたね。ホテルの予約もしたし、仕事も休みにしたし、準備OKです。


2012-05-26

ナディアな人々 更新(第8回)

ナディアな人々を更新しました。ガーゴイル様の指パッチンも絶好調!

ナディアな人々:第8回 ナディア救出作戦

でも基地が壊滅したのはガー様の責任だよね…


2012-05-25

ヤングエース2012年6月号 レビュー


★ヤングエース

遅ればせながらヤングエース6月号を買ってきました。はいはいナディアナディア。

先月号に引き続きナディアアンソロが掲載されています。

  • アンソロジーコミック「アルウォールさんとラルティーグくん」(ゴツボ×リュウジ)(モノクロ6ページ)
    相変わらずのナディアのわがままを巡るジャンの話。ジャンが精神的ドMであることが明らかに。…既に明らかか。
  • 「マリー&キングのノーチラス号大捜査」(玖倉しいち)(モノクロ6ページ)
    タイトル通りの話。先月号でも書いたけど、マリーのキャラってうまく物語に落とし込むのが相当難しいんだろうなぁ…この話も正直キャラを掴みきれてませんでした。初期マリーにしたってこんなに子どもじゃないよ。

7月号にもアンソロが載るようなので、ファンの方は要チェック!

★コンプリート・サウンド・コレクション


それと別件ですけど、発売されるのか、発売されたのか、それともポシャったのか、よく分からなかった「ふしぎの海のナディア コンプリート・サウンド・コレクション」が6月27日発売に決まったらしいですよ。結局去年の12月に1回発売されたの?知ってる人誰か教えて。

今度はGAINAXショップでも予約開始してるし、大丈夫そうですね。収録リストを見たら、僕が持っている旧版のCDには収録されていない曲も入っているようなので、迷っていたけど買おうと思います。ていうか僕はナディア関係のCDはごく初期のものから全て持っていて(自慢です)、唯一持っていないのがバラバラに発売されたCDを全てセットにして新規曲を収録した11枚セットの「コンプリート・サウンド・コレクション」だけでしたからね。今回はその新規曲もきっちり収録されているということですし、これは買うしかないだろ。