2022-12-30
本日のレビューは、ライブアライブ、グリグリ、黎の軌跡Ⅱ、ポケモンS、アノコです。
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プラットフォーム |
Nintendo Switch™ |
メーカー |
スクウェア・エニックス |
ジャンル |
RPG |
公式 |
ライブアライブ | SQUARE ENIX |
プレイ時間 |
27時間(R4.8~9) |
レビュー |
【ゲーム】ライブアライブ レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★ |
SFC時代の伝説のRPGがHD-2Dでよみがえって帰ってきました。ネット上のネタとしても有名なのでyukkun20もいつかプレイしたいと思っていました。不親切で唐突な展開は時代を感じさせましたが、そのなかでも熱い演出や思いも寄らぬどんでん返しなど、伝説と言われるだけの力がある魅力的なソフトでした。オムニバス形式でありながらそれぞれのシステムが全然違うというのもよく出来ています。 |
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プラットフォーム |
PlayStation®4/Nintendo Switch™ |
メーカー |
日本一ソフトウェア |
ジャンル |
魔法ファンタジーRPG |
公式 |
グリムグリモア OnceMore | 日本一ソフトウェア |
プレイ時間 |
25時間(R4.9~10) |
レビュー |
【ゲーム】グリムグリモア OnceMore レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★★ |
十三機兵防衛圏でおなじみのヴァニラウェアが日本一ソフトウェアとコラボした名作RTS。ループする5日間を巡りながら、魔法の塔の秘密に近づいていくというストーリーパートと、ファンタジーでおなじみのエルフやフェアリーやドラゴンを生み出しながら戦場を蹂躙していくシミュレーションパートが完璧にかみ合っていて、オリジナル版はすごく強く心に残ったゲームの一つでした。それをさらに美しくなった現在の技術でプレイし直せるなんてうれしすぎる。オリジナル版はドラゴンが強すぎましたが、きちんとバランス調整が成されてどの使い魔にも活躍の場面が与えられたのもうれしいところ。リレ・ブラウは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
PlayStation®5 / PlayStation®4 |
メーカー |
日本ファルコム |
ジャンル |
ストーリーRPG |
公式 |
英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN- | Falcom |
プレイ時間 |
116時間(R4.4~11) |
レビュー |
【ゲーム】英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN- レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★☆ |
軌跡シリーズ最新作。前作がプロローグ的な展開だったので今回はきっちり話が進むのかと思いきや、そんなことはなかった。ただスウィン、ナーディア、レンあたりの過去にきちんと決着が付いたのは良かったかな。仲間同士の人間関係もうまく描かれていて、アークライド解決事務所の絆みたいな物もしっかり見ることが出来ました。このクオリティの作品を前作から1年で世に出せた日本ファルコムには脱帽。次回作で黎の軌跡も完結するそうなので、最終作にふさわしい作品を期待しています。 |
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プラットフォーム |
Nintendo Switch™ |
メーカー |
株式会社ポケモン |
ジャンル |
RPG |
公式 |
トップページ | 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』公式サイト |
プレイ時間 |
プレイ中(R4.12~) |
レビュー |
【ゲーム】ポケットモンスター スカーレット/バイオレット レビュー | Y.A.S. |
総評 |
未定(現状★★★★☆) |
ついに登場したポケモン第9世代。プレイし始めた時はUIのダメさやグラフィックのいまいちさが気になって、「これならレジェンズアルセウスの続編を作ってくれた方が…」と思っていたんですが、本編が終わる頃には完全にこのゲームにやられていました。ストーリーもいいし、図鑑集めもほどよい難易度、そして何より育成がこれまでとは比較にならないほど楽になりました。今まで育成のハードルの高さに心折れていたyukkun20ですが、頭の中で考えた理想のパーティを実際に組んで、生まれて初めてランクマッチに参加したらめっちゃ楽しー!戦っているうちにパーティの弱点も分かってくるので、それを直しながら勝率を上げていくのも楽しー!サーナイトは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
PlayStation®4/Nintendo Switch™ |
メーカー |
MAGES. |
ジャンル |
メタ科学アドベンチャー |
公式 |
メタ科学アドベンチャー「ANONYMOUS;CODE」2022年7月28日発売 |
プレイ時間 |
17時間(R4.4~R5.1) |
レビュー |
【ゲーム】ANONYMOUS;CODE レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★☆ |
ロボノ以来の科学ADVシリーズ最新作。世界設定が実にyukkun20好みで発表以来楽しみにしていたんですが、待ち時間が長すぎて発売した時には熱が冷めていました…。重い腰を上げてプレイ始めてたんですけど、これあれですね。世界設定が実にyukkun20好みでめっちゃおもしろいですね(バカ。シュタゲほどはまっているわけではないのですが、先が気になる物語展開にドキドキしながら進めてました。あいかわらず「科学がもうちょっと進歩したらこういうことありそう」と思わせるところはさすが。最初からでかい事件が起きて最後まで進むので、キャラの掘り下げが足りなかったのはちょっと残念。 |
総評
ハード別(マルチのものはyukkun20がプレイしたハードでカウント)
ジャンル別(ジャンルはyukkun20の独自分類によります)
- RPG…7本
- SRPG…2本
- DRPG…1本
- ARPG…1本
- RTS…1本
- ADV…1本
- クイズ…1本
MVG
- ポケットモンスター レジェンズ アルセウス
- ポケットモンスター スカーレット
- ゼノブレイド3
今年はPS5と新型NSWの両方を入手できてほくほくでした。どっちも抽選でしたからね。しかしプレイ率については大きな差が付いてしまいました。今年はあまりゲームをプレイしなかったのですが、PS系が5本は結構異常事態の気がします。
MVGは最後にスカーレットが大分まくったのですが、やはりポケモンに新しい風を吹き込んでくれたLAの方を選出したいと思います。ゼノブレ3ももちろんいいゲームで、今回の上位3つは非常に僅差でした。
あと今年はSRPGの充実ぶりに驚かされました。RelayerやTOはプレイできなくて残念でした。来年もディスガイア7とFEが待っていますね。
また来年は期待のLOOP8が来るのも楽しみです。久々の芝村ゲー、プレイ日記が書けるかどうかはゲームシステム次第だな。
ゲームプレイ予定リスト
- 2022/03 Relayer [PS5] 検討中
- 2022/08 RPGタイム![PS4] 検討中
- 2022/09 The DioField Chronicle [PS5/NSW] 検討中
- 2022/10 スターオーシャン6 [PS5] 検討中
- 2022/11 モノクロームメビウス [PS5] 購入済み
- 2022/11 星の欠片の物語。しかけ版 [PSVR] 購入予定
- 2022/12 義賊探偵ノスリ [PS4] 購入予定
- 2023/01 魔界戦記ディスガイア7 [PS5] 購入予定
- 2023/01 ファイアーエムブレム エンゲージ [NSW] 購入予定
- 2023/02 オクトパストラベラーⅡ [PS5] 購入予定
- 2023/02 ライザのアトリエ3 [PS5] 予約済み
- 2023/03 LOOP8 [NSW/PS4] 購入予定
- 2023/05 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム [NSW] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定
2022-12-03
良くも悪くも2作目。
※今回の感想はネタバレ成分が特に多めなので、未プレイの方はご注意ください。

英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-
プラットフォーム |
PlayStation®5 / PlayStation®4 |
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ジャンル |
ストーリーRPG |
価格 |
通常版 : 8,580円(税抜)
DL版 : 8,250円(税抜)
限定版:11,000円(税別)
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公式 |
英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN- | Falcom |
プレイ時間 |
1周目:84時間(ノーマル)
2周目:32時間(ナイトメア) |

スプラッシュ画面はこんな感じ
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ストーリー
- ときに七耀暦1209年。共和国全土を震撼させたアルマータによるテロが終息し、一時の平穏を取り戻した共和国。そんなある日、首都イーディスで中央情報省の特殊部隊が何者かにより惨殺される事件が発生した。犯人とおぼしき人物は、ヴァンの魔装鬼によく似た姿をしており、警察や遊撃士協会は彼にも疑いの目を向ける。そんな中、ヴァンは自らの疑いを晴らすため、調査に乗り出すのだが―
- ということで、軌跡シリーズの最新作で、共和国を舞台とする「黎の軌跡」シリーズの2作目です。前作も今作もそれぞれストーリーとして完結はしていますが、今作はあくまで前作の人間関係が分かっていること前提の作りなので、少なくとも前作はプレイしておくべきだと思います。
- 今回のストーリー評価はあまり高くないです。今作はいわゆるタイムリープもの、それも死に戻りを繰り返すタイプの物語ですが、そのせいか仲間がバンバン死にます。しかも割と雑な死に様も多く、最初はシビアな世界観(主人公たちですらちょっと油断すれば死ぬという綱渡りをしている)を演出するのに役立っていましたが、繰り返されるうちにキャラクターの格が下がってしまった気がします。特に危機察知能力に長けたヴァン、史上最年少でA級遊撃士になったエレイン、準S級遊撃士のジン(実力的にはS級と同格。ちなみにS級は大陸に4人しかいない)、月華流最高拳士のガウラン(設定的にジンと同レベルと思われる)、剣聖のシズナや、シズナと同格として描かれている史上最強の傭兵カシム、結社最強の一角レティ(設定的にマクバーンやアリアンロードと同格)など、そうそうたるメンバーが、敵の罠に飛び込んだ挙げ句、のこのこ全員で敵の前に出て行き全滅させられたのはいくら何でも…という気がします。

ト、トワ先生ぇーーーー!
- それに今回は終盤、いろいろなキャラが敵に操られる展開が続くのですが、その展開もかなり広範囲に影響が及ぶものが多いのに、後始末が割と雑(情報操作とかで隠蔽されている)のはちょっと…。特にグランプリの一件とか、クーデターのあれとか、絶対そんな解決で収まるわけないよね…と思ってしまいました。最終的にはなかったことにされたのでまあいいと言えばいいんですけど…
- また肝心のタイムリープの設定もあまり煮詰められてない気がしました。これまで集めた7つのゲネシスには一切そのような設定がなかったのに、唐突に8つ目のゲネシスに「望まぬ観測結果」を数回まで再試行できる機能があるといわれてもピンときませんし、そもそも「望まぬ未来」というのは誰基準だって話ですし、タイムリープの記憶がある者とない者の区別も曖昧ですし、そもそもこれは本当にタイムリープしているのか、それとも「未来の記憶を思い出している」(シュタゲのタイムリープマシン方式)に過ぎないのかもよく分かりませんでした。
- さらによく分からないのはラスボス(第3部で戦う方)です。彼の目的を考えると、ヴァンたちに絡む必要はないはずです。特にゲネシスを8つ奪って以降はそのはずなのに、なぜか執拗にヴァンたちを狙ったせいでゲネシスを奪還された挙げ句、タイムリープされたせいで準備が整う前に本拠地を襲撃されて敗北する始末。やらかしたことは結構大きかったのですが、小物臭が否めませんでしたね。

作中でも指摘されるくらいには小物。
- 結局軌跡シリーズ全体のメインストーリーもほぼ進まず(ゲネシスが8つ集まったのと、執行者がようやくNo.20まで埋まったことくらいでしょうか)、黎の軌跡は次回で完結するみたいですが、風呂敷をどうたたむのか気になるところです。
- …といろいろ批判しましたが、パーティメンバーが増加しましたが、パーティを2つに割くことで話を上手く転がしていたり、最近の社会問題をさらりと組み込んでいたり、スウィンとナーディアの成長がきちんと描かれていたり、レンが過去との決着をきちんとつけられたりとといいところも結構あったんですよね。ただ過去作のストーリーはどれも良かったので、それと比べると、という意味です。

両ルートが完全に独立していたので、もうちょっとルート間の絡みがあればよかったかも。
システム
- ADVパートにおける基本的なシステムは前作までと同様で、前作をプレイした人はそのまま違和感なくプレイできると思います。
- いつも言っていますが、声優も豪華だしイベントの質も高いので、パートボイスなのは残念です。せめてメインシナリオだけでもフルボイスにしてほしいんですけどねぇ。
- 今作は釣りやカードゲームなどのミニゲームがいくつか導入されましたが、どれも完成度が低くちょっとがっかりでした(特にバスケとドライブ)。新人プログラマのOJTみたいな感じが。あと旧作のシステムが、上手く今作になじんでいない印象も受けました。特にアラインメントシステムは本編と切り離されたのでフレイバー以上の意味はないし、キャラクターの強化は前作より幅が出たのに(限定クォーツがなくなりましたからね)それに対応する敵がいなかったりとちょっとちぐはぐな感じがしました。
- いつでもセーブは本当にすばらしいです。長丁場のRPGだからこそ、短い時間でもプレイしやすいこういうのは大事にしてほしいです。今作はロード時間もかなり改善されていた気がします(前作はPS4、今作はPS5でプレイしたからかもしれませんが)。それにハイスピードモードがあるおかげで2周目も快適でした。
- OPムービーは相変わらず高レベルでした。また過去作のストーリーを振り返るアーカイブがいつも以上に充実していたところも評価したいです。

こういう用語集とか設定集みたいなの大好き
キャラクター
- PCキャラは全部で13人+αです。
- 今回、完全な新規キャラがメインメンバーにいなかったのはちょっと残念でした。DLC追加キャラもジンとフィーでしたし。もちろん前作のキャラを使えることの方が重要なので、新キャラをバンバン投入しなくてもいいのですが、せめて一人くらいいればな…まあシズナがそのポジションと言えなくもないですけど。

シズナは高火力で低コストのバフ剥がしも使えて、設定通りの強さでしたね。
- ヴァンは前作で仲間達に負い目を負ってしまいましたが、今作でもきちんとリーダー的な存在としての立ち位置を保てていたのはよかったと思います。最後に前作と同じ失敗をしていましたけど、あれも自分が大人になったからなのか、気持ちが分かるんだよね。仲間達も前作よりはヴァンとの関係が近くなりつつ、それでいてヴァンのことを尊敬していると言うことが上手く描かれていたと思います(コネクトイベントで)。また最終幕のレンのコネクトイベントは涙なしには見られませんでしたね。

かっこいい台詞ですが、スイーツの感想です。
- ただ今作はいろんな女性陣と距離が詰まった関係上、正ヒロイン的なポジションにいるアニエスやエレインがちょっと割を食っていたような気がします。もっとかわいいシーンがあっても良かったんじゃない?アニエスはコネクトイベントでかなり頑張っていましたが、ヴァンは相変わらずのスルーでしたねw。結局ジュディスとバカやってるのが一番楽しかったりする(問題発言

エレインも好意を隠さなくなりましたけど、だからってよりを戻したいって雰囲気でもないんだよね。だがそこがいい!
- そのほかコネクトイベントはかなり深いストーリーが多く、1周で全部見られない(セーブ&ロードがあればできますが)のは残念でした。

14歳リゼットキタ――(゚∀゚)――!!
- 今回もモブキャラも膨大なセリフ差分が用意されていて、ストーリーが進むたびにすべてのキャラに話しかけたくなります(し、話しかけました)。
バトル
- 基本的に前作を踏襲しています。シンボルエンカウントですが、フィールド上を動いているモンスターとそのままの状態で戦闘するアクション性の高いフィールドバトルと、従来作同様コマンド入力で進めるコマンドバトルを併用する形になっています。ボス戦はコマンドバトルが強制されますが、ザコ戦はフィールドバトルでも、コマンドバトルでも、両方を切り替えながらでも戦えるようになっています。切り替えもシームレスなので快適。
- フィールドバトルでは、プレイヤーは操作キャラのみを操り、残りのパーティメンバー3人はオートで行動します。プレイヤーができるのは、移動、攻撃、回避、チャージアタック、クイックアーツくらいでかなり単純化されています。フィールドを自由に動きながら敵に攻撃を当て、HPを0にすると敵はフィールドから消滅し、リザルトが入手できます。敵も反撃してきますが、こちらのHPが減少した状態で攻撃を食らうと、強制的にコマンドバトルに切り替わり、かつ不利な状態で戦闘を始めさせられますので、そうなる前に敵を倒すか、逃げるか、こちらからコマンドバトルに持ち込むかの選択を迫られることになります。前作でも言いましたが、yukkun20はこのシステム結構好きです。ザコ戦はほぼすべてフィールドバトルのみで処理できるようになったので、進行が楽になりました。コマンドバトルも好きなのですが、はやり敵味方が交互に行動するので時間はかかりますからね。

クイックアーツはもう少し使いやすくしてほしいところ
- コマンドバトルの方はこれまでとあまり変わっていません。行動順が回ってきた順番に、「攻撃」「クラフト」「アーツ」「道具」などのコマンドを選択して戦います。それぞれのコマンドに別のボタンが割り当てられていて、ボタン一つでどの行動にもアクセスできるのがいいですね(回復アーツも1回でアクセスできるようになったのはいいです)。選んだコマンドによって次の行動順が回ってくるまでの時間も変わる、変則的なコマンド制+ターン制です。戦闘に参加できるのは4人です。戦闘中は近くのキャラとペアを組むことが出来、追撃してもらったり、術技の威力を底上げしてもらったりすることが可能です。さらに4人は控えメンバーで、途中で交代も自由。

2周目(ナイトメア)のパーティ構成はこんな感じ
- 攻撃には、威力が低く射程も狭いがリソースを消費しない「通常攻撃」、威力が高く射程もほぼ無制限だが発動まで時間がかかる「アーツ」(テイルズでいうと術)、威力が高く即時発動するがCPを消費する「クラフト」、CPを多量に消費するが極めて威力が高く、ターンに関係なく割り込んで使用できる「Sクラフト」を使い分けて戦います。その他、ブーストゲージを消費して自身の能力を大幅に高める「シャードブースト」などがあります。戦闘で消費するリソースの回復が比較的楽なので派手な戦闘がしやすく、また遅延やSクラ連打など猛威を振るった戦術にテコ入れがされていて、戦闘バランスも改善されました。タイムラインバーが見づらいという問題点も解消されていました。
- Sクラにカットインが復活したのは嬉しいところです。といってもスチル絵ではありませんが、3Dキャラが見得を切ってくれるだけでもやっぱり気分が違うものです。

ジュディスは過去作と比べてもかなり強化されましたよね。
総評
- いつも通り、JRPGのお手本のような作品でしたが、思ったほどⅠとの差がなく、またストーリーもⅠがプロローグ的なこともあり、Ⅱが本編なんだろうな…と思っていたので肩透かしだった感じがありました。ただこのあたりをみっちり作っていたらとても1年で新作をプレイすることは出来なかったでしょうし、この辺は痛し痒しですね…。次回は時間がかかってもいいので、最終作にふさわしい物語を期待しています。

懐かしすぎる過去キャラがさらっと差し込まれるのも魅力。
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2022-10-13
黎の軌跡Ⅱの大型アプデ「御伽ヲ歪メシモノ~そして…」が配信されました。
演出を飛ばせなかったEXアタックも飛ばせるようになったり、エクストラダンジョンでのPCが2名追加されたりしてうれしいのはうれしいんですが…。
これ…バグだよな。特にルネは2周してもMAXまでギリギリらしいので、このまま進めると3周目行きになる可能性が…とりあえずバグが修正されるまで進めるのはやめておこう。
幸い明日はゼノブレイド3のDLC第2弾が配信されるので、そっちのプレイしますかね。
2022-09-30
SO6の体験版プレイしました(まだ序盤)
…ちょっと面白いじゃん。キャラクターモデルは相変わらず受け入れられませんけど、とりあえずストーリーのツカミはオッケーですね。戦闘はちょっともっさりしている感じがあるけどこれは進めば慣れてきそうな気がする。ちょっと真面目に購入考えよう。
さて、昨日発売された「黎の軌跡Ⅱ」ですが、公式攻略本の発売が11/18に決まりました。Amazonでの予約も始まっています。
新久保先生の4コマが楽しみなので今回も買うつもりです。出る頃にはさすがにクリアしていると思うけど…
2022-07-13
黎の軌跡を紹介するラジオ番組「黎の軌跡 presents ヴァンさん、ラジオの時間ですよ!」がYouTubeの日本ファルコムチャンネルでアーカイブ配信されています。
https://youtu.be/x5ubFabclOQ
このラジオの存在は前から知ってたんですが、radikoで聞くのは面倒くさいなぁ…と思っていたので、YouTubeで配信されたのは本当うれしいです。しかもいきなり次々回はちわちわゲストだと!?楽しみ。
パーソナリティはアニエス役の伊藤未来さんです。この方のラジオ聞くのは初めてですけど、地声は柔らかい感じで癒やされました。10分弱の番組なので、さらっと聞けるのもいいですね。これからも楽しみにしようと思います。
2022-07-10
自宅の掃除をして、処分しないまま放置していたPCを処分することにしました。20年くらい前に使っていたWindows98と、15年くらい前に使っていたWindowsXPのノートパソコンです。最初は初期化してハードオフに売ろうかと思ったんですが、98やXPは初期化が面倒くさいんだよな…結局業者にお願いしてデータごと処分してもらうことにしました。
これでPCを置いていたスペースが空きました。これまで適当に放置されていた、アニメやゲームのマグカップをきちんとしまい込めたので処分したかいがあった…かな。
さて、黎の軌跡Ⅱで登場する重要な用語を解説する動画が公開中です。第1回は「D∴G教団」です。
動画の最後で、少女2名が救出されたことになってるんですが、ティオはともかくレンを救出したのは結社だから、CIDがその情報をつかんでいるのはちょっと違和感があるんだよな。まあそれだけCIDの情報収集能力がすごいってことか。
ゲームプレイ予定リスト
- 2022/冬 星の欠片の物語。しかけ版[PSVR] 購入予定
- 2022/03 Relayer [PS4] 検討中
- 2022/07 ライブアライブ [NSW] 購入予定
- 2022/07 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 2022/07 グリムグリモア OnceMore [PS4] 予約済み
- 2022/07 ゼノブレイド3 [NSW] 予約済み
- 2022/08 RPGタイム![PS4] 検討中
- 2022/09 モノクロームメビウス [PS5] 予約済み
- 2022/09 英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ[PS5] 予約済み
- 2022/09 The DioField Chronicle 「PS5/NSW] 購入予定
- 2022/11 ポケットモンスター スカーレット/バイオレット [NSW] 購入予定
- 2022 LOOP8 [NSW] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定
2022-06-09
黎の軌跡Ⅱの発売日が9/29に決まりました!…うう、今度はモノクロームメビウスとかぶってしまった。7月以降はかなり忙しくなりそうだし、今月はTOF2021関連の更新を頑張っておかないと…。
公式サイトも更新されています。
前作は当初PS4版のみが発売され、来月PS5版も発売される予定ですが、今作は最初からPS4版とPS5版が発売されるようですね。よかったよかった。
今回の商品バリエーションですが、
- 通常版(パッケージ)
- Limited Edition(パッケージ)…通常版(パッケージ)に加えて、
- オリジナルサントラ
- 卓上カレンダー
- カルバード共和国全図大型マイクロファイバークロス
- DLC「空の軌跡」BGMセット
- 専用三方背ケース
- シナリオブック付きLimited Edition…Limited Editionに加えて、
- 通常版(DL)
- デジタルデラックス(DL)…通常版(DL)に加えて、
があるそうです。yukkun20はシナリオブックマニアなので迷わずシナリオブック付きLimited Editionを予約しました。数量限定なので気になる方はお急ぎを。
合わせて今回、スウィンとナーディアのイラストも公開されましたけど、スウィンとナーディアにファミリーネームがあったのをすっかり忘れてました。…だってⅠでファミリーネームを呼ばれることはなかったですよね!?
この二人が出てくるという事は、今作の敵は「庭園」ですかね。組織としては前作で壊滅しましたけど、ボスっぽい人はまだ出て来てすらいないので、もう一悶着ありそうです。それとももうすでに登場している人物の誰かがボスなのでしょうか。可能性がありそうなのはクロンカイトかエスメレーくらいしか思い当たりませんけど。
ゲームプレイ予定リスト
- 2022/冬 星の欠片の物語。しかけ版[PSVR] 購入予定
- 2022/03 Relayer [PS4] 検討中
- 2022/07 ライブアライブ [NSW] 購入予定
- 2022/07 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 2022/07 グリムグリモア OnceMore [PS4] 予約済み
- 2022/07 ゼノブレイド3 [NSW] 予約済み
- 2022/09 モノクロームメビウス [PS5] 予約済み
- 2022/09 英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ[PS5] 予約済み
- 2022/11 ポケットモンスター スカーレット/バイオレット [NSW] 購入予定
- 2022 LOOP8 [NSW] 購入予定
- 2022 The DioField Chronicle 「PS5/NSW] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定
2022-04-07
「幻想少女大戦」はHARDでプレイを始めたんですけど、すごく歯ごたえのある出来で楽しんでいます。フリーバトルがなく、稼げる経験値も強化ポイントも有限なので、どのキャラを鍛えていけばいいのか迷うなぁ。とりあえず今は主人公だけ鍛えてるんですが大丈夫なんでしょうか。スパロボ大戦をプレイしたことがないから不安だ(※このゲームはスパロボ大戦のオマージュです)。
さて、今秋発売予定の「黎の軌跡Ⅱ」ですが、初報から4ヶ月、ようやく続報が来ましたね。公式サイトもオープンしました。
前作から1年ほど経過しているようですけど、なんか女性陣がみんな大人びてますね…。特にエレイン。


※左の画像はこちら、右はこちらより引用
少し頭身が上がって、体格もがっちりした感じがします。やっぱりあの細身の体であれだけ剣を素早く振り回すのは無理があったんでしょうか。
ティザートレイラーも来てます。
これを見るとエレインは正統な美女に成長している感じがありますね。今作ではヴァンとの恋愛模様もちょっと気になる所ですが、正ヒロインのアニエスも強いからなぁ…でもyukkun20はエレインを応援しています。
公式サイトにはスウィンっぽいキャラのスクショも載っていますね。新生帝国ピクニック隊が再登場するんでしょうか。勝手に<C>を名乗るなとか言って(笑)
2022-02-23
PS4最後(yukkun20的に)の花道にふさわしい作品。

英雄伝説 黎の軌跡

スプラッシュ画面はこんな感じ
続きを読む(ネタバレ注意) »
ストーリー
- ときに七耀暦1208年。帝国と共和国を巻き込んだ世界大戦は去り、巨額の賠償金を得た共和国は未曾有の好景気に沸いていた。そんな共和国の首都イーディスで、裏解決屋として名の知られた青年がいた。ある時は探偵、ある時は交渉人、ある時は賞金稼ぎとして、表と裏の世界双方に張り巡らされた人脈と高い戦闘能力で、主に表沙汰にできない人々の悩み事を解決する稼業―ある日、その腕を見込んだ一人の少女が青年の事務所を訪れる。少女の頼み事は、曾祖父の遺品を探してほしいという至極普通のものだったが、その依頼は新たな物語の始まりだった―
- ということで、軌跡シリーズの最新作です。リベール王国を舞台とする「空の軌跡」、エレボニア帝国を舞台とする「閃の軌跡」に続き、これまでほとんど名前しか出てこなかったカルバード共和国を舞台とする新たなシリーズが始まりましたね。今回は舞台が大きく変わったので、過去のキャラクターはほとんど登場せず、過去作をプレイしていなくても楽しめますが、端々にこれまでの展開を踏まえた台詞回しとかもあるので、せめて閃の軌跡だけでもプレイしておくとより楽しめるのではないかと思います。物語は伏線などを残しつつⅡに続くようになっていますが、空FCは閃Ⅰのように話がぶった切られて終わることはなく、作中の事件はきちんと完結しています。
- 今回もストーリーはよかったと思います。主人公は変わりましたがいつもの方式で、首都を拠点に、国内の様々な都市を巡りつつ、人々の悩み事を解決しつつ、悪の組織と対決していく、という流れになっています。今回は早いうちから敵の正体が明らかになり、最後までそれがぶれずに進んでいき、きちんと敵の目的を阻止して終わるようになっていたのでカタルシスもありましたしね。ただ過去作と違い、ネームドキャラが死ぬ重めの展開もありますし、敵の外道度はシリーズ最悪かもしれませんので、気になる人は気になるかもしれません。

サブクエストも過去作と違い、ダークな内容のものもあります
- 話も全体的にわかりやすかったのですが、第5章の展開だけは必然性がよくわかりませんでした。あのデスゲームで敵は何がしたかったんでしょうか。邪魔者を一掃するつもりならやってることがぬるすぎるし、「器」を探すのが目的なら効率が悪すぎると思うのですが…yukkun20の理解力が足りてない?
- 話はきれいに終わったのですが、「ヴァンの過去」「8つ目のゲネシスの行方」「エプスタイン博士の意図」「リゼットの過去」「カトルの過去」「ニナの正体」「大統領の目的」「結社の目的」など、気になる謎も多く残されました。また今回はシリーズお約束の「七の至宝」や「聖獣」などが登場しませんでしたし、黎の軌跡全体から言うと前哨戦というところでしょうか。物語が本格的に動き出すⅡ以降にも大いに期待したいです。
システム
- ADVパートにおける基本的なシステムは前作までと同様で、前作をプレイした人はそのまま違和感なくプレイできると思います。
- いつも言っていますが、声優も豪華だしイベントの質も高いので、パートボイスなのは残念です。せめてメインシナリオだけでもフルボイスにしてほしいんですけどねぇ。

それでも決めるところはきちんとボイス付きです
- 今回は図鑑などのコンプリート要素が少し減ってしまったのは残念でした。モンスターはいちいちアナライズしなくても自動的に図鑑に掲載されるようになったのはよかったのですが、モンスター図鑑以外だとレシピ、書籍集め、好感度上げくらいでしょうか。特に今作でなくなってしまった人物図鑑は毎回内容を楽しみにしていたのでちょっと残念です。ミニゲームもなかったしなぁ。最近のゲームは時限要素が流行らなくなってしまっているので、これも時代の流れなのかもしれませんね。
- いつでもセーブは本当にすばらしいです。長丁場のRPGだからこそ、短い時間でもプレイしやすいこういうのは大事にしてほしいです(ただロード時間の長さは結構気になるレベル)。また会話ログをいつでも見直せるのも、普通にありがたい。
キャラクター
- PCキャラは全部で8人と常識的な人数になりました(前作は51人だったからな)。
- 今作の主人公は、過去作に比べて明確にリーダーとしての立ち位置になっています。閃Ⅲ・Ⅳのリィンも教官として生徒を導く役割でしたが、その一方で旧Ⅶ組の仲間とは対等な立ち位置でもありました。しかしヴァンははっきりと、仲間を引っ張っていくタイプに描かれていたのが新鮮でした。仲間が困っているときは自然に手を差し伸べ、自分が困っているときは自分一人で抱え込むキャラでしたが、最後の最後で仲間たちに頼りました。思うに今回の物語は、仲間たちがヴァンの立ち位置に追いつくまでの過程を丁寧に描いていてくれたように思います。

いざというときには変身して戦うのも熱い
- そんなヴァンですが、全体として頼れる兄貴分としてきちんと描かれていて、仲間を引っ張っていくのにふさわしいキャラになっていました。他の仲間たちもそれぞれの目的はありながら、そんなヴァンを慕って、自分自身が助けられた恩を返したいと思っているところがよく現れていて、人間関係は総じて見ていて楽しかったです。

スイーツと車とサウナには一家言ある男、ヴァン・アークライド。
- またサブキャラクターたちも魅力的でした。ヴァンの幼なじみで、過去を共有するエレインやルネ、大家のビクトル一家、ときにライバルとなる遊撃士協会や警察、教会の面々、かつての依頼者であるレンや結社メンバーなど、ヴァンがこれまで人との縁を大事にして仕事をしてきたことがわかる物語になっていて、一人の社会人としても考えさせられるものがありました。

仕事では頼れるリーダーも、プライベートでは基本的に振り回されっぱなし
- ただ、今回ヴァンの強さと、この世界観の中で上位の強さを持つサブキャラ(準S級のジン、閃主人公のリィンを上回る能力を持つシズナ、最年少A級遊撃士のエレインなど)との強さは結構開きがあると思うんですよ。ヴァンは正面火力というよりは、搦め手を使って戦うタイプのキャラですから余計そう思います。しかしゲーム的にこの強さの差があまり描かれていなくて残念でした(一時期仲間になるのですが、その性能差はPCキャラと大差ない)。それこそ強キャラの加入期間はもう少し減らして、その代わり圧倒的な性能を持たせてくれた方が、彼らの強さが際立って良かったような気がします。
- まあしかしエレインはかわいかったですね。あれだけツンツントゲトゲして、重たいものを抱え込んで、最後の最後でちょいデレるとか最高か。アニエスも正当派ヒロインでもちろん良かったのですが、yukkun20は幼なじみとしての強みがあるエレインを推したいと思います!

きゅんきゅんするわ。一緒に行く?
- え?ジュディス?ジュディスも愛嬌があって好きなんだけど、彼女はお友達として好きなのであって異性として好きかと聞かれると…(別に聞いてない

ノリツッコミの切れ味が良すぎるのが問題w
- 今回もモブキャラも膨大なセリフ差分が用意されていて、ストーリーが進むたびにすべてのキャラに話しかけたくなります(し、話しかけました)。
バトル
- 過去作に比べると大幅にテコ入れされました。シンボルエンカウントですが、フィールド上を動いているモンスターとそのままの状態で戦闘するアクション性の高いフィールドバトルと、従来作同様コマンド入力で進めるコマンドバトルを併用する形になっています。ボス戦はコマンドバトルが強制されますが、ザコ戦はフィールドバトルでも、コマンドバトルでも、両方を切り替えながらでも戦えるようになっています。切り替えもシームレスなので快適。
- フィールドバトルでは、プレイヤーは操作キャラのみを操り、残りのパーティメンバー3人はオートで行動します。プレイヤーができるのは、移動、攻撃、回避、チャージアタックくらいでかなり単純化されています。フィールドを自由に動きながら敵に攻撃を当て、HPを0にすると敵はフィールドから消滅し、リザルトが入手できます。敵も反撃してきますが、こちらのHPが減少した状態で攻撃を食らうと、強制的にコマンドバトルに切り替わり、かつ不利な状態で戦闘を始めさせられますので、そうなる前に敵を倒すか、逃げるか、こちらからコマンドバトルに持ち込むかの選択を迫られることになります。
できることが少なく、アクション戦闘と知ってもかなり簡略化されているので、このあたりは賛否両論だと思います。ただyukkun20的にはこの試みは歓迎したいですね。yukkun20はシンボルエンカウントの場合、進路上のシンボルは全部倒していくスタイルなのですが、このシステムのおかげでザコ戦はほぼすべてフィールドバトルのみで処理できるようになったので、進行が楽になりました。コマンドバトルも好きなのですが、はやり敵味方が交互に行動するので時間はかかりますからね。
- コマンドバトルの方はこれまでとあまり変わっていません(これまでより多少単純化されています)。行動順が回ってきた順番に、「攻撃」「クラフト」「アーツ」「道具」などのコマンドを選択して戦います。それぞれのコマンドに別のボタンが割り当てられていて、ボタン一つでどの行動にもアクセスできるのがいいですね(回復アーツのみ2回ボタン入力が必要ですが)。選んだコマンドによって次の行動順が回ってくるまでの時間も変わる、変則的なコマンド制+ターン制です。戦闘に参加できるのは4人です。戦闘中は近くのキャラとペアを組むことが出来、追撃してもらったり、術技の威力を底上げしてもらったりすることが可能です。その他は控えメンバーで、途中で交代も自由。

フィールドバトルは基本的に少数の敵にしか攻撃できませんが、コマンドバトルは範囲攻撃がしやすいので、敵の数によってはこちらの方が早いことも。
- 攻撃には、威力が低く射程も狭いがリソースを消費しない「通常攻撃」、威力が高く射程もほぼ無制限だが発動まで時間がかかる「アーツ」(テイルズでいうと術)、威力が高く即時発動するがCPを消費する「クラフト」、CPを多量に消費するが極めて威力が高く、ターンに関係なく割り込んで使用できる「Sクラフト」を使い分けて戦います。その他、ブーストゲージを消費して自身の能力を大幅に高める「シャードブースト」などがありますが、今回は戦闘で消費するリソースの回復が比較的楽なことと、遅延が非常に効きやすいということもあり、戦闘の難易度は従来に比べると少し低めだったかもしれません。ただこれまでは、敵味方が同じタイムラインを流れていて、その順番を入れ替えることで、ATボーナス(キャラではなく、行動順に付与されたボーナス。例えば、「現在行動中のキャラから3番目に行動順がくるキャラの行動はクリティカルになる」など。行動順はプレイヤー側である程度操作できるので、敵に有利なボーナスを取られないように立ち回ることが必要だった)を取り合うという戦略が必要だったのですが、今回から敵のタイプラインと味方のタイムラインが分かれてしまい、取り合いがなくなったばかりか、行動順が視認しにくくなったのはちょっと残念でした。このあたりは次回までに改善してほしいです。

画面上にあるのが行動順。次に行動するキャラは「NEXT」という表示があるが、それ以降のキャラの行動順はデフォルトでは表示されない
- また、発動しようとしている術が敵の弱点かどうかが表示されるのはありがたいのですが、弱点ではない場合も、どの程度効くのか表示してほしいです。100%効くのか、80%しか効かないのかでは変わってきますからね。
- オーブメントシステムもちょっとわかりにくかったですかね。今回はホロウコア、クオーツ、アーツドライバなどカスタマイズできる箇所が多いのですが、それがUI上集合されておらず、またクオーツを入れ替えてもどこがどう変わったのかが一覧しにくいし、チュートリアルも不十分なこともあって、過去作のように組み合わせを深く考えるモチベーションが持てませんでした。カスタマイズ箇所が増えたのは悪くないと思うので、もう少しわかりやすくシステムを提示してほしかったです。

今回もクオーツの取り合いは厳しい上に、周回しても1つしか手に入らないクオーツも多い
総評
- ハイファンタジーだったこの作品もいつの間にか作中の科学力の発展に伴いロウファンタジーになってしまいましたが、いつも通り、JRPGのお手本のような作品で、文句なしの名作です。ストーリー、バトル、キャラクターというRPG3大要素(あくまで私見です)にほとんど不満がなく、それでいてそれらがシステム的にもうまく結合されていますね。新シリーズ移行と共に、いろいろ新たな挑戦をしているのも、マンネリ化を防ぐという意味ではいいことだと思います。他方でまだまだフラッシュアップできる箇所はあると思いますので、続編ではさらに進化した作品を見られることを期待しています。

言いそびれたけどオデットかわいいよね。失恋が確定しているアルベールを救ってあげてください(ひどい
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2022-02-20
いやーまさかまさか…

もう来るとは。金曜に当選発表&入金、土曜発送、日曜到着とかジョーシン仕事早すぎるよ!そんなわけで本日はセットアップをしていました。PS4からのデータ移行はすぐ終わったんですけど、PS4で保存したスクショの山は個別にバックアップをとるしかなさそうなので、そのコピーに時間がかかりました。15GBくらいあったからな…え!?このデータ、PS5には移せないの!?
英雄伝説 黎の軌跡 公式ビジュアルコレクション
価格:通常版:2,920円(税別)
限定版:7,920円(税込)
レビュー
以前にも触れましたが、限定版を買うかどうかかなり迷ったのですが、結局追加受注のタイミングで注文してしまいました。限定版なので、書籍のほかに、「ビジュアルブック ムービーコレクション」と、「アクリルプレート」が付属しています。

書籍「英雄伝説 黎の軌跡 公式ビジュアルコレクション」
- イメージビジュアル
作中や販促などで使用された一枚絵18点とラフ画が収録されています。
ゲーム中のタイトル画面のバックに表示される絵がメインかな。しかしラフスケッチ見て気づいたんですけど、アルマータ幹部がそろっている一枚絵ってなかったですね。
- キャラクター
メインキャラからサブキャラまで、固有グラの設定があるキャラのイラストやラフ画が収録されています。
キャラクターは初期設定画がかなりバリエーションに富んでいて、試行錯誤の末に今のキャラクターが生み出されたことがよくわかります。特にヴァンやリゼット、ジュディス、エレインあたりは思いもよらないイメージのラフ画があったりして面白いです。
- アートワーク
アイテム、敵キャラ、地図、武器、紋章などの設定画、作中で流れるムービーの絵コンテ(ごく一部)、各キャラのクラフト/Sクラフトの絵コンテ、OPの絵コンテ、回想シーンで流れるモノクロの一枚絵、エンディングイラストなど。
一瞬しか写らなかった、若かりし頃のポーレットの写真は必見ですね。あとグレンデルのSクラフトの絵コンテ、思いっきり「ライダーキック」って書いてるやん(笑)
- インタビュー
日本ファルコムの近藤社長へのインタビュー。ある意味この本の本体。作中では明かされなかった謎(↓)がかなり明らかになっているので、ストーリーを楽しんだかたには読んでいただきたいです。
- メアがユメを乗っ取ったのはなぜか
- カトルの性別は
- ヨルグは今何をしているのか
- ガイウスはベルガルドの生存を知っていたのか
- エルメスの正体はすでに登場しているキャラか
- 黎の軌跡シリーズでは主人公は続投するのか
BD 「ビジュアルブック ムービーコレクション」
- オープニングムービー集
黎、空、空SC、空3rd、零:改、碧:改、閃Ⅰ:改、閃Ⅱ:改、閃Ⅲ、閃Ⅳ、創のOP。
初期作品のOPは見たことがなかったのでやっぱり限定版を買って良かったですね。個人的にはやっぱり閃Ⅳがいいなぁ。アニメでしっかり動いてましたからね。3DモデルでOPはやっぱりちょっと寂しく感じるのは、テイルズ脳だから?
- Sクラフトムービー集
メインキャラ、サブキャラ、敵キャラのSクラ集(Sクラのない一部のキャラは代表的な通常クラフト)。
基本的にゲーム画面そのままですが、発動対象が因縁のあるキャラになっているなど多少気を遣っている感じ。
シェリド公太子が収録されてなくてかわいそう。
- 黎の軌跡 プロモーションムービー集
「ティザームービー」「WEB CM」「ショートPV」「限定版サントラ試聴動画」の4本立て。
本もBDも今まで知らなかった情報満載で、購入したかいがありましたね。限定版は絶版ですが、本は紙、電子共に発売中なので、黎の軌跡Ⅱが待ちきれない方はぜひどうぞ。