2013-03-25

【小説】星界の戦旗5-宿命の調べ- レビュー

前巻が出てから早8年余。ついに星界シリーズ最新作が発刊されました。シリーズを当初から(といっても2000年頃からですが)追ってきたyukkun20としても感無量です!ちなみに前巻のレビューも当時の僕がきちんとしてました。
こちら

読むのが遅すぎるだろという批判は、全てきちんと早めに予約しておかなかった僕の不徳の致すところなので甘んじてお受けいたします。
そして偉大な作品を再び世に送り出してくださった森岡浩之先生に最大限の感謝を!

なお以下のレビューにはネタバレがありますが、ストーリー上の重要なネタバレはしていないつもりです。ですが全体的な流れには触れざるを得ないところなので、そういうのも駄目な人は回れ右。

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コメント & トラックバック

>もちろん本当に面白いのはクファディスさんではなくてその上司なのですが。
 彼女なりに祖国を案じているに違いないのにいつもと寸分たがわぬスポールさんの態度は鬱々たる展開の光明とさえ思えます。
 ホントに今巻は鬱々たる話なのにそれほど暗い気分にならずに読めるのは、盛岡先生の筆力ですよね~。

>想人(レー)と想人(ヨーフ)はどう違うんですか?性別?
 アーヴ語のルビ読んでる読者には気になる点ですよね。私も女性形男性形の違いかとは思いましたが、果たして…。

>ホントに今巻は鬱々たる話なのにそれほど暗い気分にならずに読めるのは、盛岡先生の筆力ですよね~。
あそこでしれっとペネージュさんを持って来れるのはさすがだと思いますね。
>私も女性形男性形の違いかとは思いましたが
ちょっと調べてみると、ヨーフの語源は「いも(妹)」でほぼ確定、レーの語源はおそらく「せ(背)」だと思われるので、おそらく男性の場合はレー、女性の場合はヨーフなのではないかと。

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