2015-01-06

【ゲームグッズ】テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア ファンズバイブル レビュー

まったく進んでいないのにTOWRUのファンズバイブルが先に出ちゃった…

テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア ファンズバイブル

レーベル:ファミ通の攻略本
価格:2100円

レビュー

TOWRUの公式設定集的な位置づけにある書籍です。気になる中身は以下の通り。

  1. イラストギャラリー
    キービジュアルやゲーム中に登場するスチル絵のギャラリー。有料DLC配信されたイベントのご褒美スチル絵も掲載されているのはさすがにどうかと思うのですが…まぁ僕はDLCを購入していないので助かりましたが、迷っていたにもかかわらずネタばらしされ、これで購入する気が完全になくなる人も多いのでは。
  2. Character
    登場するキャラクター(PCのみ)の紹介。各キャラ2ページずつ。
    • キャラのイラスト(秘奥義カットインと共通)
    • 基本データ(身長、体重、一人称、参入時期等)
    • 表情集
    • 能力グラフ
    • 主な術技(術技名のみで特に詳しい説明はない)
    • 秘奥義カットイン+発動セリフ
    • 戦闘時ボイス(29パターン)
    • 初登場作品における各キャラクターの位置づけの説明
    • 他のキャラが会話形式で行う当該キャラの紹介
  3. Favorite
    いわゆる企画ページ。
    • プロフィール比較
      各キャラの身長、体重、年齢の比較。これまでのファンズバイブルに掲載されたものをほぼ踏襲。
    • 戦闘能力分析
      各キャラのパラメータ7種の比較。体裁はプロフィール比較と同じ。
    • 好感度会話ピックアップ
      50組の好感度会話について、好感度1~3まで全て掲載。
      組み合わせは全部で44*7/2=154組存在するので、およそ3分の1。ゲーム中で全部聞くのはかなり困難なので、できれば全部掲載して欲しかったところ。
    • 設定資料
      テルンとナハトの設定画、ダオスの秘奥義カットイン、レーヴァリア文字の設定、背景画ギャラリー、OPムービーの絵コンテなど。

全体として悪くはない出来だと思いますが、そろそろファンズバイブル自体ネタがマンネリ気味になっているのは否めないところ。
また通常の設定資料集と違って深い話(特にスタッフインタビューやスタッフによる解説)がないのは、ファミ通の本にしては残念。今作はファミ通の攻略本が存在せず、バンナムの攻略本もクオリティが低いため(今時「続きは実際にゲームをやって確認してね!」はないでしょ)ファンズバイブルへの期待は大きかったのですが、肩すかしな感じだったかも。


2015-01-04

【コミック】天元突破グレンラガン 男どアホウ!編 02 レビュー

柿原徹也さん絶褒の熱血野球漫画です(嘘です

天元突破グレンラガン 男どアホウ!編 02

著者:ののやまさき
脚本:中島かずき
レーベル:ヒーローズコミックス
価格:560円

レビュー

TVアニメ「天元突破グレンラガン」の劇場版紅蓮篇のDVD限定版特典だったスピンオフドラマCD「男どアホウ!グレンラガン」のコミカライズ作品です。

[関連記事] 【コミック】天元突破グレンラガン 男どアホウ!編 01 レビュー | Y.A.S.

グレンラガンのキャラを使った学園もので、前回の続きの野球編です。前回蜂蚊高校の卑怯な作戦により倒れてしまった神名。テッペリン財団は残された部員たちを人質に、ニア理事長にダイグレンの機動キーを渡すよう要求。しかし見事な復活を遂げたカミナにより人質も解放され、一気に反撃に出る大紅蓮高校と蜂蚊高校の面々。だがテッペリン財団も今回は本気で攻めに来ているようで―というストーリー。

今回もストーリーはおまけ程度に、おなじみの決め台詞と合体と男のロマンで乗り切ろうとするはちゃめちゃぶりを楽しめます。TVシリーズや劇場版の印象的な場面がうまくリフレインされてあちこちに挿入されているので、読んでいるうちにもう一度アニメが見たくなってきました。特に劇場版でも見せ場だったヨーコとアディーネ様のキャットファイトは一見の価値がありますよ。あとTV版でも劇場版でも合体攻撃の引き立て役でしかなかったシトマンドラが意外と善戦していたのも…まぁよくがんばった(結局合体攻撃で粉砕されました)。

第3巻は6/5発売予定だそうです。フロイラインリボルテック”ヨーコ”セーラー服ver.付き特装版もあるそうなので、気になる方は是非ご予約を!詳しくは公式サイトで。僕?僕はニア派なので…

2015-01-05 imgWorks019

※画像は月刊 ヒーローズHEROS/未来形コミックより引用


2015-01-03

【ゲーム】英雄伝説 空の軌跡FC:改 レビュー

ようやくブレイブリーセカンドの体験版をDLできました。なぜか自宅のLANにつながらず3回も再起動する羽目になりましたがとりあえず良かった。明日からプレイを始める予定です。

さて、エピローグまで見終わったのでこちらのレビューをば。

英雄伝説 空の軌跡FC:改

ジャンル:RPG
価格:4104円(パッケージ版・ダウンロード版)
公式:英雄伝説 空の軌跡FC:改HD EDITION

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2015-01-02

【コミック】Steins;Gate 無限遠点のアークライト レビュー

空の軌跡はラスボスを倒しました。ラスボスは大して強くないのですが異常に硬く、戦闘時間が1時間を超す長丁場になりました。仙水のたとえ話に出てくるRPGかよ!
なお時間が無いためエピローグがまだ見れてません。

それはさておき、まゆりがスカート下にはいているのはスパッツじゃなくてデニムパンツです、なシュタゲスピンオフコミックスです。

[関連記事]【コミック】Steins;Gate 哀心迷図のバベル 04 レビュー | Y.A.S. (同作者の別作品)

Steins;Gate 無限遠点のアークライト

著者:成家慎一郎
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
価格:562円(税別)

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2015-01-01

【ゲームグッズ】STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム 公式資料集

2015年もよろしくお願い致します。昨年立てた目標を読み返していたら全然達成出来てなくてワロタ

さて、久々の「なんで今さらそのレビューを…」シリーズです。何でかというと大掃除していたら「読んだのでレビュー書く用」棚でほこりをかぶっているのを発見したから。なお購入したのは2013年5月である。

STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム 公式資料集

レーベル:アスキー・メディアワークス
価格:2160円

レビュー

2013年に発売された「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」の公式設定資料集です。「ラボメンの物語全11篇を読み解く一冊!」というアオリが帯には書かれています。
気になる内容は以下の通り。

  1. COUNTDOWN DRAMA
    ゲーム発売に先駆けて公式サイトで公開されたカウントダウンボイスをテキストに書き下ろしたもの。なつい。
    オープニングムービーのスクリーンショットも兼ねていて構成がおしゃれさんです。
  2. STORY
    11編に物語についてそれぞれ2ページを割き、その内容を説明しています(「三世因果の~」のみ4ページ)。これまでの公式設定資料集とは違い脚注などはないのですが、小さなフォントでぎっしりとあらすじが書かれているので、一読するだけでストーリーが十分思い返せます。ストーリー中に出てきた印象的なスチル絵もしっかり掲載されていて読みやすい。
  3. MAIL LIST
    作中に登場する全送受信メールのリスト。ただし受信日時、宛先、タイトルのみのリストで本文は記載されていないため、資料的価値は低い。
  4. TIPS LIST
    作中に登場するTIPS LISTのリスト。作中の説明をほぼそのまま掲載していると思われるのでこちらも資料的価値は低い。
  5. CHARACTER LIST
    立ち絵のある登場キャラクター全員の立ち絵及び表情差分を掲載。オカリンと紅莉栖の爬虫人間や鈴羽のシャ・ノワールなどのコスチュームも掲載。珍しいところでは4℃のサングラスを外した表情も…(どうでもいい
    最後に簡単なキャラクター相関図も。
  6. EVENT GRAPHICS
    スチル絵の一覧。掲載サイズはあまり大きくないが、細かい差分についても全て収録されているのは○。鈴羽のデート衣装こんなに可愛かったっけ。
  7. BACKGROUND GRAPHICS
    作中に登場した背景グラフィック(シュタゲ本編には登場しなかった、新規書き下ろしのもののみ)。
  8. WORLD DOCUMENT
    シュタゲ本編に関する基礎知識・基礎用語の解説。「タイムトラベル12番目の理論」「ダイバージェンス」「アトラクタフィールド」など。
    本編をプレイした人間にとって特に目新しい情報は無し。
  9. STORYLINE
    シュタゲ本編のあらすじ。あらすじと言っても4ページが割かれ、個別ルートについてもしっかり解説があるので本編を忘れていた人にはちょうど良い内容。当然ネタバレなので本編やってない人は読まない方が吉(そんな人がフェノグラムをプレイしているのかは疑問ですが
  10. CHARACTER PERSONAL DATA
    メインキャラクター(ラボメン8人+天王寺、綯、中鉢、4℃)のアトラクタフィールドα・βにおける基本データ。
    誕生日、年齢、身長、体重、血液型、スリーサイズ(綯のはないからな!)、趣味、嗜好など。
    4℃の本名が「鈴木功夫」になってますけど、これ初出どこでしたっけ?
  11. DIVERGENCE DIAGRAM
    シュタゲ本編、だーりん、フェノグラムに登場した世界線のダイアグラム。
    「三世因果のアブダクション」の世界線にアトラクタフィールドε、だーりん及び「雨鈴鈴曲のスクレイパー」「桃色幻都のシャ・ノワール」「絢爛仮想のファムファタール」の世界線にアトラクタフィールドδという名前が付けられているのは初出のはず。
  12. CREATOR INTERVIEW
    松原P、梶岡D、林シナリオ総監修の同時インタビュー。
  13. REPORT OF ANARYSIS
    シナリオの設定についての解説。松原P、梶岡D、林シナリオ総監修氏のコメントが掲載されており、内容はかなり深い。
    「走査線上のジキルで登場する萌郁はラウンダーか」「アルパカ司令のCVは誰か」「ダルの@ちゃんねるトリップの意味は」「昏睡励起のクァンタムで萌郁が最後に書いたFBへのDメールはどうなったのか」「ストーリータイトルに込められた意味は(これのみ編集部の独自考察)」など、興味深い話も多かったです。シュタゲ関係の公式資料集一番の楽しみ。
  14. Cast COMMENTARY
    主要キャストのコメント。「宮野×今井」「てらそま×山本」のほか、ラボメン6人の中の人の計8編。
    意外とみんなまじめに答えています。その中でも小林ゆうさんは本当きちんとしてるんですよね。お芝居始めるとあんなに破天荒なのに。

感想

公式資料集としては十分な出来だと思います。このエントリを書くために改めて読み返してみましたが、またプレイさせたくなる魅力がありますね。電子書籍版も出ているようなので、「資料集?デカくて場所とるからいやだ」な方も是非。

しかしやっぱりシュタゲは面白いです。新作小説の企画がぽしゃってしまったのは返す返すも残念ですが、また何かの形で復活してくれるのを楽しみにしたいと思います。


2014-12-30

【ゲーム】年間ゲームレビュー 2014 後編

一昨日の前編、昨日の中編の続きになっています。

プラットフォーム PlayStation3
メーカー 日本ファルコム
ジャンル ストーリーRPG
公式 英雄伝説 空の軌跡FC:改HD EDITION
プレイ時間 プレイ中(H26.10~)
レビュー なし
総評 未定(現状★★★☆)
日本ファルコムの二本柱の一つ、軌跡シリーズの第1作です。なにか重厚なRPGがしたいなと思っていた時に、PlayStaion Plusで無料配信されるということだったので手を出してみました(トロフィーがないので飽きたら途中で辞めればいいやという打算もあり)。ストーリーは王道ですが、緻密に描き込まれたグラフィックや、プレイがしやすいUIなど、RPGを分かってるなという感じがします。戦闘も敵との距離や行動速度の概念のあるアクティブターン制でなかなか面白いです(初代グランディアに近いですね)。他方、戦闘時しかボイスがないのは残念。いい声優さんを使っているので、フルボイス化して欲しいな…とおもってたら発表されてしまいました。今後どうするかは考え中。クローゼは俺の嫁。
 プラットフォーム  Nintendo 3DS
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル 新たな絆のシミュレーションRPG
公式 テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア|バンダイナムコゲームス公式サイト
プレイ時間 プレイ中(H26.10~)
レビュー なし
総評 未定(現状★★★)
テイルズの歴代キャラを使ったSRPG。テイルズのSRPGは全体的に鬼門だったのですが、こちらはなかなか頑張っています。携帯ゲーからの移植なのでストーリーがぶつぶつ切れており、なかなか先に進もうというモチベーションが上がらないのが問題。とはいえ、ユニットごとの差別化はできていますし、難易度も序盤は弱々でしたが中盤以降はそれなりと、バランスは悪くないと思います。スキルポイントがなかなか稼げず、レギュラーを事実上固定した方がよいのはちょっと残念。リタっちは俺の嫁。
プラットフォーム PlayStationPortable
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル チーム連携型ハイスピードハンティングゲーム
公式 GOD EATER BURST:ゴッドイーターバースト
プレイ時間 プレイ中(H26.12~)
レビュー なし
総評 未定(現状★★★)
2年ぶりにプレイした純粋なアクションゲー。モンハンと違い基本ソロ活動でがんばれるところに惹かれました。PSPなのでグラフィックはさすがに荒いですが…最初は操作方法に全然なじめず、投げるのも時間の問題だなとおもっていたのですが、操作に慣れてからは俄然面白くなってきています。ザコに煩わされることなくボス戦に集中出来る、戦闘不能になっても仲間が助けてくれれば乙らない、仲間のAIが非常に賢く、普通にソロでもパーティプレイしているような感じがするなど、ぬるアクションゲーマーにはありがたい仕様です。もっとも、やっぱりアクションは自分には合わないなあという感じは常にしています。アリサは俺の嫁。

総評

  • 最もプレイしたハード

PS3、PSV、3DS…3本

  • 最もプレイしたジャンル

RPG…9本(SRPGは除く)

  • 最も面白かったゲーム(携帯ゲーは除く)
    1. 絶対絶望少女
    2. ダンガンロンパ1・2Reload
    3. ペルソナQ

全体的に、当たり外れの少ない年でした。突き抜けるほど高評価なゲームもなく、その逆もまたしかり。
プレイ日記を1つも書かなかったり、これまであまりプレイしていないADV、TPS、アクションなどに手を出したりしているのも、そんなもやもや感があったからじゃないかと思います。SRPGもレーヴユナイティア以外プレイできなかったのは残念でした。最近良質のSRPGに巡り会えてないよ…

また、例年はバンナムのゲームが大半を占めるんですが、今年はテイルズやサモンナイトの完全新作もなかったのでおとなしめでした。来年はTOZもあるし、そろそろTOT-Rも動き出すのではないかと思われるので楽しみです。サモンナイト6が出てくれればいうことないですが。

最近ゲームへの意欲が薄れつつあるのを感じるのですが、終わってみれば例年通り10本越えでした。しかし意欲が薄れていっているのも間違いないところなので、久々に僕のゲーマー魂を揺り動かすほどの、「神ゲー」と言えるようなゲームに巡り会いたいです。TOZには特に期待しています。


2014-12-29

【ゲーム】年間ゲームレビュー 2014 中編

昨日の続きになっています。評価基準などは昨日のエントリをご覧ください。

プラットフォーム PlayStation Vita
メーカー スパイク・チュンソフト
ジャンル ハイスピード推理アクション
公式 ダンガンロンパ1・2 Reload
プレイ時間 55時間(H25.12~H26.1)
レビュー 【ゲーム】スーパーダンガンロンパ2 レビュー
総評 ★★★★☆
1の感想は昨年の年間ゲームレビューで扱っているのでこちらは2の感想。1のエンディングからどう続編を作るのか気になっていましたが、期待を上回る出来でした。今回も絶望対希望の構図はそのままなんですが、実は…のどんでん返しがなかなかでした。システム的にも完成されていますし、ナンバリングタイトルの続編にも期待がかかります。僕をADV、そしてその後のTPSとあまり得意ではないジャンルに引き込んでくれた偉大なる作品。七海は俺の嫁。
 プラットフォーム  Nintendo 3DS
メーカー アトラス
ジャンル RPG
公式 PQ – ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス – 公式サイト
プレイ時間 108時間(H26.6~9)
レビュー 【ゲーム】ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス レビュー
総評 ★★★★
世界樹の迷宮をベースに、ペルソナ3と4のキャラが活躍するいわゆるキャラゲー。しかしキャラゲーというくくりをするのもはばかられるほどにシステムの完成度が高く、迷宮ファン、ペルソナファンどちらにも勧められる高レベルの作品に仕上がっています。デフォルメしたキャラはかわいいし、キャラクター同士の掛け合いも「分かっている」人がシナリオを書いてくれていることがびんびん伝わります。迷宮探索というともすれば単調になりがちな作業も、ギミックの充実によりモチベーションを維持しやすかったところも○。エンディングはちょっとほろ苦い形で終わったのも、ペルソナらしくていいですね。アイギスは俺の嫁。
プラットフォーム PlayStation Vita
メーカー 角川ゲームス
ジャンル ファンタジー・ダンジョンRPG
公式 デモンゲイズ 公式サイト
プレイ時間 51時間(H26.9~11)
レビュー 【ゲーム】デモンゲイズ Global Edition レビュー
総評 ★★★★
今年の海外旅行中、旅行そっちのけでプレイしていたDRPG。現代のWizとも言うべき作品で、迷宮探索はもちろんのこと、アイテム集めが熱い。システムもアイテム集めに特化していますが、キャラメイクの自由度が高い、古き良きファンタジーな世界観、どの職業でも一戦で戦えるバランスなど、DRPG入門としてもおすすめ出来る作品。最近の作品には珍しく、1周でプラチナトロフィーを取れるところもひそかに高評価。プロメスは俺の嫁。
プラットフォーム PlayStation Vita
メーカー スパイク・チュンソフト
ジャンル コトダマアクション
公式 絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode | スパイク・チュンソフト
プレイ時間 24時間(H26.9~10)
レビュー 【ゲーム】絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode レビュー
総評 ★★★★★
続編がTPSだと知った時は完全にスルーするつもりでしたが、いざプレイして見るとあっという間にはまり、史上最速でプラチナまで獲得してしまった作品。今年のベストゲームはこれでいいでしょう。難易度は低めなので、ストーリーの先が気になるのにマップがクリア出来なくてヽ(`Д´#)ノ ムキー!!ということもないのではないかと思います。こまると腐川のストレートな友情も感動させられました。世界観はこれまで以上に絶望的で、人を選ぶかと思いますが、それでもこの評価は問題ないです。★5つ以上でもいいですが、シリーズものということを考えこのあたりで。こまるは俺の嫁。
プラットフォーム PlayStation3
メーカー ガスト
ジャンル RPG
公式 シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~
プレイ時間 88時間(H26.10~12)
レビュー 【ゲーム】シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術師~ レビュー
総評 ★★★☆
アトリエの黄昏シリーズ最終作。前作はかなり明るめのノリでしたが、今回はメインキャラ同士の仲違いや水不足という人類存亡の危機など、比較的重めのシーンも増えました。とはいえ、キャラクターたちは相変わらずいい人揃いで、みんな楽しく生きている空気が十分伝わってくるので悲壮な感じは全くありません。グラフィックもさすがの一言、ただシステムはそろそろ袋小路にはまってきている感じもするなぁ。何回か言ってますが、機会があればアーランドシリーズもプレイしてみたい。ウィルベルは俺の嫁。

後編に続く。後編は現在プレイ中の3作品と、総評を書こうと思います。


2014-12-28

【ゲーム】年間ゲームレビュー 2014 前編

今年で7回目になった年間ゲームレビューです。

例によって、プレイ開始が早いものから順に並べています。今年の対象ゲームは13本のはずなので、3日に分けてやろうと思います。場合によっては年を越すかもしれませんがお許しを。

あとこれまできちんと定義づけをしていなかったので。総評は以下の通りです。あと☆は★半分の意味。

  • ★★★★★★以上…人生でベスト10に入るくらいのゲーム。神ゲー。
  • ★★★★★…傑作。ハードを購入してでもプレイする価値のある作品。
  • ★★★★…名作。ハードを持っているならぜひプレイすべき作品。または傑作だが人を選びそうな作品。
  • ★★★…良作。何か波長が合うところがあれば十分プレイする選択肢に入る作品。
  • ★★…凡作。特筆すべき事が無い作品。もしくは全体的にはまあまあだが、致命的な問題点がある作品。
  • ★…駄作。とても人には勧められない作品。
 クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ プラットフォーム Andriod/iOS
メーカー コロプラ
ジャンル クイズ&カードバトルRPG
公式 クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ | 株式会社コロプラ
プレイ時間 プレイ中(H25.10~)
レビュー なし
総評 ★★★★☆

去年からプレイし始めたクイズゲー。相変わらず毎日ログインを続けており、既に400日くらいでレベルも150を越えました。これまで2回だけ課金していますが、その程度でも十分楽しめます。最近はイベントも最後までクリア出来るようになりましたし、魔導杯も9段で戦えるくらいにはなりました。最近ガチャのシステムが変わって強いカードの輩出率が若干上がったのもうれしいところ。インフレは確かに進行していますが、昔のカードもSS化などで救済されており、運営のバランス感覚は悪くないと思います。あと火と水の3ターン遅延があれば…雷はもう3枚もってるのに。アルティミシアは俺の嫁。

※画像はhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.colopl.quizwizより引用

テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック  プラットフォーム  PlayStation3
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル RPG
公式 テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック | バンダイナムコゲームス公式サイト
プレイ時間 200時間+100時間(H25.10~H26.11)
レビュー 【ゲーム】テイルズ オブ シンフォニア レビュー / 【ゲーム】テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士 レビュー
総評 ★★★☆

シリーズの中でも人気の高いTOSとTOS-RのPS3移植版。ほぼベタ移植なので若干荒削りの部分は否めませんけど、やっぱりシナリオは秀逸です。さすがにオリジナル版を何度もプレイしているので周回のモチベーションを維持するのは難しかったですが、全体としてみれば古くささも感じず、未プレイの方はもちろん、プレイ済みの方でもテイルズファンなら十分楽しめると思います。欲を言えば今の技術でリメイクして欲しかったというのが本当のところですが。マルタは俺の嫁。

プラットフォーム Nintendo 3DS
メーカー SQUARE ENIX
ジャンル RPG
公式 ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル|SQUARE ENIX
プレイ時間 80時間(H26.1~3)
レビュー 【ゲーム】ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル レビュー
総評 ★★★★
スクエニの贈る新タイトルのファンタジー。直球ど真ん中のストーリーが展開されるかと思いきや、中盤以降の怒濤の展開には驚かされました。ストーリーにやや雑なところはあったものの、オリジナル制が高い戦闘システムや使いやすいUIなどスクエニの得意なところも十分出ていました。ジョブチェンジも僕の琴線にびんびんきますわ。キャラグラも上手にデフォルメされていて好印象でしたが、ムービーとの違いが…。続編BRAVELY SECONDの期待も高まります。早く体験版をプレイせねば。イデアは俺の嫁。
プラットフォーム PlayStationPortable
メーカー アトラス
ジャンル RPG
公式 P3P PERSONA3 PORTABLE
プレイ時間 117時間(H26.1~5)
レビュー 【ゲーム】ペルソナ3ポータブル レビュー
総評 ★★★☆
P4Gがあまりに面白すぎたんで、勢いで手を出してみた前作。P4Gとは違い、「死」などを正面から扱った、比較的シリアスなストーリー展開ですが、ペルソナらしいコミュシステムで仲間達との絆を強める学園生活はやはり楽しかったです。やや古いゲームで、ハードの制約もあってグラフィック性能はそこそこですが、システム的には快適でした。ダンジョンがひたすら塔を上るだけで単調なのが問題か。主人公の性別でコミュの内容もかなり違うので、2周目も比較的だれなかったです。PQを楽しんだ方はぜひ。アイギスは俺の嫁。
プラットフォーム ゲームアーカイブス(PlayStation)
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル RPG
公式 ワイルドアームズ 2nd イグニッション | ソフトウェアカタログ | プレイステーション オフィシャルサイト
プレイ時間 37時間(H26.5~10)
レビュー 【ゲーム】ワイルドアームズ 2nd イグニッション レビュー
総評 ★★☆
シリーズ最高傑作と名高いのに、これまでプレイしていなかった2にゲームアーカイブスで挑戦してみました。ストーリーはもちろん良かったのですが、あまりにシステムやグラフィックが古すぎてそちらのつらさの方が先に立ってしまったのは残念です。特に戦闘のテンポが悪いのは致命的。幸いエンカウントキャンセルという戦闘を避けるシステムがあるのですが、ボスがなかなか手強く、直前にセーブポイントがない仕様なので結局レベル上げは避けられません。謎解きも半端ない難易度、隠しイベント多し、など、攻略サイトの重要性が身にしみる作品です。とはいえ、古さを除けば良作であることはうかがえるので、万が一リメイクされればもう一度プレイする意思はあります。ワイルドアームズはまだ死んでいないこと、見せてくれッ!あとマリアベルは俺の嫁。

中編に続く。

(ダンガンロンパ2も掲載するつもりでしたがうっかり忘れていたので明日に回します)


2014-12-26

【コミック】放課後さいころ倶楽部4 レビュー

やっぱり書店に入荷してない!こんなに面白いのに!の4巻。

放課後さいころ倶楽部4

著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円

レビュー

アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第4巻です。全5話でゲームが4つと今回は少なめになっています。それというのも、作者が考えた(作中では登場人物の一人が考案したことになっている)オリジナルのゲームが含まれてないからですね。

今回題材になっているゲームは、どれも名前は聞いたことがあるけど実際にどんなゲームかは知らないものばかりで、純粋にプレイ日記としても楽しめました。また3人の通う高校の生徒会長や、転校生のドイツ人少女(表紙一番左の人物)などの新キャラも登場して、ゲーム仲間がどんどん増えて行ってますね。うらやましい…あと金髪碧眼の女の子と知り合いになれるボードゲームカフェってどこにあるの。

今回題材になっているゲームは、

たった16枚、8種類のカードを使って、いとしの姫君に恋文を届けるというモチーフの「ラブレター」。

日本人のカードデザイナーの作品で、相手のカードを推理しながら駆け引きが楽しめそうです。
1ゲームが2~3分で終わるところも手軽でいいですね。

各面にひらがなが1文字だけ書かれた24個のさいころを使って様々なゲームが楽しめる「もんじろう」。

子供の情操教育にも使えそうです。

沈みゆく島アトランティスからお宝を手に入れ、怪物がうろつく危険な海を渡って宝を持ち帰るという冒険がモチーフの「アイランド」。

島を沈めたり、怪物で襲ったりといったアクションが偶然ではなくプレイヤーに委ねられているというところがいいですね。僕こういうプレイヤー同士で足の引っ張り合いをするゲームが好きなんだよ。

クニツィアの代表作、手札のカードをプレイしてカードの色に合わせた石を動かし、得点を集めていく「ケルト」。超有名どころですがルールは全然知らなかったですし、「ケルト」って「ケルト文字」のケルトだったんですね、今知った。

箱が地味なのはちょっと損してる感じがする。

の4つでした。

お盆休みは結局ゲーム出来なかったからな…年末年始に集まれるか声かけてみよう。


2014-12-23

【ゲーム】シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術師~ レビュー

本日2週目が終わり、プラチナトロフィーを獲得しました。過去作よりやり込みの敷居は下がった気がするけど、それでも88時間でした。

[関連記事・前々作レビュー]アーシャのアトリエ 感想 | Y.A.S.
[関連記事・前作レビュー ]【ゲーム】エスカ&ロジーのアトリエ レビュー | Y.A.S.

シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術師~

開発:ガスト
プラットフォーム:PS3
価格:7344円(通常版・税別)、10584円(限定版)

レビュー

ストーリー

故郷の水涸れを救うため、オアシスとして知られるステラードに助けを求めるためにやってきたシャリステラ。
父親のアトリエを受け継ぎ、いつか大きなことをやってやると思いながらその日暮らしをしているシャルロッテ。
それぞれの目的のために、錬金術の修行をしながら各地を巡り、やがてこの世界に黄昏をもたらす元凶を探ろうとしていく、というストーリー。

シャリステラ(以下ステラ)の目的は割と切実なもので序盤からシリアス気味に話が進むのに対し、シャルロッテ(ロッテ)は比較的お気楽な雰囲気です。最も中盤以降いろいろな事件が起こって、面白く勧めていけました。ストーリーも中盤まではばらばらですし、サブイベントもそれぞれに用意されているので、2周するのもほとんど苦にはなりませんでした。

黄昏シリーズはこれでひとまず終わり。黄昏の原因は完全には取り除かれませんでしたが、その原因の一つは取り除かれ、大きな区切りが付いたように思います(その先が気にならないわけではないのですが)。とはいえ3部作のストーリーそれぞれが密接に絡んでいるというわけではなく、作品の合間に次の展開が気になって悶々…ということはなかったです。っていうか連作ものはこれくらいがちょうどいいわ。

キャラクター

今回はPC8人、DLCで2人追加とパーティも賑やかでしたね。相変わらずいい人だらけですが、続投のキースグリフ氏は相変わらずの傲慢ぶりでちょっと安心しました。この人が完全にデレたら終わりですからね。前作に引き続き登場したカトラも年相応に成長していてちょっと感動。
前作・前々作のヒロイン(僕の中では)のウィルベルさんももちろん登場。今回はロッテの師匠役というおいしいところが用意されています。大口たたいてあとで窮するといういつものパターンかと思いきや、しっかり成長してくれたところを見せてくれました。必殺技もちょっと大人びた感じになりました。その分ロッテの必殺技が完全にギャグでしたけど。

中の人も若い方が多かったですが、みんなキャラクターに合っていましたし、演技も素晴らしかったです。アトリエシリーズはいつも声優のチョイスがすばらしい。

システム

調合は前作までとはちょっと違う感じになってますね。望みの戦力を持ったアイテムや装備品は作りやすくなりましたが、最終的には錬金レベルを上げてチェインを9999まで積むしかなくなり、自由度はちょっと下がったかも。有能な潜力も、各地のボスを倒して手に入れるしかなく、採取レベルなどが設定されている意味が薄いなと感じました。
アイテムの量産システムはなくなりましたけど、今回はひとつのアイテムを大量に求められることはなくなったので特に困ることはなかったです。

戦闘は前作の正統進化という感じ。今回はバーストが超火力なので、とにかく早くバーストに入り、拡張アシストでたこ殴りにするのがベスト。そんなわけで全員にブラザーコールを装備させるのがよいかな。主人公はアイテム係でメイン火力担当ですが、今回は他のキャラも相対的に強化されたので、前作のように主人公無双ではなくなりました。ただ難易度を上げると戦闘時間が極端に長くなるのが難点ですね。難易度を上げると獲得経験値も増えますが、最終的にはDLCの追加ボスをハードコアで狩れば30分でカンストするため、いくらでも取り返しがききますし。

今回から、期限の要素が廃止されたのは大きな特徴ですね。前作は期限内にタスクをこなす形式でしたが、今回は期限はなく、タスクごとに設定された数値を100まで貯めると次の章に移行出来ます。スケジュール管理の中でやっていくのも面白いんですけど、最終的にやりこむとなるとスケジュールは邪魔でしかないので、これはこれでよかったのではないかと思います。アトリエらしさは失われたような気がするので、長期的に見ていいのかはわかりませんが…

それから、テキストスキップが既読未読とを区別出来ず、しかも選択肢を挟んでも解除されないという致命的な問題があるのは本当どうにかしてほしいです。そんなに難しい注文じゃ無いと思うんだけど、テキスト関係は結局アーシャのときから改善されず残念でした。

その他

今回はすっと心に入り込んでくるBGMが多かったですね。メインテーマがいろいろな編曲で登場するという仕掛けにはクリア後のライナーノーツを読むまで気がつかなかったです。

このシリーズのクリア後といえば、設定画が見られたり,キャストインタビューが聞けたりするところがうれしいです。特にメインキャラの中の人たちは気の利いたコメントを考えてくれていてますし、サブキャラの人たちもかなり長めのメッセージを残してくれてたりしてありがたかったです。今後も続けて欲しい。(エスカの中の人はかなり…ですが←ほめてます)

総評

今作もエスロジ同様、良作です。88時間プレイしたわけですけど、普通のRPGにありがちなだるさも少なく(ただし錬金レベルを99まで上げるのだけは単純作業なので面倒くさい)、プラチナまでさくさく進められた感じです。難易度は1~5まであるので、極める人は強力な装備やアイテムを作って大暴れすればいいんじゃないかな。レベル上げが面倒くさいとお嘆きの方、無料DLCを入れると幸せになれますよ。

ただ、今回は前作までを知っていないと興をそがれるところも多々あるので、是非前作、可能なら前々作も楽しんでからプレイしてみてください。アーシャはPlusが出ているしエスロジもPlusがもうすぐ出るし、その二つをプレイすることにはシャリーも出るはずですので…

というわけで、2年にわたってプレイしてきた黄昏シリーズもこれで一区切りです。このシリーズはアニメ化など新しい動きもありました。次回作にも期待したいと思いますし、次回こそはきちんと早めに限定版を予約しようと思います。