2017-06-02

【イベント】TOF2017 2日公演 レビュー

久々に物販で無駄遣いしてしまった…でもそれも幸せのかたち。

テイルズ オブ フェスティバル 2017 ウェルカムストリート

新横浜駅隣接のキュービックプラザ10階でパネル展示をしていたので、見学に行ってきました。初日だけあってほとんど人がいなくて快適でした(一般客の視線はちょっと痛いですが)。

パネルはTOFの会場に展示してあるものとはイラストが違いますね。凝ってるなぁ。

2日公演

開演前

17:40 会場に到着。最近は時間前に開場することも多いですが、今日は定刻でしたね。

18:00 開館。今日はキャパも少ないのですぐに入場できました。今回は席の区分がありませんが、ステージのすぐ右そでのあたりで見やすかったです。舞台はやっぱりモニターじゃなく直に見たいですしね。

18:10 着席したとたんにカゲナレ。今回はミュウ役の丸山美紀さんでした。登壇はなかったのでおそらく録音(いつもカゲナレは生)。そして間髪入れずOPムービー。早めに入場できてよかった…。いつもの1日目仕様で、Sはリメイク版、Iはオリジナル、V、Hはリメイク版、Gはf、Xはジュード版でした。Bも初出し。最近はOPムービー流すだけで30分かかります。

18:50 再びミュウのカゲナレ。

19:05 スペシャルスキット(無題)

パーティメンバー+ミュウでお送りするスキット(生ではなく収録。顔出しなし)。テイルズオブステージにゲストとして招待された…という舞台設定のギャグスキット。

大倉山駅にやってきたルーク、ティア、ミュウ。最近は円高が進んだため、節約しようと私鉄でやってきたとのこと。

オールトラント(アビスの舞台である世界の名前)と地球の為替相場を仕切ってるバンナムってやばいんじゃ…というルークの指摘に慌ててその口をふさぐティアが面白い。

横浜アリーナまでの道が分からず困っていると、そこにアニスが通りかかったため合流。アニスはバンナムからヒッチハイクでここまでたどり着いたらしい。無事横浜アリーナに到着すると、ジェイドとガイもすでに来ていた。そしてナタリアも巨大なリムジンで登場。迎えが来るとは聞いていたものの、リムジンが来たこと、そして社内に花束と自分が好きな飲み物が用意されていたことに少し驚いているナタリア。

男衆がコンビニで飲み物を買って戻ってきたので、いよいよ会場に入ることに。ところがルークの持ってきた招待状がない。ジェイドの提案で、ルーク、ガイ、ナタリアの3人が受付に直談判することになったが、受付にいたのはアッシュだった。なぜか急にお金が入り用になったとかで、バンナムに雇われてバイトをしているとのこと。

ルークの招待状がないことに気づいた時に、仲間たちが自分の招待状を譲ろうとするんですが、ジェイドもその波に乗ろうとすると仲間たちから冷たくあしらわれ、「これが老人の介護放棄ですか」とやさぐれるシーンが面白かったです。

結局ルークのチケットを持っていたのはジェイドだった。落としたのを拾ったまま返すのを忘れてたとうそぶくジェイド。しかしティアだけは、ジェイドの真意を見抜いていた。ハプニングを装ってアッシュとナタリアを会わせることで、ナタリアがアッシュの気遣いに気づけるようにしたのだ。ナタリアも誰がリムジンを用意してくれたのか気づき、二人はいい雰囲気に。そんな二人を仲間たちも温かく見守るのだった。

 

全体的にコメディ色が強く、ティアのかわいさ、アニスのがめつさ、ジェイドの鬼畜さなど、キャラの特徴をうまくいかしたスキットでした。これ是非BDに収録してほしいですね。それでも最後はちょっといい話にまとめたのもさすが。

19:30 テイルズ オブ ステージ

外伝的な話かと思いきや、ゲームの第一部(外殻降下まで)を一通り描くものでした。

今日もヴァンの元で稽古に励むルーク。しかし稽古中にヴァンを狙ってティアが襲撃。ルークがヴァンをかばってティアの攻撃を受けると、ルークとティアの体は光を放ち、二人は見知らぬ場所に飛ばされてしまった。

初めて屋敷の外に出たことに慌てるルーク。そこに現れた導師イオンを追う魔獣ライガを何とか退けた二人は、イオンに同行していたマルクト軍の大佐ジェイドに保護される。駆けつけたルークの友人ガイの助けもあり、イオンの身柄を狙うリグレットの襲撃も退け、なんとかバチカルの自宅にたどり着いたルーク。ヴァンは彼を温かく迎えるが、同時に彼は、ルークがこれまで兵器として国に軟禁されている事実を告げ、自分の言うことを聞けば英雄になってその生活からも解放されるとそそのかす。

ちょうどその折、関係が険悪になっていたキムラスカとマルクトの和平のため、親善大使として国境の町アクゼリュスに向かったルーク。途中でリグレットの仲間のシンクの襲撃を受け、彼に操られたガイがルークに刃を向けてしまう。イオンから、シンクの術は本人の記憶を元に人を操るものだと聞いたルークは孤独を深め、ますますヴァンに傾倒していく。そしてヴァンの言葉に従い街の地下にあるパッセージリングを破壊してしまう。その途端、アクゼリュスは地底に崩壊を始め、そこにいた住民もろとも消滅してしまった。

ティアの力で無事に地底にたどり着いた一行は、そこで自分たちが暮らしていた大地は空中に作られた外殻大地であること、そしてそれを支えているのがセフィロトツリーとパッセージリングであることを知る。それを聞いてもヴァンに責任を転嫁し続けるルークに、仲間たちもあきれて離れて行ってしまう。そしてアッシュから自分はアッシュのレプリカだと言うことを聞かされたルークは深く落ち込むが、内省を深め、これからは自分のできることをして罪を償うとティアに誓い、その証しとして髪を切る。

一方、一足先に地上に戻ったジェイド・アニス・ナタリアだったが、すでに地上では戦端が開かれていた。ヴァンはアクゼリュスの事件で戦争を煽り、戦場を崩落させることで両国の戦力をそごうとしていたのだ。ジェイドはマルクト軍を指揮するフリングス将軍を説得して兵を引かせ、その間に皇帝から停戦交渉の全権を譲り受ける。ナタリアもまた父であるキムラスカ国王を説得しようとするが、途中ヴァンに協力するモースが現れ、ナタリアが国王の血を引いていないことを理由に反逆者として処刑しようとする。しかし助けに来たアッシュと市民たちの助けもありそれを退けたナタリアは、父を説得し、無事両国の停戦はなった。

戦争は止まったものの、このままではセフィロトツリーが順次崩壊し、この惑星自体が滅びることが判明する。どうせ崩壊するものであれば、その状況を利用して大地を地底まで安全に降下させようと、要になるロニール雪山のセフィロトツリーに向かう一行。そこではルークたちを阻止しようとしたシンクが再び襲撃してくる。ルークたちは彼を退けるが、シンクの仮面の下から現れたのはイオンと同じ顔だった。シンクもイオンも、病気のため死に瀕した本物の導師イオンのレプリカだったのだ。レプリカであることをいとい、自らの命を絶ったシンクを見て、ルークもイオンも少なからずショックを受けるが、パッセージリングの閉鎖には成功した。

あとはアブソーブゲートを操作すれば、外殻降下は成功する。しかしそこで待っていたのは正体を現したヴァンだった。ヴァンはユリアの預言に依存するこの世界を破壊するため、全ての人間を滅ぼし、レプリカだけの世界を作ろうとしていたのだ。死力を尽くした戦いの末、ルークたちはヴァンを倒し、ヴァンはアブソーブゲートの中に消えた。これで世界は救われた…かに見えたのだが。

というわけでここで終了。最後に「to be continued」のテロップが出て、このあとに出てくるはずの名場面のダイジェストが演じられました。どうも後編は、今年の夏に東京と大阪で行われる本公演で演じられるみたいですね。

 

さて、僕は舞台演劇というのを見るのは初めてなので、今回の舞台がよいものなのかどうかはよく分かりません。最近はやりの最新技術を使って魅せる舞台とは違い、昔ながらの技法で作られている舞台でした。殺陣のレベルもそれほど高くはない…ような気がしますが…なんというか、思った以上によかったです。

最初はそもそも2次元を3次元に落とし込むのはどうなの?と思ってましたが、皆さんなかなかの再現度でした。声の違いも違和感あるかな~と思ってましたが、それも最初だけで、すぐに慣れてしっくりきました。特にアニス(原作ではロリ枠できゃぴるん口調)はどうなるかと思いましたけど、全然違和感なくて驚きました。話は駆け足ながらも原作の名場面をうまくつないでましたし(もちろん説明不足でわかりにくいところもあるんですが)、これはこれで。思えばアビスは対人戦が多い(ボスも中ボスもほとんど人型)なので、舞台化には向いてたのかもしれませんね。

気になったところ。まずジェイド(原作では術士)は術エフェクトが乏しいため完全に肉弾戦キャラになってましたね。まさかバク宙するとは。それからヴァンの衣装が安っぽすぎ。あの肩のところの衣装は硬い素材でお願いします!(ナタリアの弓もちょっとアレでしたがこっちはまあ仕方ないか…)それからヴァンに意味のないダンスシーン(しかも長い)があったのも、ラスボスとしてはどうなの?それから数名滑舌に問題がある方が…

しかしそれらの点は目をつぶれる範疇でした。というわけで、舞台化とか興味ないyukkun20でも、大阪まで本公演観に行ってもいいかな…と思ってます。

20:50 スペシャルトークショー

原作ルーク役の鈴木氏、ティア役のゆかな氏、舞台ルーク、ティア、アッシュ役のお3方の5名+おなじみ名越アナによるトークショー。

なんとティア役の方は今回が初舞台とのこと。アッシュ役の方も2回目、ルーク役の方も3回目という非常にフレッシュな配役でしたけど、不安定さは感じさせない演技でした。本公演のラストシーンで最後に登場するのはルーク役の人なのかアッシュ役の人なのか、鈴木氏も興味津々のようです。

しかしゆかなさんは相変わらずいい人だなぁ。最後の一言で何回「ありがとうございました」言うんだよ。

21:20 終演

カゲナレは再びミュウ。今日もミュウ役だけはオリジナルキャストでした(さすがに擬人化には無理があったのでぬいぐるみ出演)でしたし、お疲れ様でした。

明日からも楽しみです。

終演後、物販が空いていたので久しぶりに散財してしまいました。今日の戦利品。

右上は推しメンバッジ。いつもはこの手の商品は買わないのですが、SDキャラがかわいかったので、初代ファンタジアの2キャラと、僕の好きなキャラベスト5に入っているリタ(3位)とエドナ(5位)を購入(ちなみにあと3人はアーチェ(1位)とリリス(2位)とシェリア(4位)ですが商品化されてない(涙))

中央上は「ドラマ&DJCD テイフェスラジオ2017」。下に敷いているのが会場購入特典のビニールポスター。先日紹介したテイフェスラジオが収録されてます。これはどうせ後日ネットで購入するつもりだったので、特典目当てにこちらで購入。

左上は「テイルズ オブ オーデトワレ」。キャラクターをイメージした香水です。これ本当に商品化したんだ…(詳しくはTOF2015を)。ちょっと高かった(30mlで5400円)けど、大人のたしなみとして香水の一つくらいは持っておこうと思ったので…(一応言っておきますが、普通の香水も持ってますからね?客商売だし)。


2017-05-31

【CD】BEST SELECTION DEMON GAZE MUSIC レビュー

デモンゲイズ2、残るは裏ボスを倒すのみとなりました。好感度も全員MAXにしたのですが、17股を怒られるどころか全員に祝福されてしまいました。さすが人外は心が広い。というか逆にこっちの良心が痛い。

さて本日は、デモンゲイズ2の予約特典のサントラのレビューです。

BEST SELECTION DEMON GAZE MUSIC

価格:非売品

レビュー

デモンゲイズシリーズは、音楽が非常に特徴的です。特に普通のBGMにもボーカロイドが歌うボーカル曲をどんどん放り込んでくるのが特徴で、ネット上でも賛否両論なのですが、はまる人にはすごくはまると思います。

僕もデモンゲイズをプレイし始めた頃は、BGMがガチャガチャしてうっとうしいなぁと思っていましたけど、今ではこれがないとなんか物足りないと思うまでに調教されてしまいました。

どんな感じか知りたい方は、DLCの公開を記念してこのサントラに収録されなかったBGMが公式配信されていますので、そちらを聞いてみてください。

またサントラに収録されている曲も、公式サイトで視聴可能です。

それはさておき、今回のサントラには、1からBGM7曲、2からBGM7曲、ボーカル4曲が収録されています。

BGMでは「愛を知らない天使」「瞳の宿命」「魔神変体」あたりが好きですね。「愛を~」はボス戦の曲ですが、1でも2でも何度か流れるため強く印象に残っています。

ボーカル曲は、3人の審問官たちが歌うマグナスタリカが1曲ずつと、ゲームバージョンのOPが収録されています。

マグナスタリカはどれも名曲ですし、歌っている方も決して下手ではない(むしろ上手)んですけど、作中では人々の洗脳を解くために使われる歌なので、なんかこう、もっとお腹の底から響くような強さがあってもよかったのではないかと思います。

OPはファンタジーゲームではおなじみの霜月はるかさんの曲「スタリカ」です。僕もアルトネリコやアトリエなどで霜月さんの曲は何度も耳にしています。今まではあまり刺さる曲がなかったのですが、今回のOPは刺さりましたねー。なんでフルバージョンで収録してくれなかったのか残念ですけど、霜月さんのアルバムに収録されているようなのでそちらを購入するつもりです。それくらい良かった。歌詞が厨二病なのもいい。こちらも公開されているのでぜひご試聴ください。

そんなわけで大満足の出来でした。1は正式なサントラが発売されてるのに、2はその予定なさそうなんですよね。いずれも名曲揃いなので、このまま埋もれさせるのは惜しいなぁ。サントラが出たら買いますので、角川さん何とかお願いします。


2017-05-26

【ゲームグッズ】一番くじ ゼルダの伝説 ハイラルライフスタイル レビュー

今日セブンイレブンに寄ったら、「一番くじ ゼルダの伝説 ハイラルライフスタイル」を売っていました。

これを見てから気になってました。

ちなみに僕がプレイしたことのあるゼルダは、GBCの「夢を見る島」だけです。肌に合わなかったというわけではなく、うちには任天堂の据置機はほとんどなかった(持っているのはWiiだけ)ので、プレイする機会に恵まれなかったという感じでしょうか。初代スマブラで持ちキャラがリンクだったくらいにはファンです。でもあのキャラは空中移動能力が低いから、僕のような初級者には扱いきれませんでしたけど。

しかし僕は一番くじであまり良い物が当たったことがないので、まあ運試しと思い2回だけ挑戦してみることにしました。とりあえず1枚目~

 ねんがんの マスターソードを てにいれたぞ! 

いきなりすげえの来た。なんとB賞「マスターソード 折り畳み傘」です(※マウスは大きさ比較のために入れているだけで、付属してません)。この状態で44センチほどの長さがあります。

傘は半径50センチとやや小さめですが、作りはしっかりしています。カバーと同じ色の布で、カバーと同じアイコンが1カ所あしらわれています。さすがにこれを町中で差す勇気はないので当面封印しておきますが、海外旅行の時に持っていったら受けそうですね…空港で止められたりして。

さてもう1枚は…

エフェクトーンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!まじでか。

もう「謎解き正解音」しか残っていませんでしたが、こちらの方がほしかったので無問題。早速部屋の入り口に設置して、毎日謎解きの快感を味わうことにしましょう。しかしこれはあれか、BoWを買えということか。


2017-05-21

【アニメ】テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス レビュー

僕ゲーム業界のことよく分からないんですけど、このアニメってゲーム化したらすごく売れるんじゃないですかねぇ。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

原作:バンダイナムコエンターテインメント
監督:外崎春雄

https://www.youtube.com/watch?v=rSHGg_ROZKA

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2017-05-20

【コミック】背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10[完結] レビュー

デモンゲイズ2が面白すぎて、このペースだとTOF2017までにクリアしてしまいそうだ…TOF2017中にプレイするゲームを検討せねば。

さて、これまで感想を書いてきたこのマンガもついに最終刊です。横田先生、ありがとうございました!次回作も楽しみにしています(上品なマンガであれば…

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10

著者:横田卓馬
レーベル:ジャンプコミックス
価格:432円

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2017-05-18

【コミック】堀口さんちのレオムスコ レビュー

ゲーム4コマで活躍されている堀口レオ先生の子育てマンガです。

堀口さんちのレオムスコ

著者:堀口レオ
レーベル:一迅社コミックス
価格:1080円

感想

唐突ですが僕は堀口先生の4コマが好きです。どれくらい好きかというと、ゲーム4コマを買うかどうか迷った時には、堀口先生が寄稿されてるかどうかで決めるくらいのファンです。そんな先生がついに単独で商業誌を出される!これは読まねば!ということで即購入してきました!…え、これ2015年発売なの…

気を取り直して。漫画家の堀口先生の子育て4コマ漫画です。まあありがちといえばそうなんですけど、堀口先生らしい濃厚なギャグを十分楽しめる作品になってますので、先生の4コマが好きな人にならもちろんおすすめです。

ギャグ漫画家の影響を思いっきりうけた4歳児のネタにあふれた日常…正直うらやましい。息子ネタ以外にも、奥様の妊娠中の話や、娘の話など、温かい家族のいい話も所々にぶっ込まれてきているので、子育てエッセイとしても楽しめますよ!役に立つかはさておき…(笑)

…堀口先生の魅力は画力じゃなくてネタのおもしろさだから(失礼

※画像は3、46ページより引用


2017-05-16

【ゲームグッズ】ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 超高校級の公式設定資料集 レビュー

KH3DHDもデモンゲイズ2も中盤戦です。KHはようやく操作に慣れてきた感あるけど、ストーリーがいまいちだなぁ…

それはさておきダンロンV3の設定資料集です。結構前に買ったのですがようやく読み終えたので。ゲームのネタバレはないレビューです…が、この本の表紙自体が一種のネタバレなので、Amazonのリンクをクリックする時は注意してください。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 超高校級の公式設定資料集

レーベル:ファミ通責任編集のゲーム攻略本
価格:2700円(税別)
ページ数:352ページ
Amazon:http://amzn.to/2ronKAF

レビュー

  1. ギャラリー
    関連商品やゲーム雑誌などに掲載されたイラストのギャラリー。ほとんどのイラストに1ページが割かれており、細かい部分まで眺めてニヤニヤできます。
  2. CHARACTER
    メインキャラ16人+モノクマ+モノクマーズの紹介。それぞれのキャラについて、プロフィール、設定画、表情集、ドット絵、人物プロファイリング、各研究教室の紹介、ゲーム中イベントの紹介、他キャラからの人物評価などを掲載。1キャラに8ページが割かれかなりのボリューム。
    またおまけとして、出身高校制服デザインやキャラクターデザイン画も掲載されています。キャラクターがデザインされるまでの紆余曲折が見られる貴重な資料。
    ドット絵好きとしては、才能育成計画で登場するキャラのドット絵を大きいサイズで楽しめるのはうれしいところ。また各キャラについて小高氏のコメントが掲載されているのも○。「夢野は本作の製作発表時から、発売後も一貫して人気のあるキャラクターの一人です」って本当ですか!ぼくマイノリティーじゃなかったんですね。
  3. MATERIAL
    作中で登場するスチル絵、理論武装イラスト、クライマックス推理イラスト、オシオキムービーのスクリーンショットと絵コンテ、学級裁判で使用されているキャライラスト(反論ショーダウンや議論スクラム全論破のカットインイラストなど)、背景のデザイン画、モノクマ劇場で使用されたイラストなど。
    オシオキムービーのスクショは1本につき2ページが充てられ、かなり濃密に画像化されているので、オシオキの絶望を鮮明に思い出せます。やっぱり2話のオシオキは何度見ても辛いわ…。また学級裁判の時に既に死亡しているキャラの代わりに設置される看板も、キャラごとに微妙に違うデザインになっているのは興味深い。
  4. EXTRA
    紅鯨団、才能育成計画、モノクマの試練、カードDEATHの簡易攻略情報。絶望のデスロードの簡易ではない攻略情報、隠れモノクマや裏ルートの情報、スタッフインタビュー。
    才能育成計画にのみ登場するダンロン3(V3ではなく)キャラのドット絵まで掲載してくれたのはありがたい(僕は未来コースにはほとんど行かなかったので見たことのないドット絵も多い)。でもカードDEATHのイメージはもっと大きく乗せてくれても良かったんじゃないですかー!台詞の文字がつぶれてる…
    「裏ルートに入れる議論ではBGMが変わっている」「SAKE NO TSUKAMIDORIの説明文がポエムになっている」など気づかなかった情報が惜しげもなく公開されてます。

というわけで、V3のファンならマストバイの出来でした。資料集ですが、簡易の攻略本やシナリオブックとしても使える出来でした。残念ながら本編で最後に残った謎(ラスボスの話の真偽)について明確な答えは与えられませんでしたが、それはそれで余韻があっていいのかな。


2017-05-08

【ゲーム】デモンゲイズ2 ファーストインプレッション

デモンゲイズ2を始めました。

デモンゲイズ2

レビュー

今回は難易度も落ちてるし、トロフィーコンプも結構楽ちんみたいですね。デフォルトの難易度「あったかい」(5段階ある難易度の下から2番目)で始めたのですが、敵があまりにも弱くて緊張感に欠けるのでそろそろ難易度上げてみようかと思います。

それから前作と大きく変わったところと言えば、キャラメイク要素がほぼ撤廃され、仲間が全てユニークキャラになったというところでしょうか。僕はどちらかというとユニークキャラメインのゲームの方が好きなのですが(というかサモンナイトが好きなのですが)、DRPGはオリキャラメインでも十分面白いですし,特に前作はキャラメイクがうまくはまっていたので,この変更はちょっと残念。しかも最初に仲間になったキャラがロリパラディンなのですが、仲間になる前のイベントでモブを溶鉱炉(厳密には違いますが)に突き落とすというひどいイベントがあったので、いまいち愛せません。いや、仲間になる前と後では一応別人という扱いなのでギリギリセーフのような気もします。だめか。

ユニークキャラメインのゲームを楽しめるかどうかは、ビジュアル、性格、声、性能などの要素でそのキャラを愛せるかどうかにかかっているので、これから登場する新キャラ達にも期待してます。またこのシリーズに特徴的な、ふわふわしたボーカルのBGMもそのままで、これを聞くとあーこの世界に帰ってきたなぁという気がしますね。

ダンジョンをチクチク潜って強力な武器を集めて回るというDRPGというかWizの楽しさはそのままですので、前作を楽しんだ方はぜひプレイしてください。もっとも発売から半年以上足っている作品ですから、前作を楽しんだ方はとうの昔にクリア済みだと思いますけど。


2017-05-05

【ゲーム】GOD WARS ~時をこえて~ 体験版 レビュー&攻略メモ

Nintendo Switch買おうか小一時間悩みましたけど、テイルズ新作の同梱特装版が出るまで待つことにするわ(※そういう予定は今のところはありません)

GOD WARS ~時をこえて~ 体験版

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2017-05-02

【コミック】ケロロ軍曹28 レビュー

ケロロ軍曹の最新巻買ってきました。年に1度しか出ないのに、コミックスをまたがる長編は辛い。

ケロロ軍曹 28

著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
価格:580円

あらすじ

いつも13話くらい収録ですが、今回は4話だけです!(連載時の数話が1話にまとめられているので、量的にはいつも通り)

  • ケロロは普通に短編が面白い。相変わらず若者置いてけぼりのオチですが「続!新?征服…最後の…の巻」
  • この回で張られた伏線が回収されるのはいつになるのか…「冬樹の世界7不思議 プロローグ…の巻」
  • 吉崎先生の趣味が色々な意味であふれてる「冬樹の世界7不思議 ナスカの地上絵編…の巻」
  • 最後にかっこよくギロロが登場したけど、なぜかかませの香りしかしない「冬樹の世界7不思議 イースター島の神々編…の巻」

の4本でした。

感想

1年で7不思議のうち1.5不思議しか処理できてない!これいつまで続くんだよ…別に嫌いじゃないけど、日常ギャグの方が面白いのに。特に今回は冬樹が主人公ですけど、彼は非常にアクの少ないキャラなので、やっぱりギャグ成分には欠ける感じがします。

とはいえ、古今東西ナスカの地上絵をモチーフにした話はいっぱいありますけど、いろんな説が入り乱れていて面白いですね。今回の作中で登場した説は初めて見ましたけど、なかなかに興味深かったです。地上絵の研究に生涯を捧げたマリア・ライヘ(ライヒェ)先生の事も初めて知りました。

冬樹「(ナスカは)宇宙人の飛行場だったって説もあるんだ」

タママ「へえ~~ 宇宙人の~」

ケロロ「駅から遠いな…ないな!

冬樹(宇宙人飛行場説消滅!)

※42ページより引用

これで興味を持って調べたんですが、ナスカの地上絵って「世界の七不思議」(古代版/中世版/現代版)には含まれてなかったんですね…。全然知らなかった。現代ではどうやって描いたのかは概ね答えが出ているようですけど、なんのために描いたのかは永遠の謎なんでしょうね。歴史ってやっぱりロマンだよな-。