2016-02-26

【コミック】決してマネしないでください 3 レビュー

僕が電子書籍のレビューを各きっかけになったこの作品も、今回で最終回。

決してマネしないでください 3

著者:蛇蔵
レーベル:モーニングKC
価格:605円(電子書籍版は540円)

レビュー

モーニングで連載されていた「科学史マンガ」の第3巻(最終刊)です。相変わらず最高の頭脳を駆使したバカ実験が目白押しです。

今回も日常に微妙に役立つような役立たないような実験が絶好調。

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ねじ穴がつぶれたねじを回す方法。ちなみに彼らが外そうとしているのは校舎の排水パイプで、なんのために外しているかというとそれを使ってジャガイモバズーカを作成し、屋上にジャガイモを届けるためです。

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ニュートリノの大きさって?という問いに対する答え。ちなみにそもそもニュートリノって何?何に使えるの?という疑問にも答えてくれます。

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キュリー夫人ネタ。こういうのってこういう時代からあったんですね。ちなみになんでこんなスキャンダルが現代にはあまり伝わっていないのかも、漫画を読めばわかりますよ。

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「さよなら絶望先生」でも、「日陰者」の代表としてキュリー(夫)が上げられてましたね。「ノーベル賞取ったって日陰者は日陰者なんです!」ってひどすぎるだろ。僕は子供の頃キュリー夫人の伝記読んだから、ちゃんとファーストネームも知ってますよ(ピエール)。

まだまだ科学史について学びたかったなー。もう終わってしまうのは非常に残念です。しかし蛇蔵先生の漫画は相変わらずためになるな(「日本人の知らない日本語」も大好きです)。

それにしてもヒロインの飯島さんはいいキャラだった。

決してマネしないでください3 02 決してマネしないでください3 04

かわえええええー!ところで飯島さんは、1巻では推定23~24歳という事になっていましたが、おまけページの「10年前」マンガの時点で高校生ということはつまり…ゴクリ

もし面白そうだと思って頂けたら、是非立ち読みしてみて下さい。下記のサイトで第1話と第7話と第17話が立ち読み出来ます(各話は独立したエピソードです)。

 

決してマネしないでください。/蛇蔵 – モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ


2016-02-14

【コミック】ゆうべはお楽しみでしたね 2 レビュー

1巻のフルカラー版も調子に乗って購入。

ゆうべはお楽しみでしたね 2

著者:金田一蓮十郎
レーベル:ヤングガンガンコミックス
価格:540円

あらすじ

奇妙な共同生活を始めて「パウダー」ことさつきたくみ(♂)と「ゴロー」ことおかもとみやこ(♀)。2人は相変わらずDQⅩにはまり中。

同じチームの仲間とオフ会やったり、同じ部屋でゴローさんと一緒にゲームしたり、アストルティア七不思議探したり、衣装にこだわってみたり。ちょっとだけいい雰囲気になったときもあったけど、今日も2人は平常運転です。

レビュー

ゆうべはお楽しみでしたね2 02

僕に言わせると、お店の外見がファンシーじゃなかったらあんまり問題ない。
つーかこの店(アルトニアカフェ)一人で行ったし!

[関連記事]【イベント】ブレイブリーセカンド コラボカフェ レビュー | Y.A.S.

ゆうべはお楽しみでしたね2 03

これよくわかんない。僕の場合中の人もアバターもドレスアップに興味とかないので…。

アバターの場合は、モデルにしたキャラ(他のゲームの好きなキャラが多い)と似た格好をぞんざいにさせてそのままゲームクリアまで行っちゃうことが多いです。最近のテイルズでも色々おしゃれできるようになってますが、全く生かせてません。

ゆうべはお楽しみでしたね2 04

(↑正社員になると転勤することになるかもという話題に対するリアクション)

これすげーわかる…!僕もそれがいやでこの仕事選択したところもあるわ。本当転勤がない仕事でよかった。

でもパウダーはコミュ障ではないと思いますよ。つーか僕みたいに重度の人は、そもそもMMORPGなどしない!

ゆうべはお楽しみでしたね2 01

でもこれはキモイです…

ガンガンONLINEで試し読みができるので、そっちもどうぞ。

ガンガンONLINE×ドラゴンクエストX DQX勇者導かれ隊 ONLINE – 漫画 – ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

 

※画像はいずれもコミックスより引用


2016-02-13

【コミック】背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 03 レビュー

「ダンスのやつ」こと「背すじをピン!と」の最新巻です。コミックスで読むとより面白いな。

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 03

著者:横田卓馬
レーベル:ジャンプコミックス
価格:432円

あらすじ

亘理が語った自分の過去、それは子供の頃、恋心を抱いていた相手に心ない言葉を投げかけられたことだった。しかし土屋の「わたりさんがすごいなって思うところは、それをどうにかしようとしてるってとこ…わたりさんのこと、すごい尊敬するな」という飾らない言葉に励まされる。そして文化祭本番、やはりトラウマをうまく乗り越えられず出場が危ぶまれた亘理だったが、「僕が…わたりさんのこと…支えてるから!」という土屋のセリフで過去を乗り越え、笑顔でダンスを終えることが出来た。

文化祭を機に新しい部員も入り盛り上がる競技ダンス部の次なる目標は、半月後のダンススポーツ大会、そして夏の全国大会。特訓のせいかもあってか、前の試合の時とは違う、確かな手応えを感じてダンススポーツ大会に赴く土屋・亘理ペア。同年代のライバル達も勢揃いし、いよいよ一次予選が始まるのだった―

レビュー

前半は亘理さんのトラウマ話でしたね。彼女のトラウマはものすごく深刻、というものではないんですけど、それでも当人にとっては重要な問題で、そんな悩みを女の子から打ち明けられても男としてうまく回答は出来ないと思うんですが、土屋君はストレートに自分の気持ちを伝えられる子なんですよね。

背筋をピンと!3 01
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めっちゃイケメンセリフというわけでもないんですけど、彼の性格の良さと飾らない人格が出ていて、非常に好感が持てます。それに笑顔で答える亘理さんもいいけどね!

しかし全然試合シーンもなく、スポーツマンガっぽさが薄かったのに、ここに来ていきなり熱血成分多くなりましたねー。今回は特に2年生の八巻・椿ペアが熱い!八巻先輩なんて動機が「かっこいい」だけなのに、同世代最強と呼ばれている部長を本気で倒そうとしてますもんねぇ。でもそんな中でも部長ペアが

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きっちり壁として立ちふさがってくれるところはいい展開です。(あとこれまで目立たなかったリオ先輩もさりげにすごい実力者でしたね)

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ホントこんな気持ちですわ。

つーかこのマンガ、僕が突っ込もうと思ったところにはもれなく作者のセルフ突っ込みが入っていることが多くて、コメント書きづらいw

それから今回の亘理さんのベストシーン。今回は色々候補ありましたけど、

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これかな。そこは違うでしょ!「かわいいから」じゃなくて、「かわいいって言われたから」だろ!ほら、つっちーももっと褒めて!

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なんという平凡セリフ!もっと気の利いた…

背筋をピンと!3 06

また作者に先に突っ込まれたー!

※画像はいずれもコミックスより引用


おまけ:

ギャグ漫画のため感想が書きにくくて取り上げてないんですが、最近

「左門くんはサモナー」が面白いです。(リンク先で1話が立ち読みできるので是非)

天使と呼ばれるヒロインの天使ヶ原てしがわらさん(てっしー)が、左門くんが召喚する悪魔(と左門くん本人)に振り回されつつツッコミを入れるという基本1話完結タイプのギャグ漫画ですが、左門くんの外道っぷりとてっしーの天使突っ込みがいい対比になっていて面白いです。
1話から面白いと思ってたんですけど、最近は特に面白い。

左門くんはサモナー1 01

※左が主人公で右がライバルキャラです。

しかし作者のデビュー作のヒロインがモノアイキャラとは…業が深すぎだろ。

※2/14追記

どんな漫画か詳しく知りたい方は、ヤマカム様のレビューが参考になりますよ!

『左門くんはサモナー 』、大天使な天使ヶ原さんが可愛すぎる件:ヤマカム


2016-02-11

【Webコミック】星界の紋章 第17話 レビュー

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されました。今回は通常どおり2ヶ月目の更新という事で一安心(え

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

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眼前に迫る敵艦を無事躱し、ラフィール達の乗る連絡艇は着陸態勢に入ります。

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まあ着陸って言っても、艇体を切り離して、有人部分だけ地上に逃がす…というわけで、戦闘機のパラシュート脱出とかわりません。つまり一度大気圏のそこに降りてしまったら自力では脱出できないということ。

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何とか無事に着陸した2人は、そのまま連絡艇を脱出します。世間知らずの帝国の姫君と、帝国知らずの地上出身の貴族の逃避行が始まります。

しかし星が瞬いて見えただけでこの騒ぎようである。

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「野営」で言ってましたけど、殿下も訓練生時代に地上演習してますよね-!?

今回の殿下

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ジントにあっさりやりこめられるの図。お姫様がそんな口しちゃだめでしょ。

※画像は第17話より引用


2016-02-03

【ゲーム】ソフィーのアトリエ~不思議な本の錬金術士~ レビュー

本日隠しボスの魔王を倒し、通算26個目のプラチナトロフィーを獲得しました。1周でトロコンできると気持ちいいね!

ソフィーのアトリエ~不思議な本の錬金術士~

開発:ガスト
プラットフォーム:PS4/PS3/PSV
価格:6800円(PS4通常版・税別)、9800円(PS3限定版・税別)、6000円(DL版・税別)

レビュー

ストーリー

キルヘン・ベルでアトリエを営む錬金術士の少女・ソフィー。人の役に立ちたいと願いながらも、独学での限界を感じていた彼女はある日、錬金術について深い知識を持つしゃべる本・プラフタに出会います。ソフィーはプラフタに教えを請いながら、失われたプラフタの記憶を取り戻すために錬金術の修行を続けるのだが…というストーリー。

今回は前作同様時間制限が廃止され、1つのトロフィーを除いてあとで取り返しの付かなくなる要素はありません。またソフィーの目標はいずれも「錬金術の腕を上げる」というあまり緊急性のないものなので、全体的にいつにもましてゆったりした感があります。そういうわけでメインストーリーについては起伏に乏しいと感じてしまいました。サブキャラがメインストーリーにほぼ絡まないのも問題かと。

一方サブキャラ達にはサブイベントが大量に用意されています。いずれも終盤まで進めることでスチル絵とトロフィーが手に入るので達成感がありますね。フラグの立ち具合もきちんとメモしてくれるので、忘れずストーリーを進められて助かりました。イベント数も半端なく、メインストーリーを普通に進めていると、サブイベントの発生が追いつかないほどです。そんなわけでメインは単調でしたが、全体として退屈に感じることはありませんでした。

ラスボスが珍しく明確な悪役だったのには驚きましたね。

キャラクター

PC9人で4人パーティを組みます。今回のキャラクター達はほぼ全員悩みなどの負の側面を抱えており、ソフィーと一緒に解決していくというストーリーが多かったです。もっともアトリエらしく全体的にのほほんとした感じなので、あまり深刻にはなりませんが…

今回は全員を戦闘に連れて行くことが出来、全員に平等に経験値が入るため、いろんなキャラを使いたい人には朗報かもしれません。どのキャラも個性がありますが、誰を使ってもクリアできないことはないと思いますので愛を注げばいいと思います。僕はソフィー、モニカ、コルネリア、プラフタでほぼ固定してました。だっておっさんとかじゃテンション上がらないし。

ただ、前シリーズのウィルベルさんのように、愛を思いっきり注ごうと思えるほどのキャラがいなかったのは残念でした。あえて言えばモニカが好きですが、ストライクゾーンド真ん中という感じではなかったです(彼女に問題があるわけではなく、完全に趣味の問題です)。眼鏡外すイベントあってもよかったと思うよ!NPCだといつも言っていますが中の人(谷井あすかさん)が好きなパメラあたりがお気に入りです。本屋のエリーゼも良かったけど、これはエリーゼそのものに対する愛というより、「本屋」に対する愛のような気がする。

中の人もよいチョイスで、特に不満はありませんでした。ソフィーもあまり尖っていない、万人受けしそうなキャラに仕上がっていたと思います。

システム

今回は調合が複雑化した印象があります。素材の品質や特性はもちろん、サイズや属性にまで気を回さないといけなくなり、僕のような脳筋プレイヤーには結構面倒な感じがありました。クリア後のやり込み要素とかなら良かったんですが、Normal前提でも終盤のボスはそれなりに強力な装備品を持っていないと話にならないくらい強かったりするので、調合必須でした。

一方、特性の合成のパターン数が増えたため、効果の薄い特性でも重ねて強化することが容易になり、ゲーム中盤から強力なアイテム(主に一撃必殺の付いたテラフラム)ゲーになってしまったりもします。この辺りはもう少しバランス調整が必要かも。これまでの調合のように作成するアイテムの個数を自分で決められないのも残念(ゲームバランス上の問題かもしれませんが)。

最終的に魔王を倒したたうちのソフィーはこんな感じ(他のキャラも武器が違うだけであとは基本的に同じ)。

戦闘は中盤以降はアイテムゲーです。一撃必殺テラフラムがあればザコ戦は全てそれで片付きます。さすがにボスには効きませんが、必殺効果が乗らないだけで普通にクリティカルするので、それなりの装備が準備できていれば苦戦することはありませんでした(難易度はノーマル)。ただし終盤のボスや隠しボスは装備をきちんと強化していること前提のバランスなので、ロロナみたいに完全なアイテムゲーというわけでもありません。

ロロナで指摘した演出の遅さも、戦闘早送りが装備されたことで多少ましになりました。それでもやはり戦闘時間は長めですが、そもそも戦闘回数があまり多いゲームではないので我慢できる範疇かな。

ただ、脇のシステム群についてはいくつか言いたいことが。

カフェで噂を聞くとき、一度聞いた噂を再度聞くときは、その内容を最初から提示して欲しい。どのボスが登場するのか、どのアイテムが採取できるのかのが、受注しないとわからないので、そのたびに攻略本に頼ることになり面倒。

サブイベントの発生地点がわからない。過去作ではマップ上にアイコンが出ていましたが、それが廃止されたため、しらみつぶしにするか、いつもいる場所と違う場所にいるキャラを探すかしかなくなってしまう。マップ上のショートカットが充実しているので、しらみつぶしと言ってもそれほど手間ではないのですが。

ワールドマップ上で新しい採取地が出現しても、一度も行ったことがない場所と既に行ったことがある場所の区別が付かないので、麩食う数カ所が同時に出現すると混乱する。図鑑には行ったところの情報しか載らないのでそれと照合すればわかるのですが、面倒くさい。

この辺りはぜひ次回作で改善して欲しいです。

一方、アイテムや採取地などの情報が図鑑に記録され、互いにリンクしているので芋づる式に必要な情報を引っ張って来やすい、図鑑にキャラクター達のコメントが豊富に記載されていて読んでて面白い(だからこそ既読チェックがほしい)、など、手がかかってるなーと思えるところもありました。

戦闘もかなり複雑化しているので、チュートリアルがもうちょっと充実した方が良いような気がするなぁ。特にスペシャルアタック/ガード周りは最後の魔王戦直前までほとんど理解できず生かせもしませんでした(魔王戦では必須なので理解しましたが)。必殺技がなくなってしまったのもちょっと悲しい。

期限が廃止されてしまったことについては色々意見があると思いますが、個人的には歓迎です。採取地にも気軽に行けますし、イベントが進行しないからとやきもきすることもありません。トロコンの難易度も下がり、自分のようなヌルゲーマーにはありがたい仕様。緊張感がなくなってしまうのは事実ですが、その辺りは緊急感のあるシナリオを準備できれば解決できる問題だと思います(普通のRPGも期限はないですが、緊張感を持たせることは出来ていると思いますし)。

グラフィックについですが、キャラクターモデルはイラストの再現度も高くよかったと思います。もう少し動きのパターンがあればよかったと思わなくもないですが、戦闘中の動きの滑らかさはさすがだと思いました。ダブル絵師でしたが双方のイラストの親和性も高く、クリアするまで忘れていたくらいです。

おなじみクリア後のギャラリーも充実しています。キャストコメントは脇役の方まできっちり収録されていてありがたいです。

総評

色々述べましたが、まとめればやはり良作だったと思います。でも1作目なのに「このシステムでもっと遊びたい!」とまでは思いませんでした。あとプレイ時間が790時間になってましたけど、さすがにそんなにプレイはしてねーよ!(多分PS4メニューに戻ってもプレイ時間がカウントされてるからですかね…)感覚的には70時間~80時間くらいですかね…

プラチナトロフィーの獲得は割と簡単で、魔王撃破のトロフィー以外は比較的容易に到達できると思います。

魔王戦だけは難しかったのでEASYにして挑みました。装備はこんな感じです。(ソフィー以外も武器の名前が違う以外は同じ)見ての通り品質にはあまりこだわっていません。レアな特性もなく、割と再現は簡単かと思います。

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~_20160203223318 ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~_20160203223323 ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~_20160203223330 ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~_20160203223336 ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~_20160203223416

戦術ですが、魔王はHPが減るたびにどんどん強化されるので、序盤に味方をがっつり強化して一気に倒しきります。具体的には、戦闘メンバーにプラフタを入れ、序盤はずっと防御を繰り返し、ゲージを貯めます。300%になったら、プラフタのスペシャルガードを発動。これでボスは回復を封じられるので、あとは通常攻撃などで削り倒すだけです。アイテムカウンターなどがあるので、後半はアイテムを使うのは、ピンチの建て直しにそよ風のアロマを使うときだけにしてください。


2016-01-24

【映画】劇場版「ペルソナ3」 #4 Winter of Rebirth レビュー

東京にいるにもかかわらず、どうしても見たくなったので錦糸町の映画館に行ってきました。朝から。

劇場版「ペルソナ3」 #4 Winter of Rebirth

監督:田口智久
公式:劇場版「ペルソナ3」 公式サイト

P4 #4

続きを読む(ネタバレ注意) »


2016-01-23

【イベント】オーディンスフィア レイヴスラシル ~屋根裏図書館への招待~ レビュー

先日取り上げた、オーディンスフィアの美術展「オーディンスフィア レイヴスラシル ~屋根裏図書館への招待~」に行ってきました(行ってきたのは昨日です)。

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会場になったのは、四谷にある「アートコンプレックスセンター」。閑静な住宅街の中にある美術館です。美術館と言うよりはギャラリーという感じでしょうか。いきなりファンタジックな建物が現れてびっくりしました。

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入り口から入ると早速メインビジュアルがお出迎え。ちなみにここに飾っている絵は全て購入可能です、この2枚は15万円。あり…ですかね?

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様々な作家さんの描かれたイラストが展示されています。グウェンドリンの槍と、ベルベットの鎖も飾られていました。先端が水晶じゃなくてプラスチックなので殺傷力は低そうです。リブラム(メルセデスの持つボウガン)がなかったのが残念。

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プーカのレストランを模したテーブル&イス。机に置かれているバレンタイン金貨もきちんと作られたオリジナルのものでした。これ一般販売してほしい(コイン集めが趣味なので)。

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アリスの屋根裏部屋を思い出させるイス、蓄音機、時計、そして本。このイスには自由に腰掛けることができます。さすがにオッサンなので自重しました。

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グッズも販売しています。プラスチックキーホルダー、ビニールファイル、缶バッジなどのお手軽なものも。

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こちらはキャラクターをイメージしたアクセサリー。僕の観点からすると高価な商品ですが、この手のものの相場が分からないのでなんとも。少なくとも僕の人生には関係なさそうなものだ。

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そして3月頃発売予定のキャラクターフィギュア。グウェンドリンとメルセデスは再販、ベルベット&コルネリウスは新作です。…主人公のうちたった1人ハブられた人がいます(黒の剣士ことオズワルドです)。彼も人気があるはずなのに…やはりこういう商品を買うのは男ばっかりなのか。

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ギャラリーの中に隠れているキャラを全て見つけ出すと、おまけがもらえます。右下のクッキーがそれです。

写真は今日の戦利品。左はビニールファイル。3枚セットで1000円。右上はトレーディング缶バッジ。1つ300円(絵柄は選べません)2つだけ購入したところ、ベルベットとオニキスでした。メルセデス狙いでしたが、全10種類くらいあったのであきらめます。

イラストはゲームソフト予約特典のビジュアルブックに収録されているものばかりでしたが、それを大きなキャンパスで見ることができたのはよかったと思います。しかもその全部を購入できるというのはなかなか珍しいのではないかと。グッズも数は少ないですが、どれも力が入っている感じでした。メルセデスのフィギュアも思った以上にできがよかったので、購入をまじめに検討します。でも最近フィギュアが増えてきたので置き場が…。

これで大体今回東京に来た目的は果たしましたかね(一応今日の午前中は仕事をしているので遊びに来てるわけじゃないぞ!本当だぞ!)。
今日は電気屋に行ってドライブレコーダー買ったりしてましたが、特筆すべきことがなかったので省略。

明日はホテルの近くにある文房具屋でノートを購入する予定です。飛行機は最終便なんだけど、悪天候なので無事に帰れるか不安。幸い向こうの天気は大丈夫そうなので欠航はなさそうですが、空港が山の中にあるのでそこから無事に降りられるかが心配。


2016-01-22

【イベント】池澤春菜&堺三保のSFなんでも箱#27(森岡浩之先生ゲスト回) レビュー

いやー楽しかった。森岡先生とも池澤さんともこんな近くでお目にかかれるなんて!

色々面白いお話を聞けたので、きちんとまとめ直してみました。僕のメモと記憶に基づくまとめなので、多少事実と違うかもしれませんけど、温かい気持ちで読んで下さい。

第1部:トークショー

「突変」について

  • ハリイ・ハリスンの「死の世界」みたいなのが書きたかった。
  • 頭の中には3部構成の本編がある。それぞれ「星空の彼方の真実」「笛吹きどもの大地」「とある時空」(?)。「突変」は第1部と第2部の間の話。
  • 本編は全宇宙的な災厄が進行しているというストーリー。第1部は大阪のおっちゃんが原因を見つける話。第2部はごにょごにょ。第3部で宇宙滅亡。
  • 第1部と第2部の間は20年余、第2部と第3部の間は約100年開いている。
  • 第2部と第3部の間で、ショットガン抱えたサラリーマンが天下人を目指すみたいな外伝が入る。他にも探検家が怪物と戦う話とか書きたい。老後はこれと星界の2本立てで行ける!

「星界」について

  • 「星界の戦旗」には明確な終わりがある。
  • 次巻は戦旗の第2部のつもりだが、ハヤカワからタイトルを変えろと言われている。
     「怨歌」という説が出てました(「ウルフガイ」というSF小説に「狼の紋章」「狼の怨歌」というタイトルがあるため)
  • 大好きなジャック・ヴァンスとラリイ・ニーヴンがベース。
     アーヴの元ネタについても話していたのですが、専門用語が多すぎて理解出来ず。
  • 会話の端々には当時はまっていたデイヴィッド・エディングスの影響がある。
  • 特に書こうと思ったきっかけはない。書きたかったから書いた。
  • 原稿はワープロ(「文豪」)を使って、バイトしながら10ヶ月で書いた。プリントアウトするだけで2日間かかった。
  • その直前に書いた「スパイス」がSFマガジン読者賞をもらい、雑誌掲載用の写真撮影のために編集部に呼ばれたので、その時に原稿を持ち込んだ。でも担当は2年くらい読んでくれなかった。ハヤカワ文庫JAがリニューアルしたときに、最速で12月に出すか、4月まで待ってリニューアル1周年で宣伝費をちょっと出してもらうか選べと言われ、どうせここまで待ったし、と4月に刊行した。
  • 近くの本屋に2冊入荷していたので、取りやすいよう手前に並べたりしていた。
  • 装丁は担当とマンガやイラスト集などを持ち込んで協議した。赤井孝美さんの資料は、担当が持って来たプリンセスメーカーのCG集。自分は小林某という漫画家を推薦したが、担当にはスルーされた。その後も言えないようなことが色々あって、赤井さんに決まった。
  • タイトルは元々「星たちの眷属」で、自分でも気に入っていたが、「眷」の字が面倒くさいので没になった。「星界の紋章」も自分で提案した。ポール・アンダーソンの「魔界の紋章」から採った。時間が経ってたからいいかと思って。
  • 1200枚の長編はかなりの冒険だったので、真ん中部分(フェブダーシュ男爵領のエピソード)は抜いても話が成立するように作ったが、結局全部単行本に収録された。
  • ルビのことは突っ込まれると思ったけど、何も言われなかった。
  • アニメ化の話は複数の会社から来た。アニメとの付き合いは色々あると思うが、自分は嬉しかった。
  • 脚本とシリーズ構成にはかなり時間をかけてくれたらしい。
  • オーディションやアフレコにも原作者として参加した。
     オーディションの話になるといきなり池澤さんが食いつきだして笑った。
  • 「紋章」は綺麗に終わったが、この世界はもっと遊べると思って、続編を書くことにした。そもそも自分は物語じゃなくて世界観の方に興味がある。「紋章」も世界を説明するために、主人公が移動するだけの話になっている。
  • 「戦旗」の初期の話にはそれぞれテーマがある。1巻は「この世界における戦争のやり方」、2巻は「地上世界との関わり」だったかな?4巻くらいになるとテーマを使い切ったのでなかなか書けなくなった。今書いてる話のテーマは「完結させること」。
     池澤さんから「それテーマじゃなくて目標!」と突っ込まれてました。
  • あと5冊くらいで、この戦争は終わらせようと思っている。今後はポンポンポンと出せればいいな!西村京太郎も佐伯泰英も50歳過ぎてから筆が速くなってるし。だから大丈夫!
  • そのあとは、戦争とは関係ない、アーヴの交易種族としてのエピソードを書きたい。「海賊王に俺はなる!」的な。

その他の作品について

  • 「風とタンポポ〜惑星環物語〜」は売れるようならもっと書きたかったが、単行本にすらならなかった。本当はスペース・オペラを書きたかった。
  • 「優しい煉獄」シリーズは、書いた当時よりバーチャルリアリティの概念自体が変わってきているのでどうしようかと思っている。VRの中のVRという二重構造だったらどうかと考えたけど、なんでそんなややこしいことになっているのか説明しづらい。他のことも考えているけどまだ秘密。
  • 次は「星界の戦旗」になる予定だが、「突変」の方が先になるかも。徳間書店は勝手に「突変」を秋頃出す予定にしているとのこと。
     ということは春か夏に星界が出るんですよね!という池澤さんのツッコミも総スルー。

経歴について

  • 最初に読んだSFとして記憶しているのは、アラン・E・ナースの「焦熱面横断」。
  • 教科書に載る話はオチがないので嫌いだった。「水滸伝」は好きだった。
  • 中学生くらいの頃からSFを書いていた。SF以外は書いたことがない。
  • 大学時代には一般のSFファンクラブに入っていた。梅田で例会をしていた。
  • 元サラリーマンで2回ほど就職したが、朝起きるのが苦手で才能がなかった。
  • デビュー時は29歳でフリーター(懇親会で聞いたところによると、配送センターでのバイト)。サラリーマンの時よりも収入は良かった。次どうしようかと思ってたらデビュー出来たのでこの道に進むことにした。
  • 自分は台詞が降りてきて、そこから話を広げていくタイプ。

先生自身について

  • 独身。離婚(誤記ではない)してみたい。
  • 蔵書は本棚で言うと20個分(20000冊くらい?)ある。同業者に比べると多分少ない方。
     基準がおかしいって突っ込まれてました。
  • トランクルーム付きのマンションの4Fに住んでいる。トランクルームも本でいっぱい。ペットは禁止。
  • 部屋の1つには全く本がない。来客用に空けている。
  • インターネットでの検索もよく使っている。電子書籍も愛用している。
     これは結構意外でした。ネットしないのかと思ってました。
  • 今は星界の戦旗第2部と突変の本編を並行して書いている。
     話しっぷりからして、まだ書きためはできてないっぽい?
  • 基本的には毎日執筆しているが、新しい物を書くよりも前に書いた物を手直ししている時間の方が長いのでなかなか進まない
     池澤さんから「毎日新聞小説を書いているつもりで書いて!」と突っ込まれてましたけど、「やったことあるけど次の日には忘れてた」と華麗にスルー。
  • スペース・オペラの条件は、①ワープ禁止、②主人公はアウトロー、③人工知能禁止。だから星界をスペース・オペラって言われるのは違和感がある。
  • SFマガジンは元々父が読んでいた。創刊号から買っていたらしいが、結婚するときにお焚き上げしたらしい。自分が生まれてから再び買い始めた。
  • 他人の傑作より自分の駄作の方が100倍面白いと思っている。
  • 文章を書くのは苦手だけど、他のことに比べたら得意なので小説家をしている。
  • 日本SF大賞のエントリー制度は自分が考えた。
  • 「突変」が日本SF大賞にエントリされているし、自分はこの間までSF作家クラブの事務局長やってたけど、決して不正はありません!

病気について

  • あるとき原因不明の肩の痛みと発熱に悩まされるようになった。近くの医院に行ったら、風邪薬を処方された。
  • しばらくすると息が出来なくなった。もう一度同じ医院に行ったら、肺に水がたまっていることが分かり、救急車で大きい病院に搬送された。
  • 大病院では、心臓か腎臓が悪いけど、多分腎臓だろう、と診断されて検査したが、腎臓は健康そのものだった。結局心筋梗塞で、心臓の半分が壊死していることがわかり、入院。検査後に一時退院したところで東日本大震災に遭った。
  • 再入院して、心臓の血栓をカテーテルで取る手術をしたが、「余震で手元が狂ったら死ぬから気をつけて」と言われた。手術中は大丈夫だったが、術後に絶対動くなと言われていた時間帯に余震が起きた。近くの病室にいた子供達の悲鳴が聞こえたので、「これが映画なら主人公とヒロインはあっちにいるんだろうな。自分はモブ死体の役なんだな」と思った。
  • みんなも肩が痛いときには気をつけてね!
  • 今は心臓のことを除けばかなり健康。たばこも止めた。

おまけ:池澤さんについて

  • 独身。健康体。
  • 蔵書は納戸を天井まで本棚で埋め尽くし、そこに詰め込んでいる。床も見えない。鴨井が出っ張っているところは自分で本棚を斬ってきっちりはまるようにしている。本当は読書用のソファーを置きたいがそんなスペースはない。ドラえもんに出てくる「かべがみハウス」がほしい。
  • 成人してSF大会に出るまで、SF友達はいなかった。
  • 杉の花粉症。
  • 「お金持ち非常識芸能人」みたいに扱われるのはちょっと…
  • ガンプラ大好きなのにガンダムに呼ばれない。
     ケロロ軍曹のレギュラーだったのは…ノーカンか(笑)
  • キノコマニア。
  • ベニテングダケの毒成分=旨み成分。ちょっとなめただけで、口の中で旨みが爆発して唾液が止まらなくなった(実体験)

  • 星界のアニメは、自分が全く絡めなかったので悔しくて見てない。
  • 最近のアニメのオーディションは、テープを送るタイプが多い。スタジオがない事務所の場合は、iPhoneで自録りしたりする。
  • 「日本SF大賞を考える会」で森岡先生と始めてお会いしたが、その時は怖い人と思っていた。

第2部:サイン会

トークショー後、「突変」「優しい煉獄」「地獄で見る夢」の販売とサイン会がありました。

僕は「地獄で見る夢」はまだ購入していなかったので、それを購入しました。さすがに購入せずにサインだけもらうのは失礼かと思いましたので…でも自分の前に並んでいた方が、持ち込んだ色紙にサインを頂いていたので、図々しくも持参した「星界マスターガイドブック」にもサインを頂きました。

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うちのサイトの名前が載っているだけで感動なのに、その上作者の直筆サインまで頂けるとは…まさに感激。

お話しするタイミングもあったので、「この本が出る前から、星界の用語を集めた星界事典をファンサイトとしてやらせて頂いている」ということもお伝えできました。「ありがとうございます。ご迷惑おかけしております」って言われてしまいましたが…w迷惑なんてとんでもない!これからも僕が生きている限り続けさせていただく所存です。

それから、図々しく池澤さんにもサインをお願いしたところ、「もちろん~私で良ければ」と快く応じてくださいました。これまた持参した「優しい煉獄」(巻末で池澤さんが解説を書かれている)にサインをいただきました!

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お近くで見た池澤さんはすごい美しい方でびっくりしました。ていうか会が始まって初めて見たとき、アシスタントの子かと思ったくらいでしたから。

サインをもらっている最中、SFとは関係ないのですが、「TOXのティポ役が好きでした」と声を掛けさせて頂いたところ、「続編で呼ばれたと思ったらネコ役(ルルのこと)で、「試しにやってください」と言われたまま何ヶ月も収録して、これで本役の人と交代することになったら悲しいな、と思いながら収録してました」という、興味深い裏話を教えてくださいましたし。

お二方とも本当に気さくな方で、直接お話し出来たのは本当に光栄でした。せっかく頂いた本に折り目とか付けたくないので、写真が見づらいのはお許しください。

第3部:懇親会

その後、森岡先生たちを囲んでの夕食会があり、お酒を飲みながら興味深いお話をいろいろ聞かせていただきました(デビュー前のバイトの話とか)。

しかも話の流れでお名刺まで頂戴してしまいました…。「日本SF作家クラブ」の名刺で、住所とかTEL番とか書いてあるガチなやつでびっくりしました。メアドも書いてあったので、新刊出たらファンレター送らせていただこうと思っています!

日が変わる頃までお話しし、帰りも最寄りの駅までご一緒させて頂きました。

 

ということで、めっちゃ楽しい一夜でした!東京まで来た甲斐ありました。

今回のことは、「星界のファンを10年以上やってきて、これまで嬉しかったことランキング」のぶっちぎり1位になるくらいの出来事でしたね(ちなみに現在のランキングは以下の通り)。

  1. 今回森岡先生とお話してサインを頂いたこと
  2. 星界マスターガイドブックに参考資料としてサイト名を載せて頂いたこと
  3. ナインライブスのHPで昔やっていた懸賞で、5名しか当たらないイラストカードを頂いたこと

こんな地味な自己満足のファン活動でも、長く続けていればいいことがあるのだと知りました。

Y.A.S.は森岡浩之先生と池澤春菜女史を全力で応援しています!


2016-01-17

【コミック】だがしかし ④ レビュー

ついにアニメが始まりましたね。まだ4巻しか出てないのに…

だがしかし ④

著者:コトヤマ
レーベル:少年サンデーコミックス
価格:463円

あらすじ

駄菓子をこよなく愛する美少女・ほたる。彼女が入り浸る田舎の駄菓子屋・シカダ駄菓子店の少年ココノツの駄菓子に対する深い造詣を(勝手に)見込み、今日もほたるは駄菓子をかみしめながらお店に向かうのだが…。駄菓子をテーマにした一話完結のギャグ漫画です。

レビュー

最近ほたるさんの活動半径が広くなってきてますね。一応彼女がこの街にいるのは、ココノツがシカタ駄菓子を継ぎ、ココノツの父親を、枝垂カンパニーに招くことが目的なのですが、そっち全然進展ないもんね。一応目的を忘れているわけではないみたいですが…

今回の有名どころは「よっちゃんイカ」ですかね。

だがしかし④ 01

知らなかったー!(ちなみにほたるさんは知ってました)

だがしかし④ 02

うちの地方では、「チューチュー」って呼んでました。
勢いよく折るのがポイントですよね。失敗するとポリエチレンがびみょーんと伸びて折れなくなっちゃいますからね。

だがしかし④ 03

こんな導入だから、ココアシガレットの話かと思ったらまさかミルクキャラメルだったとは(ミルクキャラメルとたばこの関係も読めばわかります)。

今回もほたるさんは可愛いんですけど、既に全員から「変なポーズの人」と認識されてお笑い要員になっているのが気になります。まあ当初からその気はありましたが。っていうか作者が変な構図でキャラを描くのにはまっているのが理由のような気もする。扉絵とか毎回面白い感じになってますもんね。

だがしかし④ 04

その分サヤ師のかわいさが際立ってきてますね。ココノツが寝ている隙に手を握ろうとしたり、ほたるさんの恋愛事情を気にしてみたり、ココノツと一緒に補習を受けて一緒に帰ったり…うーん甘酸っぱいな!

だがしかし④ 05

公式サイトで試し読みもできますよ!

だがしかし公式

※画像はいずれもコミックスより引用


2016-01-14

だがしかし 第1話 見ました

今日も寝落ちしてしまいました…。若い頃はあまりなかったと思うんですけど、やっぱり年取ってるのかなぁ。

それはそうと、昨日紹介した「だがしかし」の1話を見ました。レビューを書くほどのネタがないため、箇条書きで感想を。

  • アニメとしては面白いと思う。
  • 原作の絵柄をかなりうまく再現している。特にほたるとサヤのかわいさはなかなかのもの。
  • マンガの4話分をアニメ化しており、オリジナルエピソードを若干挟むものの、間延びする感じはない。テンポ良く進む。
  • OPに本編中の映像を使うのはやめてほしい。手抜きっぽく見える。
  • ココノツのツッコミが原作に比べかなり減っている。ツッコミどころ満載のほたるの言動にしっかりココノツが突っ込むところが魅力だと思っているので、これはがっかり。ツッコんであげないとほたるがただの痛い子になっちゃう。
  • ほたるの声優が微妙。決して下手ではないが、ほたるはお嬢様キャラでもあり、駄菓子フェチでもあり、ヒロインでもあるので、かなり高度な演技が要求されるが、役者の演技が追いついていない。
  • 豆の声優さんは悪くないのだが、全体的にヨウの藤原啓治さんとかぶってるような…

結局、監督に若干の問題があるような…ということで、アニメ化としてはやや微妙なところもありますが、アニメとしては面白いので、今後も見続けようと思います。