2013-01-21

【コミック】銀の匙 Vol.6 感想

某書店で買ってきたら栞がおまけで付いてきたのですが、キャラクターはなぜか富士先生(豚丼のエピソードで出てきた女性の先生)でした。誰得。

銀の匙 Vol.6

著者:荒川弘
レーベル:少年サンデーコミックス


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2013-01-20

テイルズ オブ ハーツR 最新情報&体験版感想

TOX2はようやくクリアし、現在2週目を目指してグレード回収中。現在7000/10000程度です。前作以上の苦行になりそう。いいかげんこういうトロフィーやめて欲しいんだけど。

それはさておき、TOH-Rの公式サイトが更新されたので最新情報です。

メインビジュアル発表

パッケージイラストともなるメインビジュアルが発表されました。

右端でイネスとヒスイがいい感じですが、別に二人はひっつきません。

左端でベリルがポツン状態ですが、本編でもこんな感じです。

後ろは暑苦しいですが、はてさて…大体今回は男キャラがほぼ全員熱血なのでどうなることやら。


合体秘奥義

スピルゲージLv4発動中に出せる合体秘奥義のうち、シングとコハクの「麟凰天翔駆」のムービーが出てます。これは良演出。

「テイルズ オブ ハーツ R」バトルシステム紹介 合体秘奥義 – YouTube
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=mvG6Lv5aRIU

TVCM ティザー篇

あとTVCMの映像も公開中。

「テイルズ オブ ハーツ R」 TVCM ティザー篇 – YouTube
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=lIQoeM4glh0

体験版

2013-01-20-172533

マジ感想を書くつもりでしたが、テイルズ@日本語でおkさんがいつもどおりすばらしいレビューを書いて下さっているのでそちらに投げます。

思った通りペリドットとバイロクスの造型が微妙でした。ペリドット足が太すぎませんか?蹴り技主体だからわざとなのかも知れませんが。…まあ同じく蹴り技主体のコハクの足首は細いですけどね。


2013-01-19

ナディアな人々 更新(最終回)

ナディアな人々を更新しました。ついに涙、涙の最終回です!やっぱりナディアってサイコー!僕の心の中では永遠にベストアニメ第1位です。

ナディアな人々:最終回 星を継ぐ者
 エピローグ A.D.1902

これで本編各話解説の更新は終了しますけど、しばらくは番外編各話解説をこれまで通り毎週土曜にやっていこうと思いますので、もうしばらくお付き合いいただければと思います。とりあえずBD-BOXとCD-BOXを購入しておけばいいんじゃないかな。


2013-01-18

【コミック】Mac不安ちゃん レビュー

みずしな先生の最新作が出ましたよ。初期のいい電子やベイスタ流と同じ形式の、1ページマンガ集です。

Mac不安ちゃん

著者:みずしな孝之
レーベル:Mac Fan BOOKS

あらすじ

Appleのことが大好きすぎて逆に不安になっちゃう女の子・不安ちゃんと、彼女を取り巻く個性的なメンバー「Appleの新製品はとにかく大人買い!の父『不満パパ』」「夫に厳しく、娘に優しくの母『うれいママ』」、「Windows大好きなお友達『ビスタちゃん』」などが繰り広げるドタバタ劇。
アップル社の情報誌「Mac Fan」に連載中の漫画9年分が、ついに初のコミック化です。

感想

アップル社の応援漫画と見せかけたアップル社の揶揄漫画と見せかけたアップル社のやっぱり応援漫画という感じ。アップルのかゆいところに微妙に届かない商品展開とか商品性能なんかに不安や不満をこぼしつつ、それでもアップルを愛する著者の思いがひしひしと伝わってきます。とにかくジョブズが偉人だと言うことは良くわかった。

それにしても最初のネタが、

あの半球(※20インチiMacのモニタを支える部分)実は中身が空洞で巨大なメロンパン入れだったり…
なんてね!金の脳じゃあるまいし!

※12ページ「わたし不安ちゃん」より引用

だということに時代を感じますね(トリビアの泉、覚えてますか?)。

なおyukkun20はアップル製品を全く使ったことがないため、どちらかというとビスタちゃんが好きです。

どういう漫画か気になったら、↓で試し読みすればいいんじゃないかな。

Mac不安ちゃん – Mac Fan.jp –


2013-01-12

ナディアな人々 更新(第38回)

ナディアな人々を更新しました。あれだけの艦隊戦を繰り広げておきながら、最後は神前裁判という構成は子供心にも衝撃でした。

ナディアな人々:第38回 宇宙へ…

次回、いよいよ感動のフィナーレ!


2013-01-09

【コミック】信長の忍び6 レビュー

去年最後に購入したマンガ「信長の忍び」最新巻のレビューです。

信長の忍び6

著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス

あらすじ

今作では本願寺の挙兵、宇佐山の戦い、比叡山包囲、佐和山城陥落などが描かれています。これまでモテモテ武将として二枚目ポジションにいた森可成が宇佐山の戦いで死亡してしまいました。こんな早く死んでしまうとは…。でも森の奮戦で信長はギリギリで京を失わずに済んだわけで、こういうのを見ても歴史って本当ドラマだなあと思います。そりゃ蘭丸を重用するわけだ。

感想

本巻も面白かったですね。今回も主要登場人物が死亡するなどシリアスな場面も多かったですが、その分ギャグも濃いめで楽しめました。信長の人生って桶狭間の戦い→足利義昭擁立→比叡山延暦寺焼討ち→本能寺の変、くらいの認識しかなかった自分ですけど、このマンガは細かなエピソードもしっかり拾ってくれているので、非常に日本史の勉強になります。学生時代に読んでおきたかった。
しかし、元々ツッコミの才能を見込まれて採用された光秀が、すっかりボケ要員になってるのはどうなんだ。

戦国3K

ナレーション「湖北十ヶ寺は近隣の門徒を小谷城に召集 浅井軍の兵力は倍の一万まで跳ね上がる」

千鳥「もー!!一向宗やっかいすぎー」

秀吉「そ そんなに兵が集まるなんて…こっちも求人出してるのに…」

兵募集 きつい 危険 斬られます

小六「来るか!!あんなので!!」

※123ページより引用


2013-01-06

【ゲームグッズ】TACTICS OGRE LOVER’S VOICE タクティクスオウガ 運命の輪 ファンブック レビュー

なんで今さら1年半前の本をレビューなのだという声が聞こえてくるような気がしますが、仕方ないだろ昨日読み終わったんだから。TOファンブックのレビューです。B5版224ページ。

TACTICS OGRE LOVER’S VOICE タクティクスオウガ 運命の輪 ファンブック

  1. コラボレーションイラスト
    総勢11名の作家によるコラボイラスト。このサイト的に言えば、シュタゲのキャラデザhuke氏、狼と香辛料の絵師文倉十氏あたりがポイントでしょうか。
    huke氏は「タコに追われながらたこ焼きを食べるデネブ」と「ニバスと愉快な仲間たち」、文倉氏は「バルマムッサでヴァイスと決別するデニム(Lルート)」と「ゼノビアご一行」のイラストでした。
  2. ストーリープレイバック
    この本のメインと言ってもいいコンテンツ。書くルートごとに、あらすじ、主要登場人物の動き、勢力図、簡単な登場人物紹介(基本的に固有名ありのキャラはほぼ全て網羅)はもちろん、戦闘中に条件を満たすと見られる戦闘会話を全文掲載。(ちっ、個人的にメモを取っていたのに…)
    これを読むだけでメインストーリーを理解できるので、すっかり記憶から抜け落ちていたあんな場面やこんな場面が懐かしく甦ります。
  3. キャラクターガイド
    登場人物(固有名ありのキャラ)についての人物紹介。簡単な人物紹介のほかに、仲間になるキャラについては負傷、死亡、除名、離脱時などの一言コメントも記載。
    デニム、カチュア、ヴァイスについてはそれぞれ2ページ、仲間キャラのうち主要な人物は1/2ページ、その他の仲間は1/4ページ、敵キャラのうち主要な人物は1/3ページ、その他の敵は1/8~1/16ページずつとなっています。
  4. ラバーズボイス
    業界関係者やファンからのコメントもありますが、なんといってもファンからの質問に開発者チームが答えるコーナーがすばらしい。「カノープスの方についているモフモフは自分の毛を集めて作った飾り」「ハボリムとオズマは政略結婚」「Lルートでシスティーナはケガしたか死んだかしている」「デニムとヴァイスはジーンズのデニムとリーバイスに由来」など、裏話満載です。
  5. 設定用語集
    人物、地名、ウォーレンレポートニュースなどの用語集。テイルズのようなネタではなく割と真面目。
  6. スペシャル
    松野泰己×宮部みゆき×米沢穂信の特別鼎談、オリジナル版の企画概要書、コラム(「若きセリエがヴァレリア解放戦線を指揮できた理由を考察してみる」「タインマウスの丘で殺戮王グアチャロと出会うわけは?」など独自研究が豊富)など。

という感じで、非常にいい出来でした。
あえて文句があるとすれば、

  • カーテンコール、死者の迷宮についての言及がほとんどない
  • キャラクターガイドの人物紹介がやや薄い

というところでしょうか。まだAmazonにもあるみたいなので、ファンの方はぜひどうぞ。


2013-01-05

ナディアな人々 更新(第37回)

ナディアな人々を更新しました。塩沢ボイスを堪能できる回です。

ナディアな人々:第37回 ネオ皇帝

いよいよあと2回で終わりです。次回は空中戦艦どうしの熱い戦闘シーンが見物ですよ。


2013-01-03

【小説】Steins;Gate 変移空間のオクテット① レビュー

電車に乗っている途中に読んだこの小説のレビュー。…これも買ったのは去年なんだからねっ!


Steins;Gate 変移空間のオクテット①

著者:明時士栄
レーベル:富士見ドラゴンブック

あらすじ

本編終了後、岡部倫太郎がたどり着いた世界線「シュタインズゲート」の世界。ある時岡部はリーディングシュタイナーの発動を感知する。それと共に届く1通のメール。それは15年後の自分から届いたDメールだった。この時代でナイトハルトなる人物がIBN5100を入手したことにより、世界中の基幹産業が「萌え」にすり替わったことで世界恐慌が発生し、未来は悲劇的な状況になっているらしい。それを阻止するため、未来の岡部はIBN5100の入手を指示してきたのだ。しかしこの世界線は、これまでのどの世界線とも違う、狂気と理不尽の支配する世界だった。
果たして岡部はIBN5100を手に入れることが出来るのか。そしてナイトハルトは何をしようとしているのか。

感想

通称シュタゲ8bitこと変移空間のオクテットのノベライズです。これがノベライズとかどんな判断だ。と思って読み始めましたけど、なかなか面白かったです。
この小説は1巻ということになっていますが、ゲーム中のシナリオはほぼ全て網羅されています。ただラストシーンのみが変更されていて(岡部がIBN5100を入手する直前、世界線の変動が再び起こり、「機関」によって世界恐慌が発生する世界線へ迷い込んでしまう)、次巻に続く、となっていました。
作者の方はこれがデビュー作のようですけど、癖のない文章で読みやすかったです。ただ芝村節や森岡節に調教されている身としてはちょっとあっさり風味の気もしましたが。なお「光学迷彩ライト」「橋を塞ぐ黒騎士」「特定のアイテムがないと開かない扉」などのゲーム的ギミックをそのまま現実に落とし込んでいるせいで、かなりカオスな展開になっているのが笑えました。あと岡部の空回り感も絶好調で、台詞を脳内再生できるとより楽しめます。
ラボメン達の出番はやや少なめ(特にルカ子とダル)ですが、助手は相変わらずチョロい子です。

「橋田やまゆりだっているのに、どうして私に助けを求めてきたの?」

「それは…」(中略)これは返答を間違えると確実に地雷だぞ……答えは慎重に選ばねば。

「それはお前が、俺の助手だからだ!」

「……はぁ」

 まずい、ため息をつかれた! ちぃ、答えを間違ったか?

「い、いや! つまりだな、俺が頼れるのは、いつだってお前だということだ! どんなときでも俺を支えてくれるのは、紅莉栖、お前しかいないと思っている……!」

「えっ」(中略)「あ、そ、そうなの? ふ~ん。それはこ、光栄というか……悪い気は、しないわねっ」

※179~180ページより引用


2013-01-02

【小説】この空のまもり レビュー

舌の根も乾かぬうちに小説感想ですが、これ去年買ってた本だからセーフだよね。

この空のまもり

著者:芝村裕吏
レーベル:ハヤカワ文庫

あらすじ

今から少しだけ先の未来。AR(拡張現実。作中では「強化現実」と呼ばれる)が普及すると共に、不適切な情報を表示した「悪性タグ」が問題となっている時代。日本政府はこれに対して有効な対策を取らず、国を憂えた若者達は自警組織として「架空政府」「架空軍」をつくり出した。
主人公田中翼は、現実世界ではニートであるが、架空防衛大臣の職を預かっている。現在架空政府は、架空軍に所属する人々を動員して、日本中の悪性タグを(ハッキングによって)除去する、という一大作戦を実行。作戦は成功し、国民からの支持も上々だった。しかしやがてその動きは暴走を始め、外国人を排斥しようとする暴動へと発展してしまう。
責任を感じる翼。翼が信頼を置く老婆バーセイバー。小学生ながら架空軍に身を置く翔とその母美都子。翼の秘書の棘棗。近所に住む大学生の三浦。そして翼の幼なじみの七海。立場も年齢も違う登場人物達が、暴動をなんとかしようと動き出す。

感想

面白かったです。世界設定はロボノと非常に似ていますね。ロボノをプレイした時にも、タグの管理って誰がどうやってしてるんだろうとか、バーチャル上の落書問題はどうしてるんだろうということを思っていたんですけど、そういうARの負の側面をリアルに描いています。
登場人物は主にバーチャル上のキャラクターとして描かれていると共に、実際の世界で生活している様子もきちんと描かれていて、それがどうつながっているのかが徐々に明かされていくところがスピード感があってよかったです。そして最後に問題を解決した手段も、なかなか考えさせられる(それでいて現実離れしていない)もので感心しました。
また「本当の愛国心とは何か」という昨今注目されているテーマを扱った作品でもあります。

愛国心は……誰かを傷つけなくても存在を証明できる。
真なる日本とやらは、折目正しく助け合う秩序だったいつもの我々であることを。

※286ページより引用

芝村氏の作品も色々読んでいますが、その中でもかなり楽しめた小説でした。

ところで最後に登場した、「新田良太という日本人傭兵」ってもしかするとマージナル・オペレーションに登場したアラタのことですかね。ファンサービス…というかミスリーディングかな。