2018-06-23
P3はやっぱり重めの曲が多かったですね。そしてついにプラチナ50個達成!

ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト
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ストーリー
- エリザベスこと自称エリPにより、ベルベットルームに集められた特別課外活動部の面々。エリザベスは、この世界は夢のような世界だといい、妹とのバトルに勝利するため、この「宴」をダンスで盛り上げてほしいと頼んでくるのだが―

せめてエンディングでは収拾を付けるべきだったような
- 今作はP4Dと異なり、明確なメインストーリーはありません。一応ベルベットの姉妹喧嘩に付き合わされているという体ではありますが、勝負の行方について詳しく語られることなく、ひたすらフリーモードでダンスを披露する形式になっています。

コミュはフルボイス
- 代わりに、各キャラとのコミュイベントが8つずつ用意されています。P3でいうと最終決戦当たりの時間軸をベースにしているらしく、キャラの関係は良好で、P3ではあまり見られなかったキャラクターたちの親しげな掛け合いが見られるところはいいと思います。時間軸の都合上、荒垣さんとコロマルがハブられてしまったのは残念ですが…

原作では絡みが少なかったキャラの会話も美味しい
システム
- フリーモードは全25曲。やはりやや少なめです(yukkun20は気にならないレベルですが)。もちろんP3で人気のある曲はほぼ含まれています。P3は全体的に重めの曲が多いですが、P4のアレンジ曲なども含めることでバランスが取られていました。本作の新曲”Our Moment””Moonlight Serendipity”もP3らしい雰囲気の曲で良かったです。yukkun20お気に入りの「全ての人の魂の詩」も聞き逃せません。

この曲のみHARDでもフルコンボ達成
- フリーモードは難易度をEASY/NORMAL/HARD/ALL NIGHTから選択可能です。個人的にはP4Dより難易度の幅が広がっていました。一応サポート無しに全曲HARDでBRILLIANTを取りましたが、P4Dを先にプレイしていなかったら無理だったかも。
- EASY…初見でもほぼKING CRAZYが取れる
- NORMAL…EASYと大差ないレベルからP4DのHARDに近いレベルまで様々
- HARD…途中で打ち切られることは少ないが、BRILLIANT以上を取るのは結構苦労する
- ALL NIGHT…クリア出来る気がしない
- といっても、難易度を低下させるカスタムが豊富にあり、クリア(そしてトロコン)だけなら初心者や音ゲー苦手でも全く問題ないです。あとはやり込みの域ですので、音ゲーになじみがないと言うだけで敬遠する必要はなさそうです。
- フリーダンスでは、キャラの衣装やアクセサリーを変更することができます。衣装バリエーションもそこそこありますし、DLCも豊富に用意されているので、気に入る衣装は見つかるでしょう。ランダム選択機能もあるので、運任せで決めてもOK。

水着、ハイレグアーマーなど原作に出てきた服装はすべて収録
- COMMUでは、主人公と各キャラとの会話イベントを楽しめます。といっても1対1ばかりではなく、他のキャラが会話に加わることもあり、仲間同士の関係が良好なのがよく分かります。P3では仲間たちの絆が深まるのはかなり終盤で、深まったと想ったら衝撃展開で全員不安定になってしまうので、このような機会は貴重。PQでP3キャラの仲の良さに感動した諸兄はぜひプレイを。若干P5とのコラボもあります。

彼女の正体は…?
- あと人間関係が深まると、各キャラの私室を探索することができます。エリザベスが隠したカードを探すのが目的。難易度は低く、おまけ要素という感じが強いですけど、P3ではキャラの私生活はほとんど描かれないので新鮮に感じました。一応PSVRに対応していますが、自分が動いていないのに視界が動き回ると結構視覚への負担がでかいですね。これが3D酔いか。

アイギスの私室(PSVR版)。私室…?
- あと、キャラクターの着せ替えを堪能出来るCOLLECTIONモードもあります。こっちもPSVRに対応していて、キャラの動きを至近距離で眺めることもできます。アイギスのロボらしからぬ動きも堪能しましょう。

アイギスさんカッコイー!
- ただ、P4Dではあった、各曲のライナーノートがなくなったのは非常に残念。
キャラクター
- PCとして選択出来るのは、特別捜査隊の8人+エリザベス+隠しキャラ2人の11人。さらにDLCで6人追加することが可能です。
- 今回もダンスモーションの出来が非常にいいです。各キャラごとの動きのバリエーションが豊富というか、例えばゆかりは手足を柔らかく動かす女の子らしいダンス、風花はパントマイムを取り込んだり手の曲げ伸ばしを意識したりするダンス、明彦だと得意のボクシングを取り込んだスタイルなど、P4の各キャラとも異なるモーションで、見ていて飽きません。
- 今回は菜々子のような異常に可愛いキャラはいませんでしたが、個人的には風花を押しておきたいですね。アイギスも可愛いんですが。のとまみはもっと評価されるべき。
バトル
- 中央から周辺に向けて飛んでくるノートに合わせて、ボタンをリズムよく押すというアクションゲームです。使うボタンは△○×↑←↓の6ボタンにR/Lスティック(またはR1/L1)。
- ノートはシングル、同時押し、長押し、スクラッチの4種類があり、タイミングによってPERFECT、GREAT、GOOD、MISSの4段階で評価されます。GOOD以上で評価が上がり、MISSで評価が低下します。評価が一定以上で曲を終えるとクリア、途中で評価が下がりすぎると中断されて失敗となります。曲を終えても評価が低いと失敗です。
- 「ノートが飛んできていないボタンを押しても減点されない」「GOOD評価が取れるタイミングはかなり広い」というあたりで難易度は抑えられています。
- ただ、長押しの音が鳴るタイミングが打鍵時とずれている曲がある、というけっこうな問題点が未だに改善されていないのは残念。
- 曲には、P4Dと同じようなダンス風、OPムービー風、MV風などいろいろなパターンがあります。個人的にはダンス風が見ていて面白いので、そちらの割合を増やしてほしかったところ。

ミュージックビデオ風。プレイしてると目がチカチカするのは内緒。
- ゲームで登場した懐かしい風景が、最新の3Dモデルで見られるのは嬉しかったですね。
総評
- プレイ体験はP4Dと同じなので、すべてプレイするつもりでなければ、好きなキャラが登場する作品をプレイすればいいと思います。とはいえ、P4Dとはキャラクターイベントの毛色がだいぶ違うので、飽きることはありませんでした。このままP5Dもプレイしたいです。
- プレイに慣れたのか、メインストーリーがなかったからなのか、一応P4D同様、全曲HARD以下ですべてBRILLIANT評価を達成しましたが、プレイ時間は20時間ほどでした。フルプライスのゲームでこれはちょっと薄めかも。もっとも、いくらでもプレイ出来ますので音ゲー好きなら問題無いのかもしれません。ALL NIGHTは相当歯ごたえありそうですし。
- 他方、ストーリーや楽曲はあくまでP3あってのものなので、P3を知らない人がこのゲームから入るのはおすすめしません。あくまでペルソナシリーズファン向けのアイテムだと思います。他方、P3のキャライベントの薄さに涙した方には決して後悔させない作品でした。もっと早くプレイすべきだったか。
- PSVRモードはおまけの域は出ませんが、それなりに楽しめました。ただしPSVRでフリーモードをプレイする場合、ゲーム画面を小さめにしておかないと、首をひたすら左右に振ることになり地獄見ますよ。
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2018-06-04
人生初の音ゲー。そしてプラチナ50個に王手!50個到達したら、これまでのプラチナを振り返る企画やりたいですね。

ペルソナ4 ダンシング・オールナイト
プラットフォーム |
PlayStation®Vita/PlayStation 4(DL版のみ) |
 |
ジャンル |
Pサウンドアクション |
価格 |
【Vita通常版】6,980円(税込)
【Vita豪華版】9,980円(税込)
【PS4版】ペルソナダンシング オールスター・トリプルパックの特典のみ |
公式 |
P4D – ペルソナ4 ダンシング・オールナイト – 公式サイト |
プレイ時間 |
1周目:27時間 |
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ストーリー
-

ストーリーモードはフルボイス
PS4から数ヶ月後。都会に戻りアイドル活動を再開していたりせは、復帰イベントとなる「愛meets絆フェス」でのバックダンサー役を悠をはじめとする仲間たちに依頼する。折しも、イベントの公式サイトを真夜中0時に閲覧すると奇妙な動画が流れ、それを見た人は「向こう側」に連れて行ってしまうという噂が流れていた。かつての事件を思い出して訝しむ主人公達だったが、突如りせの後輩アイドルグループのメンバーが失踪していることを知る。悠たちは、失踪事件を解決するため、再び「特別捜査隊」を結成し、向こう側事マヨナカステージの探索を開始する―
- ということで、PS4の正統続編です。詳しいストーリーをここで語るとわかめの呪いを受けてしまうそうなので(誕生すっぞこらぁ!)深くは語らないことにします。
- リズムゲーですが、好きな曲をプレイ出来るフリーモードの他に、ストーリー仕立てのストーリーモードが存在しています。おまけといえばそれまでなのですが、比較的ボリュームもありましたし、何より謎めいた事件あり、友情あり、捜査あり、推理あり、どんでん返しありとP4らしいストーリー立てになっているので、ファンの方なら十分楽しめるのではないでしょうか。特に特定の条件を満たすと見られる「前日談」はP4エンディング時のノリそのままで、P4本編を思い出してしまいました。
- ストーリーモードはEASYとNORMALから難易度を選択出来ます。EASYは初心者にも優しいですし、経験者ならNORMALでも余裕です。総じて難易度は低め。
システム
- フリーモードは全28曲。これは他のリズムアクションゲーと比べるとかなり少ないようですが、個人的には特に不満は感じませんでした。楽曲もP4で人気のある曲はほぼ含まれていますし、P4AやPQなどからも主題歌が採用されています。また本作の新曲”Dance!”も非常にノリの良い曲で感激しました。さすがはペルソナシリーズ。
- フリーモードは難易度をEASY/NORMAL/HARD/ALL NIGHTから選択可能です。僕は今回リズムアクションゲーを初めてプレイしましたが、大体以下のような感じでした。
- EASY…初見でもほぼフルコンボ可能
- NORMAL…初見でもmiss2~3回程度でクリア可能
- HARD…初見でもmiss数回でクリア可能なものから、10数回リトライしてギリギリクリア出来るものまで幅がある
- ALL NIGHT…クリア出来る気がしない
- といっても、難易度を低下させるアイテムが豊富にあり、クリア(そしてトロコン)だけなら初心者や音ゲー苦手でも全く問題ないはずです。あとはやり込みの域ですので、音ゲーになじみがないと言うだけで敬遠する必要はなさそうです。
- フリーダンスでは、キャラの衣装やアクセサリーを変更することができます。衣装バリエーションもそこそこありますし、DLCも豊富に用意されているので、気に入る衣装は見つかるでしょう。ランダム選択機能もあるので、運任せで決めてもOK。

P4本編での衣装はほぼ再現されている

あのダサすぎるジャージももちろん再現
キャラクター
- PCとして選択出来るのは、特別捜査隊の8人+真下かなみ+菜々子+隠しキャラの11人。さらにDLCで2人追加することが可能です。
- 個人的に驚いたのが、各キャラのダンスモーションです。なんというか、人間的に動きがすごく自然というか。ロボットではないので、やっぱり手足がぶれたり反動を殺しきれなかったりするところもあるんですけど、そういうのが自然に再現されています。最近のモーションキャプチャはすごいな。
- そして、キャラごとの動きも、それぞれの性格や背景、特技などをうまく反映されたものになっていて、「ガワが違うだけで中身おんなじじゃん!」という不満は全くありませんでした。
- そしてハッキリ言いますが、菜々子が可愛すぎます。これを見てナナコン(菜々子コンプレックスの略)にならないやつがいるなら連れてこいって話ですよ。

バトル
-

動きは滑らかで処理落ちもない
中央から周辺に向けて飛んでくるノートに合わせて、ボタンをリズムよく押すというアクションゲームです。使うボタンは△○×↑←↓の6ボタンにR/Lスティック(またはR1/L1)。
- ノートはシングル、同時押し、長押し、スクラッチの4種類があり、タイミングによってPERFECT、GREAT、GOOD、MISSの4段階で評価されます。最初の2つは評価が上がり、GOODは評価変わらず、MISSの4段階は評価が低下します。評価は5段階で、曲終了時に4以上になっていないと失敗、途中で1より下がっても中断されて失敗となります。
- 「ノートが飛んできていないボタンを押しても減点されない」「GOOD評価が取れるタイミングはかなり広い」というあたりで難易度は抑えられています。
- ただ、長押しの音が鳴るタイミングが打鍵時とずれている曲がある、というけっこうな問題点があります。これは最新のP3Dでも改善されていないようなので仕様かもしれませんが…。このゲームはノートをガン見しながらボタンを押すというより、曲に合わせてリズムよくボタンを押すゲームなので、これは結構残念。
- あとダンスの演出が派手でノート見づらい!という意見もありましたけど、yukkun20は気になりませんでした。まあ他のゲームをプレイしたことがないからですが。
総評
- 音ゲー初めてのyukkun20でしたが、ゲーム部分も十分楽しめました。音ゲー好きな方からはいろいろな評価があるようですが、僕のような初心者でも、曲に合わせてアクションするというリズムゲーの楽しさを教えてくれる良ゲーでした。
- 他方、ストーリーや楽曲はあくまでP4あってのものなので、P4を知らない人がこのゲームから入るのはおすすめしません。あくまでペルソナシリーズファン向けのアイテムだと思います。他方、P4の魅力であるキャラクターの掛け合いはそのままなので、P4ファンなら決して後悔させない作品でした。もっと早くプレイすべきだったか。あえて言えばマリーがDLCなのが残念(前日談を見る限り、P4Gがベースなので、マリーとも友情を深めているはず)
- あと何度でも言いますが、菜々子の可愛さが異常なので、それだけでもプレイする価値がありますよ。

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2018-05-17
何度も言うけどセクシー要素皆無だからね!?あとトロコン狙いなら、手に入れたトランプの札が何かメモっておいた方がいいよ。

The Sexy Brutale
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ストーリー
-

タイトル画面。実は主人公はこの中にはいない。
年老いた宣教師ラフカディオ・ブーンは、邸宅のとある部屋で目覚める。邸宅では仮面舞踏会が開催されていたが、ラフカディオはそのゲスト達が次々と殺害されていくのを目にする。謎の女性の導きで時間を戻す時計を手に入れたラフカディオは、その力を使って、この惨劇を食い止めようとするのだっだ―
- というわけで、時間遡行を使って殺人事件を解決するアドベンチャーゲームです。といっても推理ものではなく、ギミックを解いて進めていくタイプの謎解きゲームです。
- 後述するとおり、かなり特徴的なシステムが搭載されていて、最初は戸惑い、そのうちにこれはそういう世界観なんだと自分を納得させて進めていくことになります。しかし終盤には、それすらも巻き込んだ衝撃の事実が…ということで、短いながらもなかなか面白い物語になってました。人がジャンジャン変死しますが、キャラクターがSDキャラで描かれているのであまりグロさとかはありません。
システム
-

最初は時間遡行にも制限があるが、物語を進めると解除される。
物語は、同じ一日を繰り返している屋敷を舞台にしています。基本的に正午から真夜中までの12時間が流れ、1日が終わるとまた正午に戻ります。また主人公は時計を使って、いつでも正午に戻ることが出来ます。時間を戻すと、戻す前に手に入れたアイテムは失ってしまいます(わずかに例外あり)が、その間に得た知識(パスワードとか、隠し通路とか)は失われません。
-

仮面に襲われるとHPが減るが、ダメージは小さく力尽きることはまずない。
主人公は、なぜか他の登場人物からは見えませんが、彼らがかぶっている仮面には見つかってしまいます。仮面を付けている人物(被害者となるゲストと、それを殺す使用人達)と同じ部屋にいると、飛んで来た仮面に襲われてしまいます。なんだその設定。
-

登場人物全員が加害者か被害者という斬新な設定。味方はこの赤い人だけ。
よって、普通の推理ものやタイムトラベルものにあるように、キャラクターから事件の聞き込みをしたり、被害者に事前に警告をしたりすることはできません。じゃあどうやって惨劇を回避するかというと、まずは関係者の行動パターンを把握します。キャラは全員決まった時間に決まった場所にいますから、まずは歩き回って誰かを見つけ、その後をつけ回していつどこにいるのかを把握していきます。見つけた人は自動的にマップに書き込まれるのでメモ不要。気分はストーカーです。
-

凶器の弾丸を空砲に入れ替えることで殺人の阻止に成功!
そしてドアの鍵穴からのぞいたり、聞き耳を立てたり、あらかじめタンスの中で待ち伏せたりして、情報を集めます。その情報をもとに,いつ、どこで、どういう手段で殺害されるのか、それを止めるにはどうすればいいのかを考えます。といっても直接は阻止できないので、例えば凶器を無害なものに入れ替えたり、人を殺す仕掛けが作動しないようにしたりします。まあかなりヘンテコな死に方をするキャラも多く、どうやって止めればいいのか結構悩むことも。
- 無事殺害の阻止に成功すると、そのステージはクリアになります。新しい能力などが手に入り、行動半径が広くなるので、次の犠牲者を捜します。ちなみに一度救ったキャラも次のループではまた死ぬので、全員を救うことは出来ません。この惨劇が生じている大元を断つしかない、というわけです。
キャラクター
- 個性的な被害者たちが用意されています。…が、全員仮面を付けている上にSDキャラですし、そもそも主人公との会話シーンがほとんどないので、あまり語ることはないです。
- ただ、個人的には呼称は統一してほしいんですよ。例えば主人公の名前は「ラフカディオ・ブーン」ですが、「ラフカディオ」「ブーン」「ラフィ」などいろいろな名前で呼ばれます。日本人にはなじみがない響きの名前も多く、登場人物が名乗らない(主人公とは会話できないので)関係でいつまで経ってもキャラ名が覚えられませんでした。まあこれは僕の能力の問題かもしれませんけど。特に「エリィ」が、キーパーソンである「エレノア」の愛称だっていうのは知らないとこんがらがると思う。
バトル
総評
- 9時間ほどでクリアしましたが、もっとボリュームがあるような感じがしました。ループを繰り返すのでだれやすいかと思いきや、一人の人をストーキングしているだけでもいろんな話が聞けて面白いので、そんなに退屈ではなかったです。
-

これ何語なんだよ。
あちこちで言われてますが、翻訳の精度が本当ひどいです。僕はこの世でどうしても許せないものの一つが下手くそな翻訳(不正確という意味ではなく、日本語としてこなれていないという意味)なのですが、今作はかなりひどかったですよ。誤字脱字もそこそこあったし。
- それでも、音楽も良かったし、謎解きも面白く、最後の解決編は引き込まれる出来でしたので、ループもの、謎解き、ギミックなどが好きな方にはおすすめできると思います。衝撃の最後をぜひ見届けてください。
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2018-05-09
そろそろプラチナ50個が見えてきた(現在47個)。

英雄伝説 碧の軌跡 Evolution
プラットフォーム |
PlayStation®Vita |
 |
ジャンル |
ストーリーRPG |
価格 |
【PlayStation®Vitaカード版】5,800円(税込)
【ダウンロード】 4,800円(税込) |
公式 |
英雄伝説 碧の軌跡 Evolution |
プレイ時間 |
1周目:85時間(イージー)
2周目:27時間(ナイトメア) |
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2018-02-11
唐突にゲームレビュー。なんで急にプレイして急にレビュー記事を書いているのか、1つ目の理由は最後までこの記事読んでくれたらわかります。2つ目の理由はこのゲームをプレイすればわかる…と思う。

星の欠片の物語、ひとかけら版
プラットフォーム |
PlayStation VR |
 |
ジャンル |
VR専用コミュニケーション謎解きアドベンチャーゲーム |
価格 |
2,800円(税込) |
公式 |
『星の欠片の物語、ひとかけら版』 |
プレイ時間 |
1周目:5時間 |
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ストーリー
- 砕けた星の核に一人取り残されてしまった少女は、「他の世界を覗き見る事が出来る装置」を使うプレイヤーと運命の出逢いを果たす。二人は協力して、少女がこの星から脱出するための方法を模索し始める。―という感じです。

本作のヒロイン。(勝手な)通称「のじゃロリ娘」
- みなさんは「脱出ゲーム」というジャンルをご存じでしょうか。主にウェブブラウザでプレイする、昔からあるゲームの一つです。部屋の中にあるアイテムを手に入れたり組み合わせたり、暗号を解いたりしながら、密室からの脱出を目指す(それ以外の目標が設定されていることもありますけど)というゲームですね。yukkun20はこれが大好きです。
- 本作はPSVRを使った脱出ゲームになっています。「ひとかけら版」というサブタイトルの通り、ストーリーの序盤?を切り出したものとなっていますが、ストーリー的にはきちんと完結していますし、「ひとかけら版」であることを逆手に取ったエンディングも用意されているので、ぜひプレイしてください。
- プロローグはこちら。
システム
- PSVRの特性を上手にゲームに転化されたシステムが用意されています。
- ヒロインである少女は、星が砕けた際に知識や経験をすべて持って行かれてしまったので、基本的に謎解きの戦力にはなりません。プレイヤー頼みです。一方プレイヤーは、VRでこの世界をのぞき見ているだけで、実際に存在しているわけではないので、あちらに干渉することは出来ません(設定上、歩き回るのも無理)。よって、プレイヤーの仕事は、状況から次に取るべき行動を考え、それを少女に指示することです。

いかにもなんかありそうな星が頭上を旋回している
- 指示すると言っても、干渉力がない以上声も届きません。幸い少女は、プレイヤーがどこを見ているのかはわかるので、プレイヤーは干渉したいものを見て、それから少女を見ることで、少女に動いてもらうことが出来ます。と言っても少女は思考力がないので、動くと言っても、「持ち運べるものであればプレイヤーのもとに持ってくる」「スイッチがあれば押す」「動きそうなところを動かす」くらいのことしか出来ません。

レバーがあれば引く、ボタンがあれば押す、の精神
- そのためプレイヤーは時々もどかしく思うのですが、「このシステム××だな」ではなく、「少女のちょっとおつむが足りないところカワ(・∀・)イイ!!」の方向へうまく誘導されています。試行錯誤が多くなるゲームなのでもどかしさを感じないわけではありませんが、最近のアプデなどの対応もあり、イライラするようなレベルではありませんでした。
- そのほか、「ものを触れない」「会話できない」「動き回れない」というVRの弱点を演出に昇華しているところはすばらしいと思いました。勇なまVRでも思いましたが、VRゲーはやはり第四の壁を破ってなんぼですね。
- 謎解きも理不尽なものはなく、脱出ゲームとしても楽しめました(リリース時はかなり理不尽な謎もあったようですが、アプデで一部難易度緩和がされたみたいです)。
- ただし作中でいくつか文章を読むことがあるのですが、解像度の都合で極めて読みづらいです(相当努力してなんとか…というレベル)。これはオブジェクトの大きさを大きくすれば解決する問題だと思いますので、どうにかしてほしいですね。
- あと視点の問題でかなり難解な謎がありました(具体的に言うと、箱の裏の件)。ここは攻略サイトに頼ってしまった…。
キャラクター
- 登場するキャラは、スクショに登場している少女だけです(一応)。ツインテ、のじゃロリ(と言っても厳密に言うとのじゃ口調ではない。わしっ娘)、巨乳、チラリズム、エルフ耳と要素てんこ盛りですけど、あまりあざとくなりすぎているわけではなく、好感が持てました。

なんかラフィール殿下っぽさもある
- なにより、一緒に謎を解くことで、不思議と愛着や連帯感が生まれてくるようになっています。プレイヤーとのプライベートな会話があるわけでもないのに、この演出は素直にうまいなーと思いましたね。それだけにエンディングも結構インパクトありました。
- でも、向こうからこちらは見えていないという設定上、こっちがぶつかるくらい近づいても、何のリアクションもないんですよね。演出上仕方ないんですけど、それはちょっと寂しい気がしました。製品版ではキャッキャウフフできるんでしょうか。
戦闘
総評
- 勇なまVR以来PSVRをほとんど使っていなかったんですが、僕が好きなゲームサイト(で取り上げられていたのがきっかけで、プレイしてみることにしました。
- メーカーの「自転車創業」さんは、自分は存じ上げなかったのですが、その筋では結構有名なメーカーさんみたいですね。しかしこれほどのクオリティのVRゲームをいきなり繰り出してくるとは…末恐ろしい。
- とにかく、一度プレイすると、他の人にお勧めせざるを得ない出来になっていましたので(いろんな意味で)、うちのブログでも取り上げさせて頂きました。ゲームの値段はちょっとお高めですけど、VRの可能性を堪能できるいいゲームだと思いますので、脱出ゲーム好き、のじゃロリ好き、VR好きの方はプロローグだけでも見て、雰囲気を感じてみてください。
- トロフィーは4つあり(プラチナなし)、エンディングに到達すれば全部取得できます。
- ちなみに、2/12までに購入すると、アバター、テーマ、サントラ、台本、設定資料集などが特典としてついてきますので、急いで本日取り上げさせてもらいました。
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2018-02-05
これくらい事前の期待を裏切らないゲームも珍しい。
※11/27にDLCをクリアしたので追記しました(追記部分は赤文字)
ゼノブレイド2
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ストーリー
- 雲海に覆われた滅び行く世界―アルスト。雲海に沈んだものを引き上げて生計を立てるサルベージャーの少年・レックスは、ある日破格の報酬の仕事を受ける。引き上げた船に乗せられていたのは、眠りに就く美少女ブレイド・ホムラだった。レックスと同調して覚醒したホムラの「楽園に行きたい」という願いを聞いたレックスは、彼女に力を貸すことを決める。それは、アルスト全体を巻き込む冒険の始まりだった―
- ということで、Wiiの傑作RPG「ゼノブレイド」の正統続編です。と言ってもストーリー上の繋がりはあまりないので、ここから入っても大丈夫でしょう。さらに言えば、ゼノシリーズに連なる作品なので、ファンタジーとSFが融合した世界観も楽しめます。
- 今回特筆すべきなのはストーリー面です。物語は全10話構成になっていますが、毎話どんでん返しがふんだんに織り込まれており、起伏のある物語を楽しめます。怒涛のように押し寄せるカタルシスで最後まで中だるみすることなく進めることが出来ました。
- ストーリーの主軸は、謎の少女との出逢いから始まるボーイ・ミーツ・ガールです。ホムラは後述するとおり魅力的なヒロインとして描かれており、彼女の目的はレックス自身の目的とも重なるところが多いので、一緒に「楽園」を目指すことにためらいはありません。最近だと男の方があまり乗り気でなかったり、女の方が腹に一物あるような描写に終始したりされていまいち感情移入できないことも多いのですが、今回はそういう事もなく、素直に主人公に感情移入できました。ムービーでの演出もよく練られていて、上質なアニメを見ているかのように物語に没頭できましたね。

タイトル画面が章ごとに変わるのも魅力
システム
- この前にプレイしたゼルダ同様、フィールド探索とシームレスバトルを主軸においたRPGです。とはいえ、ゼルダが探索をメインにおいて、探索をしながらバトルやストーリーを進めていくという感じだったのに対し、こちらはストーリーとバトルが中心で、探索の重要性はやや下がっています。

最もわかりにくいマップの一つ。これで巨神獣の右半身と言われても。
- フィールドはかなり広く、起伏にも富んでいて、探索の楽しみはあります。ただマップが以下のような問題があって非常に使いにくいのと、フィールドに点在する高レベルモンスターに問答無用で襲われることが多いのと、ストーリーの牽引力が強すぎるので、探索に没頭できないのもまた事実。これを探索の楽しみがあるととるか、探索が面倒くさいと取るかは人それぞれだと思います。モンスターはこちらのレベルを上げると襲ってこなくなりますが、それ以外にも、モンスターに見つかりにくくするスキルとかあれば良かったかも(※アプデで野良モンスターに見つからなくなる設定が追加され解決しました)。
- 二次元マップのため高低差が表現されていない
- マップごとの繋がりが表示されない
- ワープポイントが少ない
- パーティメンバーは、幾人かの固定メンバーに加え、「ブレイド」と呼ばれる、コアクリスタルを消費して仲間にするキャラクターを加入させることになります。クリスタル消費時はオートセーブされるので、ソシャゲのガチャよろしく、どのキャラが仲間になるかは運次第。特に最上位のレアブレイド達はいずれも個性的な外見と能力をしていますが、普通にプレイするとクリアまでに手に入るのは半分くらいだと思いますので、人によって攻略が変わってくることになります。クリアするだけなら固定メンバーと加入が確定しているメンバーだけでも大丈夫ですので、その辺りのバランスもいいですよね。

加入する固定ブレイド・レアブレイドは39体+DLC専用6体+2周目限定7体
- ただしレアブレイドの出現確率が低すぎる点には苦言を呈したいです。もうエピッククリスタル99こと引き替えとかでもいいので、欲しいレアブレイドを手に入れられるようにしてくれ…コスモスが…。そもそもガチャ演出もスキップできない上に長すぎるなど、この辺の仕様についてはいくつか言いたいことが(※アプデでガチャ演出はスキップ出来るようになりました)。
最終的にyukkun20はレアブレイドをコンプ出来たので良かったですけど、それまでの間は精神的に結構辛いものがありました。そもそも今日日家庭用ゲーム機で遊んでいる人は、ガチャシステムが嫌い(もしくは好きではない)人が多いような気がするのですが…
- レアブレイドはそれぞれ別の絵師さんがデザインされていますが、それを違和感なく一つの世界観に落とし込んでいるところは見事です。
- 攻略要素としては、そのほか住民からの依頼を解決する「クエスト」、手が空いているブレイドたちを派遣してステータスを上げたり報酬を集めたりする「傭兵団」などもあります。またレアブレイドからの依頼である「ブレイドクエスト」は、レアブレイドたちの背景を掘り下げるものになっており、仲間への愛着を増すことができます。これらの要素がうまく組み合わさっており、一度脇道に入るとなかなかメインストーリーに戻れなくなるほどでした。そうこうしているうちに260時間超である。

サブクエストも全部で100以上用意されている
- そのほか評価したいのは、やはりイベントシアターの実装でしょうか。RPGはストーリーも長いし、伏線も多いのでストーリーを見直したいことも多いので、すべてのメインストーリーとブレイドクエストを見直すことができるのはうれしい仕様。特に今作はイーラ編が1年後に配信されたため、イーラ編をプレイする前にメインストーリーを復習したかった層も多かったのではないかと思いますのでなおさらグッド。
しかもその時の天気や、特定のメンバーが加入しているか否かなどの差分まで収録しているとか嬉しすぎる。明るいシーンなのに背景が雷雨でがっかりした人は、ぜひシアターで天気を晴れにしてもう一度見ましょう。キャラの外見を変更するアクセサリを持っている場合、その状態でセーブするとイベントシアターにも反映されます。

イベントシアター(画像に特に意味はありません)
- その他、各所では音楽の評価が高いみたいですけど、個人的にはあまり評価できていません。もちろんいい曲もいくつもありましたが、全体としてものすごくいいというわけではなかったです。※個人の感想です。
- またボイスの量は圧倒的で、いろんな場面で膨大な数のキャラにセリフがいちいち用意されていて驚くほどでした…が、そのほとんどがスキップできないため、場合によっては同じセリフを何度も何度も聞き続けなければならなくて、それはかなりのストレスでしたね。傭兵団派遣とか、ポーチアイテム使用時の音声はアプデでスキップ出来るようになりましたが、意外と使用することが多いフィールドスキル使用時の音声は最後までスキップ出来ませんでしたね。
キャラクター
- PCは5人、そのパートナーとしてパーティに加入するブレイドのうち、メインストーリーに絡んでくるパートナーブレイドも6人(ヒカリとホムラを別にカウントして、ハナは全員で1体とした場合ですが)です。前述の通り、そのほかレアブレイドなどもいます。
- レックスは正統派の熱血型主人公ですが、自立して故郷にも仕送りをしているなど、ある程度大人として描かれています。作中でもパーティの牽引役ではありますが、周りのアドバイスもきちんと聞いて、自分の頭で考えられる子だったのでよかったですね。直情バカは苦手なので…

決めるべきところできちんと決める主人公の鑑。
- ヒロインのホムラはおっとりお姉さん、ヒカリはツンデレと分かりやすいキャラ付けがされています。ちょっとあざとい…と感じる人もいるかもしれませんが、個人的にはストライクでしたね(特にホムラ)。あざといのは見た目とキャラ付けだけで、セリフや挙動があざといというわけではないので、広く万人受けするキャラだと思います。

過度に自己犠牲的ではなく、それでいて使命を忘れることはないヒロインの鑑。
- トラとハナはマスコット役。主にストーリーではコメディリリーフでしたけど、本当のブレイドとドライバーではないことに悩んだり、逆に普通のドライバーとブレイドには出来ないような芸当をやってのけたりと、彼らがいないとこの物語は大分味気ない物になっていたと思います。個人的にはキクとサクラにもうちょっと見せ場をあげてほしかったけど。

明らかなオーバーテクノロジーなのに誰もツッコまないのはノポンの人徳ゆえか。
- メレフとジークは大人枠。メレフは厳格な軍人、ジークはイロモノという正反対な登場でしたけど、パーティに加入してからは頼れる大人としての風格を見せてくれます。でも、ジークはもうちょっとギャグ成分を残しても良かったんじゃないかな。

CV:津田健次郎(笑)
- まあなんだかんだ言って、一番のキャラは散々述べているとおりニアです。見た目もかわいい上に、人間形態とブレイド形態の2種類を持っていて、初対面のレックスを身を挺して守る度胸もあり、本当は孤独を恐れているのに、仲間の迷惑にならないよう身を引こうとしたり、ジークが現れる度に切れのいいツッコミを入れたり、落ち込むレックスに活を入れたり、かつての仲間との訣別に葛藤したり、敵であってもその身を案じたり、レックスと丁々発止の掛け合いをしたり、ホムラとレックスの仲にちょっと妬いたり、とにかくかわいい!言動もエキセントリックなところがなく、常識人大好きのyukkun20としては愛さない理由がないです(一応言っておきますけど、ホムラもヒカリもハナもメレフもサイカも常識人ですよ?)。早くホムラ/ヒカリフィギュアのクオリティでニアフィギュア出してください!まだ諦めてないよ!

天使か。
- それにしても皆キャラ造形もかわいい!3次元キャラをここまでかわいく描ける時代が来たんですね…
戦闘
- 戦闘は、ドライバー3人に、ブレイド3人を加えた6人で戦闘します。プレイヤーが操作できるのはドライバー一人だけです。各ドライバーにはブレイドが最高3人紐付けされていて、戦闘に参加出来るのはそのうち1人だけですが、他の2人とも自由に入れ替えることが出来ます。戦闘に参加しているブレイドによって、ドライバーが出来ることも変わってきます。
- バトルは完全シームレスで、敵に見つかる、もしくはこちらから戦闘を仕掛けることで戦闘が始まり、敵を倒すか、その場から大きく離れることで終了させることができます。バトル中はフィールド探索(宝箱を空けたり採取したり)ができないので、場合によっては敵の目を盗んで洞窟に侵入し、宝箱をこっそり開いて脱出する、という行動が必要になることも。

フィールド上にはこんな強敵がうろついていることも
- 戦闘に入ると、操作キャラは、全自動で通常攻撃を行います。プレイヤーが操作するのは、「戦闘中の移動」、通常攻撃で貯まるゲージを消費して放つ「アーツの発動」、アーツで貯まるゲージを消費して放つ「必殺技の発動」、これらの行動で貯まるパーティゲージを消費して放つ「チェインアタックの発動」あたりでしょうか。しかし意外とやることは多く、手持ち無沙汰な瞬間はありません。

そんな強敵もうまく戦えば、回転させながら空中に打ち上げてボコるのも余裕
- このように戦闘システムはそれぞれが別のシステムにがっつり絡んでいるので、きちんと理解すればスムーズに戦闘できます…が、作中での説明が不足気味の上に、その説明すら見直すことが出来ないという二重苦なので、その部分で大分損していると思います(攻略本見ても説明足りてないし…)。幸いネット上には戦闘についての解説が溢れているので、難しいと感じる時はそちらをご覧ください。特にストーリークリア後に強敵に挑む場合、システムをかなり深くまで理解していないとまともな戦いにならないレベルですので。
- メンバー編成は、ストーリー攻略中はアタッカー(レックス/ジーク)+ガーダー(トラ/メレフ)+ヒーラー(ニア)が鉄板ですが、そのほかにもアタッカー+ガーダー*2、回復可能のアタッカー*2+ガーダーなどの変則構成もできます。キャラの役割も、同調するブレイドによってある程度コントロールできるので、編成の自由度はかなり高いですね。ただしブレイドごとの戦力差がかなり大きいのと、やりこむほど回復役が不要になる(会心回復(クリティカルが出ると体力が回復する)装備を使った方が効率がいい)ため、ストーリークリア後のメンツはどうしても固定化されるのではないかと思います。そしてドライバーとしてもブレイドとしても回復特化のニアはだんだん出番がががが
総評
- このゲームには、いくつか非常に目立つ欠点があり、擁護不能なレベルのものもあります(致命的なものはアプデで解消されました)。特に前述したマップ関係、音声関係、ガチャ関係、チュートリアル関係はかなりひどい。またUIも実は使いにくく(アイテムソートが貧弱、クエストログが見づらいなど)、アトラスで3年修行して欲しいレベルです。そのほとんどはテストプレイしていれば気づくレベルの問題だと思うんですよね…(※アプデでアイテムソートの問題はだいぶ解消されました(まだ不便ですが頻繁にアイテムをいじるタイプのゲームではないので許容範囲))
- しかしながら、そういったユーザーからの批判を丹念に拾い上げ、システム的な問題をアプデで一つずつ解決していったモノリスソフトの姿勢は大いに評価出来ると思います。現時点ではシステムも他社のRPGと遜色ないレベルには仕上がっているため、もはやシステムを問題視する必要はなくなっています。
- しかしそのような非常に目立つ欠点がありながら、それを大きく上回る美点があり、全体としてみれば傑作と言って差し支えないレベルだと思います。yukkun20は2013年からゲームのプレイ時間をメモしているのですが、200時間を超えてプレイしたゲームはこれだけですし、これほど毎日集中してプレイしたのも初めての経験でした(ちなみに2番目にプレイ時間が長いのはP5(173時間)ですが、達成に半年かかっています)。トロフィーもないのにこれは明らかに異常で、このゲームがどれほど面白いのかが分かって頂けると思います。
- とにかく引き込まれるストーリーと、魅力的なキャラクター、そして奥深いバトルという、RPGに絶対必要な要素が極めて高いレベルでまとまっていて、モノリスソフトの底力を見せつけられました。なにが恐ろしいって、これもゼルダも、ハード1年目に出たと言うことです。これからのNSの進化から目が離せませんね。この2作品を乗り越えるほどの傑作が出ることを期待したいと思います。
- そしてこれまで中断挟んで約1年にわたり、プレイ日記という名の駄文にお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました!次は…今のところ未定です。可能性がありそうなのは「十三機兵防衛圏」かな。その前に「黄金の国イーラ」ももちろんプレイします!
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2017-12-30
昨日の続きです。
2018/12/28更新:ディスガイア5とゼノブレ2のレビューを更新しました。
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プラットフォーム |
PlayStation4 / Nintendo Switch |
メーカー |
日本一ソフトウェア |
ジャンル |
史上最凶のシミュレーションRPG |
公式 |
魔界戦記ディスガイア5 |
プレイ時間 |
87時間(H29.10~H30.3) |
レビュー |
【ゲーム】魔界戦記ディスガイア5 レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★☆ |
山のようなやり込み要素を搭載し、億単位のダメージをぶっ放す爽快SRPGシリーズの最新作。毎回「長いチュートリアル」といわれているメインストーリーが今回本当に長かったのには驚きました。若干だれたところもありましたが、全体としては手堅くまとまっていたように思います。しかし悪いことが美徳とされる魔界、という設定は何処へ行ったのか。そしてメインをクリアしてからの育成は相変わらずの中毒性で、しばらくはサルのようにはまってしまいました。それでも90時間かからずトロコン出来るので、トロコン派にも安心です(4は200時間かかりましたからね…)。ウサリアは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
PlayStation Vita |
メーカー |
角川ゲームス |
ジャンル |
ストーリーRPG |
公式 |
英雄伝説 零の軌跡 Evolution |
プレイ時間 |
112時間(H29.10~12) |
レビュー |
【ゲーム】英雄伝説 零の軌跡 Evolution レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★★ |
空の軌跡から舞台を一新した新たな軌跡シリーズ。この作品から初めてももちろん楽しめますが、空の軌跡をしているとさらに面白いです。リメイク版の中では最も古いため若干システムが洗練されていない部分はあるものの、相変わらずの王道ストーリーとよく練られた伏線、魅力あるキャラ、行動選択によって細かにNPCたちの言動が変化する仕様など、RPGを作るお手本になってほしい作品。続編・碧の軌跡も近いうちにプレイ予定。ティオは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
PlayStation VR |
メーカー |
ソニー…インタラクティブエンタテインメント |
ジャンル |
リアルタイムストラテジー |
公式 |
ゲームソフト | V!勇者のくせになまいきだR | プレイステーション |
プレイ時間 |
8時間(H29.10) |
レビュー |
【ゲーム】V!勇者のくせになまいきだR レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★★☆ |
アニメチックなユニットを動かしながら、世界を征服していくRTS。といってもボケの魔王・突っ込みのムスメと一緒にボードゲームをしているかのような楽しさがあります。まだまだソフトが少ないPSVRですが、僕のようにアニメ調のゲームがしたい方にはとにかくおすすめできます。難易度は低めでボリュームも少ないですが、PSVR入門には最適。3次元空間での操作性・視認性が非常に優れているところも評価したい。ムスメは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
Nintendo Switch |
メーカー |
任天堂 |
ジャンル |
ロールプレイング |
公式 |
ゼノブレイド2 | Nintendo Switch | Nintendo |
プレイ時間 |
プレイ中(H29.12~H30.11) |
レビュー |
【ゲーム】ゼノブレイド2 レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★★★+★ |
発売前からyukkun20の琴線をビシバシ刺激してくれた大作RPG。その期待に違わず、ゲームでありながら上質のアニメを見ているかのようなメインストーリーは本当に素晴らしい出来です。熱い展開はもちろん、美しい演出やすばらしいカメラワークなども渾然一体となったところがまた…。システム的にはやや使いにくいところがなきにしもあらずで、もっと完成度を高められるような気がしたのはちょっと残念ですが、その欠点もアプデで改善されました。オープンワールドということでゼルダと比べるのは仕方ないところですが、あちらが探索が楽しいゲームとすれば、こちらはイベントが楽しいゲームということで。ホムラとニアは俺の嫁。特にニアはウィルベルさん以来のyukkun20一押しヒロインに認定します。ちなみに「黄金の国イーラ」は別ソフト扱いにします。 |
総評
ハード別(マルチのものはyukkun20がプレイしたハードでカウント)
- PS4…5本
- PSV…3本
- PSVR…1本
- NS…3本
- 3DS…1本
- その他…1本
ジャンル別(ジャンルはyukkun20の独自分類によります)
- RPG…9本
- SRPG…3本
- DRPG…1本
- ADV…1本
MVG
- ゼルダの伝説BotW
- V!勇者のくせになまいきだR
- ニューダンガンロンパV3
今年も豊作の一年でした。
MVGですが、1位はやはりゼルダを選ばせてもらいました。コログを900匹探すなどかなりやりこんだ自負がありますが、それでも未だに知らないことが多く、その懐の深さに驚かされました。しかし今後オープンワールドゲームを作ると常にこれと(そしてゼノブレ2とも)比べられてしまうのは本当かわいそう。
2位は今後のVRへの期待を込めて勇なまで。体験版はノミネートしていないのですが、ダンガンロンパVRの出来も良く、アニメ調でも3Dは全然いけるということがわかりました。早くソフトが充実してほしい。
3位は少し悩みましたが、結局このゲームの衝撃度が高すぎたので。お宝発見!モノリスに泣かされたのも思い出深い。
ゼノブレ2も面白いのですが、まだ中盤を越えた辺りなので来年のMVGにノミネートさせてもらいます(覚えていたら)。
しかし昨年は、プレイしたゲームはウィズを除きすべてPS系列でしたが、今年はその牙城も大分崩れてきましたね。特に今年はPSVRとNSという2つのハードを入手できて、ゲームスタイルもずいぶん変わってきました。これからも楽しみなソフトが数多く発売されるので、長生きしたいと思います。
2017-12-28
パソコンデスクの設置をなんとか終えました。パソコンも最低限のものは再セッティングしたので、予定通り更新できそうです。
というわけで毎年恒例の年間ゲームレビューです。例によって、プレイ開始が早いものから順に並べています。
今年のレビュー対象は14本ですが、年をまたいでプレイしたゲーム3本(ベルセリア、うたわれ二人の白皇、ペルソナ5)については、昨年のレビューを更新しています。
[関連記事]タグ:年間ゲームレビュー | Y.A.S.
総評は大体以下の通りです。あと☆は★半分の意味。
- ★★★★★★以上…神。人生でベスト10に入るくらいのゲーム。
- ★★★★★…傑作。ハードごと購入してでもプレイする価値のある作品。
- ★★★★…名作。ハードを持っているならぜひプレイすべき作品。または傑作だが人を選びそうな作品。
- ★★★…良作。何か波長が合うところがあれば十分プレイする選択肢に入る作品。
- ★★…凡作。特筆すべき事がない作品。もしくは全体的には良作レベルだが、致命的な問題点がある作品。
- ★…駄作。とても人には勧められない作品。
一昨年、昨年はレビュー本数13本だったのですが、今年もKH3DHDとKH0.2を一本だと考えたら13本だということに今気づきました。やっぱりこれが限界ということか。
これ他国から反対意見とかでなかったんですかね。それとも押し切ったのでしょうか。リ…