2015-11-07

【ゲームグッズ】テイルズ オブ メモリア 『テイルズ オブ』シリーズ20周年 公式記念本 レビュー

テイルズの20周年本来ました!超充実!

テイルズ オブ メモリア 『テイルズ オブ』シリーズ20周年 公式記念本

レーベル:バンダイナムコエンターテイメントブックス
価格:2800円

レビュー

15周年記念本との違いをまとめてみました。

  テイルズ オブ メモリア
(20周年)
テイルズ オブ クロニクル
(15周年)
 
全般
価格 2800円(税別) 2800円(税別)
総ページ 272ページ 256ページ
紙がやや分厚く、重い。
歴史
年表 1990年から2015年までのシリーズ年表。
ゲーム、OVA、イベントを網羅。
1990年から2011年までのシリーズ年表。
ゲーム、OVA、イベントを網羅。一部の作品には簡単な紹介コメントが付いている。
作品紹介
全般 マザーシップ、エスコート問わず全ての作品を収録。
移植版についても全て言及がある。
マザーシップ、エスコート問わず全ての作品を収録。
移植版についても全て言及があり、20周年記念本よりも移植前との違いに関する記述が豊富。
マザーシップ 1作品2ページ。
1ページは作品のデータ、メインビジュアル、あらすじの紹介。あらすじはエンディングやエピローグまで網羅しているが情報量は最低限(足りないことはない)。
1ページはキャラクター紹介。パーティキャラ+αで10数人程度。各キャラの名台詞が一緒に書かれているが、そのチョイスが結構渋い。リオンが「僕は殺せる。大切なものを守るためならば」というオリジナル版のセリフになっているところもナイス。
1作品6ページ。
2ページは作品のデータ、メインビジュアル、あらすじの紹介。あらすじは1ページまるまる使った濃厚なもので、非常に読み応えがある。
1ページは世界観、1ページは特徴的なシステムの紹介。これは20周年本の作品比較と同程度の情報量。
2ページはキャラクター紹介。パーティキャラ+αで10数人程度。サブキャラの選出が20周年本とやや異なる。
エスコート 1作品1ページ。(テンペスト、ラタトスクは2ページ)
構成はマザーシップと同じ。
1作品2ページ。(ファンダムは1ページ)
構成はマザーシップと同じ。
その他 移植作、PC・モバイル作品については簡易な紹介のみ。ただしグレイセスfのみ1ページが割かれ、マザーシップと同じ構成になっている。
移植作品のみに登場するキャラクターの紹介はこちら。
モバイル作品については簡易な紹介のみ。
当時発売前だったエクシリアと3DS版アビスの紹介もある。
作品比較
全般 以下、基本的にマザーシップ+テンペスト・ラタトスクのみ。
キャラクター① 主人公、ヒロイン、ライバル、ラスボスそれぞれについてのデータ比較。
主人公なら趣味・特技、旅立ちの理由、悩み・挫折、結末など、ヒロインやライバルなら主人公との関係、ラスボスならその強大さなど、まとめの視点が面白い。
ちなみにエクシリア2のヒロインはエル、ゼスティリアのヒロインはロゼになっている。なぜだっ!
なお、エターニアのヒアデス、イノセンスのハスタやヴェスペリアのザギはライバルじゃないけどおまけで軽く紹介あり。
キャラクター② 敵幹部、マスコットキャラ、シリーズおなじみのキャラクター(漆黒の翼とアイフリード)、ゲストキャラのまとめ。
ラタトスクはテネブラエ、グレイセスはメカアスベル&ソフィがマスコットポジ。
ゲストキャラについても、闘技場ゲストはもちろん、イベントや術技で登場するキャラも網羅。デスティニーRにザピィが出てたのは知らなかった。
キャラクター③ 主人公以外の人間関係(主にパーティキャラの恋愛事情)の紹介。
エリーゼのアルヴィンに向ける感情が「恋」じゃなくて「?」になっていたので一安心。
キャラクター
データ比較
男女別の年齢表と、全キャラの身長表。
体重が設定されていないキャラは多いが、身長はリリス以外のキャラに設定されていることは知らなかった。
ゼロスとパスカルが同じ年齢だったり、ガイとフレンが同じ年齢だったりと面白い発見も。
ワールド① 各作品の世界観。
世界全体の構造の紹介がメイン。1作品1/3ページだが、図表を使いつつわかりやすくまとまっている。
ワールド② 各作品に登場する人間以外の種族の紹介(基本的に人型の生命体のみ。始祖の隷長、精霊は例外)。
エルフや精霊などの複数の作品に登場する種族から、ガジュマや天族など1作品のみの種族まで。なぜかセンチュリオンがスルーされている。
精霊はマイナーなレジェンディアやヴェスペリアの精霊、ラタトスクやマーテルもカバー。イラストのある全ての精霊のイラストが載せられているので見てるだけで楽しい。
ワールド③ 隠れ里(ねこにんの里とナム孤島)、基幹技術、おなじみのアイテム(グミとソーサラーリング)、宗教、言語、乗り物のまとめ。
言語ではメルニクス後や天上文字などが全て掲載されており、アルファベットとの対照表もある。ただし。メルニクス後の読みについての説明はない。
イベント① 「決戦前夜の誓い」「相容れぬ想い」(主に裏切り・敵対イベント)「大切な人との別れ」(主に死別イベント)「人々を結ぶ絆」(主に友情・感動イベント)の4セクション。
セレクトは納得出来るものばかり。特に決戦前夜イベントというネタバレぶっちぎりな話を惜しげもなく掲載しているところはすばらしい。
イベント② 温泉・水着イベント、ミニゲーム、おなじみイベント(投獄イベントと必敗戦闘)の紹介。
温泉・水着イベントはしっかりスクショあります。もちろんスケベ大魔王特集も。
バトル① 各作品の戦闘システムと主な特徴、操作方法など。
ファンタジアのコンボコマンドについて「そのコマンドは絶望的なほど複雑だ」ってホントのこと言っちゃダメでしょ。
バトル② おなじみの術技比較、隠し秘奥義、カスタマイズなどの術技情報、闘技場、隠しダンジョンや隠しボスの紹介。
料理 料理システムの比較、異彩を放つ料理の紹介、(悪)名高い料理人の紹介、ワンダーシェフとその変装など。
料理システムがフードサック系、パーティ調理系、キャラクター調理系などで分類されているのが興味深い。
育成 レベルアップ以外のキャラクター育成システム、称号の役割、装備品強化システム、魔装備の紹介。
魔装備については全てのアイテムを網羅していないのが残念。イラスト付きでまとめて欲しかった。
関係者コメント
キャラデザコメント 藤島先生、いのまた先生、吉積Pのインタビュー。
藤島先生の描くリオン、いのまた先生の描くユーリのイラストもあり。
スタッフコメント アニメ担当の寺川P・松竹先生のインタビュー。
シナリオ担当の実弥島氏・田中氏・奥田氏・馬場Pのインタビュー。
サウンド担当の桜庭氏のインタビュー、椎名氏のインタビュー。
システム担当の有働氏・穴吹氏・田中氏・樋口Pのインタビュー。
プロデュース担当の吉積P・馬場P・樋口P・大舘Pのインタビュー、豊田Pのインタビュー。
プロダクションI.G.やテイルズスタジオの訪問企画も。
声優コメント 「演じたキャラの魅力」「印象に残ったエピソード」「自分にとってのシリーズの位置づけ」「次の料理のうち1つ食べるとしたら」「次の術技のうち1つ使えるとしたら」という5つの質問に対する、声優陣の直筆コメント(一部例外あり)。
マザーシップ+テンペスト+ラタトスク+マイソロ2/3+なりダンX+リンクのパーティキャラ全員の中の人総勢125人。残念ながらライラ役の松来さんのコメントはありませんでした…。印象に残ったエピソードはこれまで聞いた事のない話も多く、読み物としても面白い。
各作品の主人公・ヒロインの中の人24名のインタビュー形式のコメントと、マザーシップの主要キャラの中の人85名の色紙による一言コメント。
声優さんのビジュアルも美しく撮影されています。
その他 特設サイトで行われたアンケートの結果発表。
全体的に新しい作品が強い。「ストーリーが好きな作品は?」でファンタジアが5位にすら入ってないとはどういうことじゃい!
公式キャラクター人気投票の総覧(1~20位のみ)。
ギャラリー
キャラクター 全作品(モバイル・PC除く)のパーティキャラのメインビジュアル、チャットイラスト(一部)、ステータスイラスト、秘奥義カットインなどのまとめ。
作品事ではなくキャラごとにまとめられているため、各作品での違いを一目で把握出来る。秘奥義カットインに技名の記載がないのは残念だが、トリミングされていないのは評価したい(その分小さいが)。あとコングマンのベルトカットインは今回もない。また敵キャラのものもない。
 
ポスターイラスト 販促用のポスターに使用されたイラスト6枚。
SDキャラ キャラクターページに掲載。おおむね全長3センチ程度。 作品ごとにまとめて掲載。おおむね全長7センチ程度なので見やすい。
オープニングムービー マザーシップのOPムービーのスクリーンショット。1作品20枚前後。解説は特にない。
秘奥義カットイン キャラクターページに掲載。おおむね全長3センチ程度。 作品ごとにまとめて掲載。全長4センチ程度だが、四角くトリミングされている。敵キャラのカットインもある。コングマンのベルトはない。
描き下ろし
イラスト
UFO table描き下ろしイラスト3枚。テーマは20周年記念パーティ。
それぞれにキャラクターのオリジナルスキットが付いている。ただし内容はちょっと寒い。
 
資料集   ファンタジア、デスティニー、エターニア、シンフォニア、リバースの開発資料。日の目を見なかったものがほとんどで、ここ以外ではほとんど見たことのない貴重なものが多い。
その他   海外版パッケージイラスト
その他
企画 テイルズ オブ 20周年展紹介(1ページ)
次回作ベルセリアの紹介(1ページ)
各ページの欄外に、ユーザーから寄せられた一言感想あり。やや批判的な意見も載せられているのが珍しい。

スタッフのインタビューや設定資料など、15周年は新録の情報が多かったため、設定資料集としての価値が高かったですが、今回はこれまでの情報を系統立ててまとめたデータベースとしての価値の高い一冊でした。

僕もそれなりにディープなファンだと思っていますが、それでも忘れていることや知らないことが結構載せられていてためになりました。もし15周年本を読んだことがない方は、20周年本があるからいいかと思わず、両方目を通して頂きたいです。また最近シリーズに入った方も、是非以前の作品にこれを通して触れてもらいたいと思います。

それにしても素晴らしい出来だった。TOZの設定資料集より100円高いだけなんですが、満足度は遥かに上でしたね。


2015-10-31

【携帯】DoCoMo Xperia Z5 SO-01H レビュー

携帯電話を2年ぶりに買い換えました。

旧機種については→[関連記事]2年半ぶりに携帯を買い換えました。 | Y.A.S.

今回家族全員が同じタイミングで買い換えを行い、しかも僕以外は全員iphone+iPadを選択しているのに、僕だけAndroid携帯+Windowsタブレットと独自路線を突き進んでいます。だって綺麗な写真が撮りたいんだもん!(iphone6sのカメラは僕がこれまで使っていた旧携帯とほぼ同レベル)

DoCoMo Xperia Z5 SO-01H

Xperia Z5 PV

本体は154g。軽くはないですが重くもありません。

ディスプレイの5.2インチ液晶は、取り回しやすさと快適さのバランスがうまく取れている感じがします。5.5まで行くとやっぱりもてあます感はありますからね。

今のところ旧機種と一番差を感じているのが、ディスプレイの美しさと、日本語フォントを選択出来るところです。

Screenshot_2015-10-16-22-59-37Screenshot_2015-10-31-15-20-16

左が旧機種、右が新機種です(それぞれ50%に縮小しています)(※画面は「魔法使いと黒猫のウィズ」のガチャ画面です。左は爆死、右はそこそこ良い感じでした)
こうやって比べると、だいぶ差がありますね。

あとよかったのが指紋認証。昔使っていた機種にも付いていたんですが、指全体をスキャナーにスライドさせて当てなければいけなかったので、面倒くさくすぐ使わなくなりましたが、これは右横にある電源スイッチに触れるだけで認証してくれます(スイッチはスリープ解除ボタンも兼ねているので、いちいち認証のために持ち替えなくても良い)。ぼくは大体左手で携帯を持つので、その中指を登録しておけば、さっと認証出来て良い感じでした(指は何本も登録出来ます)。

あと発売前は熱い熱い言われていたみたいですけど、特にそういう感じはありません。

唯一困っているのが、ストラップホルダーです。入り口が非常に狭く、普通のストラップの紐だとかなり通しにくいです。というより通せませんでした。もう少し大きくしてくれても、別に構造上問題なさそうな感じなんですけどねぇ。

でも、それ以外はおおむね満足です。しかし2年前にも思ったけど、本当技術の革新スピードってすごいですよね…。


2015-10-27

【コミック】決してマネしないでください 2 レビュー

6月に新刊が出ていたのに、昨日まで気づかなかったのは不覚!

決してマネしないでください 2

著者:蛇蔵
レーベル:モーニングKC
価格:605円(電子書籍版は540円)

レビュー

モーニングで月1連載中の「科学史マンガ」第2巻です。相変わらず最高の頭脳を駆使したバカ実験が目白押しです。

Q1.ハードディスクのデータを完全に消去するにはどうすれば良いか。

A1.テルミット反応

決してマネしないでください2 21ページ※もちろん鍋も溶けました

Q2.安物のワインを高級ワイン風にするにはどうすれば良いか。

A2.醤油とメガネ洗浄機

決してマネしないでください2 102ページ

こんな感じです。そのほかにも、

決してマネしないでください2 10ページ

コンピューターの「発明者」ノイマンの天才エピソードとか、

決してマネしないでください2 43ページ

科学と人類に最大の貢献をしたニュートンの狭量エピソードとか、

決してマネしないでください2 132ページ

安西先生ベンジャミン・フランクリンの名言など、科学史にまつわるおもしろエピソードが目白押しです。ちょっとかじって興味を持った方のために、少し詳しいコラムも用意されていたりして、人生の彩りになること請け合いです(知的人間を気取る役にも立ちます)。

もし面白そうだと思って頂けたら、是非立ち読みしてみて下さい。下記のサイトで第1話と第7話が立ち読み出来ます(各話は独立したエピソードです)。

 

決してマネしないでください。/蛇蔵 – モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ


2015-10-26

【小説】キノの旅XIX レビュー

現在プレイ中の「うたわれるもの 偽りの仮面」ですが、非常に面白いです。正直バトルパートはそんなでもないですが(戦略性はあまり高くない)、ADVパートが楽しすぎる。登場人物はみんな魅力的だし、ストーリーは先が気になるし。特に主人公は、「働きたくないでござる」とか素で言っちゃうキャラなんですけど、何故か人から好かれる人物という設定があるのですが、その設定がうまく説得力ある仕方で描かれているのはさすがです。仲間達の軽口も楽しく、良質な小説を読んでいるような気分になります。声優さんの演技も良いし、これはおまけにSRPGがついたADVと考えれば全然OK。

それはそうと、今年もこの季節が来ましたね。

キノの旅XIX the Beautiful World

著者:時雨沢恵一
レーベル:電撃文庫
価格:530円(税別)

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2015-10-20

【ゲームグッズ】テイルズ オブ ゼスティリア 公式設定資料集 レビュー

TOZの設定資料集です。設定資料集が充実しているのは必ずしも良いことではないのですよ。

テイルズ オブ ゼスティリア 公式設定資料集

レーベル:バンダイナムコエンターテイメントブックス
価格:2700円

レビュー

  1. シナリオ
    本編と追加エピソードのあらすじ。いずれもかなり詳しい内容で、一読するだけで話の全体像をかなり深いところまで理解出来る。
  2. キャラクター
    各キャラの物語上での立ち位置についての説明がメイン。特に新しい情報はないが、綺麗にまとめられている。
    パーティメンバーとヘルダルフは1ページ、マルトラン、セルゲイ、ルナール、サイモンについては半ページが割かれている。その他のキャラについてはごく簡単な紹介のみ。
  3. ワールド
    この本のメインと思われる、世界観についての解説。「人間と天族」「導師」「穢れと憑魔」「歴史」「地理」の5部構成。
    グリンウッド大陸の歴史など、本編中では軽く触れられるだけの設定についても、きちんと作り込んでいることがうかがえる。
    また「天族は髪に自身の属性を示す色が入る」「八天竜は時代によって代替わりや欠番がある」「大陸の七不思議」など、新しい情報もちらほら。
    ただ、悪行を善行と思い込んで行動していたフォートン、アミシスト、ロゼがそれぞれ違う運命をたどったのは何故か、という非常に重要な点の解説が、全然説得力がない。自己矛盾を感じていると憑魔化、自己矛盾を感じてすらいないと憑魔化しない、自己矛盾を感じていても直視出来ていればやはり憑魔化しない、っていくら何でもご都合主義だろ。
  4. イラストレーション
    各キャラのステータスイラスト・チャットイラスト・秘奥義カットイン・ラフ画・アニメ設定画、背景イラスト、版権絵、アニメ絵コンテなどの掲載。
    版権絵はコラボイベントで用いられたイラストなども含めかなり広範囲をカバー。絵コンテはごく一部しか掲載されてなかったのがちょっと残念。
  5. エクストラ
    ufotable描き下ろしイラスト(子供の頃のスレイとミクリオ)、木村氏と逢坂氏の声優対談、声優陣の直筆メッセージ、関連グッズ紹介。
    やはりスタッフインタビューは無しでした。批判には正面から向き合って欲しかったなぁ。特に馬場P。

というわけで、内容はまずまずと言っていいと思います。TOZを少しでも楽しめたのなら買って損はないかと。でもパーフェクトガイドの時も言いましたが、設定資料集に多くを委ねなければいけないことは恥ずかしく思うべき。本来ゲームの中だけで完結すべきことなんですから。あとわざわざ資料集として出すほどの情報量ではなかったようにも思います。攻略本のおまけページで良かったんじゃね?
今月はテイルズオブシリーズの20周年記念本が出ますね。この間15周年記念本が出たと思ったのに。月日の経つのは早い。


2015-10-11

【小説】少女は書架の海で眠る レビュー

旅行中に読みました。マグダラで眠れの最新巻もその内読みますよ。

少女は書架の海で眠る

著者:支倉凍砂
レーベル:電撃文庫
価格:590円(税別)

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2015-10-07

【ドラマCD】ブレイブリーデフォルト ドラマCD~エタニティの腕環~ レビュー

久々に4人の掛け合いが聞けて面白かった。

[関連記事]【ドラマCD】ブレイブリーデフォルト ドラマCD~リユニオンの祝祭~ レビュー | Y.A.S.

ブレイブリーデフォルト ドラマCD~エタニティの腕環~

価格:3000円(税別)

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2015-10-06

【ドラマCD】ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 ~ロデオライド・ツアー~ THE LATTER PART レビュー

未だに(10年経っても)、「アンソロジー2」が出ていない件について。

[関連記事]【ドラマCD】ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 ~ロデオライド・ツアー~ THE FIRST PART レビュー | Y.A.S.

ドラマCD「テイルズ オブ シンフォニア」アンソロジー1 ~ロデオライド・ツアー~ THE LATTER PART

価格:2800円(税別)

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2015-10-05

【ゲーム】新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術師~ レビュー

本日2週目が終わり、通算22個目のプラチナトロフィーを獲得しました。ハゲ…じゃない、おやじさんのカツライベントも見られて良かった。

新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術師~

開発:ガスト
プラットフォーム:PS3/PSV
価格:6800円(PS3通常版・税別)、9800円(PS3限定版・税別)

レビュー

ストーリー

大陸の片隅にあるアーランド王国。そこで錬金術の修行をしていた錬金術師の少女・ロロナは、ある日お城から、3年以内にアトリエが有用であることを証明しなければ営業許可を取り消す、と告げられてしまう。しかし彼女の師匠は、面白そうだからとその対応をロロナに任せてしまった。かくして、アトリエの存亡を賭けた少女の奮闘が始まった。というストーリー。

昔ながらのアトリエらしく期限の要素があり、3ヶ月ごとに課題が出され、それをクリア出来ていないと問答無用でゲームオーバーになります。1周目は日程的にかなりせわしなく、他のキャラとの交友関係も楽しもうとするとほとんど無駄な行動をしている暇がない感じがあります。この辺りはアトリエの伝統なので善し悪しなのですが…

世界のピンチも訪れず、ただただアトリエの存続のために頑張る、という、アトリエらしい世界を楽しめます。よくいえばのんびり、悪く言えば単調。もっとも、イベントが頻繁に起こるので、退屈ということはありません。最近のアトリエに比べるとさすがにイベント数は少ないですが。というか、僕のお気に入りのパメラさんのイベント少なすぎぃ!

キャラクター

今回はPC9人+延長戦で2人追加とかなり大所帯です。全員超が付くほどの善人です。攻略本で「親友と大げんか」イベントがあるということでちょっと構えてましたが、あんなのケンカのうちに入らないよ!それくらい皆さん人格者です。一名悪役が存在しますが、悪党というより小悪党、それも根っからの悪人ではない感じなので、スルースルー。

個人的には主人公のロロナがあわあわしてかわいく、隙あらば彼女からお姉さまと呼んでもらおうとする師匠ことアストリッドさんの気持ちがよく分かりました。あとはツンデレ幼なじみのクーデリア、NPCですが中の人(谷井あすかさん)が好きなパメラあたりがお気に入りです。男性だと正体バレバレのご隠居・ジオ氏が大塚ボイスと相まっていい感じでしたね。あとはハゲルのおっさんか。カツラ秘話は涙なくしては見られませんでした。アストリッドは要反省。

中の人も若い方もあり、ベテランもありと多彩でしたが、アトリエシリーズらしくチョイスはばっちりでした。

システム

調合はやはり少し前の作品という事もあり、割と単純な感じになっています。基本的には品質が高く、有用な特性の付いているアイテムを拾ってこれるかどうかで決まる感じですね。調合の場面ではあまり考えることは多くないです。今回も主人公はアイテム係兼メイン火力ですので、装備を後回しにしてでも強力な爆弾を作っておくのが吉でしょう。特に延長戦で登場する隠しボスは、どんなに武器や防具を時間と大金をかけて鍛えるよりも、強力な特性の付いたメテオールを錬金術師2人で投げつけ続ける方がよほど有効です。

戦闘も最新のものに比べれば単純ですが、元々アトリエは戦闘が複雑なゲームではないですし、そもそもそれがメインですらないので、あまり気になりません。ただロロナの通常攻撃の演出がちょっと長いんですよね…せめてエフェクトカットが出来れば良かったのに。あと必殺技の発動条件が厳しい…というかゲージを貯めづらく、ボス戦以外では無用の長物になってしまったのも残念。

ストーリーは3ヶ月ごとに区切られているのですが、その期間をまたいでフィールドに出ることもアイテムを調合することもできないため、そのたびに流れを切られるのがやはり気になりました。もっとも最新作では期限の要素が廃止されており、自分もそれには賛成なのですが、やはり期限があった方がアトリエらしい感じはしましたね。この辺りは好みの問題になるかと思います。

その他オリジナル版から比べればグラフィックも大幅に向上しており、古くささはほとんど感じませんでした。岸田先生の華麗なイラストもよく再現出来ていたと思います。ただ師匠の3Dモデルにはちょっと違和感が…

その他

今回気になった点としてBGMがあります。僕はあまりBGMに否定的なコメントをすることはないんですが、今作はうーん。特にお店のBGMが全て同じ(編曲のみ異なる)のですが、割と目立つ曲調のあの曲が、どの店に入っても鳴り響いているというのはあまり心地よいものではなかったです(ゲームの性質上、店に入り浸る時間も長いので)。そのほかの曲にもあまり惹かれませんでした。唯一延長戦のエンディング曲はよかった。

あと、ゲームを起動すると、色々なキャラクターたちが時間帯に合わせたメッセージをくれます。これ自体はいいんですが、僕のように夜遅くにプレイしようとすると「夜更かししちゃダメよ」とか「私はもう眠いよー」といった、微妙にテンションを下げる話をするのはやめてくれ。

おなじみクリア後のギャラリーも充実しています。キャストコメントは今回もそれぞれの方らしさが出ているコメントで、聞いているだけで楽しいです。

総評

色々述べましたが、まとめれば良作だったと思います。プレイ時間は72時間ですが、それほど長くは感じませんでした。続きの「トトリ」「ロロナ」もその内プレイしようと思っています。クーデリアさんも続投するらしいしな!

プラチナトロフィーの獲得はさほど難しくはないです。「お金持ちエンド」の条件だけが厳しすぎる(普通にプレイすると10~20万コールくらいしかたまらないゲームなのに、100万コール必要。しかもお金稼ぎが楽に出来るポイントはない)のが気になりました。そのためだけに2周目をしたわけですが、ルート分岐があるわけではないため、さすがに飽きが来ちゃいました。3ヶ月ごとの試験があるので、3年間寝て過ごすわけにもいきませんし…

それはさておき、いつものアトリエが好きな方にはきっちりおすすめできる作品です。


2015-10-04

【小説】サモンナイトU:X ―理想郷の殉難者たち― レビュー

ようやく登場人物図鑑の更新が終わりましたので、レビューしようと思います。既に発売から8ヶ月経ってるし、前巻の感想から1年以上経っているのですが…
しかし最近U:X関係の検索でこちらにたどり着いておられる方が多く、うれしい限りです。都月先生、新刊マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

あと「僕も既に購入し斜め読みくらいはしているのですが、きちんと読むのは今週末になりそうです。」と2月にコメントで言いながら完全に放置してしまい、申し訳ありませんでした >snさん

前巻までの感想はこちら。

【小説】サモンナイトU:X 界境の異邦人 レビュー | Y.A.S.
【小説】サモンナイトU:X ―黄昏時の来訪者― レビュー | Y.A.S.
【小説】サモンナイトU:X ―叛檄の救世主― | Y.A.S.

サモンナイトU:X ―理想郷の殉難者たち―

著者:都月景
レーベル:JUMP j BOOKS
価格:780円

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