2014-09-17

北欧旅行6日目 フィンランドが意外に新しい国だということを今知った

時刻 旅の日記 写真
05:00 起床。
さすがに眠いですが今日は仕方ない…そそくさと身支度を調え、朝食もとらず準備します。
05:30 フロントにタクシーを呼んでもらい、街の北東にあるタリン・D ターミナルへ。
05:45 ターミナルに到着。
今日はここから再び大型客船で、フィンランドの首都ヘルシンキへ向かいます。2時間前(7:30出発)からチェックインできるって旅行会社のパンフに書いてるのに、できないじゃん。仕方なくロビーで待ちます。まだ喫茶も開いてないし。
06:00 チェックイン開始。
…が、乗船できるのは06:45なので意味なし。ひたすら待つ。
06:45 ようやく乗船開始。
ヘルシンキはフィンランド湾を挟んで2時間程度の距離なので、今回は個室はありません。船も部屋数が少なく、その分レストランなどのスペースが増えているようです。僕もカフェで時間をつぶすことにします。
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07:30 MS STAR号で出航。
心なしか昨日より揺れるような。空は晴天で波も穏やかです。
09:30 ヘルシンキ南東にあるランシ・ターミナルに到着。
ターミナルを出るとすぐ目の前にトラムの停留所があります。そばに券売機もあるので、チケットを購入。どうせ後でフリーパスを買うので、シングルチケット(2.5ユーロ。ただしトラム専用券なら2.2ユーロ)を購入、トラム9番線で市内へ向かいます。
10:20

SOKOS PRESIDENTTI

Kammpiという駅の近くにある四つ星ホテルです。ロビーにプールにサウナもあるぞ!これまでのビジネスホテルとは違うグレードの高さを感じます(自分で予約しておきながらうざいリアクションだとお思いかもしれませんが、あいにく旅行会社が決めるタイプのプランなので本当に驚いてます)。若干トラム停留所からもメトロ駅からも離れているのは残念ですが…(しかも道に迷いました)
時間が早すぎてチェックインはできなかったので、荷物だけ預けました。そこからちょっと離れたところにあるトラム停留所から7番線に乗り、出かけます。

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10:30 新しい街に着いたら最初に来るところはわかってますね。そうです、観光案内所です。
ヘルシンキには2カ所ありますが、中央駅から少し離れた場所にある案内所がおすすめです。日本語のパンフレットもありますし。そしていつも通りヘルシンキ・カードを購入。今回は72時間券(61ユーロ)を購入。ストックホルム・タリンのカードがプラスチック製だったのに、こっちは紙だ。
11:00 ヘルシンキ・カードを買うと、市内バス観光かボート観光のどちらかが無料になります。
ちょうど一日1回しかないバス観光が11時スタートだったので、乗ってみることにしました。ヘッドホンで日本語のアナウンスを聴きながら、ストックホルムの名所を回れます。中央駅からちょっと離れていて行くのが面倒くさいところにも楽に行けるので、思いつきでしたが正解でした。案内所近くに停車していた「PANORAMA Sightseeing」と書かれたバスに乗り込みます。途中景色がいいところも通ります。
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11:40

テンペリアウキオ教会

岩をくりぬいて作られたルーテル派(フィンランドの国教)の教会です。ここでバスが停車し、5分ほど見学が可能。
普通の石造りの教会にはない変わった構造をしていますし、音響効果もよいのでおもしろいです。

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12:10

シベリウス公園

フィンランドの有名な作曲家ジャン・シベリウスを記念した公園。中央にはよくわからないモニュメントと、よく意図がわからないシベリウス本人のオブジェがあります。海沿いだし日光浴によさそう。

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12:35 観光案内所に帰ってきて終了。
今度は目の前にあるKauppatori停留所からトラム2番線に乗ります。ヘルシンキのトラムは停留所名情報が極端に少ない(停留所にすら停留所名が書かれた地図がないし、そもそも自分がいる停留所の名前すら小さくしか書いてない)ので、道をよく見てタイミングよく降りましょう。
またヘルシンキ・カードは最初に使用するときに電子リーダーにカードをかざす必要があります。パンフレットにも日本語で注意書きがあり、確かにトラムの入り口にカードリーダーがあるのはわかるのですが、カードをかざす場所がわからない…中央の▲で囲まれた場所ですよ!
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13:00

Cafe Ursula

3つ先(2つだったかも)のKaivopulsto停留所で下車。そのまま海に向かって5分ほど歩いたところにあるカフェです。
中心部からちょっと外れる上に停留所からも遠く、観光客があまり来るようなお店ではないかもしれません。でも地元民らしき人たちでかなり賑わってました。
なんでここに来たかって?ウルスラって名前だから(魔女宅ネタ)。ほかに理由が必要?ちなみにスープランチ(スープ+サラダ+パン+コーヒー)を注文しましたが、普通においしかったです。9.5ユーロ。

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13:30 カフェを出て、トラム3番線(2番線と3番線は実は同じ路線で、途中から名前だけ変わります)でKaivopulsto停留所に戻ります。それから目の前にある港へ。
14:00 港でチケットを購入し、スオメンリンナ島を目指します。ガイドブックによると、市運営の通年運航船と、JT-Line社運営の夏期のみ運航船があり、前者の方が安い上にヘルシンキカードでただになるらしいんですが、なぜかJT-Line社のしか見つかりませんでした。もちろんカードは使えず、往復7ユーロ支払うことに。まぁいいけど。船はこの時期1時間に1本なので、あらかじめ時間を調べておくべき。 20140917_162316_Android
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14:25

スオメンリンナ島

ヘルシンキの南東洋上に浮かぶ要塞島。ロシアの脅威が強まった18世紀に要塞化されました。1808年のフィンランド戦争でロシアに接収されましたが、1918年にフィンランド領に復帰し、この名前(確か「スウェーデンの城」という意味だったかな)が付けられました(フィンランドは昔スウェーデン領だったから)。今では当時の遺跡のほか、博物館や教会などがある観光地になっています(ただし住民もいる模様)。

14:30 島を散策し、軍事博物館やスオメンリンナ教会を見学。北欧全般にいえることなんですが、等身大人形を使った展示が豊富。 20140917_143201_Android 20140917_142933_Android 20140917_143445_Android
14:45

スオメンリンナ博物館

波止場近くにあるビジターセンター内にあります。
中ではスオメンリンナのに関する展示のほか、島の歴史を25分程度にまとめたムービーが流れています(ヘッドホンで日本語ナレーションも聞けます)。どうせたいした内容じゃないよねと思って5分ほどで抜けようと見始めたんですが、これがすごくおもしろかった。エーレンスヴァールドさん(この島を要塞化した軍人)、あんた漢だよ。

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15:25

おもちゃ博物館

フィンランドのおもちゃが展示されています。
この手の博物館僕は好きなんですけど、見学後には「あぁ…」っていう気持ちになる。党内の博物館はすべてヘルシンキカードでフリーなのに、ここだけ3ユーロひつようなのもちょっともやっとする。

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15:30 その後船の時間まで島内散策。
もうすでに冬期に入っているからか、いくつかの博物館は閉館していて残念。
でも第2次世界大戦で実際に使われていた潜水艦の見学ができました。これ見るとノーチラス号がいかにふざけているかわかりますね。人が余裕ですれ違える通路、ばかでかいエンジンルーム、そして風呂。なめとんのか。
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16:25 JT-Line社の船でヘルシンキへ。
帰りの船も1時間に1本なので注意。島内はあまり広くないので1~2時間あれば十分でしょう。島中央部の波止場のほかに南端の波止場にも船が寄るので、島を南へ縦断してから帰るという手もあります(南の波止場へは5分もかからないので、帰りの時間に注意)。
17:10

国立博物館

20世紀初めに建てられた博物館。
一から作ったのになぜか教会のような外観です。港でトラム4番線に乗り換え、北上してKansallismuseo停留所で降りるとすぐ目の前。
石器時代から20世紀までのフィンランドの資料がいろいろあります…が、国立の名を冠する割には結構あっさり風味。民族衣装がやたら充実していたなぁという印象でした。18時閉館でしたが結構余裕。あとショップをもう少し充実させるべき。

18:00 博物館がホテルに近いので、いったんチェックインしに戻りました。そして昨日よりもさらに広い部屋。そしてバスタブがある!日本人ならやっぱり風呂でしょ。これは今夜が楽しみ。 20140917_175604_Android
18:30 ちょっと休憩して近くにあるヘルシンキ中央駅へ。
明日はタンペレという都市に行くので、鉄道チケットを券売機で購入しておきました。英語表記も利用できるので購入は簡単ですが、クレジットカードオンリーなので注意。タンペレまでは片道35ユーロ程度、1.5~2時間くらいかかります。
購入後は近くのデパートをお土産購入のため下見。中央駅の周りにはSokos、Forum、Stockmannというデパートがひしめいているので、お土産探しに最適。ストックホルムより物価もましだし。
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19:10

アカデミア書店

Stockmannの隣にある、ヘルシンキ最大級の書店。
本屋マニアとしてここに来ないわけには行かないでしょ。そしてもちろんいつものやつを購入(1巻を探したがなかったので、僕が好きな3巻にしました)。

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19:50

Konstan Molja

ビュッフェ形式のフィンランド料理店。
トラム9番線でKommpiの1つ西の停留所で下車します。あまり目立たない外観なので注意。
夜はビュッフェのみ(19ユーロ)ですが、魚やお肉などいろいろなメニューが豊富です。手前の肉片はトナカイ肉のソテー。なんか餃子のようなものもありました。特に肉団子が歯ごたえがあっておいしい。

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20:30 帰りにKioski(キオスク)で水を購入してホテルに帰りました。フィンランドでは水道水が飲めますが念のため。
明日はちょっと早めの電車なので風呂に入ってもう寝ます。

 


2014-09-16

北欧旅行5日目 スウェーデンとの物価の違いに驚愕

時刻 旅の日記 写真
07:00 起床。
今日も快晴です。エストニアは一年の半分以上曇っているらしいのでこれはうれしい。睡眠は非常に快適でした。
07:30 朝食。
昨日と同じビュッフェです(チケットには朝食込み)。今朝もメニューが半端なく充実しています。特にコーヒーがうまいのがありがたい。ストックホルムのコーヒーは口に合わなかったので。
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09:00
 ↓
10:00

タリン港

エストニアに到着。時差が1時間あるので時計を調整しておきましょう。忘れて部屋でくつろいでました。国境を越えたにもかかわらずパスポートチェックもなし。船を下りたらタクシーで市内のホテルに向かいます。

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10:30

Kreutzwald hotel Tallinn

今日一泊するホテルに到着。ストックホルムのホテルよりさらに広く、デザインも洗練されています。バスタブ付きの部屋にも+20ユーロで変更できます。
無線LANも自由に使えて安心。
ひとまず荷物を置いて、すぐに旧市街へ向かいます。ホテル前のKondu停留所から市バスで2駅のEstonia停留所で下車すればOK。ただ今回は歩いてみます。

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11:00

タリン旧市街

街全体が世界遺産に登録されているエストニアの首都。旧市街は城壁に囲まれた比較的狭いエリアです。中は公共交通機関はないので徒歩で移動しましょう。なおここも、魔女の宅急便のモデルといわれています。でもゴットランドの方がイメージには近いかも。

写真はここまでに見たよく知らない建物。

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11:20

トームペア城アレクサンドル・ネフスキー教会

旧市街の南西、小高い丘の上にあります。トームペア城はタリンの征服者が居城としてきた宮殿風の城。教会は1901年に建てられたロシア正教の教会です。城は今日は開いていませんでしたので、教会のみ見学。ロシア正教会らしい、がっちりした開口部の少ない造りでした。

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12:00 市の中心部にある観光案内所でタリンカードを購入。24時間有効で24ユーロ。これでタリン市内のめぼしい観光スポットを無料で利用できます。トラムや市バスなどもOK。その他ツアーなどの割引もあるようです。分厚い冊子を繰れるのでそちらをチェックしておきましょう。しかしストックホルムカードはこの倍以上の値段がしましたが…
12:00

市庁舎

内部は博物館になっています。塔にも別料金(カードがあれば無料)で登れますが、僕は後半に体力温存するためスルー。

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12:20

Restoran Rataskaevu 16

市庁舎のすぐ近くにあるレストラン。変わった名前ですが、住所がそのまま名前になっているようです。鳥胸肉のソテーを注文したのですが、これがうまい。自家製のパンもいい味だし、チキンはジューシーで、トマトはしっかり酸味がします。ネットでおいしい店を調べておいてよかったです。値段も手頃(これは7.9ユーロ)だし、マジおすすめ。

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13:00 レストランを出て、北方面へ向かいます。建物は聖ペテロ・聖パウロ教会(カトリックの教会)とニコライ教会。街も中世の雰囲気がしっとりしていていいですよね。でも高い建物が大体ロシア風なので、一種独特な雰囲気があります。 20140916_132230_Android
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13:30

エストニア歴史博物館

エストニア11000年の歴史と銘打って、歴史的なアイテムが多数公開されています。石器時代をシミュレーションできる(といってもYes/Noを選ぶだけですが)ゲームが笑えました。よその種族に捕まって餓死しましたけど。

14:00

ふとっちょマルガレータ

市街北端にある砲塔。マルガレータとは監獄の食事を用意していた女将さんの名前だとか。
内部は海洋博物館になっており、帆船模型などが多数あります。入り口に書いてあった「海は大陸を分けているが、国同士をつなげている」という言葉はいいね。

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14:30

聖オレフ教会

タリンで一番高い塔を持つ教会、オレフというのはこの教会を建てた巨人の名前だそうです。聖人認定されているのか…塔も登れますよ。僕?スルーで!

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15:00

Chocolats de Pierre

ちょっと奥まったところにあったカフェで休憩。その名の通りチョコレート菓子やココアのお店です。
コーヒーとチョコレートケーキを注文。柑橘系の酸っぱいソースがいいアクセントになっていますが、やはりしつこい。そしてでかい。味はそこそこよし。

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16:00

処女聖マリアの大聖堂

トームペア城近くにある大聖堂へ。
ここが街で一番高い場所です。そして高い塔があります。ここを登らねばどこを登る!ということでがんばりました。136段の階段は心が折れそうになりましたが、息を切らしながら登り切りました(一応安全のためか、お兄さんが後ろからついてきていましたが、全く息を切らしてなかったです)。
そして見よこの景色を。がんばったかいがあったというものです。この景色はちょっと魔女宅っぽい。

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16:30 大聖堂の近くには、3カ所展望スポットがあります。こちらは階段を上らなくていいです。もう大聖堂に行ったからどうでもいいけど、一応見ておくか…あれ、これ大聖堂の上より景色いいんじゃね…?(写真では微妙ですが、まじでこっちの方が印象いいです)
ちなみに、北東西の3カ所ですが、西は旧市街と反対向きなのであまり景色はよくないです。
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18:30 その後は旧市街を回りながら、お土産を物色。旧市街は完全な観光地で、いる人もほぼすべて観光客です。お土産屋も半端ない数ありますが、ほぼ町中を巡りすべての店に入ったといってもいいと思います。どうもバルト海は琥珀が有名みたいですね。ほかには毛織物などが多くありました。小さな額入りイラストが気に入って購入。でも足がもう折れそう。よって帰りはバスで。 20140916_164720_Android
19:00 ホテルに到着。周りにはお店はおろかコンビニもないんですが、もう食欲ないからどうでもいいわ…今はとにかく休みたい。
20:00

Nipernaadi OLIVE HOSPITALIT

一休みしたらおなかすいてきたわ(勝手すぎ)。店が周りにないので、ホテルの地下にあるレストランに行きました。
石焼きステーキが名物らしいので、ステーキとエビのセット(21ユーロ)を注文。これが値段だけあってうまい。エビも肉も塩で軽く味付けしているだけなんですが、何でこんなに柔らかくて旨みがあるのか。あっという間に平らげてしまいました。付け合わせの野菜とビーフンの炒め物に全く味がついていなかったのが気になりましたが(醤油もってこい!)、すばらしい味。
よく考えたら、ここより明日行くヘルシンキの物価の方が高いから、こっちで高いものを食べるのは戦略的に正しい…はず。

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21:00 そろそろ体力的に限界を感じるなぁ…明日は朝かなり早いのでこの辺で。

 


2014-09-15

北欧旅行4日目 本日のY.A.S.は洋上よりお届けしています

時刻 旅の日記 写真
07:30 起床。
今日も晴れてほしい…というより海が穏やかであってほしい日だったのですが、雲一つない快晴です。やはり日頃の行いというやつか(去年のドイツ旅行で雨にたたられたことは忘れた)。
08:00 今朝はホテルで朝食。ビュッフェ形式なのにほとんど一昨日と同じメニューですが、これは選択肢が少ないのではなく、単に好みの問題です。正直今まで泊まったホテルの中では充実している方。 20140915_075533_Android
08:30 ホテルをチェックアウト。
ひとまずスーツケースはホテルに預け、街へ繰り出します。今日は夕方までは時間がありますので、ストックホルム郊外にあるドロットニングホルム宮殿に行ってみようと思います。ただその前に、夕方スムーズに移動できるよう、自分が乗らなければいけないバスのバス停を探します。旅行会社からもらったペーパーによると、「中央駅の近くにあるバス停からバスが出ています」とのこと。おい、アバウトすぎるだろ!
8:40 結局それらしいバス停は見当たらなかったので、駅の中にある観光案内所で聞いてみることに。
朝から結構な行列なのですが黙って並びます。(以下の会話は英語です)「ヴァータハムネン港にバスで行きたいんだけど、どうやって行けばいいんだい?」「そこの出口を出て、道路を渡ったところにあるバス停から乗れるわ」「(そのバス停が見当たらないんだよ!)時刻表あったらちょうだい」「ないわ。バス停に書いてあるから」とけんもほろろ。仕方なく自分で指定された場所を探してみます。
09:00 ようやく発見。
Centralenというバス停が二つあるのがいけないんだ!目的のバス停は、高架下にある北側のバス停ではなく、南側(熊猫飯店とか旧観光案内所とかの前)のバス停です。City Busという赤い看板があり、船の時刻に合わせて直行便が出ているようです。14:35か15:35のバスに乗れば間に合うな。チケット…をどこで買うかわからないから一か八かだけど(ストックホルムでは、市バスの乗車券は車内では販売していません)。
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09:15 中央駅から地下鉄に乗り、地下鉄17号線(19号線でも可)でBrommaplan駅へ向かいます。
Brommaplanまではシングルチケット(44SEK)で行けるのですが、その先ドロットニングホルム宮殿までバスで行く場合、2ゾーンチケット(54SEK)を買っておけばバスにも乗れて便利…何じゃないかなぁ(ストックホルムは地下鉄、バス、路面電車などはすべて同じ会社が経営していて、チケットも共通です。市内はいくつかのゾーンに区切られていて、いくつのゾーンをまたぐかによって料金が決まります。2ゾーンチケットは、出発地と目的地が隣のゾーンという意味)。よくわからないけど。
09:40 Brommaplan駅に到着。
今度は市バス177番線に乗り換えて、Drottningholm停留所へ向かいます。車内案内がないので油断しないように。おそらくほかにも観光客はいるので大丈夫だと思いますが。ちなみにDrottningholmへは177番線以外にもかなりの本数が出ているので、時間は気にしなくてOK。ちなみにバスチケットはバスターミナル付近のキオスクで買いました。ぺらぺらの紙を渡されたんですが、ICチップが入っていて、乗車時にカードリーダーにかざせばそこから75分乗り放題です。
10:00

ドロットニングホルム宮殿

かつて、そして1981年以降、王族の住まいとして用いられている宮殿です。現在でも2階や3階の一部を見学することが可能です。王宮と、敷地内にある中国離宮がセットになったチケット(180SEK)を購入。これが後々悲劇を呼ぶことに…。
なおチケットセンターで、日本語のガイドブックを販売しています。王宮の見学順路順に解説が書かれていて非常にわかりやすく、値段も50SEKとお手頃なのでおすすめです。
王宮内はやっぱり地味な感じ。やっぱり気候と、キリスト教の影響が少ないのが原因ですかね。壁画やタペストリーなども、あまりなじみのない伝説・伝承がモチーフになっているものが多いです。

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10:40 見学が終わったので、中国離宮へ。
軽い気持ちでチケット買いましたが、離宮というだけあって王宮からめっちゃ遠いです。まさか庭園の向こう側だったとは…徒歩10~15分。普通こういう造りの施設の場合、施設をつなぐ馬車や車などがあるのが常識ですが、そんな気の利いたものはありません。歩け。
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11:00

中国離宮

18世紀に建造された中国風デザインのお城。
到着したものの、扉が閉まっています。まさか…と近づくと、12時開館とのこと。憎しみで人が殺せたら…!(チケットセンターでもらったパンフレットにはきちんと開館時間が書かれていたので、これは逆恨みです)。
さすがに旅行で1時間空費はつらい、しかしあの道のりをいったん王宮まで戻り、そこで食事を先にするというのも肉体的につらい。どうすべきか…と思ったら、すぐ近くに喫茶発見!11時30分オープンなので、30分だけ待つことに。困ったときのデモンゲイズ。

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11:30 オープンしない…どうもそもそもやっていないようです。
だったらそういう表示出しとけよ!欧米人のこういうところが嫌いなんだ(問題発言です
12:00 結局1時間待ちました。
なお内部は5分で見て回れるほどだった上に、その名の通り調度品も中国のものがほとんどなので、若干期待外れだったことを申し添えます。
12:20 見学も終わったので、再びバスと地下鉄を乗り継いで中央駅へ帰ります。
今度は1枚のチケットだけで行けました。
13:00 ちょっと気が変わったので、中央駅の3駅先にあるMedborgarplatsen駅で下車。
このすぐ近くに、スウェーデン料理の日替わりランチを安く食べさせてくれるお店があるってガイドブックに載ってた。最後だし、そういうのを思い出に食べておこう。
13:10

Kvarnen Restaurang

店名忘れた(あとで 駅のすぐ近くにある、100年以上の歴史があるレストラン。日替わりランチが93SEK(約1500円)。これを見て「安い!」と心からいえるなら立派なストックホルム市民です。
今日(月曜)の日替わりは「ロースト肉のクリームソース添え」か「サーモンの照り焼き ジャスミンライス添え」。前者で。肉も軟らかく味も上品でよかったのですが、ちょっと癖のある肉でした。メニューにはManorって書いてあったけど、辞書引いてもわからん。

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14:00 さーて、メシも食ったし、街でもぶらぶらして帰ろうかな…と思ったとたん、猛烈な腹痛が。
これはいかん。トイレトイレ…ってそうだ、ここは外国だ!(ちなみにストックホルムは公衆トイレはない模様。デパートなどのトイレもほぼ有料です)このあたりの地理には詳しくないし、トイレを探す余裕は…そうだ、確かストックホルム中央駅にトイレがあったはず!仮になくてもあそこからなら泊まっていたホテルが近い!急げ!とばかりに地下鉄に飛び乗って中央駅へ。写真は腹痛が起こる直前に駅前で撮影しました。
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14:15 ふぅ…危ないところだった(間に合いました)。
すっきりすると、入り口で払った10SEKが急にもったいなく(せこい
14:20 予定とは違いましたが中央駅まで戻ってしまったので、荷物を回収してバス停に向かうことにします。
次の目的地は、ストックホルム中心部から北東2.5キロに位置する、ヴァータハムネン港です。なおバスチケットはその場でドライバーから買えました(これは他の市バスとは運行会社が違うので別チケット)。片道60SEK。地下鉄でも行けますがやや不便なので…
15:00

ヴァータハムネン港

ほかにもよく似た名前の停留所があるようなので、降りるときに運転手にしっかり確認しましょう。
ここから船に乗り、エストニアのタリンに向かいます。エストニアはバルト海を挟んでスウェーデンの向かいです。バルト三国、知ってますよね?なおチェックインしたらすることがなくなってしまったのでまたもやデモンゲイズ。

15:30

ヴィクトリア1世号

タリンク・シリヤライン社が誇る豪華客船です。乗船開始したので早速乗り込みます。こんな大きな船に乗るのは生まれて初めてです。しかも全く揺れがない。船にめちゃくちゃ弱い僕でも全く問題ありません。

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15:10 客船は10階建てで、5階、8階、9階が客室、7,8階がレストランや免税店、会議室、ディスコ、ゲームセンターなどの商業施設フロアになっています。
そして部屋もこのスマートさ。ちなみにこれは一番グレードの低い部屋です。ベッドが2台あるので2人部屋ですかね。シャワー、トイレ、テレビ、デスクなど必要なものはそろっていて、まさに動くホテル。荷物置いてからは、はしゃいで船内の見学をしてました。
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17:45 出港。
アナウンスもなく、揺れも音もないので全然気がつかなかったわ。どうなってんのこれ。
18:15 レストランで夕食。
ビュッフェ形式で31ユーロとちょっと高めなんですが、さすが豪華客船だけあって料理はかなり質のいいものがそろっています。ここまであまり豪華な食事をしていなかったので奮発しました。特に魚がおいしい。よく考えたらここまで魚料理はほとんど食べていませんでしたからね。米もあったので食が進みました。なおわざわざ「すし」コーナーも設けられていたのですが、そこにあったのがよく見ても何か全くわからない緑色の具を巻いた海苔巻きだったので、さすがに手が出ませんでした。あの蛍光グリーンは何が発色しているんだ…
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19:00 驚いたことに、船内の一部のエリアではインターネットが使えます(どこで使えるかは会議室に掲示されています。IDも)。この記事もWi-Fiが入るラウンジで書いています。何でも衛星を通じてつなげているとのこと。通信速度は遅いよ!って書いてましたけど、全然許容範囲です。ただ自室では使えないので、今日の更新はここまでということで。タリン到着は明日10時の予定です。 20140915_174134_Android

 


2014-09-14

北欧旅行3日目 絶望した!P4GAが外国からは視聴できなくて絶望した!

時刻 旅の日記 写真
07:30 起床。
ドライヤーが発見されました。流しの下のチェストに入ってました。というか流しの下がチェストだということに気づいたのは完全に偶然なので、見つけられなかった僕は悪くない。
08:00 朝食をとらずに出発。
今日は旅程の中でも特に晴れてほしかった日なのですが、願いかなって快晴です。バルト海に浮かぶスウェーデン最大の島ゴットランド島へ飛行機で向かいます。
08:10 中央駅でARLANDA EXPRESSの往復券を購入。
往復だと490SEKとちょっとお得。往復乗車券はround-trip ticketですよ。
降りる駅を間違えないように、ホームにある飛行機発着表をチェックしておきましょう。搭乗予定のスカンジナビア航空(SAS)国内線はターミナル4です。
08:40 空港に到着。
SASでは機械でチェックインが可能です。なぜか日本語も表示できるという親切ぶり。ほかにもネットでチェックインしたりもできます。チケット自体ネットで購入したんですけど、いろいろわかりやすくていいですね。
しかし霧が濃いのが気になる。
08:50 セキュリティチェック終了。
余裕を見て早く来たんですけど、1時間半も余ってしまった…やっぱり国内線で2時間前到着はやり過ぎでしたか。とりあえずMAXというハンバーガーショップ(スウェーデンではマック並みに普及しているチェーン店)で朝食。ハンバーガー・コーヒー・ジュースで39SEK。しまった…飲み物がかぶってしまった。
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09:15 食事も終わったのでデモンゲイズで暇つぶし。
おそらくすでに終盤。ちょっと器用貧乏っぽかった主人公の火力アップが著しい。
10:25 霧もかなり薄くなり時間通り出発。
スコットランド・アルランダ空港からゴットランド・ヴィズビィ空港へ向かいます。
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11:05 Visby空港に到着。
天気は快晴で安心。
ヴィズビィ市街は、世界文化遺産に登録されている、城壁に囲まれた都市です。空港からはちょっと距離があるのでタクシーで移動。ヴィズビィ市街の北門を目指します。スウェーデンは町中のタクシーでも問題なく英語が通じるので助かります(ヨーロッパでも通じないところは結構ある)。
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11:25

セント・クレメンス教会の廃墟

ヴィズビィ最古の教会。12世紀のものだそうです。12時~16時に解放されているとのことで、外から写真を撮るだけしかできませんでした(あとで引き返してみたけど結局開いてなかった)。

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11:30

セント・ニコライ教会の廃墟

セント・クレメンス教会のすぐ南にある、13世紀のドミニコ会修道院。一つの石を花形にくりぬいて作られた円花窓が有名。こちらはこの時期は開放していない模様。やはり外から撮影。近くで黒猫発見(ネタ振り)。

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11:35

サンタ・マリア大聖堂

ヴィズビィ市内で唯一現存する教会。3本の尖塔が目立つ市のランドマークですね(現在1本は修復工事中)。11時から礼拝だったので中は見学できず。

すぐ脇の階段を上ると、市内を一望できる絶景ポイントがあります。写真が下手なのでうまく伝わらないと思いますが、この景色を見て何か思いませんか?そう、このゴットランド島は「魔女の宅急便」のモデルになった(これは確か公式発表されていたはず)島なのです。ばーん。

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12:00

Creperie & logi

そのまま高台を南に歩き、東門のある角を曲がって降りた先にあるお店。ガレットとクレープが有名だそうです。

サーモンとほうれん草のガレットを注文しましたけど、予想通りでかい!写真からはよくわからないかもしれませんが、洗面器より大きいくらいです。右下の白い塊はサワークリームなんですが、それを投入してもどうにもならず4分の1ほど残しました。
何ものっていないクレープにすべきだったか(隣のお兄ちゃんがおいしそうに食べてました)…でも味はよかった。北欧に来たらサーモン食べないと。

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13:00 店の横の坂を下って観光案内所へ。トイレがきれいなんで助かります。
そこを起点に海沿いを北上して行きます。海風が気持ちいい。
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13:20

火薬塔

ヴィズビィ最古の建造物。火薬庫として使われていた歴史があるのでこの名前がついているみたいです。

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13:25 これで大体見るべきものは見て回ったので、あとは適当に市内をぶらぶら。魔女の宅急便っぽい空気を感じていただけるでしょうか。実際に歩いているとマジ映画の世界みたいでした。 20140914_114725_Android
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13:40 市内散策。セント・ドロッテン教会の廃墟とセント・ラース教会の廃墟とサンタ・カタリーナ教会の廃墟の廃墟3連発。 20140914_132548_Android
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14:00 東門を出たところにあるショッピングセンターでウィンドウショッピング。といってもお土産屋さんは市内の方が充実しているのでそちらの方がいいでしょう。僕もコーラ1本だけかってベンチで休憩し、再び市内へ。
15:00 大聖堂へ戻りました。礼拝が終わっていたので中を見学。こちらもストックホルム同様あまり派手さはないですね。北欧ってカトリック系でしたっけ?その後は市内を適当にうろうろ。 20140914_150938_Android
16:00 さすがに疲れたので、東門の外にあるハンバーガーショップで休憩。実はもう見るところはないんですけど、帰りの飛行機がだいぶ後なので時間をつぶさないとだめなんだよ。ホットドッグをかじりながら榊ガンパレ最新刊を読了。
16:40 ショップの真向かいにあるタクシーターミナルでタクシーを拾いました。スウェーデンには流しのタクシーはいないので、電話で呼ぶかターミナルで拾うかのどっちかです。電話で呼ぶ勇気はない僕のような小心者は、素直に東口へ行きましょう。ただし時間帯によってはそもそもタクシー自体がいなかったりするみたいですが。
16:50 空港に到着。実は行きの飛行機に乗るときに帰りの便もチェックインしているので、完全にやることありません。搭乗時間まであと2時間。どうする?→困ったときのデモンゲイズ。
19:10 飛行機でストックホルムへ。雲海の向こうに見える夕焼けが絶景でした。写真でお伝えできないのが残念です、 20140914_191550_Android
19:50 アルランダ空港に到着。そのまま鉄道で中央駅に戻ります。
20:30

LITTLE INDIA

ストックホルムでは三度Kungus Hallenへ。だって目をつけていたステーキハウスが改装中だったんだもん(今日改装を始めたわけではなく、目をつけたときから改装していた模様)。
その名の通りインド料理の店に入りました。だって肉が食べたかったんだもん!ラム&ビーフカレーだけど。

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21:00 ホテルに帰ってきました。明日はスコットランドを発つ予定です。もう一日とっておくべきだったとちょっと後悔。行ってない観光スポットがまだまだあるし。いつかオーロラ見学旅行とかでこれたらいいな。ナディア聖地巡礼と考えれば…と思いましたが、ナディアがオーロラを見たのは南極点だったっけ。

 


2014-09-13

北欧旅行2日目 第1回ノーベル賞受賞者はレントゲン

時刻 旅の日記 写真
08:00 起床。
昨日早めに寝たのですっかり時差ぼけも解消されました。このホテル設備は悪くないんだけど、ドライヤーはおろか、歯ブラシやひげそりなどのアメニティが全くないのが不便です。歯ブラシってどこで買えばいいの?
09:00 ホテルで朝食。
メニューは比較的豊富です。ストックホルムは日本でいうと10月くらいの気候なので、温かいものがおいしい季節です。
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09:20 ホテルを出発。
ストックホルム観光は今日一日しかないので、ばりばり回りますよ。
09:30 中央駅の観光案内所(本来観光案内所は駅の向かいにあるんですが、改装中らしく中央駅構内にあります)で、ストックホルムカードを購入。
ストックホルムカードは、市内の観光施設やバス、地下鉄、路面電車などがすべてフリーパスになるという夢のようなアイテムです。525SEK(約8400円)とかなり値段が張りますが。でもストックホルムはいろいろなものが高く、いちいち入場料を払って入ろうとすると「果たしてここにそれだけの価値があるのだろうか…」といちいち悩まないといけないので、片っ端から挑戦していけるこのカードは結構有用です。もちろんあちこち回れば元も取れますし。
09:45

市庁舎

ノーベル賞受賞祝賀晩餐会で有名なストックホルムの市庁舎。中世風のデザインですが、実は20世紀初頭に建設されています。内部は英語(もしくはノルウェー語)のガイドツアーでないと見学できません。季節によって違うようなのですが、今日は9時から午前中は30分ごと、午後は4時まで1時間ごとにツアーがあります。先着順っぽいので少し早めにいきましょう。日本語の解説ペーパーもありますので、英語がわからなくても安心。ツアーは大体45分。お土産屋ではクローナ、ユーロのほかに日本円も通用します。

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11:00

ツアーも終わったので、旧市街ガムラ・スタンへ。
ここは「魔女の宅急便」のモデルの一つになったといわれる街です。そう、今回のテーマは「魔女の宅急便」聖地巡礼。明日以降も聖地を回ります。ちなみにこれまでも「魔法先生ネギま!」「ケロロ軍曹」「テイルズオブヴェスペリア」「シンデレラ」の聖地巡り目的で行き先を決めています。

ガムラ・スタン

狭いので町歩きにぴったり。お土産屋さんが充実しています。

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11:15

大聖堂

13世紀後半に建てられたストックホルム最古の教会。他の国の教会と違い、それほど派手さはなくむしろがっちりした造り。祭壇は珍しい黒檀製。入場料は40SEKですがストックホルムカードで無料になります。以下無料になる施設には(C)って書いてます。

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11:30

王宮

1981年まで王室の居城として使われていた建物。18世紀に再建されたもの。11:45から衛兵交代式があるというので早めに行ったんですが、12:00まで始まらなかった上に完全にショー化していたのでちょっと残念。ちょっと冗長だったので途中で抜けました。

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12:20

ノーベル博物館(C)

ノーベル賞100周年を記念して2001年にオープンした博物館。これまでの800人余の受賞者のデータがいろいろ見られます。しかし100年前と現代の技術力格差に驚愕。お土産に、授賞式晩餐会でも出されるチョコレート(1個15SEK、10個で100SEK)を購入。

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12:45

Kaffegillet

大聖堂のすぐ南にあるレストラン。日本語のメニューがあるので入りました。スウェーデンの伝統料理「ミートボール コケモモのソース添え」を注文。黄色い塊はマッシュポテトです。ミートボールはなかなかおいしいのですが、これに甘酸っぱいコケモモのソース(赤いやつ)が意外と合うんですよ。なおソースだけ食べたらめっちゃまずかったので余計謎。あとパンもまずい。

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13:00

王宮(C)

先ほど抜け出した王宮へ。「王族の居室」「宝物の間」「礼拝堂」「王家武儀博物館」などが併設されていますが、入り口はすべて違うので注意。王宮をぐるっと一回りしながら攻略しましょう。めっちゃ駆け足で回りましたが余裕で1時間以上かかります。

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14:00 ガムラ・スタンの観光地は大体制覇したので、商店街を回りながらお土産探し。これといって買いたいものがない上に物価高が結構痛い。
14:15

ドイツ教会(C)

17世紀に建てられた教会。尖塔が非常に目立つガムラ・スタンのランドマーク。入り口前で美しい女性が、金属製の洗面器を二つ貼り合わせたような楽器を指先でたたきながら歌を歌ってました。あれなんだ?

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14:30

リッダーホルム教会

スウェーデンの王族が多く眠る教会。こちらの時計台も非常によく目立ちます。

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14:45 ガムラ・スタン駅からトラム13号線に乗ってOstermalmstog駅へ。ストックホルムの地下鉄網はあまり発達しておらず、地下鉄だけでは移動できない場所も結構あります。ほかのヨーロッパの首都とは大きな違いですね。
15:00

武器博物館(C)

駅のすぐ前にありますが、入り口は裏側なので徒歩5分。北欧の戦争の歴史を、等身大の人形を使っていろいろと展示しています。リアル方向に寄せることで戦争の悲惨さを教えるというコンセプトらしく、結構ぐさっとくる人形も多いです。子供向きではないかも。これもたった100年間での世の中の変遷に驚かされました。

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15:40 南の海沿いの大通りに出て、69番のバスに乗ってMuseiparken停留所へ。
15:50

科学技術博物館(C)

この停留所前には、「警察博物館」「国立海洋博物館」「民族学博物館」もあるんですが、あえてこちらへ。ここは近代の科学技術に関する展示がメインの博物館です。実は全く訪問する予定はなかったのですが、昨日ここで「GAME ON」という期間限定展示をしているということだったのでやってきました。日本のゲームの歴史が見られて、古いものから新しいものまで実際に遊ぶことができます。入り口に展示されているのが「ピンポン」というところに気合いを感じる。ゲーム機の展示もありました。

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16:30 乗ってきた69番のバスで市中心部に戻ります。博物館はほぼ5時閉館なので、ほかのところには行けませんでした。ヴァーサ号博物館も行けなかったし、ちょっと悔いが残るわ。っていうか5時閉館は早すぎ。
17:00 歩きすぎで疲れたのでいったんホテルで休憩。公共施設が閉まっちゃったら行くところないしね。デモンゲイズようやく5人パーティがそろった!
18:00

Kvitto

昨日行ったKungs Hallenで夕食。なにか味が濃いものが食べたいと思い、タイ料理のお店に入りました。牛肉のチリソース炒めを注文。この店はカウンターで注文し、料理を席まで運んでもらう形式なので要注意です。

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19:00 ちょっと物足りないので帰りにコーヒーとチーズケーキを買って帰りました。明日は飛行機で市外に出るので、早めにお休みします。ムニャムニャ。

 


2014-09-12

北欧旅行1日目 デモンゲイズおもしれー

時刻 旅の日記 写真
07:30 泉佐野(関空のすぐ近く)にあるホテルで起床。時差ぼけ防止のために、昨日は午前4時頃まで「デモンゲイズ」をプレイしていたので眠いです。本当は徹夜するつもりでしたが寄る年波と眠気には勝てぬのじゃ…
08:20 ホテルを出て、空港線で関西国際空港に向かいます。
08:45 関空に到着。ひとまずチェックインでスーツケースを預け、両替に向かいます。今回向かう国のうち、フィンランドとエストニアはユーロでいいんですが、スウェーデンはクローナという別の通貨です。ユーロは余ってもどうせ来年使うのでいいんですが、クローナは余ると困りますからね…こういうときいつもどのくらい両替するか迷います。 20140912_101602_Android
09:40 両替もすんだので、空港で鮭いくら丼を食べました。どの国のどの空港も大体そうなんですけど、メシがまずい。
10:40 予定より5分早く関空を出発し、フィンランドのヘルシンキ空港へ向かいます。出発した瞬間に睡魔にやられました。
12:00 機内で昼食。洋食(ビーフ)もありましたが、和食(魚のあんかけ)にしました。ご飯はパンのおかずじゃない!
食後に何かおもしろい映画でもないかと探してみましたが、ろくなものがなくてしょんぼり。
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19:00 着陸前の軽食。フェットチーネパスタでした。トマトジュースが合う。 20140912_190207_Android
21:00
 ↓
15:00
ヘルシンキ空港に到着。日本との時差は6時間。以前もここで乗り換えたことがあるので2回目です。今回は乗り換えの時間が30分ほどしかないので空港内はチェックできず。
フィンランドといえばムーミン。目がうつろで怖い。スナフキンは素で怖い。
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16:00 ヘルシンキを出発。ノルウェー・ストックホルムのアルランダ空港に向かいます。ジャンボジェットじゃないけど意外と快適。
17:00
 ↓
16:00
アルランダ空港に到着。さらに時差が1時間あるので時計を戻します。
荷物を回収したら、地下の駅からARLAND EXPRESS(鉄道)でストックホルム中央駅へ。バスより割高ですけど、20分ほどで移動できる(バスは40分)のと、本数が多いのでこちらにしました。片道260SEK(SEKはクローナのこと。260クローナは約4160円)。北欧は何をするにも物価が高いです。
17:00 ストックホルム中央駅へ到着。すぐ近くにあるホテルCentralへ。 20140913_000856_Android
17:20 ホテルに到着。あまり期待していませんでしたけど、なかなかおしゃれルームです。さすが北欧おしゃれ家具の国。ところでベッドがすごく短いんですけど、大柄な人大丈夫なのかなぁ。
バーベルが備え付けてあるのでトレーニングもばっちり!しかしテレビに日本の番組が入らないのは残念。

 

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16:40 街をぶらぶらしながらストックホルムの中心部にあるセルゲル広場へ。中央駅から広場のあたりは商業施設がひしめいています。デパートもたくさんあるのでお土産をチョイスするにはいいかもしれません。さすがに1日目からお土産を買う気は起きませんが… 20140913_004310_Android
18:40 セルゲル広場の北にあるKungs Hallenで夕食。ここはフードコンプレックスで、地下1階はインド、中華、イタリア料理などのセルフサービス店、1階と2階はスウェーデン、ギリシャ、日本料理などのテナントが入っています。最初の食事なのでPyttirianというスウェーデン料理の店に入りました。お肉とジャガイモをサイコロ状に切ってクリームで煮込んだ料理を食べました。味はいいのですが、付け合わせがジャガイモみたいな炭水化物ですらなくピクルスのみ。これはさすがにつらい…せめてパンくれ。
しかしちょっと食事するだけで普通に145SEK(約2320円)とは…お財布に痛い。
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19:50 ホテルに帰ってきました。お店は大体7時頃に閉まるので、健全な街という感じがします。セブンイレブンがいろいろなところにあるので、飲み物などの調達も簡単。さすがに今日は眠いので、早めに寝ます。明日もそんな早起きしなくても良さそうですし。

 


2013-09-22

ドイツ旅行11日目 日本って暑いですね

時刻 旅の日記 写真
01:40 ドーハ空港を出発。
今回の座席が一番前の席だったので、足が伸ばせて広々!かなり快適な旅が楽しめました。
 
03:00 軽食。軽食の割にしっかりしたメニューでした。魚+焼きそばという変わった取り合わせ。白く見えるのはソースではなく白身魚です。 2013-09-22 03.26.19
08:00 完全に寝ていましたが、ここで昼食。そろそろ日本も近いので和食をチョイス。
食後は映画「スパイ・キッズ3D」を見てました。1、2と比べてビックリするくらいの超駄作。ストーリーはメチャクチャ、演出はチープ、キャラは立ってない上に過去キャラを意味なく出し過ぎ、翻訳はへたくそ、声優も変わっている上にあまりうまくないと褒めるべきところが全く見当たらない内容でした。やっぱり3はダメなのか…
2013-09-22 07.53.46
11:30
→17:30
関西国際空港に到着。お疲れ~
ここから電車で新大阪駅まで行ったんですが、多分空港バスを使った方が時間的にも金銭的にも有利。その事は分かっていたはずなのにまた失敗した…
 

2013-09-21

ドイツ旅行10日目 さらばいとしきビールの都よ

時刻 旅の日記 写真
08:00 起床。
今日は特に予定を決めていません。飛行機は午後4時の便なので、午前中いっぱいは自由時間です。あのイルカのぬいぐるみを探してお店巡りをするしかないな。
 
11:00 ミュンヘンのデパートというデパート、おもちゃ屋というおもちゃ屋を巡ったと思うのだが、見当たらない…やっぱりほしいものはその場その場で迷わず買わないといけないんだ…
カエルの軍曹も言っていたじゃないか、「買わずに後悔するより買って後悔」だと!
 
11:35 ホテルに預けていたスーツケースを回収し、ミュンヘン中央駅前から出ているエアポートバスで空港へ。空港までは約40分、片道10ユーロほどです。20分に1本出ています。
地下鉄で行く方法もあるんですが、バスの方が面倒が少ないのでオススメです。カタール航空はターミナル2でした。
 
12:20 ミュンヘン空港に到着。大きさとしては中規模といった感じですね。
ここでは免税手続きをしなければいけません。今回免税品の中にペーパーナイフがあり、機内持ち込み出来ない(と思う)ため、ミュンヘン空港で預け荷物に免税品を入れるための手続きを紹介。
1.カウンターでチェックインします。この時航空会社の人に、預け荷物の中に免税品が入っている事を伝えます(正しい表現は知りませんが、”I have tax-off items in the luggage”で通じた)。早めに空港に言ったけど、チェックインカウンターは出発3時間前にしか開かないから意味なかった。
2.航空会社の人は、スーツケースにタグを付けて、そのまま返してくれます。それとお店でもらった免税書類を持って、税関窓口(手荷物検査場の手前にある、Export Certificationと書かれた場所)に行きます。
3.税関窓口で実際に購入した商品を見せ(見せなくていい事もありますが)、免税書類に印鑑をもらいます。払い戻しは日本でも出来ますが、ここまでは空港でして置く必要があります。スーツケースは税関で預かってくれます。
4.ターミナル2の入口か、発着ゲート(出国審査の先)にある払戻窓口(Global BlueやTax Refundという案内がある)に免税書類を持参します。後日クレジットカードに振り込んでもらうことも出来ますが、面倒なので現金で払い戻しを受けましょう。ただし窓口が閉まる1時間前(午後8時)以降は、カードへの払い戻ししかできないようです。
税関窓口で僕の目の前に並んでいた人はどうもアラブのお金持ちだったらしく、10人くらいの人数なのにスーツケースはその倍あり、免税書類もものすごい分厚い束になっていました。おかげでそうとう待たされたよ…こちとら20ユーロ返してもらうだけだって言うのに。
 
14:30 一通りやる事はすんだし免税品店も見て回ったので、お昼ご飯を頂きます。チキンスープにしました。お店で子供が食べていたスープが美味しそうだったのでこれにしたんですけど、あの子が食べていたのはトマトスープだったみたいですね…
※写真だと分かりづらいですが、これもそうとうでかいです。一緒に移っているスプーンはスープスプーンじゃなくてカレースプーンね。
2013-09-21 14.40.05
16:00 いよいよ離陸。楽しい旅行もこれでお終いです。前半はちょっとテンションが上がらずどうなる事かと思いましたが、7日目のヴィース教会辺りから楽しかったなぁ。個人的にはフランクフルトよりミュンヘンの方がこぢんまりとしていて好きでした。
イルカのぬいぐるみだけが心残りです…ネットで検索したら日本でも帰るけど9800円だった(参考)。22ユーロのものに9800円はなぁ。
 
16:30 軽食。本当に軽い。
食事後は映画「スパイ・キッズ」を見てました。これ10年以上前の映画だったと思うけど、面白かったですね。ホーム・アローンと同じ匂いがする。微妙にB級くさいところもたまらん。オヤジかっこよすぎ。
2013-09-21 16.38.45
18:00 夕食。パスタでした。
食事後は映画「スパイ・キッズ2」を見てました。やっぱりライバルキャラは燃えるね。あと主役の男の子はあまり変わっていないのに、女の子の方は結構大人になっていた感じ。
2013-09-21 18.11.53
21:40
→22:40
ドーハ空港に到着。
前回同様買い物ができないので大人しくしています。「マグダラで眠れ4」を読了。1~3巻は正直どうかなとおもうところもあって、支倉先生を信じてついてきたところもあったんですけど、4巻は掛け値無しに面白かった。そのうち感想書こう。
 

2013-09-20

ドイツ旅行9日目 ドイツ料理もいいけどカレーもね!

時刻 旅の日記 写真
08:00 起床。昨日は11時前に寝たのに、9時間爆睡でした。そろそろ日本の布団が懐かしくなってきたなぁ(yukkun20はベッドです)。
09:00 今日は一日ミュンヘン市街観光の予定です。ひとまず駅地下でドーナツの朝ごはん。「チョコチーノ」というココアとコーヒーを混ぜた飲み物を頼みましたけど、なかなかおいしかったです。チョコレート風味のコーヒーという感じ。
09:30 ドイツのお店は9時半か10時開店が多いです。まずカールス広場に行き、デパート「カールシュタット」「ガレリア」、おもちゃ屋の「オプレッター」、文房具屋「カウト・ブーリンガー」などをのぞきながらノイハウザー通りをマリエン広場へ移動。途中でミヒャエル教会とペーター教会にも立ち寄りましたが、後者はミサ中で見学できませんでした。ミヒャエル教会の地下にはルートヴィヒ2世の棺がありますが、ここのみ有料です。 2013-09-20 09.24.44
2013-09-20 10.11.10
11:00 マリエン広場前にある新市庁舎の仕掛け時計を見学。ここは11時、12時、17時の3回しか動かないのですが、仕掛け時計としてはかなり見ごたえがあるので時間を合わせてでも見るべきです。 2013-09-20 10.48.43
11:10 広場の北にあるフラウエン教会へ。たまねぎのような屋根が乗る2本の塔が有名な、ミュンヘンのシンボル的な建物だそうです。入り口に立つと窓がまったく見えないという変わったデザインなのが印象的です。 2013-09-20 10.22.18
2013-09-20 10.21.28
11:30 10分ほど歩いたところにあるドイツ博物館へ。世界最大級の博物館です。ドイツの科学は世界一ィィィィ!ということで、取り扱い分野が半端ないです。建設、船舶、航空、エンジン、機械、金属加工、採掘、自動車、物理、化学、薬学、焼き物、写真、印刷、繊維、測量、時計、コンピューター、天文学、宇宙産業など、まさに歩き回れる百科事典。芸術以外のありとあらゆる人類の歴史が入っていると言ってもいいでしょう。
なお地下には、炭鉱採掘のジオラマがあります。よくあるやつでしょと言うなかれ、ものすごい長さなので軽い気持ちで挑戦すると本当苦労します。体力のある時間に挑戦すべき。
日本語の解説がないのが残念ですが(英語すら十分ではない)、それを差し引いても素晴らしい博物館でした。
※上の写真はメッサーシュミット、下の写真は石油コンビナートの模型
2013-09-20 11.47.13
2013-09-20 11.53.56
13:00 結構あわただしく見て回ったけど、それでも1時間半かかりました。
ミュージアムショップの品揃えが最悪だったのだけが予想外。ここでお土産の追い込みしようと思っていたのに。
※写真は太陽の模型
2013-09-20 12.37.35
14:15 買い物しながら再びマリエン教会に戻りました。おなかがすいたので、そこから少し北に行ったところにあるVapianoというイタリアンレストランへ。
ここはちょっと変わったシステムを採用していて、店に入るとすぐ店員さんが電子カードを渡してくれるので、食べたいものを出すカウンターのところに行って注文をし、そこでカードに情報を登録してもらって、最後お店を出るときにレジでカードを返して精算してもらうという形です。注文すると目の前でパスタなどを調理してくれるのでテンションが上がります。
トマトソース&モッツァレラのパスタを注文しましたが、料理をしてくれる人が唐辛子やにんにくの有無、パスタの種類などを細かく聞いてくれるのでいい感じです。言葉が通じなくても、紙のメニューがあるのでほしいものにチェックして渡せば問題ないですし、パスタなども見本がおいてあるので、それを指差しながら選べます。
パスタはスパゲッティにしてもらいましたが、これがすごいもちもちしていておいしかった。日本のパスタの2玉分くらいの分量がありますけど、僕は常日頃から日本のパスタは量が少ないと思っていたのでちょうどいいくらいでした。ここ超お勧め。
2013-09-20 14.22.08
14:45 レストランの東にある、バイエルン王家の居城「レジデンツ」へ。中は王宮博物館と、宝物館に分かれており、チケットは別売りです(コンビネーションチケットもある)。オーディオガイドもありますけど日本語はありません。王宮のほうはかなり広く、見学コースも長いので時間の余裕が必要でしょう(さっさと歩くだけでも30分以上かかった。ショートカットコースもあります)。宝物館の方はややボリューム不足で拍子抜け。パリの宝物館ほどのものを期待していたのですが、さほどではなかった。 2013-09-20 14.53.10
2013-09-20 15.26.02
2013-09-20 15.39.51
15:30 レジデンツの向かいにあるテアティーナー教会を見学し、これで本日の予定終了。ちょっと離れたところにある美術館「アルテ・ピナコテーク」「ノイエ・ピナコテーク」も興味ありなんですが、お土産も買わないといけないので断念。
※写真はレジデンツの隣にあるバイエルン州立歌劇場。
2013-09-20 14.01.31
15:40 ひたすらデパートやショップめぐり。いつものように男衆の土産が決まりませぬ。女性の場合はかわいいものでいいような気がするのですが、男の場合は「自分がもらってうれしいもの」という基準で選ぶしかないのでいつも困ります。予算の都合もあるしな…最終的にはカールシュタットの地下でドイツらしい文房具を購入しました。あー免税手続きしないといけないのにペーパーナイフを買ったのは失敗だったか…手荷物にできないかも。
19:30 ようやく買い物が終了したので、カールス広場の地下にあるインド料理の店で夕食。昼にイタリアンを食べたので完全にたがが外れてます。しかも頼んだのはカレーライス。お米はものすごい細くぱさぱさしたものだったので日本のカレーとはだいぶちがいますが…
ところでメニューにはミソズッペ(味噌汁)とか握り寿司とかあったんですけど、これ本当にインド料理の店?
2013-09-20 19.27.49
20:00 ホテルに到着。もう歩けん。明日は昼過ぎの飛行機で帰るので、朝はゆっくりしよう…
ってまたネットがつながらない!つうかこれで金取るとかとんだ詐欺だよ。無線LANが無理なら有線でも用意しておけ!

2013-09-19

ドイツ旅行8日目 たまには人と会話しながらの食事もいいものだ

時刻 旅の日記 写真
06:45 起床。昨日はしっかり眠れましたが、なんとなく部屋が寒い。毛布もう一枚お願いします、というメモをチップと一緒に枕元に残しておきました。携帯に入れていたドイツの会話集が初めて役立った。  
08:00 ミュンヘン中央駅の東にあるカールシュタット(デパート)前のバス停に集合して、「ノイシュバンシュタイン城とリンダーホーフ城日帰り観光ツアー」に参加します。ツアー参加者は僕を含め6人。ノイシュバンシュタイン城はともかく、リンダーホーフ城はかなりアクセスが不便なところにあるので、ツアーに参加することにしました。日本語のガイドさんも一緒なので安心です。僕の長年の経験から言って、田舎に行くときは格好つけずにツアーに頼るべき。  
08:45 バスが出発。ガイドさんも明るい感じの日本人の方で安心しました。いろんなツアーとの乗り合いなんですが、60人ほどの乗客のうち4分の3くらいが日本人。なおこのツアーは当日参加も可能のようですので、興味のある方は集合場所の案内板をご覧ください(たぶん日本語ガイドは事前予約が必要)。  
10:15 リンダーホーフ城に到着。ノイシュバンシュタイン城と同じく、ルードヴィヒ2世が建設した3つのお城のうちのひとつです。こちらは実際に居城として使われたこともあって、比較的実用的なつくりになっています。3面が鏡張りになっていて、無限の空間を演出している「鏡の間」は必見。なお内部は撮影不可なので写真はありません。
人数が多いと、日本語の解説も聞けます。オーディオガイドではなく、部屋に置いたスピーカーからアナウンスを流す形式なので、たぶんグループ全部が日本人とかじゃないとだめなんじゃないかと。
2013-09-19 10.24.46
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11:15 ここでは買い物の時間はなく、見学が終わるとすぐバスに乗って出発。次は城の近くにある街オーバーアマガウに向かいます。ツアーではなく城に行く場合は、多分ここが最寄り駅。  
11:40 オーバーアマガウに到着。ここでは40分ほど休憩時間があり、ショッピングも楽しめます。雪国なので冬季の工芸として発達した木工芸が有名です。僕はその手のものはあまり興味がなかったので、ガイドさんの観光案内に参加しました。 10年に一度行われるキリストの受難をモチーフにした劇で有名だそうです。次回は2020年とのこと。
※上の写真は「狼の宿」と呼ばれるペットOKのホテル。下は「ピラトズハウス」という、ピラトをモチーフにした珍しい絵が描いてある建物(ピラトはキリストに死刑を宣告したユダヤ総督。当然キリスト教文化圏では悪役)。
2013-09-19 11.49.00
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12:30 オーバーアマガウを出発し、ノイシュバンシュタイン城があるホーエンシュバンガウへ。移動中もイヤホンで近くの観光スポットの案内があるので退屈しません。  
13:15 ホーエンシュバンガウに到着。昨日も来た懐かしい景色です。が、昨日はチケットセンターよりも上のほうにしか行かなかったのですが、下の方にもお土産屋さんがあることを知れたので良かったです。
ここではひとまず昼食。レストランでゆっくり食べる時間はなかったので、スタンドでいつものホットドッグのようなもの(固いパンにウインナーをはさんだだけのいつもの)とコーヒーを注文。
それからお土産を物色しましたが、城にショップがあることを知っていたのでグッと我慢。
ノイシュバンシュタイン城もホーエンシュバンガウ城同様、指定された時刻にしか入場できません。ガイドさんによると5分以上遅れるとアウトのこと。城までは山道で、歩くと40分くらいかかる上に体力的にもかなりつらいかと。バスや馬車もありますが、バスは時間が決まっておらず、馬車は馬の気分しだいで出発なので、かなり時間的な余裕を見ておくべきです。なおツアーだったので専用バスに乗れました。
 
14:50 城近くに到着。マリエン橋から雄大な城の姿を望むことができます。今日まで曇りと雨ばっかりでテンションが上がらなかった自分ですが、橋の上に差し掛かるとなんと急に晴れました!まさに日ごろの行い(しつこい 2013-09-19 14.30.59
15:05 城内のツアー開始。ここは普通のオーディオガイドを借りられます(日本語あり)。なおバスで配られたイヤホンを持ってきておくと手ぶらで歩けるのでおすすめです。謁見の間より豪華な寝室とか、精緻な彫刻が施された家具とか、非常に見所多いです(城内は撮影禁止)。
この城は城砦として作られたものではなく、ルードヴィヒ2世が完全に趣味として作ったものなので、防衛上役に立つものはあまりなく、本人が好き放題しているのが良くわかります。今回この城が見たくてドイツまで来ましたけど、期待を裏切らない素晴らしい場所でした。
2013-09-19 14.41.45
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15:45 ツアー終了。出口にあるショップでがっつりお買い物。ここで買わずしてどこで買う!戸ばかりに財布の紐を完全開放して、自分のためのお土産を買い込みました。特にかっこいいデザインのネクタイはお気に入りです。免税手続きもしてくれるよ。  
16:00 ふもとまで徒歩で降りました。のぼりは40分かかるそうですが、下りは20分ほどあれば帰れます。馬車の通り道なので、馬の落し物にご注意。天気もいいのでいいハイキングになりました。  
16:40 バスが出発。ここからはミュンヘンまでノンストップで帰るので、トイレは事前に済ませておきましょう。帰りは眠る人が多いので、アナウンスも自粛してくれます。  
18:30 ミュンヘン中央駅前に到着。さてこのあとどうするかな…と思っていたら、ツアーの途中で仲良くなった人が一緒に夕食を食べに行こうと誘ってくれました。一人飯にはちょっと飽きていたので申し出を受けてご一緒させていただくことに。明日帰国なのでお土産を先に買いたいとのことだったので、僕も一緒にお土産を買ったりして楽しかったです。一人旅もいいけどこういうのもいいなぁ。 なおその方は旅行会社の方だったので、一人旅おすすめスポットを聞いたら、オーストラリアやニュージーランドって言われました。考えておこう。  
19:50 カールス広場近くにあるアウグスティナーというお店で夕食。英語のメニューもあります。ものすごくでかい店なのですが、店はお客さんでいっぱいで、席を見つけるのにも苦労する有様でした。ソーセージの盛り合わせを注文したんですけど、やっぱり量が多いよ…メニューにはソーセージ2本って書いてあったじゃないか(実際は3本)…でもきちんとした場所で食事をするのは最後かもしれない!(大体僕は夕食がいつも適当なため)とデザートにも挑戦したため、マジ吐きそう。いや、アップルシュトゥルーデル(アップルパイにカスタードクリームをかけたものだと思いねぇ)もおいしかったですよ。 2013-09-19 20.04.39
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21:00 ホテルに帰りました。さて早速サイトを更新しようと思ったら、なぜか無線LANが非常に弱くなっていてつながらなーい!いい加減にしろ(翌朝に復旧したので更新しました)。
時間が余ってしまったので、昨日ホーエンシュバンガウで購入した絵葉書を使って友達に手紙を書きました。日本までエアメールが75セントで届くとかホントいい時代ですね。
明日は実質最終日です。テンションもようやく上がってきたし、ミュンヘン観光へ繰り出してドイツ博物館へ行くぞ!