2018-09-21

北フランス旅行9/10日目 関空復旧に携わった皆様に心からの感謝を

時刻 旅の日記 写真
8:00 起床。今日はもう帰るだけです。空港までどうやって行こうか結構悩んだんですが、もう面倒くさいですしタクシーに頼ることにします。迎車費用7ユーロ+片道55ユーロ(定額)なので一人で乗ると結構かかりますが…  
10:30 ホテルをチェックアウトし、タクシーでシャルル・ド・ゴール空港へ向かいます。  
11:00

シャルル・ド・ゴール空港

30分ほどで到着。エールフランスはチェックインも手荷物預かりも全部セルフサービスなんですよね。最近は慣れましたが最初の頃は結構戸惑いました。

11:30 友人にエアメールを出そうと思って売店で切手を買おうとすると、「エアメール用の切手は売ってない。ターミナル2Dに郵便局があるからそこへ行け」とのこと。ここはターミナル2F。とりあえず時間もあるし行ってみるか!
…結構歩いて2Dまで来ましたがありません。仕方なくインフォメーションで聴くと、「Train Station(列車駅は2Fと2Dの真ん中位にある)にあるからそこへ行け」とのこと(怒)
そこでどうにか切手を購入して郵送出来ました。
 
12:20

EXKI 2F2

空港で朝食。この店はフランス全土で展開しているチェーン店らしく、旅行中も何度か見ました。野菜料理をメインにしているようです。購入したのはボロネーゼパスタとオランジーナ。オランジーナはどこで飲んでも味が一緒なので助かります(外国のジュースは基本博打なので)

14:00 飛行機が出発します。行きは満員でしたが、帰りはかなり空いていました。関空着だからキャンセルが出たのかなぁ。おかげで3連席独り占めで快適な旅です。  
16:00 1回目の食事。なんと日本式のカレーです。ここまで来て日本食かと思い、もう一方のチキンにしようかとも思ったのですが、後方から漂うカレーの香りには勝てなかった…
0:00 2回目の食事。5時間位しか寝てないので結構辛い。メニューは炒り卵なんですけど、これはけっこうまずい。なぜ最後の最後で…
01:20
→08:20

関西国際空港

着いたー!出発した時は関空に還ってこれるか心配でしたが、無事に降り立つことが出来ました。ショップもほとんど復旧していて、日本人の勤勉さに驚かされましたね。皆様ありがとうございます。

 
09:00

尾張三和

電車まで時間があったので、とりあえず日本食だ!でも寿司を食べるほど元気はないので、名古屋コーチンの店で卵かけご飯を頂きました。こういうときの米と梅干しは本当美味い。

 

おまけ

今回の旅行で獲得したお土産コインです。前回フランスに行った時も10数枚のコインをゲットしましたが、今回は30枚超えてしまいました。1枚2ユーロくらいなので8000円くらいですかね。これでも見かけたコインの3分の2くらいしか購入してないんですけどね…もっと他の国でも売ればいいのに。あと微妙に大きさや厚みが違ったりするのがちょっと気になるところでした。

というわけで、今回も楽しい旅行でした。

  • 印象派の素晴らしさを再認識
  • 最近のスマホやモバイルWi-Fiは充電容量がでかいので、モバイルバッテリーがなくてもほとんど困らなかった
  • フランスはパンが美味しいのでヨーロッパではまだましな方
  • 今回パリ観光が出来なかったのはけっこう痛かったので、5年以内にもう一度行きたい
  • 粉末のお茶を持っていったのが大正解だった。水に溶けるタイプなのでミネラルウォーターに溶かして飲んでました。日本人は水にあんまり慣れてないのでこれはけっこう大事。

しかしパリはなんだかんだ言ってもおすすめです。多分初めてヨーロッパ旅行に初めて行く人がいたらパリを勧めるでしょう。エッフェル塔、凱旋門、ルーブル、ヴェルサイユ宮殿など、誰でも知っているものがすごく狭い範囲に固まっていますから。交通機関も分かりやすいし、英語が通じるからフランス語しゃべれなくても大丈夫だし。


2018-09-20

北フランス旅行8日目 真の芸術は直接心に訴えかけるって誰か言ってた

時刻 旅の日記 写真
6:20 起床。今朝はオプショナルツアーに参加するので早めに起床。  
7:00 ホテルで朝食。ヨーグルトは砂糖をかける派。右上のはチーズかと思って取ったんですがバターでした。
7:20 ホテルを出て集合場所のギャラリーラファイエットへ向かいます。  
8:00 オプショナルツアー「モネの家とジヴェルニー半日観光」に出発です。印象派の画家モネが晩年を過ごし、あの有名な「睡蓮」を描いた場所が、パリから約70キロの郊外にありますのでそこへ行きます。
yukkun20は印象派が大好きなのです。特に中学生の頃模写した「睡蓮」と、美術の教科書で見て以来虜になった「ルーアン大聖堂」の絵はわけても大好きです。

途中で凱旋門のそばを通りました。ごめんね…今回はパリ観光の暇が無いのでここにはこれないの。もちろんエッフェル塔も。

9:30

モネの家と庭園

モネは晩年、絵を描く以外は庭いじりをしていたらしいですが、それも納得の超巨大庭園です。正直個人の庭園だからと思って甘く見すぎてました。あまりシーズンではないはずですが、様々な色の花が咲き乱れています






  こちらがモネの家。中にはモネの居室のほかに、印象派の絵や、モネが好きだった日本画などが展示されています。
窓からは庭が一望できますね。こんな家に住んでみたいわ。





  こちらが睡蓮の池です。モネは池の睡蓮を描いたのではなく、睡蓮を描くために池を作ったのです。
かつて中学生だった時に描いた日本橋の上に自分が立っているんだなぁ…と思うと感慨があります。しかしこの橋を色気のない鉄の橋にしたのは誰だ。せめてもっと暗い色で塗装しろよ。




  第3アトリエはまるまるギフトショップになっています。しかもグッズの充実振りが半端ない。ここだけでお土産の半分以上がそろいました。
ちょっと小さめですけど、「睡蓮」のキャンバスを購入しました。事務所の自室に飾ろうと思います。
10:40

ジヴェルニー

外にもショップやカフェ、印象派美術館、モネの墓などがあります。やっぱりフランスの田舎はいいですね。パリは見所が多いですけど、騒々しいのが玉に瑕。

13:00

オペラ座

パリに戻ってきました。観光できるのは今日一日…というか半日しかないので、今回は前回パリに来た時に行ったところはスルーです。本当はルーヴルやオルセーもエッフェル塔もノートルダムも行きたいけど仕方ない。

10:45

レピュブリック広場

そんな名だたる名所をスルーしてやってきたのがこの広場から南東に延びるヴォルテール通り。Republique駅から隣のOberkampf駅までの間は、知る人ぞ知るオタク通りになってます。アニメやゲームグッズが満載なので興味のある方は是非。時々日本ではもう手に入らないものが売られていたり…
べ、べつに貴重なパリの時間をオタクライフに使ってもいいじゃないですか!

15:00

コンコルド広場

かつてマリー・アントワネットをはじめとした大勢の人が断頭台の露と消えた革命広場です。奥の方にエッフェル塔が見えますね(※今回一番エッフェル塔に近づいた瞬間です)

15:15

オランジュリー美術館

モネの睡蓮の大連作が飾られている美術館です。
モネの絵は、彼の指示通り楕円形のフロアの壁を一周するように飾られています。美術館にしてはかなり明るい部屋で、絵をじっくり鑑賞できるようになっています。




  そのほかルノワールやセザンヌ、マティスなどもあります。

  これで一応予定していた場所は回りました。残った時間でオルセーに行こうかとも思ったんですが、生きている間にもう一度くらいパリに来ることもあるでしょうし、そのときの楽しみにしておきます。
今回は印象派の旅ということで、少し離れたLa Muetteという駅へ向かいます。コンコルド広場からはメトロ1番線→8番線を乗り継ぎで。
 
16:30

マルモッタン・モネ美術館

その名の通りモネの作品が充実した郊外の美術館です。
この美術館、遠い上に入るまでだいぶ並びましたけど、本当に来てよかったです。芸術はあまり分からないですが、特にルーアン大聖堂の絵と向き合っていると、本当に心が波立つのを感じました。
でもルーアン大聖堂の絵のグッズはなかったんだよなぁ。あの絵人気無いのかしら。



  印象派の名の元になった「印象―日の出」(一番上の写真)や、yukkun20の好きな「ルーアン大聖堂」の1枚(二番目の写真)が収蔵されています。




  もちろん睡蓮の絵も数点あります。
19:30

Restaurant Mollard

その後は買い物をして残りのお土産を買い、昨日と同じSaint-Lazare駅の向かいの通りで夕食です(昨日の店の隣にあるお店)。
最初にサービス品のムール貝のバター煮が出てきましたが、これがうまい。貝殻が小さいのでほじくり返すのがちょっと面倒ですが。

  前菜のフォアグラ。やっぱりフランスに来たらこれは食べなきゃでしょ。限りなく上品にしたレバーペーストですけど、yukkun20が触れたことのないタイプの食品なので、うまく表現ができません。おいしいです。
メインはホタテのソテーでした。バターとオリーブオイルの相性が抜群ですね。

  これで旅行も終わり、明日は帰国するだけです。関空大丈夫っぽいですね。
またパリには来たいです。まだ見ていない場所もたくさんあるし、もう一度行きたい観光地もありますからね。今度はガイド付の美術館巡りとか良さそうだなぁ。
 

2018-09-19

北フランス旅行7日目 やっぱり聖地巡礼は旅の醍醐味ですよね

時刻 旅の日記 写真
7:00 起床。昨日はお酒のせいか早く寝てしまったので、少し早起きしました。  
8:00 ホテルで朝食。コーンフレークがあるのに牛乳がないってどういうことなんだよ!低脂肪乳と豆乳しかないじゃん!
9:00 ホテルをチェックアウトして、町歩きに出かけます。ホテルのフロントで日本語の観光地図をもらいましたがこれが非常に役立ちました。観光案内所にすら置いてなかったので、見かけたらゲットすべき。  
10:00 町観光にはモデルルートがありますが、正直に回ると全長6キロくらいあるので、適当に省略しながら回ります。モデルコースにはどこかで見たような三角形のプレートが…
なぜ自由の女神モチーフかというと、自由の女神をデザインしたのがコルマール生まれの彫刻家だからです。
  てくてく歩きます。写真は上から「高等裁判所」「給水塔」「サン=ピエール礼拝堂」です。

9:15

プティット・ヴェニズ

小さなヴェニス、という名前の通り、ローシュ川を挟んだ両岸に建物が並んでいます。

小さな区画ですが、ここもまたフランスの田舎らしい空気に満ちていました。観光客がめっちゃ多かったですが。


  さらに歩きます。「魚市場地区」「屋内市場」「君主評議会宮殿」「旧税関」「その周辺」と美しい景色が続きます。
この景色、何かを彷彿とさせませんか?




  さらに歩きます。「サン=マチュー教会」「ユダヤ教会」など、様々な教会もあります。
10:00

玩具博物館

フランスの近代のおもちゃを集めた博物館です。
「MEGAMAN」っていうのは日本のロックマンのことです。


  もちろん普通のおもちゃもあります。子供用の足こぎ式自動車、けっこう昔からあったんですね。
10:40

サン=マルタン参事会教会

14世紀の大聖堂。中はかなり広く、最後の晩餐の彫刻など内装も見所です。多分右端の人物がユダかな(だいたい最後の晩餐の絵では、キリストから顔を背けているのがユダです。黄色い服のことも多い)。



10:45

プフィスタの家

この上の写真の建物に見覚えがある方もいるのではないでしょうか。そう、コルマールは「ハウルの動く城」のモデルになった(らしい)町なのでーす。またかよというツッコミは気にしないのであしからず。特にこの建物は映画の冒頭にも登場していますね。

町並みもなんだかそれっぽいです。あの映画1回しか見てないから記憶が曖昧ですけど(おい!





  「ドミニカン教会」「頭の家」(建物の壁に山ほどの顔が付いているのでこの名前)「観光案内所」を回ります。


11:30

ウンターリンデン美術館

旧修道院を改装した美術館。祭壇画がメインで飾られています。当然宗教画ですが、日本語のオーディオガイドがあるのでキリスト教に詳しくなくてもノープロブレム。ただし日本語は所々怪しいので我慢しましょう。
そのほかアルザスの歴史に関する展示物もあります。



12:20

NAGOYA

美術館の南にある日本料理の店です。旅行中は日本食は食べないのですが、ラーメンだけは別枠です。
なお麺はゆるゆる、スープは出汁を取ってない、味は薄めとあまり褒めるところがない料理でした。

14:00 さて、結局時間がもったいなかったので、少し早い時間の電車に乗ることにしました。券売機には「exchange tickets」というボタンがあるのでそれに従って操作すればOK。TGVに乗るのでその差額を支払うのはいいんですが、交換手数料が15ユーロもかかるのかよ…  
16:30

パリ東駅

まあここで金を惜しんでも仕方ない。

なんだかんだで花の都パリに到着です!このパリ東駅も9年ぶりですけどこんなだったっけ?ドイツのフランクフルト中央駅は結構インパクトあったけど、こっちはあんまり覚えてないや。
とりあえずホテルへ向かいます。

17:20

New Hotel Saint-Lazare

RER E線に乗り、さらに駅から歩くこと10分、ようやくたどり着けました。
ここは2つ星だからたいていのことには目をつぶりますが、部屋に空調がないのは 許 さ れ ぬ

17:45

Galeries Lafayette

さて、まだ買わないと行けないお土産が大量にあります。こんな時頼りになるのがパリの中心部にあるデパート、ギャラリーラファイエットです。何せ品数が半端なく、日用品から高級品、食品まで何でもござれでおまけに免税手続きも楽々といいことづくめ。前回の訪仏時もお世話になりました。

ただ免税の関係でお土産は一気に買った方がいいですね。明日行くところでもお土産ゲットが期待出来るので、ここで買物するのはそのあとにします。今日は下見。


20:30

Le Marco Polo

Saint-Lazare駅の向かいにあるレストランで夕食。前菜とメインのセットにしました。
前菜はエビとアボカドのサラダ。アボカドが微妙に熟れてませんがまあまあの味。
メインはステーキ。肉が硬くてあごが疲れますが、炭火で焼いて、辛味のあるソースで食べるのがちょうどいいです。


  今日は午前も午後も立ちっぱなしでかなり疲労が…。夕食のレストランでミネラルウォーター500mlを頼むつもりがうっかり間違えて1リットルのを頼んでしまったのですが、あっさり飲み干してしまいました。水分足りてないんだなぁ。  

2018-09-18

北フランス旅行6日目 旅をアレンジしていて本当によかった

時刻 旅の日記 写真
8:00 起床。今日はゆっくり出発です。というかだいぶ疲れがたまってきたのでHP回復を優先せねば。  
9:00 ホテルで朝食。昨日との間違い探しじゃないですよ。
答え:コーンフレークがプレーンなのと、スクランブルエッグの味付けがケチャップじゃなく塩こしょうになりました。
9:45 ホテルをチェックアウト。
今日はオプションツアーを申し込んであります。「アルザスの村めぐり」で、リクヴィールとコルマールを回るツアーです。本来は日帰のツアーなのですが、今回見たかったものの一つがコルマールの風景なので、アレンジしてコルマールで1泊する予定にしてもらってます。
 
10:00 ナイスダンディなドライバーさんの車で出発。
このおじさん、めっちゃ気さくだし解説も詳しいでありがたいんですが、英語オンリーなのでyukkun20がついて行けてません(yukkun20は最低限の英語力しかありません)。
アルザス地方のワイン畑が広がる様子が車窓から一望できます。
11:20

ニーダーモルシュヴィア

ストラスブールから南下すること1時間半。山の麓にある小さな村です。
ここでは小さなお店で買い物ができます。しかしこういうツアーで行くお土産屋って、普通日系人がやっているお店に寄ることが多いんですが、普通に地元の商店っぽいですね。
とりあえずマカロンを購入。直径7センチくらいある大マカロンです。車内で食べていいかどうか分からなかったのでそのままホテルまで持って行ってしまいました。ちなみにクリームが緩くてすごく食べづらかったです。味は普通。



11:50 次の目的地はリクヴィールという村なんですが、村に入る前に、村を一望できる丘の上から写真撮影。
アルザスの田舎っていう感じでいいですね。
手前の緑がブドウです。日本みたいに高い場所につるす方式じゃなく、柵にかけるような感じになっています。
12:00

リクヴィール

「ブドウ畑の真珠」と呼ばれる観光地です。カラフルな木造家屋と花が並ぶ美しい景色が広がります。村は小さく、2時間もあればウィンドウショッピングしながら1周できるくらいですので、買物や食事をしながらのんびりします。






13:30

Relais de Riquewihr

伝統的なアルザス料理を出すリクヴィールのレストランです。
この時期のヨーロッパの飲食店はどこもテラス席がメインですが、少し暑かったので室内の席に案内してもらいました。

注文したのはどうしても食べたかったアヒルのテリーヌ。これを出すお店がここだけだったのでここに決めました。テリーヌとはいえハンバーグくらいの大きさがあって食べ応えがあります。付け合わせのピクルスもいい酸味。

  こちらはピザ(「伝統的トラディショナル」という肩書きの付いた、タマネギとベーコンのピザです)。テリーヌだけじゃ足りないかと思って注文しましたけど、さすがに食べきれなかった。半分残しました。

ところが食事をしているうちに外からものすごい雨の音が…

14:30 通り雨だったらしく、店から出ると止んでました。まあyukkun20はこれまでの旅行でもほとんど雨に降られたことのない晴れ男なので、通り雨が直撃するなんてあるわけないよね(o^-‘)b

リクヴィールを離れ、コルマールに向かいます。

 
15:15

コルマール駅

コルマールに到着。ホテルは鉄道駅の真ん前なのでここで降ろしてもらいました。

15:20

Best Western Grand Hotel Bristol

今回唯一の四つ星ホテル(yukkun20はいつもホテルは指定してません。旅行会社が適当に決めてくれてます)。部屋の中に廊下があって、トイレと風呂が分かれてるー!さすが四つ星。
荷物をほどいて、とりあえず観光に繰り出すか…と思ったのですが、再びの雨が。
まあ少々の雨なら折りたたみ傘で(持って来てるのかよ!)…と思ったんですが、ものすごい風と霰と雷がセットでした。なにこれ、冬の台風でも来てるの???

天気予報によると、午後6時頃まで降るみたいなので、3DSでしばらく迷宮探索でもしてます。まあコルマールで1泊することにしたおかげで日程には余裕があるので大丈夫!

18:00 雨が止んだので町を一回りしてみます。と言ってもこの時間には観光案内所も美術館もお店も全部閉まっているのであまり見るものはないです。
しかしざっと見た感じ小さな町で、観光名所を回っても半日が限度っぽいな…明日は夕方別の場所へ移動するんですけど、これなら予定を前倒しにした方がいいかも。まだ買わなきゃ行けないお土産が山積しているのにこの町じゃ買い物もままならぬ!

というわけで駅で時刻表をチェックしましたが、2時過ぎの電車に変更するのが良さそうです。しかし国内線からTGVに変更する差額やら手数料やらで60ユーロかかる…3時間予定を早くするだけで8000円は考えるなぁ。でも次の町に早く着けばそれだけ買い物の時間もとれるし…
結局悩んだまま変更は見送りました。

 
 

L’Auberge-Brasserie

雷雨だったからなのか単に田舎だからか、町は閑散としていたのでホテルのレストランで食事をしました(こちらは大盛況)。
せっかくなので、地酒っぽいコルマールビールと、アルザス名物シュークルート(ザワークラフトと豚肉の煮込みに腸詰めなどをあしらった料理)を注文。ビールは癖がなく飲みやすかったですし、シュークルートもがっつりした肉と、酸っぱいキャベツの組み合わせが格別でした。

  いよいよ旅行も実質あと2日。明日は今日できなかったコルマール観光を楽しみます。お目当てのあの建物も…ぐふふ。  

2018-09-17

北フランス旅行5日目 イタリア料理を世界3大料理に入れるべき

時刻 旅の日記 写真
7:30 起床。相変わらずの快晴で助かります。  
8:30 ホテルで朝食。相変わらずのメニューですが今日は一段とひどいな。
9:15 ホテルを出発して、昨日は見られなかった町の名所を回ります。  
9:30

プティット・フランス

町の南西にある一画で、運河沿いに木組みの家の並ぶ、いかにもアルザスという感じの場所です。トラムも近くを走っていないため、のんびりした感じのいい場所です。その分アクセスがちょっと手間ですが。




  昨日の川下りでも通りましたが、運河の高低差を調整する閘門です。小学生の頃パナマ運河の仕組みを調べた時に存在を知りましたが、実際に体験するのは初めてかも。
10:30

ノートルダム大聖堂

昨晩は外から眺めるだけでしたが、ようやく中へ入れました。11世紀から400年かけて建造されただけあって圧倒的な存在感です。19世紀まではもっとも高さのある教会だったとか。

中も柱が立ち並び、所狭しと設置されたステンドグラスから入ってくる光で思った以上に明るい雰囲気です。またからくり人形の付いた天文時計もありますが、修復中でした。





10:45

ロアン宮

かつてストラスブール司教が住んでいたというきらびやかな宮殿です。中には考古学博物館、装飾博物館、ストラスブール博物館の3つが入っています。特に装飾博物館は例によってきらびやかな展示品が多くて大満足。中世の権力者って大概無茶しますよね。
装飾博物館はなぜか入り口の扉が閉まっている上に、何やら警告文のようなものも貼られていたので閉館中と勘違いしてしまいましたが、無理矢理扉を開ければいいようです。警告文をGoogle翻訳で訳したら、「大きな手荷物持ち込み禁止」だったわ。




11:50

アルザス博物館

アルザスの民族博物館です。伝統的なアルザスの古民家を改装しており、建物自体がひとつの展示になっています。下の写真は建物全体のミニチュア。


  キッチンや民族衣装など。
一番下の写真はよくできたジオラマ…ではなく、これは子供のままごとセットのようです。気合い入りすぎ-!


13:00 これで大体見所は見終わったので、ここからは町で買い物をしていました。クレベール広場のあたりがショッピングスポットになっています。土産物は昨日購入したので、今日はお菓子屋やデパートなどを重点的に巡りました。  
13:50

Vapiano

荷物が増えたので、一度ホテルに戻ります。クレベール広場近くのl’homme de fer駅からトラムD線に乗り、次の次の駅で降りればホテル近くに…

と次の駅(Les Halles)で気づいてしまいました。駅のすぐそばにVapianoがあるじゃないですか!この店はヨーロッパ各地にあるイタリア料理店で、yukkun20は見かけるたびに必ずそこで食事をすることにしています。なぜかというと、

  • 味がいい
    パスタがめっちゃもちもちしていておいしいですし、注文した料理を目の前で作ってくれます。素材も新鮮で、パスタもゆでたてを食せます。日本で食べるよりヨーロッパで食べた方が美味しい唯一の料理が、このパスタです。
  • 量がちょうどいい
    日本のパスタは少ないと思うの…でもここではおなかいっぱい食べられます。
  • 会計が楽
    入り口でカードをもらい(2枚目の写真右上)、カウンターで注文する時にそれをスキャンしてもらうことで、自動的に注文が記録されていきます。あとは店を出る時にレジに渡せば、一括で清算できます。レストランみたいに支払のために待たされなくてもいいです。

というわけでアラビアータのスパゲティを注文。チリペッパーもしっかりきいててうまい。


  あとは適当に、買い物したり、ホテルでごろごろしたりして過ごしました。
さて、おなか減ったけどどこでたべようかな…
 
21:00 いいでしょ好きなんだから!こちらはエビのクリームリングィネです。

ちなみにこの店の唯一の欠点は、注文するまですごく待たされることがあると言うことです。なんせシェフが1品ずつ順番に作ってますからね。

  というわけで2食続けてイタリアンを食べてしまいましたが、全く後悔してません!旅行中はその土地のものを食べるというのが信条ですが、この店はヨーロッパにしかないのでセフセフ⊂(^ω^)⊃

明日はストラスブールを出て別の町(今回の真の目的地の一つ)に向かいます。オプショナルツアーだから久々に楽できそう。


2018-09-16

北フランス旅行4日目 ヨーロッパに来たら城は外せない

時刻 旅の日記 写真
7:30 起床。今日もいい天気です。旅もいよいよ今日で折り返しかな。一応10日ですけど最後の2日は移動日ですからね。  
9:00 ホテルを出発。朝食付だったのですがあまりのメニューの貧弱さにスルーしました。今日はディジョンを離れるので駅に向かいます。  
9:15 Dijon Ville駅に到着。TGVのeチケットを引き替えます。今日は遅延なさそう。  
9:30

Le Bistro LEO

ホテルに入っているカフェで朝食。何でフランスは朝食を取ろうとするとカフェに入るしかないんでしょう、

朝なので軽くクロワッサンとエスプレッソで。おしゃれりー。

10:10 駅を出発。今日はさらに北上し、アルザス地方のストラスブールに向かいます。
今回のTGVは新型です(inOuiってあるのが新型)。まあ乗り心地は大差ないですけど。
12:20

Strasbourg駅

時間通り到着。こちらも観光地ではありますが、住民っぽい方もかなり多いですね。東洋人もリヨンはディジョンよりは見かけます。

12:30

Le Grand Hotel

駅のど真ん前にあるホテルへ。ここまで駅から遠いホテルばかりだったので助かります。チェックインは3時からなので荷物だけ預けます。

12:50 町の観光に繰り出したいのですが、今日は近郊にあるオー・クニクスブール城の観光に行きます。まず駅に戻り、TER(国内線)でSelestat駅への切符を買います。あいにく自由席で電車の出発時間も印字されてなく、どの電車に乗ればいいのか分からない…と思いきやgoogle mapで解決。
ちなみに切符を買う時に、直行(directなんとか)と経由あり(viaなんとか)が選択できますが、直行で。前者だと20分ですが、後者だと1時間かかりますよ。
 
13:10

Selestat駅

ここで城へのシャトルバスに乗り換えます。駅前広場から500番のバスが出てます。電車が到着してから15分後に出発なので余裕あり。

13:25 シャトルバスで出発。ちなみにこの時期(9月中旬以降)、このシャトルバスは土日しか運行してません。駅から歩いて行くのは無理な場所にある(片道11kmの上り坂)ので、かならずバスが運行している時期かどうかを確認しておきましょう。9月中旬って微妙にヨーロッパの観光シーズンからは外れてますからね。
しかし狭い山道を上手にバスが登っていくんですよね…
 
13:55

オー・クニクスブール城

なぜか日本から来たというと、入場料もオーディオガイドもただにしてくれました。

ここは石造りの要塞で、城からはアルザス地方を一望できるため、フランス人には非常に人気があるそうです。

ちなみに日本語のオーディオガイドも聞き応えがあるので是非。帰りのバスは到着から30分後、その後は1時間ごとにありますが、到着から1時間半後のバスを目指せばちょうどいい感じで回れる(食事もお土産の買い物もできる)でしょう。




  城の中はこんな感じ。実用一点張りなので華美さはありませんが、力強さはありますね。確かに眺めもすばらしい。





14:50

La taverne du Haut-Kœnigsbourg

城にある食堂で昼食。不乱d巣では珍しい、レジで注文制です。しかもサンプルもあるのでわかりやすい。レジのおばちゃんは英語が全くだめなので注意。

注文したのはアルザス名物のベックオフ(マリネした肉とジャガイモの重ね焼き)さっぱりしてて、塩味も効いて、付け合わせのサラダもうれしい。ぺろりと平らげました。

15:35 再びシャトルバスで駅へ。ちなみに乗降場は降りたところと同じです。帰りは反対車線がめちゃくちゃ混んでましたから、この時期に行く人は午前中おすすめ。
帰りも電車の発車時刻に合わせて着く…んですが、道が狭く対向車とすれ違うのも一苦労なので暗雲が…
 
16:10 駅に到着。発車時刻は16:11。走ればぎりぎり間に合うか!行く時往復チケットを買っていた自分の判断を褒めてあげたい!ダッシュダッシュダッシュ!  
16:15 …って電車も遅れてるんかい!
余裕で乗車。
 
17:00 ホテルに戻りました。今度こそチェックインして荷物も整理して、町へ繰り出します。
17:20

トラム

駅にあるGare Centrale(中央駅)からLongstross Grand’RueまでメトロD線かA線で移動します。ホームや停留所に券売機があります。

17:30

グーテンベルク広場

かつての町の中心部で、グーテンベルクも住んでいたことからこの名前になってます。そのまま東へ。

17:50

ノートルダム大聖堂

おお…すごい大きさです。この旅行中に見たどの教会とも全く比較にならない大きさ、そして緻密さ。
早速見学したいところですがミサ中だったのでは入れず。まあ今日は予定ではここに来るつもりはなかったのでOK。
西側にある観光案内所で日本語マップをもらいます。1.5ユーロ。

18:00 この町の美術館は全て18時には閉まるので、これからどうしようか迷ったんですが、市を取り巻く運河を船で巡るツアー(BATOROMA)があるのでそれに参加することにします。
観光案内所の隣の建物か、もしくは船着き場でチケットを購入可能、ちょうど19時発の最終便が空いていたので予約しました。
大聖堂の周囲は土産物ゾーンなので、その間に買い物します。アルザス人記念メダル好きすぎでしょ。
19:00

BATOROMA

船で出発。約1時間10分のクルーズです。船といっても全く揺れません。日本語のオーディオガイドもあります(無料)ので、市の名所をさっと一回りするのにも最適。あと左側の座席の方が見どころが多いです。







  しかもヨーロッパ人権裁判所や欧州議会も見ることができます。ここに本部があるとは知りませんでした(ECHRの本部ってスイスじゃなかったのか)。アルザス=ロレーヌは歴史上仏独に翻弄されてきた地域ですから、ある意味ふさわしいのかもしれません。
20:10 ちょうど日も暮れて町もライトアップされていい感じになりました。
しかし今から食事をしにレストランに入るのは面倒くさいな…

20:40 いろいろなレストランを見ながらホテルまで帰りましたが、いまいちピンとくるものがありませんでした。
しかしホテルの東通りが軽食の店が並ぶとおりになっているのでそこで物色。
 
20:50

MOKA

結局なぜかケバブのお店へ。この人たちどこの国でも同じ料理出してますね。
しかし「味が濃い」「量があまり多くない」「米や野菜がとれる」「値段もお手頃」となかなかにグッドチョイスでした。

21:30 ストラスブールには2泊の予定。明日は市内観光します。  

2018-09-15

北フランス旅行3日目 狭い観光地ってわかりやすくて好き

時刻 旅の日記 写真
7:30 起床。昨日はお酒のせいかぐっすりでした。  
9:00 ホテルを出発。さすがに駅まで歩く気になれないのでタクシーを呼んでもらいました。片道11ユーロ。今日はTGVに乗って次の目的地に向かいます。  
9:20 Lyon Part-Dieu駅に到着。eチケットを券売機で搭乗券に交換します(帰国後に知ったのですが、eチケットは搭乗券に交換しなくて良かったみたいですね)。それから時刻表を見てホームを確認…ん?「retard 30min.」という文字が。ルタール…(検索)「遅延」って意味かっておい!
10:25 結局30分遅れで出発。
しかしTGVは日本の新幹線に比べると全然だめですね。最高速度も遅いし、結構揺れるし、何より通路が狭い!おかげで乗車する時に大渋滞ですよ。
ちなみに日本の電車みたいに、○号車がホームのこの位置に止まりますみたいなルールがないので、毎回電光掲示板で車両の停車位置を確認する必要があります。ちなみに搭乗券には号車番号と席番号が記載されてますが、車体には号車番号の記載が無いので要注意(ある電車もありますが)!1とか2とか書いてある?それは客車の等級です。
しかし普通に乗る客車が2等客車というのはいかにも劣等感を刺激されますね(大げさ)。そこいくと日本は高い方の客車にグリーン車って名前を付けているので、上手いなと思います。
 
12:00

Dijon Ville駅

かつてのブルゴーニュ公国の首都、ディジョンにやってきました。ここは観光地なのか、駅前にもスーツケースを持った人がかなりたくさんいます。東洋人はあまりいないですが。

12:20

City Loft

15分ほど歩いて本日泊まるホテルに到着。まだチェックインはできないので、とりあえず荷物を預けて町に繰り出すことにします。

12:30 もちろん最初に行くのは観光案内所。ブルゴーニュ大公宮殿の裏手に位置しています。
ここでも記念メダルを3枚購入。さらに「フクロウのコース」という日本語のガイドブックを3.5ユーロで購入しました。
このガイドブック、市内観光するなら相当おすすめです。必要な情報が漏れなく記載されてますし、何より日本語訳があんまりおかしくない。
12:40

Les temps des ducs

とりあえず大公宮殿前にあるレストランで昼食。やっぱりブルゴーニュ地方と言えばエスカルゴですよね!生きている時の姿は思い起こさず、何かの貝を食べていると思っていただきましょう。

  鶏肉のチーズ煮とクリームブリュレ。デザートが出てくるまでかなり待たされたんできっと焼きたてが出てくるんだな!と思いきや普通に冷えてました。でもおいしい。

しかし食事だけで1時間半くらい取られるんだよな…なぜかというと、席に案内されるまで待たされる→案内されてから注文を採りに来るまで待たされる→料理を食べてから次の皿が出るまで待たされる→全部食べてから伝票を持ってくるまで待たされる→伝票を持って来てからクレジットカードを回収に来るまで待たされる→クレジットカードを返しに来るまで待たされる、という流れだから。

僕はヨーロッパのこういうところが嫌いです。日本みたいに呼び出しボタンあればいいのに。レジで精算にすればいいのに。


14:20

リベラシオン広場とブルゴーニュ大公宮殿

ブルゴーニュ公国の首都の中心広場。現在宮殿には市庁舎とディジョン美術館が入っています。
美術館はブルゴーニュ大公のめちゃでかい棺がありました。そのほかにも公国時代を彷彿とさせるアイテム満載です。




  ではここから観光スタートです。ディジョンには観光のモデルコースがあり、それに従って歩くだけで見所をもれなく回れるようになっています。yukkun20のようなマニュアル人間にはありがたい限り。
足下にある三角形のフクロウのプレートを見ながら進みましょう。肝心なところでなかったりするのであまり信用はおけませんが。
14:50

ベルナルド会修道院

中は宗教博物館になってます。王侯博物館とか宗教博物館とか大好き。きらびやかで。


15:00

聖ヨハネ教会・サン・ベニーニュ教会・サン・フィリベール教会

ロマネスクやゴシック様式の教会群。サン・フィリベール教会の中には入れますが、珍しく柱しかないすっからかんの教会でした。




15:20

アルクビューズ科学公園

ここから少し離れたところへ向かうため町を出ます。
18世紀に作られた自然公園ですが、あまり花を美しく飾ってあるという感じではなく、なんかでかい家庭菜園みたいな感じでした。

15:50

モーセの井戸

さらに歩くこと30分。ようやく目的地にたどり着きました。足が棒のようだ。

ここは大公家の埋葬所として立てられた修道院で、中心に14世紀の彫刻家が立てた井戸があります。

狭い建物なのでガイドのオッサンが少しずつ観光客を連れて行ってくれるんですが、このオッサンの解説が長いの長くないのって。しかもフランス語オンリー。せめて英語でもしてくれ…(yukkun20は大学で一応フランス語を学んだため、文章は多少読めますが会話はさっぱりです)

彫刻は見応えありましたが、yukkun20の中ではオッサンの解説が長い井戸として記憶に刻まれました。



16:40

ギョーム門&ダルシー公園&郵便局

再び30分歩いて町の入り口に戻りました。途中でバスかタクシー拾えると思ったのに…

公園ではシロクマの像がお出迎えしてくれます。



17:20

ノートルダム教会

13世紀に立てられた立派な教会。内部も荘厳で、パイプオルガンの音が鳴り響いていました。ステンドグラスもこれまで見た教会の中で最も大きく美しい。

ちなみにノートルダム教会はフランス各地にありますが、これは「ノートル・ダム」=私達の貴婦人=イエスの母マリアのことを指しています。全てが世界遺産だそうですよ。



17:20

ミリエール邸

あんな高いところに黒猫が!と思いきや作り物です。建物は15世紀に建てられたそうですがネコが来たのは20世紀。

17:30

劇場&サン・ミッシェル教会

サン・ミッシェル教会の写真(2枚目の一番奥の建物)が小さいですけど、あそこまでたどり着く元気がなかったのです…もう3時間以上歩き通しなので。


17:50 ようやくホテルに到着。完全にグロッキーです。
しかし昨日と同じ3つ星ホテルなのに、バスタブがある!セキュリティーボックスがある!ドリンク飲み放題!机も広い!とだいぶいい感じです。ただしWi-Fiが死んでますが。
19:30

Le pop art

お土産屋やブティックも軒を連ねる町なので、ひとしきりショッピングをして、再びリベラシオン広場にある店で夕食。
といってももう肉や魚を食べる元気がなかったので、バタークレープにしました。バターと砂糖だけのシンプルな一品ですがこれうまいよ。ちなみに今本当に食べたいのは湯豆腐です。

  日が沈むと町の雰囲気もちょっと変わりました。もう8時過ぎてるのにまだこれだけ明るいところはさすがの高緯度。
  ちなみにフランスと言えばオタクショップですよね(え
フランスは日本の漫画やアニメがめちゃくちゃ普及してますからね…普通の本屋でもフランス語版を売っていますし、ディジョンの町だけでもその手の専門が数軒あります。
とりあえずナウシカファンの義務としてこれを購入しておきました。

2018-09-14

北フランス旅行2日目 フランスに来たらやっぱりフランス料理を

時刻 旅の日記 写真
7:00 起床。西回りだと時差ぼけは起こりにくいような気がします。アメリカ行った時はそこそこありましたからね。  
8:00 ホテルで朝食。いつもの感じです。まあ大しておいしくはないけど、シリアルだけは僕を裏切りません。
8:40 出発。今日はいい天気です。日陰はちょっと涼しいけど、日向は結構暑い。まだ帽子がいります。
町を歩いていると、フランスの風が吹いてきました。こういう景色を見ると、ヨーロッパに来たという感じがします。中でもフランスは格別。
9:00

ベルクール広場

町の中心部に位置する広場。ルイ16世の像が目を引きます。
ここに来たのは、観光案内所で「Lyon Card」を手に入れるため。24ユーロで、1日美術館入り放題、バスと地下鉄乗り放題で便利です。美術館3つ回れば十分元が取れるので是非入手しておきましょう。
日本で予約だけしておくと、ちょっと安くなりますよ(公式サイト


9:15

サン・ジャン大聖堂

12世紀に建てられた教会。14世紀以降のような派手さはありませんが、しっとりとした教会です。何より記念メダルを売っているのがいいね!(yukkun20の趣味の一つは記念メダル集めです)
フランス人は記念メダルが好きなのか、あらゆるところで売ってます。念のため1~2ユーロコインは常備しましょう。両替機はないことが多いので。





9:30

ケーブルカー

すぐそばにあるVieux Lyon駅からケーブルカーに乗ります。行き先はFourvierとMininesなんですが(路線が違う)、とりあえず早く来たMinines行きに乗りました。これがミスだった…


9:40

ガロ・ローマ劇場

BC43に建造されたローマ式の劇場です。今は遺跡が残されているだけですが…
近くにガロ・ローマ博物館があり、そこのテラスから劇場が一望できるそうですが、そこは11時開館なので残念。とはいえ、高いところに登れば問題なく全体を見ることができます。

9:50

ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂

そこから歩いてFrevier駅方面へ。距離はたいしたことないんですが、かなり傾斜が急で苦労しました。せめて逆なら下りでまだしも楽だったものを…失敗失敗。

丘の上に立つ教会で、聖堂と地下祭室を見学できます。サン・ジャン大聖堂より一回り大きい感じがしました。ステンドグラスも美しいです。

ここにも記念メダルがあります。小銭がなくて冷や汗をかきましたが、本堂のとなりに建っている建物の1階に両替機がひっそり置かれていますのでそちらでどうぞ。あと近くにある土産物屋でも記念メダル売ってました。



10:15 Frevier駅からケーブルカーで再びVieux-Lyon駅へ。  
10:30

ミニチュアと映画博物館

映画のセットや特殊効果に関する展示、ミニチュアの作品の展示などが行われている美術館。
yukkun20はあんまり映画には詳しくないですけど、ちらほら知っている作品もありましたね。


  BttFのホバーボード。こうやって見ると意外とださいデザイン。ホバーボードくらいは自分が生きている間に何とかなりそうなんですが。
  ナルニア国物語で登場したミノタウロスのマスク。
  実はミニチュアのセットです。すごい迫力ですね。
11:00

ガダニュ博物館

リヨンから発掘された物を展示しているリヨン歴史博物館と、世界中の人形を集めたマリオネット博物館がセットになってます。がしかしマリオネットの方は休館だった…こっち目当てだったのに。とはいえ結構面白い展示物もありましたよ。


  パンチカード式の機織り機。アナログなんだかデジタルなんだか。
11:55 川を渡り旧市街から新市街へ。
12:00

テロー広場

こちらも大きな広場。奥に見える建物は市庁舎です。
立派な四頭立ての戦車を操る女性の像がありました。馬の口から蒸気のようなものが漏れていて迫力あります。


12:10

Laffe

広場にあるレストランで昼食。「L’express」という飲み物+おすすめ料理+おすすめデザートのセットを注文しました(14.9ユーロ)。
飲み物はワイン、料理は鶏肉とライスのオーロラソースがけです。決してまずくはないんですが、日本で出てきたら「鶏肉ぱさぱさすぎ!」とキレるところ。
でもデザートのマフィンはおいしかった。甘過ぎずしっとり。


13:00

リヨン博物館

広場のすぐ南にある博物館。中央に庭園がある変わった構造でしたが、修道院を改装したようですね。中には15世紀以降の絵画や彫刻がメインで展示されていました。

これはモーセがファラオの娘に拾われた聖書のシーンを描いた絵ですね。


  モネの絵も何枚かありました(伏線)。
13:40 オペラ座…ですが通り過ぎるだけです。
13:45 メトロA線でオペラ座近くのHotel de Ville駅からベルクール広場にあるBellecour駅に行き、そこでD線に乗り換えてMonplasir-Lumière駅へ。途中寝過ごしたり反対方向の電車に乗ったり大変でした。  
14:20

リュミエール博物館

映画を発明したリュミエール兄弟の邸宅を改装した博物館です。映画初期の資料が大量に展示されていますね。yukkun20はあまり知識が無いので置いてきぼりでしたが…


  子供の頃読んだ「ドラえもん」に描かれていたカメラはこんな形でした。時代やなぁ。
15:00 そろそろ体力的に疲れてきたので、一度ホテルに戻って休憩。今日の予定は大体こなしましたし。夕食はちょっといいレストランを予約したので、着替えてから行こうと思います。  
19:30

ブラッスリー・ル・ノール

あの有名なポール・ボキューズがプロデュースしているレストランです。最近はこういうお店もネットで予約できるので助かりますね。英語で電話で予約とか絶対いやだし。ホテルからは徒歩20分くらいなので、観光もかねて歩いて行きました。ちなみに名前で決めたわけじゃないですからね?ノールはフランス語で北っていう意味で他意は無いですからね!?

伝統的なリヨン料理が中心みたいです。「今日のメニュー」っていうのがわかりやすい上にリーズナブルなのでおすすめ。前菜、メイン、デザート、チーズから2~4品選べます。yukkun20は3品のコースにしました。こちらは季節のサラダ+食前酒(食前酒は別料金)。ちなみにこのサラダが入っている食器、日本なら多分丼って言います。

  メインのスペアリブ。サラダはギブアップしましたがこちらは全部いただきました。豚肉で脂っぽくないのにかなりしっとり。
  デザートのソルベ盛り合わせ。フランボワーズ、マンゴー、ココナッツというかなり濃いメンツでした。どの料理もなかなかのお味でさすがポール・ボキューズ(よく知りませんけど)。
21:00 これで美食の町リヨンはおしまい。明日は別の町に向かいます。  

2018-09-13

北フランス旅行1日目 ヨーロッパってこんなに遠かったっけ?

時刻 旅の日記 写真
10:00

成田空港

先日の台風で関空が水没してしまったので、急遽成田発の便に振り替えてもらいました。これで安心…

と思いきや、滑走路で不発弾らしき物が見つかって大騒ぎだとぅ!(結局運航には支障出ませんでしたが)先行きが不安だ…

11:30

ラ・トック

買い物もチェックインも終わったので昼食。個人的にはショッピングエリアは関空の方が充実してましたね。

昼は日本風のだしカレーにしました。「だし」って言葉に弱いから仕方ない。

13:00 定刻通り出発。昨日夜更かししたおかげで離陸したらすぐに睡眠。  
15:00 1回目の食事。Beef or fishだったのでbeefを選択。確かに牛肉ですが、異常に柔らかいので合成肉か?おいしければ何でもいいです。
食後は再び睡眠。
21:00 そろそろ起きないと向こうに着いてからつらくなるので起床。
持参した3DSで「世界樹の迷宮X」をプレイ。現在第11迷宮なので、こっちにいる間にクリアできるかも。
 
21:00 2度目の食事。Curry or pastaだったのでかぶらないようパスタを選択。イタリアンはどこで食べてもうまい。
25:00
→17:00

ロンドン・ヒースロー空港

乗り換えのためロンドンに到着。予定より20分早く着いたのですが、乗り換え空港だからうれしくない。買い物しようにもポンド持ってない(涙)

19:00 予定通り離陸。  
20:40
→21:40

リヨン・サン・テクジュペリ空港

フランスのリヨンに到着。星の王子様で有名な作家の名前が付いた空港です。米子鬼太郎空港みたいなもんだな!

22:30

Rhonexpress

市内と空港を直結する鉄道でリヨン市内へ。30分ほどで到着します。でも16ユーロと結構なお値段。

 
23:00

Lyon Part Dieu駅

駅に到着。さすがに疲れたのでタクシーで移動しようかと思ったんですけど、タクシー乗り場が見当たらないよ…仕方なくホテルまで2km歩くことに。

 
22:30

CAMPANILE LYON CENTRE-BERGES DU RHONE

ようやくホテルに到着。比較的街灯がたくさんあって明るい道が多かったので助かりました。晩ご飯食べられなかったけど、とりあえず日本から持ってきたスナックで今日はしのぎます。

明日から本格始動。まずはリヨン観光です。


2018-03-15

アメリカ旅行8・9日目 最後にとどめを刺すのはやめろ

長かったアメリカ旅行もこれで終わりです。いつか東海岸の方にも行ってみたいですね。

飛行機

ロサンゼルスから、サンフランシスコを経由して関空へ戻ります。

昼食のような夕食のような食事。チキンを選択しましたが、この時には疲れで頭がもうろうとしていたので正直何を食べたか記憶にありません。隣に座っていた女性(知らない人)が、CAさんが食事を持って来た時にも目覚めなかったので、起こすかどうか結構迷いました。結局自力で目覚めてくれたので助かりましたが。

朝食のパンケーキ。見た目通り、死ぬほど甘ったるいです。この時点でひどい偏頭痛が出ていて、頭痛薬を飲んだのに治まらず、その上このパンケーキを無理矢理食べたのがトドメになって、関空まであと2時間という所でゲロゲロゲロゲロ。トイレ独占してごめんなさい。

ということで最後の最後にひどい目に遭いましたが、無事日本にたどり着きました(たどり着いたのは翌日ですが)。今回の旅の感想です。

  • ヨーロッパに比べると、Wi-Fiの普及はまだまだ
  • 食事はきちんとお金を出せば良い物が食べられるが、適当なものは本当にまずい
  • ロスは比較的常夏っぽいイメージがあったが、まだ寒かった
  • なんだかんだでいい年してもディズニーは楽しい
  • 公共交通網が発達していないので、移動はタクシーに頼ることも多い

というところでしょうか。何をするにしてもいつも隣に人がいるというのは、もちろん楽しい部分もありましたし(ひとりじゃ絶対ディズニーとか行かないですし)、ハプニングもあったりしてそれなりに刺激的な旅ではありました。でも自分の行きたい所にはなかなか行けず、そういう意味では消化不良感がちょっとあるかな。

秋はまた一人旅をする予定ですが、行き先は未定です。では9月の旅行記にご期待ください。