2012-08-07


4ヶ月ほどかけて「テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ」をクリアしました。終盤は1日1ステージ(ストーリーモードは全部で150ステージ)とかのペースでしたからね…
ひとまずまとめた感想を書きます。
良かった点
- ストーリーが比較的よくできている
途中感想で詳しくは述べているのでそちらを。少なくともマイソロシリーズよりは好印象でした。シリアス、コミカル共にキャラ崩壊もほとんどない。あえて言えば、全キャラのシナリオを統合したような最終シナリオがあってもよかったかも(ただあったらあったで蛇足な感じもするが)。
- 術技が充実している
従来の術技をかっこよくリファインしたり、これまでのお祭りゲーでは出てこなかった術技が出てきたりと、シリーズファンにも十分訴える内容でした。リッドの極光剣とか俺得すぎる。
- 珍しいキャラを操作できる
エルレイン、デューク、シュヴァルツというこれまでのお祭りゲーでもほとんど登場しなかったボスキャラを操作できるのはシリーズファンにはうれしい仕様。
- キャラ性能に極端な差がない
どのキャラを使っても楽しめます。あえて言えば、エミルとシェリアが強い。
- 難易度が適当
ハードモードにすると、爽快感を損なわないながらも歯ごたえのある戦闘を楽しめます。ボスは秘奥義を撃ってくるべきだと思いますけどね。
悪かった点
- 秘奥義のカットインがダサすぎる。全くスピード感がない。特にヴェイグ、ユーリあたりがひどい。エンディングのスチル絵は悪くないのにどうしてこうなった。
- 秘奥義を連携しても、最初の秘奥義で遠くに吹き飛ばしてしまって2つ目の秘奥義が当たらないことがある。いろんなキャラとの連携を楽しめるのがポイントなので、ここは配慮がほしかった。
- ルビアのシナリオだけは擁護不能。今作唯一のキャラ崩壊。
- 爽快感が売りのはずなのに、時々理不尽な攻撃をしてくるキャラがいる。特にのけぞらないゴーレムと、ガードしても時間差でダウン判定が発生する素手魚人。
- 3Dのポリゴンキャラが荒い。特にシナリオごとに1回ずつ、ポリゴンキャラによるアクションムービーがはさまれているのだが、表情パターンや挙動パターンが乏しいので、見ていてちょっと痛々しい。
- パートナーキャラの使える術技が2種類しかない。せめて3種類ほしかった。
- 回復術技がない。これ自体はまぁゲームバランスの問題なので仕方ないが、体力が減るとパートナーが回復しろ回復しろうるさい。
全体としてみれば良作でした。特にシリーズを全てプレイしたことがない人にお勧めします。これで原作に興味を持ったらそちらもプレイしてみてください。それはそうとそろそろTOSとかリメイクしてもいいと思うんだ。
2012-08-06
シュタゲのBD/DVD連動購入応募特典の特製小冊子「Steins;Gate This Side of Paradise」が届きましたよ。
BD/DVD連動購入特典小冊子、収録内容と発送時期につきまして|TVアニメSTEINS;GATE公式ブログ
さすがにお持ちでない方も多いと思うので、内容のレビューをさせて頂こうと思います。
- 表紙…どこかの屋上にたたずむオカリンとダル。なぜこの2人なのかは後述。
- PHASE 1:ILLISTRATIONS
- BD/DVDのパッケージイラストを再掲載。あの美麗イラストを大きなサイズで見られます。
- PHASE 2:NEWLY WRITTEN NOVEL
- 描き下ろし小説。鳳凰院凶真の「俺の頼れる右腕」ことダル。2人の出会いと一人の少女にまつわる物語。なんでオカリンがダルをあそこまで信頼し、ダルもなんだかんだでそれに応じているのかが分かるエピソードです。本編では流されがちだった男同士の暑苦しいエピソードもいいよね。
- 病気のせいで単位が取れず、最後の追試に挑もうとする赤点女(クイーン・オブ・レッド)こと音海よう子。ふとしたことから彼女と知り合った鳳凰院凶真は、マッドサイエンティストの矜持に従ってテスト問題をあらかじめ入手する、というカンニング作戦を立案する。作戦のためにダルを(うまく騙して)仲間に引き入れ、ハッキングで問題を入手することに成功する。作戦終了後、ダルに向かって固い握手を交わすオカリン。その時、二人の携帯に差出人不明のメールが届いた―
思い出話に花を咲かせる二人。音海は結局カンニングをせず、追試にも失敗して高校を去ることになったが、体調は回復して大検を受け取れるように頑張っているらしい。その時、オカリンはあの時届いたメールの正体に気づく。それは自分が、今この時に、過去の二人のために送ったDメールだったのだ。そのメールには、「忘れるな/その男こそ/生涯の盟友だ」と記されていた。
- PHASE 3:STAFF COMMENT
- TVアニメのスタッフによるイラストつきコメント。やっぱり紅莉栖人気高し。
- PHASE 4:KEY ANIMATION WORKS
- TVアニメ名シーンの原画。#23と24から選んでいるので名シーンが多い。
というわけで、やっぱりシュタゲは素晴らしいということを再確認した1冊でした。大事にしよう。
2012-08-05
ナディアな人々を更新しました。今週はオリンピック特番のせいでお休みなので、番外編ということでこちらです。
ナディアな人々:第17回 ジャンの新発明
来週と再来週はお休みなので、余裕があればまた番外編をしようと思っています。
※サモンナイト関係
プレイ日記第8話を追加しました。ようやく3人目のレギュラー加入。
2012-08-01

当サイトでもイチ押しのマンガ「となりの関くん」の最新刊が発売されました。
※既刊のレビューは→1巻/2巻
これまでと全く同様、関くん(表紙で言うと右側の少年)が授業中にしている一人遊びに、隣の席の横井さんが振り回され続けます。というもののさすがに3巻ということで、横井さんの逆襲もだんだん決まりだして、その攻防も見どころです。
あと関くんの遊びもだんだん常軌を逸したものになってきていて(ほとんど出落ち)、関くんの遊びで笑う→横井さんの振り回されっぷりで笑う、と1話で2度笑えます。
今回の関くんの一人遊びはこちら。
- 化石発掘
- メガネ選び
- 将棋VSチェス
- 手相占い
- 紙ずもう
- パラパラマンガのアフレコ
- 雪うさぎ
- 消しゴム判子作り
- 運転免許教習
- 磁石で野球ゲーム
- カメラ
- ロボットのアクション映画ごっこ
- 茶道
- 砂金集め
パラパラマンガの台詞が「翼をください」の歌詞だということは、最近の子供達には伝わっているのだろうか。
2012-07-30
今週のビバ☆テイルズオブ+が更新されています。第24回はこんな内容でした。
第24回 最終回スペシャル
- 本論
広報番組としてほとんど実績を残せないまま最終回という名の打ち切り。ビバ☆くんはなぞかけがまずかったことを後悔しているようですが、問題はそこじゃねーから。
次回からはビバネット★おのさかテレビショッピングに生まれ変わります。
- なぞかけコーナー
「やかん」とかけまして「きれいな女性」とときます。その心は?…は置いておいて、
「小野坂さん」とかけまして、「足を折った陸上選手」とときます。…は演技でもないので置いておいて、
「小野坂さん」とかけまして、「ビバ★くんツイッター」とときます。その心は!
最終回にふさわしい珠玉の一本になったかどうかは皆さんの目でお確かめください。
※サモンナイト関係
プレイ日記第3話を追加しました。もうなりふり構っちゃいられねーんだ!
サモンナイトの公式サイトが更新されましたが、情報が多いので明日特集組みます。
2012-07-29


「Robotics;Notes」クリアしました~。トロフィーも100%回収しましたのでこれで本当に終了です。
以下ネタバレ感想につき隠します。未プレイの人は観ない方がいいですよ。
※サモンナイト関係
プレイ日記第2話を追加しました。縛りプレイは地獄だぜー!
続きを読む(ネタバレ注意) »
ストーリー
普通に良かったです。でも普通。
シュタゲのストーリーの肝はキャラクターの死でした。今回の肝はみんなが一つのものを力を合わせて作り上げるというもので、確かに良かったと思います。でもガンつく1はほぼあき穂だけで作ってるし、ガンつく2はあっさり破壊されるし、スーパーガンつく1はみんなで頑張ったけど、終盤も終盤だったし、あまり達成感がなかったんですよ。だから泣けない。結局一番感動したのは、淳和が最終決戦前に昴に泣きながら謝るところでした。
終盤のどんでん返しはかなり驚きましたし、ラストバトルは燃えましたけど、全体的な評価を覆すには足りませんでした。
設定もやや気になることが。海翔の発作は2回連続で起きただけで数日寝込むほどなのに、終盤は完全にバーゲンセールだし、居ル夫。内を自由に動き回れる上にステルスあり、物理攻撃無効というチートな君島コウにあんなに準備が必要な作戦が通るわけないし。
時系列にかなりおかしいところがあったのも気になった。例えばあき穂は淳和からタネガシマシン3用の必殺技を教えてもらった日にタネガシマシン3を改造したのに、台詞上は翌日になっていたり、海翔が7/10に瑞榎に君島コウのことを聞いたのに、7/11に「一昨日聞いた」って言ってたり。ほかにも1つ2つあった。
回収してない伏線も多いですよね。考察サイト見たけどなんかスッキリしないところも。特に瑞榎さんってなんでああなったの?
あとは好みの問題だと思うけど、なんでストーリー一本道にしちゃったの?あれ個別エンドの意味がないような…
キャラクター
やっぱり主役に感情移入できなかったのが辛かった。最後までだめだったんですよね。
最後に海翔はあき穂のために重大な決定をするんですけど、あれすらちゃんと就職活動せずに現実逃避したせいでほかに選択肢がなくなったようにしか見えなかった。
あき穂は良かったです。ちょっと不安定なところもあったけど、年齢設定を考えればリアルで良かったと思う。ただ中の人のクライマックスシーンでの演技が微妙だったかも。
昴は良かったです。個人的には一番感情移入できた。ただ最後の父親の変わり様はどうかと思うけど。プレアデスの復活も見たかった。
淳和はあまりコメントすることがないなぁ。終盤の活躍がなかったけど、一番の泣き所を持っていったのが意外でした。声優さんの演技はよかった。
フラウはいうまでもなくサイコー!でした。中盤のボケ要員としての活躍もよかったんですけど、彼女の真の力は終盤のツッコミ役にあり。あと彼女の台詞のネタが普通に分かる自分の2ちゃん脳に絶望した!
綯ちゃんの成長した姿はシュタゲファンには胸熱でしたね。あの父親に育てられて普通に育ってるわけないよなと思いましたが、終盤の無双っぷりはフラウじゃなくても惚れる。
みさ希?やっぱりお姉ちゃんはいい声優ですね。ホント。
システム
ADVゲームとしては特に不満はないです。基本システムはシュタゲのものを引き継いでいます。
でもツイぽが使いにくかった。過去ログが見られないし、着信があってもわからないし。これならフォーントリガーの方が良かったです。ポケコンもあれだけ機能があるのに、まともに使うのがツイぽと居ル夫。だけなのがもったいない。
総評
というわけで、全体として良作だったと思います。でも良作止まりだったのは残念。
前作のハードルが高かったのでちょっと期待しすぎたかな…
でも十分楽しめました。スピンオフが出たら予約して買うし、次回作も限定版買うレベルなのは間違いないです。
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2012-07-28
ナディアな人々を更新しました。今週はオリンピック特番のせいでお休みなので、番外編ということでこちらです。
ナディアな人々:ナディアおまけ劇場その1 1889 ナディアの世界―の巻
公式サイトによれば、来週17話放送、その後2週お休みして、次に18話放送です。ぐぬぬ…
※サモンナイト関係
プレイ日記第1話を追加しました。笑わば笑え。
2012-07-27


「銀の匙」の第4巻を買ってきました。今回も銀スプーン付き特装版が発売されていますが、僕はスプーンを3巻の時に手に入れていたので、通常版をサンクスで購入しました。サンクスかサークルKで購入すると、かわいいしおりが付いてきますよ。
今回も相変わらず食べものが旨そうすぎる。できたての豚肉でスカイツリー豚丼!(肉が山盛りになっているため)、八軒の作ったベーコンでソテー!チャーハン!読んでるだけで腹が減る破壊力は相変わらずです。夜寝る前に読むもんじゃねーな。
それと4巻は、暑苦しい男たちも見どころです。強面の上級生が八軒のベーコンを狙ってやってきたと思ったら…とか、エリア51に現れる○○を見に行くために先生の目を盗んで…とか、野菜泥棒を発見した瞬間に…とか。こういう小気味よいギャグがテンポ良く挟まるのもこのマンガのいいところですね。
もちろんおまけ4コマ、カバー裏も充実。夏なのに水着回がなかったのはそういうワケだったのか…これは冬のスキー回に期待してもいいんですね!荒川先生!
駒場「おいしく頂くのが供養になる!…というわけで早く食わせろ」
八軒「おいしく頂くのが供養になるとか、そういうのは人間のエゴだろ!」
※23ページより引用
※サモンナイト関係
プレイ日記第0話を追加しました。あいにくSS機能が使えないので今作も画像なしですけど…
2012-07-24


アーシャのアトリエの1週目をクリアしました。
トロフィー制覇するまでもう1週はするつもりですが、攻略本とアップデート待ちなのでひとまずこのタイミングで感想を。
ストーリー
緩やかに滅亡に向かう、黄昏の世界。アーシャは遺跡に出かけたまま行方不明になってしまったニオを心配していた。ある日、ニオの幻を見たアーシャは、その場に居合わせたキースグリフから、ニオがどこかで生きているかもしれないと告げられる。アーシャはニオの手がかりを求めて旅立つのだった。
…っていう感じ。基本的にこれが全てです。一応ラスボスらしき存在も居ますが、それが何なのか、そもそもこの世界はなぜ衰退しているのか、これからどうなるのかと言ったことについての伏線は回収されません。これは続編をにらんだ仕様とのこと。
でもその辺のことは気になりません。それは多分、ニオを救い出すという大きな目標が全く揺らぐことなく、常にプレイヤーの目の前に提示され続けるからだと思います。だから苦労してニオを救出することで、その他のことは気にならなくなってしまうのかと。そんなわけで、シナリオは薄いのに魅力がある、という、なんとも形容しがたいストーリーでした。
キャラクター
PCはアーシャを含め7人、NPCは人物図鑑に載るのが10人と比較的少ないですが、特に気になりませんでした。アトリエシリーズだけあってみんないい人で、裏切りとか、恋愛のどろどろとか、そういうのは全くありません。本当のんびりまったりと進められます。困ったときにはお互い助け合い、うれしいときには分かち合う。そんなほっこりライフを楽しめます。
特にウィルベルさんのかわいさといったらないですね。ちょっとおしゃまな年下の魔女っ娘というテンプレ属性なのに、それがアトリエ色に染まるだけでどうしてこうもかわいくなるのやら。
あとリンカさん(→)もいいよね。大きい剣を引きずりながら走るシーンに萌える。
システム
アトリエと言えば調合システムなワケですけど、過去作に比べるとずいぶん難易度が下がっているようです(最近の過去作を知らないので伝聞ですが…)。確かに調合は失敗しませんし、1回の調合で複数個のアイテムが作れますし、初めてアトリエシリーズに触れる初心者でもスムースに入れると思います。反面強力な武器を作ろうとするといろいろな材料を上手に組み合わせたりする必要があり、奥深さもあります。ただ強力な武器を作ってもそれをぶつける相手はいませんけど。
戦闘は位置取りの要素を含んだコマンドバトルです。概ね素早さに従って待機時間が決まり、待機時間が0になったキャラから行動できるようになるというオーソドックスなシステムを採用しています。各キャラの必殺技をうまく使って戦闘を有利に運びましょう。アーシャは火力は低いので、アイテム係として運用するのがベスト。その時点での最強の爆弾は常に持ち歩き、惜しみなく投入しましょう。
ストーリーは上に言ったとおり大きな流れがあるだけですが、その時点で成すべきことについてはノートの形できちんと記録されるので、攻略情報とかなくてものんびり楽しめますよ。
音楽
いうことないです。どの曲も雰囲気になっていました。ウィルベルさんマジパヤパヤ。あと一度クリアすると読めるスタッフの曲解説で、その大部分がプリキュアネタだったのに笑った。
総評
というわけで、かなりの良ゲーでした。今年プレイした中では一番かな(プレイ中のロボノは除く)。
- ライトファンタジーが好き
- アイテム収集に燃える
- 攻略とかにあまり煩わされず気の向くまま楽しみたい
といった方にはしっかりオススメさせてもらいます。アトリエ?ギャルゲーでしょ、と言わず、ぜひ一度手に取ってみてください。アーランド3部作もいつかプレイしてみたいなぁ。
2012-07-23
今週のビバ☆テイルズオブ+が更新されています。第23回はこんな内容でした。
第23回 ビバ★くん×小野坂実況プレースペシャル2
- オープニング
第18回以来の実況ですね。編集権を盾に前回の勝負の結果を塗り替えようとする師匠。つーかTOZ2はどーした。
プレイ対象はまさかのテイルズオブバーサス。もう3年前か…ちなみにゼロスは出ていません。TOSはロイド&コレットでした。
- 本論
相変わらずのガチャプレイクオリティ。1戦目はよく本人達も分からないまま終了。
2戦目はCPUよりもPCを直接狙うべきとお互い気づき、なぜか通常攻撃しか繰り出さない師匠が勝利。
- 本論2
予想どおりぐだぐだになったので、お互いプレイ経験のある「鉄拳」で勝負することに。テイルズオブだっつーの!
僕は格ゲーは全く経験ないので分からなかったのですが…ビバ★くん強くね?
- エンディング
次回重要なお知らせあります!…打ち切りフラグかな。ちょうど6本録り*4だし。
> だいぶゲームとして面白くなってますね そうですね。当てもなく彷徨うのではなく…