2012-09-04

ジャイアニズムVol.3付録 Robotics;NotesドラマCD レビュー

現在発売中の「ジャイアニズム Vol.3という雑誌で、80ページのRobotics;Notesの特集をしています。そして付録に録り下ろしボイスドラマCD「ロボ部の日常」が付いてきますよー。ちょっと情報が古くて申し訳ないんですが、ドラマCDについてのレビューです(雑誌本体のレビューは機会があればということで…)。

ネタバレなのでたたみます。まだAmazonにも在庫があるようでしたから、興味のある方はポチってみては?CDは20分ほどです。

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2012-08-06

Steins;Gate This Side of Paradise レビュー

シュタゲのBD/DVD連動購入応募特典の特製小冊子「Steins;Gate This Side of Paradise」が届きましたよ。

BD/DVD連動購入特典小冊子、収録内容と発送時期につきまして|TVアニメSTEINS;GATE公式ブログ

さすがにお持ちでない方も多いと思うので、内容のレビューをさせて頂こうと思います。

  • 表紙…どこかの屋上にたたずむオカリンとダル。なぜこの2人なのかは後述。
  • PHASE 1:ILLISTRATIONS
    • BD/DVDのパッケージイラストを再掲載。あの美麗イラストを大きなサイズで見られます。
  • PHASE 2:NEWLY WRITTEN NOVEL
    • 描き下ろし小説。鳳凰院凶真の「俺の頼れる右腕」ことダル。2人の出会いと一人の少女にまつわる物語。なんでオカリンがダルをあそこまで信頼し、ダルもなんだかんだでそれに応じているのかが分かるエピソードです。本編では流されがちだった男同士の暑苦しいエピソードもいいよね。
    • 病気のせいで単位が取れず、最後の追試に挑もうとする赤点女(クイーン・オブ・レッド)こと音海よう子。ふとしたことから彼女と知り合った鳳凰院凶真は、マッドサイエンティストの矜持に従ってテスト問題をあらかじめ入手する、というカンニング作戦を立案する。作戦のためにダルを(うまく騙して)仲間に引き入れ、ハッキングで問題を入手することに成功する。作戦終了後、ダルに向かって固い握手を交わすオカリン。その時、二人の携帯に差出人不明のメールが届いた―
      思い出話に花を咲かせる二人。音海は結局カンニングをせず、追試にも失敗して高校を去ることになったが、体調は回復して大検を受け取れるように頑張っているらしい。その時、オカリンはあの時届いたメールの正体に気づく。それは自分が、今この時に、過去の二人のために送ったDメールだったのだ。そのメールには、「忘れるな/その男こそ/生涯の盟友だ」と記されていた。
  • PHASE 3:STAFF COMMENT
    • TVアニメのスタッフによるイラストつきコメント。やっぱり紅莉栖人気高し。
  • PHASE 4:KEY ANIMATION WORKS
    • TVアニメ名シーンの原画。#23と24から選んでいるので名シーンが多い。

というわけで、やっぱりシュタゲは素晴らしいということを再確認した1冊でした。大事にしよう。


2012-07-01

テイルズ オブ エクシリア ファンズバイブル レビュー

これまた購入してからずいぶん経つんですが、TOXのファンズバイブルのレビューです。

  1. ユーフォーテーブル イラストグラビア
    雑誌に掲載されたりイベントで使われたりしたイラストの紹介。コスチュームイラストが多いです。
  2. プロデューサーインタビュー
    みんな大好き馬場Pのインタビュー。15周年記念に向ける思いや、2人の主人公を通じて描きたかったテーマなど。
  3. ジュードとミラたちの歩み
    本編の年表。特に目新しい情報はないが、スクリーンショットが豊富。
  4. 人物設定&裏話
    各キャラのメインイラスト、ラフイラスト、アニメ設定画、スキット画、秘奥義カットインなどのイラスト、「○○ってどんな人?」というスキット形式でのキャラ紹介、「○○にまつわるエトセトラ」という、関係する人物や小物などのちょっと笑える紹介まで。
  5. シナリオ制作スタッフインタビュー
    メインシナリオを執筆した木賀大介氏とシナリオ監修を担当した長谷川崇氏のインタビュー。エレンピオスにも大精霊はいるらしいので、TOX2で出てくるかも知れませんね。また「源霊匣」の名付け親や、マクスウェルはなぜミュゼを倒せなかったのかなどの意外な情報も。
  6. 衣装グラビア
    リーゼ・マクシアで発行されているファッション雑誌の体をしたキャラクターコスチュームの紹介。本物のファッション誌らしい体裁はかなりよくできていて読んでいておもしろいです。例えばミラの水着なら、「魅惑の白ビキニも花柄パレオと麦わら帽子でしっとりしたリゾート気分に。ミラ「水着」衣装/ミラ「水着」髪型/ミラ「水着」帽子/全てセットで300円」みたいな感じ。カラバリまで網羅してます。
  7. リーゼ・マクシア紀行
    こっちは旅行雑誌の体をした世界観の紹介。観光スポットと称してダンジョンを紹介したり、ファッションチェックと称して人物設定画を出したりとこちらも凝ってます。
  8. ウィンガルのよく分かるロンダウ語講座
    そのまんま。他書のものと概ね同じ。
  9. カフェ・グッズ・イベントなどの紹介
  10. アニメーションムービー&絵コンテ
    ムービーだと一瞬だったあのシーンもじっくり見られます。
  11. テーマ別厳選チャットピックアップ
    「食」「ティポ」「黒エリーゼ」のテーマに沿ったロングチャットの紹介。
  12. ショートストーリー
    四象刃を主役とする短編。ウィンガルがガイアスの軍門に下るまでを描いた「追憶の翼」、ジャオとエリーゼ一家の出会いと別れを描いた「払暁」、プレザとアルヴィンの昔話「過ぎた日の幻」、アグリアと実家との決別を描く「朱い墓標」の4編。アグリアの話は泣ける。

という感じで、今回のファンズバイブルもかなり秀逸な出来でした。設定集としても読み物としても十分面白いので、TOX2プレイ前にぜひ読んでみてください。


2012-06-05

テイルズ オブ フェスティバル -5th ANNIVERSARY- ファンズバイブル レビュー

TOF2012で先行販売されたTOFのファンブック、「テイルズ オブ フェスティバル -5th ANNIVERSARY- ファンズバイブル」を買ってきました。特に会場限定の特典などはありませんでしたが…これから買おうとしている人向けのレビューです。

  1. テイルズオブフェスティバルの歴史
    今回を含め5回のTOFそれぞれにつき、出演者、プログラム、販売グッズ、終演後のカゲアナ台本が収録されています(各回1~2ページ)。末尾にはDVD情報も(1ページ)。
  2. 小野坂昌也×ビバ☆くん スペシャル対談
    5ページにわたる対談。ついに横浜アリーナまで来てしまったTOFの今後とか、ゼロスの人気投票予想とか、おなじみなぞかけコーナーとか。
  3. キャラクター紹介
    TOFに出場したことのあるキャラクターの紹介。各キャラが2ページずつ、公式イラスト、中の人のメッセージ、パーソナルデータ、キーワード(原作におけるそのキャラの関連用語。ただしTOF的なネタも含む)、名台詞、秘奥義カットインイラスト、他のキャラのスキット形式によるキャラ紹介など。マイソロ3のファンブックと同じ形式。
  4. 『テイルズ オブ』キャラクター 人気投票の軌跡
    過去5回行われたキャラクター人気投票の結果。各キャラからの一言コメントもあり。
  5. スペシャルスキット集
    過去のスペシャルスキット全ての台本。声優さんのアドリブも大部分がカバーされています。どの部分がアドリブだったかを確認するのにも役立ちます。
  6. おまけ
    SDキャラ(ユーリ、アスベル、ロイド、リオン、ルーク、リタ)の蒔絵シール
    身長比較グラフ

特にスペシャルスキットをいつでも文章で振り返られるのはいいですね。価格は2625円です。TOFが好きな方はどうぞ。


2012-05-25

ヤングエース2012年6月号 レビュー


★ヤングエース

遅ればせながらヤングエース6月号を買ってきました。はいはいナディアナディア。

先月号に引き続きナディアアンソロが掲載されています。

  • アンソロジーコミック「アルウォールさんとラルティーグくん」(ゴツボ×リュウジ)(モノクロ6ページ)
    相変わらずのナディアのわがままを巡るジャンの話。ジャンが精神的ドMであることが明らかに。…既に明らかか。
  • 「マリー&キングのノーチラス号大捜査」(玖倉しいち)(モノクロ6ページ)
    タイトル通りの話。先月号でも書いたけど、マリーのキャラってうまく物語に落とし込むのが相当難しいんだろうなぁ…この話も正直キャラを掴みきれてませんでした。初期マリーにしたってこんなに子どもじゃないよ。

7月号にもアンソロが載るようなので、ファンの方は要チェック!

★コンプリート・サウンド・コレクション


それと別件ですけど、発売されるのか、発売されたのか、それともポシャったのか、よく分からなかった「ふしぎの海のナディア コンプリート・サウンド・コレクション」が6月27日発売に決まったらしいですよ。結局去年の12月に1回発売されたの?知ってる人誰か教えて。

今度はGAINAXショップでも予約開始してるし、大丈夫そうですね。収録リストを見たら、僕が持っている旧版のCDには収録されていない曲も入っているようなので、迷っていたけど買おうと思います。ていうか僕はナディア関係のCDはごく初期のものから全て持っていて(自慢です)、唯一持っていないのがバラバラに発売されたCDを全てセットにして新規曲を収録した11枚セットの「コンプリート・サウンド・コレクション」だけでしたからね。今回はその新規曲もきっちり収録されているということですし、これは買うしかないだろ。


2012-03-22

ケロロ軍曹 公式ガイドブック レビュー

「吉崎観音完全監修”K”‐FILE ケロロ軍曹公式ガイドブック22.5巻」を購入しました。

以前出た公式ガイドブック11.5巻はストーリー紹介に力点が置かれていましたが、今回はキャラクター紹介が充実しています。タイトルは22.5巻ですが、23巻収録分までを取り扱っている様子。

  • キャラクターガイド
    主要キャラクターの基本データ、名場面、人間関係図など。
    ケロロの年齢が推定10500歳以上となっていたり、時折出てくる「ノンケロン」とは何なのかなど、(おそらく)初出の情報もちらほらあります。個人的には名場面のチョイスが、あんた分かってるねぇって感じでした。
  • 極秘兵器ガイド
    作中に登場した面白アイテムの紹介。
  • 舞台ガイド
    作品の舞台である東京都武蔵市と主要施設の紹介。日向家の間取り図が載ってます。「アニメーションケロロ軍曹」が間取制作協力とクレジットされてますけど、これアニメ設定とも違うんだよな…どういうことだろ。
  • 超劇場版ケロロ軍曹
    ケロロの映画と、ストーリー素案となった原作エピソードの紹介。
  • 書籍ガイド/DVDガイド/グッズガイド
    これまで発売された関連商品の紹介。
  • 寄稿
    ガンダムの安彦良和氏とハルヒの谷川流氏の寄稿。この二人ちゃんと原作読んでないだろ。
  • その他
    ケロロがアニメ化されたときに掲載されたショートコミックが初収録されています。夏美たちのケロロに対するお仕置きが若干残酷な初期テイストになっているのが時代を感じさせます。

ファンブックとしては良作だったと思います。コミックス派の方は購入を検討されてもいいのではないでしょうか。


2012-02-24

【最終版】魔界戦記ディスガイア4 ザ・コンプリートガイド[全DLC対応] レビュー

【最終版】魔界戦記ディスガイア4 ザ・コンプリートガイド[全DLC対応]」を購入しました。タイトル長い。

その名の通り、既刊「魔界戦記ディスガイア4 ザ・コンプリートガイド」に、DLCの情報を追加したものです。追加ページは60ページほどあり、新キャラ・新システムの紹介、新ステージの攻略、新キャラのパラや魔ビリティーはもちろん、カスタムテーマ用のイラストや新規キャラのカットイン、セーブアイコン集など、DLCを全部持っていない人でも楽しめる作りになっています。

反面攻略情報はやや物足りなかったですがね…「超魔王バール」の攻略方法が「キャラを鍛えろ!」で終わりってそりゃねーぜ。


2012-01-15

「テイルズ オブ エクシリア 公式設定資料集」 レビュー

「テイルズ オブ エクシリア 公式設定資料集」を購入してきたので、そのレビューを。今回のは公式の名に恥じない素晴らしい内容でした。

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2011-12-28

比翼恋理のだーりん 公式資料集 レビュー

「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん 公式資料集」を購入してきました。相思相愛のトゥルーメモリーズ同様、大判でやや薄めの本です。内容はこんな感じ。

  • グラフィック
    • 公式イラスト
      パッケージイラスト、コンプティークの表紙イラスト、描き下ろしイラスト、予約特典用イラストなどhuke氏のイラスト7点。
    • キャラクター紹介
      それぞれのキャラにつき、パーソナルデータ、立ち絵(新規の立ち絵はポーズ差分を含め全部載っていると思う)、個別エンド後にキャラから送られてきたという設定のメール(ヒロインのみ)を掲載。
      まゆり、紅莉栖は2ページ、フェイリスは1ページ半、鈴羽、るか、萌郁は1ページ、オカリンとダルは半ページ、その他のサブキャラ全部で1ページ。
  • シナリオ
    • シナリオガイド
      • シナリオチャートと、δ世界線に到達するまでの簡単なあらすじ。
      • 各章のあらすじとイベントCG紹介。シナリオライターのシナリオにかける思いについて書かれたコーナーもあります。各ルートにつき4ページずつとかなりの充実度。
    • 実績
      50の実績と取得条件。
  • バラエティ
    • δ世界線
      本編の世界線(α・β)を含めた世界線年表。
    • 未来ガジェット
      作中に登場した未来ガジェット9~14号機の解説。
    • 性格設定
      各キャラの本作における性格設定。というか属性。
    • ストーリー解釈
      編集者によるストーリー解釈(公式ではない)。ちょっと厨二風味。
    • 絵コンテ集
      イベントCGの絵コンテ。止め絵でも絵コンテって書くんですね。
    • キーワードメール
      オカリンがやり取りするメール分岐一覧。メールのタイトルと送信日時のみで、本文は記載無し。
    • アフィリア・サーガ・イースト
      主題歌を歌うユニット「アフィリア~」のメンバー7人に対するショートインタビュー。自己紹介、主題歌の聞き所、好きなキャラなど。
    • インタビュー
      • シリーズプランナー・志倉千代丸氏
        「今回拡張されたラボメンたちの新たな一面が、たとえば劇場版のエッセンスとして取り入れられるというような可能性は十分ありますね」だって。ということは紅莉栖のヤンデレが銀幕で…
      • キャラクターデザイナー・huke氏
        「メインヒロインだから全部持っているというのはあまりよくない気がして、そこ(紅莉栖の体型)はしつこく変えた方がいいといった覚えがあります」。そのせいで紅莉栖のコンプレックスが…
      • 開発スタッフ・松原氏(プロデューサー)、林氏(シナリオ監修)、たきもと氏(シナリオ)、安本氏(シナリオ)
        「(るかを女にするなという意見は)すごく多かったんですけど…男のままでいったらそれはそれで怒られた」そりゃそうだ。
    • 関連作品ガイド
      シュタゲの関連作品の紹介。「亡環のリベリオン」が「2011年11月現在3巻まで刊行されている」ってあるんだけど、これ完結してるんですよね??

とこんな感じでした。特に目新しい情報はなかったですけど、イベントCGなどしっかり掲載されているので、ファンブックとしてはいい出来だと思います。1900円とちょっと値が張るけどね…


2011-12-07

テイルズ オブ エクシリア パーフェクトガイド レビュー

「テイルズ オブ エクシリア パーフェクトガイド」を購入してきました。こちらについても簡単なレビュー。

 ※同じくTOXの公式攻略本のレビューはこちら

  1. システム
    • こちらも公式本とほぼ同等のデータが掲載されており、不満はないです。
    • キャラクター術技は各技1枚しかモーションの写真がなく、またリンク中の通常攻撃変化についての記載がない、育成方針が簡単すぎるなどやや情報不足。ただ各技発動時のセリフが一緒に書かれている点は高評価。
  2. シナリオ
    • 宝箱、モンスター、サブイベントなどがきちんと一元化され、またチェックボックスを併用することで見落としが生じにくい作りになっています。マップもなかなかに見やすい(公式本の方が枠線のみのマップでスッキリ、パーフェクトガイドの方が背景込みのマップで情報量多。どっちも悪くない)。
  3. サブイベント
    • 公式本と同内容。公式本は続き物のイベントはそれぞれのフェーズごとに別々に掲載してリンクを貼っていましたが、こちらは続き物はひとつにまとめて掲載されています。これも好みで選べばいいと思う。
  4. データ
    • モンスター、アイテム、ショップ、チャットなど、必要なデータはきちんと網羅されています。ゲーム上のリストと順番が一致しており、なおかつ五十音順索引も用意されているのでカンペキです。
    • ショートチャット、ファイティングチャットは全文掲載。なかなかすべてを見るのは困難で、かつコンプしたかどうか確かめる術がないものなので、これはGJ。
    • コスも最新のサンタコスまで全て網羅されており、公式本よりも大きく掲載されているのもグッド。
  5. エクストラ
    • 図説「リーゼ・マクシア」考
      世界観に関する基礎知識。この手の本にしては珍しく、「リーゼ・マクシアの人が、リーゼ・マクシアに住む人向けに書いた説明」という体裁を取っています。
      新出の情報もあります。「精霊界の住民は何者か」「ミラの医療ジンテクスが外れていたのは何の伏線か」など。
    • 人物読解
      各キャラから見たストーリー展開。秘奥義カットイン、フェイスチャットなどのビジュアルも充実。
      こちらも新しい情報がちょこちょこ。「なぜティポはぬいぐるみを模しているのか」「エリーゼがレイアを足手まといと言ったのはなぜか」
    • 人名・用語事典
      毎度おなじみ。宿泊処ロランドのマスコットキャラの名前など、無駄な情報が目白押し。

というわけで、値段も同じですし、個人的には公式本よりこちらの方がオススメですね。これから購入される方は参考にしてみてください。ただしほぼ同じページ数なのに紙が分厚いせいでやたら重いのと、スタッフ・キャストインタビューが全くない点では劣る。