2013-12-29

【ゲーム】年間ゲームレビュー 2013 前編

既に今回で6回目を迎える年間ゲームレビューです。対象ゲームは10本なので、5本ずつ今日と明日に分けてレビューします。

テイルズ オブ ハーツR プラットフォーム PSVita
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル 新たな心と出会うRPG
公式 テイルズ オブ ハーツR | バンダイナムコゲームス公式サイト
プレイ時間 80時間(4月~6月)
レビュー 【ゲーム】テイルズ オブ ハーツ R レビュー | Y.A.S.
総評 ★★★★
爽快な戦闘システムと、王道のシナリオ展開を引っさげて、シリーズファンでも、PSVで本格的なRPGを楽しみたいという方でも十分に楽しめる作品に仕上がっています。新キャラや新イベントなど、オリジナル版をプレイした人でも新しく楽しめるでしょう。追加キャラを出すならこれくらい徹底してやって欲しいものです。VitaTVには未対応なので注意。ベリルは俺の嫁。
ディスガイアD2 プラットフォーム PS3
メーカー 日本一ソフトウェア
ジャンル 史上最凶のシミュレーションRPG
公式 ディスガイア D2
プレイ時間 75時間(4月~7月)
レビュー 【ゲーム】ディスガイアD2 レビュー | Y.A.S.
総評 ★★★★

最高10桁の攻撃力で億単位のダメージをぶつけるという、FEやFFTとは全く方向性の違うSRPG。アイテム集めたり、強い装備で俺Tueeee!をしたい人にはたまらない作品です。リセット地獄だった4ほどトロフィーコンプに悩まされることもなく、軽い気持ちで楽しめる良作に仕上がってましたよ。もう少しギャグ成分が多くても良かったかも。プリエは俺の嫁。

STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム プラットフォーム  PS3/Xbox/PSVita
メーカー 5pb.
ジャンル 想定多元アドベンチャー
公式 STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム
プレイ時間 35時間(5月) 
レビュー 【ゲーム】Steins;Gate 線形拘束のフェノグラム レビュー(ネタバレなし) | Y.A.S.
総評 ★★★(★)
シュタゲの正統な続編。オムニバス形式ですが、シナリオはどれも深く練られていて秀逸でした。関連商品の多いシュタゲですが、これは優先的にプレイすべき。声優達の名演も聞き所です。最初の岡部シナリオが衝撃的で、結局その印象が最後まで強かったなぁ。あえて言えばもう少しシステムに捻りがほしかった。シリーズのファンでなければ普通のADVなので★は-1個。紅莉栖は俺の嫁。
東方の迷宮2 プラットフォーム PC
メーカー 偽英国紳士団
ジャンル 迷宮探索RPG
公式 偽英国紳士団
プレイ時間 28時間(9月~10月)
レビュー 東方の迷宮2 | Y.A.S.
総評 ★★★★★
大量のキャラの中から好きなようにパーティを組んで、迷宮を探索するというRPG。ぼくはダンジョンRPGは結構好きだけど、ファーストビューの3Dダンジョンがあまり得意ではないので、クォーター&サードビューのこのゲームは最高でしたね。東方については何も知らない自分でもこれだけ面白かったんだから、シリーズのファンならなおさらのはず。イラストもすごく好みでした。好きなキャラをとことんまで強くできるシステムも、お気に入りを作りやすく◎。パルスィは俺の嫁。
サモンナイト5 プラットフォーム PSP
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル ファンタジックシミュレーションRPG
公式 サモンナイト5│バンダイナムコゲームス公式サイト
プレイ時間 73時間(5月~9月)
レビュー サモンナイト5 プレイ日記 | Y.A.S.
総評 ★★★
満を持して登場したシリーズ最新作。リメイクされた3と4の出来が秀逸すぎたためかなり期待していたのです…が、あいにくの出来でした。シナリオもシステムもちょっと褒めるところの方が少ないくらいで、★3つにしたのもシリーズファンとしての贔屓目が大きいです。6では従来のシステムに戻して欲しいけど無理なんだろうなぁ…。ゲームと親和性のあるシナリオを準備出来なかったのが敗因だと思う。シーダは俺の嫁。

書いている途中で記事が吹っ飛んで泣く泣く書き直しました…なんで自動バックアップ動いてないんだよ。


2013-12-08

【ゲーム】ダンガンロンパ レビュー

ダンガンロンパ1・2Reloadですけど、とりあえず1の本編+番外編を全てクリアし、全員分のエンディングを見ましたのでレビューです。なおネタバレはないです。

ダンガンロンパ

プラットフォーム:PlayStation Vita
ジャンル:ハイスピード推理アクション
価格:5229円(通常版)、4700円(DL版)

レビュー

みずしな先生とIvanさんがお勧めくださったのをきっかけにプレイしてみました。シュタゲの時にも言ったような気がしますが、ぼくはADVゲームというジャンルがあまり好きではなく、これまでプレイしたゲームも決して多くはないんですが、これは前評判どおり非常に面白かったです。

メインストーリーは一話完結の推理ものでありながら非常に先が気になる展開で、最初の頃は一話を2日かけてじっくりプレイしていたんですが、途中からは1日一話のペースで一気にクリアしてしまいました。

ゲームは通常のADVゲームのような日常パート、事件発生から学級裁判までの捜査パート、推理を行う学級裁判パートに別れています。日常パートではどこか不気味な雰囲気ながらも仲間との交流を深めることが出来ます(シチュエーションの割りに脳天気なキャラが結構いますが…)。
捜査パートはきっちりフラグを立てないと前に進めない出来になっていますし、次になにをすべきかも結構はっきり示されるので、あまり詰まることはありませんでした。自分で犯人を推理することも出来ます。
そして学級裁判では、捜査パートで得た情報を組み合わせて犯人へ迫っていきます。推理自体は誘導されるのでさほど難しくないですが、そのパートを退屈にしないようにアクション性が取り入れられています。といっても難易度を調節出来たり救済措置があったりなどでさほど高度な操作を要求されるわけではありません。でも犯人当てのドキドキと、アクションのドキドキがうまくシンクロしていて良かったのではないかと思います。

そして学級裁判が終わると…なのですが、ここから先はネタバレなので実際にプレイしてみてください。あとこれからプレイしようと思っているなら、くれぐれもネタバレにはお気を付けください。興ざめってレベルではないので。

1関係のトロフィーの最後の一つ(500ガヤ撃墜)を取ったら、2に行こうと思います。


2013-10-16

ポケットモンスターX ファーストインプレッション

久しぶりのポケモンはやっぱりポケモンだった、の最新作。3DS同梱版を買いましたが、これは損なし。

というわけでファーストインプレッションです。まだプレイ時間は7時間ほど、ストーリーで言うとジムバッジは1つ、育て屋が解禁された辺りですので、あくまで簡単に。

良い点

  • 映像がキレイ(と言っても比較対象がないのですが)。フィールドも綺麗で見やすいですし、キャラクターもうまく立体化されています。
  • 3D表現が出しゃばりすぎていない。全体が3Dになっていますが、立体は戦闘と一部のイベントくらい。正直目が疲れるのは事実なので、これくらいでちょうどいいと思います。
  • 対戦・交換の敷居が下がりました。マスクデータの解禁、技やキャラのバランス調整、ネットを介した交換・対戦が簡単にできるなど。12月には旧作からもポケモンが連れてこれるようになるので、本格的にはそれからかな。
  • セーブが早い。DSに移ってからセーブにかかる時間がむちゃくちゃ長くなって辟易でしたが、今作は全く問題がないレベル。
  • ポケモンを愛でやすい。なでたり遊んだりとお気に入りのポケモンと戯れることが可能。ピカチュウが大谷ボイスなのもうれしいところ。

微妙な点

  • やれることが多すぎる。RPGやらミニゲームやら育成やら収集やらとにかく出来ることが多い。もちろんこれはメリットでもあるんですけど、正直なところ手が回りませぬ。とはいえどの要素も押しつけがましくないので、スルーすればいいだけなのだが。
  • 追加された新ポケモンのデザインがちょっと微妙な気が…(感じ方には個人差があります)
  • エンカウント率が高い。ただポケモンはエンカウント率が低いことの方の弊害が大きいので、これは仕方がないかな。エンカウントするフィールドは限定されているのでそこをよければいいだけだし。

というわけで、楽しんでプレイ出来ています。初代御三家が手に入ったり、所々に初代のオマージュ的なものが見られる(最初の森でピカチュウが出るとか、中央に巨大な街があるとか)のもシリーズファンには嬉しいところ。


2013-09-05

【ゲーム】東方の迷宮2 ファーストインプレッション

先日、新しいゲーム始めようかなー的な話をチラッとしていましたが、色々あって同人ゲーム「東方の迷宮2」を始める事にしました。

東方の迷宮2サークル「偽英国紳士団」さんが出している、世界樹の迷宮ライクなダンジョンRPGです(公式サイト)。このクオリティのゲームが同人でプレイ出来るとは時代を感じるなぁ…タイトル画面だけ見てもすごい美しいですもんね。

なおyukkun20は東方についてはほとんど何も知りません。が、ダンジョンRPGがやりたい気分と、キャラがたくさん出てくるゲームをやりたい気分の自分にピッタリすぎるということでこちらをチョイスさせていただきました。なおもちろん「東方の迷宮」も存在していますが、こちらも未プレイです。

※画像はタイトル画面より引用

東方の迷宮2-3デモンゲイズも迷ったけど、3Dダンジョンがあまり好きではないんですよね…

この作品はクオータービュー方式の2Dダンジョンなので安心です。マップも自動生成だし、エンカウント率もほどほどなので、未知の領域に踏み込んで宝箱を獲得したりイベントを起こしたり強敵と戦ったり、というダンジョン探索の楽しさに集中出来ます。

戦闘は敵味方共に高火力なため、やるかやられるかでなかなか緊張感があります。ボスはブレイブレベルが設定されているものの、馬鹿正直にそのレベルで挑戦すると苦戦する難易度。味方キャラの数がとにかく多く、それぞれ得意な分野が全然違うので、適材適所でキャラを入れ替えながら進むのが正しい姿かも知れません。

※画像はダンジョン3階のフィールドマップより引用

東方の迷宮2-4キャラクターの強化は、

  • レベルアップによるステータス上昇
  • 金をつぎ込んでステータス上昇
  • レベルアップで貰えるスキルポイントを使ってスキルや術を獲得・強化
  • レベルアップで貰えるステータスポイントを使ってステータスを強化

など様々な方法があり、どのキャラでも一軍で活躍させる事が可能です。40人を超えるキャラがいれば一人くらいお気に入りが見つかるはずなので、とにかく愛(というより金)を注ぎましょう。左は3階辺りの一軍。

一軍は12人で、そのうち4人を選んで戦闘する(途中で残りの8人とは自由に入れ替え可能)のですが、8人にも、拠点待機の控えのメンバーにもほぼ100%の経験値が入るので、ピンポイントで入れ替えるのも簡単です。

キャラの強化はいつでもリセット出来るし、リセットしたらつぎ込んだポイントもノーペナルティで帰ってくるのもいいところ。初期は火力優先で育てて、仲間が増えてきたら火力に振ったポイントを全部素早さに振り直してサポート役に、なんてことも余裕です。

※画像はメニュー画面より引用

東方の迷宮2-1現在一番好きなキャラ「水橋パルスィ」。

小傘と一緒に恐怖をばらまいて、強力なスキルで追い討ちをかけるのがお仕事。

なんでこのキャラが好きかというと、某世界樹の迷宮関係のやる夫スレで活躍していたから。見た目も好みですし。紙装甲で攻撃くらって即死する事も少なくないんですけど、攻撃力に極振りして頑張っています。

※画像はパルスィのステータス画面より引用

東方の迷宮2-22番目に好きなキャラ「ルーミア」。

ステータス的にはあまり強くないんですけど、スキルの燃費が良く、長く戦える力があります。魔力極振りなので火力も十分。魔理沙と並ぶ術士のエースです。

バカルテット(特定の4人が最前列にいるとステータス大幅アップ)が強力だから4人揃えて使ってあげたいんですけど、12人枠の内4枠埋まってしまうのはちょっと厳しいんですよね…バカルテットはみんな(と言っても現時点ではまだ3人しか仲間にしてないけど)グッと来るものがあるので、セットで使ってあげたいんですが…

※画像はルーミアのステータス画面より引用

現在4時間半ほどプレイして、5階に突入したところです。仲間になっているのは17人。やっている事は、ダンジョンに潜って探索→拠点に戻ってレベル上げ・スキル取得、の繰り返しですけど、全然だれずに来ています。そんなわけでダンジョンRPG好きにはオススメですよ。もちろん東方ファンならなおさら。

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興味のある方は、製品版にデータを引き継げる体験版もあるので一度試してみてはどうでしょうか。


2013-09-02

【ゲーム】エスカ&ロジーのアトリエ レビュー

本日2週目が終わり、無事全てのエンディングを回収したのでレビュー。なおあと戦闘レベル99のトロフィーを残すのみです。

【ゲーム】エスカ&ロジーのアトリエ ファーストインプレッション | Y.A.S.

エスカ&ロジーのアトリエ

開発:ガスト
プラットフォーム:PS3
価格:6800円(通常版・税別)、9800円(限定版)

レビュー

ストーリー

コルセイトという辺境都市の役人となったエスカとロジーが、役人として様々な任務をこなしながら、誰も行ったことのない空中に浮かぶ「未踏遺跡」を目指す、というストーリー。
前作は妹が行方不明という割とシリアスなストーリーでしたが、今回はお仕事のノルマも守らなきゃ!という思いはあるものの、ややゆるめな雰囲気です。ただ前作のように大きな目標が一つ提示されるのではなく、4ヶ月で達成すべき小さな目標が次々提示されていく形なので、これは好き嫌いがあるかも。僕は前作の方が好きでしたが。
あと前作で残した伏線が今作でほとんど回収されなかったのはちょっと気になる。
それからW主人公ということで、エスカ編とロジー編が用意されています。僕はエスカ編→ロジー編でプレイしましたが、ストーリーも微妙に違うし、イベントもそれぞれに用意されているので、ロジー編もだれる事はありませんでした。

キャラクター

PCは前作同様少ないですけど、イベントは豊富に用意されています。相変わらずいい人だらけなんですけど、今回は毒舌キャラがいたりちゃっかり者がいたり厳しい上司がいたりと、これまでにないタイプのNPCもいました。ロジー編には珍しくちょっと恋愛を匂わせるような描写もありましたね(特にエスカとルシル)。
前作のヒロイン(僕の中では)のウィルベルさんも登場。イベントがあまり多くなくて戦闘キャラでもないし…と拗ねていましたが、DLCで報われました。ありがとうガスト。ただ同じく続投のニオの影が薄かったのが気になる…
中の人については存じ上げない方が多かったですけど、みんな演技が素晴らしかったです。特にエスカ、ロジー、ルシル。

システム

調合についてはほぼ前作の仕様を引き継いでいますが、やや単純化されており、望みの潜力を持ったアイテムや装備品を作りやすくなりました。ホムンクルスシステムで貴重なアイテムの量産も可能になり、良かったのではないかと思います。
戦闘もほぼ前作と同じですね。前作ではアイテム係としてサポートするのが主人公の仕事でしたが、今回はアイテム係なのは変わりませんけど完全にメイン火力担当な上に、アイテムが無限に補充されるので、他のキャラたちの戦略的な必要性が下がってしまったのは残念でした。大体のボスはダブルドローⅡでなんとかなる。
前作はかなり広いフィールドが準備されていて、あちこちの街を回る楽しみがありました。移動に時間がかかるのでどうやって節約していくかが楽しかったんですけど、今回は街が一つになってしまいました。楽は楽なんだけど、なんか物足りない。
あとこれは前作からある問題点なんですが、既読スキップがイベントシーンごとに管理されている関係で、実際には未読が一部あるイベントなのに普通にスキップされる事が多くてイラッときた。次回はどうにかして欲しいです。

その他

音楽は今回は普通でした。でもエンディングはかなりいい曲で、何度でも聞きたくなる感じでした。
あと全体的な難易度が気になる。上述のように4ヶ月ごとに目標が提示されるんですけど、メイン目標は1ヶ月くらいで達成可能で、その他に24のサブ目標があるんだけどそれも1ヶ月半くらいで達成可能で、あと新しくレシピが手に入ったアイテムの調合とかやっても1ヶ月くらい余るんですよね…毎期そんな感じなのでちょっとダレた。開発者インタビューでは、慣れた人がやるとそうなる的なことを書いてましたけど、僕前作で久々にシリーズをプレイしただけだしそんなに慣れているわけではないんだけどなぁ。

総評

前作は文句なしの傑作でした。今作はそこまでではないものの、やはり良作です。
システムなどは改良され、目的がわかりやすくなった事でさらに間口が広がったと言えます。(とはいえ、ストーリー的な観点からも興味がある方にはまず前作プレイをオススメしますが)ラスボスも最大まで強化すればかなり歯ごたえのある敵ですし、DLCでも強敵が登場するようですので。やりこみ派のあなたも安心です。
次回作もプレミアムボックスを予約して買おうと思います。人の心が荒んだこの時代、あなたも黄昏の世界で、仲間たちとほっこりライフを送りませんか?


2013-08-24

【ボードゲーム】キングオブトーキョー レビュー

諸君、私はボードゲームが好きだ。

…とどこかで見たような始まり方ですけど、マジです。子供の頃から好きです。モノポリーとか人生ゲームみたいなメジャーなものはもちろんやってますし、子供の頃(テレビゲームを持っていなかった)僕が両親や祖父母に買ってもらうものと言えば大抵これでした。「うちのタマ知りませんか」のボードゲームとか特に好きで、ボロボロになるまで遊び倒した記憶があります(あれどこに行ったんだろう)。

今でも好きなんだけど、一緒に遊ぶ友達がいないんだよな(悲)。年に2~3回高校時代の友人と集まってプレイするくらいで、ここ10年ほど新しいボードゲームも買っていなかったんですが、たまには新しいネタでもと思い、こちらを購入してプレイしてみました。

キングオブトーキョー

価格:4000円(税別)

レビュー

ルールとかリプレイとかはほかの方にお願いするとして(ジョーコデルモンド様とか俺ビュー様とか)、簡単に言うと、好きな怪獣を東京で暴れさせながら、勝利点を20点稼ぐか、自分以外の怪獣を全滅させれば勝ちというゲームです。東京で暴れると勝利点を稼ぎやすいんだけど、東京を狙うほかの怪獣から袋だたきに遭うので、東京に居座るか、それとも外からボコるかを考えて進めていきます。

1回の手番に出来ることが、6つの特殊サイコロを振ることと、特殊効果を発動出来るカードを購入することしかなく、非常に単純かつ大味なんですけど、これがゲームの雰囲気にマッチしていていいんですよね。初回はインスト含めて45分程度、2回目以降は30分程度と軽く遊べたのも良い点です。でも中身は色々濃く、カードのめぐり合わせやダイズ運など適度なランダム性と作戦のバランスも取れていて、一緒にプレイした友達の中でも非常に好評でした。

2戦目は友人Aの怪獣が東京に居座って、カードを使った2回攻撃などで暴れまわってくれたんですけど、最後に勝ったのはほとんど東京には攻め上がらず、テレパスを修得したり子供を作ったりしていた友人Bの地味怪獣だったというオチも良くできてるわ。結局友人Bが2連勝してしまったので、次回はリベンジしてやる…


2013-07-19

【ゲーム】ディスガイアD2 レビュー

プラチナトロフィー獲得しました。プレイ時間はゲーム内の時計で70時間ほど。今作はほとんどリセットは必要なかったので、実際のプレイ時間に近いのではないかと思います。

良かった点

  • 育成システムの大幅な改良
    ディスガイアと言えばやりこみ、やりこみと言えばディスガイアですが、キャラ育成を極めようとしたり、プラチナトロフィーを狙ったりすると、かなりの時間がかかるのが難点でした。
    しかし今回は「チート屋があるのでイノセント集めをしなくていい」「悪魔道場で装備適性を上げられる」「修羅ボーナスでステータスが上がるので、転生や聖水集めをしなくても良い」「アイテムのレアリティが256種から3種に減り、またレアリティを変更する事も可能になったので、アイテム集めが楽になった」「デールを簡単に入手出来るので、アイテム海が身近になった」「アイテムのレベル上げに関する運要素がなくなった」など、非常に楽になりました。
    また「魔ビリティーのコピー」などで育成の幅も広がり、キャラ間の格差は減ったので、好きなキャラを好きなように育てる事が可能です。
  • 斜め投げが正式に採用された
  • スタートボタンでターン送りが簡単にできるようになった
  • ジオシンボル同士をぶつけて破壊出来るようになった(無敵のジオシンボルにいらいらしないですむ)
  • 盗賊ではなくても盗みの最高確率が99%になったので、盗賊を育てる必要が無くなった
  • 議会で否決された時も、金で解決が出来るようになった(金は終盤ものすごく余るので非常に使いやすい)
  • 基本おバカなノリながらも、ほろりと来るストーリーは健在

改善してほしい点

  • 通常攻撃の範囲にゲートキーパーを含む複数の敵がいる場合、デフォルトのターゲットがゲートキーパーになっていない
    アイテム海をどんどん進んでいる時に地味にイラッと来ます。なんで4でやってたことを削ったのやら。
  • 移動タイプが陸上か空中かでかなり使い勝手が違うが、人型空中キャラの選択肢が狭すぎる。せめて装備する事で移動タイプを変更出来るアクセサリーか議題がほしい
  • メインストーリーがやや地味。敵キャラもはっちゃけたキャラが少ない感じ。キャプテンゴードンやアクターレのようなキャラがほしかったところ。
  • 新キャラのランサローテの影がいくら何でも薄すぎる。ビジュアルも汎用キャラの色違いだし…

という感じでした。

単に手間が省けて嬉しいというよりは、無意味なリセットの回数が減ったのがうれしいですね。あっという間にレベルが9999まで上がったり、ステータスの桁が目に見えて増えていったりといった、育成の楽しさに直結する部分はそのままに、面倒な部分を削ぎ落としましたという感じ。

コンプまで70時間程度なので、普通のRPG並の努力でプラチナまでたどり着けます。本気でやりこみを目指す方のためには、先日のアップデートで羅刹モードと超魔王バールが追加されました(くわしくは公式サイトで)。これまでステータスの上限が9999万9999だったのが9億9999万9999になったし、アイテムのレベル上限も300から999になったし、超魔王バールは非常識なステータスにずるすぎる魔ビリティーを備えているしで、いくらでもやり込めるようになりました。

そんなわけで、ディスガイアのファンの方にはもちろん、これまでプレイした事がない方にも、安心してオススメ出来るSRPGでした。良作。


2013-07-14

Y.A.S.は日本一ソフトウェアを応援しています その2

7/11の投稿の続きです。

Y.A.S.は日本一ソフトウェアを応援しています | Y.A.S.

  • 第3位 「魔界戦記ディスガイア2」

1があまりに面白かったので勢いで購入。こっちもやり込み要素満載でしたが、1と2をほぼ連続してやったことでディスガイアに疲れてしまい、3はスルーしてしまったのは今となってはいい思い出です。
バッドエンドの後味の悪さは一番。その分トゥルーの良さが光ります。それにしてもこの檜山、ノリノリである。

  • 第2位 「魔界戦記ディスガイア4」

いつの間にかドット絵でなくなったことに時代の流れを感じつつ、再び自分をディスガイアの世界に戻らせてくれた良作。システムを取捨選択しながらも、どんどん改良されているのがよく分かります。プラチナトロフィー獲得への道という特設ページも作らせていただきました。
ただ個人的にはお気に入りのキャラクターがいなかったのが残念。

2014年1月には「魔界戦記ディスガイア4 Return」がPSVitaで発売予定のようなので、今から始める人はもう半年待ったほうがいいかも。
参考:「魔界戦記ディスガイア4 Return(仮)」や「クリミナルガールズ INVITATION(仮)」が発表された日本一ソフトウェア20周年イベント – 4Gamer.net

  • 第1位 「魔界戦記ディスガイア」

当然というか予想どおりというか、1位は初代ディスガイアでした。

僕も順位を付けるとすればやっぱりこれが一番かな…。どれくらい好きだったかというと、ゲーム中のシナリオ・セリフを全て書き写して手元に持っていたくらい。まぁPCのクラッシュで全部吹っ飛んだんですけどね…この限定版を手に入れるために、秋葉原のゲーム屋を何件もはしごしたのを今でも覚えています。10年くらい前のことです。

特にストーリーが素晴らしかったですね。練武の洞窟、アイテム界、タワーなど、ディスガイアを特色づけるシステムが既に完成されていることにも驚き。

というわけで、日本一のゲームベスト30でした。

なお個人的には、

初代>D2>4>グリムグリモア>2>ラ・ピュセル>ファントム・ブレイブ>絶対ヒーロー

かな。絶対ヒーローでも良作の域には十分達していると思います。SRPGが好きだったり、俺強ぇがしたかったり、ステータスが億になっているのを観たかったりする人は、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。


2013-07-11

Y.A.S.は日本一ソフトウェアを応援しています

うーん、最近エスカ&ロジーのアトリエが面白すぎる上に、発売待ちのゲームもない状態なのでいまいち更新するネタがないですね…小説の積ん読がまた増えていたのでこちらもなんとかしたいんですが。ボツコニアン2はいつから積んでるんだよ。

それはさておき今日はこちらの紹介。

電撃 – “日本一ソフトウェア全タイトル総選挙”の結果を発表!! 次なる『5』の展開も新川社長がこっそりコメント【電撃日本一】

日本一ソフトウェアのゲームについて、ユーザーの人気投票で1位を決めようという企画ですね。

僕がプレイしたことのあるゲームはこんな感じでした。

  • 21位「グリムグリモア」
    時間移動をモチーフにしたダークファンタジー。ゲームは一風変わったリアルタイムシミュレーションみたいな感じで、結構好きだったなぁ。ストーリーも何度も「今」をやり直すことで、少しずつ未来を変えていったり、分からなかった謎が解き明かされたりと面白かった。個人的にはもっと評価高いゲームです。
  • 18位「ラ・ピュセル 光の聖女伝説」
    日本一の路線を決めたとも言える、やりこみSRPG。システムはまだまだ荒削りなところがありますが、キャラクターに勢いがあって好きだったなぁ。主人公のプリエは今でも好きなキャラの一人なので、ディスガイア4で参戦したのは嬉しかったです。D2でもDLC参戦しそうですね。
  • 12位「絶対ヒーロー改造計画」
    これまた日本一らしいバカ満載なストーリーが面白かったです。が、なぜか最後までクリア出来ていないといういわくの一品でもある…なんでプレイ中断したのかもう忘れたけど。しかしこれは順位高すぎるのでは。
  • 7位「ファントム・ブレイブ」
    マス目がないという珍しいタイプのSRPG。敵を場外に落とすと倒せたり、味方がアイテムにコンファインして戦ったりといろいろ面白いシステムが満載でした。ストーリーが切なくて泣けるんですよね…ただちょっと暗かったりもするので好き嫌いはあるかも。
  • 4位「ディスガイアD2」
    やり込み要素はそのままに、初心者にも取っつきやすくなったシステムはすばらしいのひとこと。トロフィーコンプはもちろん、最強アイテム作成、パラメーターカンストなどが合理的な範囲の努力で可能になったことや、チート屋という公式チートの存在などで、これまで苦痛を伴いがちだった部分もだいぶ楽になりました。ラハール・エトナ・フロンの3人漫才も相変わらず。

あーベスト3を書くヒマがない。明日7/11に続く。


2013-06-30

【ゲーム】エスカ&ロジーのアトリエ ファーストインプレッション

エスカ&ロジーのアトリエのプレイを始めました。現在1年目の第1期が終わったところです。

いきなり主人公選択で、どちらにするか小一時間迷った挙句、エスカを選択しました。最初はオーソドックスなキャラの方がいいかな…と思いまして。

ストーリー

自分の住んでいる町の役人(市役所職員のようなもの)になったエスカと、同期のロジーが、それぞれの錬金術を生かしていろいろな課題をクリアしていく…という感じです。エスカは伝統的な、ロジーは先進的な錬金術が使えるという設定ですが、マリオンの「錬金術は釜ひとつでなんでも出来る」という誤解のせいで今のところアトリエには釜しかなく、エスカメインで頑張っています。これからどうなるのかワクワク。

システム

セーブ&ロードも速くて快適。またストレスをためないシステムがいくつも搭載されていて、快適さにこだわっていることが伝わります。

    • マップ内をショートカットで移動出来る
    • 受注しているクエストや期間までに達成すべき課題の情報が一元化されていて見やすい
    • 戦闘用アイテムが街に戻ると自動的に補充されるため、戦闘中に遠慮無く爆発物を投げまくれる
    • 戦闘は前作にあったポジショニングの概念がなくなり、スピーディに

調合もまだ始めたばかりですが、基本システムはアーシャのものを踏襲しています。慣れた頃に新しく出来ることが増えていく感じなので、スムーズに慣れていくことが出来ますね。

その他

前評判通りグラフィックは非常に美しいです。特にキャラクターのモデリングはすごいの一言です。ニオかわいいよ。ウィルベルさん素敵だよ。
キャラクターはいつもどおりみんないい人達で安心出来ます。若干一名毒舌キャラという(アトリエシリーズでは)珍しい特徴のキャラもいますけど、毒舌というよりかまってちゃんという感じで、生暖かく見守るのがよいかと。

ただ、ウィルベルさんが戦闘では使用出来ないことを知ってショックです…DLCまだ!?

そんなわけで、期待通り面白くプレイしています。
1年目の1期はだいぶ時間に余裕があり、4月でメインの課題をクリア、5,6月でその他のサブ課題をクリアし、7月は調合に集中出来ました。明日からいよいよ遺跡調査に入れそうです。