2012-06-24

銀の匙 Vol.3 感想


ずいぶん前の話ですが、このサイトでも感想を書いている「銀の匙」の3巻を買いました(既刊感想はこちら)。もちろん限定版を購入。大蝦夷農業高校購買部特製の銀のスプーン付きですが、これがなかなかにいい出来でした。買いそびれた人は4巻にも同じものが付くそうなので、そちらを狙ってみては。

3巻は全編夏の巻で、八軒のバイト、夏祭り、そして大きなターニングポイントになりそうな「豚丼」との別れが描かれています。特に自分が目をかけて子豚の頃から育てた「豚丼」が、他のブタ同様出荷されていく時に、八軒が悩みに悩んで一つの答えを出す姿はなかなか格好良かったです。僕はあんまり動物を可愛がった経験がないんで本当のところはよく分かりませんけど、覚悟していたこととはいえショックだろうなぁ。でもその反動でベジタリアンになるみたいに極端に走らないところは荒川マンガらしいです。

今回は僕のお気に入りキャラの吉野さんの出番が多かったのが個人的には嬉しかったんですが、やっぱりメインヒロインの破壊力はすげーな。吉野と八軒が付き合っている(もちろんデマ)を聞いたときの、御影さんの何とも言えない表情がよかったです。その4コマ後、持っている教科書が上下逆さまになっているところもいいですね。なんかヒロインらしくなってきましたよ!

トラックバック URL

コメント & トラックバック

コメントはありません。

コメントフィード

コメント

皆さまのコメントが励みになっています。ありがとうございます。