2025-09-13

イギリス旅行10日目 ごはん!生魚!醤油!

時刻 旅の日記 写真
1:20

起床。

前列と前々列に赤ちゃんが乗っていて、交互に大泣きするからいまいち眠れなかった…。小さい子に飛行機は辛いよね。大人でも辛いのに。

寝ぼけ眼で朝食、サンドイッチとヨーグルトです。固形物を食べる力なかったので、ヨーグルトにフルーツを投入してもしゃもしゃ。

3:20
→10:20
関西国際空港

到着~お疲れさまでした。しかし日本暑いな…。人間が住む湿度と温度じゃねーよ。とりあえず空港でお寿司を食べたのですが、味はまあまあでしたが値段は高いし、何より店員がネイルしてたんだが???いくらレジ係とは言え飲食店でネイルはないですよね。

さて、昨日のニンダイ見ながら帰宅するか…マリオ映画第2弾!ぽこポケ!メガマフォクシー!ダンロン2×2!(モノクマ水田わさびさんですよね?)FE!そしてバーチャルボーイwww

無事帰国したので、購入したお土産を紹介します(自分のために買った物のみ)。

シャーロック・ホームズ博物館で購入したホームズ風のクマのぬいぐるみと、ホームズのシルエットがあしらわれたキーリング。ここはコインを売っていなかったので、コイン風のキーリングを購入しました。

ロンドンの本屋で購入した「異世界おじさん」の英語版コミックス。

ちなみにロンドンのオタクショップなどのラインナップを見ると、One PieceとNARUTOと呪術廻戦が人気だったような気がします。ポケモン人気はあんまりありませんでしたね。

舞台版となりのトトロの劇場で購入したパンフレットとキーホルダー。パンフレットが£7(1500円)だったので何も考えずに購入したら、キーホルダー£15(3300円)だったんだが!?しかもMade in Japanだったんだが!?
yukkun20が収集しているスーベニアコイン。写真は裏表で撮影しています。

1・2枚目:エディンバラ城・ホーリールードハウス宮殿
3・4枚目:バッキンガム宮殿・ロンドンブリッジ・ロンドン塔
5・6枚目:ウィンザー城・バース
7・8枚目:ストーンヘンジ。22ct goldって書いてありますけど金の重さじゃないような…。裏面はストーンヘンジの元々の石の配置が描かれているオシャレさん。
9枚目:ストーンヘンジ。これは裏表同じデザイン。
10・11枚目:大英博物館・ウエストミンスター寺院

今回でコレクションも100枚を超えました。











こっちもうっすら収集しているペニーメダル。日本だと硬貨の変造は犯罪なので、ペニー型の金属片をプレスして生成しますが、外国だと本当の硬貨をプレスするところも多いです。イギリスも1ペンス硬貨を使用してました。

左上からスコットランド国立博物館。ロンドン塔、ロンドンブリッジ、ストーンヘンジのもの。

左は大英博物館で購入したロゼッタストーンのキーリング。

右は大英図書館で購入したキーリングです。

これはグリニッジ天文台で購入したキーリング。建物、入口の24時間時計、本初子午線をそれぞれデザインしたチャームが付いています。
これでお土産は全部です。こうやって見ると毎回変わらないラインナップですね…。キーリングもついつい収集しちゃうんですけど使い道がないから、なんか専用のケースを購入して事務所にでも飾ろうかしら。

というわけでいつも通り旅の総括です。

  • 地下鉄ストのせいで道路は混むはバスは混むは移動に余分な時間が掛かって大変でした。こればかりは運が悪かったとしか。
  • 結構長くロンドンにいたのにまだまだ行けなかったところがあるので、いつかもう数日は行きたい。特に大英博物館。
  • とにかく物価が高い。食事も軽食で2000円、普通に食べると5000円前後は持っていかれる。お土産も全体的に高い。チップがいらない、博物館や美術館が無料という点を差し引いてもお財布に厳しい。
  • 心配していた料理は前々問題無い感じ。というかこれまでに行った国の中でも中の上くらいだった。日本ではあまりない国の料理(アフリカ系、中東系など)もあって面白かった。
  • あらゆる所でコンタクトレスカード決済が使える(ただしAMEXは対応していないところも多いので注意)上にチップが必要ないのでスマホかクレカがあれば現金が一切必要ない。
  • 生まれて始めてみたミュージカルは本当に良かった。今後の旅行でも積極的に見に行きたい。

旅行中の写真やお土産などは月曜にブログに掲載する予定です。明日はニンダイ取り上げないと。


2025-09-12

イギリス旅行9日目 最後まで交通の乱れに…

時刻 旅の日記 写真
4:00

起床。

飛行機の都合上この時間に起きないといけないので目覚ましを2つ準備して無理矢理目覚めました。外は寒いですがあまり厚着すると帰国後面倒なので薄着で出かけます。

4:30 パディントン駅

空港まではエリザベス戦で1本…なのですが駅が封鎖されてるーΣ(゚д゚lll)ガーンどこまでyukkun20を苦しめるんだ…。いや、ここからならタクシーでもまだ間に合う…いや、別の路線もこの駅から空港まで走っていたはず。そっちは…運行中だ!飛び乗れー!

本当に飛び乗った電車は、空港のターミナル4には行かない列車だったのですが、なんとか途中駅で乗りかえて事なきを得ました。最後まで心臓に悪いぜ…

5:15 ロンドン・ヒースロー空港

無事空港に到着。チェックインも荷物預けもすませてやれやれです。出発までは2時間あるので、空港のラウンジでのんびりしちゃうぜー。これが楽しみで年会費のあるクレカ持ってますからね。

しかも食事もお酒も無料!お酒は飲みませんでしたがしっかり朝食頂きました。その後はソファーでうだうだ。


8:40

それではいよいよロンドンとお別れです。思えば色々あったけど楽しい旅行でした。あとはのんびりと…え?なにかのトラブルで離陸が40分遅れる!?おい、これ日本直行便じゃなくてトランジットが…

9:20

本当に40分遅れて出発。まあトランジットは3時間あるから大丈夫だけど本当心臓に悪すぎませんかね???

9:40

機内で軽食。シナモンの入ったクッキーでした。んまい。

窓からは北海?ドーバー海峡の美しい雲海が見えました。


10:40→
11:40
アムステルダム・スキポール空港

ここで乗り換えです。オランダもまだ旅行に来たことはないのですが、この空港は乗り換えのために来たことがあります。その時もこの写真撮った気がする。

時間が合ったのでお土産屋も覗きましたが、大体ミッフィーとチューリップとゴッホ関係。

14:40

今後こそ時間通り出発。これでようやく安心して眠れます。ホント色々あって疲れました。

帰りはインディ・ジョーンズを見ようと思っていたのですが、KLM(オランダ航空。往路はフィンランド航空だった)では視聴できないみたい…。ということで「ザ・スーパーマリオ・ムービー」見てました。でも帰国後にチェックしたニンダイ情報を踏まえると、このタイミングで見たの最高だったな。

16:30

昼食。チキンライスかパスタを選べたのですが、パスタはもう何度も食べたのでライスで。

じゃ、映画も楽しんだので寝まーす。


2025-09-11

イギリス旅行8日目 やっぱりトトロは名作ですよね

時刻 旅の日記 写真
8:00

起床。

いよいよ事実上の最終日です。yukkun20は最終日はお土産を買うための日として予備日にしていることが多いのですが、今回はお土産選びも順調に進んでいるので、今日はこれまで行き損ねたところを回っていこうと思います。幸いあまりバスにも乗らなくてよさそう。

9:00 パディントン駅

ストは明日まで続くのですが、地下鉄の中でエリザベス線だけは労組が違うらしく通常運行しています。なので今日はこれに乗って出かけます。まさかホテルの最寄り駅であるパディントンにエリザベス線が通っているとは…日頃の行いですかね。

9:45 メイズ・ヒル駅

ロンドン郊外にある駅に着きました。ここからグリニッジ天文台に向かいます。ここから歩いて20分くらいなのですが、天文台は丘の上なので山道になります。体力ないからつらい…

10:00

ようやく丘の頂上付近に来ました。ロンドンの街が一望できますね。写真左端に見える尖ったビルが、先日展望台に上ったザ・シャードです。

グリニッジ天文台

到着しました。入り口の24時間時計がお出迎えです。入り口に入ると早速ハーシェル博士が使っていた望遠鏡の一部が展示されています。TOEのリッドのファーストネームはこのハーシェル博士由来なのはご存じですね!?(実話)



そしてこれが、本初子午線です!おお、いまyukkun20は西半球と東半球にまたがって立っているのだ!右が東半球、左が西半球です。なんか感動。いつか赤道と本初子午線が交わる地点も踏みしめたいですね!(海です



天文台はすでに研究施設としての役割は終えており、内部は博物館になっています。人類が時間を計るためにどのように天文学を発達させてきたのかを見ることができます。

4枚目の写真に映っている壁は、以前本初子午線があった場所です。その後の計測技術の発展に伴い、数メートル位置が修正されています。






屋外にはイルカの像の尻尾の影の先で、分単位まで正確にわかる日時計が置かれていました。おしゃれすぎるでしょ。

1時間くらいでじっくり回れました。オーディオガイドもあるんですが日本語ないんだよね…日本人あまり来ないんでしょうか。

11:40

ロンドン市街に戻ってきました。次は見学可能日を勘違いしたせいで入り損ねたウエストミンスター寺院に向かいます。

途中で王宮騎馬隊が駐屯しているホース・ガード前を通りました。一緒に写真も撮れますが、衛兵や馬に触るのはやめましょうね。お仕事中ですよ。軍人さんですよ。

11:50 ウエストミンスター寺院

今日はバッチリでした。早速入りましょう。寺院なのに入場だけで£30(6600円)もかかるのは目をつぶります。せっかくなのでオーディオガイドも借りましょう。

とはいえさすがは英国で最も重要な寺院、貴重な彫刻や歴代国王の棺など見所が満載です。4枚目の写真の「無名戦士の墓」はあまりに有名ですね。











写真中央でおしゃれ立ちをしているのはシェークスピアです(像があるのは詩人をたたえるコーナーで、遺体は別の場所にあります)。

ということで元を取ろうと1時間かけてゆっくり見学しました。

さて、これでロンドン観光の予定は全て終わりました。ほかにも行きたいところがないではないのですが、明日は朝早く、今のうちに荷造りをしておきたいのでホテルに戻ることにします。

13:50 Vapiano

その前にいつものイタリア料理屋で昼食にするか…え?もう3度目じゃないかって?いいじゃないですか好きなんだから。よく考えてほしいんですけど、この店ヨーロッパにしかないんですよ。つまりyukkun20がどんなに好きでも、この店に再来できるのは早くても1年後、場合によっては数年後です。そりゃ別れを惜しむしかないでしょ。あーザクロティーにエビのパスタがうまい。ついでにチーズケーキも頼んじゃお。



14:30

ホテルに戻って荷造り。

お土産結構購入したのでスーツケースパンパンかと思ったのですが、結構余裕ありますね…例年飛行機搭乗で引っかかる手前くらいにはなるのですが。

1時間半ほど休んで、今日最後の、そしてロンドン最後の観光へ向かいます。

18:30 ニュー・ロンドン・シアター

ロンドンに来たからには演劇見たいですよね(以下略

と言うわけで英語のわからないyukkun20が選んだ演目は…

「となりのトトロ」です。日本では舞台化されてないはずですがすでに海外では大人気だそうですよ?



劇場内には写真撮影スポットも充実しています。

ちなみに昨日のBTTFはミュージカルでしたが、こちらは純粋な演劇になります。


21:30

全部で2時間30分でした。

で鑑賞した感想ですが、これもめっちゃ面白かった。まず音楽が生演奏でおまけに歌唱まであり、日本語と英語の歌詞両方で歌ってくれたのがうれしい。そして舞台演出。正直トトロとかネコバスとかどうやって表現するのかと思っていましたが、トトロは巨大なぬいぐるみで、ネコバスはバルーンで動かしていて、その精巧さに驚かされました。トトロの立体物が動いているのを見るのは初めてですが、トトロってこういう生き物なんだ…って初めてわかった気がします。あとまっくろくろすけもどうするのかと思っていましたが、まさかの日本伝統芸能”黒子”で解決するとはw黒子を見ないふりをするっていうの、イギリス人にも通じているのでしょうか。

もちろん役者さんの演技も素晴らしかったです。サツキとメイとかもちろん大人が演じているのですが、見ているうちに10歳と4歳に見えてくるんだよな…。また二人の両親の関係も原作映画より少し濃いめに描いてくれていてよかったと思います。カン太は原作より思春期こじらせてましたねw

でも最後は「このヘンな生き物は~」で締めてほしかったかも。とにかくジブリファンなら絶対楽しめますよ。昨日のBFFTと言い、日本にも来ないのかなぁ。

22:00

ホテルに戻ってきました。

明朝は8:40発の飛行機、3時間前に空港に行くとすると4時起きなのでもう寝ます!では日本でお会いしましょう!


2025-09-10

イギリス旅行7日目 やっぱりBTTFは名作ですよね

時刻 旅の日記 写真
7:00

起床。

目覚ましは8:30にかけていたのだがなぜか胸騒ぎがして早く目が覚めてしまった。とりあえず久しぶりにホテルで朝食取るか…

さて、今日の最初の予定は大英博物館なのですが、入城時間が10:40なんですよね。少し時間がありますが、まだ行けてない目的地は大体10時開館だから先に行くわけにはいかないんだよな…お、サント・ポール大聖堂は9:30開館じゃん。そこから大英博物館はバスで30分くらいだし、ここに先に行きますか!幸いそこまでの鉄道はストしてないからな…しわ寄せでめちゃくちゃ混んでたけど。

9:15 セント・ポール大聖堂

いい時間に着きました。周囲にはめちゃくちゃお土産屋さんがあるので時間潰すのも楽勝です。

「開館:8:30(水曜は10:00)」

…10時開館じゃねーか!?ガイドブックには9時30分って書いてたよね???…普通に水曜は10時って書いてあったわ。

うーむ、時間ギリギリになりますがここは10時まで待ちましょう。


10:00

時間通り入れました。ここはイギリス国教会の総本山ですね。地上階は教会になっていて、さすがの豪華絢爛ぶりです。フランスのカトリック教会に比べると地味な感じはありますけどそれでも信仰心を集めるのには十分な力があったんでしょうね。オーディオガイドもあるので借りましたが、ゆっくり聞いている暇はない。

でも「世の光」という有名なイエス・キリストの絵はしっかり見ることができました。

ちなみにこの教会はてっぺんまで登ることができます。ただし狭い通路を階段で500段上らないと行けないので、「体力のない人、閉所恐怖症、高所恐怖症の人はご遠慮ください」のアナウンスが。3つのうち2つ満たしているのでスルー。









地下には墓所があり、トラファルガーの海戦で活躍したネルソン提督の墓があります(→)。
またナイチンゲールやチャーチルもここに記念碑があります(埋葬場所は別)。

10:20

さて、ここから大英博物館はバスで25分、徒歩で30分くらいです。しかし今日はストの影響で道路は混んでるし、バスも人が一杯で停留所をスキップしたりするのを見ていたので歩くことにします。まあ死にました。

10:55 大英博物館

ようやく到着しました。ここに来るためにロンドンに来たといっても過言ではない世界最大級の博物館、大英博物館です。やはり学徒の端くれとして大英博物館は一度は来たかったですからね。

さて、この博物館はあまりに巨大です。常設展だけで部屋が100くらいあります。3時間でもかなり体力的にハードだと思いますので、できれば4~5時間はほしいところ。

なおオーディオガイドをあらかじめDLし、音声解説(有料)をあらかじめDLしておき、イヤホンを持って行くと非常にはかどりますよ。

まあ本当教科書で見たことがあるようなアイテムが目白押しでした、一番見たかったロゼッタストーンももちろん、パルテノン神殿彫刻、モアイ、アッシリアの人面有翼獣、水晶ドクロ、ティファニーのレジスターなどいろいろ見られました。以下少しだけですが収蔵品を紹介します。ただ「神奈川沖浪裏」は年に数回しか展示していないらしく見られませんでした。

一応全展示室をほぼ足を止めることなく歩き回り、気になるアイテムの音声解説を聞き流しながらひたすら歩いて2時間半。音声解説も面白いものばかりで、全部聞けば一日余裕で過ごせるでしょう。もう一度ロンドンに来ることがあれば、大英博物館の一日割いてもいいですね。

ショップだけでも4つあるのでしっかりグッズも買い込みました。

ロゼッタストーン。ヒエログリフと古代ギリシャ文字で同じ内容が記されていたことで、ヒエログリフを解読するきっかけになった歴史的な遺物です。ヒエログリフは表意文字かと思いきや、表音文字であることが分かったんですよね。

せっかくなのでストーンの裏側の写真も撮りました。


有名な「円盤を投げる人」…の複製。正しよく知られている者とは顔の向きが違います(通常は後方を向いている)。オリジナルが発見された時に、外れていた頭部を間違った方法でつけて、その状態で複製しているからです。

巨大なラムセス2世像。紀元前10世紀のファラオですが、おそらく本人の顔ではなくファラオを理想化した姿と言われています。約200年前に発見されました。重さは7tあります。

エジプト人大好きのネコちゃん像。銅製で、耳輪と鼻輪は金、首輪は銀で出来ています。イギリス人も大好きなのか、この展示のグッズも多かったです。

2500年前に中東を支配していたアッシリア帝国の首都の入口に立っていた人面雄牛像。正面からだと2本足、横からだと4本足、斜め前からだと5本足に見える不思議な造型になっています。

ネレイデスの記念碑。墓として造られたものです。ギリシャ風ですが、埋葬された人はギリシャ人ではなく、単にギリシャ好きな人でした。女性像はネレイデス(ギリシャ神話に登場するニンフ)と考えられているためその名で呼ばれています。

パルテノン神殿の彫刻。この博物館で最も有名な展示物の一つです。なんでギリシャの遺物がイギリスにあるんですかねぇ…?隣の部屋にはそのレプリカも展示されており、レプリカは手で直に触ることが出来ます。

ケロロ軍曹でも度々オーパーツとして登場する水晶髑髏。アステカ帝国の秘宝と考えられていましたが、当時の技術では水晶をここまで精密に加工することはできないのでオーパーツとされていました。その後の調査でドリルが使用されていることが分かり、19世紀後半に作られたものと断定されました。

ご存じモアイ像。約1000年前にイースター島で造られたものです。奪ったわけではなく、ちゃんと島民に断って持ってきたそうですよ。

アステカ帝国で造られた、テスカトリポカという神様の仮面。なんかリアルですがそれもそのはず、本物の頭蓋骨で造られているものです。

踊るシヴァの像。破壊とを司る神で、古き世界が滅び新しき世界が生まれる時に踊りを舞うと言われています。

サジェフティのミイラマスク。紀元前1500年頃の女性のミイラで、この時代の者がこれほどよい状態で発掘されるのは珍しいそうです。

キュロス・シリンダー。くさび形文字が刻まれています。バビロニア帝国がペルシャに滅ぼされた際に、ペルシャ王キュロスがバビロニア人への布告のために書かせた者ものとのこと。バビロニアの征服は聖書の中でも有名な逸話ですね。

13世紀にイスラムで造られた天球儀。一般的には天球儀は透明な素材で造られますが、当時の技術では無理なので金属製です。

ルイス島のチェス駒。800年以上前にセイウチの牙で造られたものです。現代と同じルールが確立されていることが分かりますね。一部の駒が赤く着色されていたため、当時は黒白ではなく紅白のチェス盤だったとも言われています。

中世のガレオン船の模型…似見えますが、実は時計です。車輪で自走できるし、小型のオルガンで音楽も聴けるし、人形は動くし、大砲も発射できるという素晴らしい技巧です。

ティファニーの金銭登録機。要するにレジスターです。あのティファニーが1901年に作成したもので、華麗な装飾が施されていますが実用品です。数字はポンド、シリング、ペンスという約50年前までイギリスが使っていた貨幣単位を表しています。

オデュッセウスとサイレンの花瓶。セイレーンの歌に惑わされないよう、自分をマストに縛り付けたオデュッセウスが描かれています。ホメロスの叙事詩オデュッセイアの一節ですね。

初代ローマ皇帝カエサル・アウグストゥスの像。アウグストゥスがクレオパトラを破ったあと、エジプトで造られました。エジプトがクシュの攻撃を受けた際に持ち去られ、首を切り離されて神殿に埋められ、市民から足蹴にされていたようです。

17世紀の日本で造られた柿右衛門の象。当時日本で象を見た人はいなかったので、文献を元に再現したと思われます。当時こうした工芸品が長崎からヨーロッパに輸出されていました。ウィンザー城などにも柿右衛門の磁器が収められています。

江戸時代に日本で使用されていた根付。かなり小さいものですが、一富士、二鷹、三茄子が彫られています。でもこの英訳が「Aubergine with.Mt. Fuji and a hawk」なのは納得いかないw

ミケランジェロの描いた下絵。弟子のために制作したものです。中央に描かれているのがマリア、その下がイエス・キリスト、向かって右側がマリアの夫ヨセフなのですが、どういう場面を描いているのかは分かっていないそうです。

展示ではなく、博物館の中央にある円形閲覧室。巨大な円形空間に、約8万冊の書籍が収蔵されています(現在は閲覧不可)。レーニンが来たこともあります。

13:30

では次の目的地に向かいましょう。バスで行くつもりだったのですが2回連続で満車スキップされたので、適当に目的地方向に向かいそうなバスに乗ってルートからそれたら降りるという一か八か戦法で目的地に近づきます。

14:30 メルカート・メイフェア

教会を改装した神をも恐れぬフードコート。ここで味噌豚骨ラーメンを食べました。まあスープが薄っぺらくて麺もしなしなで日本のラーメンとクラブべくもないですが、でも最近のヨーロッパのラーメンは結構頑張って進化しているように感じます。10年前とは全然違うんだよね。


15:05 ザ・ウォレス・コレクション

そこからすぐ近くにある美術館。貴族の個人コレクションが公開されているのですがこれがもうすごいのなんの。もう完全に貴族様のお宅訪問です。やっぱりヨーロッパの貴族はえげつない…いやいや、そんな貴重なコレクションを無料で展示してくれているのだから感謝すべきですね。

ロココ美術の粋「ブランコ」はここに収蔵されています(写真6枚目)。ほかにもレンブラント(7枚目)もあります。







15:30

さて、これで今日の予定はあと一つ…なのですが、目的地方面に行くバスが完全に使い物にならなくなってしまいました。これはロンドン名物タクシーに乗るしかないかな…でもお金もったいないしな…と迷っているうちに結局歩くことになってしまいました。3kmくらいあるんだけど、まあ時間の余裕はあるしのんびり行くか…お土産屋さんも多いし。(足は壊れました)

16:45 トラファルガー広場

ロンドンの中心にある、前述のトラファルガーの海戦の勝利を記念した広場です。偶然ここにたどり着いてしまった。ということで…

16:50 ナショナル・ギャラリー

本当は明日行く予定だった、イギリス初の絵画美術館です。ここも今日攻めちゃいましょう。

まず別館から入館します。ここでは13~16世紀の絵画を見ることができます。これまで見てきたイギリス美術は、人物や風景を描くものが多かったのですが、さすがのこの時代は宗教画がメインですね。



メメント・モリ(死を思え)の言葉とともによく引き合いに出される絵画ですね。下部にある奇妙な床の模様は、角度を変えてみると髑髏に見えるようになっています。

本館は近代美術がメインになります。yukkun20の好きな印象派はもちろん、ゴッホの「ひまわり」も展示されていて近くで鑑賞できました。この辺も帰国してから補完します。








17:50

次の予定まで時間が1時間ほど余ったので、バーガーキングでチキンフライをもぐもぐ食べながら休憩。

19:00 アデルフィ劇場

イギリスに来たのだから、舞台を見たいですよね。でも英語が苦手なyukkun20にはハードルが高い…そや、ストーリーをしっかりわかってる話を見ればええんや!ということで…

19:30

「バック・トゥ・ザ・フューチャー ミュージカル」を鑑賞することにしました!ミュージカルなんて見たことないけど、小さな劇場っぽいしあまり期待せずに見ますか。yukkun20は舞台芸術あんまりわかんないんだよな。

でもミュージアムショップがヒル・バレー(主人公のマーティが住んでいる街)仕様になっていて愛を感じますね。


22:20

いやーめちゃくちゃ面白かった。英語は全然わからなかったし歌はなおさらなんだけど、マーティとドクの友情にも自然と拍手が出たし、コミカルなシーンも再現されていたし、ドクの死因が放射能障害になっていたり(リビアのテロリストに射殺されるとかさすがにご時世が…でもマーティに、「このプルトニウム合法?」って聞かれたときは「非合法」って言ってましたw)デロリアンが音声入力になったりしてましたがその辺もうまく伏線としてきれいに回収されていたし、舞台装置もすごくよくできていて、88マイルで失踪するデロリアンもちゃんと再現できていたし、ミュージカルのレベルも高いし、ドクも(役者さんも結構なお年でしたが)セグウェイに乗って大暴れするし、エレイン(マーティの母親)は話の尺の都合ですごい移り気な変人になってるしwジョージ(父親)は調子に乗ってるしジェニファー(マーティの恋人)はちょい役なのにかわいいし、とにかくBTTFの魅力が完全に詰め込まれた素晴らしい舞台でした。いやー舞台芸術見直しましたね。

23:00

帰りのバスも死ぬほど混んでいましたがどうにか帰ってこられました。地下鉄が通っていればこんなに歩かされたり(今日は3万5000歩)バスを待たされたり混んだ車内で押し合いへし合いしたりしなくてよかったんだよ💢まじスト許せん。

明日はグリニッジに遠出しようと思うのでもう寝ます。


2025-09-09

イギリス旅行6日目 フィッシュ&チップスってどんな味?

時刻 旅の日記 写真
6:00

起床。

今日も早起きして、ツアーの集合場所であるヴィクトリア駅に向かいます。昨日に比べてバスが混んでいる気がします。またロンドンはレンタサイクルも充実しているので、それで出勤している人も多いですね。さすがロンドンっ子はスト慣れしてるわ。

7:00 ヴィクトリア駅

7:50集合なのに早く着いたので朝食。なんだか珍しくホットコーヒーが飲みたい気分だったので、コーヒーとミニシナモンプレッツェルのセットで朝食。これで£6(1300円)は高いよな…


8:00

集合地点から駐車場に移動してバスに乗って出発。一人タクシーが渋滞に巻き込まれたとかで遅れてきたので…ストがあるから時間に余裕を持ってって言われただろ💢遅れるのはまだ仕方ないけどせめて連絡しろよ。

今日のツアーは「コッツウォルズ周遊日帰り観光ツアー」です。イギリスにはコッツウォルズという中世の風景を色濃く残した特別な地域があるのですが、そこを見学するツアーです。コッツウォルズは鉄道がほぼ通っていないのでアクセスが難しくツアーにしました。今日こそは日本語ガイドで安心。

バスで走ること2時間。羊がのんびり草を食む(この写真には写ってないけど)のどかな風景が見えてきました。

10:30 バイブリー

イングランドで最も美しい村とも言われる小村。1周10分ほどの小さな遊歩道があり、そこをゆっくり歩くと本当にのんびりした気分になれます。

14世紀の町並みがそのまま保存されている一角もあります。

終点にはマスの養殖場とお土産屋さんがあります。コッツウォルズ産の蜂蜜を買いたい場合はここがおすすめだそうです。




11:45 バーフォード

羊毛産業で中世に栄えた村。こちらも17~18世紀の町並みが残されています。

教会にはコッツウォルズの中で一番高い塔があるそうです。

短い坂道の両端にお土産屋さんが所狭しと並んでいて、1周するだけで満足度が高いですね。45分あっという間。







13:10 ストウ・オン・ザ・ウォルド

「風が吹く丘」という意味の、コッツウォルズで一番標高が高い(300メートル)村。街の中心に役場と広場があり、その周辺に飲食店やお土産屋が建ち並んでいます。

「PORCH HOUSE」という、イングランドで一番古いホテルもありますよ。




この村にある「THE STOW」であの有名なフィッシュ&チップスいただきました!(この村ではこの店しか出していません)あの悪名高い料理ということでドキドキしてたんですけど、これおいしいよ。まあ揚げ物を揚げたてに食べておいしくないわけないんだよ。衣もサクサクで身もほろほろで最高でした。

ただ魚も大きいしポテトも量が多いしとても食べきれませんでした…お皿を下げに来たウェイトレスさんがちょっと悲しい顔をしていたので、「すごくおいしかったよ!でもおなかいっぱいなんだ」と爽やかにコメントしておきました。

そういえば料理を持ってきたときに「お酢とか何か調味料いる?」と聞かれてNo thank you.と言ってしまったのですが、ケチャップもらえばよかったかな。

この村は14:30出発だったのですが、道に迷ったとかで20分も遅れて帰ってきた人がいたんだよな…この狭い村でどうやったら道に迷うんだよ💢しかも朝遅刻した人じゃねーか💢遅刻したら連絡しろって言ってるだろ。

15:10 ボートン・オン・ザ・ウォーター

ウィンドラッシュ川に沿うように発展した町で、コッツウォルズのヴェニスとも言われる村。ヴェニスは言い過ぎだと思いますが(おい)川と石造りの街の風景が絶妙にかみ合っていて、4つの村の中では一番景色がよかったです。

おしゃれなカフェとかもあってもっとゆっくり痛かったですが16:00出発です。


19:30 ヴィクトリア駅

途中でトイレ休憩を挟みつつ、ロンドンまで帰ってきました。ストのせいで道路も込み込みだったのですが、ガイドさんと運転手さんが一生懸命空いている道を探してくれていたのが印象的でした。やっぱり日本のツアーはいいな。

20:15 Stay House

昨日以降と思っていたマレーシア料理のレストラン。ナシ・ゴレンをいただきました。日本でも食べたことありますけど、それよりスパイシーで、小魚や小エビもしっかり入っていてエキゾチックな味になっていました。でもこれどんぶりくらいの量があるから全部は食べられない…。£22(4500円)でした。

21:00

ホテルに戻りました。これで今回の旅のオプンションツアーはおしまいです。

明日は再びロンドン観光に戻ります。というカアスが今回の旅行のメインですからね。予約時間の関係で朝はゆっくりでいいので、しっかり休んで体力回復しようと思います。


2025-09-08

イギリス旅行5日目 そろそろ旅も折り返し地点ですがまだ悲劇が…

時刻 旅の日記 写真
6:00

起床。

こんなに早起きする必要はないんですが、今日のツアーの集合場所が遠く、ストの影響でバスがどうなるかもよくわからないので早めに出かけます。ストのない国から来た身としてはホント理不尽感じる。

7:00

あまりトラブルもなく、バスでヴィクトリア駅前に到着。ロンドンのオプションツアーはヴィクトリア駅発着のものが多いので、ホテルとるならこの辺がいいかもですね。

今日のツアーは昼食を取る時間があまりないそうなので、駅で朝食と昼食用のパンを購入。スーパーで購入したんですが普通においしいんだよな…

7:30

集合地点からバスに乗り込み出発。

今日のツアーは「バース&ストーンヘンジ&ウィンザー城 日帰りツアー」です。このツアーは毎週月曜日だけ日本語ガイド付きで催行されているので、今日予約入れてたんですよね。でも出発直後に「催行会社都合で日本語ガイドツアーが中止になった」って言う連絡が来て、やむなく英語ツアーに切り替えました。yukkun20は英語の読み書きはあまり困らないレベルなのですが、会話は苦手だからすごく心配。

8:30 ウィンザー城

エリザベス2世がお気に入りだった、900年の歴史のあるお城です。早めに到着したのですが開場は9:30なので、それまでガイドさんの軽妙なトーク(マシンガントークなので何も理解できない)を聞きながら待ちます。今朝仕事のメールも来てたから返信しないと…

さて、ツアーレビューによるとこのツアーは非常に時間がタイトです。ウィンザー城も11時には出発するのですが、中の施設は10時開場なので、手荷物検査や移動時間を考えると正味の観光時間は1時間ないはずです。

そこでまず入城したら、オーディオガイドを入手し、それからまずショップでお買い物します。ショップだけは9時30分からあいていますので。10時が近づいてきたら、上層(ウィンザーは3層構造)にあるステート・アパートメンツに向かいましょう。こちらは王室の居住部分です。オーディオガイドを全部聞いている暇はないので適宜聞き飛ばしながらサクサク歩いて20分くらいかな。でも内装は非常に美しくて見応えありますし、精巧なドールハウスの展示もあってミニチュア好きのyukkun20にはかなり刺さりました。内部は撮影禁止なので写真はないです。

見学が済んだら一気に下層に降りて、セント・ジョージ・チャペルに向かいましょう。こちらは教会ですが、歴代国王の墓所にもなっており、エリザベス2世もこちらに埋葬されています。墓所の見学はちょっと混雑するかも。全部で10分くらい。ここも撮影不可です。

 


教会を出ると正面が出口になっているので城を出て、あとは街で買い物をしながら時間を待ちましょう。小さな街ですがいろいろなお店があって歩くだけでも楽しいですよ。


12:40 ストーンヘンジ

そこから1時間半ほどバスで移動し、世界遺産になっているストーンヘンジにやってきました。バスはビジター・センターに駐車し、そこからストーンヘンジまでは歩くかシャトルバスで行きます。距離は2kmほどですが、ここも14:00には出発なので、歩いて往復するのはかなり厳しいかも。幸いシャトルバスは2分おきくらいに出ているので、素直に頼っちゃいましょう。

ストーンヘンジはかなり近くまで寄ることができます(さすがにサークル内には入れませんが)。これまで写真などでは見たことも内角度から眺められて楽しかったです。モアイとかピラミッドとかと違って、ぎりぎり普通の人間の知恵でもなんとか作れそうな感じはするのですが、問題は何のために作ったかなんだよな…ケロロ軍曹は宇宙人のガスコンロ説を唱えていましたけど、そういうのも夢があっていいですね。





30分ほどでビジターセンターに戻り、あとはお土産探しです。

カフェもあるのでここでお昼ご飯にしてもいいですね。またストーンヘンジについて学べる博物館や、ストーンヘンジを建てた人の住居の再現もありました。



14:45 バース

そこからバスで45分。約2000年前にローマ人が築いたスーパー銭湯の街です。18世紀に保養地として再建され、現在も観光地になっています(温泉も入れますがツアーでは時間がないので無理)。

18世紀に再建された浴場を見学することができます。中には1世紀時代の遺構も…。温泉、温水プール、ジム、売店などがあり、身分関係なくローマ人たちが楽しんでいたそうです。さすが日本人と並ぶ温泉大好きローマ人。




こちらは街の中心にあるバース寺院。中には入りませんでしたが外観だけでも一見の価値あり。正面にははしごを昇降する天使の彫刻があしらわれています。いわゆるヤコブのはしごだと思いますが彫刻は珍しい気がしますね。

街は非常に小さく、2時間弱滞在できたので、ここが一番時間に余裕がありました。途中いきなり土砂降りになってびっくりしましたけどすぐやんだので助かりました。


19:30

ロンドンに到着。あっという間の1日でした。ストーンヘンジやバースは個人で行くのは結構手間なので、こういうツアーはありがたいですね。

ただガイドさんが本当にマシンガントークで、移動中も1時間くらいずーーーーっとしゃべりっぱなしなので本当に疲れました。悪い人じゃないんだけど、話が長くて大事な情報を聞き取れないんだよ…。英語が母語じゃない人も結構参加しているのは分かてるはずなので、もう少し気を遣ってほしかったと思います。個人的に話した感じではいい人だったので文句ではないのですが。

20:30 Vapiano

昨日も来たイタリアンです。本当はホテル近くのマレーシア料理がステーキハウスに行く予定だったのですが、どっちも満席だったので仕方ない。明日にしよう。

おなか空いていたので大盛りにしたのですがペロリと行けました。普通盛りでも日本の1.5人前くらいはあるのですが。


21:30

今日はツアーだったのであまり歩くこともなく(それでも2万歩くらいは歩きましたが)体力もちょっと回復。明日こそは日本語ツアーなので楽しんでいこうと思います。


2025-09-07

イギリス旅行4日目 英国の底力を垣間見ました

時刻 旅の日記 写真
07:00

起床。

昨日は早めに寝たので(意識を失ったとも言う)すっきりした目覚めです。

ホテルのレストランで朝食を取りましょう。エディンバラのホテルとほぼ同じメニューだから明日からはスキップするかも…

08:10

出発。

昨日言ったとおり地下鉄はストに入っているようなので(昼間は動いているようですが)、今日はバスで移動します。バスを降りてグリーン・パークという大きな公園を歩いていると…


8:45 バッキンガム宮殿

今回の旅のメインの一つ、イギリスの中心地・バッキンガム宮殿です。

入場にはチケットが必要で、当日券もありますがyukkun20は抜かりなく日本で予約してきました。一番早い9:30入場なので、それまで宮殿の周囲をうろうろ。ちなみに今日(日曜)は衛兵の交代式はないのでそっちはスルーです。


バッキンガム宮殿は現役バリバリですが、夏の期間は国王ご一家が秘書のためお留守にしているので、見学が可能ということになっています。

正門から向かって左に回り込んだところにあるCゲートから入城しましょう。

中ではオーディオガイドが無料で借りられます。もちろんyukkun20は昨日の反省を生かし、今日はイヤホン持ってきましたよ!なおヘッドホンつきガイドなのでイヤホンは不要です。

内部はイギリスらしい質実剛健な作りで、フランスの宮殿に比べると華やかさには劣りますが、それでもイギリスの貴顕たちが実際に訪れるお部屋や廊下、玉座の間などを実際に見られるのは興奮しますね。中は写真撮影禁止なので写真はありませんが、心に残る体験ができました。

公式情報だと全部回るのに2時間以上かかることになっていますが、オーディオガイドを全部聞いても1時間くらいだと思います。

 

見学が終わると中庭に出ます。カフェやショップがあるので堪能しましょう。ここのショップは非常に充実していてお土産探しにはもってこいです。yukkun20もほとんどのお土産をここでそろえることができました。荷物が重い…

中庭を眺めながらラズベリーティーで休憩。


11:40

続いてロイヤル・ミューズという王室厩舎を訪問します。こっちも予約制です。Cゲートのさらに奥にひっそりと入り口があります。

ここもオーディオガイドを聞きながら40分程度で見学できます。

中には公式行事で今も使われている馬車が所狭しと展示されています。



戴冠式の際に国王陛下が乗られた、4頭立ての金馬車もありますよ。これぞ大英帝国!


13:00 Vapiano

荷物が重くなりすぎたので一旦ホテルに戻って荷物を置いてきました。イギリスにはコインロッカーがないから困る。あとバスのルートが乗っている途中で急に変更になったんだが!?どうなってんの!???

ついでにホテルの近くにあるイタリアンで昼食にします。このサイトでは実はおなじみのVapianoです。このお店、ヨーロッパの代替の国にあるチェーン店で、パスタがめちゃうまなんだよな。yukkun20は見つけるたびに入るようにしています。

しかも今はQRコードで注文ができます。コミュ障のyukkun20にはありがたい仕様。

レモネードとポモドーロ(トマト)のスパゲティをいただきました。相変わらずうまいのだぜ。イギリスにいる間にまた来よう。


14:20 ウエストミンスター寺院

英国国教会の中心地です。中を見学したかったのですが、日曜は礼拝者オンリーなんですよね…yukkun20は宗派違うし見学は諦めました。ほかの曜日は普通の見学も受け入れているので、タイミングがあればもう一度来てみようかな。

14:30 ウエストミンスター宮殿

こちらも超有名なランドマーク、通称ビッグ・ベンがそびえ立っています。yukkun20の中のビッグベンは、子供の頃に見たピーター・パンの映画と、KH1のファントム戦のイメージだからもっと色が濃くてボロいと思っていたのですが、めっちゃきれいですね。

15:30 ロンドン塔

そこから鉄道で移動して到着。要塞、王宮、そして監獄として使われたロンドン塔です。ノルマン人がイングランドを制圧したときに拠点として築いたのが始まりだそうですね。

入場料が£34(7500円)もする上にオーディオガイドも£5(1100円)となかなかの出費ですが、見応えはありますし、順路がないのですがオーディオガイドがあれば無駄なく回れるのでセットでゲットしましょう。じっくり回れば1時間半くらいはかかります。

頑丈に作られているので、近代では宝物倉庫として使われていたようです。とはいえ第2次世界大戦頃まで牢獄としても機能していました。

またここには国王が即位式でかぶる王冠の現物が展示されています(撮影禁止)。見たこともないほど大きなダイヤやルビーが据えられていて目もくらむようです。これを現役で使っているのもすごいな。


一番上の写真は処刑台跡地で、処刑された王族の名前が刻まれています。


16:40 ロンドン・ブリッジ

日本人なら誰でも知ってるロンドン橋です。ロンドン塔から見える位置にあるので迷わず行きましょう。


£13(2900円)で内部の見学ができます。北側塔(ロンドン塔側)からしか入れないので要注意。

動力室も見られるのですがこれ本物か…なんとなく模型っぽい軽さがある。



18:00 COMPTOIR LIBANAIS

さて、これで今日の予定は終わりです。ホテルの帰ろうかな~と思ったのですが、そういえばロンドンの夜景をまだ見てないなと思いだし、近くにある超高層ビル「ザ・シャード」の展望台に行ってみることにしました。幸い当日券がネットでとれたので、日没まで食事をしながら時間を潰しましょう。

ロンドン橋からザ・シャードに向かう途中にロンドン・ブリッジ駅があるのですが、その駅前にあるレストランに入りました。レバノン料理という看板が掛かっていたので気になったのです。

料理はスパイシーなソースのかかったチキンの乗ったライス+サラダで、地中海っぽい味に仕上がっていておいしかったです。久々に米を食べると元気になりますしね。コーラ込みで£22(4800円)はロンドンにしては格安。

19:30 ザ・シャード

西ヨーロッパで一番高い、310メートルの高層ビルです。68,69,72階が展望台になっています。ちなみに当日のネット予約で£28(6200円)。ここも高いな…

とはいえ時間帯もバッチリで、日が沈んで夕景から夜景に切り替わっていくロンドンをじっくり眺めることができました。ロンドンにはもう一つの夜景スポットとして、巨大観覧車「ロンドン・アイ」があるのですが、そっちは当日予約はもう締め切られてたんだよね。



21:20

地下鉄は完全に止まっていたのでバスを乗り継いで帰ってきました。昼の反省を生かして、またもやバスのルートが変更になっていたのを察知して分岐前のバス停で降りることに成功、歩く距離は増えましたがなんとかホテルにたどり着けました。

明日からはオプションツアーに参加します。朝早いのでもう寝ます~


2025-09-06

イギリス旅行3日目 もはや運命だと思うしか…

時刻 旅の日記 写真
07:00

起床。

今日は移動日なので早めに起きて準備しましょう。朝食は昨日とは違うものが食べたかったのでシリアルにしました。シリアルはどこの国でも味が変わらないし食欲がなくても詰め込めるので助かります。日本にいるときはまず食べないのですが。

08:15 エディンバラ・ウェイヴァリー駅

エディンバラの中央駅です。今日はここからロンドンに向かいましょう。ロンドンまでは鉄道で4時間なので、飛行機という選択肢もあり得るところですが、もう空路はこりごりだよ…安全・安心・安定の陸路で行きましょう。

ちょっと早めについてので駅構内をうろちょろ。発車時刻が近づくと、駅の案内板に発車ホームが表示されるのでそれに合わせて改札を通過しましょう。eチケットなのでバーコードを改札にかざせば入れます。yukkun20は入る改札を間違えて一悶着ありましたけど。

09:30

定刻通り出発。あっという間にロンドン・キングスクロス駅に到着…あれ、ここ一つ手前のヨーク駅だな。時間的にはそろそろロンドンに近づいてもいいはず。…まさか。(LNERの公式サイトをチェック)

線路の安全点検のため緊急停止中だとぅ!?イギリス君さぁ…マジいい加減にしろよ💢

15:00 ロンドン・キングスクロス駅

結局1時間以上遅れてロンドンに到着。どうも1本後の便はそもそもロンドンまでたどり着かなかったらしいのでまあ不幸中の幸いと言えなくも…

本当は今日はこれからグリニッジ天文台に向かうはずだったのですが、今から向かうと閉館時間を過ぎる可能性があるのだ…さてどうするか。

15:30 ノーフォーク・タワーズ・ホテル

地下鉄を乗り継いでホテルにやってきました。もう今日の予定はキャンセルして、その代わりにロンドン観光をします。まずはホテルにチェックインして拠点構築だ!

「いらっしゃいませ~お部屋は317号室(仮)になります。後方のエレベーターで3階に上がってくださいね」了解!

3階には316号室までしかないんですが!???もしかしてなんか変なフラグ踏んでハンター会場に迷い込んだんでしょうか…?

フロントに戻ると、5分もたってないはずなのにさっき部屋を案内してくれた人がいない…別の人に、「3階に317号室なかったんですが…」って言ったら「え?3階に上がったんですか?それはすみませんでした…こちらへどうぞ(にやり)」とフロントの背後にある、どう考えても通用口にしか見えないドアを開けられる始末…。ああ…もしかしてこれはこのまま裏に連れ込まれてボコられて追い出されるんだ…と覚悟を決めたのですが、どうやら317号室は別館にあったようです。「案内した者が慣れてなくてすみません」ってわびられましたが、本当イギリス君さぁ…

16:10 大英図書館

イギリスが誇る大図書館。本好きとしてはここに来ないわけにはいきません。マグナ・カルタの原本とかダ・ヴィンチのノートとか貴重なお宝がたくさんあり、展示室で閲覧できるんだよな…。これ楽しみにイギリスに来たまである。

「お知らせ:展示室は空調設備の改装のため、9月25日まで閉鎖します」…イギリス君さぁ💢




17:00 シャーロック・ホームズ博物館

世界一有名な探偵・ホームズが作中で住んでいるベイカーストリート221B日本刀に作っちゃった博物館。ホームズの事務所を再現した4階建ての建物です。

非常に小さい建物なので一度に10人程度しか入場できません。今日は空いていたのですぐは入れましたが、行く曜日によっては予約した方がいいかもしれませんね。予約していない人は隣のグッズショップでチケットを購入します。£19(4100円)。

2階はホームズの応接室と寝室が再現されています。小物もおなじみのものが一杯ですし、壁には有名な「VR」の弾痕もあります。スタッフの方が解説してくださるのですが、写真もお願いしておしゃれ写真一杯撮ってもらいました。

 







3階はハドソン夫人の寝室と、ワトソン博士の寝室になっています。



4階は博物館になっていて、コナン・ドイルの書斎と、ホームズを元にしたメディアミックスの紹介がありました。おや、日本の作品も…

yukkun20はシャーロキアンでも何でもないのですが、すごく面白かったです。グッズもあれこれ購入してしまいました。昔のコナンの映画でロンドンに来た新一がずいぶんはしゃいでましたが少しその気持ちがわかった気がします。



18:15 FORBIDDEN PLANET

少し時間が余ったので、余裕があったら来ようと思っていたロンドンのオタクショップに来ていました。

中に入ったのですが、日本で言うとアニメイトに相当するくらい漫画やらアニメやらのグッズ、書籍、フィギュア、トレカなどがひしめいていました。yukkun20は旅行に行くと各地でオタクショップ巡りしていますが、この規模の店舗は世界有数と言っていいと思います。

ロンドンの北の方にももう1件大きなオタクショップがあるのですが、そこまで行く暇はなかったので本日の観光はおしまいです。

19:00 THE UNION

ホテルの最寄り駅パディントン駅の北にあるバーレストラン。ここもネットで評判がよかったので今日の晩ご飯はこちらで。

店員さんの愛想がよくていい店ですね。海外で一人旅をしていると、料理のおいしさはもちろん、いい店員さんがいるともう1回来ようって気になります。

ビールをあおりながらステーキをいただきました。ステーキソースが独特な風味があるのですがなかなかおいしい。赤身と脂身のバランスもよく、ひさしぶりに肉食べている感じがありました。

でもちょっと量が足らなかったか。ご飯がないからね。しかもこれだけで£23(5000円)くらいするんだよな…


20:00

ということで予定もずれてしまいましたが、なんとかことなきを得たかな。明日の予定を今日いくつかこなしたので、余裕があれば明日グリニッジには行こうと思います。

明日はバッキンガム宮殿見学です。日曜なので混むと思い、日本で予約も取ってきたので完璧ですね。…明日から地下鉄がストで運休みたいなんですが大丈夫かなぁ。イギリス君!?


2025-09-05

イギリス旅行2日目 イギリスの物価高に敗北

時刻 旅の日記 写真
09:00

起床。

しっかり眠れました。いつでもどこでも睡眠がとれるのはyukkun20の偉いところです。朝食をいただきましょう。

11:15
→5:15
フィンランド・ヘルシンキ空港

予定より早く到着です。乗り換えは1時間半ほどなのでうろうろして時間を潰します。

ヘルシンキ空港2回目ですけど、1回目もこのムーミンいた気がする。

6:50 定刻通りに出発。食事も出ないしモニタもないので体力温存のため寝ます!
9:50
→7:50
イギリス・エディンバラ空港

イギリス北部、スコットランドにあるエディンバラ空港に到着。預け荷物もすぐ出てきたので空港を出てホテルに向かいましょう。

空港からはトラムが出ているのでそれに乗ります。片道£7.9(1700円。£1=220円で換算)とちょっと高いが一番速いから仕方ない。

Picardy Placeでトラムを降りて、そこから5分ほど歩きます。早朝のエディンバラの空気が気持ちいいですね。というか日本からTシャツ1枚できたんだけどめちゃ寒い。日本だと11月くらいの空気。
9:00 Cairn Hotel

エディンバラの宿に到着。飛行機が遅れたことは旅行会社から伝わっているはずなのに、チェックインしようとしたら「チェックインは午後3時からです💢」って切れられたんですが!???

yukkun20のつたない英語でなんとか誤解は解けたんですけどイギリス人マジいい加減にしろよ💢日本人ウソツカナイ

まあきれいな部屋だったのでOK。

とりあえず荷物置いたら観光に出かけましょう!しっかり寝たし健康も回復してHP95/100くらいはあるぞ!

 

その前にホテルでちゃんと朝食食べておこう。朝食付きだからお金もったいないし。朝食に間に合ってよかったー(せこい

9:40

出発。

ひとまずホテルの近くにある丘へ登りましょう。ここから町が一望できるんだよね。まずは高いところに上る、これ観光の鉄則です。

10:00 カールトン・ヒル

いいながめですねー。上ってきた甲斐がありました。頂上には展望台のほかにショップやカフェもありますよ。なお体力のないyukkun20には厳しすぎてすでにHPが赤ゲージです。


10:20 ホリールードハウス宮殿

そこから10分ほどてくてく歩いて到着。イギリス王室がスコットランドに置いている公邸です。内部の見学も可能なのですが、飛行機の遅れのせいで微妙に旅程が押しているので外から眺めるだけにします。

でもギフトショップには寄って、集めているお土産メダルを購入しておきました。王室グッズも気になりますが、どうせロンドンでバッキンガム宮殿に行きますからね。無理してここで買うこともないでしょう。

スコットランド国立博物館

バスに乗って移動。イギリスのバスはコンタクトレスカード決済が使えるので助かります。ただしAMEXは対応していないのでVISAかMasterCardがいいです。

イギリスの博物館や美術館はだいたいそうなのですが入場は無料です。ただし寄付をすることが推奨されています。

内部は0階、1階、3階、5階の4階層に分かれています。


自然物から動物、恐竜、科学技術、服飾などの文化まで幅広く展示されています。






日本のアイヌや戦国時代のものもあります。こういうのはさすがイギリスという感じ。

有名なクローン羊のドリーもここで剥製になっています。



12:00 次の目的地はエディンバラ城なのですが、予約入場時間までまだ時間があるので街ブラ。

本屋で日本の漫画を売っていたので、「異世界おじさん」3巻買いました。日本の文化がどういう風に翻訳されているのか気になったので。あと3巻と4巻しか在庫なかったんですが、yukkun20はエルフ派なので3巻で。

なるほど…藤宮さんもおじさんのことUNCLEって呼ぶのか…


12:40 Deacon’s House Cafe

エディンバラ城前の目抜き通りはお土産物屋と飲食店が所狭しと並んでいるのですが、その中の一つのカフェで昼食。

「本日のスープ+チーズスコーン」と「アイスカフェオレ」を注文しました。£14(3000円)。高い…がこの辺では普通です。チーズスコーンは外はサクサク、中はしっとりで日本人にも合う味。味が濃いめのスープとしっかりマッチしてますね。


13:15 エディンバラ城

エディンバラの丘の上に立つ山城。平日ですがかなり人で賑わっています。yukkun20は日本で予約していきました。
入り口のチケットセンターでQRコードを正式なチケットに引き換える必要があるのですが、何度やってもエラーが…係員に泣きついたら、「これ?引き換えずにそのまま入り口に行けばいいから」って言われたんですけどどういうことだってばよ。

入り口をくぐってからオーディオガイド(これも予約済み)も受け取れます。イヤホン持って行くと手ぶらであるけるからいいよ!yukkun20も海外慣れしているのでもちろん日本から持ってきました!まあホテルに置いてきたわけだが。


エディンバラでは毎日午後1時にここから空砲を撃つそうです。

 


戦争に関する展示も一杯ありました。イギリスの歴史は17世紀くらいからしか覚えてない…

 



あまり広くはなく、頂上まで簡単にたどり着けました。

 

頂上には王宮があります。中には素晴らしい秘宝(王冠と王笏)がありますが残念ながら撮影禁止でした。

しかしレンガ造りだからすごく圧迫感がありますね。

そういえば帰りのショップで、yukkun20が集めているプレスペニー(金属片をプレスしてメダルにしてくれる機械。日本にもあるよね)があったので列に並んでいたら、前の並んでいたおばあさまが機械が動かなくて困ってたんですよね。単に力が足りずにハンドルを回せてない感じだったので代わりに回してあげたんですけど、すごく喜んでくれて”Genius!”(天才!)って言われました。ごめんねおばあちゃん。筋肉しか使ってないんだ。あと自分のは買うのを忘れた。



14:45 スコットランド国立美術館

城から徒歩10分ほどの場所にある美術館。スコットランドの絵画が多く展示されています。スコットランドの絵画は全体として人間や大自然を描いたものが多く、宗教的な素養がなくてもわかりやすくていいですね。

中には→のようなファンタジックな絵画もありました。(妖精王オベロンと妖精女王ティターニアのけんかを描いた絵)

15:20 これで今日の観光予定は終わりですね。あとは街をぶらぶらしていました。

エディンバラと言えばスコッチウイスキー、それにカシミアが有名です。yukkun20はウイスキーのことはわからないので、家族にはカシミアのマフラーをお土産にしました。とはいえ一級品は高い…。

ネット情報によると、KILTANEというメーカーのものが値段もお手頃で品質もよいようです。エディンバラ城の近くに直営店があるのですが予算内に収まって助かりました。

しかしもう歩きすぎでつらい…もう3万歩くらい今日は歩いてるんだ。

19:00 Howies Waterloo Place

地元で非常に評判のいいレストラン。yukkun20は旅行中一度はちょっといいお店に予約していくことにしていますが今回はここです。

この日ばかりはお酒も飲んじゃいましょう。まずはエールです。yukkun20はラガーよりエールの方が飲みやすくていいんだよね。

こちらはスコットランドの伝統料理「ハギス」です。羊の内臓をゆでてミンチにして、タマネギやハーブなどと一緒にゆでたり蒸したりする料理です。まあイギリス料理の中でもちょっとこれは…と言われていますが、この店のは本当においしいんですってよ(ネット情報)。

いやマジでうまいわ。羊特有の臭みがほとんどない。味付けも絶妙で、内臓のプチプチした歯ごたえも気持ちいい。付け合わせのポテトやにんじんのペーストとの相性も完璧です。正直イギリス料理なめてました。すみません。

あとはリゾット。こちらも(量が多いことを除けば)いいお味でした。イギリスでリゾットは不思議な感じもしますけど、やるわね。

ただ上の乗っているのはスモークサーモンなのですが、かなり生に近い感じだったのでちょっと気になって残してしまいました。

まあとにかく大満足のお店でした。エディンバラにお越しの際は是非どうぞ。ちなみにチップ込みで£46(10000円)。Oh…

 

20:00 ホテルに帰ってきました。マジ疲れた…。いろいろありましたがとりあえず順調な滑り出しになってよかったです。

あれメールが…「ロンドンで日曜からストライキ予定。地下鉄止まるかも」「ストとは関係ないんだけど、催行決定していたオプションツアーが中止になりました。他のツアーに振り替えますか?それともキャンセルしますか?」

…明日はロンドンに向かいます。


2025-09-04

イギリス旅行1日目 旅立ちは嵐と共に

 

時刻 旅の日記 写真
08:00

起床。

昨日から宿泊しているのは、関空の一つ手前の「りんくうタウン」駅前にある「OMO 関西空港」というホテルです。星野リゾートがやっているリゾートホテルなのですが、平日だからなのか非常に宿泊費も安くそれでいて設備はきれいでアクセス良好と非の打ち所のないホテルでした。部屋にバスタブがない(シャワーのみ)ところだけ注意かな。大浴場あるのでyukkun20は気になりませんが。

大浴場も非常に広くて人も少なく大満足でしたよ。もう関空の前泊は今後もここでいいな。


09:30

昨日の日記に書いたとおり、今日一日は日本にいることになったので、もう開き直って楽しむしかねぇ!と言うことで朝食のビュッフェに行きました。2500円とちょっとお高めですがその価値のある豪華ビュッフェ。おかゆがおなかにしみるぅ。

11:00 チェックアウト寸前まで部屋でだらだら過ごして出発。ホテルには大きな荷物預けルーム(宿泊客専用)があるのでそこにスーツケースは預けておきます。

こういう時間のある日は映画を見て過ごすのもいいかな…と思ったのですがこの近くには映画館がなかったので、駅前にあるショッピングモールをうろうろしてました。山形料理の店があったのでそこでお昼ご飯食べたんですけどおいしくなかったよ…タマゴの鮮度が。

13:00 関西国際空港

おなじみ西日本の玄関口。いつもは早々にチェックインして保安検査後のラウンジで過ごすんですが、今日の出発時刻は22:35。まだチェックインもやってません。そもそも台風も近づいているしちゃんと出発してくれるのか…??

買い物も大体済んだし、さてどうしますかね。

14:00 KIX エアポート カフェラウンジ NODOKA

エアロプラザ2階にあるラウンジです。ラウンジと言っても、漫画のないネットカフェみたいな雰囲気です。個別ブースとかもあるし。6時間コースがあるのでひとまずこれで引きこもって体勢を整えるぜ。スイッチ(2はもしもの事故があると怖いので1の方)を持ってきたのでこれでポケモンフレンズでもやりこむか。

19時前くらいにここを出て、ちょっと買い物して夕食食べてチェックイン、今度は別のラウンジへしけ込む、と。

19:00

と言うことであっという間に19時です。そろそろ出国審査に向かいましょう。そのあとはまたラウンジでゆったり…と思ったのですが、ゲート近くにラウンジはなかったので普通に食事しながら搭乗時刻を待ちます。

22:25 ほぼ定刻通りに出発。
と言うわけで飛行機恒例「興味はあるんだけど見る機会に恵まれなかった映画」鑑賞会始めますか。今回は「名探偵ピカチュウ」です。
23:40 映画途中ですが晩ご飯です。しまった…晩ご飯出るのか。乗る前に食べなければよかった。メニューは豚肉のバジルソース炒めです。これでご飯ともお別れかのう。
24:00 映画見終わりました。ちょっとはしょり過ぎなところもありましたが、なかなかに面白い映画でしたね。おっさんピカチュウとかどう考えても色物やろ…と思ってましたが登場1分で慣れた。ミュウツーまた悪役かよと思いきや、あんなどんでん返しが待っているとは驚きました。ただ一つ大きな欠点があるよな…なんでサーナイト出てこないん???

じゃあ映画も見たので寝ます。