2014-02-12

【コミック】天元突破グレンラガン 男一匹編 レビュー

しょこたんも激薦(帯より)のグレンラガン最新コミックです。このサブタイトルにピンと来た方、通ですねぇ。

天元突破グレンラガン 男一匹編

著者:ののやまさき(脚本:中島かずき)
レーベル:ヒーローズコミックス
価格:580円

レビュー

これはTVアニメ「天元突破グレンラガン」のDVD5巻(限定版)に付属した(BD-BOXにも付属しているので興味のある方はどうぞ)ドラマCD「男一匹グレンラガン」のコミカライズ作品です。大筋は同じですが、尺が短めだったドラマを少し膨らませた作品になってます。脚本はアニメ本編同様中島かずきさんなので、そういう意味でも安心。

あらすじ書こうと思ったんですけど、ストーリーがハチャメチャでうまく文章に起こせそうになかったのであきらめました。とりあえずグレンラガンのキャラクターを使った学園もの…という認識でいいかと。大紅蓮学園に通う、「男らしさ」を求める神野神名(かみのカミナ)、その弟分で神野が勢いで破壊した校舎の修理を担当している堀田志門(ほったシモン)、カミナの幼なじみでエアライフル部部長(話の都合で毎回所属部が変わる)の宇津和庸子(うつわヨーコ)の3人を中心に、カミナとシモンそれぞれの父親が残したロボットを巡るテッペリン財団との熱い戦いが描かれてます。
というかこのストーリーですらおまけにしてしまうほどの暑苦しい勢い優先の展開がポイント。ロシウとヴィラル、カミナとニアなど、アニメ本編では見られなかったコンビの活躍が見られるのもうれしいところ。こういうのキライじゃないぜ。

ドラマCDを楽しめた方にはおすすめできます。アニメ本編を見たことがない人にはこの漫画は薦められませんが、とにかくアニメ本編はマジで一度見てみるべきです。どういう魅力があるかはこちらで。
 →【アニメ】yukkun20が心で選ぶ名作アニメ | Y.A.S.
  ※この記事今見直したら「ニニンがシノブ伝」が抜けてるな…2位と3位の間にこれを入れないとダメですね。そのうち修正します。

コミックスの続きは2014夏頃発売の「男ドあほう!編」で見られますのでそちらもお楽しみに。


2014-02-10

【コミック】となりの関くん 5 レビュー

明日はいよいよPCが届きますよー。大雪の影響も心配しましたが、どうやら大丈夫のようです。プリンターも新しく買い換えましたし、部屋の模様替えもしましたし、あとはパソコン様をお迎えするだけです。

となりの関くん 5

著者:森繁拓真
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格:590円

レビュー

これまでどおり、隣の席で独自の遊びを繰り広げる関くんと、それに翻弄される横井さんの掛け合いを眺める漫画です。今回は修学旅行編も含まれていて、学校の外でのおふざけも楽しめます。あと横井さんの意外な弱点も…
しかし今回横井さんの表情が怖いよ…最初の頃の横井さんは、関くんの不真面目な態度に怒っていたのに、最近は遊びに混ぜてくれないことにキレ気味です。まぁ関くんの寝癖を直してもらうためにヘアブラシを貸した時、関くんが自分のつばで整えようとしたシーンはキレていい。

今回の関くんの一人遊びはこちら。

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2014-02-09

【小説】マージナル・オペレーション 04 レビュー

既にだいぶ前に最終巻(5巻)が出ているというのに今さら。

マージナル・オペレーション 04

著者:芝村裕吏
レーベル:星海社FICTIONS
価格:1250円

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2014-02-03

【コミック】軍師 黒田官兵衛伝① レビュー

このサイトでもおなじみ「信長の忍び」の作者重野なおき先生の最新刊です。
今はやりの「黒田官兵衛」を主役に据えた歴史物です。基本的に「信長の忍び」のスピンオフと考えればいいのではないかと(歴史物にスピンオフもへったくれもありませんが)

軍師 黒田官兵衛伝①

著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:571円

レビュー

1巻は官兵衛が仕える小寺家が、東から迫る織田家か、西に陣取る毛利家のどちらに身を寄せるかを決める場面から始まります。織田信長が武田勝頼を長篠の戦いで破ったのと同時期なので、「信長の忍び」よりは4年くらい先の話です。信長はもちろん、秀吉や半兵衛など「信長の忍び」でおなじみの面々ももちろん登場します。

ストーリー展開も相変わらずうまいですね。やっぱり歴史を動かす人にはドラマがあるなぁ…ということを思い知らされます。もちろん全体としてはギャグ展開多めなので、気軽に歴史の勉強をしたいあなたにもオススメです。「官兵衛?ああ、あの秀吉の部下で病弱な…え?それは竹中半兵衛?」くらいの歴史ぼんくらな自分も少し賢くなれました。

あと奥さんの光(てる。表紙の一番左の人物)がツンデレでいい感じです。

気にしてませんよー

光「そうですか 織田家の支援をとりつけましたか…」

官兵衛「うむ これで肩の荷がおりたぞ!!」

光「それだけですか?隠し事はおやめ下さい」

官兵衛「…すまん!!旅先で秀吉殿の奥方に見とれてしまった!!」

光「そんなことでは…見とれたんですかへえーふうーん

※50ページより引用

1巻は官兵衛が有岡城に幽閉されてしまうところまでですね。今後のドラマティックな救出劇と、官兵衛の長男をめぐる半兵衛の策がどう描かれるのかが楽しみです。

現在、第1話、最新話と特別編がヤングアニマルDensiで公開されていますので、ちょっとでも興味がある方はぜひ立ち読みしてみて下さい。

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今後の関連作品の発売予定は以下の通り。

        • 信長の忍び8巻…2014年夏頃
        • 軍師黒田官兵衛伝2巻…2014年秋頃
        • 信長の忍び外伝尾張統一記…2014年初夏 

2014-01-29

【ドラマCD】科学アドベンチャーシリーズ スペシャルドラマCD 怱卒連鎖のトリプティック レビュー

買ったのは結構前なんですけどね…科学ADVのドラマCDです。助手成分が少ないことに絶望しつつ、ダルとフラウたんのために購入。

怱卒連鎖のトリプティック

価格:2800円

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2014-01-28

【コミック】テイルズ オブ エクシリア2 レビュー

TOX2のコミカライズです。2巻で完結するとは思わなかった。

テイルズ オブ エクシリア2

著者:内藤隆
レーベル:電撃コミックスNEXT
価格:620円

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2014-01-26

【小説】サモンナイトU:X ―黄昏時の来訪者― レビュー

ようやく最新刊を入手出来ました。近くの本屋に入荷されるのを待っていたんですけど、埒が明かずAmazon様にお願いしました。そんなことだからネット本屋に負けるんだよ!(八つ当たり

前巻の感想はこちらから。→【小説】サモンナイトU:X 界境の異邦人 レビュー | Y.A.S.

サモンナイトU:X ―黄昏時の来訪者―

著者:都月景
レーベル:JUMP j BOOKS
価格:760円

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2014-01-25

【Webサイト】シオニーちゃんと世界樹スレ レビュー

今日は仕事で講演会やってきました~。疲れた…本番も疲れるんですけどリハーサルが結構大変なんですよね…
ということであまりネットをする時間がなかったので、今日は軽めの更新です。久々にやる夫スレの話をしようと思います。

シオニーちゃんと世界樹スレ

僕が最初からずっと読んでいるやる夫スレの一つ「シオニーちゃんと世界樹スレ」が、先日完結しました。

シオニーちゃんと世界樹スレ:AAまとめブログ(´∀`)

Nintendo 3DS用ゲームソフト「世界樹の迷宮Ⅲ」を下敷きにしたコメディ…の体裁をとった何か。前作の「マミさんと世界樹スレ」(AAまとめブログ マミさんと世界樹スレ)も面白かったので引き続き読ませていただきましたが、今作も最高でしたね。ボケとツッコミの掛け合いが素晴らしく、オチが読めているのに笑ってしまうこともしばしば。それでいてシリアスなストーリーもしっかりとしていて、そのギャップが楽しめました。

ゲームを下敷きにしているとはいえ、全くプレイしたことがなくても楽しめます(僕も世界樹の迷宮は1以外未プレイですし)。ただ「マミさん~」から読んだ方がいいですけど。

途中で打ち切りみたいになってしまう作品も多い中、長編2作品をきちんと完成させただけでも僕なんかすごいなーと思うんですけど、それでいてこのギャグのクオリティは作者の方のセンスを十分に感じました。

この作品は特に僕がまどマギを見るようになった遠因でもあるので余計思い出深いです。まどマギみたあとで読み返すと、よけいに笑えますね。

以前作者の方は次回作も構想にあると仰っていたので(今度は続編ではなく新作らしいですけど)、wktkしながら待とうと思います。


2014-01-23

【コミック】Steins;Gate 哀心迷図のバベル 03 レビュー

フェノグラムともリンクしているシュタゲのスピンオフコミックのレビューです。

既刊のレビューはこちらから。
Steins;Gate 哀心迷図のバベル 01 レビュー | Y.A.S.
【コミック】Steins;Gate 哀心迷図のバベル 02 レビュー | Y.A.S.

Steins;Gate 哀心迷図のバベル 03

著者:成家慎一郎
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
価格:562円

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2014-01-21

【Webコミック】星界の紋章 第8話 レビュー

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されましたよ。前回と前々回は3ヶ月、その前とは5ヶ月空いていましたが、今回はなんとわずか2ヶ月での更新です。

星界の紋章

紋章8-1しかも初っぱなからカラーイラストです。一応原作未読の方のためにフォローしておきますが、ラフィールの左胸のところは肌じゃないですから。階級章ですから。

それにしてもカラーイラストかなり久々ですねぇ。こんな手の込んだイラストがあるのにこの更新スピードとは。ありがたい話です。

紋章8-3第8話はようやくゴースロスと敵艦隊との戦闘が終了しました。相変わらず書き込みが緻密すぎて何が起こっているか把握出来ていないのですが…

左のシーンは、電磁投射砲の反動を使って無理矢理姿勢を変え、敵を射界に捕らえようとしているという解釈でよいのでしょうか。仮にそうだとしても重力制御を切る必要はないと思うのですが…

そしてラフィールの遺伝子提供者の話を経て、次なる舞台「フェブダーシュ男爵領」に到着です。フェブダーシュ男爵館がかなり変わったデザインになっていたので、これはご自身の目で確かめてみてください。

紋章8-2今回の王女殿下ベストショット。ラフィール殿下は逆ギレカワイイ。

※画像は上からそれぞれ第8話1,5,26ページから引用