2017-10-21

【コミック】星界の紋章⑤ レビュー

またもや1年ぶりの新刊です。今年もAmazonで購入。

星界の紋章⑤

著者:米村孝一郎
レーベル:フレックスコミックス
価格:650円

あらすじ

正体を隠しクラスビュールに潜伏するジントとラフィール。敵兵と現地の警察官による包囲網は次第に狭められてくるが、そこで手助けしてくれたのは意外な組織だった。

一方ゴースロス爆散から始まった帝国と四カ国連合の対立は悪化の一途をたどり、遂に皇帝は四カ国連合に宣戦を布告する。スファグノーフ侯国に向けて出発したトライフ艦隊は、この戦争初めての大規模会戦に挑もうとしていた―

感想

原作小説で言うと第2巻の終盤に当たる部分のコミカライズです。⑤でも第2巻分は終わらないのではないかと思いましたが終わりましたね。第1巻分が①②、第2巻分が③~⑤なので、あと3年くらいで完結するんじゃないですかねぇ。超大作ですな。

今回は皇帝と大使達、ジントと統合体兵士、ジントたちとクラスビュール戦線の面々など、丁々発止で会話が進むシーンが多かったですね。

また大使達、ファラムンシュ、エントリュア、カイト、クラスビュール戦線組など新キャラが多く出てきたのも目を惹きました。基本的にキャラデザはアニメ版を踏襲していましたが、米村先生風に良い感じに味付けされてましたね、その中でもやはりポイントはラマージュ陛下でしょうか。連載中に、もしかして次のコミックスで表紙を飾るか?というくらい気合の入ったカラーイラストがありました。残念ながら表紙にはなりませんでしたが、カラーイラストはばっちりカラーのままで収録されてますよ。

表紙と言えば、ジントが持ってるのが何か一瞬分からなかったんですけど、これ④巻で登場した炭素結晶繊維紡錘ですよね。マニアックすぎるだろ…。

第21話「万芽に」は誤植ではないかと連載当時感想に書きましたが、「一身に」に修正されてましたね。


このイラストは修正されてませんでした。

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コメント & トラックバック

テイルズシリーズなんですが
真面目な話ですが25周年くらいで「完結」という形で閉めてもよいと思います
あまりも多すぎるキャラクターに
声優とファン層の高齢化に魅力的なキャラによるアクションRPGが
テイルズだけはなくなってきており存在意義がなくなっているではないかと
僕としてはまだテイルズは出してほしいですが
長く続いたせいか「パンク」が起きつつあるといえるのではないでしょうか
テイルズが終わってしまうのは私の人生の楽しみが一つなくなるということで
こういうことは言いたくなかったのですが 最近の勢いのなさが
「充電期間」と楽観することができないのです

そうですか?個人的にはリリースのペースは落ちてもいいので、今後も続けていってほしいです。というかシリーズを完結するって言って無事完結できたシリーズなんてほとんど無いのではないでしょうか。人気があるシリーズならどうせ再開するし、ないシリーズならそもそもそんな告知も出せないでしょうし…。僕の知る限り完結を歌って完結したのはアルトネリコシリーズくらいしか思い当たりませぬ。
サモンナイトも7年待ったし、もうちょっと待ちましょう。

 FFファンとして言わせてもらいますが、FFがどん底だった頃の低迷ぶりと比べれば、今のテイルズはずっとよかったですよ。13や旧14の時期は、マジで「シリーズ存続の危機」「スクエニ存続の危機」でしたから。

 紋章5巻買いました。
 折り返しの森岡先生コメントがいつにも増して面白かった。ほほう、原作刊行当時やはりそういう批判があったのですね?ほほー、帝国と統合体の政治形態を考える際、やっぱりそーゆーことを考えてらしたのですね?時代を先取りしすぎましたね…。ニヤニヤしながら読めました。
 本編は、ラマージュ陛下がカラーで拝めたのはありがたい。マンガの陛下、容貌はアニメより幼くて美少女めいているのに、威厳はたっぷりで、アニメ以上なのが米村先生の筆力ただごとのなさを感じました。まっこと「銀河帝国の皇帝」に恥じない権威。

しまった。森岡先生のコメントも取り上げようと思っていたのに忘れてました。人類統合体は一応民主主義のようですけど、どういう形態の民主主義かははっきり描かれていないので、民主主義批判と読むのは穿ちすぎだと思いますけどね。
> ラマージュ陛下がカラーで拝めたのはありがたい。
いつもはカラーページは2or4ページなので、5ページ目にこのイラストを入れてくれたのはありがたいです。若くて美人という縛りがあるにもかかわらずこの威厳はさすがです。

>民主主義批判と読むのは穿ちすぎだと思いますけどね
「帝国=善VS四カ国連合=悪」でもないしね。

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