2014-02-19

重野先生の「GoodMorningティーチャー」もおすすめです

ここ数日、ゲームとかアニメとか小説がらみで更新するネタがないんですよね…。

ということで、今日はこの記事を紹介させていただきます。

“歴史とギャグの融合”重野なおき『軍師 黒田官兵衛』『信長の忍び』そして、みなもと太郎の存在 – 素晴らしい日々

歴史物はもちろん大きな外してはいけない流れが存在するわけですが、その一方でよくわからない、つまり想像の余地のある分野もあったりして、それをどううまく膨らませるかが作品のキモだと思うんですけど、この記事の作者の方がおっしゃるとおり、

最も一般的にメジャーでみんなが知っているような信長にしても秀吉にしてもオーソドックスなステレオタイプキャラクターにはなっていませんが。「残忍で怖い人」「猿みたいだけど頭が切れる人」みたいなステレオタイプではなく、感情のある「重野版信長」「重野版秀吉」になっています。こも解釈もまた読んでいて楽しい。

ということで、キャラクターを魅力的に描いているのがこの作品のすばらしいところだと思います。信長も秀吉も戦国の世の習いでかなり(現代の価値観からすると)非道な行為もしているんですけど、そこら辺を正面から描きつつ、かつギャグ漫画の範囲を逸脱するほど深刻な話にしないで進めているところに、作者の深い技量を感じます。

「風雲児たち」も最近立ち読みしているんですけど、こちらも歴史の裏側がわかりやすく描かれていて結構おもしろいです。さすがに今から全巻そろえるのはつらいので、そのうち漫画喫茶にお世話になろうと思っていますが…というかこの漫画ぼくが生まれる前から連載してるのかよ!

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コメント & トラックバック

>歴史解釈
 でも何ごとも過ぎたるは及ばざるがごとしで、「戦国BASARA」は悪ノリのし過ぎです。BASARAに限らずゲームの歴史物は畏敬の念がイマイチ足りない(新撰組でBLって…)。コーエーはまだ節度ある。

歴史キャラを使った二次創作と考えた方がいいのかもしれませんね。こういうのって本人たちが見たらどう思うのか気になる。

>畏敬の念
先人へのです。

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