テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER プレイ日記#33

第三部 古代塔市タルカロン

デューク…お前の企み、阻止しないわけにはいかない!(前回までの展開を無視した唐突なシリアス

152塔市を復活させた者

さて、すでにデュークはタルカロンで周囲の人間の生命力を吸い上げ中ですが、ユーリたちは精霊の加護があるので当面は大丈夫なようです。しかし吸い上げは段々強くなってきていて、いずれ限界を迎えそう。どうやら温泉やら水着やらではしゃいでいる場合ではなかったようです。急いで塔を上りましょう。全7層もあるので大変なんですが…

リタ先生の鋭い考察。この構造物は古代文明(つまり、前回星喰みと戦った時代)の建物なんですが、武器なのか街なのかすらよく分かってません。知っているであろう精霊たちも多くを語ろうとはしませんし…。とはいえ、もしこれが星喰みに対抗できる兵器なら、星喰みを封印する必要はなかったはずですから、おそらくもっと弱い相手に対して使うためのものでしょうね。

そんなクッパをファイアーボールで倒すじゃなくて背後の斧を取ればいいんじゃね?みたいな攻略法で大丈夫かなぁ。

133シュヴァーン隊の激励(1)

それはそうと、まめに合成をしているとそろそろレイヴンの所持スキルが100を超える頃ではないでしょうか。その状態でオルニオンにいくと、シュヴァーン隊がレイヴンのもとにやってきます。え…レイヴンがリーダーだっけ?目の前に騎士団長代行がいるのに結構大胆な発言だな…Xbox版からあるサブイベントだからだな

これまでの功績に鑑みて、ヨーデルから勲功を称える装束が送られることになったようです。レイヴンは自分は騎士団長ではないからといって辞退しますが、フレンから促されて受け取ることに。

その姿を見てルブラン男泣き。このおっさん本当仲間以外からの評価高いな。

思った以上にラフな衣装ですが、衣装解説も結構ひどい(笑)

153暗殺者の最期

ようやく半分あたりまで来ました。いかにも中ボスが待ち受けていそうな雰囲気バリバリです。しかしデュークって仲間も部下もいないですよね。中央付近に見える人影、あれ誰だろ…?

仲間でも部下でもなくただのストーカーだった件について。海に落ちたくらいで死ぬはずもなかったか…つーかこいつに魔導器を提供したのは誰だ!デュークも魔導器敵視するならこういうやつを排除しておいてくれればいいのに。

ザギ

おなじみの中ボスですが、ギガントモンスターを倒せる実力があれば問題ない相手。ユーリ(グローリーがあるとなお良い)が足止めしながらリタが後方から魔術、エステルが回復で問題ないでしょう。途中パティがクリティカルモーメントで敵ステータス強化&味方ステータス下降という最悪のコンボを決めてくれましたが普通に勝てました。むしろシークレットミッションのために手加減が必要。

シークレットミッション24

ザギが使う「魔導凶身」ですが、4回以上使うと使用後に隙ができます。そこで攻撃を当てればトロフィー「シークレットミッション24」を取得。4回使う前に倒してしまわないようにだけ注意。

ユーリが最後に切りつけると、よろめいたザギはそのまま奈落へ落ちてしまいました。これ作中ではっきり描かれているユーリの殺人3件目なんですけど、全然話題になりませんよね。同行していたフレンでさえ、やむなしみたいな顔をしてるし。仕方ないよね。正当防衛は神もお認めです。

おっさんはたまにかっこいいこと言う。デューク、アレクセイ、ザギと、孤高を貫くのは大変なんでしょうね。おっさんはザギはユーリに出会ってから歪んだって言ってますけど、でも初対面の時から完全にいかれてたよなぁ…皆さん比較的涸れに同情的なんですが、個人的にはあんまり同情する気にはなれん。

そんなこんなでようやく最深部。

ユーリは改めて、仲間たちの覚悟を確認します。もちろん仲間たちも世界を救うために星喰みを倒すという気持ちは同じ。全員一丸となって最後の階段を駆け上がります。

168シュヴァーン隊の激励(2)

その前にサブイベントの回収な!レイヴンに先ほどもらった衣装を着せてパーティトップにした上で、脇道を進んでいくと…

おいおっさん。yukkun20はジュディス派じゃないけどそこを譲るわけには!

お、ジュディスちゃんも乗り気♥

ですよねーε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
最終決戦前になにもしてないのに戦力が減ったお。

154希望のギルド

さて、いよいよ最後のあらすじに到達しました。タルカロンの最上部に上がり、デュークの目を盗んで星喰みを倒してエンディングにしましょう(そんなRPGがあるか

まあもちろんデュークが待ち構えていたんですが(スクショがボケボケですが、これはカメラとキャラの間に噴水が流れているという設定だからです)。何やら忙しそうだったのでこっそり後ろから闇討ち…ではなく、ユーリたちはひとまず説得を試みます。

う…まあそうなんですけど。

リタっちかっこいい!デュークの嫌いな魔導器文明もついでに終わるし、これでいいんじゃね?ね?

デュークは、人間が魔導器を手放すはずがないしと取り合ってくれません。ユーリはそれを証明するため、時間の猶予を求めます。

デュークは人間の都合で始祖の隷長を犠牲にしてるだけでしょヽ( ´ー)ノ とやっぱり相手にしてくれません。それを言われるとつらい。精霊たちは自分たちの転生に納得していますけど、厳密に言うと精霊と始祖の隷長には連続性がないような気がするので、結局始祖の隷長は死んでるとも言えますもんね。

エステルはさすがに人を説得するのがうまい。世界の変化ではなく進化ではないかと。

とはいえ、デュークにはそもそも人間に対する不信感が根底にあるので、人間の提案自体受け入れる耳持ってないんですよね。デュークは、このタルカロンも、古代人が始祖の隷長を滅ぼすために作った兵器であると説明します。

今は共通の敵がいるから人類もおとなしくしているけど、危機が去ればまた世界のエアルを乱すだろう、デュークの言いたいところはそんなところのようですね。「そんな存在こそ、星喰みをも凌駕する破滅の使徒だ」と世界のために人間を滅ぼすことも厭わない様子。

エステルは、エルシフルの娘クロームも精霊に転生したことを伝えて協力を仰ごうとしますが、デュークはにべもなく断ります。そして、ユーリたちの選ぶ道で、人は苦しみ、後悔するだろうと予言します。

ユーリたちは、みんなで相談して決めたことなら、どんな結果になっても受け入れられると言います。デュークは、それでも結果を受け入れられぬ者は出ると言います。ユーリたちは、そうだとしても、それは変化に伴う痛みであり、痛みに苦しむ人たちは自分たちが支えると言います。

しかし、結局両者が相容れぬことはありませんでした。お互い世界と未来を救いたいと思っている、でも目指すところは全く違う。剣と剣で決着をつけましょう。

この分からず屋ー!

デューク

1戦目はこれまでの人型ボス同様に戦えば問題ないです。コンボを抜けられやすいので連携はほどほどに。アミュレットをつけて状態異常を防ぐと安定します。2戦目は全員のHPを1にする秘奥義を連発してくるので、トリートを7~8個持ち込んだ方がいいです。

シークレットミッション25

2戦目でデュークに秘奥義でとどめを刺すとトロフィー「シークレットミッション25」を取得。2戦目の途中で一度秘奥義を使ってどの程度ダメージが与えられるかをチェックしておき、残りHPがそれを下回りそうになったら、仲間たちの作戦をすべて「身を護れ」「回復に専念しろ」にしておき、OVL4で無敵になって秘奥義を繰り出しましょう。ユーリで狙う場合、噛烈襲から秘奥義につなげると、噛烈襲がヒットしなくても秘奥義が発動するので便利。

激しい戦いの末、ついにデュークは膝を屈します。ユーリの言葉に、エルシフルが世界と心ある者を護ろうとしていたことを思い出すデューク。

そしてついに、ユーリたちによる星喰み打倒作戦が始まります。デュークを退けても、これが失敗したらすべて終わり。リタが描き、仲間たちが導いた術式の中で、ユーリが明星弐号を高く掲げます。

それと共に精霊たちが具現し、そして世界中の魔導器の魔核がタルカロンに向けて飛び出します。そして明星弐号の発する光の剣が、星喰みを切り裂いて…

ないな。そんな大ピンチの中、最後に力を貸してくれたのはデュークでした。

今度こそ行っけぇー!(ラピードは見切れました)

斬ったぁ!

斬られた星喰みはすべて精霊に転生し、世界の一部に戻りました。

結界もなく、魔導器もなくなった世界で、新しい時代が始まります。トロフィー「星喰みを撃破」を取得。

スライドショーには JavaScript が必要です。


終わったー!無事メインストーリーをクリアいたしました。ここまでのプレイ時間は98時間20分。エンカウント数は997でした。

ラスボス戦もいいですよね。きちんと双方自分の主張を立ててぶつけ合い、相容れないことを確認してから実力勝負で決着をつける。敗者は勝者に手を貸し、勝者は敗者の真の願いを叶える。単なる勧善懲悪の物語とは違う(※yukkun20は純粋な勧善懲悪も好きですけど)、しっくりくるエンディングを迎えてくれたと思います。まさに大団円でした。

ちなみにすべての魔導器が精霊になったのにレイヴンが死ななかった理由ですが、樋口Pが10周年記念イベントで考えた節によると、レイヴンの魔導器は完全に人工物で、聖核の破片が使われていないからだとか。

さて、これでプレイ日記は一区切りです。しかしながらまだサブイベントや2周目は残っていますし、サブイベントの中には世界設定に深く関わるものもあります。そこまで味わい尽くさないわけにはいきません。というわけで次回からは、トロコンに向けたメモを中心に、エンディング後、1.5周目や2周目のプレイ日記を少しだけ(多分5回程度?)続けようと思いますので、もう少しお付き合いください。

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コメント & トラックバック

ユーリの罪についてはあいまいにされているのは気になりますがそれぞれの正義をつらぬいたすばらしい物語でした
ただ壮大な物語の割にはあっさりしたEDで続きがありそうな終わり方でしたね
実際なかったのは残念ですが
ヴェスペリアはこれで完結という制作側のこだわりでもあるのでしょう
(このリマスターが続編への布石だったら素晴らしいのですが)

私は1月にクリアしましたが 新作ではないとはいえ3年ぶりの家庭用で楽しませてもらいました
やはりテイルズはグッズやイベントよりゲームに力を入れるべきだと強く思いました
次のプレイ日記が「新作マザーシップ」であることを祈っています

ラスボスがフレンでも良かったような気はしますが、それでもきちんと最後までだれることなく物語を紡いでくれたのは素晴らしかったですね。改めてこの作品の素晴らしさを実感しました。EDのスチル絵もいろいろ気になる内容があったので、あの辺もうちょっと描いてくれても…という気がします。
> 次のプレイ日記が「新作マザーシップ」であることを祈っています
ホントですね。

>前回までの展開を無視した唐突なシリアス
 今回ツッコみどころ少なかったのですが、コメントは濃いですw。

>どうやら温泉やら水着やらではしゃいでいる場合ではなかったようです
 どwのw口wでw。
>クッパをファイアーボールで倒すじゃなくて背後の斧を取ればいいんじゃね?みたいな攻略法
 つか、星食みはラスボスじゃなかったのね。
>このおっさん本当仲間以外からの評価高いな
 こう見えて、立派な騎士なのだと信じてあげたいw。
>衣装解説も結構ひどい(笑)
 レイヴンの人間性を的確に説明している(ヒド過ぎる言い草w)。
>作中ではっきり描かれているユーリの殺人3件目なんですけど、全然話題になりませんよね
 身も蓋もないこと言うと、ぶっちゃけRPGやバトルマンガの主人公を日本の刑法で裁いたら、死刑判決が下る奴ばっかw。
>おいおっさん。yukkun20はジュディス派じゃないけどそこを譲るわけには!
 何気にジュディス←レイヴン←リタの三角関係…というほどじゃないけどw。ジュディスとリタが姉妹と知ってからはますます気になってた。
>しかし、結局両者が相容れぬことはありませんでした。お互い世界と未来を救いたいと思っている、でも目指すところは全く違う。剣と剣で決着をつけましょう
 絶対悪を倒す勧善懲悪もいいのですが、ラスボスにも正義があり主人公の正義とぶつかる作品もいいモノです。「正義」を貫き通すRPGの名に恥じない。
>(ラピードは見切れました)
 バンナムには犬好きのなんたるかがわかってない!(私は猫派ですがw)
>終わったー!無事メインストーリーをクリアいたしました
 ご苦労様でした(これ実は失礼な言葉じゃない)。やっとこさですね。エンディングのスタッフロールいいです。まさに日本のアニメで。
>レイヴンの魔導器は完全に人工物で、聖核の破片が使われていないからだとか
 ヒドい後付けw。(。´・ω・)ん?つまり、魔導器は人の手で作れるものであると?それこそリタなら発明してしまいそうだ。これからの人類、そんなに困らないんじゃね?w

>もう少しお付き合いください
 次回からはまたお笑いを期待していますw。

> 星食みはラスボスじゃなかったのね。
どう考えてもラスボスポジションですけど、ここでデュークを持ってくるところが憎いですね。正義がテーマなのに、ラスボスが自然災害じゃちょっとがっかりですから。
> エンディングのスタッフロールいいです。まさに日本のアニメで。
言われてみれば確かにアニメ的手法。
> 次回からはまたお笑いを期待していますw。
もうあまり笑えるサブイベントは残ってないような気もしてますが、温泉回がもう1回あるのでお楽しみにw

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