*Y.A.S.*

第１部 カラグリア編

06 決意

シオンのおしゃれドレスも無事見つかりましたので、いよいよ敵の城に突撃じゃーい！

…どうやら主霊石が見つからないレナ側がキレて虐殺を始めたようです。ダナ人は奴隷とは言え、星霊力を生み出す資源でもありますから、それを虐殺ということはかなりまずい事態ですね。特に鉄仮面が働いていたモスガルはひどい状態のようです。鉄仮面は慌ててモスガルへ向かいます。

モスガルは既に血の海になっていました。どうやら紅の鴉を匿っているとみなされて攻撃を受けたようです。なんとか全滅は免れましたが、鉄仮面によくしてくれた医師のドクは、レナに逆らうと言うことがどういうことなのかを諭します。

しかし鉄仮面は、どうせ生きることが賭けならば、抗うことに命を賭けてみたいと言います。そして、自分が得た力はそのためのものだと―その言葉を聞いたドクも自分の命をお前に賭けると言ってくれました。もちろん紅の鴉を恨む人もいます。しかしドクの言葉は、鉄仮面を多いに勇気づけてくれました。

またテイルズでよくある、故郷壊滅事件かと思いましたが、理解者がいてくれてよかったです。ドクの言っていることも決して間違ってはいませんが、喧嘩別れに終わるのは悲しいですからね。

ここで武器の作成も可能になります。モンスターの落とす素材を消費するオーソドックスなタイプですね。武器の強化・錬成があるのかどうかは現時点では不明。

07 打倒！ビエゾ

さて、色々問題も解決したので、いよいよ突入です。ジルファは囮部隊で敵を攪乱し、鉄仮面とシオンで敵将を急襲するという大胆不敵な策を立てます。リーダーのジルファですら囮にする危険な策に、鉄仮面も…

その役目を引き受けると誓います。

RPGではお約束の展開ですけど、ジルファの演説がきちんとしているので、いやが上にも気分が高まりますね。やってやんよ！

今回ヒロインの方が血の気多いな。

ジルファたちが敵を引き付けている間に、裏門…というか勝手口へ進みます。

いよいよ城に潜入した鉄仮面に、シオンは剣を預けます。

ツンデレかな？（デレはないだろ

というわけで、炎の力全力全開で、裏口の見張りをぶっ飛ばしていきます。これ極秘潜入作戦だったよね！？いや、炎を隠すなら炎の中ということか。

そんなこんなでエレベーターの鍵を探すというお約束フラグも回収し、ついにビエゾの元にたどり着きました。主霊石がなくて弱体化しているおっさんなんて余裕でしょ（序盤ボスだし）と思ってたら、シオンにしっかり釘を刺されてしまいました。まあこっちは変身を３段残している（※こちらが強くなるのではなく、ゲームの難易度を下げて相手を弱くするという卑劣変身）から大丈夫だろ。

しかし、長々と口上を述べず、交渉するそぶりも見せず、問答無用で死ねぃ！と襲いかかってくるとはボスの鑑。

怒り狂ったビエゾの攻撃が鉄仮面をかすめると、鉄仮面の脳裏に雑然としたビジョンが流れ、そしてついに仮面が砕けました。その隙に、深手を負ったビエゾは慌てて隠し通路から逃走します。

てっきり仮面はもっと衝撃的な割れ方すると思ってましたけど、わりと物理！で砕けましたね。
あとビエゾは、見下していたダナ人にやられたのに速やかに撤退出来るとは、さすが一軍を預かるだけのことはあります。しかしこのおっさん、あんなでかい斧で銃弾たたき落としたりようやるわ。

ビエゾは、集霊器（ダナ人から集めた星霊力を集めている装置）の元で態勢を整えます。すると突如星霊力のかたまりがはじけ、中から巨大の炎の巨人が現れました。これはビエゾにとっても予想外だったらしく、驚くと同時にマジギレです。

負け惜しみ乙。力が正義とかいうヤツは、もっと大きな力に敗れた時は潔くしないとダメですよ。鉄仮面（半）にぶっ飛ばされたビエゾは、炎の化身の手の中で燃え尽きていきました。

それでも暴走を止めない炎の化身を、鉄仮面の剣が吸収し始めます。そして吸収した炎を一気に噴出すると、その炎は、隣の領地と隔てる「炎の門」を焼き落としたのでした。なんという派手な勝利。「鉄仮面の剣から火出すやつで、だいたい勝てる」

そして仮面が砕けた鉄仮面は、自分の名前「アルフェン」をついに思い出したのでした。トロフィー「解放の旗手」取得。

少なくとも1年間鉄仮面生活だったのに、無精髭の一つも生えてないことはとりあえずスルーでいい？

08 解放のしるし

名前を取り戻したアルフェンですが、自分の正体についてはまだ分かりません。重度の火傷を負ったアルフェンは一週間寝込み、その間におぼろげな過去の断片を夢に見ます。そしてようやく意識を取り戻しました。レナの残党も概ね一掃され、カラグリアはついに解放されたわけです。

ジルファは、炎の門の先に広がる世界を見てこいとアルフェンに促します。

つーかジルファ生きてたんだ。囮になるって行った時、絶対フラグ回収するって覚悟してたけどよかった。

シオンは相変わらずツンケンですけど、どうも彼女は偽悪的に振る舞っているだけみたいですね。

アルフェンがぐいぐいストレートな褒め言葉で攻めていくのでシオンもタジタジですね。ふっ、仮面が剥がれたのはアルフェンだけじゃなかったようだな…（うまいこと言っちゃいましたかね？

無残に燃え尽きた炎の門を見たアルフェンは、犠牲になったダナ人の力が、ついには壁を破ったのだと感慨深げにします。しかしレナは星霊力を集めて王を決めた後、集めた星霊力をどうするのでしょうか。シオンはそれには答えようとしません。逆にシオンも、アルフェンがどうしてあそこまで星霊力を自在に操れるのか疑問を抱きますが、アルフェンも答えを持っていません。

そこに、炎の門の向こうから人影が―

09 薬を求めて

壁の向こうから来た少女は衰弱が激しく、そのまま気絶してしまいました。アルフェンは薬を分けてもらうため、モスガルのドクの元へ行きます。あれ、この子は…

いやいや、あそこで一押ししてくれたドクには感謝してますよ。今度はうちのパーティの女の子枠のために一肌お願いします！

10 カラグリア出発

ドクの助言で薬も回収出来、少女―リンウェルも無事回復しました。どうやら隣のシスロディアの抵抗組織「銀の剣」のメンバーで、組織の指示でここまでやってきたようです。なるほど、隣の地獄のお仲間さんか…と思いきや、紅の鴉の面々は疑ってるようです。確かにタイミングが良すぎますし、レナのスパイかも知れませんよね。レナが格下相手にスパイを使うとも思えませんが…

シオンは当然シスロディアへの潜入を主張しますが、アルフェンの剣は切り札なので、安易にカラグリアから出すわけにも逝かないんですよね。ジルファも迷いますが、同じように困っている人を助けたいというアルフェンの気持ちを聞いて、ジルファを含めた3人で、リンウェルに同行することになりました。

なんかリンウェルの表情が気になるんだよな…。体験版の時も思ったんですが、yukkun20はリンウェルのデザインには闇を感じざるを得ないので、今作の裏切り者枠は彼女だと思ってます。違うことを祈りますけど。まあ違わなくても愛しますけど。

ジルファは残される仲間に、なるべくレナ人も殺すなと言い残します。復讐の連鎖は凄惨な殺し合いしか生まないから…しかも自分の思想を押しつけようともしません。それはまた別の形の奴隷になるということだから…と。なんという人格者。またパーティインしちゃったし、本当死亡フラグじゃないといいんですが…。TOPのトリスタン師匠のように、ひょうひょうと生き延びてほしいものです。

リンウェルはレナ人のシオンにあまりいい印象を持ってないみたいですが、彼女がフルルの仲間のフクロウを助けてくれたことで、ちょっと雪解けの兆しが見えた…かな。というかアルフェンの周囲に人格者が多すぎただけで、リンウェルみたいな反応が普通でしょうからね。

旅の途中で、ジルファは病気で亡くなった奥さんのことを話してくれます。こんなご時世、みんな誰かしら大事な人を失ってきてるんでしょうね…。

またリンウェルは、シスロディアでは領将の手下である「蛇の目」に気をつけろと警告してくれます。ダナ人の一部ですらそれに協力しているらしく、密告地獄みたいですね。これリンウェル自身が蛇の目っていうオチがありそうで怖いんですが。

一行は荒野（ラゼルダ断崖）、ダナの遺跡（ウルヴァン岩窟）を通り抜け、そしていよいよシスロディアへ突入します。

なかなか序盤から怒濤の展開ですね。でもゲーム開始直後から虐待されていたダナ人がアルフェンたちの活躍で解放されて、口々に未来への明るい展望を述べている姿は胸が熱くなりました。

さて、リンウェルも同行して（まだ参戦はしていません）、そろそろシオンとのイチャイチャ二人旅もお終いになりそうです。2人のブーストストライクが格好いいので最後にスクショを貼っておこう。