*Y.A.S.*

20調律の代価

01再びサウスガンド領を目指して

02謎の女性グリモワール

サブ075THE・ザンゲ(3)

03カノヌシの古文書を解読せよ

改めてイズルトへ向かうアイフリード海賊団一行。そんな中、エレノアは聖寮のやり方に対して違和感を感じ始めています。そんな彼女を気にして声をかけたロクロウに、自分は生まれ故郷を業魔に滅ぼされ母を殺されており、業魔が怖いというより憎い、という話をします。でも、そんな話を他人にすること自体、彼女も変わろうとしている証なのかもしれませんね。すでに聖隷をもの扱いするのも止めたようですし。

今度は無事にイズルトに到着。マギルゥ曰く「”アンニュイな有閑マダムの黄昏”……的な空気をまとった」グリモワール姐さんを探してみましょう。ついでにいつも通り聖堂で懺悔しておきましょうね。人に暴力を振るってはいけないという常識を説いているはずなのに、もっと分かりやすく話せ、しっかりしろ！とロクロウに迫られて逆懺悔してしまう司祭がかわいそう。

街にはテレサ＆オスカーのコンプレックス姉弟がいました。オスカーはアルトリウスの指示でパラミデスへ向かうところだそうです。いいタイミングでの登場に、エレノアの裏切りが疑われますが、現時点では証拠はありません（プレイヤーにとっても不明）。

一方街では、アンニュイな感じの謎の生命体がマクリル浜で見つかったとの話が聞けます。早速浜辺に向かいましょう。

マクリル浜はあまりにのんびりしたところなんで、とりあえずビエンフーいじりで時間つぶし。どう見てもアイゼンやライフィセットと同じ聖隷には見えない…といぶかしむベルベットたちから、「その帽子の下はどうなってる？」「頭のリボンはほどいてもいい？」と質問攻めにあいますが断固黙秘。ノルミン族という、他者の力を強化することを得意とする聖隷だとのことですが、他の種族からは「凡霊」呼ばわりされていることがトラウマで、変なしゃべりもキャラ付けのためとのこと。「普通平凡って言うなぁ！」ってことですねわかります。…色々聖隷界も大変なんですね。どうでもいいけど。

浜辺を途中まで進むとグリモ姐さんの姿が見えましたが、その前にベノムリザードが立ちふさがってきます。ボス戦なのにセーブポイントないのー！

グリモワールはアンニュイな感じで協力を断ってきましたが、ライフィセットが「古代語の勉強の仕方を教えて欲しい」と言うと、その健気さに免じて古文書の解読をしてくれることになりました。…が、解読には時間がかかりそうなので、この先にあるハリア村に一旦腰を据えることに。ついでに少し先にいる甲種業魔ハーピーラッキーも倒しておきましょう。

ハリア村では業魔が暴れているという噂でしたが、「グミはトイレに落ちているべきなんだ！」というシリーズ伝統のネタについて熱く語る少年がいる以外は平和な感じです。しかしよく話を聞いてみると、聖寮はこの地で信仰されているアメノチの神殿を半ば無理矢理接収しちゃったとか。巫女も行方不明になっているらしく、イベントのタイトル「調律の代価」からしてもイヤな予感しかしません。

さて、宿ではグリモ姐さんもといグリモ先生とライフィセットによる古文書の解読も順調に進んでいる様子。「忌み名の聖主」カノヌシは８つの頭を持っており、そのうちの７つは「穢れ」を食して本体にエネルギーを送る「喰魔」のようです。そして他の４聖主との争いで現在は封印されているらしい…確かにアルトリウスがカノヌシを復活させようとしているのであれば、ベルベットに喰魔を宿らせて監獄島で業魔を喰わせていたのも、ベルベットをその後も泳がせているのも納得がいきますね。そしてこれまで離宮やワァーグ樹林で結界に閉じ込められていた業魔こそが、その「喰魔」だったのではないか、ならば喰魔を全て潰せば、聖寮の計画を潰せるのではないか―と一行は予想を立てます。

そんな中、ライフィセットが喰魔らしき気配を探知します。とりあえずその感覚を頼りに、聖殿パラミデスに向かうことになりました。長丁場になりますので、事前準備をしっかりしておきましょう。

既に攻略本の推奨レベルを上回っているのですが（経験値２倍のため）、難易度ハードだといい勝負ですね…。というかボス戦は結構死にます。よくボス戦コメントで、「BGは終盤まで温存を」とか書いてますけど、中盤あたりでベルベットが死んでBGを失ってしまい、肝心の終盤にはBGがすっからかんで結構苦労してます。今作は味方AIは賢いのですが、そもそも回復術が少なく、自力で回復はどうにかしなければいけないことが多いため、僕みたいな脳筋にはHP管理が結構大変です。それを差し引いても戦闘は面白いのですが。