2019-12-15

アソビモットでテイルズ重要スタッフのインタビュー掲載 裏話多くて面白い

テイルズ オブ シリーズ24周年おめでとうございます!来年はいよいよ25周年です。TOPに大きい動きがあることを期待していいですよね!リメイクとか!

さて、バンナムのサイト「アソビモット」で、テイルズ オブ シリーズの主要スタッフのインタビューが掲載されています。今回は前編の紹介です。

豊田:『ファンタジア』にはグラフィックイコライザーやドラムセットのようなこだわりの機能があることからもわかるとおり、当時日本テレネットのプログラマーだった五反田義治さん(※2)はもともと音楽が大好きで、スーパーファミコン(以下、スーファミ)用の音楽ドライバーを作ったと。これをどういうゲームで活かせば一番いいだろうかと考えて、RPGが一番合うということで始めたと聞いていますね。

※上記リンク先より引用(以下本稿で同じ)

主題歌ありきで始まったんですね。TOPのサウンドは今でも色あせない美しさがあります。20周年記念サントラも良かったなぁ…

豊田:一番の理由は、同期のプランナーが、藤島先生の『ああっ女神さまっ』という漫画が大好きで(笑)。僕も「えっ、何これおもしろいな」と思っていたんですけど、特に表紙のカラーイラストを見ると、藤島先生は圧倒的に色の使い方がうまくて、きれいで……。やっぱりこういう人にキャラクターをお願いすると、ゲームの画面の中ではちっちゃいドット絵ですけど、表にすごく際立って出てくるんじゃないかということでお願いしたんですね。

いつも言ってますが、yukkun20は本当にTOPのキャラデザが大好きです。あの機能美とビジュアルを両立したキャラデザは、今でも全く古くささを感じさせませんもんね。

吉積:ビジネス的に言うと本数はそうでもなかったが、タイトル自体の評価は高かった。攻略本が売れた話からも、プレイしている人数がとても多いというのはわかったわけです。そうすると、「ある程度定着しているから、次出しても売れるんじゃない?」という気持ちがあって。次はもっと大々的に宣伝もたくさんかけて、力入れてやりましょうということになって、『デスティニー』につながってくるんです。

ファンタジアって売れなかったんだ。でも攻略本が売れたというのはさもありなん。あの攻略本の出来もすごく良くて、読むだけで楽しめますもんね。自分もこのシリーズのファンになってから古本屋で探して手に入れました(当時はまだネットで本を探す時代ではなかったのです)。

岡本:『テイルズ オブ』シリーズのゲーム内ムービーを担当してくれたプロダクションI.Gは、いのまたさんから紹介してもらったんだよね。

豊田:いのまた先生の絵って慣れている人が描かないと全然いのまたキャラにならないという話を聞きまして。アニメーションスタジオを選ぶとしたら、かつていのまた先生の絵をやった会社じゃないとダメだということになり……。プロダクションI.Gは『風の大陸』(※6)の劇場版アニメで、いのまたキャラクターを見事に描いていたところだったので、お願いしたんです。

プロダクションI.Gってそんなに古い会社だったのか。

岡本:僕は面倒くさがり屋だから、『1』、『2』、『3』になればいいなと思っていたし、そっちのほうがバリューが上がっていくかなと思っていたけど、キャラクターデザインが藤島先生からいのまた先生に変わったからには『ファンタジア2』ではないな、と。

吉積:そこら辺の考え方がちょっと真面目すぎたのかもしれないけれども、まあ世界観も違うし、キャラクターも見映えも違ってきているので、タイトルも変えましょうと。ただ、『テイルズ オブ ○○』にしましょうと。その後も本当は、『ファンタジア2』と『デスティニー2』を作ればよかったわけですよ。そして『ファンタジア3』、『デスティニー3』でよかったんですよ。なのに毎回変えるようになっちゃったからね。あれは失敗かな。

一同:(笑)。

吉積:3つ目の『エターニア』ができちゃった瞬間に、このあとずっと永遠に変えていくという宿命になっちゃったんですよね。

北米版ではTOEがTOD2という名前で発売されたのはナイショだ。

――続きまして、これも欠かせない要素である「ストーリー」についてお伺いしていきます。スタートである『ファンタジア』のときはどのように始まったのでしょうか?

豊田:『ファンタジア』では、日本テレネットの則本真樹さん(※8)がシナリオを書いているんですけど、実は最後の結末だけはうちの兵藤岳史さん(※9)なんです。兵藤さんが、「こうしてはどうですか」と提案して……。

そうなんだ、今日の今日まで知りませんでした。名前覚えておこう。

豊田:『デスティニー』の漫画は、啄木鳥しんき先生(※21)がリオンがもう大好きで、彼女の説得に完全に負けました。それで、漫画はイベントや結末が違ったりするんです。でも、こんなにキャラクターを愛してくださっていたら、もう間違いあるまいという感じでしたね。

啄木鳥先生って女性だったのか…あのコミックス版は、ゲーム版と全く違う展開(特にリオンの扱い)なんですけど、それでいてすごく出来がいいんですよね。仮にアニメ化される場合、漫画版がベースでも全然受け入れられるレベル。

後編は現在のスタッフの方が登場するそうです。これも楽しみ。

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 な、なに…。ファンタジアとは、スーファミのゲームソフト以上に、攻略本がそれを上回るほど売れたのが、テイルズシリーズのスタートラインだった、という、ファンでもなんでもない私が、知ってた常識を、yukkun20さんとあろう者が、知らなかった…、だと…!?
 全然冗談じゃなく、ガチで驚いてる。まさか、スーファミ史上、最高の大容量と、馬鹿高いお値段だったのも、知らないのでは、なかろうな…!?

いや知ってますよ…ただソースが不詳の話として認識していたので。

確か12000円(誤字に非ず)くらいでしたっけ、ファンタジアのお値段
20周年展で各タイトルの発売当時の金額が掲載されてて、驚きのあまり二度見した覚えが(笑)
ちなみに次作のデスティニーはリオンの扱い絡みで酷評されたと聞くのですがどうなんでしょう
リメイクでその辺がまるっと変わったのも、上記を重く見たスタッフの判断だったりするのでしょうか

当時のゲームソフトはどれもこれも非常に高かった記憶ありますね。
> 次作のデスティニーはリオンの扱い絡みで酷評されたと聞くのですがどうなんでしょう
初代Dのリオンは尖ってたので、リメDで性格がマイルドになった時に逆に批判されてたような記憶がありますね。インタビュー見る限りだとDはすごく好評だったみたいですが。

テイルズの生みの親たちの開発秘話 大変楽しく読ませてもらいました
テイルズシリーズは 123と数字ナンバリングにならなくてよかったと思ってる
もしかしたら全く別のゲームになっていた可能性もあるんですよね

ところでテイルズオブアライズは 今回はあえて「プレイ日記」はやらないというのはどうでしょうか
yukkunさんも歳をとってきているのか年々記事の内容にも疲労がやや見えますし
好きなシリーズだからこそ ゆっくりプレイするのがいかもしれませんよ

言いにくいことなんですが
ファンタジアが今フルリメイクした場合
声優陣が全員変更される予感がするのです
これからテイルズが30年 50年続く場合
やはりオリジナル声優陣ではいずれ限界がくるのではないでしょうか
まあ本当にそうなったら私は発狂すると思いますが

まだ声優陣は全員現役ですし大丈夫じゃないですかね…いつかそういう時代が来るのはそうでしょうけど、フルリメイクなど一度されれば十分な気がします。
> テイルズオブアライズは 今回はあえて「プレイ日記」はやらないというのはどうでしょうか
やるかやらないかはその時になって決めようと思います。そもそもスクショを復活させてくれないとやりづらいところもあるし…
> yukkunさんも歳をとってきているのか年々記事の内容にも疲労がやや見えますし
ご心配どうも。まあもう少し言葉を選んでいただいた方がよろしいのではないかと。

 最近思うんですけど、オタクは「声優の変更」にあまりにも、敏感で神経質過ぎる気がします。

 それは私だってもちろん、どんな作品でも、オリジナルキャスト(これだって、定義なんかない。ルパン三世の五右衛門と不二子、初期は違う方でしたし)が第一とは思う。
 しかし芝居とは「一回性」「同じ時代に生きてる客だけが楽しめる」特権があるからこその、芝居であり、役者。「ライブ感」を楽しむものでもある。それを重んじるならば、むしろキャスト交代は、割り切るべきこと。
 亡くなった役者を悼むのは当然。しかし逆に言えば、「同じ時代を生きる役者」だからこそ、悼める。100年前の伝説の役者は、悼めない。

 「演劇」のなんたるかを、もっと考えてもいいのでは。そう、思うんです。

興味深いお話ですね。確かに同じ声優さんでも、時間が経つと声や演技が変わってきますし、そういう意味では一回こっきりの演技というのは的を射ているような気がします。それに最近は以前に比べて、声優の世代交代という概念が随分浸透してきたように感じます。亡くなった方のことも悼みつつ、立派に役を引き継いでくださった方への感謝も忘れないようにしたいですね。
> どんな作品でも、オリジナルキャストが第一とは思う。
わさびよりのぶ代より富田!ってことですねw

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