*Y.A.S.*

麻生美代子さんの声はフネさんと和風総本家のナレーションが自分には印象に残っていますね(フネさんは二代目になっていたので、和風総本家の印象が強いでしょうか)。
島本須美さんとの分担制から3月には卒業していましたが、分担制の時には島本さんナレーションに違和感を感じてしまっていたほどです。

92歳は大往生(もっと若い年代で亡くなられている方も多く知っているのでなお)だとは思いますが、
自分ももうあの声を聴けなくなると考えると寂しさもありますね……(この書き方だと声しか気にしていないようにも思えますが、当然違います)

心よりお悔やみ申し上げます。

僕は最近のサザエさんは見ていないので、フネのイメージがやっぱり強いですね。しかし島本さんもそういう役をするお年ごろなのか…

　お悔やみ申し上げます。

　しかし今回、マスコミのさくら先生の報道にはムカついた。彼女はマンガ家であってアニメ作家ではないとか、先生のデビュー作（「まる子」1巻に載ってます）は西原理恵子なんかより猛毒だったとか（エッセイも毒たっぷりですよ）、彼女は「まる子」だけの人ではないなど、言いたいこと湧いてきます。
　なにより、彼女が雑誌「りぼん」の作家だったことがほとんど語られてないのは…。りぼんの土壌と歴史、尊敬する先輩やかわいがってた弟子、そしてライバルたちとの切磋琢磨、それらがあったからこそさくら先生はスターダムにのし上がれたんです。それらと切り離して、突然変異のように生まれた天才、みたいに語られるの、全くの間違いだと断言できる。これは例えば鳥山明先生が亡くなったとして（すみません）、ジャンプのマンガ家であったことが語られなく、ドラゴンボールだけ語られ（しかもアニメばっか）、ドクタースランプは語られず、冨樫義博や井上雄彦を始めとするライバルについて全く語られないようなモンですよ…。

　…実は今年の初めまで30年近くりぼん読んでたのでw、そのくらいよくわかるんです。ホントテレビも新聞も、ネットまで、ちっともわかってない。

そうですね。あの方はなかなか毒の強い方ですし、その毒の裏返しがちびまる子ちゃんだと思うので、その辺概ねスルーの報道にはちょっと違和感があります。といってもちびまる子ちゃんしか知らない方が多いでしょうし、大衆におもねると仕方がないのかも。

　「ちびまる子ちゃん」について知った方がいいこと。
　アニメではおじさんのキートン山田のナレーションになっちゃってますが、原作では、コマの外からのツッコみ、それって未来のマンガ家になった作者「さくらももこ」による、小学三年生時代の「さくらももこ」に対する、セルフツッコミなんですよ。それを知っただけでも、あの作品の印象はだいぶ違います。自分の心が自らの言動にツッコむ、これって純然たる「少女マンガ」の手法なんです。

> それって未来のマンガ家になった作者「さくらももこ」による、小学三年生時代の「さくらももこ」に対する、セルフツッコミなんですよ。
なるほど。あまり少女漫画には詳しくないんですけど、そういうメタな手法って少女漫画にはむしろ珍しいと思ってました。

>メタな手法って少女漫画にはむしろ珍しいと思ってました
　逆、逆w。