グランディア HDコレクション プレイ日記#33

26 ジールパドン(崩壊後)

01 ふさぎ込むフィーナ

なんとかジールパドンまで引き上げてきたジャスティンたちですが、フィーナは目の前で姉が死んだショックで倒れてしまいました。リーン…もしかしてギリギリ生き残ってるのではないかと期待しましたけど、やっぱりダメだったのか…。仲間たちは、彼女を励ますのはお前の役目だとジャスティンを促します。しかしたった一人の肉親を失った彼女にどう声を掛ければいいのか…

ところが、そこへミューレンがやってきて、フィーナと会わせるよう要求します。ジャスティンは当然反対するのですが、ミューレンは問答している時間はないと、強引にフィーナが休んでいるテントに入ってしまいました。

ミューレンは、リーンの砲撃で動きを止めているガイアの体内に攻め込み、光翼人であるフィーナの力で精霊石を破壊しようとしているようです。確かに現状では最も成功率の高い作戦でしょう。

しかし極めて危険な作戦ですし、仮に作戦が成功しても、フィーナは死ぬ可能性が高いです。やめて!

ジャスティンは、リーンの言うとおり、新しい道を探すべきだとミューレンを止めようとします。しかしミューレンにその言葉は届きませんでした。代替案があるなら示してみろというミューレンに、ジャスティンは黙り込んでしまいます。

ミューレンは、リーンが作ったわずかな猶予が空費されることに耐えられないんですね。今となってはその気持ちも分かります。リーンが信じた、そしてミューレンたちに示した道は、あまりにか細く、不確かな道です。ミューレンは、それがリーンの遺志に反するとしても、戦うことでしかリーンの思いに答えられないと思ってるんですね。そしてフィーナに、明朝までに心を決めてほしいと言って去って行きました。

ミューレンが出て行ったあとで、フィーナは心の内をジャスティンに打ち明けます。いつも元気で明るいフィーナもまだ15歳。世界のために死んでくれと言われても、それを受け止める強さは持っていません。ジャスティンはフィーナを励まそうとしますが、たしかな裏付けのない彼の言葉はフィーナの不安を受け止めることが出来ませんでした。ジャスティン自身、リーンが示した道がなんなのか、分かってないんですよ…

02 ギドとの再会

そこへ、モゲ族のチットがギドの使いでやってきます。博識のギドなら、リーンの言ったことの意味が分かるかも知れません。

ストレートに聞くなぁ。でもギドならなんとかしてくれそうな、そんな安心感があります。

ギドはジャスティンの疑問に対しストレートに答えることはせず、彼が既に知っていることを思い起こさせます。

そして、人は自分のためより、誰かのために戦う時の方がずっと大きな力を出せる…と。これまでジャスティンはたくさんの困難を乗り越えてきましたが、いつもそこには、助けたい人がいました。大切な仲間がいました。

そして1番大切な人…ジャスティンにもはっきり、それが誰か分かりました。そう、今大事なのは、一人で思い悩むことではなく、ふたりで相談すること。ジャスティンはフィーナのもとへ急いで戻ります。

03 フィーナの失踪

急いでテントに戻った3人ですが、そこにフィーナの姿はありません。代わりに、フィーナの持つ勇者の腕輪だけが残されていました。これはフィーナにとっても大切なもののはず。それをわざわざ置いていったと言うことは…。ジャスティンたちは慌てて、フィーナを追いかけるために軍のキャンプへ向かいます。フィーナ…いくら何でも決断早すぎるよー。゚(゚´Д`゚)゚。

27 野戦キャンプ地

野戦キャンプ地は重苦しい雰囲気に包まれていました。リーンの死を嘆く者、ガイアの強さに絶望する者、最期を故郷で迎えようとする者…。そしてミューレンは、少数の兵と共に、リオンロットで最後の特攻をかけようとしていました。

01 フィーナの決意

ミューレンとフィーナがリオンロットに乗り込む寸前で追いつくことが出来ました。ジャスティンはフィーナを引き留めようと声を掛けます。

しかしそんなジャスティンに、フィーナは笑顔で別れを告げます。いつかジャスティンが自分のために大切な精霊石を手放して守ってくれた。今度は自分の大切なもので、ジャスティンを守る…と。

なおも追いすがるジャスティンを、光翼人の力で吹き飛ばしたフィーナは、悲壮な決意と共に去って行きます。ジャスティンにはそれを止めることは出来ませんでした。

世界かヒロインか…。RPGの主人公たちが直面した難題に、ジャスティンもぶつかってるわけですけど、自分で選択することすら出来ないっていうのは辛かったでしょうね。

02 自失するジャスティン

ジャスティンは立ち上がる力を失ってしまいます。こんな時、こんな時こそ仲間の温かい励ましが…(/ω・\)チラッ

乱暴だなぁ。でもその気持ちがうれしい。しかしジャスティンは動けません。

そんな彼を見限り、ラップは去ってしまいます。

そういえばそんな約束したっけ…それもずいぶん昔のことのような気がします。

リエーテも、ジャスティンに辛らつな言葉を述べて言ってしまいました。

雨の降るキャンプ地へ戻ると、ガーライル軍が撤退するところでした。一人寂しく歩くジャスティンを見かねたのか、3人娘が、助かった命を大事にしなさい、と少し優しい言葉をかけてくれました。

03 精霊を追って

仲間も、大切な人も、戦うべき敵さえも失って、サバナ原野で倒れ込むジャスティン。もはや自分が旅立った理由すら思い出せません。

ギャグイベントかと思ったら伏線だった件について。

世界の果てを越えたことも、アレントにたどり着いたことも、今のジャスティンには重荷でしかありませんでした。ジャスティンが本当にしたかったことは、そんなことじゃなくて…

落ち込むジャスティンを導くように、精霊がジールパドンへ向かって飛んでいきます。ジャスティンは、ギドなら何かアドバイスをくれるのではないかと思い、ジールパドンへ向かうことにします。

28 ジールパドン(崩壊後)(2)

01 すがるジャスティン

ジールパドンは相変わらずボロボロでしたが、そんな中でも人々は復興に向けた歩を初めてしました。そしてモゲ族が各地に情報を伝達し、あちこちでガイア迎撃の準備が整えられつつあるようです。もっとも、一軍がかなわなかった相手に迎撃が可能なのかは分かりませんが…

ギドは先頭に立って、復興のために働いていました。このときのためにため込んでいたとばかりに私財を放出し、人々に元気と希望と物資を届けています。自分がすべきことが分からないジャスティンは、復興の手伝いをしたいとギドに頼み込みます。

しかしギドはそれをはっきりと断ります。ジャスティンにはジャスティンの役割がある、今はそれを果たせ、と。

ジャスティンにはその「役割」が分かりません。しかしそんなジャスティンのまわりに精霊が集まります。精霊はバラバラになった人の心がつなぎ合わされる時に姿を現すもの。ガイアが人の心を打ち砕いて以来、精霊がたくさん出現することはなくなりました。人々は自分たちの集落に閉じこもり、外界から閉ざされた生活を送っていました。

ギドは、そんな人々の心を繋いできたのがジャスティンの果たしてきた役割だと言いますが、ジャスティンにはその言葉を受け止めることが出来ません。自分は一人じゃ何も出来ない…そういうジャスティンに、ギドは周りを見るよう促します。そこには…

02 みんなとの再会

これまで旅をしてきた仲間たちがいました。

これまで世界中を回って、そこにいる人達の心をこじ開け、結び合わせてきた、それこそジャスティンの力。ギドはそんなジャスティンに惚れ込み、これまで影ながら助力してきたのです。

ジャスティンにも、今自分にすべきことがはっきり分かりました。

そしてそんなジャスティンの前に、突如「精霊の扉」が出現します。新しい世界が始まる時、精霊が人間の代表者を招くための扉。エンジュール文明の崩壊以来、失われた精霊石の正当な継承者として、ジャスティンは選ばれようとしているのです。

そしてついにこれで全員(フィーナはいませんけど…)そろって冒険できるんですね!

90年代の現実は時に厳しい!このゲームには控えはいないの忘れてました…orz

まあでもスーたちは思い思いの言葉でジャスティンたちを励ましてくれます。まだまだ乗り越えないといけない難関は山積みですが、なにするものぞ。フィーナ、待っててね!


プレイ日記自体がセンチな感じになってしまいましたけど仕方ないだろ!主人公が自分の無力さに打ちひしがれて、仲間の励ましで立ち上がるなんて鉄板イベントなんだから!しかもこれまで出会いと別れを乗り越えてきた仲間たち勢揃いですよ。もう泣くなって方が無理だっつーの!ウワァァ—–。゚(゚´Д`゚)゚。—–ン!!!!

最初にプレイした時は、もう一度スーが仲間になるのか!?とテンションMAXだったのに、そうではないことが分かってがっくりきた記憶がありますね。無駄にスーに何度も話しかけたりして。でも今回はそれは分かっていたので、テンションが上がったまま、このイベントを最後まで楽しむことが出来ました。

でもこうやって主人公が長期間にわたったうじうじぐだぐだ悩まないのはいいですね。これくらいすぐに立ち直っても、全然感動は薄れないんだと思います。落ち込んでいる期間が長ければ、立ち上がりがドラマチックになるわけじゃないですからね。個人的に言えばTV版グレンラガンのシモンの落ち込みは多少長い気がするのです(何の話だ

さ、あとはフィーナを助けて、愛の力でガイアを倒すだけですね。いよいよ大詰めです。プレイ日記もあと2回程度で完結する予定ですので、最後までお付き合いよろしくお願いします。

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コメント & トラックバック

>世界かヒロインか…。RPGの主人公たちが直面した難題
 9w0w年w代w。
>もう一度スーが仲間になるのか!?とテンションMAXだったのに、そうではないことが分かってがっくりきた記憶がありますね
 ガッカリすぐるorzorzorz。野郎やおばさんwなんて、どうでもいいよw。

いや世界とヒロインを天秤に掛ける展開はまだまだ現役でしょう?
> ガッカリすぐるorzorzorz。野郎やおばさんwなんて、どうでもいいよw。
まあyukkun20のプレイ日記がスーとフィーナに偏ってるから仕方ないんですけど、ラップとリエーテもいい子なんですよ?

>いや世界とヒロインを天秤に掛ける展開はまだまだ現役でしょう?
 それはそうなんですが、80、90年代は、「けっきょく、女を取る」作品が多かった。
 でも今は、女と世界、両方救うのが当たり前どころが、それ以上の成果もあげる。そういう結論に、価値観がシフトしている。
 まあグランディアもこの分だと、女と世界、両方を取りそうですけどw。

> 80、90年代は、「けっきょく、女を取る」作品が多かった。
なるほど。確かにそういう変化はあるような気がしますね。

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