2011-09-09

作者のお名前はみみずだと思ってました

最近TSUTAYAでコミックレンタルを利用することが増えています。

昔は、読みたい漫画は買う、買う気にならないマンガは読まない、というスタンスだったんですけど、本の保管場所に困るようになってからは時折利用するようになりました。そんなわけで、買うほどではない、もしくは今から全巻揃えるのは辛い、というマンガをチョイスして借りてくるようにしています。


そんで、最近は美水かがみ先生の『らき☆すた』を読んでます。なんで今さらとか言うな。ふと目についたのと、以前当サイトでもおなじみのIvanさんがオススメしてくれていたのを思い出したからです。僕が初めてこの漫画を読んだのは、先日シュタゲのドラマCDがおまけになっていたコンプティーク7月号でのことなんですけど、その時はあんまり面白く感じませんでした。でも1話だけで決めつけるのもどうかと思い、ひとつ腰を据えて読んでみようと思ったわけです。

というわけで今1巻と2巻を読み終わりました。しょーじきなんでこのマンガがここまで人気があるのか、残念ながら理解できませんでした。いわゆる日常系4コマとしてはよくできていると思います。キャラクターは生き生きしているし、ムチャな事件が起こるわけでもない代わりに、日常にあるちょっとしたことをうまくとらえてネタにしているという感じで、面白いのは間違いないです。けど、他の作品と比較してものすごい面白いかと言われると…よくわかんない。

ただ、登場人物のひとり『泉こなた』(ちょっとアニメオタクの女子高生)の台詞は、いちいち思い当たる節が多すぎてドキドキします。

『1000円で1Pだから(1586円だけ買うと)586円もったいないし』と言いつついらない物を買う
『(ネット通販じゃなくて)自分でお店行って思わぬ発見がないかうろうろ見て回るのが楽しいんじゃん』
『こーゆー買い物(目当ての品があって店に行ったはずなのに、それはなくて代わりに関係のないものを購入するような買い物)って予定外の出費が気になるより 楽しい気分にさせてくれるんだよねー』
『(積ん読を指摘されて)とりあえず買っておくと安心するというか、むしろないとモノタリナイというか ネ?』
『その先にワクワクドキドキのない行列は嫌』
『だって部活に入るとゴールデンタイムのアニメが見れないじゃん』

などなど。激しく同意な発言が多すぎる。


2011-09-07

それかセカンドインパクト

特筆することもない一日だったので、ネットで拾ってきたこの記事を。

南極大陸の地中奥深くに横たわる未知の湖から驚きの新発見迫る… : ギズモード・ジャパン

記事によると…

南極大陸のボストークにあるロシアの観測基地の下に、1400万年もの間、外部の世界から隔絶され、4kmもの厚さの氷に覆われた地下の湖がある。現在ロシアのチームが掘削中で、早ければ来年にも到達可能。そこではまだ人類が遭遇したことのない不思議な生命体の発見もあり得る。

とのこと。夢がありますね。ロマンがありますね。というわけで、その湖には古代アトランティス人によって知恵を与えられた巨大な白鯨が住んでいると大胆予想。


2011-08-29

アニメSTEINS;GATE感想 #5/#6/#7

発売日に届いても結局視聴は翌週、のyukkun20です。今回から3話収録になりましたね。

9/25追記:未来ガジェットCD3号の感想を追加しました。

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2011-08-20

STEINS;GATE 8bit 体験版 レビュー

STEINS;GATE 8bit 体験版きましたよ~。ついでに公式プレイ動画も。

さっそく体験版のプレイ開始。とりあえずオープニングがFM音源化されているだけでwkwkが止まらないのは自分も8bit時代を過ごしているからか。さすがにコマンド手打ちのADVは初ですが。そしてロゴの下の文字がいきなりつぶれていて笑った。この解像度でそのフォントサイズは無理あるだろ!以下簡単な攻略メモです。

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2011-08-11

銀の匙 Vol.1 感想

しばらく前に購入していたんですけど、なかなか感想が書けなかったので今日思い切って紹介します。

『鋼の錬金術師』の荒川弘先生の最新作、『銀の匙』です。北海道にある大蝦夷農業高等学校、通称エゾノーに進学したごく普通の少年、八軒勇吾を主人公に、農業高校を舞台に描かれる青春コメディです。正直ハガレンが面白かっただけに、月刊誌から週刊誌に移ってクオリティが下がらないか心配だったんですけど、要らぬ心配だったようです。さすが妊娠中も仕事をする漫画家、荒川先生(名前と自画像のせいで勘違いされやすいですけど、荒川先生は女性です)。そんなわけで個人的には、いまサンデーで最も続きが気になる漫画です。

荒川先生自身農家の出身で、その生活をおもしろおかしく描いた『百姓貴族 (WINGS COMICS)』も面白かったんですが、そのテイストが存分に生かされています。

見どころとしては、

  • 青春漫画としても熱い!基本的に同級生のメンツは、北海道という世界がそうさせるのか、農業という生業がそうさせるのか、とにかく真っ直ぐで気持ちいいです。そんななか確たる目標を持たない主人公が思い悩むんですけど、その悩みすら農業というスケールのでかさに呑み込まれていく感じ。その八軒がみんなを引っ張っていく、石窯編(2巻収録予定)は最も好きなエピソードです。
  • 食べ物が旨そう。良い漫画家は食べものをうまく描けるのです。読んだ瞬間卵かけご飯が食べたくなること請け合いです。
  • ハガレンでも培ったテンポのいいギャグも面白いです。
    八軒「3年間仲良くしような、豚丼(八軒がかわいい子豚に付けた名前)!」
    学生「ちわーっス。この前生まれた子豚、いつ頃ベーコンにしていいですか・?」
    教師「3ヶ月後だ」
    八軒 さよならぶたどん…
  • ハガレン同様おまけページも圧倒的充実ぶりなので、週刊誌派の人にもぜひ読んでもらいたいなぁ。

そんなわけで、健全な青春マンガが読みたい人、百姓貴族が大好きな人には間違いなくお勧めできます。


2011-08-09

【ゲーム】テイルズ オブ グレイセス エフ レビュー

さくさくと進めていたTOGf2週目が終わりました。

1周目クリア時に書いたとおり、トロフィーコンプを目標にプレイしていたのですが、本日フォドラクィーン1分撃破とグレイセスマスターのトロフィーを獲得し、無事100%を達成しました。よかった。

2周目は序盤でアヴァクーム放置(やり方はテイルズ@日本語でおk様をどうぞ)をしたのですが、2日ほど放置した結果、

  • 全員レベル200
  • エレスポッド9999

はもちろんのこと、TOGfはストーリー上パーティに加入していないキャラ(正確には戦闘に参加できないキャラ。孤独の~で排除されたキャラを含む)にも経験値が入るのですが、そのキャラはレベルアップごとに、各技の使用回数が増加するという仕様になっているので、ほとんどの『誇り』称号が回収できます(術などは『魂』称号もいける)。おかげでヒューバートやパスカルは加入した時点で称号が100個を超えており、非常に楽できました。

またレベルが200になっていれば、フォドラクィーンだろうと30秒(難易度シンプル)程度で片付く(ただしダメージ2倍補正あり)ので、ボス1分撃破も余裕でした。

2周目は57時間ほどでクリアしましたが、そのうち50時間程度は前述の放置時間なので、実質的プレイ時間は7時間程度でした。

さて、これでTOGfのプレイも終わりなので、最後に雑感を。これまでの感想は、TOG感想/未来への系譜編感想をどうぞ。

テイルズ オブ グレイセス エフ

  • 改めて見るとストーリー上の粗が目立つな…。特に終盤のご都合主義展開(シャトル回り)はかなりひどい。行き当たりばったりでやってみたらうまく行きました展開が続きすぎです。シャトルの稼動、打ち上げ、レーザー砲の稼動、フォドラからの帰還、デリスビットの効果、ラムダとの融合など、事前に実験・試験を重ねた上で運用すべきもの(失敗したら全滅の可能性が高い)なのに、いきなりぶっつけ本番でやるっていうのがちょっと説得力が薄いかと。
    うまくいったのは、テイルズではおなじみ『パスカルが一晩でやってくれました』展開によるものなんですが、今回はパスカルが多作品の博士キャラ(D2のハロルドとかVのリタとかのことね)と違って他人への説明能力が欠如しているため、他のパーティキャラ視点でもプレイヤー視点でも、パスカルの判断は根拠があるのか無いのか全然判断が付かない、というのもこの点に拍車をかけていると思います。
  • 称号コンプは相変わらず苦行です。とはいえWii版に比べれば調整はなされているので、やろうと思えばできなくはないと思います。僕はしなかったけど。
  • 隠しダンジョンの苦行度が他作品に比べれば低い。セーブも容易。
  • Wii版のバグでプレイヤーに不利なものはほぼ全て解消されています。
  • 他のテイルズ作品をモチーフにした装備が出て来たのは嬉しかった。Pファンとしてずっとファクトファンタジアを装備してましたよ。イベントにも反映されるのがいいですよね。
  • Wii版にくらべて圧倒的に美麗なグラフィック。これがハードの差か…とちょっと絶望。ゲームはグラフィックではないと思うけど、やっぱりグラフィックもいい方がいいよね。

というわけで、ちょっと気になることもあったけど、あまりとがった部分もなく、安心して人に勧められる出来だったと思います。TOVほどではありませんが、シリーズの中でも良作と言っていいでしょう。もしテイルズシリーズを始めようとしている方がいるなら、まずはTOVをプレイして、性に合うようならTOGfもぜひどうぞ。


2011-08-08

比翼恋理のだーりん レビュー その8(総評)

ありがたいことに記事のリクエストをいただいたので、比翼恋理のだーりん全体のレビューでもと思います。ストーリー上のネタバレはないですが、ストーリーライン全般のネタバレがあるので閲覧注意です。

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2011-08-02

【ゲーム】ケロロRPG-騎士と武者と伝説の海賊 ファーストインプレッション


バンナムの隠れたテイルズオブシリーズと言われる、「ケロロRPG-騎士と武者と伝説の海賊」を購入しました。新品を半額で買ってきましたよ。比翼恋理もTOも終わってTOGfも終わりそうなので、TOXまでのつなぎということで。

キャラゲと侮るなかれ、なんと名作・良作まとめWikiページが作られるくらい出来がいいらしいです。テイルズもケロロも好きな自分がこれまでプレイしなかったのが異例なので(キャラゲというだけで敬遠してました)、これがあるべき姿ということだな、うん。


公式サイト : ケロロRPG|バンダイナムコゲームス公式サイト

ファーストインプレッション : 

とにかくアニメの雰囲気を大事にしているなという感じが伝わってきます。メインストーリーはフルボイスで、キャラの掛け合いとかもテレビアニメのノリが生かされてますし、小ネタもいちいち秀逸です。いきなり「ケロロの部屋のドアは扉ではなくてただの絵」とかコアなネタが振られるとは。
また、テイルズスタジオ制作らしく、随所にテイルズらしさも垣間見えます。戦闘システムはまんまテイルズのLMBSですし(システム的にはCC制ですが、TOHほど展開は早くありません)、戦闘後の掛け合いや、称号、料理などなど、おなじみのシステムも搭載です。ここまでするならチャットもあればよかったのに…というのはぜいたくか。代わりにフィールドでSELECTを押すと,ナレーターさんによるヒントが聞けます。
あえて難点を挙げるなら、ケロロたちのフィールド上でのドット絵が可愛くないことかな…

そんなわけで、しばらくまったりと楽しめそうです。


2011-08-01

アニメSTEINS;GATE感想 #3/#4

ようやく届きましたよ!我々は!4日間!待ったのだ!というわけで早速視聴。
※8/28追記:未来ガジェットCD2号の感想を修正しました。

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2011-07-31

【ゲーム】タクティクスオウガ 運命の輪 レビュー

とりあえず、今年の1月から半年以上にわたってプレイしていた「タクティクスオウガ 運命の輪」が一区切り迎えました。ウォーレンレポートはこんな感じ。

それにしても613回か…たぶんひとつのSRPGでここまでやりこんだものはないでしょうね。サモナイとか何周もしているのもありますけど、それでも200回は超えてないでしょうし。あと一度も撤退、C.H.A.R.I.O.T.使用がないのと、戦死者がない(称号取得とエンディング調整のために負傷者と戦死者が出てますけど、事故死はないです)のが見どころでしょうか。

さて、ゲームについて言えば、ものすごい面白かったかというとそんなことはないです。ストーリーは暗いし、僕が好きなファンタジー要素は薄いし、キャラデザもさほど好きではないし、後半作業だし。なのに、なのに暇な時間があるとついついプレイしてしまう、という恐ろしい作品でした。これまで半年とかプレイしたゲームはないと思う。大抵途中で飽きるもん。

良かった点:

  • ゲームバランスがよい…僕はこの手のゲームはもちろん得意なので、パーティの職業をばらけさせてレベルを上がりにくくすると言う一種の縛りを楽しみましたが、これが絶妙でした。他にもC.H.A.R.I.O.T.などプレイを楽にする要素はいくらでもあるので、初心者から上級者まで好きなように楽しめると思います。
  • 好きなようにパーティが組める…職業間のバランスもよく、使い物にならない職はないので、好きなようにすればいいと思います。やっぱりSRPGは汎用キャラだよね!ただ、一部転職証が非常に手に入りにくいキャラがいるのが残念。フォリナー四姉妹とか。
  • ストーリーがシリアス…まぁこれは良くも悪くもあるところです。カチュア死亡エンドとか救いないし、バカスカ人死ぬし。だからこそ、CC終了時のすっきり感もありますけどね。あと萌えはないぞ。
  • セーブロードが超早い(DL版)…セーブロードを頻繁にするゲームなので、これは大事。

気になった点:

  • キャラが育ちきると完全に作業ゲーに。まぁこれは仕方ないにしても、レベルが上がると物理が圧倒的に強いので、魔法職は用なしに。
  • パーティ上限人数が低い…固定キャラだけで40人います。上限が50人なので、僕のように汎用キャラが好きでも、パーティ全員(主人公除いて最大11名)を投入することが出来ません。ひどい…
  • 汎用キャラは人間以外命名できない…これは痛い。このせいで人間パーティにならざるをえなかった。
  • うぃっちデネブの加入条件や十二神将討伐など、無理ゲーとしか思えないやり込み要素がある。
  • カオスフレームの仕様がイミフ…なぜ同士討ちで上がる?
  • 武器間の差が大きい…一部武器(格闘や銃)は高ランクのものが手に入りにくく、火力に泣かされることがありました。
  • 忠誠度システム…いらない。アロセールさんがかわいそうだろ!

一般的には、レベルアップボーナスの仕様のせいで、あとから加入する固有ユニットが使いづらいなどのことが批判されてますけど、汎用中心の僕は気になりませんでした。オズマとかかなり後半に加入しましたけどバリバリ使ってましたし(まぁ彼女は素が強いのだが)。

うちのパーティについてはそのうち。

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