126 アイデンティティ(南奈津乃編③)

ネタバレ注意!

 

126 アイデンティティ

2065年

地上は危険ということで、BJが飛行モードで探しに行ってくれることになりました。…奈津乃がセクター2に来る必要あったんですかね?30分ほど暇になってしまったので、付近を探索してみましょう。

しばらく進むと機兵が落ちてました。

…この形状は第一世代だから17番機兵とはまた違いますね。

ぎゃわー!本日2回目のバラバラ殺人事件発生!BJ先生がー!
なんとか蘇生を試みようと、奈津乃が頭脳ユニットらしき部品を取り外すと、そこには「敷島ロボテクス」の文字が刻印されていました…宇宙人じゃなかったのかとがっくりくる奈津乃。というかこの状況でそこに一番がっくりくるとは大物過ぎる。

あら、別のロボだったみたいですね。あせった。しかしBJに敷島のことを聞くと、恐ろしい答えが返ってきます。町を破壊していたトライポッドは、敷島の火星開拓用ロボット重機。

奈津乃「…なんでよ 火星用のロボットが 地球を襲うの…」
BJ「… 地球ハ 襲ッテナイ ココハ 地球デハナイ」

と言っても、BJは自分に記録されているデータからそれを推測したに過ぎないらしく、確証はないと言います。そしてそのデータには、2188年に、大人の「南奈津乃」が、敷島のトップである「緒方稔二」に、森村の推進する「箱舟計画」の認可を求めているシーンが記録されていました。600万人のDNA情報を宇宙船に乗せ、12光年先の惑星系まで行き、最後にDNA情報から人間を再生する…という壮大な計画です。

そしてBJは言います。データは未来ではなく過去の記録、今ここにいる奈津乃こそが、再生された人類…なのだと。

南奈津乃編③エンド
「アイデンティティ」

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