2012-05-04

いとしのムーコ1 感想

みずしな孝之先生の最新作「いとしのムーコ」の1巻を購入してきました。みずしな先生の作品には珍しく、4コマ形式ではありません。

個人的にみずしな先生の動物ものは他作品にくらべていまいち…なものが多いような気がするのですが(チクチワワとかけものとチャットとか)、この作品はけっこう楽しめました。

ガラス職人のこまつさんとその愛犬・ムーコの楽しい毎日が描かれてます。とにかくムーコがかわいい。動物嫌いの僕にすらこのムーコは愛しいと感じさせる先生の技量はさすがですね。犬の賢い一面とおバカな一面がうまくデフォルメされて、自然に笑いがこぼれる作品でした。

こまつさん以外の人が写真を撮るとムーコはただの犬にしか写らないのに、こまつさんが撮るとものすごい生き生きした姿で写るっていうエピソードがよかったです。

みずしな先生のちょっとシュールな作風が好きな人にはお勧め。今月は「にゃがまさ通信」、来月は「うわの空チュートリアル③」も出るので先生のファンは要チェックですよ。

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コメント & トラックバック

ムーコファンの一人です。私の犬は天に召されました。名前はアホと言います。犬はとても感情が豊かです。ビックリしました。みずしま先生の描く主人公(?)の気持ちよくわかります。今ムーコに関する記事読みまくってます。ほかのみずしま作品も挑戦しようかと思います。

ジャズユミさんこんにちは。コメントありがとうございます。
動物たちってきっと、人間では考えも付かないようなことを考えているのかもしれないなーと思うことがよくありますよね。そのかしこくも馬鹿っぽい犬の特徴をうまく描いているマンガだと思います。飼い主のこまつさんもムーコを大事にしているから、見ているとうれしくなりますね。
最近のみずしな先生の連載で手軽に読めて、なおかつ先生らしい作品は、週刊ファミ通に掲載されている「いいでん!」だと思います。興味があれば是非そちらも読んでみてください。

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