テイルズ オブ ゼスティリア プレイ日記 その33

24 穢れ渦巻く聖地へ(続き)
  02 ヘルダルフと決着を付けよう

いよいよ純粋な1週目の感想としては最終回です。クリア後、2週目、DLCが残っているので気分的には折り返し地点ですが。

前回ラスボス前にたどり着き、宿屋で回復をして準備万端です。回復アイテムも買い込み、ついにヘルダルフと対峙します。ヘルダルフは「最後にもう一度問おう、導師スレイ。ワシに降れ」と勧誘してきますが、あっさりお断りしました。苦しみに抗うことで生きてるって実感したいから…か。ちょっと説得力としては弱い感じもしますが。

BOSS ヘルダルフ

序盤は攻撃力こそ高いものの、攻撃は大ぶりなので、ミクリオと神依化し距離を取って攻撃していればOK。
HPが75%以下になるとイベントが発生します。さらにHPを削ると豪炎展開という突進技を使ってくるのですが、攻撃範囲が非常に広い上に秘奥義で即死するので要注意。距離を取り、仲間と一直線上に立たないようにしましょう。

ジイジを取り込み精神的な動揺を誘ったヘルダルフ。作戦は成功したかに見えましたが、スレイは迷いを断ち切り、取り込まれたジイジを貫きました。作戦が失敗したヘルダルフはマオテラスと神依化し、巨大化して襲いかかってきました。久々に向かっ腹の立つラスボスだ…

BOSS ヘルダルフ

攻撃が重くひるまない強敵ですが、実は左手の前がほぼ安全地帯なので、そこに位置取り神依化して天響術を乱発していれば比較的余裕があります。
HPが3/4、1/2、1/4、1/10になると大技を撃つモーションに入るので、コンボからバニッシュブラストにつないで阻止しましょう。竜属性なので、ドラゴンの付いた装備品があるなら装備しておくとかなり楽になります。

仲間を力として打ち出すジークフリートを4発撃ち込み、神依化ヘルダルフを何とか撃破。しかしヘルダルフはまだ倒れていませんでした。スレイはロゼを安全な場所に逃がし、一対一の勝負を挑みます。

BOSS ヘルダルフ

秘奥義を当てれば勝ちなのですが、鋼体が強いため特技ではほぼひるみません。攻撃をステップでかわし、太刀紅蓮を連発してひるませましょう。

最後は秘奥義・獅子戦吼の撃ち合いになりましたが、間髪入れずにスレイが放った2発目がヘルダルフをまともにとらえ、ついに勝負が決着しました。穢れを祓われて人間の姿に戻ったヘルダルフは、自分にとどめを刺せば新たな災禍の顕主が生まれるのだ、とスレイを挑発します。しかしスレイはヘルダルフにとどめを刺すことで、永遠の孤独から解放したのでした。残った穢れは、ヘルダルフの遺体から飛び出した4色の光と共に天に昇り、それを見届けたスレイはマオテラスを自分に宿して長い眠りにつくのでした。


それから長い時を経て、一人遺跡探索を続ける成長したミクリオの姿がありました。そんな彼の前に現れた懐かしい影は―

というところでエンディングです。


ラスボスは思ったほど強くなくて安心しました。これは個人的な意見ですが、ラスボスはあまり強いと、エンディングを見たいのに見れなくてイライラするので、それまでのボスとくらべてもちょっと弱めくらいでちょうどいいです。むしろ最終戦としての演出の方が大事。そういう意味では良いラスボス戦だったと思います。ジークフリートのシーンはもうちょっとためてくれても良かったけどね。

さて、これで1週目が終わったわけです。ストーリー感想はまたどこかで書きますが、全体的に言えばよかったのではないかと思います。個々のエピソードも質の高いものが多かったですし、演出も悪くなかったです。アリーシャも途中で離脱するのはどうかと思いましたけど、最後まで見ればその行動原理は納得のいくものになっていましたし、姫騎士という立場からしても旅に同行しないのはまぁ理解できる範疇ではあります。離脱後にあちこちでディスられてるのはどうかと思いますが。

しかしやはりロゼ関係のイベントが引っかかります。結局最後まで来ましたが、彼女に連続殺人犯というキャラ付けを与えた意味はよく分かりませんでした。普通に義賊というキャラ付けで問題なかったはず。
また最終戦後もちょっと。あれだけスレイは立派なことを言っていたのに結局あまり逡巡もなくヘルダルフにとどめ刺しちゃいましたし。「穢れ」とは結局何だったのか。それになんでエンディング後に天族たちはしれっと復活してたんですかね?そういう話だったっけ?

結局のところ、制作者サイドは、このストーリーを通じて、何かを得るにはなにかの犠牲が必要になるということを描きたかったようなのですが、ゲームみたいなエンターテイメントでそれを描かれてもなぁ…という思いが強いです。ご都合主義と言われようと、やはりカタルシスの得られるストーリーにしてほしかったですかね。

≪現在残っているもの≫

  • 探索…霊峰レイフォルク(道)(岩)
  • 鍵付宝箱…霊峰レイフォルク1個、ガンガレン遺跡2個、ザフゴット原野3個、トリスイゾル洞2個、プリズナーバック湿原2個
  • サブエピソード…霊峰レイフォルク

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 おめでとうございます!大作を終わらせるってゲーマー冥利に尽きますよね!

>ラスボスはあまり強いと、エンディングを見たいのに見れなくてイライラするので、それまでのボスとくらべてもちょっと弱めくらいでちょうどいいです
 それはちょっと独特の見解に思えます。私はラスボスにそれなりの強さ求めてます(そういやここ数年、RPGでラスボス相手に全滅した記憶がない)。

>全体的に言えばよかったのではないかと思います
 「よかった」と言えてよかったです。ロゼはまあ、仕方ないか。穢れって微妙なテーマなのでハッキリとした概念がほしかったですね。

 DLCのエピローグも楽しんで下さい。

とりあえずエンディングは迎えられて安心しました。僕の「終わり」は言うまでもなくトロフィーコンプなので、終わった感はまだ全然ありませんが。
> それはちょっと独特の見解に思えます。
でしょうね。でも僕のように何周もする人間から見ると、ラスボスも一種の中ボスなんですよ。ひりひりするような戦闘は隠しボスで楽しむから、お前は早くそこをどいてくれ的な感じです。
> 穢れって微妙なテーマなのでハッキリとした概念がほしかったですね。
おっしゃるとおり。

>言うまでもなくトロフィーコンプなので
 言われるまで忘れてましたww。

>何周もする人間から見ると、ラスボスも一種の中ボスなんですよ
 なるほど。私は一周で手一杯です。もっともブレセカのバーターサブシナリオは周回プレイ前提っぽいですが(それともまた同じ展開を何周もする?)。

>おっしゃるとおり
 そもそも穢れって日本的な価値観ですからね…。それが差別を生んだり。

 おわかりと思いますが「それともまた同じ展開を何周もする?」はブレデフォ5章以降のあれです。

また説明不足すみません、バーターサブシナリオは同じイベントを何度もこなして、その都度違う選択をする事で、最後にはジョブをコンプ出来るのかな、と予想しました。そういう意味です。

これは僕も同じ予想をしてます。でもそうだとすると前作とネタがかぶってるような気もするしなぁ。

 でも、一周でジョブが全部揃わないなんて嫌すぎますから。

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