テイルズ オブ ゼスティリア プレイ日記 その9

12 澄んだ赤と黒き風(続き)
  09 この部屋から出よう
  10 部屋の中を色々調べてみよう
  11 扉が開くまで時間を潰そう
  12 早くこの煙を止めよう
  13 ロゼの悲鳴がした方へ急ごう
  14 ロゼが目を覚ますまで休憩しよう
  15 改めて遺跡を隅々まで探検しよう
  16 オイシさんのところへ戻ろう

久々の遺跡探索に乗り出したスレイ一行。ロゼのうっかりでロゼとでゼルが分断されてしまった間に、ライラはスレイにロゼを旅に誘うよう持ちかけます。ロゼは「『同じものを見て、聞くことのできる真の仲間』」なんだって。アリーシャもそうだったと思うんですけどねぇ。「アリーシャさんの時のように従士の代償でお互い苦しむ事もないと思いますわ」…ってアリーシャは真の仲間じゃなかったってことなんでしょうか。なにそれ。つーか霊応力が高いということで職業的殺人者を仲間にしようと言い出す面々はかなりおかしいのでは。これか、このゲームが批判されているのは。

気を取り直してロゼを追いかけると、ドラゴンの幼体ドラゴニュートが暴れてました。パピーよりやばそう。でもミクリオまで「スレイには本当の意味で導師の宿命を共感できる人間の仲間がいないんだ」って…いくら何でもアリーシャを蔑ろにしすぎ!

BOSS ドラゴニュート戦

ボス戦に見せかけたロゼの口説きイベントです。時間稼ぎが重要なので、距離を取って戦いましょう。幸いミクリオと神依化すれば遠距離攻撃で一方的に叩く事も可能です。
ロゼに「ウィクエク=ウィク」の真名を付けて従士契約をし、しばらく戦うとデゼルも陪神契約をしてくれます。これで弱点も突けるし戦力も2倍で楽勝!…かと思いきや、普通にやられたりするので回復重視で戦いましょう。ガード不能の兜割りはサイドステップでかわし、そのまま反撃に出られます。後半戦になると使ってくるブレス攻撃は回避しづらい上に麻痺の追加効果があるので要注意。

デゼルは友人を殺し、風の傭兵団に濡れ衣を着せて暗殺ギルドに貶めた憑魔に復讐することが目的だそうです。ライラが陪神契約したのは、復讐にとりつかれたデゼルが憑魔化していないのはロゼの力があったからで、ロゼがスレイと共に来るのならばデゼルもセットでないとまずいからだって。この「憑魔を減らす(増やさない)ためなら何やってもOK」の価値観はいまいち感情移入しづらいなぁ。しかしデゼルがロゼを心配する気持ちは本物のようなのでよしとしましょう。アリーシャ関係はフォロー不能ですが…「やるだけのことはやった」って、何かやりましたっけ?

それはさておき、憑魔化が解けた犬の天族オイシと別れ、さらに遺跡の深部を目指します。しばらく行くと黄の瞳石・ドヴァーを発見。ヘルダルフが戦争を利用して憑魔の蟲毒みたいなことをやってる様子でした。今回の戦闘に顔を出してきたのもそこら辺に理由があるんでしょうか。

最深部では、導師の試練を描いた壁画が見つかりました。これによると4カ所のポイントを巡らなければならない様子。レイクピロー高地の北部に1つ、大陸中央のアイフリードの狩り場とバイロブクリフ崖道に1つずつ、ウェストロンホルドの裂け谷方面に1つ。ここを巡ればパワーアップできるかも…というはかない希望に乗っかることになりました。とはいえそのためには帝国を自由に動けないとまずい、でもスレイは帝国には敵国の人間として認知されている、というわけで、まずは戦争に介入した釈明をするためにローランスの皇都ペンドラゴに向かう事になります。なんでや!釈明するための言い訳持ってないだろ!というプレイヤーのツッコミはまたも無視されました。
なおオイシも祀る人を連れてくれば加護天族になってくれるそうですので一安心、か。

石碑/ディスカバリー

  • ディスカバリーNo.018「ドラゴンの廊下」
  • 石碑「3つの術技」
  • ディスカバリーNo.019「試練の壁画」
  • 石碑「操作モード変更」

ノルミン

  • ブロック(地-Lv.2)

久々のダンジョン探索は謎解きも多く、確かにいい気分転換にはなったのですが、アリーシャのことがずっとディスられていてもやもやします。人と天族の共存とか言っておきながら、アリーシャが負担になったら切り捨てて(切り捨てたわけではないですが、身を引いたことが分かっていて引き留めなかったんだから同じでしょう)、それを「彼女には彼女の夢があるから」って美談にしてるのは正直どうなのか、と思います。そもそも彼女は今夢を追うどころではなくなっているわけですし。本来スレイたちは、アリーシャを釈放してくれるようまずハイランドに向かうべきで、何故ローランスに向かおうとしているのか全然理解できないんですよね。

ロゼもシリアルキラーなのに裏表がなさ過ぎて正直怖いです。いや、キャラ立てからも悪い子じゃないのはよく分かるんですけど、常に「シリアルキラーであることを除けば」という枕詞を足して見ないといけないので素直に好感持ちたくない自分がいます。これ納得できる理由提示されるのかなぁ。シリアルキラーになる事を正当化できる理由はほとんど存在しないような気がしますが。

≪現在残っているもの≫

  • 探索…アロダイトの森(岩)、霊峰レイフォルク(道)(岩)、ボールス遺跡(岩)、グレイブガント盆地北西部
  • 鍵付宝箱…レディレイク4個、ガラハド遺跡1個、地下水道1個、霊峰レイフォルク1個、マーリンド1個、グレイブガント盆地1個、ティンタジェル遺跡群2個
  • サブエピソード…霊峰レイフォルク

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 テイルズは作品ごとにシナリオのムラっ気大きいのですか?

あまり認めたくはないのですが、時折フォロー不能なくらいまずいシナリオの作品が出る事もありますねぇ。TOX、なりダンX、TOT、TOD2あたりがやり玉だったでしょうか(個人的にはTOXはそこまでひどくはなかったのですが)。シナリオライターさんは色々変わっているようなので仕方ないといえばそうなのですが。

 私が言いたいのは、こればっかりですが、FFもそうだと言うこと。最高傑作と呼ばれる7もシナリオは結構おかしい。

RPGのおもしろさを決定づける要因はもちろんいくつもありますが、ストーリーがまずいと他の要素もまずく見えてくるのが困りものです。

 確かに、戦闘や育成も大事ですが、物語が悪いとそれらも色あせてしまう。あとストーリーと同じくらい重要なのはキャラクターかと。

キャラも重要ですね。テイルズは時々全く感情移入できないキャラもいるんですが、大体1作に1人はお気に入りのキャラができるので楽しめてます。今作はエドナだなこれは。

 続編でキャラのイメージを台無しにされたことは?FFはもちろんw、あります。

テイルズは続編がかなり少ないですからね。その数少ない続編でもキャライメージが崩壊したことはないかなぁ。

>その数少ない続編でもキャライメージが崩壊したことはないかなぁ
 FF10-2でヒロインの「キャラ壊れた」と感じましたがそれはヒロインが無理矢理背伸びをして自分を作っていたせいだとの説明です。納得はできません。
 13シリーズでは13無印の重要キャラが13-2で死んでLR13で生き返る、などととんでもない展開がありまして…。

> 13シリーズでは13無印の重要キャラが13-2で死んでLR13で生き返る、などととんでもない展開がありまして…。
人の命軽すぎぃ!

 FFは人の命が比較的軽いゲームでして、特にスーファミではよく生き返って(実は生きてたとか)ました。PS以降そういう展開が少なくなっていたので(特に10は命が重い)油断してましたが、13では軽かったのでそれも不評の一因かと思われます。

恐らくですが開発陣はアリーシャをディってるというつもりはなかったと思われます
ここで失敗なのがロゼが仲間になるように 自然にストーリーを持っていけなかったことでしょう
さすがに声優ひいき説は「馬鹿なんじゃねーの?」と思いますけど
ただロゼって人気キャラクターになることを期待されていたんじゃないかな

yukkun20も開発陣にそういう意図があったとは思ってませんが、ここはとにかく演出が悪い感じがします。別にアリーシャを下げなくてもロゼを上げることは出来たし、アリーシャはアリーシャでロゼとは違う立ち位置でスレイの協力者を演じることが出来たはずで(それこそTOZXのように)、ちょっと残念でしたね。
> 声優ひいき説は「馬鹿なんじゃねーの?」と思いますけど
同感。

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