2026-03-01
【ゲーム】OCTOPATH TRAVELER 0 レビュー
結局1の世界とはパラレルワールドってことでいいのかな?。
OCTOPATH TRAVELER 0
| プラットフォーム | Nintendo Switch™ 2 / Nintendo Switch™ PlayStation®5 / PlayStation®4 / Xbox Series X|S Steam® / Microsoft Store on Windows |
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| ジャンル | シングルプレイRPG | |
| 価格 | 【パッケージ版】 通常版 7,678円(税込) コレクターズエディション 25,980円(税込) 【ダウンロード版】 通常版 7,678円(税込) デジタルデラックスエディション 9,878円(税込) デジタルデラックスアップグレード 2,860円(税込) |
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| 公式 | オクトパストラベラー0 | SQUARE ENIX | |
| プレイ時間 | 1周目:150時間 トロコン:+16時間 |
ストーリー
- 主人公の故郷ウィッシュベールは突如、「神の指輪」を狙う謎の武装集団に襲撃された。なんとか襲撃を逃れた主人公は、この惨劇の背後に3人の覇者達の存在があることをつかみ、その3人への復讐を決意するとともに、幼馴染のスティアと共に滅びた故郷を復興するため復興することになる。各地にいる覇者達の支配に抗う人々との出会いと別れを通して、主人公はやがて指輪を巡る戦いに巻き込まれていく―
- スマホゲーとして開発された「オクトパストラベラー 大陸の覇者」をコンシューマーに落とし込んだゲームです。といってもシングルプレイに最適化されていて、元々がスマホゲーだったことはあまり感じさせない構造になっていました(時々残滓が見えますが…)
- 過去作では8人の主人公によるオムニバス形式になっていましたが、今作はキャラクターメイキング出来る主人公が1名存在し、その主人公の目を通した物語になっています。主人公はいわゆる無口キャラで選択肢でしか喋らず(戦闘中は喋ります)、自らストーリーを引っ張っていくというより起きた事件に巻き込まれていく側面が強いのですが、”選ばれし者”という、この世界では非常に特殊な存在であることからその存在感はしっかり描かれており、他のキャラに埋没してしまうと言う事はありませんでした。
- ストーリーは章立てになっているのですが、ここは若干マンネリ気味でした。大体悲劇発生→それに抗う人々との出会い→新たな仲間と裏切り→裏切者との訣別→ボス撃破という流れが繰り返されることになります。物語自体も単独で見ると救われないものも多く、死者も多く、暗いストーリーが続きます。その一方で、町の復興という明るいストーリーもあるので、全体として陰鬱…というわけではないのですが、もう少しメリハリがあってもいいのかなと思いました。過去作でも8人の主人公のストーリーはかなりバリエーションがありましたしね。
システム
- 街から街へ移動しながら、ダンジョンを探索したりイベントを発生させたりして進んでいく、オーソドックスなRPGです。
- 過去作同様、HD-2Dを利用した、ドット絵と3Dを融合した独特のグラフィックは相変わらず美しいです。です。前作同様美しさについては文句なし。また奥行きも表現されているので、物陰に宝箱や隠し通路などが配置できるようになっていて、たんなる2Dゲーにはなっていません。
- また今作の新要素として、タウンビルドがあります。建物やキャラクターを自由に配置し、主人公の故郷ウィッシュベールを復興していくのですが、これとHD-2Dの相性が抜群でしたね。yukkun20はクリエイティビティの乏しい人間なので、例えばマイクラのような自由度が高いタウンビルドは苦手なのですが、本作のタウンビルドは2D上のマップに建物を設置していくというある種制限的なものですし、カメラも固定なのでカメラ方向からの見栄えだけを気にしていればいいですし、HD-2Dで作られた美しい建物をポンポン並べるだけでそれなりの見た目になります。
公式がXで、自慢の町を募集する企画をしていたのですが、それを見てyukkun20も挑戦してみたくなり、本編そっちのけでのめり込むほどはまってしまいました。ちなみにタウンビルドはほぼ手を付けなくても普通にクリアは出来るので、本当に苦手な人も大丈夫です。
- 主人公はキャラメイクで、外見やボイスを自由に設定することが出来ます。ドット絵なので制限はあるもののバリエーションも多く、ともすると没個性的になりがちな無口主人公へ愛着を持つひとつの動機付けになっていました。
- それからシリーズ恒例の「フィールドコマンド」というシステムがあります。これはマップ上にいるNPCに行使することで、そのNPCの情報を入手したり、アイテムをもらったり、ウィッシュベールの住民として招いたりすることが出来ます。過去作では主人公ごとに別の能力を持っており、パーティを頻繁に組み替える必要がありましたが、今作では主人公に能力が集約されているので使いやすくなりましたね。
- やはり一番面白かったのは前作同様、NPCのキャラクター設定をのぞけるコマンドでしょうか。今作も1の700人超、2の1000人超に匹敵する800人超のNPC全員に短い設定が用意されていて、それを見ることが出来ます。意外な過去やどす黒い意志、表に出てない人間関係や血縁関係などが分かって楽しいです。全員分見ちゃった。
- UIもスッキリまとまっていてつかいやすかったです。
キャラクター
- PCキャラは全部で35人です。主人公はパーティ固定で、残りの34人は任意加入のキャラと、強制加入のキャラが居ます。
- さすがにこれだけいると、一人一人についてのストーリーは少なめです。メインキャラであるスティアとフェンはメインストーリーにも積極的に絡んできますが、残りのキャラは加入時と、あとお当番サブイベントが1本ある程度で、味付けは薄目です。でもどのキャラも旅をする目的や、メインストーリーの背後で目指している個人的な目標などがキャラクター設定や町での会話などでちょこちょこ描かれており、あれ、このキャラどこで加入した誰だっけ…みたいなことになることはありませんでした。
- また加入タイミングもかなり考えられていて、推奨レベル順にプレイすると、ほぼ均等にキャラが増えていくようになっています。そのため順次パーティメンバーを入れ替えるとしても、どのキャラも一定期間パーティに入れて使い心地を確かめることができるようになっていたと思います。使い勝手が近いキャラも何人かいるので、キャラ重視のパーティを組むのも難しくなかったです。2のように深い設定のキャラ8人で旅をするのも楽しいですが、今作のように大勢のキャラでわちゃわちゃ旅をするのも楽しかったですね。
戦闘
- ランダムエンカウント制で、戦闘はターン制のコマンドバトルです。ターンごとに敵味方が行動速度(にランダム値を加えた数値)に応じた順番で行動順が回ってきます(ボスなどは1ターンに複数回行動することもある)。「通常攻撃」「アビリティの使用」「防御」「アイテム」などから行動を選択します。
- 今作では8人パーティになり、4人が前列、4人が後列になりました。基本的には後列は行動出来ずダメージを受けることもありませんので、前線で戦い消耗したら後列に下げたり、あるいは強力な技を持つキャラをシールドブレイクまで後列で温存し、ブレイクしたら前線に出して暴れさせるなど、戦略が一気に豊かになりましたね。前衛と後衛の抗体もボタン一つで可能なのでスピード感を削ぎません。
- まあ35人パーティで戦う特殊戦闘もありますけどwさすがにびっくりしました
- 味方の攻撃には、武器8種、属性6種の合計14種の属性が設定されています。敵にはそのうち2~5つ程度の弱点と、シールド値が設定されています。弱点を突く攻撃をするとシールド値が減り、0になると、敵はそのターンと次のターン、シールドブレイク状態になります。シールドブレイク状態だと、敵は行動出来ず、どの属性で攻撃してもダメージが2倍に増加します。
- また味方はターンが回ってくる旅に、BPというポイントが1つずつ加算されます。行動時にBPを最大3つ消費することで、行動の効果(攻撃行動なら与ダメージ、回復行動なら回復量、バフデバフなら継続ターン数)を大きく増加することが出来ます。よって、シールドブレイク時にBP消費行動を重ねることで、敵のHPをごっそり削ることが出来ます。とはいえそれぞれのキャラが扱える属性は限られていますし、行動順にもランダム要素があるので、狙ったタイミングでシールドブレイク出来るわけではありません。攻撃力は低いが多段ヒットするアビリティを持つキャラでシールドを削り、その間にサポートキャラでアタッカーを強化し、ブレイクしたところでアタッカーが全火力を集中して削る、これがうまく決まると本当に気持ちよかったです。
- また各キャラクターは、「バトルアビリティ」(いわゆる戦闘スキル)を3つ、「サポートアビリティ」(いわゆるパッシブスキル)を2つ装備出来るようになっています。各キャラクターは同じ職業に就いていても微妙に使い勝手に差があるのですが、これによりその差を埋めたり、あるいは長所をさらに伸ばしたり、補助的な役割を担わせたりすることができるようになっています。一撃が思いキャラに多段攻撃を持たせてシールドを削りやすくしたり、行使出来る属性の幅を広げて多様な敵に対応出来るようにしたり、サポートキャラに回復技を持たせて支援の幅を広げたりといろいろできます。他方で装備出来ないそのキャラ固有のアビリティもありますし、また装備出来る武器は各キャラ固定で変更出来ないなど、キャラの差別化も損なうことないシステムとして成立していました。
総評
- 前作のシステムを踏襲しつつ、ボリューム、グラフィック、ゲームバランスなどが見事に進化した、期待通りの名作です。前作同様全てのNPCから全ての持ち物をもらい、全ての情報を探ったりしていて、結局160時間以上余裕でした(前作は100時間、前々作は160時間)。
- そんなわけで、前作を楽しめた人には間違いなくお勧め。一応Ⅰの数年前辺りが舞台で、共通のキャラも登場しますが、キャラクター設定は微妙に矛盾しているところもありパラレルワールドと考えれば良さそうなので、本作から入っても全く問題無いと思います。オーソドックスでありながら快適なRPGがプレイしたい人、ドット絵が好きな人、NPC大好きな人にお勧めします。
- それから最近では結構珍しい、スタッフルームがあるのもうれしいですね。
- まあそこに行くには裏ボスを撃破しないとダメなのですが…こちらのサイトを参考にしたら5ターンで殴り倒せましたのでぜひ参考になさってください。
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