291 命がけの防衛~292 世界の真相(比治山隆俊編④)

ネタバレ注意!

291 命がけの防衛

1985年

ついにセクター4にも怪獣が進行してきました。比治山は、沖野から渡された手紙を読み直します。沖野は万が一に備え、自分の12番機兵をセクター5の海中に隠し、比治山でも機兵を起動できるよう改造を施していました。沖野は死んだわけではない、ユニバーサルコントロールによって隔離されているだけだ。そして彼が帰ってくる場所を守るのが、自分の役目だ。比治山は12番機兵を起動します。

292 世界の真相

1985年

機兵を起動した比治山に、沖野から通信が入ります。沖野は既にこの世界から離脱していました。インナーロシターは、比治山達がいる世界を本物のように知覚させるため、人間の五感を操作するためのもの。

沖野は、居間自分たちがいるコクピットこそが現実世界であり、普段比治山達が生活しているのは仮想空間に過ぎないと言います。そしてこのコクピットは、自分たちを産み、成長させている育成ポッドだそうです。

たしかに。つまり現実世界の肉体はポッドに入ったままで、そこで仮想現実を体験していたというわけですね。開拓を始める前に、人間社会というものを経験させて経験値を上げることが目的でしょうか。…ん?

だからコクピットでは裸だったのかー!超納得。読者サービスじゃなかったんだ。

ということは、世界が滅んでリセットされると、多分この肉体も破棄されちゃうんでしょうね。生き残るには、世界の滅びを食い止めるしかないのは同じ。比治山は決意を新たに、最終戦へ出撃します。

比治山隆俊編エンド
「貴様を独りにするものか」

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